JP2002140333A - 店舗情報提供方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 広告主が自己の店舗の販売促進の向上及び収
益の増進を図り、ユーザに最新の店舗情報、販促情報の
提供をタイムリーに配信する。 【解決手段】 インターネット上のサーバから、予め登
録された店舗会員の店舗情報を、地図データと対応づけ
て予め登録されたユーザ会員に提供する店舗情報提供方
法において、店舗会員に対してナイト産業に関する店舗
の販促情報を入力させ、サーバは、ユーザ会員に対して
販促情報受信の有無と受信を希望する店舗ジャンル及び
エリアの入力を促し、販促情報受信有の入力があった場
合に店舗ジャンルとエリアとをユーザ会員データに登録
する。サーバは、利用期間内に限り販促情報が存在する
店舗と販促情報が存在しない店舗を識別して地図データ
上に表示し、販促情報受信有のユーザ会員のＰＣ又は携
帯端末の電子メールアドレスに対して、店舗の販促情報
を利用期間内に限り一定期間ごとに配信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、予め登録された店
舗会員の店舗情報を地図データと対応づけてインターネ
ットを介して提供する店舗情報提供方法に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】インターネットを利用した店舗情報提供
方法としては、店舗の情報とその店舗の地図上での位置
とを対応づけてWEB サイト（地図情報サイト）上に表示
するものが一般的に知られている。このような従来の店
舗情報提供方法では、予め広告主が地図情報サイト上に
自己の店舗情報と地図データ上での店舗の位置情報を対
応づけて登録する。そして、一般ユーザはインターネッ
トによりこの地図情報サイトにアクセスし、地図情報サ
イト上で所望の地域を選択して絞り込み、必要な地デー
タを表示させる。この地図データ上には種々の店舗がマ
ーク表示されており、ユーザが地図データ上で所望の店
舗マークをクリックすると、クリックした店舗の店舗情
報が表示されるようになっている。即ち、店舗情報を登
録した地図情報サイトに、ユーザが一方的にアクセスす
ることにより店舗の宣伝等の店舗情報を入手できるよう
になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の店舗情報提供方法は、店舗情報をユーザから
の一方的なアクセスにより店舗の宣伝を行うものである
ので、広告主にとっては、自己の店舗を地図情報サイト
に登録しても、ユーザが自己の店舗情報を検索してくれ
ない限り店舗情報をユーザに伝達することはできない。
たとえ、ユーザが自己の店舗情報にアクセスしたとして
も、自己の店舗情報をユーザに認知して貰うだけでは収
益を得ることは困難である。即ち、居酒屋、クラブなど
の歓楽街で営業する種々の店舗にとっては、自己の店舗
を認知したユーザが実際に来店することで初めて収益に
繋がるものである。また、単に自己の店舗情報をWEBサ
イトに登録するだけという受動的な販促活動は地図情報
サイトの主催者任せとなり期待できないものである。

【０００４】一方、一般ユーザにとっては、種種の店舗
情報を入手するためには、自ら検索エンジン等を利用し
て地図情報サイトを検索し、更に検索された地図情報サ
イトに登録された店舗の中から所望の店舗を検索する必
要がある。そして、検索の結果、所望の店舗情報を入手
したとしても、このような地図情報サイトに登録されて
いる店舗情報は通常、更新頻度の少ない固定された情報
であることが多く、次回の検索意欲が喪失する。このた
め地図情報サイトに登録された店舗情報が更新された場
合でも一般ユーザは、タイムリーに新しい情報を入手す
ることが困難である。しかも、更新情報が商品の割引情
報やサービス期間についての情報等、ユーザにとって利
用価値の高い情報である場合に、このような有益な店舗
情報や販促情報をタイムリーに入手できず、インターネ
ットを利用して店舗情報等を入手することの利点が失わ
れてしまう。

【０００５】また、地図情報サイトに登録されている店
舗情報等は固定された情報でありゲーム性もないことか
ら、ユーザの地図情報サイトに対するアクセス頻度は更
に減少し、その結果最新の店舗情報の入手の遅れを更に
助長する。

【０００６】更に、ユーザは歓楽街の店舗を利用する場
合、予め自宅等のＰＣから必要な店舗情報を入手してか
ら目的の店舗を訪れるよりも、むしろ街中を歩きながら
近くに所望の店舗があるかどうかを探すことが多い。こ
のため、ユーザは、携帯電話やＰＨＳ等のモバイル情報
機器に連動した店舗情報の提供サービスを受けることが
できれば行動をとりやすい。

【０００７】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、広告主にとって自己の店舗の販売促進の
向上及び収益の増進を図ることができる店舗情報提供方
法を提供することを主な目的とする。本発明の別の目的
は、ユーザにとって最新の店舗情報、販促情報の提供を
タイムリーに受給することができる店舗情報提供方法を
提供することである。本発明の別の目的は、ゲーム性を
向上してユーザのWEBサイトへのアクセス頻度を増加さ
せることができる店舗情報提供方法を提供することであ
る。本発明の別の目的は、行動中のユーザにとって店舗
情報の提供を受信しやすい店舗情報提供方法を提供する
ことである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項１に係る発明は、インターネット上のサーバ
から、予め登録された店舗会員の店舗情報を、地図デー
タと対応づけて予め登録されたユーザ会員に提供する店
舗情報提供方法において、店舗会員に対してナイト産業
に関する店舗の販促情報を入力させる情報入力ステップ
と、入力された販促情報を、店舗会員の店舗会員データ
に登録する情報登録ステップと、ユーザ会員に対して、
販促情報受信の有無と受信を希望する店舗ジャンル及び
エリアの入力を促す受信入力ステップと、販促情報受信
有の入力があった場合に、販促情報受信有と店舗ジャン
ルとエリアとを、販促情報受信有の入力を行ったユーザ
会員のユーザ会員データに登録するデータ登録ステップ
と、地図データと対応づけて店舗情報を表示すると共
に、販促情報が存在する店舗と販促情報が存在しない店
舗を識別して地図データ上に表示する店舗表示ステップ
と、販促情報受信有のユーザ会員に対して、ユーザ会員
データに登録された店舗ジャンルとエリアとに属する店
舗の販促情報を配信する配信ステップと、を備えたこと
を特徴とする。

【０００９】この請求項１に係る発明では、店舗表示ス
テップで販促情報が存在する店舗と販促情報が存在しな
い店舗とが識別されて地図データ上に表示されるので、
ユーザ会員は地図情報サイトにアクセスした場合に店舗
の販促情報をいち早く得ることができる。また、本発明
では、配信ステップで販促情報の受信を希望するユーザ
会員に対して、ユーザ会員データに登録された店舗ジャ
ンルに属する全ての店舗の販促情報を配信するので、店
舗会員は、自己の店舗の販促情報を配信して販売促進の
向上を図ることができる。また、ユーザ会員は、地図情
報サイトにおける自己の興味のある店舗の有益な販促情
報を得ることができる。

【００１０】本発明における「販促情報の配信」とは、
販促情報をユーザ会員に提供することができるものであ
れば良く、任意の配信方法を選択することができる。例
えば、ユーザ会員がＰＣ（パーソナルコンピュータ）又
はワークステーション等のコンピュータから地図情報サ
イトへアクセスして希望する店舗の販促情報をユーザ会
員端末に表示させることは勿論、携帯電話、ＰＤＡ等の
携帯端末から地図情報サイトへアクセスして希望する店
舗の販促情報をユーザ会員端末に表示させること、及び
サーバ側からユーザ会員のＰＣ、携帯端末に対して販促
情報を送信することが含まれる。ここで、「店舗情報」
とは、例えば店舗パスワード、名称、ヨミ、ジャンル、
住所、最寄り駅、電話番号、営業時間、費用、ＰＲ等が
挙げられるが、店舗に関する情報であればその内容は特
に限定されるものではなく、任意に定めることができ
る。また、「販促情報」とは、例えば現在割引サービス
を期間中である旨等が挙げられるが、店舗の販売促進を
行うための情報であればその内容は説くに限定されるも
のではなく、任意に定めることができる。

【００１１】請求項２に係る発明は、請求項１に記載の
店舗情報提供方法において、前記情報入力ステップは、
店舗会員に対して、更に販促情報の利用期間の入力を促
すものであり、前記情報登録ステップは、更に入力され
た利用期間を店舗会員データに登録するものであり、前
記配信ステップは、前記利用期間内に限り販促情報を配
信するものであることを特徴とする。

【００１２】店舗の販促情報は、日時によって変更され
るものであるが、この請求項２に係る発明では、店舗会
員が指定した利用期間に限り販促情報をユーザ会員に配
信するので、販促情報が変更されるまでの期間を予め利
用期間として定めておけば、ユーザ会員は利用できなく
なった販促情報の提供を受けることがなくなる。このた
め、ユーザ会員が販促情報に記述された割引サービス等
に基づいて店舗を来店したが、既にその有益なサービス
の利用期間が終了していた、等の不利益を回避すること
ができる。

【００１３】請求項３に係る発明は、請求項１又は２に
記載の店舗情報提供方法において、前記配信ステップ
は、販促情報を一定期間毎にユーザ会員の電子メールア
ドレスに配信するものであることを特徴とする。本発明
では、サーバ側からユーザ会員の電子メールアドレスに
販促情報を配信するので、店舗会員は、ユーザからのア
クセスに任せることなく自己の店舗の販促情報を能動的
に提供することができ、これにより販売促進の向上を図
ることができる。また、ユーザ会員は、地図情報サイト
へアクセスすることなく自己の興味のある店舗の有益な
販促情報が定期的に配信されてくるので、最新の販促情
報をタイムリーに得ることができる。本発明における
「一定期間」は、任意の期間を定めることができ、サー
バ側又は店舗会員側で設定、変更可能に構成しても良
い。

【００１４】本発明における「電子メールアドレスへの
配信」は、サーバ側からユーザ会員の電子メールアドレ
スに送信するものであれば良く、販促情報をユーザ会員
のコンピュータの電子メールアドレスに配信する他、販
促情報をユーザ会員の携帯端末の電子メールアドレスに
配信することもできる。携帯端末に配信する場合には、
外出先で行動中のユーザ会員は最新の販促情報を携帯端
末によりタイムリーに受信でき、行動がとりやすくな
る。

【００１５】請求項４に係る発明は、インターネット上
のサーバから、予め登録された店舗会員から入力された
ナイト産業に関する店舗の店舗情報を、地図データと対
応づけて予め登録されたユーザ会員に提供する店舗情報
提供方法において、ユーザ会員に対して、地図データ上
の所望の位置に地図データと対応づけて街頭掲示板を作
成し、メッセージを入力させる入力ステップと、入力さ
れたメッセージをハンドル名と共に記憶手段のユーザ会
員データに登録する記録ステップと、地図データと対応
づけて店舗情報を表示すると共に、街頭掲示板の存在す
る位置に掲示板マークを地図データと対応づけて表示す
る地図表示ステップと、ユーザ会員が掲示板マークを指
示したときに、指示された街頭掲示板のメッセージを表
示する掲示板表示ステップと、を備えたことを特徴とす
る。この請求項４に係る発明では、街頭掲示板を地図デ
ータと対応づけて作成し、地図データ上で、街頭掲示板
の存在を示すマーク表示を表示し、そのマーク表示を指
示したときにメッセージ内容を表示するので、ユーザ会
員の表示された地域に関するメッセージや、任意のメッ
セージを他のユーザ会員に知らせることができ、ユーザ
会員の街頭掲示板の利用に伴う地図情報サイトへのアク
セス頻度を高くすることができる。また、街頭掲示板の
メッセージ内容として付近の店舗に関する意見等を書き
込むこともできるので、結果的に店舗会員にとって販売
促進のより一層の向上を図ることも可能となる。

【００１６】請求項５に係る発明は、請求項４に記載の
店舗情報提供方法において、前記掲示板表示ステップ
は、ユーザ会員からのメッセージ入力時点から一定期間
経過前のメッセージのみを表示するものであることを特
徴とする。この請求項５に係る発明では、表示ステップ
によりユーザ会員からの書き込み時点から一定期間経過
前のメッセージのみ表示するので、古くなった情報をユ
ーザ会員に知らせることなく常に最新のユーザ会員の意
見等を提供することができる。また、ユーザ会員の入力
時点から一定時間経過後の掲示板データを記憶手段から
削除するので、記憶容量の節減を行うことができる。

【００１７】請求項６に係る発明は、請求項４又は５に
記載の店舗情報提供方法において、ユーザ会員から街頭
掲示板に対する新規メッセージの入力があった場合に、
掲示板情報受信を希望するユーザ会員の電子メールアド
レスに、新規メッセージを配信する配信ステップを更に
備えたことを特徴とする。この請求項６に係る発明で
は、ユーザ会員の電子メールアドレスに街頭掲示板の新
規メッセージを自動的に配信するので、ユーザ会員は街
頭掲示板に書き込まれた新規メッセージをタイムリーに
得ることができる。配信先としては、ユーザ会員のＰＣ
又は携帯端末の電子メールアドレスに配信するように構
成すれば良い。

【００１８】請求項７に係る発明は、請求項４〜６のい
ずれか１項に記載の店舗情報提供方法において、ユーザ
会員が街頭掲示板のメッセージを表示した後に、表示さ
れたハンドル名のユーザ会員に対し返信メールを作成さ
せて送信する返信ステップを更に備えたことを特徴とす
る。この請求項７に係る発明では、街頭掲示板に書き込
まれたメッセージの入力者に対し、返信メールを送信す
るので、メッセージに対する意見をユーザ会員に知らせ
ることができる。

【００１９】請求項８に係る発明は、インターネット上
のサーバから、予め登録された店舗会員から入力された
ナイト産業に関する店舗の店舗情報を、地図データと対
応づけて予め登録されたユーザ会員に提供する店舗情報
提供方法において、ユーザ会員に対し、利用した店舗の
評価を示す評価点の入力を促す入力ステップと、入力さ
れた評価点を、店舗ごとに店舗会員データに登録する登
録ステップと、過去に入力された評価点を集計する集計
ステップと、ユーザ会員に対して、地図データに対応づ
けられた店舗情報を評価点に基づいて表示する表示ステ
ップと、を備えたことを特徴とする。この請求項８に係
る発明では、ユーザ会員に各店舗の評価点を入力させ、
この評価点を集計して、集計した評価点に基づいて店舗
情報を表示するので、実際に店舗を利用したユーザ会員
の店舗に対する評価を他のユーザ会員に知らせることが
でき、他のユーザ会員の店舗利用の指針となる。また、
ユーザ会員は自己の評価を地図情報サイト上で入力でき
るので、ゲーム感覚で地図情報サイトにアクセスするこ
とができ、店舗会員にとっては地図情報サイトにおける
自己の店舗情報に対するアクセス頻度を増加させること
が可能となり販売促進の向上にも繋がる。また、店舗会
員にとっても自己の店舗に対する顧客の評価を正確に知
ることができ、今後のサービスの提供に役立つ情報を得
ることができる。

【００２０】このような評価点に基づいた店舗情報の表
示ステップとしては、例えば評価点の高い順番に店舗を
ソートして一覧表示するように構成することができる。
また、表示ステップとして、評価点の低い順番に店舗を
ソートして一覧表示してもよい。これらの場合には、ユ
ーザ会員は優良な店舗やユーザにとってあまり評価され
ていない店舗を容易に判断することができ、ユーザの店
舗利用の指針となる。この他、請求項９に係る発明のよ
うに、一定の評価点以上の店舗を優良店舗として一覧表
示するように構成すれば、ユーザ会員は優良店舗の表示
に基づいて利用する店舗の選択を行うことができ、店舗
利用の指針を得ることができる。また、店舗会員にとっ
ては自己の店舗が優良店舗となった場合には販売促進の
より一層の向上が図られることになる。また、一定の評
価点以下の店舗を人気のない添付として一覧表示しても
良い。この場合にも、ユーザ会員にとって店舗利用の指
針を得ることができる。

【００２１】

【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態につい
て、以下図示例とともに説明する。図１は、本実施形態
に係る店舗情報提供方法を実行するサーバシステム（店
舗情報提供装置）とクライアントとからなる店舗情報提
供システムの構成図であり、図２は、サーバシステム１
の全体構成図である。

【００２２】（店舗情報提供システムの全体構成）図１
に示すように、本実施形態の店舗情報提供システムは、
本発明の店舗情報提供方法を実行するサーバシステム１
（店舗情報提供装置）とインターネット４を利用してサ
ーバシステム１にアクセスするクライアントとしての複
数の店舗会員用端末５と複数のユーザ会員用端末６と携
帯電話やＰＨＳ等の複数のユーザ会員用携帯端末７とか
ら構成される。

【００２３】サーバシステム１は、地図データベースを
格納する地図サーバＢと地図サーバＢとLANで接続さ
れ、後述する店舗情報提供処理を実行するサーバＡとか
ら構成される。サーバＡはLANで接続された複数のサー
バから構成されており、ゲートウェイ２を介してインタ
ーネット４に接続している。複数の店舗会員用端末５と
複数のユーザ会員用端末６は、インターネット４へのア
クセスのために使用するＰＣ、ワークステーション等で
あり、通常のコンピュータの構成である。複数のユーザ
会員用携帯端末７も、通常の携帯電話やＰＨＳと同一の
構成のものであるが、例えば、i-mode（「i-mode」はエ
ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社の登録商標）等の文
字画像情報サービスの提供を受給できるものである。

【００２４】（サーバシステムの構成）図２に示すよう
に、サーバＡは入出力制御部１１と制御部１０と記憶部
８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅとを主に備えている。制
御部１０はＣＰＵ等で構成され、メインプログラムやサ
ブプログラムを実行したり、その他各種データを処理す
るものである。入出力制御部１１は、インターネット４
を介して各種データをクライアント端末となる店舗会員
用端末５、ユーザ会員用端末６およびユーザ会員用携帯
端末７から入力（受信）するとともに、インターネット
４を介して各種データを前記クライアント端末に出力
（配信）するものである。記憶部８ａ，８ｂ，８ｃ，８
ｄ，８ｅはハードディスク等であり、各記憶部の中にメ
インプログラム、サブプログラム、グラフィックファイ
ル群、ユーザ会員データベース、店舗会員データベース
がそれぞれ記録されている。地図サーバＢにも記憶部９
があり、この中に地図データベースが記録されている。

【００２５】メインプログラムは、本実施形態の店舗情
報提供方法の全体処理を行うプログラムであり、各画面
制御、検索処理、メーリングリスト等の広報展開プログ
ラム、地図座標制御、店舗評価処理等の各プログラムか
ら構成される。サブプログラムは、メインプログラムか
ら呼び出されて実行され、メールの受信処理、メールの
発信処理、街頭掲示板制御処理等を行う。グラフィック
ファイル群は、地図情報サイト上で表示する各種イメー
ジデータを格納している。

【００２６】店舗会員データベースは、店舗会員ごとの
店舗会員データから構築されており、ユーザ会員データ
ベースはユーザ会員ごとのユーザ会員データから構築さ
れる。各データについては後述する。地図サーバＢの地
図データベースには、日本全国地図、その下に都道府県
地図、市町村地図等の尺度別地図が階層化されて記憶さ
れている。また、各地図ごとに座標データを備えてい
る。地図サーバＢは、サーバＡからの座標データによる
要求に対して地図データベースから指定された座標デー
タに基づいて該当する地図データを地図データベースか
ら検索し、検索された地図データをサーバＡに送信する
ようになっている。

【００２７】（店舗会員データの構造）図３は店舗会員
データのデータ構成図であり、図４はユーザ会員データ
のデータ構成図である。図３に示すように、店舗会員デ
ータは、ユーザＩＤと、パスワードと、店舗情報と、ト
クトク情報配信の有無を示すフラグと、トクトク情報配
信設定と、優良店評価と、地図上での位置情報の各項目
から構成される。店舗情報は店舗パスワード、名称、ヨ
ミ、ジャンル、住所、最寄り駅、電話番号、営業時間、
費用、ＰＲの各項目から構成される。ここで、ジャンル
は、店舗の種別を示すものであり、「お酒」、「夜
食」、「夜遊」、「風俗」、「スポット」及び「緊急」
に分類され、各分類ごとに店舗種別が存在している。例
えば、分類「お酒」には、「居酒屋」、「ショットバ
ー」等、分類「夜食」には「ピザ」、「ラーメン」等で
ある。そして、ジャンルには各分類に属する店舗種別を
設定できる他、分類全体を設定できるようになってい
る。

【００２８】トクトク情報配信設定はメッセージと、告
知日時設定と、メール配信設定と、メール配信端末の各
項目から構成される。メッセージ（トクトク情報）は、
本発明の販促情報を構成するものであり、店舗の販売促
進を行うための情報を具体的に記述したものである。例
えば、現在割引サービスを期間中である旨等が店舗会員
の入力により登録される。告知日時設定は上記メッセー
ジの内容が有効な期間を示すものであり、開始日と利用
期間とから構成される。メール配信設定は、上記トクト
ク情報（メッセージ）を電子メールで配信する開始時間
と配信回数とから構成される。メール配信端末設定は、
上記トクトク情報（メッセージ）の配信先を指定するも
のであり、ユーザ会員のＰＣの電子メールアドレスに配
信するか、携帯電話の電子メールアドレスに配信する
か、あるいはその両方に配信するかのいずれかを設定す
るものとなっている。

【００２９】優良店評価は、評価点、得票総数、最高評
価、最低評価の各項目から構成される。評価点は、ユー
ザ会員から入力された自己の店舗に対する評価点の平均
値をとったものであり、ユーザ会員の評価が悪い場合に
負の値、評価が良い場合には正の値となり、−３から＋
３の値で設定される。得票総数は店舗に対する評価点の
投票の全体数であり、最高評価はユーザ会員が投票した
評価点の中で最高の評価点であり、最低評価はユーザ会
員が投票した評価点の中で最低の評価点である。位置情
報は地図データ上での店舗の座標データである。

【００３０】（ユーザ会員データの構造）ユーザ会員デ
ータは、図４に示すように、ユーザＩＤと、パスワード
と、個人情報と、トクトク情報受信の有無と、トクトク
情報受信設定と、街頭掲示板情報受信の有無と、街頭掲
示板情報受信設定と、街頭掲示板情報の各項目から構成
される。個人情報はユーザ会員の氏名、ニックネーム、
住所、性別、生年月日、職業から構成される。トクトク
情報受信設定は、ＰＣアドレス、携帯アドレス、エリア
設定、ジャンル設定から構成される。ＰＣアドレスはト
クトク情報を受信するＰＣの電子メールアドレスであ
り、携帯アドレスはトクトク情報を受信する携帯電話又
はＰＨＳの電子メールアドレスである。エリア設定は、
例えば東京２３区、港区等、トクトク情報の受信を希望
する店舗の存在する地域であり、ジャンル設定はトクト
ク情報の受信を希望する店舗のジャンルである。このエ
リア設定、ジャンル設定で指定された範囲内の店舗のト
クトク情報が指定したＰＣアドレスと携帯アドレスに配
信されるようになっている。街頭掲示板情報受信設定
も、ＰＣアドレス、携帯アドレス、エリア設定、ジャン
ル設定から構成される。このジャンル設定は、性別が設
定されるようになっている。エリア設定、ジャンル設定
で指定された範囲内の店舗の街頭掲示板情報が指定した
ＰＣアドレスと携帯アドレスに配信されるようになって
いる。

【００３１】街頭掲示板情報は、ハンドル名、メッセー
ジ、登録日時、位置情報の各項目から構成される。ハン
ドル名は、掲示板に表示するユーザ会員の識別名であ
る。メッセージは街頭掲示板に入力したメッセージで２
５文字以内の制限がある。登録日時は街頭掲示板にメッ
セージを登録した日時であり、位置情報は作成した街頭
掲示板の地図データ上での位置を示す座標データであ
る。

【００３２】（全体処理の概要）次に、本実施形態サー
バ側における店舗情報提供処理により提供されるサービ
ス概要について説明する。図５は、サーバ側で提供する
サービスを分類したブロック図であり、図１２はTOPペ
ージの画面出力を示す説明図である。TOPページは本実
施形態のサーバにおける地図情報サイトのメインページ
であり、この地図情報サイトにアクセスしたユーザはこ
のTOPページから、図５に示すように、spot検索、エリ
ア検索、住所検索、新規会員登録、サービス概要、店舗
会員、ユーザ会員、Ｑ＆Ａ、トクトク情報の各サービス
を受けることができるようになっている。

【００３３】spot検索は、ユーザ会員が希望する店舗情
報を、店舗が登録されているエリアやジャンル、トクト
ク情報の有無、優良店評価等、複数の条件により検索す
るものである。エリア検索は、エリアを絞り込みながら
目的の地図を表示させて、ジャンルやトクトク情報等の
店舗の情報を地図データ上で検索するものである。住所
検索は、任意に店舗の住所を入力して、目的の地図デー
タを表示させてから、目的のジャンルやトクトク情報等
の店舗の情報を地図データ上で検索するものである。新
規会員登録は、店舗会員及びユーザ会員の新規登録を行
うものである。サービス概要は、サーバで提供する各種
サービスの説明を表示する。店舗会員サービスは、登録
情報の変更の他、トクトク情報の登録や変更及び配信設
定、優良店評価の閲覧を行うものである。ユーザ会員サ
ービスは、ユーザ会員の登録情報の変更の他、トクトク
情報受信設定の変更、掲示板情報受信設定の変更、掲示
板データの登録、優良店評価の投票を行うものである。
Ｑ＆Ａは、サーバで提供する地図情報サイトの各種サー
ビスで良くある質問とそれに対する回答を表示するもの
である。トクトク情報は、登録されているトクトク情報
を一覧表示するものである。

【００３４】（店舗会員及びユーザ会員の新規登録）ま
ず、店舗会員、又はユーザ会員として新規登録を行う処
理について説明する。図６は新規登録の手順を示したフ
ローチャートである。新規店舗会員として登録する場合
には、ユーザは図１２のメニュー画面において「新規会
員登録」を選択（マウスでクリック）する。これにより
端末には図１３の新規会員登録メニュー画面が表示され
る（ステップ６０１）。ここで「店長さん会員登録」を
選択すると、店長さん会員登録画面（図示せず）が端末
に表示され（ステップ６０２）、店舗会員となるべきユ
ーザはここでユーザＩＤ，パスワード、個人情報（氏
名、住所、性別、生年月日、職業）をそれぞれ入力する
（ステップ６０３）。入力した情報で登録確認を行うと
（ステップ６０４）、サーバＡのメインプログラムによ
って、入力した各情報を図３に示す店舗会員データの対
応する項目に設定した店舗会員データが新規に作成さ
れ、この新規な店舗会員データがユーザＩＤをキーとし
て店舗会員データベースに登録される（ステップ６１
０）。

【００３５】新規ユーザ会員として登録する場合には、
端末に表示された図１３のメニュー画面で「お客様会員
登録」を選択する。これにより図１４のお客様会員のユ
ーザ登録画面が端末に表示される（ステップ６０５）。
ユーザ会員となるべきユーザはこの画面でユーザＩＤ，
パスワード、個人情報（氏名、ニックネーム、住所、性
別、生年月日、職業）をそれぞれ入力する（ステップ６
０６）。更に、トクトク情報受信設定（メールサービス
利用の有無、ＰＣ、携帯アドレス、エリア設定、ジャン
ル設定）と街頭掲示板受信設定（メールサービス利用の
有無、ＰＣ、携帯アドレス、エリア設定、ジャンル設
定）をそれぞれ入力する（ステップ６０７）。入力した
情報で登録確認を行うと（ステップ６０８）、サーバＡ
のメインプログラムによって、入力した各情報を図４に
示すユーザ会員データの対応する項目に設定したユーザ
会員データが新規に作成され、この新規なユーザ会員デ
ータがユーザＩＤをキーとしてユーザ会員データベース
に登録される（ステップ６０９）。

【００３６】（店舗情報の登録）店舗会員が自己の店舗
を登録する手順について説明する。図１２のメニュー画
面から「店長さん会員いらっしゃい」を選択すると、図
１５のメニュー画面が店舗会員用端末５に表示される。
ここで、「店舗情報の登録／変更サービス」を選択し
て、登録したい店舗の住所からエリアを絞り込んでい
き、図１６に示す該当エリアの地図データを表示させ
る。この地図データ上で店舗の位置をマウスでクリック
し、「この場所に決定」のボタンをクリックすると、図
１７に示す店舗情報入力フォームの画面が店舗会員用端
末５に表示される。この入力フォームに表示される店舗
の名称、ヨミ、ジャンル等の各フィールドに必要な事項
を入力し、「登録」ボタンをクリックすると、登録確認
の画面の表示後、サーバＡによって入力した各店舗情報
が店舗会員データの対応する項目に登録される。このと
き、店舗パスワードが自動的に作成されて、店舗会員用
端末５に通知される。また、サーバＡによって、図１６
で指定した位置の座標データが読み込まれ店舗会員デー
タの位置情報に登録される。尚、店舗情報は後に変更す
ることは可能である。

【００３７】（トクトク情報の登録、配信及び受信）次
に、トクトク情報の登録及びトクトク情報の配信及び受
信について説明する。店舗会員は、図１５のメニュー画
面で、「トクトク情報の配信サービス」の項目の「情報
を配信」を選択する。このとき、店舗会員用端末５には
ユーザＩＤとパスワード入力の画面が表示され、ユーザ
ＩＤとパスワードを入力すると、図１８に示す画面に現
在店舗会員データに登録されている情報が表示される。
この画面の販促メニューで「トクトク情報配信サービ
ス」を選択して「ＯＫ」ボタンをクリックすると、図１
８の画面の下部に更に図１９に示す入力フィールドが表
示される。この画面で、メッセージ内容フィールドに店
舗のトクトク情報を、告知日時の設定の開始日と利用期
間の各フィールドにトクトク情報を地図情報サイト上で
告知する期間を入力する。また、メール配信設定の開始
時間と配信回数の各フィールドにトクトク情報を配信す
る時間と配信回数とを夫々入力する。更に、メール配信
端末の設定で、トクトク情報を配信する端末としてＰＣ
か、携帯電話か、またはその両方かを選択する。そして
「送信」ボタンをクリックすると、入力した情報の登録
確認がされ、各データが店舗会員データに登録される。
即ち、メッセージが入力された場合には、図３の店舗会
員データのトクトク情報配信の有無のフィールドに
「有」が設定され、メッセージが入力さない場合には、
店舗会員データの前記フィールドに「無」が設定され
る。そして、入力したメッセージ、告知日時の設定、メ
ール配信端末の設定の各情報が店舗会員データのそれぞ
れに対応するフィールドに登録される。

【００３８】図７はサーバＡで実行されるトクトク情報
配信処理のフローチャートである。サーバＡでは、店舗
会員データベースに登録されている全ての店舗会員デー
タを走査し、「ジャンル」と、「トクトク情報配信設定
（メッセージ、告知日時設定とメール配信設定、メール
配信端末設定）」の各データを読み出す（ステップ７０
１）。そして、各店舗会員データごとに、現在日時が
「告知日時設定」の「利用期間」に設定された期間内に
あるかどうかを判断する（ステップ７０２）。現在日時
が利用期間内にある場合には、トクトク情報として登録
されたメッセージの内容を電子メールで配信する対象と
なるユーザ会員を選定する（ステップ７０３）。選定対
象となるユーザ会員は、ユーザ会員データの「トクトク
情報受信有無」の設定が「有」のユーザ会員であって、
ユーザ会員データの「トクトク情報受信設定」の「エリ
ア設定」に登録された地域が店舗会員データの「住所」
を含み、かつユーザ会員データの「ジャンル設定」の情
報が店舗会員データの「ジャンル」に含まれるユーザ会
員である。

【００３９】次いで、選定されたユーザ会員データから
配信宛先を決定する（ステップ７０４）。配信宛先は、
店舗会員データの「メール配信端末設定」が「ＰＣ」の
ときはユーザ会員データの「トクトク情報受信設定−Ｐ
Ｃアドレス」の設定情報を宛先とし、「携帯」のときは
ユーザ会員データの「トクトク情報受信設定−携帯アド
レス」の設定情報を宛先とし、ＰＣと携帯の「両方」の
ときはユーザ会員データの「トクトク情報受信設定」の
「ＰＣアドレス」と「携帯アドレス」の両方のの設定情
報を宛先と決定する。そして、店舗会員データのメッセ
ージの内容を含む電子メールを、ステップ７０４で決定
されるアドレスを宛先を指定して作成する（ステップ７
０５）。そして、店舗会員データの「メール配信設定−
開始時間」に設定された時刻及び当該時刻から６０分毎
に「配信回数」で設定された回数だけメールを自動送信
する（ステップ７０６）。

【００４０】以上のようなトクトク情報に関する電子メ
ールの配信が、トクトク情報配信の有無が「有」と設定
されている全ての店舗会員データに対して行われる。こ
のように本実施形態の店舗情報提供装置では、トクトク
情報の受信を希望するユーザ会員に対して、ユーザ会員
データに登録された店舗ジャンルに属する全ての店舗の
トクトク情報を、一定期間ごとに配信するので、店舗会
員は、ユーザからのアクセスに任せることなく自己の店
舗のトクトク情報を積極的に配信して販売促進の向上を
図ることができる。また、トクトク情報はユーザ会員用
携帯端末にも配信されるので、外出先で行動中のユーザ
会員は最新のトクトク情報をよりタイムリーに受信で
き、行動がとりやすくなる。更に、ユーザ会員は、地図
情報サイトへアクセスすることなく自己の興味のある店
舗の有益なトクトク情報が配信されてくるので、最新の
トクトク情報をタイムリーに得ることができる。

【００４１】尚、ユーザ会員データのトクトク情報受信
の有無及びトクトク情報受信設定のフィールドは、前述
のユーザ会員の新規登録の際の入力により設定される
が、ユーザ会員用端末６に表示された図１２のメニュー
画面で「お客様会員いらっしゃい」を選択した後表示さ
れる図２０のメニュー画面で、「受信条件の確認」を選
択し、ユーザＩＤとパスワードを入力することにより、
図１４と同等の画面が表示され、ここでトクトク情報受
信設定を変更すれば変更後の内容でユーザ会員データが
変更される。また、現在のトクトク情報受信設定の内容
を確認したい場合には、図２０のメニュー画面で、「現
状の設定確認」を選択しユーザＩＤとパスワードを入力
することにより、現在のユーザ会員データのトクトク情
報受信設定の内容が表示される。

【００４２】（トクトク情報の表示）トクトク情報はこ
のように一定のユーザ会員に配信される他、地図情報サ
イト上でも表示される。例えば、spot検索で店舗情報及
びトクトク情報を表示させる場合には、ユーザ会員用端
末６に表示された図１２のメニュー画面で「spot検索」
を選択すると、図２１のメニュー画面が表示され、ここ
で「スポット検索」を指定し「決定」ボタンをクリック
する。そして、図２２の入力画面が表示されるので、こ
こで検索したい店舗の場所、ジャンル等の各フィールド
に所望の項目を設定する。

【００４３】図８は、サーバＡで実行されるトクトク情
報表示処理のフローチャートである。サーバＡは，店舗
会員データベースから図２２の入力画面で設定された項
目を含む店舗会員データを検索して全て抽出する（ステ
ップ８０１）。そして、抽出された店舗会員データか
ら、店舗ごとに名称、ＰＲ、トクトク情報の有無、優良
店評価を読み込み（ステップ８０２）、店舗ごとに名
称、ＰＲ、トクトク情報の有無、優良店評価の一覧から
なるリストを作成し（ステップ８０３）、図２３の画面
に地図データと共に一覧表示を行う（ステップ８０
４）。この一覧表示によりトクトク情報が登録されてい
るか否かがわかるようになっている。また地図データ上
にはトクトク情報を有する店舗は黒丸マークで表示され
るので、トクトク情報を有する店舗と有しない店舗を地
図データ上で識別可能となっている。

【００４４】ユーザ会員が一覧表示された店舗から所望
の店舗の名称を指定してクリックすると（ステップ８０
５）、サーバＡは指定された店舗会員データを読み込み
（ステップ８０６）、登録されている店舗情報を図２４
に示す画面で表示する（ステップ８０７）。ユーザ会員
が更にトクトク情報を見たい場合には、「トクトク情
報」の欄の「あり」をクリックする（ステップ８０
８）。このときサーバは店舗会員データの「メッセー
ジ」の項目を読み込み（ステップ８０９）、その内容を
図２５に示すようにユーザ会員用端末６に表示する（ス
テップ８１０）。このように本実施形態の店舗情報提供
装置では、トクトク情報が存在する店舗とトクトク情報
が存在しない店舗とが識別されて地図データ上に表示さ
れるので、ユーザ会員は地図情報サイトにアクセスした
場合に店舗の販促情報をいち早く得ることができる。

【００４５】（街頭掲示板の登録及び配信）次に本実施
形態の店舗情報提供システムに実行される街頭掲示板の
各処理について説明する。ユーザ会員の街頭掲示板への
登録の手順は次のように行われる。まず、図２０のお客
様会員サービスメニューの画面で「街頭掲示板サービ
ス」の「新規登録」を選択する。次いで、ユーザＩＤと
パスワードを入力し、画面に表示する地域を段階的に絞
り込んでいき、所望の地域の地図データを表示させる。
この絞り込んだ地域の地図データ表示画面は図１６と同
一画面となっている。この地図データ上で街頭掲示板を
登録する位置をマウスでクリックし、「この場所に決
定」ボタンをクリックすることにより、街頭掲示板の作
成位置を決定する。図２６に示すメッセージ入力画面が
表示されるので、２５文字を限度として、街頭掲示板に
登録するメッセージを入力し、「送信」ボタンをクリッ
クする。

【００４６】このときサーバＡでは以下の街頭掲示板登
録処理が実行される。図９は街頭掲示板登録処理のフロ
ーチャートである。サーバＡは入力されたユーザＩＤか
ら掲示板登録を行うユーザ会員のユーザ会員データを抽
出し（ステップ９０１）、ハンドル名と性別を読み込む
（ステップ９０２）。次いで、図１６の入力画面でクリ
ックされた地図データ上の位置に対応する座標データを
取得する（ステップ９０３）。そして、座標データに基
づいて地図データ上で指定した位置をマーキングすると
共に、読み込まれたハンドル名、入力メッセージ、性別
を並列に表示しした登録確認画面（図示せず）を表示す
る（ステップ９０４）。ユーザ会員は、この登録確認画
面で、表示内容を確認し登録を実行すると（ステップ９
０５）、サーバＡでは入力を行ったユーザ会員のハンド
ル名をユーザ会員データの街頭掲示板情報のハンドル名
の項目に、入力されたメッセージをユーザ会員データの
メッセージの項目に夫々登録する（ステップ９０６）。
また、登録された日時をユーザ会員データの登録日時の
項目に、地図データ上で街頭掲示板作成を指定された位
置の座標データをユーザ会員データの位置情報の項目に
夫々登録する（ステップ９０７）。

【００４７】次いで、サーバＡは街頭掲示板のメッセー
ジが登録された場合、この掲示板のメッセージを電子メ
ールで配信するため、全てのユーザ会員データを走査
し、配信対象のユーザ会員を選定する（ステップ９０
８）。配信対象のユーザ会員は、ユーザ会員データの
「街頭掲示板情報受信有無」の設定が「有」のユーザ会
員であって、かつユーザ会員データの「街頭掲示板情報
受信設定」の「エリア設定」に掲示板が登録された地域
が店舗会員データの「住所」を含み、かつユーザ会員デ
ータの「ジャンル設定」の情報が店舗会員データの「性
別」の情報を含むユーザ会員である。次いで、掲示板情
報の配信宛先を決定する（ステップ９０９）。配信宛先
は、ステップ９０８で選定されたユーザ会員データにお
いて、「街頭掲示板情報受信設定−ＰＣアドレス」の設
定情報又は「街頭掲示板−携帯アドレス」の設定情報を
宛先とする。そして、街頭掲示板のメッセージ内容を含
む電子メールを、ステップ９０９で決定されたアドレス
を宛先を指定して作成し（ステップ９１０）、送信する
（ステップ９１１）。以上のような街頭掲示板情報に関
する電子メールの配信が、街頭掲示板の登録がなされる
ごとに行われる。更に、サーバＡは、一定時間ごとに全
てのユーザ会員データを読み込んでいる。そして、この
ときの現在日時と登録日時とを比較して現在日時が登録
日時から２４時間経過している場合にはユーザ会員デー
タの掲示板情報を全て削除する。

【００４８】尚、街頭掲示板のメッセージの内容は、次
のような手順で変更、削除が可能である。図２０のメニ
ュー画面で、「変更／削除」を選択し、ユーザＩＤとパ
スワードを入力することにより、図２６と同等の画面が
表示されるので、入力メッセージフィールドで内容を修
正したり、ブランクのままにすることにより削除するこ
とが可能である。

【００４９】（街頭掲示板の表示及び返信）このように
登録された街頭掲示板は次のような手順で表示される。
例えば、spot検索で店舗情報及び街頭掲示板情報を表示
させる場合には、ユーザ会員用端末６に表示された図１
２のメニュー画面で「spot検索」を選択すると、図２１
のメニュー画面が表示される。ここで「街頭掲示板検
索」を指定し「決定」ボタンをクリックする。図２２の
入力画面が表示されるので、ここで検索したい街頭掲示
板の場所、作成者の性別を示すジャンルの各フィールド
に所望の項目を設定する。 このときサーバＡでは以下
の街頭掲示板表示処理及び返信処理が実行される。図１
０は街頭掲示板表示処理及び返信処理のフローチャート
である。サーバＡはユーザ会員データベースから、街頭
掲示板情報のメッセージが登録されており、かつ前記設
定されたエリアに含まれる住所、及び設定されたジャン
ルと一致又はジャンルに含まれる性別を有する店舗会員
データを検索して全て抽出する（ステップ１００１）。
そして、抽出されたユーザ会員データから、ハンドル
名、メッセージ、性別、登録日時を読み込み（ステップ
１００２）、検索された街頭掲示板毎にハンドル名、メ
ッセージ、性別、登録日をリストを作成する（ステップ
１００３）。また、エリア設定で指定された地域の地図
データをと図データベースから読み込む（ステップ１０
０４）。そして、作成したリストを図２７の画面に示す
ように一覧表示し、また、抽出されたユーザ会員データ
の街頭掲示板情報の位置情報に設定された座標データが
地図データ上で対応する位置に、街頭掲示板の存在を示
す人型マーク（掲示板マーク）を表示する（ステップ１
００５）。

【００５０】ユーザ会員が図２７の表示画面で、このい
ずれかの掲示板マークをマウスでクリックすると（ステ
ップ１００６）、サーバＡは、抽出されたユーザ会員デ
ータの中からクリックされた位置に対応する座標データ
が設定されたユーザ会員データを選定して（ステップ１
００７）、選定されたユーザ会員データに設定された掲
示板情報メッセージとハンドル名を、図２８の画面に示
すようにポップアップ表示する（ステップ１００８）。
このように本実施形態の店舗情報提供装置では、地図デ
ータ上で、街頭掲示板の存在を示す掲示板マークを表示
し、その掲示板マークを指示したときにメッセージ内容
を表示するので、ユーザ会員の表示された地域に関する
メッセージや、任意のメッセージを他のユーザ会員に知
らせることができ、ユーザ会員の街頭掲示板の利用に伴
う地図情報サイトへのアクセス頻度を高くすることがで
きる。

【００５１】また、図２７の表示画面で、ユーザ会員が
街頭掲示板リストのハンドル名をマウスでクリックする
と（ステップ１００６）、抽出されたユーザ会員データ
の中からクリックされたハンドル名が設定されたユーザ
会員データを選定し（ステップ１００９）、選定された
ユーザ会員のＰＣアドレス又は携帯アドレスを宛先とし
て、電子メールソフトウェアの返信メールを起動する
（ステップ１０１０）。ユーザ会員は、この返信メール
に所望の内容を入力して送信することにより、返信メー
ルは街頭掲示板の作成者（指定したハンドル名を有する
ユーザ会員）に送信される。

【００５２】（評価点投票及び登録）次に本実施形態の
店舗情報提供システムで実行される優良店評価の各処理
について説明する。まず、ユーザ会員が各店舗に対する
評価点を投票する手順は次のように行われる。図２０の
お客様会員サービスメニュー画面で、「投票評価」を選
択すると、ユーザＩＤとパスワードの入力を要求された
後、ユーザ会員は所望のエリアと優良店評価を希望する
店舗ジャンルを指定して店舗の検索を行う。指定された
エリアとジャンルとに属する全ての店舗が店舗会員デー
タベースから検索され、図２３に示した検索結果リスト
が表示される。ここでは、指定されたエリアとジャンル
に属する全ての店舗が、その名称、ＰＲと共に一覧表示
される。

【００５３】ユーザ会員はこの検索結果リストに表示さ
れた店舗から優良店評価を行う店舗の名称を選択してク
リックすると、サーバＡは指定された店舗の店舗会員デ
ータを読み出し、図２９に示す画面に表示する。ユーザ
会員はこの画面で、店舗に対する評価点を−３〜＋３の
範囲で指定し、「投票する」ボタンをクリックする。こ
の評価点は値が大きい程店舗に対する評価が高く、値が
小さい程店舗に対する評価が低くなることを意味する。

【００５４】ユーザ会員により評価点が投票されると、
サーバＡは、次のような評価点の登録・集計処理を行
う。図１１は、サーバＡで実行される評価点登録集計処
理のフローチャートである。図２３の検索結果リスト画
面でユーザ会員が店舗を指定すると、サーバＡは指定さ
れた店舗の店舗会員データを読み出す（ステップ１１０
１）。図２９の画面でユーザ会員が評価点投票を行う
と、サーバＡは店舗会員データの得票総数をインクリメ
ントする（ステップ１１０２）。そして、投票された評
価点（以下、「投票評価点」という）とユーザ会員デー
タに設定されている現在の最高評価と比較し（ステップ
１１０３）、投票評価点が現在の最高評価より大きい場
合には、最高評価に投票評価点を設定する（ステップ１
１０４）。次いで、投票評価点とユーザ会員データに設
定されている現在の最低評価と比較し（ステップ１１０
５）、投票評価点が現在の最低評価より小さい場合に
は、最低評価に投票評価点を設定する（ステップ１１０
６）。そして、店舗会員データに現在設定されている評
価点と、得票総数と、投票評価点とから評価点の平均値
を算出し（ステップ１１０７）、店舗会員データの評価
点に算出した平均値を設定する（ステップ１１０８）。
これにより、ユーザ会員の投票した評価点が店舗会員デ
ータに反映される。このように本実施形態の店舗情報提
供装置では、ユーザ会員が自己の評価を地図情報サイト
上で入力できるので、ゲーム感覚で地図情報サイトにア
クセスすることができ、店舗会員にとっては地図情報サ
イトにおける自己の店舗情報に対するアクセス頻度を増
加させることが可能となり販売促進の向上にも繋がる。

【００５５】（評価点の閲覧及び表示）店舗会員が自己
の店舗に対する優良店評価を閲覧する場合には次の手順
で処理を行う。店舗会員は、図１５の店長さん会員サー
ビスメニュー画面で、「優良店ランキング」を選択して
クリックすると、ユーザＩＤ、パスワード及び店舗パス
ワードの入力を要求された後、サーバＡがユーザＩＤに
基づいて店舗会員データを抽出し、店舗会員データから
店舗情報と評価点、得票総数、最高評価及び最低評価を
読み出し、図３０に示す画面を表示する。これにより、
店舗会員は自己の店舗に対するユーザ会員の評価を閲覧
することができる。店舗会員が更に他の優良店を閲覧し
たい場合には、図３０の画面で、「エリア別ベスト５
０」あるいは「ジャンル別ベスト５０」をクリックする
と、エリア別又はジャンル別ごとに評価点の高い順に５
０店舗の一覧が表示される。

【００５６】一方、ユーザ会員は、前述した手順で図２
４の画面を表示すれば、優良店評価を閲覧することがで
きる。また、店舗の検索時おいて図２２の画面で、評価
点を指定し、優良店のみ表示のチェックボックスをチェ
ックして検索を行えば、サーバＡは店舗会員データの優
良店評価が指定された入力値で検索して、図２３の検索
結果リスト画面に店舗一覧と共に店舗毎の評価点を表示
する。このように本実施形態の店舗情報提供装置では、
評価点を集計して、集計した評価点に基づいて店舗情報
を種種の表示を行うので、実際に店舗を利用したユーザ
会員の店舗に対する評価を他のユーザ会員に知らせるこ
とができ、他のユーザ会員の店舗利用の指針となる。ま
た、店舗会員にとっても自己の店舗に対する顧客の評価
を正確に知ることができる。

【００５７】

【発明の効果】以上説明したとおり、請求項１に係る発
明によれば、ユーザ会員は地図情報サイトにアクセスし
た場合に店舗の販促情報をいち早く得ることができると
いう効果を有する。また、本発明によれば、店舗会員は
自己の店舗の販促情報を配信して販売促進の向上を図る
ことができ、ユーザ会員は地図情報サイトにおける自己
の興味のある店舗の有益な販促情報を得ることができる
という効果を有する。特に請求項２に係る発明によれ
ば、販促情報が変更されるまでの期間を予め利用期間と
して定めておくことにより、ユーザ会員は利用できなく
なった販促情報の提供を受けることがなくなり、有益な
サービスを利用期間内に確実に受けることができるとい
う効果を有する。また、請求項３に係る発明によれば、
店舗会員にとってはユーザからのアクセスに任せること
なく自己の店舗の販促情報を能動的に提供することがで
き、これにより販売促進の向上を図ることができ、ユー
ザ会員にとっては、地図情報サイトへアクセスすること
なく最新の販促情報をタイムリーに得られるという効果
を有する。更にユーザ会員の携帯端末に配信するように
構成すれば、外出先で行動中のユーザ会員は最新の販促
情報を携帯端末によりタイムリーに受信でき、行動がと
りやすくなるという効果を有する。

【００５８】請求項４に係る発明によれば、ユーザ会員
の表示された地域に関するメッセージや、任意のメッセ
ージを他のユーザ会員に知らせることができ、ユーザ会
員の街頭掲示板の利用に伴う地図情報サイトへのアクセ
ス頻度を高くすることができるという効果を有する。ま
た、街頭掲示板のメッセージ内容として付近の店舗に関
する意見等を書き込むことにより、店舗会員にとって販
売促進のより一層の向上を図れるという効果を有する。
特に、請求項５に係る発明によれば、常に最新のユーザ
会員の意見等を提供することができるという効果を有す
る。また、記憶容量の節減が図られるという効果を有す
る。また、請求項６に係る発明によれば、ユーザ会員は
街頭掲示板に書き込まれた新規メッセージをタイムリー
に得ることができるという効果を有する。更に、請求項
７に係る発明によれば、街頭掲示板のメッセージに対す
る意見をユーザ会員に直接知らせることができるという
効果を有する。

【００５９】請求項８に係る発明によれば、実際に店舗
を利用したユーザ会員の店舗に対する評価を他のユーザ
会員に知らせることができ、他のユーザ会員の店舗利用
の指針となるという効果を有する。また、ユーザ会員は
ゲーム感覚で地図情報サイトにアクセスすることがで
き、店舗会員にとっては地図情報サイトにおける自己の
店舗情報に対するアクセス頻度を増加させて販売促進の
向上にも繋がるという効果を有する。また、店舗会員に
とっても自己の店舗に対する顧客の評価を正確に知るこ
とができ、今後のサービスの提供に役立つ情報を得るこ
とができる。特に、請求項９に係る発明によれば、ユー
ザ会員は優良な店舗やユーザにとってあまり評価されて
いない店舗を容易に判断することができ、ユーザの店舗
利用の指針となるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】店舗情報提供システムのサーバとクライアント
のシステム構成図である。

【図２】店舗情報提供システムのサーバの全体構成図で
ある。

【図３】店舗会員データのデータ構造図である。

【図４】ユーザ会員データのデータ構造図である。

【図５】店舗情報提供装置（サーバ）で提供するサービ
スの構成を示すブロック図である。

【図６】店舗情報提供システムにおける新規登録の手順
を示すフローチャートである。

【図７】トクトク情報配信処理のフローチャートであ
る。

【図８】トクトク情報表示処理のフローチャートであ
る。

【図９】街頭掲示板登録処理のフローチャートである。

【図１０】街頭掲示板表示処理及び返信処理のフローチ
ャートである。

【図１１】優良店評価登録及び集計処理のフローチャー
トである。

【図１２】地図情報サイトのTOPページの画面出力を示
す説明図である。

【図１３】新規登録のメニュー画面を示す説明図であ
る。

【図１４】お客様会員（ユーザ会員）登録の入力画面を
示す説明図である。

【図１５】店長さん会員（店舗会員）のサービスメニュ
ー画面を示す説明図である。

【図１６】地図データ表示画面を示す説明図である。

【図１７】店舗情報入力フォームの画面を示す説明図で
ある。

【図１８】店長さん会員登録データ（店舗会員データ）
表示画面を示す説明図である。

【図１９】トクトク情報配信設定画面を示す説明図であ
る。

【図２０】お客様会員（ユーザ会員）サービスメニュー
画面を示す説明図である。

【図２１】検索方法の選択メニュー画面を示す説明図で
ある。

【図２２】検索条件入力画面を示す説明図である。

【図２３】検索結果表示画面（地図データ付き）を示す
説明図である。

【図２４】店舗情報表示画面を示す説明図である。

【図２５】トクトク情報表示画面を示す説明図である。

【図２６】街頭掲示板メッセージ入力画面を示す説明図
である。

【図２７】街頭掲示板メッセージの一覧表示画面を示す
説明図である。

【図２８】街頭掲示板メッセージの地図データ上での表
示例を示す説明図である。

【図２９】優良店評価の東京画面をを示す説明図であ
る。

【図３０】優良店評価の閲覧画面を示す説明図である。

【符号の説明】

１：サーバシステム（店舗情報提供装置） Ａ：サーバ Ｂ：地図サーバ ２：ゲートウェイ ４：インターネット ５：店舗会員用端末 ６：ユーザ会員用端末 ７：ユーザ会員用携帯端末 ８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ：サーバＡの記憶部 ９：地図サーバの記憶部 １０：制御部 １１：入出力制御部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０２ Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０２ ５０６ ５０６ Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｚ (72)発明者 藤沢 徹二 東京都台東区蔵前３丁目１番地９号 日本 メディアプログラミング株式会社内 (72)発明者 中村 淳一郎 東京都台東区蔵前３丁目１番地９号 日本 メディアプログラミング株式会社内 Ｆターム(参考） 2C032 HB06 HB25 HC11 HC27 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND06 PP02 PQ02 PQ42 UU14

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 インターネット上のサーバから、予め登
   録された店舗会員の店舗情報を、地図データと対応づけ
   て予め登録されたユーザ会員に提供する店舗情報提供方
   法において、 店舗会員に対してナイト産業に関する店舗の販促情報を
   入力させる情報入力ステップと、 入力された販促情報を、店舗会員の店舗会員データに登
   録する情報登録ステップと、 ユーザ会員に対して、販促情報受信の有無と受信を希望
   する店舗ジャンル及びエリアの入力を促す受信入力ステ
   ップと、 販促情報受信有の入力があった場合に、販促情報受信有
   と店舗ジャンルとエリアとを、販促情報受信有の入力を
   行ったユーザ会員のユーザ会員データに登録するデータ
   登録ステップと、 地図データと対応づけて店舗情報を表示すると共に、販
   促情報が存在する店舗と販促情報が存在しない店舗を識
   別して地図データ上に表示する店舗表示ステップと、 販促情報受信有のユーザ会員に対して、ユーザ会員デー
   タに登録された店舗ジャンルとエリアとに属する店舗の
   販促情報を配信する配信ステップと、を備えたことを特
   徴とする店舗情報提供方法。
2. 【請求項２】 前記情報入力ステップは、店舗会員に対
   して、更に販促情報の利用期間の入力を促すものであ
   り、 前記情報登録ステップは、更に入力された利用期間を店
   舗会員データに登録するものであり、 前記配信ステップは、前記利用期間内に限り販促情報を
   配信するものであることを特徴とする請求項１に記載の
   店舗情報提供方法。
3. 【請求項３】 前記配信ステップは、販促情報を一定期
   間毎にユーザ会員の電子メールアドレスに配信するもの
   であることを特徴とする請求項１又は２に記載の店舗情
   報提供方法。
4. 【請求項４】 インターネット上のサーバから、予め登
   録された店舗会員から入力されたナイト産業に関する店
   舗の店舗情報を、地図データと対応づけて予め登録され
   たユーザ会員に提供する店舗情報提供方法において、 ユーザ会員に対して、地図データ上の所望の位置に地図
   データと対応づけて街頭掲示板を作成し、メッセージを
   入力させる入力ステップと、 入力されたメッセージをハンドル名と共に記憶手段のユ
   ーザ会員データに登録する記録ステップと、 地図データと対応づけて店舗情報を表示すると共に、街
   頭掲示板の存在する位置に掲示板マークを地図データと
   対応づけて表示する地図表示ステップと、 ユーザ会員が掲示板マークを指示したときに、指示され
   た街頭掲示板のメッセージを表示する掲示板表示ステッ
   プと、を備えたことを特徴とする店舗情報提供方法。
5. 【請求項５】 前記掲示板表示ステップは、ユーザ会員
   からのメッセージ入力時点から一定期間経過前のメッセ
   ージのみを表示するものであることを特徴とする請求項
   ４に記載の店舗情報提供方法。
6. 【請求項６】 ユーザ会員から街頭掲示板に対する新規
   メッセージの入力があった場合に、掲示板情報受信を希
   望するユーザ会員の電子メールアドレスに、新規メッセ
   ージを配信する配信ステップを更に備えたことを特徴と
   する請求項４又は５に記載の店舗情報提供方法。
7. 【請求項７】 ユーザ会員が街頭掲示板のメッセージを
   表示した後に、表示されたハンドル名のユーザ会員に対
   し返信メールを作成させて送信する返信ステップを更に
   備えたことを特徴とする請求項４〜６のいずれか１項に
   記載の店舗情報提供方法。
8. 【請求項８】 インターネット上のサーバから、予め登
   録された店舗会員から入力されたナイト産業に関する店
   舗の店舗情報を、地図データと対応づけて予め登録され
   たユーザ会員に提供する店舗情報提供方法において、 ユーザ会員に対し、利用した店舗の評価を示す評価点の
   入力を促す入力ステップと、 入力された評価点を、店舗ごとに店舗会員データに登録
   する登録ステップと、 過去に入力された評価点を集計する集計ステップと、 ユーザ会員に対して、地図データに対応づけられた店舗
   情報を評価点に基づいて表示する表示ステップと、を備
   えたことを特徴とする店舗情報提供方法。
9. 【請求項９】 前記表示ステップは、一定の評価点以上
   の店舗を優良店舗として一覧表示するものであることを
   特徴とする請求項８に記載の店舗情報提供方法。