JP2001325426A - 顧客情報分析システム、顧客情報分析方法および記録媒体 - Google Patents

顧客情報分析システム、顧客情報分析方法および記録媒体

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JP2001325426A
JP2001325426A JP2000146479A JP2000146479A JP2001325426A JP 2001325426 A JP2001325426 A JP 2001325426A JP 2000146479 A JP2000146479 A JP 2000146479A JP 2000146479 A JP2000146479 A JP 2000146479A JP 2001325426 A JP2001325426 A JP 2001325426A
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JP2000146479A
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English (en)
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Giichi Kitagami
義一 北上
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターゲットとなる顧客の所在が一目である顧
客情報分析システム、顧客情報分析方法および記録媒体
を提供する。 【解決手段】 住所情報を含む顧客情報を分析し、分析
結果を地図上に表示した地図情報を出力装置26、3
6、27、37に出力する顧客情報分析システム1,2
であって、地図データを記憶する地図データベース23
2と、顧客情報を取り込む顧客情報取込手段21と、前
記顧客情報取込手段21によって取り込まれた顧客情報
を所定の条件に従って分類する顧客情報分類手段21
と、前記顧客情報取込手段21によって取り込まれた顧
客情報の住所を含む地域の地図データを前記地図データ
ベース232から取得する地図データ取得手段21と、
前記地図データ取得手段21によって取得された地図デ
ータ中の顧客情報の住所に対応した位置に、前記顧客情
報分類手段21による分類に応じて異なる態様のマーク
を表示した地図情報を作成する地図情報作成手段と、を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住所を含む顧客情
報を分析し、分析結果を地図上に表示した地図情報を出
力する顧客情報分析システム、顧客分析方法および記録
媒体に関する。
【0002】
【背景の技術】従来より、顧客の氏名、住所、年齢、性
別および販売履歴等の顧客情報を分析し、分析した結果
をマーケティング活動に利用する方法・システムとし
て、特開平09-120420(名称:顧客情報の分析方法)、
特開平09-101984(名称:顧客セグメント方法およびシ
ステム)、特開平08-137916(名称:顧客興味情報収集
方法および装置)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スーパーマ
ーケットなどのチラシの配布を効率的に行うためには、
上記顧客情報を分析することは無論のこと、ターゲット
となる顧客の所在が一目であると便利であるが、このよ
うな情報を提供するシステムはなかった。また、店舗出
店前、商圏エリアにターゲットとなる顧客がどの程度住
んでいるか分かるようなシステムもなかった。加えて、
山や川などの地理的条件や交通網等の条件等の立地条件
が店舗の売上げに対してどのような影響を与えるか分析
出来るシステムもなかった。
【0004】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であって、ターゲットとなる顧客の所在が一目である顧
客情報分析システム、顧客情報分析方法および記録媒体
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜図9に示す
ように、住所情報を含む顧客情報を分析し、分析結果を
地図上に表示した地図情報を出力装置(例えば、表示装
置26、36、印刷装置27、37等)出力する顧客情
報分析システム(例えば、顧客情報分析システム1、顧
客情報分析装置2)であって、地図データを記憶する地
図データベース232と、顧客情報を取り込む顧客情報
取込手段(例えば、CPU21等)と、前記顧客情報取
込手段21によって取り込まれた顧客情報を所定の条件
に従って分類する顧客情報分類手段(例えば、CPU2
1等)と、前記顧客情報取込手段21によって取り込ま
れた顧客情報の住所を含む地域の地図データを前記地図
データベース232から取得する地図データ取得手段
(例えば、CPU21等)と、前記地図データ取得手段
21によって取得された地図データ中の顧客情報の住所
に対応した位置に、前記顧客情報分類手段21による分
類に応じて異なる態様のマークを表示した地図情報を作
成する地図情報作成手段(例えば、CPU21等)と、
を備えていることを特徴としている。
【0006】請求項1記載の発明によれば、顧客情報が
顧客情報取込手段21によって取り込まれ、この顧客情
報が所定の条件に従って顧客情報分類手段21によって
分類され、顧客情報の住所を含む地域の地図データが地
図データ取得手段21によって地図データベース232
から取得され、取得された地図データ中の顧客情報の住
所に対応した位置に、分類に応じて異なる態様のマーク
が表示された地図情報が地図情報作成手段21によって
作成され、この地図情報が出力装置26、27、36、
37に出力されるので、分類に応じた顧客の地図上での
居所が一目瞭然となることとなって、マーケティング活
動を効率的に行うことが出来る。具体的には、例えば、
特定の顧客(例えば、20代の独身女性)を分類(例え
ば、店舗から1km圏内、2km圏内、3km圏内等に
分類)し、各分類の顧客を色分けして地図上に示すこと
により、どの圏内までちらしを配布するかの判断ができ
るとともに、ちらしを配布する際の案内地図としても使
用出来る。
【0007】ここで、顧客情報分析システム1、2は、
例えば、顧客情報分析装置2と、端末装置3と、が通信
回線によって接続され、前記端末装置3による顧客情報
の指定に基づいて地図情報の作成を行うようにしてもよ
いし、或いは通信回線を介さず顧客分析装置2単体で構
成されているものであってもよい。地図データベース2
32は、例えば、ベクター(座標値)データとラスター
(画像)データが格納され、1/1500の住宅地図の
他、1/2500、1/25000、1/50000、
1/100000などの地図データも記憶されている。
所定の条件とは、例えば、顧客属性(年齢、性別、住所
等)でもよいし、或いは過去の購買履歴から設定しても
よく、それらを任意に組み合わせたものであってもよ
い。分類に応じて異なる態様のマークを表示するとは、
例えば、文字、図形、記号などの標識の大きさや色を変
えたり、或いは別の標識に変えるようにすることをい
う。
【0008】請求項2記載の発明は、住所情報を含む顧
客情報を分析し、分析結果を地図上に表示した地図情報
を出力装置(例えば、表示装置26、36、印刷装置2
7、37等)に出力する顧客情報分析システム(例え
ば、顧客情報分析システム1、顧客情報分析装置2等)
であって、前記顧客情報を記憶する顧客情報データベー
ス233と、地図データを記憶する地図データベース2
32と、前記顧客情報データベース233から所定の条
件に合致した顧客情報を取得する顧客情報取得手段(例
えば、CPU21等)と、前記顧客情報取得手段21に
よって取得された顧客情報の住所を含む地域の地図デー
タを前記地図データベース232から取得する地図デー
タ取得手段(例えば、CPU21等)と、前記顧客情報
の住所に対応した位置にマークを表示した地図情報を作
成する地図情報作成手段(例えば、CPU21等)と、
を備えていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、顧客情報デ
ータベース233から所定の条件に合致した顧客情報が
顧客情報取得手段21により取得され、この顧客情報の
住所を含む地域の地図データが地図データ取得手段21
によって地図データベース232から取得され、顧客情
報の住所に対応した位置にマークを表示した地図情報が
地図情報作成手段21によって作成され、この地図情報
が出力装置26、2736、37に出力されるので、顧
客情報データベース233から所定の条件に合致する顧
客のみを抽出して地図上に表示することが出来ることと
なって、マーケティング活動をより効率的に行うことが
出来る。即ち、地図上の所望する顧客の住所に対応する
位置にマークが表示されているので、顧客分布が一目瞭
然となる他、例えば、チラシを配布する場合の案内図な
どとしても利用することが出来る。
【0010】ここで、顧客情報とは、住所の他、例え
ば、顧客の氏名、年齢、性別、電話番号、家族構成、収
入、或いは過去の購買履歴等の情報である。所定の条件
とは、例えば、顧客属性(年齢、性別、住所等)でもよ
いし、或いは過去の購買履歴から設定してもよく、それ
らを任意に組み合わせたものであってもよい。また、必
要な情報は、その都度呼び出すようにしてもよい、全て
の情報を一旦呼び出して、それをレイヤ表示させ、レイ
ヤの切替により対象となる必要な情報を表示させるよう
にしてもよい。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の顧客情報分析システム1、2において、住所に緯度
経度が対応付けられて記憶される緯度経度情報データベ
ース231と、顧客情報の住所に基づいて緯度経度情報
を前記緯度経度情報データベース231から取得する緯
度経度情報取得手段(例えば、CPU21等)と、を備
え、地図データベース232は、緯度経度情報に地図デ
ータが対応付けられて記憶され、地図データ取得手段2
1は、前記緯度経度情報取得手段21によって取得され
た緯度経度情報に相当する場所を含む地図データを地図
データベース232から取得するように構成されている
ことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明と同等の効果が得られることは無論のこ
と、特に、緯度経度情報取得手段21により、顧客情報
の住所に基づいて緯度経度情報が緯度経度情報データベ
ース231から取得され、地図データ取得手段21によ
り、緯度経度情報取得手段21によって取得された緯度
経度情報に相当する場所を含む地図データが地図データ
ベース232から取得されるので、顧客の居所が地図上
にピンポイントで表示されることとなって、精度の高い
地図情報を得ることが出来る。即ち、地図上での位置精
度が上がることにより、例えば、チラシ配布の時の案内
図としての機能がより高まる。
【0013】ここで、緯度経度情報は、例えば、小数点
以下6桁まで表示可能であるが、データベースの容量に
応じてその精度は適宜変更可能である。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の顧客情報分析システム1、2において、地
図情報を表示する表示装置26、36と、表示装置2
6、36の画面上でのカーソルの移動操作を行うポイン
ティングデバイス(例えば、マウス25a、34a等)
を備え、地図情報作成手段21によって作成された地図
データ上の所望する範囲を前記ポインティングデバイス
によって指定することに基づいて、当該指定範囲に存す
る顧客データを生成し、前記表示装置36の画面上に当
該顧客データを表示する顧客データ表示制御手段21、
31を備えていることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、顧客データ表示制御手段21、31
により、ポインティングデバイスによって地図上の所望
する範囲指定に基づいて、当該指定範囲に存する顧客デ
ータが生成され、表示装置36の画面上に当該顧客デー
タが表示されるので、地図上で知りたい顧客の顧客デー
タを素早く知ることが出来る。即ち、ポインティングデ
バイスによる指定という簡単な操作で知りたい顧客の顧
客データを入手出来るので使い勝手がよい。また、ポイ
ンティングデバイスによる対象顧客の指定は、例えば、
対象顧客が表示されたマーク部分をクリック指定した
り、或いは対象顧客を矩形或いは円で囲み、囲まれた範
囲に存在する顧客を指定してもよく、指定された顧客の
顧客データは画面上に表示される。
【0016】ここで、ポインティングデバイスは、例え
ば、マウス25a、34a、タッチパネル、ジョイステ
ィック、ライトペンなどである。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の顧客情報分析システム1、2において、地
図情報にマークされた一の店舗の顧客分布と、山や河や
交通網などの立地条件或いは所定のイベント条件と、に
基づいて、前記立地条件或いは前記イベント条件が及ぼ
す当該店舗の売上げへの影響を分析する分析手段(例え
ば、CPU21等)を備えていることを特徴としてい
る。
【0018】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、分析手段21によって、地図情報に
マークされた一の店舗の顧客分布と、山や河や交通網な
どの立地条件或いはイベント条件と、に基づいて、立地
条件或いはイベント条件が及ぼす当該店舗の売上げへの
影響が分析されるので、マーケティング活動に利用する
ことが出来る。また、競合となる店の分布の影響も分析
することが出来る。また、上記分析結果を蓄積すること
により売上げと立地条件或いはイベント条件の相関関係
を定量的に分析することが出来、これから出店する店舗
の立地条件などから売上げを予想出来るとともに、更に
出店の適否を判断する材料を提供することが出来るし、
イベント条件にマッチした顧客へのマーケティングなど
を行うことが出来る。具体的には、例えば、訪問飲料販
売において、あるプロ野球チームの優勝時のみに購入す
る顧客や、サッカーの試合時にのみ購入する顧客等など
を顧客情報として持っていれば、これらのイベントに合
わせてきめ細かなマーケティング活動を行うことが出来
る。
【0019】ここで、分析手段21は、例えば、山や河
を挟む顧客と、そうでない顧客とを分類して売上げを比
較分析したり、電車で来る場合にはどの辺りが境界とな
るかなどを顧客情報から分析したり、或いは競合となる
店の動向やその商圏における商品と人(例えば、嗜好情
報など)との関係や人の流れを曜日や時間別に調査した
データとの関係、近郊の店の状態による人の流れなどを
分析する。
【0020】請求項6記載の発明は、住所情報を含む顧
客情報を分析し、分析結果を地図上に表示した地図情報
を出力装置(例えば、表示装置26、36、印刷装置2
7、37等)に出力する顧客情報分析方法であって、顧
客情報を取り込むステップと、取り込まれた顧客情報を
所定の条件に従って分類するステップと、取り込まれた
顧客情報の住所を含む地域の地図データを地図データベ
ース232から取得するステップと、顧客情報の住所に
対応した位置に、分類に応じて異なる態様のマークを表
示した地図情報を作成するステップと、作成された地図
情報を出力装置26、27、36、37に出力するステ
ップと、を備えていることを特徴としている。請求項6
記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果
が得られる。
【0021】請求項7は、顧客情報分析方法において、
住所情報を含む顧客情報を分析し、分析結果を地図上に
表示した地図情報を出力装置(例えば、表示装置26、
36、印刷装置27、37等)に出力する顧客情報分析
方法であって、顧客情報を記憶する顧客情報データベー
ス233から所定の条件に合致した顧客情報を取得する
ステップと、取得された顧客情報の住所を含む地域の地
図データを地図データベース232から取得するステッ
プと、前記顧客情報の住所に対応した位置にマークを表
示した地図情報を作成するステップと、作成された地図
情報を前記出力装置26、27、36、37に出力する
ステップと、を備えていることを特徴としている。請求
項7記載の発明によれば、請求項2記載の発明と同様の
効果が得られる。
【0022】請求項8記載の発明は、住所情報を含む顧
客情報を分析し、分析結果を地図上に表示した地図情報
を出力装置(例えば、表示装置26、36、印刷装置2
7、37等)に出力する、コンピュータが実行可能なプ
ログラムを格納した記録媒体であって、顧客情報を取り
込むために必要なコンピュータが読み取り可能なプログ
ラムコードと、取り込まれた顧客情報を所定の条件に従
って分類するために必要なコンピュータが読み取り可能
なプログラムコードと、取り込まれた顧客情報の住所を
含む地域の地図データを地図データベース232から取
得するために必要なコンピュータが読み取り可能なプロ
グラムコードと、顧客情報の住所に対応した位置に、分
類に応じて異なる態様のマークを表示した地図情報を作
成するために必要なコンピュータが読み取り可能なプロ
グラムコードと、作成された地図情報を出力装置26、
27、36、37に出力するために必要なコンピュータ
が読み取り可能なプログラムコードと、を備えているこ
とを特徴としている。請求項8記載の発明によれば、請
求項1記載の発明と同様の効果が得られる。
【0023】請求項9記載の発明は、住所情報を含む顧
客情報を分析し、分析結果を地図上に表示した地図情報
を出力装置(例えば、表示装置26、36、印刷装置2
7、37等)に出力する、コンピュータが実行可能なプ
ログラムを格納した記録媒体であって、顧客情報を記憶
する顧客情報データベース233から所定の条件に合致
した顧客情報を取得するステップと、取得された顧客情
報の住所を含む地域の地図データを地図データベース2
32から取得するステップと、前記顧客情報の住所に対
応した位置にマークを表示した地図情報を作成するステ
ップと、作成された地図情報を出力装置26、27、3
6、37に出力するステップと、を備えていることを特
徴としている。請求項9記載の発明によれば、請求項2
記載の発明と同様の効果が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
顧客情報分析システム、顧客情報分析方法および記録媒
体について説明する。図1は、本発明にかかる顧客情報
分析システムの全体構成を示す図である。図1に示す顧
客情報分析システム1は、例えば、本社などに備えら
れ、顧客情報の分析を行う顧客情報分析装置2と、例え
ば、各店舗側に備えられた端末装置3と、などで構成さ
れ、顧客情報分析装置2と端末装置3とは、インターネ
ット、或いは専用線などの通信回線網4で接続されてい
る。
【0025】顧客情報分析装置2は、WWW(World Wi
de Web)サーバとしての機能を有し、例えば、図2に示
すように、内部にCPU(Central Processing Unit )
21と、RAM(Random Access Memory)22と、記憶
装置23と、伝送制御部24と、入力装置25と、表示
装置26と、印刷装置27等を備え、それらは内部バス
28を介して接続されている。
【0026】記憶装置23は、プログラムやデータ等が
予め記憶された記録媒体を有しており、この記録媒体2
3aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
などで構成されている。この記録媒体23aは記憶装置
23に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に設けた
ものである。この記録媒体23aには、データベース形
式で、住所に対応付けられた緯度経度情報が記憶される
緯度経度情報データベース231と、緯度経度情報に対
応付けられた地図データが記憶される地図データベース
232と、所定の顧客情報が記憶される顧客情報データ
ベース233と、当該顧客情報分析システム1のシステ
ムプログラムや顧客情報分析処理で使用される各種アプ
リケーションプログラム等を記憶したプログラムデータ
ベース234などが格納されるとともに、各種アプリケ
ーションプログラムの実行結果などを記憶する結果情報
データベース235なども備えている。また、この記録
媒体23aに記憶されるプログラム、データ等は、その
一部若しくは全部を他のサーバや端末装置等からネット
ワーク回線等の伝送媒体を介して伝送制御部24から受
信して記録する構成にしてもよく、更に、プログラム等
をネットワーク回線等の伝送媒体を介して顧客情報分析
装置2や端末装置3に伝送してこれらを機器にインスト
ールするように構成してもよい。
【0027】緯度経度情報データベース231は、住所
情報と緯度経度情報が対応付けられたテーブル形式のデ
ータベースである。かかる緯度経度情報データベース2
31には、例えば、住所情報として、「郵便番号:16
3−0833、住所:新宿区〇〇町〇〇番地〇〇号」
と、緯度経度情報(北緯:32.025475、東経:
142.256987)とが対応付けられており、緯度
経度情報は、例えば、小数点以下6桁で表すことが出来
るようになっている。
【0028】地図データベース232は、例えば、ベク
ター(座標値)データとラスター(画像)データが格納
され、各データは地図表示プログラム用のデータ形式に
される。そして、地図データの画面表示は、ビューアを
ダウンロードして各ブラウザで入力されたURLに基づ
いてビューアが動作することにより行う。より具体的に
は、例えば、全国を700以上に区分化したゼンリン社
製の1/1500の住宅地図、昭文社製の全国道路地図
(1/25000、1/50000)などが、電子デー
タとして記憶されている。また、これ以外にも、1/2
500、1/100000などの地図データも記憶され
ている。かかる地図データには、山、河、学校、公園、
駅、線路、主要建物などに関するランドマーク情報が含
まれ、地図データに基づく地図上に、かかるランドマー
クが表示されるようになっている。また、このランドマ
ーク情報も緯度経度情報と対応付けられて記憶されてい
る。さらに、このランドマーク情報には、当該建物が建
てられた年月日、施主等の情報も記憶されている。
【0029】顧客情報データベース233には、顧客に
関するデータが記憶されている。記憶されるデータとし
ては、例えば、顧客の住所、氏名、年齢、性別、職業、
年収、家族構成、趣味、電話番号、郵便番号などである
が、これ以外にも、例えば、顧客が商品を購入したり、
サービスの提供を受けた際の内容(商品名、サービス
名、日時、料金等)を購買履歴として保有している。か
かる顧客情報は、会員カードの発行などやアンケートの
回答等により収集する。
【0030】プログラムデータベース234には、緯度
経度情報データベース231を管理し、精度を向上させ
るため住所から緯度経度情報を生成する学習機能を持っ
たプログラム、顧客情報分析を行うプログラム、地図デ
ータを編集する各種のアプリケーションプログラムが記
憶され、例えば、ランドマーク情報を全文検索して欲し
い位置情報をリストアップし、リストアップされたラン
ドマーク情報を地図上に色分け等により表示するプログ
ラム、目的地の場所がマークされた地図を案内図用にデ
フォルメするプログラム(例えば、主要道路や代表ラン
ドマークのみを記載した地図に編集する機能を有するプ
ログラム)、ランドマークの経年変化を色分けして表示
するプログラムなどが記憶されている。
【0031】CPU21は、記憶装置23に格納されて
いるシステムプログラムや当該顧客情報分析処理に対応
する各種アプリケーションプログラムや、端末装置3か
ら入力される各種指示信号に応じた各種データ等をRA
M22に格納し、この指示及び入力データに応じてRA
M22内に格納したアプリケーションプログラムに従っ
て各種処理を実行し、その処理結果をRAM22に一時
的に格納するとともに、処理結果を伝送制御部24を介
して端末装置3に送信する。また、一部或いは全部の処
理結果情報を結果情報データベース235に記憶させ
る。具体的に、CPU21は、後述するように、顧客情
報取込手段として、入力装置によって入力された顧客情
報を取り込む処理、顧客情報取得手段として、顧客情報
データベース233から所定の条件に合致した顧客情報
を取得する処理、顧客情報分類手段として、顧客情報を
所定の条件に従って分類する処理、緯度経度情報取得手
段として、顧客の住所に対応付けられた緯度経度情報を
前記緯度経度情報データベース231から取得する処
理、地図データ取得手段として、取得された緯度経度情
報に相当する場所を含む地図データを前記地図データベ
ース232から取得する処理を行う。
【0032】また、CPU21は、地図情報作成手段と
して、顧客情報の住所に対応した位置に、顧客情報分類
手段による分類に応じて異なる態様のマークを表示した
地図情報を作成する処理、或いは取得された地図データ
上の顧客情報の住所に対応した位置に、マークを表示し
た地図情報を作成する処理を行う。この際、CPU21
は、地図上に示すマーク表示はアイコン表示とし、アイ
コンの中に、当該位置に対応した顧客の顧客データを格
納する処理も行う。そして、CPU21は、顧客データ
表示手段として、地図情報作成手段によって作成された
地図データ上のマーク部分にカーソルを重ねてクリック
操作することに基づいて、当該マーク部分に相当する顧
客データを生成し、前記表示装置の画面上に当該顧客デ
ータを表示する処理を行う。更に、CPU21は、分析
手段として、地図情報にマークされた一の店舗の顧客分
布と、山や河や交通網などの立地条件或いはイベント情
報と、に基づいて、前記立地条件或いはイベント条件が
及ぼす当該店舗の売上げへの影響を分析する処理、新し
く店を出店する際の候補地リストを立地条件等から立案
する処理を行う。また、CPU21は、表示制御手段と
して、作成された地図情報を表示装置36に表示する制
御を行う処理、或いは解析編集手段として、各種アプリ
ケーションプログラムによる解析、編集処理を行う。
【0033】RAM22は、CPU21が記憶装置23
に格納されたプログラムを実行する際に各種データを展
開するプログラム格納領域を形成するとともに、CPU
21が実行する顧客情報分析処理等に係わるデータを一
時的に記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによ
って処理される作業領域などを形成する。
【0034】表示装置26は、例えば、CRT(Cathod
e Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)など
により構成され、CPU21の表示制御に従い、地図情
報をダウンロードされたビューアの動作により画面上に
表示する。
【0035】印刷装置27は、CPU21の指示に従っ
て所定のフォーマットで地図情報を印字する装置であ
る。
【0036】伝送制御部24は、モデム(MODEM:
MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(T
A:Terminal Adapter)、あるいはルーター等によって
構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等
の通信回線を介して端末装置との間で完了情報や地図情
報の送受信を行う。
【0037】端末装置3は、例えば、パーソナルコンピ
ュータなどを含む構成であり、図3に示すように、内部
に、CPU31、RAM32、ハードディスク装置3
3、入力装置34、伝送制御装置35(伝送制御手段)
と、表示装置36と、印刷装置37等を備え、それらは
内部バス38を介して接続されている。
【0038】CPU31は、ハードディスク装置33に
記憶されているプログラムに従って各種処理を行うよう
になっている。
【0039】RAM32は、CPU31がハードディス
ク装置33に格納されたプログラムを実行する際に各種
データを展開するプログラム格納領域を形成するととも
に、CPU2が実行する処理に係わるデータを一時的に
記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによって処
理される作業領域などを形成する。
【0040】ハードディスク装置33には、OS(オペ
レーティングシステム)等の制御プログラム、WWW用
のブラウザなどのアプリケーションプログラムが記憶さ
れている他、顧客情報分析装置2から送信されたベクタ
ーデータやラスターデータからなる地図情報が所定のフ
ァイルフォーマットで記憶されている。。
【0041】入力装置34は、キーボードの他、マウス
34a、タッチペン等のポインティングデバイスを備え
ている。
【0042】伝送制御装置35は、モデム(MODE
M:MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ
(TA:Terminal Adapter)、あるいはルーター等によ
って構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用
線等の通信回線を介して顧客情報分析装置2との間で各
種データ、信号或いは地図情報の送受信を行う。
【0043】表示装置36は、例えば、CRT(Cathod
e Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)など
により構成され、CPU31からの指示に従い、地図情
報をダウンロードされたビューアの動作により画面上に
表示する。
【0044】印刷装置37は、CPU31からの指示に
従い、顧客情報分析装置2から送信された地図情報を印
刷する。
【0045】以上のように構成された顧客情報分析シス
テム1における顧客情報分析処理について、図4に示す
フローチャートに沿って説明する。なお、以下におい
て、単に「表示」というときは表示装置36に表示する
ことを示している。また、単に「指定」、「入力」、又
は「ボタンを押下」というときは、マウス又はキーボー
ドで「指定」、「入力」、又は、「ボタンを押下」する
ことを表わしている。
【0046】顧客情報分析処理が開始されると、まず、
ステップS1では、端末装置3側で、ブラウザを立ち上
げ、表示装置36に表示された画面上の指示に従い、入
力装置34などで顧客情報の指定を行う。具体的には、
例えば、顧客情報の中に含まれる、地域、年齢、性別な
ど各種キーワードを組み合わせて指定する。次いで、ス
テップS2では、分析内容や地図情報の指定を行う。具
体的には、例えば、地図の縮尺の指定、各種アプリケー
ションプログラムによって提供されるサービスの指定を
行う。ここで、例えば、地図の縮尺を1/1500と
し、顧客情報データベース233から抽出された顧客の
住所に相当する場所を地図上にプロットして表示するサ
ービスを指定する(第1の地図情報提供の形態)。ま
た、或いは、例えば、指定された顧客の住所に相当する
場所を地図上にプロットするとともに、当該顧客の中
で、ある地点から半径2km以内の顧客と、それ以外の
顧客とを分類して、その分布を表示するサービスを指定
する(第2の地図情報提供の形態)。
【0047】次いで、ステップS3では、指定した顧客
情報や地図情報などの指定情報を伝送制御装置35によ
り地図情報提供装置2に送信する処理を行う。次いで、
ステップS4では、ステップS3で送信された指定情報
を伝送制御部24により受信し、ステップS5で、CP
U21により、受信した指定情報に基づいて顧客情報デ
ータベース233から対象となる顧客情報を取得する。
次いで、ステップS6では、CPU21により、取得し
た顧客情報の住所情報に基づいて緯度経度情報データベ
ース231から対応する小数点以下6桁で表示された緯
度経度情報を取得するとともに、ステップS7で、取得
した緯度経度情報から、当該緯度経度情報に相当する場
所を含む地図データ(例えば、1/1500の地図デー
タ等)を地図データベース232から取得する。
【0048】次いで、ステップS8では、CPU21に
より、例えば、当該顧客情報の中で、ある地点から半径
2km以内の顧客と、それ以外の顧客とを分類する処
理、或いは後述する店舗の売上げに対する立地条件の影
響等の各種の分析処理が行われる。次いで、ステップS
9では、CPU21により、各顧客データのデータを格
納したアイコンを作成し、次いで、ステップS10で
は、取得した地図データに基づく地図上の緯度経度情報
に相当する位置に、ステップS8の分析した結果をステ
ップS9で作成したアイコンでマークした地図情報を作
成する。次いで、ステップS11では、作成された地図
情報を伝送制御部24を介してクライアント端末装置3
に送信する処理を行う。
【0049】次いで、ステップS12では、端末装置3
側は、送信された地図情報を伝送制御装置35で受信す
る処理を行った後、ステップS13に移行して、当該地
図情報を表示装置36に出力する処理を行う。具体的に
は、例えば、第1の地図情報提供の形態の場合、図5に
示すように、「」、「」、「」…のように顧客の
住所に対応する場所が地図上にピンポイントでマークM
されて表示される。または、該当建物が識別出来る意味
を持った色で地図上に表示される。また、第2の地図情
報提供の形態の場合、図6に示すように、指定された顧
客の住所に対応する場所がピンポイントでマークmされ
て表示されるとともに、ある地点から半径2km以内の
領域が「サークル」で囲まれ、サークル内の顧客がそれ
以外の顧客と選別出来るようになっており、更に、サー
クル内の顧客とそれ以外の顧客とが色分けされて表示さ
れるようになっている。加えて、図6は、顧客情報によ
って層別(レイヤ)されていて、例えば、左側のチェッ
クボックスの男性欄をチェックすると、男性顧客のみが
表示され、また、例えば、ペット欄をチェックすると、
ペットを飼っている顧客のみが表示される。これによ
り、例えば、特定の商業圏或いはチラシを配布したい範
囲に属する顧客の絞り込みや、VIP顧客に対するイベ
ント案内などを行うことが出来る。
【0050】次いで、ステップS14では、画面上に表
示された地図のマーク部分(アイコン)にカーソルcが
重ねられマウス34a等によるクリック操作があったか
否かが判別され、クリック操作がない場合にはそのまま
終了するが、クリック操作がある場合には、ステップS
15に移行して顧客データの表示を行った後、本顧客情
報分析処理を終了する。
【0051】ここで、具体的には、図7に示すように、
画面上に表示された地図のマーク部分(アイコン)にカ
ーソルcをマウス34aにより移動させて重ね、クリッ
ク操作をすると、当該マーク部分に相当する顧客の顧客
データが画面上に表示される。これにより、地図上で知
りたい顧客の顧客データを素早く知ることが出来る。
【0052】なお、予め統計などを取った情報リスト
と、当該情報を地図上にプロットした顧客の顧客情報デ
ータベース22の顧客情報と、を更にマッチングさせて
マッチングした顧客を地図上に表示したり、或いはマッ
チングした顧客リストを印刷するするようにしてもよ
い。また、顧客情報は、顧客情報データベース233か
ら取得するようにしたが、端末装置3で入力した顧客情
報を用いても良いし、或いは顧客情報分析装置2で入力
した顧客情報を用いても良い。
【0053】次に、図4の分析処理について、店舗の立
地条件が売上げに及ぼす影響を分析する分析処理を例示
して、図8を用いて説明する。分析処理が開始される
と、まず、ステップS21では、端末装置3側で、ブラ
ウザを立ち上げ、表示装置36に表示された画面上の指
示に従い、入力装置34などで分析条件の設定を行う。
ここで、例えば、河による店舗の売上げへの影響を分析
したい場合には、分析条件として、「河」を入力する。
【0054】次いで、ステップS22では、分析条件情
報を伝送制御装置35により地図情報提供装置2に送信
する処理を行う。次いで、ステップS23では、ステッ
プS22で送信された分析条件情報を伝送制御部24に
より受信し、ステップS24で、CPU21により、地
図データを地図データ中のランドマーク情報中の「河」
Rを表示するとともに、指定された顧客情報の顧客の住
所に相当する位置にマークがされた地図情報を編集して
作成する。
【0055】次いで、ステップS25では、作成された
地図情報を端末装置3に伝送制御部24を介して送信す
る処理を行い、ステップS26では、端末装置3側は、
伝送制御装置35で受信し、ステップS27で当該地図
情報を表示装置36に表示する処理を行った後、本処理
を終了する。そして、表示装置6の画面には、具体的に
は、例えば、図9に示すような、所定の店舗を中心に半
径1km以内、および半径2km以内の顧客分布を示し
た地図情報が作成される。そして、例えば、店舗から同
一距離領域区内にある顧客の割合を河を挟んでAゾーン
とBゾーンとで分けて分析することができ、売上げに対
する河の影響を分析することが出来る。また、商品毎の
立地条件との相関関係、橋Bの影響なども分析すること
が出来る。
【0056】以上説明した本発明にかかる顧客情報分析
システム1によれば、顧客情報が所定の条件に従って分
類され、顧客情報の住所を含む地域の地図データが地図
データベース232から取得され、取得された地図デー
タ中の顧客情報の住所に対応した位置に、分類に応じて
異なる態様のマークが表示され、作成された地図情報が
表示装置26、36に出力されるので、分類に応じた顧
客の地図上での居所が一目瞭然となることとなって、マ
ーケティング活動を効率的に行うことが出来る。顧客情
報が顧客カードに基づいていれば、当該顧客の分布を示
すことによりカード利用圏の確認も行える。また、顧客
情報データベース233から所定の条件に合致した顧客
情報が顧客情報取得手段により取得され、この顧客情報
の住所を含む地域の地図データが地図データベース23
2から取得され、顧客情報の住所に対応した位置にマー
クを表示した地図情報が作成され、この地図情報が表示
装置26、36に出力されるので、顧客情報データベー
ス233から所定の条件に合致する顧客のみを抽出して
地図上に表示することが出来ることとなって、マーケテ
ィング活動をより効率的に行うことが出来る。特に、顧
客の住所が緯度経度に対応しているので、地図上にピン
ポイントで表示されることとなって、精度の高い地図情
報を得ることが出来る。
【0057】更に、地図情報にマークされた一の店舗の
顧客分布と、山や河や交通網などの立地条件と、に基づ
いて、立地条件が及ぼす当該店舗の売上げへの影響が分
析されるので、マーケティング活動に利用することが出
来る。また、上記分析結果を蓄積することにより売上げ
と立地条件の相関関係を定量的に分析することが出来、
これから出店する店舗の立地条件から売上げを予想出来
るとともに、更に出店の適否を判断する材料を提供する
ことが出来る。
【0058】また、顧客情報分析装置2は、端末装置3
からの指示が無くとも、例えば、入力装置25により顧
客の住所情報を入力することにより、CPU21は、緯
度経度情報データベース231から当該住所情報に対応
する緯度経度情報を取得し、当該緯度経度情報に対応す
る場所を含む地図データを地図データベース232から
取得し、当該地図データに基づく地図上に当該緯度経度
情報に対応した場所にマークをした地図情報を作成し、
かかる地図情報を表示装置26や印刷装置27から出力
することも出来る。これにより、地図情報提供装置2を
単独で使用することにより、通信回線を介さずとも指定
した場所がピンポイントで表示された地図情報を入手で
きる。
【0059】なお、上記実施の形態は、一例に過ぎず、
適宜変更可能である。例えば、顧客情報分析装置2内の
記憶装置に記憶された緯度経度情報データベース23
1、地図データベース232、顧客情報データベース2
33は、顧客情報分析装置2内に組み入れた構成とした
が、顧客情報分析装置2と別個のサーバとして通信回線
を介してデータ入手が可能な構成としてもよい。地図情
報の表示態様も本実施の形態においては、色替えにより
行うこととしたが、異なるマークに変換させたり、マー
クの大きさを変更するようにしてもよい。更に、建物形
状や敷地そのものの色替えによって表示するようにして
もよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1、6、8記載の発明によれば、
顧客情報が顧客情報取込手段によって取り込まれ、この
顧客情報が所定の条件に従って顧客情報分類手段によっ
て分類され、顧客情報の住所を含む地域の地図データが
地図データ取得手段によって地図データベースから取得
され、取得された地図データ中の顧客情報の住所に対応
した位置に、分類に応じて異なる態様のマークが地図情
報作成手段によって表示され、作成された地図情報が出
力手段によって出力装置に出力されるので、分類に応じ
た顧客の地図上での居所が一目瞭然となることとなっ
て、マーケティング活動を効率的に行うことが出来る。
【0061】請求項2、7、9記載の発明によれば、顧
客情報データベースから所定の条件に合致した顧客情報
が顧客情報取得手段により取得され、この顧客情報の住
所を含む地域の地図データが地図データ取得手段によっ
て地図データベースから取得され、顧客情報の住所に対
応した位置にマークを表示した地図情報が地図情報作成
手段によって作成され、この地図情報が出力手段によっ
て出力装置に出力されるので、顧客情報データベースか
ら所定の条件に合致する顧客のみを抽出して地図上に表
示することが出来ることとなって、マーケティング活動
をより効率的に行うことが出来る。
【0062】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明と同等の効果が得られることは無論のこ
と、特に、緯度経度情報取得手段21により、荷物の届
け先住所に基づいて緯度経度情報が緯度経度情報データ
ベースから取得され、地図データ取得手段21により、
緯度経度情報取得手段21によって取得された緯度経度
情報に相当する場所を含む地図データが地図データベー
スから取得されるので、荷物の届け先が地図上にピンポ
イントで表示されることとなって、精度の高い地図情報
を得ることが出来る。
【0063】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、顧客データ表示制御手段21、31
により、ポインティングデバイスによって地図上の所望
する範囲指定に基づいて、当該指定範囲に存する顧客デ
ータが生成され、表示装置36の画面上に当該顧客デー
タが表示されるので、地図上で知りたい顧客の顧客デー
タを素早く知ることが出来る。即ち、ポインティングデ
バイスによる指定という簡単な操作で知りたい顧客の顧
客データを入手出来るので使い勝手がよい。また、ポイ
ンティングデバイスによる対象顧客の指定は、例えば、
対象顧客が表示されたマーク部分をクリック指定した
り、或いはり対象顧客を矩形或いは円で囲み、囲まれた
範囲に存在する顧客を指定してもよく、指定された顧客
の顧客データは画面上に表示される。
【0064】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、分析手段によって、地図情報にマー
クされた一の店舗の顧客分布と、山や河や交通網などの
立地条件と、に基づいて、立地条件が及ぼす当該店舗の
売上げへの影響が分析されるので、マーケティング活動
に利用することが出来る。また、上記分析結果を蓄積す
ることにより売上げと立地条件の相関関係を定量的に分
析することが出来、これから出店する店舗の立地条件か
ら売上げを予想出来るとともに、更に出店の適否を判断
する材料を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる顧客情報分析システムの全体構
成を示した図である。
【図2】図1の顧客情報分析装置の要部構成を示したブ
ロック図である。
【図3】図1の端末装置の要部構成を示したブロック図
である。
【図4】本発明にかかる顧客情報分析処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】地図情報の画面上に第1の地図情報提供の形態
の表示例を示した図である。
【図6】地図情報の画面上に第2の地図情報提供の形態
の表示例を示した図である。
【図7】地図情報の画面上に顧客データを表示した表示
例を示した図である。
【図8】本発明にかかる分析処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】地図情報の画面上に分析処理の結果を表示した
表示例を示した図である。
【符号の説明】
1 顧客情報分析システム 2 顧客情報分析装置 3 端末装置 4 通信回線網 21 CPU 22、 RAM 23 記憶装置 23a 記憶媒体 24 伝送制御部 25 入力装置 25a マウス 26 表示装置 27 印刷装置 31 CPU 32 RAM 33 ハードディスク装置 34 伝送制御装置 35 入力装置 35a マウス 36 表示装置 37 印刷装置 231 緯度経度情報データベース 232 地図データベース 233 顧客情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB03 HB08 HB11 HB15 HB31 HC13 HC14 HC22 HC27 5B049 BB11 CC02 CC08 DD05 EE01 EE07 FF03 FF04 FF09 GG01 GG04 GG07 5B050 AA03 BA17 DA10 EA12 EA20 FA02 FA03 FA19 5E501 AB15 AC23 AC25 AC33 BA03 BA05 CA02 CB07 DA02 EA02 EB05 EB06 FA13 FA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住所を含む顧客情報を分析し、分析結果
    を地図上に表示した地図情報を出力装置に出力する顧客
    情報分析システムであって、 地図データを記憶する地図データベースと、 顧客情報を取り込む顧客情報取込手段と、 前記顧客情報取込手段によって取り込まれた顧客情報を
    所定の条件に従って分類する顧客情報分類手段と、 前記顧客情報取込手段によって取り込まれた顧客情報の
    住所を含む地域の地図データを前記地図データベースか
    ら取得する地図データ取得手段と、 前記地図データ取得手段によって取得された地図データ
    上の顧客情報の住所に対応した位置に、前記顧客情報分
    類手段による分類に応じて異なる態様のマークを表示し
    た地図情報を作成する地図情報作成手段と、 を備えていることを特徴とする顧客情報分析システム。
  2. 【請求項2】 住所を含む顧客情報を分析し、分析結果
    を地図上に表示した地図情報を出力装置に出力する顧客
    情報分析システムであって、 前記顧客情報を記憶する顧客情報データベースと、 地図データを記憶する地図データベースと、 前記顧客情報データベースから所定の条件に合致した顧
    客情報を取得する顧客情報取得手段と、 前記顧客情報取得手段によって取得された顧客情報の住
    所を含む地域の地図データを前記地図データベースから
    取得する地図データ取得手段と、 前記地図データ取得手段によって取得された地図データ
    上の前記顧客情報の住所に対応した位置に、マークを表
    示した地図情報を作成する地図情報作成手段と、 を備えていることを特徴とする顧客情報分析システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の顧客情報分析シス
    テムにおいて、 住所に緯度経度が対応付けられて記憶される緯度経度情
    報データベースと、 顧客情報中の住所に基づいて緯度経度情報を前記緯度経
    度情報データベースから取得する緯度経度情報取得手段
    と、を備え、 地図データベースは、緯度経度情報に地図データが対応
    付けられて記憶され、 地図データ取得手段は、前記緯度経度情報取得手段によ
    って取得された緯度経度情報に相当する場所を含む地図
    データを地図データベースから取得するように構成され
    ていることを特徴とする顧客情報分析システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の顧客情報
    分析システムにおいて、 地図情報を表示する表示装置と、表示装置の画面上での
    カーソルの移動操作を行うポインティングデバイスと、
    を備え、 地図情報作成手段によって作成された地図データ上の所
    望する範囲を前記ポインティングデバイスによって指定
    することに基づいて、当該指定範囲に相当する顧客デー
    タを生成し、前記表示装置の画面上に当該顧客データを
    画面上に表示する顧客データ表示手段を備えていること
    を特徴とする顧客情報分析システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の顧客情報
    分析システムにおいて、 地図情報にマークされた一の店舗の顧客分布と、山や河
    や交通網などの立地条件或いは所定のイベント条件と、
    に基づいて、前記立地条件或いは前記イベント条件が及
    ぼす当該店舗の売上げへの影響を分析する分析手段を備
    えていることを特徴とする顧客情報分析システム。
  6. 【請求項6】 住所情報を含む顧客情報を分析し、分析
    結果を地図上に表示した地図情報を出力装置に出力する
    顧客情報分析方法であって、 顧客情報を取り込むステップと、 取り込まれた顧客情報を所定の条件に従って分類するス
    テップと、 取り込まれた顧客情報の住所を含む地域の地図データを
    地図データベースから取得するステップと、 顧客情報の住所に対応した位置に、分類に応じて異なる
    態様のマークを表示した地図情報を作成するステップ
    と、 作成された地図情報を前記出力装置に出力するステップ
    と、 を備えていることを特徴とする顧客情報分析方法。
  7. 【請求項7】 住所情報を含む顧客情報を分析し、分析
    結果を地図上に表示した地図情報を出力装置に出力する
    顧客情報分析方法であって、 顧客情報を記憶する顧客情報データベースから所定の条
    件に合致した顧客情報を取得するステップと、 取得された顧客情報の住所を含む地域の地図データを地
    図データベースから取得するステップと、 前記顧客情報の住所に対応した位置にマークを表示した
    地図情報を作成するステップと、 作成された地図情報を前記出力装置に出力するステップ
    と、 を備えていることを特徴とする顧客情報分析方法。
  8. 【請求項8】 住所情報を含む顧客情報を分析し、分析
    結果を地図上に表示した地図情報を出力装置に出力す
    る、コンピュータが実行可能なプログラムを格納した記
    録媒体であって、 顧客情報を取り込むために必要なコンピュータが読み取
    り可能なプログラムコードと、 取り込まれた顧客情報を所定の条件に従って分類するた
    めに必要なコンピュータが読み取り可能なプログラムコ
    ードと、 取り込まれた顧客情報の住所を含む地域の地図データを
    地図データベースから取得するために必要なコンピュー
    タが読み取り可能なプログラムコードと、 顧客情報の住所に対応した位置に、分類に応じて異なる
    態様のマークを表示した地図情報を作成するために必要
    なコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、 作成された地図情報を前記出力装置に出力するために必
    要なコンピュータが読み取り可能なプログラムコード
    と、 を備えていることを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】 住所情報を含む顧客情報を分析し、分析
    結果を地図上に表示した地図情報を出力装置に出力す
    る、コンピュータが実行可能なプログラムを格納した記
    録媒体であって、 顧客情報を記憶する顧客情報データベースから所定の条
    件に合致した顧客情報を取得するステップと、 取得された顧客情報の住所を含む地域の地図データを地
    図データベースから取得するステップと、 前記顧客情報の住所に対応した位置にマークを表示した
    地図情報を作成するステップと、 作成された地図情報を出力装置に出力するステップと、 を備えていることを特徴とする記録媒体。
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