JP2001350909A - 顧客情報管理装置、顧客情報管理方法、顧客情報管理システム及び記録媒体 - Google Patents

顧客情報管理装置、顧客情報管理方法、顧客情報管理システム及び記録媒体

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JP2001350909A
JP2001350909A JP2000173625A JP2000173625A JP2001350909A JP 2001350909 A JP2001350909 A JP 2001350909A JP 2000173625 A JP2000173625 A JP 2000173625A JP 2000173625 A JP2000173625 A JP 2000173625A JP 2001350909 A JP2001350909 A JP 2001350909A
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JP2000173625A
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Giichi Kitagami
義一 北上
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の居住地域の特徴と対応する顧客情報と
が一目で確認できる顧客情報管理装置、顧客情報管理方
法、顧客情報管理システム及び記録媒体を提供するこ
と。 【解決手段】 住所及び顧客履歴を含む顧客情報を記憶
する顧客情報データベース233と、地図データを記憶
する地図データベース232と、顧客情報を取得する顧
客情報取得手段と、顧客情報の住所を含む地域の地図デ
ータを取得する地図データ取得手段と、地図データ上の
前記顧客情報の住所に対応した位置にマークを表示した
地図情報を作成する地図情報作成手段と、顧客情報及び
地図情報を所定の出力形式で出力する出力手段とを備え
ていることを特徴とする顧客情報管理装置を用いて上記
課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客情報管理装
置、顧客情報管理方法、顧客情報管理システム及び記録
媒体に関する。
【背景の技術】例えば特開平6−266731号公報に
示すように、従来より、効率よく営業活動やマーケティ
ング活動を推進するために、多数の顧客に関する情報を
コンピュータに入力し、これらの情報で顧客に関するデ
ータベースを構築し、常に最新の情報が取り出せるよう
にした顧客情報管理システムが知られている。
【0002】この顧客情報管理システムにおいては、電
話で顧客の情報を収集するにあたり、電話番号とデータ
ベースとをリンクさせ、電話で顧客との通話を行ってい
るその場で、入手した情報をデータベースに入力するこ
とで、常に最新の情報がデータベースに蓄積されるよう
になっている。そして、データベースの情報を表形式に
まとめられた文字で表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、顧客への訪
問販売や訪問型の料金徴収等の顧客訪問を効率的に行う
ためには、従来の情報管理システムによる顧客の管理は
勿論のこと、顧客の居住地域の特徴(例えば住宅の分
布、道路の走り方及び最寄り駅等)と対応する顧客情報
とを一目で確認できると便利である。しかし、このよう
な情報を提供するシステムはなかった。本発明の課題
は、顧客の居住地域の特徴と対応する顧客情報とが一目
で確認できる顧客情報管理装置、顧客情報管理方法、顧
客情報管理システム及び記録媒体を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1及び図2に示す
ように、未契約の客、契約する見込みのある客及び契約
済みの客を含んだ顧客についての情報を管理する顧客情
報管理装置2であって、住所及び顧客履歴を含む顧客情
報を記憶する顧客情報データベース233と、地図デー
タを記憶する地図データベース232と、前記顧客情報
データベース233から所定の条件に合致した顧客情報
を取得する顧客情報取得手段(CPU)21と、前記顧
客情報取得手段21によって取得された顧客情報の住所
を含む地域の地図データを、前記地図データベース23
2から取得する地図データ取得手段(CPU)21と、
前記地図データ取得手段21によって取得された地図デ
ータ上の前記顧客情報の住所に対応した位置にマークを
表示した地図情報を作成する地図情報作成手段(CP
U)21と、前記顧客情報取得手段21によって取得さ
れた顧客情報及び前記地図情報作成手段21により作成
された地図情報を所定の出力形式で出力する出力手段
(表示装置26、印刷装置27)とを備えていることを
特徴とする。
【0005】ここで、顧客履歴には、氏名、年齢、性
別、職業、年収、家族構成、趣味、電話番号、郵便番
号、居住地域の最寄り駅等の他、顧客が商品を購入した
り、サービスの提供を受けた際の内容(商品名、サービ
ス名、日時、料金等)といった購買履歴及び顧客を訪問
した際の訪問者(営業者)への対応等が含まれる。
【0006】また、所定の条件とは、例えば、氏名、年
齢、性別、住所等でもよいし、過去の購買履歴及び顧客
を訪問した際の訪問者(営業者)への対応でもよく、ま
た、これらを組み合わせたものであってもよい。また、
地図データベース232には、例えば、1/700、1
/1500の住宅地図の他、1/2500、1/250
00、1/50000、1/100000などの地図デ
ータが、ベクター(座標値)データやラスター(画像)
データとして格納されている。
【0007】また、顧客地図データ上の顧客情報の住所
に対応した位置にマークを表示するとは、例えば、地図
データ上の前記位置に所定の構成の標識を重ねて表示し
たり、地図データ上の前記位置を反転表示したり、地図
データ上の前記位置を色変え表示したりすることをい
う。
【0008】請求項1記載の発明によれば、顧客情報を
顧客情報取得手段21により取得し、取得された顧客情
報の住所を含む地域の地図データを地図データ取得手段
21により地図データベース232から取得し、取得さ
れた地図データ上の顧客情報の住所に対応した位置にマ
ークを表示した地図情報を地図情報作成手段21により
作成する。そして、図6及び図7に示すように、これら
顧客情報及び地図情報を出力手段26・27により所定
の出力形式で出力するので、顧客の居住地域の特徴と対
応する顧客情報とを一目で確認できる。
【0009】また、顧客情報データベース233には顧
客履歴が含まれているので、顧客履歴を顧客情報取得手
段により取得して、この顧客履歴を出力手段26・27
により出力することで、顧客の居住地域の特徴と対応す
る顧客履歴とを一目で確認することができる。したがっ
て、以下の効果を得ることができる。
【0010】すなわち、例えば特定の地域に在住してい
る顧客に商品を訪問販売したい場合に、顧客履歴のうち
年齢、趣味嗜好及び過去の契約回数等を参照して商品を
買ってくれそうな顧客を絞り込むとともに、顧客の居住
地域の特徴から顧客への訪問経路を容易に決定すること
ができる。
【0011】さらには、顧客履歴のうち年齢や趣味嗜好
等の他、過去の訪問者(営業者)に対する顧客の対応
(例えば、他社の同種の商品を購入している旨の断り文
句を受けた等)等を確認することで、顧客を説得する手
段(例えば、自社の製品と他社の製品との相違点を説明
する等)を顧客への訪問の前に検討することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、例えば図2に示す
ように、請求項1記載の発明において、住所に緯度経度
を対応させて記憶される緯度経度情報データベース23
1と、顧客情報中の住所に基づいて緯度経度情報を前記
緯度経度情報データベース231から取得する緯度経度
情報取得手段(CPU)21とを備え、地図データベー
ス232には、地図データが緯度経度情報に対応づけら
れて記憶され、地図データ取得手段21は、前記緯度経
度情報取得手段21によって取得された緯度経度情報に
相当する場所を含む地図データを前記地図データベース
232から取得するように構成されていることを特徴と
する。
【0013】請求項2記載の発明によれば、緯度経度情
報取得手段21により、顧客情報の住所に基づいて緯度
経度情報が緯度経度情報データベース231から取得さ
れ、地図データ取得手段21により、緯度経度情報取得
手段21によって取得された緯度経度情報に相当する場
所を含む地図データが地図データベース232から取得
されるので、顧客の居所が地図上にピンポイントで表示
されることとなって、精度の高い地図情報を得ることが
できる。即ち、地図上での位置精度が上がることによ
り、例えば、顧客への訪問経路をより正確に決定するこ
とができる。
【0014】請求項3記載の発明は、例えば図2及び図
8に示すように、請求項1または2記載の発明におい
て、顧客情報取得手段によって取り込まれた顧客情報を
所定の条件に従って分類する顧客情報分類手段(CP
U)21を備え、地図情報作成手段21は、地図データ
取得手段21によって取得された地図データ上の顧客情
報の住所に対応した位置に、前記顧客情報分類手段21
による分類に応じて異なる態様のマークを表示した地図
情報を作成するように構成されていることを特徴とす
る。
【0015】ここで、所定の条件とは、顧客属性(年
齢、性別、住所等)でもよいし、過去の購買履歴及び訪
問者(営業者)への対応でもよく、また、これらを組み
合わせたものであってもよい。分類に応じて異なる態様
のマークを表示するとは、例えば、文字、図形、記号な
どの標識の大きさや色を変えたり、或いは別の標識に変
えるようにすることをいう。
【0016】請求項3記載の発明によれば、地図データ
取得手段21によって取得された地図データ上の顧客情
報の住所に対応した位置に、顧客情報分類手段21によ
る分類に応じて異なる態様のマークを表示した地図情報
を地図情報作成手段21により作成することができる。
【0017】したがって、地図上で顧客を分類すること
ができ、かつ顧客の居住地域の特徴を確認することがで
きる。よって、例えば、特定の顧客(例えば、新宿区○
○町在住の既婚男性)を商品の属性(若者向け、中高年
向け、男性用、女性用等)に応じて分類(例えば10
代、20代、30代・・・に分類)し、各分類の顧客を色
分けして地図上に示すことにより、どの顧客にどの商品
を訪問販売するか等を地図のみからある程度判断でき
る。
【0018】請求項4記載の発明は、例えば図1、図6
〜図8に示すように、請求項1〜3のいずれか記載の発
明において、地図情報を表示する表示装置26・36
と、該表示装置26・36の画面上でのカーソルの移動
操作を行うポインティングデバイス(マウス)25a・
34aとを備え、地図情報作成手段21によって作成さ
れた地図データ上のマーク部分にカーソルcを重ねてク
リック操作することに基づいて、該マーク部分に相当す
る顧客情報を生成し、前記表示装置26・36の画面上
に前記顧客情報を表示する顧客情報表示制御手段(CP
U)21を備えていることを特徴とする。
【0019】ここで、ポインティングデバイスとは、例
えば、キーボード、マウス25a・34a、タッチパネ
ル、ジョイスティック、ライトペン、マイク(音声によ
る指示情報を所定の信号に変換できるもの)などであ
る。請求項4記載の発明によれば、地図情報作成手段2
1によって作成されたマーク部分にカーソルcを重ねて
クリック操作することに基づいて、当該マーク部分に相
当する顧客情報を生成して、表示装置の画面上に当該顧
客情報が表示される。したがって、地図上で知りたい顧
客の顧客情報を素早く知ることが出来る。即ち、クリッ
ク操作という簡単な操作で知りたい顧客の顧客情報を入
手出来るので使い勝手がよい。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか記載の顧客情報管理装置2と、ユーザ端末装置3
・3・3とが通信回線(通信回線網)4によって接続さ
れ、前記ユーザ端末装置3による顧客情報の指定に基づ
いて顧客についての情報を管理するように構成されてい
ることを特徴とする。ここで、ユーザ端末装置には、携
帯電話等の移動体通信端末装置が含まれる。
【0021】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明と同様の効果が得られ、且つ顧
客情報管理装置2と、ユーザ端末装置3とが通信回線4
によって接続され、ユーザ端末装置3による顧客情報の
指定に基づいて顧客についての情報を管理するように構
成されているので、顧客情報管理装置2を個別に所有し
なくともユーザ端末装置3があればどこでも顧客情報の
管理を行うことができる。
【0022】請求項6記載の発明は、例えば図1に示す
ように、請求項1〜5のいずれか記載の顧客情報管理装
置2と、移動体通信端末装置6とが通信回線(通信回線
網4、無線通信回線網7)によって接続され、前記移動
体通信端末装置6による顧客情報の指定に基づいて顧客
についての情報を管理するように構成されていることを
特徴とする。ここで、移動体通信端末装置6としては、
携帯電話、PHS及びGPS(Global Positioning Sy
stem)で用いられるGPS受信機等がある。
【0023】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5の何れかに記載の発明と同様の効果が得られる他、顧
客情報管理装置2を個別に所有しなくとも移動体通信端
末装置6があればどこでも顧客情報の管理を行うことが
できる。特に、移動体通信端末装置6は持ち運びが可能
なので、移動中(例えば、顧客への訪問の途中)であっ
ても顧客情報の管理を行うことができ、使い勝手がよ
い。
【0024】請求項7記載の発明は、例えば図2、図9
及び図10に示すように、請求項6記載の発明におい
て、顧客情報管理装置2は、顧客情報取得手段によって
取得された顧客情報及び地図情報作成手段によって作成
された地図情報を移動体通信端末装置6に通信回線4・
7を介して送信する伝送制御手段(伝送制御部)24を
備え、前記移動体通信端末装置6は、表示画面66a
と、前記伝送制御手段24によって送信された顧客情報
及び地図情報を前記表示画面66aに表示する移動体表
示制御手段(CPU)61とを備えていることを特徴と
する。
【0025】請求項7記載の発明によれば、顧客情報及
び地図情報が移動体通信端末装置6の表示画面66aに
表示されるので、移動中であっても顧客の居住地域の特
徴と対応する顧客情報とを一目で確認できる。
【0026】請求項8記載の発明は、例えば図10に示
すように、請求項6または7記載の発明において、移動
体通信端末装置6は、現在位置を検出する現在位置検出
手段(CPU)61を備え、前記移動体通信端末装置6
の移動体表示制御手段61は、前記顧客情報管理装置2
により送信された地図情報上の現在位置に対応した位置
にマークを表示した地図情報を表示画面66aに表示す
ることを特徴とする。
【0027】請求項8記載の発明によれば、移動体通信
端末装置6の表示画面66a上に表示された地図情報に
現在位置が表示されるので、移動中であっても、現在位
置を迅速かつ容易に確認することができる。さらには、
現在位置とともに目的地(例えば顧客の居所)を地図上
に表示することで、現在位置からの目的地までの訪問経
路を迅速かつ容易に確認することができる。
【0028】請求項9記載の発明は、例えば図9及び図
10に示すように、請求項6〜8のいずれか記載の発明
において、移動体通信端末装置6は、表示画面66a上
でのカーソルcの移動操作を行う入力キー(操作釦)6
4aを備え、移動体表示制御手段21は、顧客情報管理
装置2の地図情報作成手段21によって作成された地図
データ上のマーク部分にカーソルcを重ねてクリック操
作することに基づいて、該マーク部分に相当する顧客情
報を生成し、前記表示画面66aの画面上に前記顧客情
報を表示するように構成されていることを特徴とする。
ここで、入力キーとしては、例えば移動体通信端末装置
6が携帯電話であれば、電話番号を打ち込むための操作
釦64a等がある。
【0029】請求項9記載の発明によれば、地図情報作
成手段21によって作成されたマーク部分にカーソルを
重ねてクリック操作することに基づいて、当該マーク部
分に相当する顧客情報を生成して、表示装置66の表示
画面66a上に当該顧客情報が表示される。したがっ
て、地図上で知りたい顧客の顧客情報を素早く知ること
が出来る。即ち、クリック操作という簡単な操作で知り
たい顧客の顧客情報を入手出来るので使い勝手がよい。
【0030】請求項10記載の発明は、未契約の客、契
約する見込みのある客及び契約済みの客を含んだ顧客に
ついての情報を管理する顧客情報管理方法であって、住
所及び顧客履歴を含む顧客情報を記憶する顧客情報デー
タベース233から所定の条件に合致した顧客情報を取
得する取得するステップと、取得された顧客情報の住所
を含む地域の地図データを地図データベース232から
取得するステップと、取得された地図データ上の前記顧
客情報の住所に対応した位置にマークを表示した地図情
報を作成するステップと、取得された顧客情報及び作成
された地図情報を所定の出力形式で出力するステップと
を備えていることを特徴とする。請求項10記載の発明
によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0031】請求項11記載の発明は、未契約の客、契
約する見込みのある客及び契約済みの客を含んだ顧客に
ついての情報を管理する、コンピュータが実行可能なプ
ログラムを格納した記録媒体であって、住所及び顧客履
歴を含む顧客情報を記憶する顧客情報データベース23
3から所定の条件に合致した顧客情報を取得するための
コンピュータが実行可能なプログラムコードと、取得さ
れた顧客情報の住所を含む地域の地図データを地図デー
タベース232から取得するためのコンピュータが実行
可能なプログラムコードと、取得された地図データ上の
前記顧客情報の住所に対応した位置にマークを表示した
地図情報を作成するためのコンピュータが実行可能なプ
ログラムコードと、取得された顧客情報及び作成された
地図情報を所定の出力形式で出力手段26・27に出力
するためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
とが格納されていることを特徴とする。請求項11記載
の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることがで
きる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
顧客情報管理システム、顧客情報管理方法および記録媒
体について説明する。図1は、本発明にかかる顧客情報
管理システムの全体構成を示す図である。図1に示す顧
客情報管理システム1は、例えば、顧客情報及び地図情
報を管理するとともに必要な顧客情報及び地図情報を提
供するサービスセンターに備えられ、顧客情報の管理を
行う顧客情報管理装置2と、例えば、各販売業者側に備
えられたユーザ端末装置3と、移動体通信端末装置6
と、無線基地局5と、などで構成され、顧客情報管理装
置2とユーザ端末装置3と無線基地局5は、インターネ
ット、或いは専用線などの通信回線網4で接続されてい
る。そして、移動体通信端末装置6は、無線基地局5に
無線通信回線網7で接続されている。
【0033】顧客情報管理装置2は、WWW(World Wi
de Web)サーバとしての機能を有し、例えば、図2に示
すように、内部にCPU(Central Processing Unit )
21と、RAM(Random Access Memory)22と、記憶
装置23と、伝送制御部24と、入力装置25と、表示
装置26と、印刷装置27等を備え、それらは内部バス
28を介して接続されている。
【0034】記憶装置23は、プログラムやデータ等が
予め記憶された記録媒体を有しており、この記録媒体2
3aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
などで構成されている。この記録媒体23aは記憶装置
23に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に設けた
ものである。
【0035】記録媒体23aには、データベース形式
で、住所に対応付けられた緯度経度情報が記憶される緯
度経度情報データベース231と、緯度経度情報に対応
付けられた地図データが記憶される地図データベース2
32と、所定の顧客情報が記憶される顧客情報データベ
ース233と、当該顧客情報管理システム1のシステム
プログラムや顧客情報管理処理で使用される各種アプリ
ケーションプログラム等を記憶したプログラムデータベ
ース234などが格納されるとともに、各種アプリケー
ションプログラムの実行結果などを記憶する結果情報デ
ータベース235なども備えている。
【0036】また、記録媒体23aに記憶されるプログ
ラム、データ等は、その一部若しくは全部を他のサーバ
やユーザ端末装置等からネットワーク回線等の伝送媒体
を介して伝送制御部24から受信して記録する構成にし
てもよく、更に、プログラム等をネットワーク回線等の
伝送媒体を介して顧客情報管理装置2やユーザ端末装置
3に伝送してこれらを機器にインストールするように構
成してもよい。
【0037】緯度経度情報データベース231は、住所
情報と緯度経度情報が対応付けられたテーブル形式のデ
ータベースである。かかる緯度経度情報データベース2
31には、例えば、住所情報として、「郵便番号:16
3−0833、住所:新宿区〇〇町〇〇番地〇〇号」
と、緯度経度情報(北緯:32.025475、東経:
142.256987)とが対応付けられている。緯度
経度情報は、例えば、1/1500の住宅地図上の位置
を表す場合であれば、小数点以下6桁で表すことが出来
るようになっており、より正確な位置を特定する場合
(例えば建物内部の位置を特定する場合)には、小数点
以下6桁以上の精度で表すことができるようになってい
る。
【0038】地図データベース232には、例えば、ベ
クター(座標値)データとラスター(画像データ)デー
タとが格納され、各データは地図表示プログラム用のデ
ータ形式にされる。そして、地図データの画面表示は、
インターネット閲覧ソフトであるブラウザ上で機能する
地図ビューアが動作することにより行う。より具体的に
は、例えば、全国を700以上に区分化したゼンリン社
製の1/1500の住宅地図、昭文社製の全国道路地図
(1/25000)などが、電子データとして記憶され
ている。また、これ以外にも、1/2500、1/10
0000などの地図データも記憶されている。
【0039】かかる地図データには、山、河、学校、公
園、駅、線路、主要建物などに関するランドマーク情報
が含まれ、地図データに基づく地図上に、かかるランド
マークが表示されるようになっている。また、このラン
ドマーク情報も緯度経度情報と対応付けられて記憶され
ている。さらに、このランドマーク情報には、当該建物
が建てられた年月日、施主等の情報も記憶されている。
【0040】顧客情報データベース233には、顧客に
関するデータとして、顧客履歴を含む顧客情報が記憶さ
れている。ここで、顧客履歴には、住所、氏名、年齢、
性別、職業、年収、家族構成、趣味、電話番号、郵便番
号、居住地域の最寄り駅等の他、顧客が商品を購入した
り、サービスの提供を受けた際の内容(商品名、サービ
ス名、日時、料金等)といった購買履歴及び顧客を訪問
した際の訪問者(営業者)への対応といったものが含ま
れる。かかる顧客情報は、会員カードの発行、アンケー
トの回答及び営業者の勤務報告等により収集する。
【0041】プログラムデータベース234には、顧客
情報管理を行うプログラムや、地図データを編集する各
種のアプリケーションプログラムが記憶され、例えば、
ランドマーク情報を全文検索して欲しい位置情報をリス
トアップし、リストアップされたランドマーク情報を地
図上に色分け等により表示するプログラム、目的地の場
所がマークされた地図を案内図用にデフォルメするプロ
グラム(例えば、主要道路や代表ランドマークのみを記
載した地図に編集する機能を有するプログラム)、ラン
ドマークの経年変化を色分けして表示するプログラムな
どが記憶されている。
【0042】CPU21は、記憶装置23に格納されて
いるシステムプログラムや当該顧客情報管理処理に対応
する各種アプリケーションプログラムや、ユーザ端末装
置3から入力される各種指示信号に応じた各種データ等
をRAM22に格納し、この指示及び入力データに応じ
てRAM22内に格納したアプリケーションプログラム
に従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM22
に一時的に格納するとともに、処理結果を伝送制御部2
4を介してユーザ端末装置3や移動体通信端末装置6に
送信する。また、一部或いは全部の処理結果情報を結果
情報データベース235に記憶させる。
【0043】具体的に、CPU21は、後述するよう
に、顧客情報取得手段として、顧客情報データベース2
33から所定の条件に合致した顧客情報を取得する処
理、顧客情報分類手段として、顧客情報を所定の条件に
従って分類する処理、緯度経度情報取得手段として、顧
客の住所に対応付けられた緯度経度情報を前記緯度経度
情報データベース231から取得する処理、地図データ
取得手段として、取得された緯度経度情報に相当する場
所を含む地図データを前記地図データベース232から
取得する処理を行う。
【0044】また、CPU21は、地図情報作成手段と
して、顧客情報の住所に対応した位置にマークを表示し
た地図情報を作成する処理、或いは取得された地図デー
タ上の顧客情報の住所に対応した位置に、顧客情報分類
手段による分類に応じて異なる態様のマークを表示した
地図情報を作成する処理を行う。この際、CPU21
は、地図上に示すマーク表示はアイコン表示とし、アイ
コンの中に、当該位置に対応した顧客の顧客情報を格納
する処理も行う。
【0045】そして、CPU21は、顧客情報表示制御
手段として、地図情報作成手段によって作成された地図
データ上のマーク部分にカーソルを重ねてクリック操作
することに基づいて、当該マーク部分に相当する顧客情
報を生成し、前記表示装置26の画面上に当該顧客情報
を表示する処理を行う。また、CPU21は、作成され
た地図情報を表示装置26に表示する制御を行う処理、
或いは各種アプリケーションプログラムによる解析、編
集処理を行う。
【0046】RAM22は、CPU21が記憶装置23
に格納されたプログラムを実行する際に各種データを展
開するプログラム格納領域を形成するとともに、CPU
21が実行する顧客情報管理処理等に係わるデータを一
時的に記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによ
って処理される作業領域などを形成する。
【0047】伝送制御部24は、モデム(MODEM:
MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(T
A:Terminal Adapter)、あるいはルーター等によって
構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等
の通信回線を介してユーザ端末装置3及び移動体通信端
末装置6との間で完了情報や地図情報の送受信を行う。
入力装置25は、キーボードの他、マウス25a、タッ
チペン等のポインティングデバイスを備えている。
【0048】表示装置26は、例えば、CRT(Cathod
e Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)など
により構成され、CPU21の表示制御に従い、顧客情
報を表示するとともに、地図情報をビューアの動作によ
り表示する。印刷装置27は、CPU21の指示に従っ
て顧客情報及び地図情報を所定のフォーマットで印刷す
る装置である。
【0049】ユーザ端末装置3は、例えば、パーソナル
コンピュータなどを含む構成であり、図3に示すよう
に、内部に、CPU31、RAM32、ハードディスク
装置33、入力装置34、伝送制御装置35と、表示装
置36と、印刷装置37等を備え、それらは内部バス3
8を介して接続されている。
【0050】CPU31は、ハードディスク装置33に
記憶されているプログラムに従って各種処理を行うよう
になっている。RAM32は、CPU31がハードディ
スク装置33に格納されたプログラムを実行する際に各
種データを展開するプログラム格納領域を形成するとと
もに、CPU2が実行する処理に係わるデータを一時的
に記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによって
処理される作業領域などを形成する。
【0051】ハードディスク装置33には、OS(オペ
レーティングシステム)等の制御プログラム、WWW用
のブラウザなどのアプリケーションプログラムが記憶さ
れている他、顧客情報管理装置2から送信された顧客情
報及びベクターデータやラスターデータからなる地図情
報が所定のファイルフォーマットで記憶されている。入
力装置34は、キーボードの他、マウス34a、タッチ
ペン等のポインティングデバイスを備えている。
【0052】伝送制御装置35は、モデム(MODE
M:MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ
(TA:Terminal Adapter)、あるいはルーター等によ
って構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用
線等の通信回線を介して顧客情報管理装置2との間で各
種データ、信号或いは地図情報の送受信を行う。
【0053】表示装置36は、例えば、CRT(Cathod
e Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)など
により構成され、CPU31からの指示に従い、顧客情
報管理装置2から送信された顧客情報を表示するととも
に、地図情報をビューアの動作により表示する。印刷装
置37は、CPU31からの指示に従い、顧客情報管理
装置2から送信された顧客情報及び地図情報を所定のフ
ォーマットで印刷する装置である。
【0054】移動体通信端末装置6は、図10に示すよ
うに、内部に、CPU61、RAM62、記憶装置6
3、入力装置64、伝送制御装置(第2の伝送制御手
段)65と、表示装置66とを備え、それらは内部バス
68を介して接続されている。
【0055】CPU61は、記憶装置63に記憶されて
いるプログラムに従って各種処理を行うようになってい
る。また、CPU61は、現在位置検出手段として、現
在位置を検出する処理や、移動体表示制御手段として、
図9に示すように顧客情報管理装置2から送信された顧
客情報及び地図情報を表示画面66aに表示する制御を
行う処理や、地図情報上に現在位置を表示する処理や、
顧客情報管理装置2から送信された地図データ上のマー
ク部分にカーソルを重ねてクリック操作することに基づ
いて、当該マーク部分に相当する顧客情報を生成し、表
示装置66の表示画面66a上に当該顧客情報を表示す
る処理を行うようになっている。また、CPU61は、
各種アプリケーションプログラムによる解析、編集処理
を行う。
【0056】ここで、移動体通信端末装置6は、以下の
ようにして現在位置を検出する。すなわち、伝送制御装
置65により人工衛星からの電波を受信し、現在位置検
出手段としてのCPU61が、この受信した電波に基づ
いて緯度経度を計算することで、現在位置を検出する。
【0057】RAM62は、CPU61が記憶装置63
に格納されたプログラムを実行する際に各種データを展
開するプログラム格納領域を形成するとともに、CPU
61が実行する顧客情報管理処理等に係わるデータを一
時的に記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによ
って処理される作業領域などを形成する。
【0058】伝送制御装置65は、無線通信回線網7及
び通信回線網4を介して顧客情報管理装置2との間で完
了情報、地図情報及び現在位置の送受信を行う。ここ
で、現在位置の送受信は、伝送制御装置65が、移動体
通信端末装置6のCPU61により検出された現在位置
を現在位置データとして、無線通信回線網7及び通信回
線網4を介して顧客情報管理装置2に送信することで行
われる。
【0059】入力装置64は、操作釦64a・・・を備え
ている。なお、操作釦64a・・・のうち一つは選択釦6
4bとなっている。表示装置66は、例えば、LCD
(Liquid Crystal Display)などにより構成され、CP
U61の表示制御に従い顧客情報を表示するとともに、
地図情報をビューアの動作により表示する。なお、移動
体通信端末装置6の通信方式は、PDC方式、CDMA
方式、あるいはPHS方式など特に限定するものではな
く、顧客情報管理装置2も移動体通信端末装置6の通信
方式に対応させて設置されるものである。
【0060】以上のように構成された顧客情報管理シス
テム1における顧客情報管理処理をユーザ端末装置3側
で行う方法について、図4に示すフローチャートに沿っ
て説明する。なお、以下においては、単に「表示」とい
うときは表示装置6に表示することを示している。ま
た、単に「指定」、「入力」、又は「ボタンを押下」と
いうときは、マウス34a又はキーボードで「指定」、
「入力」、又は、「ボタンを押下」することを表わして
いる。
【0061】顧客情報管理処理が開始されると、まず、
ステップS1では、ユーザ端末装置3側で、ブラウザを
立ち上げ、図5に示すように、表示装置36に表示され
た顧客情報入力画面の指示に従い、入力装置34などで
顧客情報の指定を行う。すなわち、顧客情報の中に含ま
れる、氏名、住所、年齢、性別、趣味、家族構成、過去
の契約回数など各種キーワードを組み合わせて指定す
る。
【0062】具体的には、例えば「新宿区○○町在住の
既婚男性」の条件を満たす顧客に「車用品」を訪問販売
したい場合であれば、「住所」の欄に「新宿区○○町」
と、「家族構成」の欄に例えば「妻子あり」等と、趣味
嗜好の欄に「車」等とそれぞれ入力する。なお、図5に
おいては、顧客情報入力画面の一例として名前、住所、
電話番号、年齢及び性別を入力する画面を示した。
【0063】次いで、ステップS2では、分類内容や地
図情報の指定を行う。具体的には、地図の縮尺の指定、
各種アプリケーションプログラムによって提供されるサ
ービスの指定等を行う。すなわち、地図の縮尺を1/1
500とし、顧客情報データベース233から抽出され
た顧客の住所に相当する場所を地図上にプロットして表
示するサービスを指定する(第1の地図情報提供の形
態)。また、例えば、指定された顧客の住所に相当する
場所を地図上にプロットするとともに、当該顧客を世代
別(10代、20代、30代・・・)に分類して、その分
布を表示するサービスを指定する(第2の地図情報提供
の形態)。
【0064】次いで、ステップS3では、指定した顧客
情報や地図情報などの指定情報を伝送制御装置35によ
り顧客情報管理装置2に送信する処理を行う。次いで、
ステップS4では、ステップS3で送信された指定情報
を伝送制御部24により受信し、ステップS5で、CP
U21により、受信した指定情報に基づいて顧客情報デ
ータベース233から対象となる顧客情報(例えば「新
宿区○○町在住の既婚男性で趣味嗜好が車関係である」
という条件を満たす顧客の顧客情報)を取得する。
【0065】次いで、ステップS6では、CPU21に
より、取得した顧客情報の住所情報に基づいて緯度経度
情報データベース231から対応する小数点以下6桁で
表示された緯度経度情報を取得するとともに、ステップ
S7で、取得した緯度経度情報から、当該緯度経度情報
に相当する場所を含む地図データ(例えば、1/150
0の地図データ等)を地図データベース232から取得
する。
【0066】次いで、ステップS8では、CPU21に
より、顧客情報を所定の分類にしたがって分類する処理
(例えば顧客を世代別に分類する処理)が行われる。次
いで、ステップS9では、CPU21により、各顧客情
報のデータを格納したアイコンをステップS8の分類し
た結果に応じて異なる態様で作成し(例えば顧客の属す
る世代によって色違いのアイコンとする)、次いで、ス
テップS10では、取得した地図データに基づく地図上
の緯度経度情報に相当する位置に、ステップS9で作成
したアイコンでマークした地図情報を作成する。次い
で、ステップS11では、作成された顧客情報及び地図
情報を伝送制御部24を介してユーザ端末装置3に送信
する処理を行う。
【0067】次いで、ステップS12では、ユーザ端末
装置3側は、送信された顧客情報及び地図情報を伝送制
御装置35で受信する処理を行った後、ステップS13
に移行して、当該顧客情報及び地図情報を表示装置36
に出力する処理を行う。例えば、第1の地図情報提供の
形態の場合、図6に示すように、「」、「」、
「」…のように顧客の住所に対応する場所が地図上に
ピンポイントでマークMされて画面上のA欄に表示され
るとともに、地図上に表示されている顧客の顧客情報の
内一つが画面上のB欄に表示される。B欄には、地図上
のマークMの数字も表示される(符号iで示した部
分)。したがって顧客の住所に対応する場所と顧客情報
とを容易に対応させることができる。
【0068】顧客情報には、顧客履歴すなわち顧客の氏
名等の基本データの他、顧客の趣味等の応用データが含
まれ、B欄の「基本」欄(符号eで示した部分)及び
「応用」欄(符号fで示した部分)にカーソルcをマウ
ス34aにより移動させて重ね、クリック操作すること
で基本データ及び応用データがそれぞれ表示される。そ
して、B欄の「選択」欄(符号dで示した部分)にカー
ソルcをマウス34aにより移動させて重ね、クリック
操作することで他の顧客の顧客情報が表示される。
【0069】また、第2の地図情報提供の形態の場合、
図8に示すように、指定された顧客の住所に対応する場
所がピンポイントでマークmされて図中A欄に表示され
るとともに、マークmが顧客の世代別に色分けされて表
示される。したがって、顧客の世代別の分布を地図上で
確認出来る。なお、図8では、作図の便宜上、色の違い
を網掛けの濃度の違いで表現している。また、図中B欄
には、第1の地図情報提供の形態と同様に、地図上に表
示されている顧客の顧客情報の内一つが画面上のB欄に
表示される。
【0070】ここで、ステップS2で第1及び第2の地
図情報提供の形態の両方を指定した場合、A欄の「表示
モード」の「N」と表示されている部分の左側の○(符
号gで示した部分)にカーソルcをマウス34aにより
移動させて重ね、クリック操作することで第1の地図情
報提供の形態に係る地図が表示される。一方、「表示モ
ード」の「A」と表示されている部分の左側の○(符号
hで示した部分)にカーソルcをマウス34aにより移
動させて重ね、クリック操作することで第2の地図情報
提供の形態に係る地図が表示される。
【0071】次いで、ステップS14では、画面上に表
示された地図のマーク部分(アイコン)にカーソルcが
重ねられマウス34a等によるクリック操作があったか
否かが判別され、クリック操作がない場合にはそのまま
終了する。一方、クリック操作がある場合には、ステッ
プS15に移行して対応する顧客情報の表示を行った
後、本顧客情報管理処理を終了する。そして、必要に応
じて顧客情報及び地図情報を印刷装置27により印刷す
る。
【0072】ここで、具体的には、図6〜図8に示すよ
うに、画面上に表示された地図のマーク部分(アイコ
ン)にカーソルcをマウス34aにより移動させて重
ね、クリック操作をすると、当該マーク部分に相当する
顧客の顧客情報が画面上のB欄に表示される。
【0073】次に、顧客情報管理処理を移動体通信端末
装置6側で行う方法について図4、図9及び図10説明
する。なお、この方法は、図4のフローチャートに沿っ
て進行し、該フローチャートの一部のステップにおける
操作が上記方法と異なるのみなので、上記方法と異なる
操作を行うステップのみ説明する。なお、以下において
は、単に「表示」というときは表示画面66aに表示す
ることを示している。また、単に「指定」、「入力」と
いうときは、操作釦64aを押下することで「指定」、
「入力」することを表わしている。
【0074】ステップS1〜S2では、顧客情報、地図
情報及び分類内容の指定は、操作釦64aを適宜押下す
ることで行う。また、表示画面66aには、顧客情報、
地図情報及び分類内容の指定を行うために必要な画面が
適宜表示される(例えば図5の顧客情報入力画面)。
【0075】ステップS3では、顧客情報や地図情報な
どの指定情報の他、現在位置データも伝送制御装置65
により顧客情報管理装置2に送信する処理を行う。ステ
ップ11では、作成された顧客情報及び地図情報を伝送
制御部24を介して移動体通信端末装置6に送信する処
理を行う。ステップS12では、移動体通信端末装置6
側は、送信された顧客情報及び地図情報を伝送制御装置
65で受信する処理を行った後、ステップ13に移行し
て、現在位置を表示した地図情報及び顧客情報を表示装
置66に出力する処理を行う。すなわち、表示画面66
aには、第1の地図情報提供の形態や第2の地図情報提
供の形態に係る地図情報が表示され、これら地図情報に
は現在位置マークnが表示される。
【0076】ステップS14におけるカーソルcの移動
操作及びクリック操作は、操作釦66aを用いて行う。
すなわち、「2」が表示された操作釦66aを押下する
ことでカーソルcを上方に動かし、「6」が表示された
操作釦66aを押下することでカーソルcを右方に動か
す。同様に、「8」が表示された操作釦66aを押下す
ることでカーソルcを下方に動かし、「4」が表示され
た操作釦66aを押下することでカーソルcを左方に動
かす。そして、「決定」が表示された操作釦66aを押
下することでクリック操作を行う。
【0077】そして、マーク部分にカーソルcを移動さ
せて重ね、クリック操作をすると、当該マーク部分に相
当する顧客の顧客情報が表示画面66aに表示される。
ステップS15における印刷は、移動体通信端末装置6
は印刷装置を備えていないので行われないが、移動体通
信端末装置6に印刷装置を接続することで印刷を行うよ
うにしても良い。
【0078】ここで、移動体通信端末装置6の表示画面
66aには、以下のように顧客情報、提供者情報及び地
図情報を表示させても良い。すなわち、図12に示すよ
うに、顧客情報及び地図情報を表示するに先立って選択
画面を表示させ、選択画面の指示に従って選択された情
報のみ表示させても良い。なお、選択は、選択釦64b
及び「決定」が表示された操作釦66aを適宜押下する
ことで行われる。
【0079】また、図11に示すように、カーソルcを
表示させる代わりに、地図情報を12個の領域(T1〜
T12)に分けて表示し、いずれかの領域を選択するこ
とで、選択された領域内に存在する顧客の情報を表示さ
せるようにしても良い。すなわち、例えば、「2」が表
示された操作釦66aを押下するかあるいは選択釦64
bを適宜押下することで領域T2を反転表示し、「決
定」が表示された操作釦66aを押下することで領域T
2を選択する。また、他の領域例えば領域T6を選択し
たい場合は、「6」が表示された操作釦66aを押下す
るかあるいは選択釦64bを適宜押下することで領域T
6を反転表示し、「決定」が表示された操作釦66aを
押下する。そして、選択された領域内に存在する顧客の
情報が画面上のB欄に表示される。
【0080】なお、図11では示していないが、一つの
領域内に2つ以上顧客が存在しており、この領域内に存
在するいずれかの顧客の情報を表示したい場合であれ
ば、まず、上記と同様に領域を選択する。次いで、選択
釦64bを適宜押下した後に「決定」が表示された操作
釦66aを押下することでいずれかの顧客を選択すれば
よい。選択された顧客の情報は上記と同様に画面上のB
欄に表示される。
【0081】なお、予め統計などを取った情報リスト
と、当該情報を地図上にプロットした顧客の顧客情報デ
ータベース233の顧客情報とを更にマッチングさせ
て、マッチングした顧客を地図上に表示したり、或いは
マッチングした顧客リストを印刷するようにしてもよ
い。
【0082】また、顧客情報は、顧客情報データベース
233から取得するようにしたが、ユーザ端末装置3で
入力した顧客情報を用いても良いし、或いは顧客情報管
理装置2で入力した顧客情報を用いても良い。また、顧
客情報管理装置2は、ユーザ端末装置3からの指示が無
くとも、入力装置25により顧客の住所情報を入力する
ことにより、CPU21は、緯度経度情報データベース
231から当該住所情報に対応する緯度経度情報を取得
し、当該緯度経度情報に対応する場所を含む地図データ
を地図データベース232から取得し、当該地図データ
に基づく地図上に当該緯度経度情報に対応した場所にマ
ークをした地図情報を作成し、かかる地図情報を表示装
置26や印刷装置27から出力することもできる。これ
により、顧客情報管理装置2を単独で使用することによ
り、通信回線を介さずとも指定した場所がピンポイント
で表示された地図情報を入手できる。
【0083】以上により、本実施の形態に係る顧客情報
管理システム1によれば、顧客情報を顧客情報取得手段
により取得し、取得された顧客情報の住所を含む地域の
地図データを地図データ取得手段により地図データベー
ス232から取得し、取得された地図データ上の顧客情
報の住所に対応した位置にマークを表示した地図情報を
地図情報作成手段により作成する。
【0084】そして、これら顧客情報及び地図情報を表
示装置26・36または印刷装置27・37により所定
の出力形式で出力するので、所定の条件を満たす顧客の
居住地域の特徴と対応する顧客情報とが一目で確認でき
る。特に、顧客情報データベースには顧客履歴が含まれ
ているので、顧客履歴を表示装置26・36または印刷
装置27・37により出力することができる。したがっ
て、顧客の居住地域の特徴と対応する顧客履歴とを一目
で確認することができるので、以下の効果を得ることも
できる。
【0085】すなわち、特定の地域に在住の顧客に商品
を訪問販売したい場合に、顧客履歴のうち家族構成や趣
味嗜好等を参照して商品を買ってくれそうな顧客を絞り
込むとともに、対応する顧客の居住地域の特徴から顧客
への訪問経路も容易に決定することができる。
【0086】さらには、顧客履歴のうち年齢や趣味嗜好
の他、過去の訪問者(営業者)に対する顧客の対応(例
えば、他社の同種の商品を購入している旨の断り文句を
受けた等)等を確認することで、顧客を説得する手段
(例えば、自社の製品と他社の製品との相違点を説明す
る等)を顧客への訪問の前に検討することが可能とな
る。
【0087】ここで、緯度経度情報取得手段により、顧
客情報の住所に基づいて緯度経度情報が緯度経度情報デ
ータベース231から取得され、地図データ取得手段に
より、緯度経度情報取得手段によって取得された緯度経
度情報に相当する場所を含む地図データが地図データベ
ース232から取得されるので、顧客の居所が地図上に
ピンポイントで表示されることとなって、精度の高い地
図情報を得ることができる。即ち、地図上での位置精度
が上がることにより、例えば、顧客への訪問経路をより
正確に決定することができる。
【0088】また、地図データ取得手段によって取得さ
れた地図データ上の顧客情報の住所に対応した位置に、
顧客情報分類手段による分類に応じて異なる態様のマー
クを表示した地図情報を地図情報作成手段により作成す
ることができる。したがって、分類に応じた顧客の居住
地域の特徴を容易に確認することができ、訪問販売を効
率的に行うことができる。すなわち、例えば、特定の顧
客を商品の属性に応じて分類し、各分類の顧客を色分け
して地図上に示すことにより、どの顧客にどの商品を訪
問販売するか等を地図のみからある程度判断できる。
【0089】また、地図情報作成手段によって作成され
たマーク部分にカーソルを重ねてクリック操作すること
に基づいて、当該マーク部分に相当する顧客情報を生成
して、表示装置26・36の画面上に当該顧客情報が表
示される。したがって、地図上で知りたい顧客の顧客情
報を素早く知ることが出来る。即ち、クリック操作とい
う簡単な操作で知りたい顧客の顧客情報を入手出来るの
で使い勝手がよい。
【0090】さらには、顧客情報管理装置2とユーザ端
末装置3と移動体通信端末装置6とが通信回線網4によ
って接続され、ユーザ端末装置3や移動体通信端末装置
6による顧客情報の指定に基づいて顧客についての情報
を管理するように構成されているので、顧客情報管理装
置2を個別に所有しなくともユーザ端末装置3や移動体
通信端末装置6またはがあればどこでも顧客情報の管理
を行うことができる。特に、移動体通信端末装置6は持
ち運びが可能なので、移動中であっても顧客情報の管理
を行うことができ、使い勝手がよい。
【0091】加えて、顧客情報及び地図情報が移動体通
信端末装置6の表示画面に表示されるので、移動中であ
っても顧客の居住地域の特徴と対応する顧客情報とを一
目で確認できる。そして、この地図情報には現在位置も
表示されるので、現在位置を迅速かつ容易に確認するこ
とができる他、現在位置からの目的地(例えば顧客の居
所)までの訪問経路を迅速かつ容易に確認することがで
きる。さらには、クリック操作という簡単な操作で知り
たい顧客の顧客情報を入手出来るので使い勝手がよい。
【0092】なお、上記実施の形態は、一例に過ぎず、
適宜変更可能である。例えば、顧客情報管理装置2内の
記憶装置に記憶された緯度経度情報データベース23
1、地図データベース232、顧客情報データベース2
33は、顧客情報管理装置2内に組み入れた構成とした
が、顧客情報管理装置2と別個のサーバとして通信回線
を介してデータ入手が可能な構成としてもよい。地図情
報の表示態様も本実施の形態においては、色替えにより
行うこととしたが、異なるマークに変換させたり、大き
さを変更するようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】請求項1、10及び11記載の発明によ
れば、顧客情報及び対応する地図情報を出力手段により
所定の出力形式で出力するので、顧客の居住地域の特徴
と対応する顧客情報とが一目で確認できる。
【0094】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、顧客の居所が地図上にピンポイントで表示されるこ
ととなって、精度の高い地図情報を得ることができる。
即ち、地図上での位置精度が上がることにより、例え
ば、顧客への訪問経路をより正確に決定することができ
る。
【0095】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、分類に応じた顧客の居住地域の特徴を容易に確認す
ることができ、訪問販売を効率的に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか
と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、クリ
ック操作という簡単な操作で知りたい顧客の顧客情報を
入手出来るので使い勝手がよい。
【0096】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明と同様の効果を得ることができ
る他、顧客情報管理装置を個別に所有しなくともユーザ
端末装置があればどこでも顧客情報の管理を行うことが
できる。請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5の
何れかに記載の発明と同様の効果が得られる他、顧客情
報管理装置を個別に所有しなくとも移動体通信端末装置
があればどこでも顧客情報の管理を行うことができる。
特に、移動体通信端末装置は持ち運びが可能なので、移
動中であっても顧客情報の管理を行うことができ、使い
勝手がよい。
【0097】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明と同様の効果を得ることができる他、顧客情報
及び地図情報が移動体通信端末装置の表示画面に表示さ
れるので、移動中であっても顧客の居住地域の特徴と対
応する顧客情報とを一目で確認できる。
【0098】請求項8記載の発明によれば、請求項6ま
たは7記載の発明と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、移動中であっても、現在位置を迅速かつ容
易に確認することができる他、現在位置とともに目的地
を地図上に表示することで、現在位置からの目的地まで
の訪問経路を迅速かつ容易に確認することができる。請
求項9記載の発明によれば、請求項6〜8のいずれか記
載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、クリック操作という簡単な操作で知りたい顧客の顧
客情報を入手出来るので使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態の顧客情報管理
システムの構成を示す図である。
【図2】図1の顧客情報管理装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1のユーザ端末装置の要部構成を示したブロ
ック図である。
【図4】顧客情報管理処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図5】表示装置の画面上に表示された顧客情報入力画
面の一例を表示した図である。
【図6】第1の地図情報提供の形態による地図情報及び
顧客情報の表示例を示した図である。
【図7】第1の地図情報提供の形態による地図情報及び
顧客情報の表示例を示した図である。
【図8】第2の地図情報提供の形態による地図情報及び
顧客情報の表示例を示した図である。
【図9】図1の移動体通信端末装置を示した正面図であ
る。
【図10】同、移動体通信端末装置の要部構成を示すブ
ロック図である。
【図11】移動体通信端末装置の表示画面上に表示され
た地図情報及び顧客情報の一例を示す図である。
【図12】移動体通信端末装置の表示画面上に表示され
た選択画面の一例を表示した図である。
【符号の説明】
1 顧客情報管理システム 2 顧客情報管理装置 3 ユーザ端末装置 4 通信回線網(通信回線) 6 移動体通信端末装置 21・61 CPU 24 伝送制御部(伝送制御手段) 25a・34a マウス(ポインティングデバイス) 26・36 表示装置 27・37 印刷装置(出力手段) 65 伝送制御装置(第2の伝送制御手段) 66a 表示画面 231 緯度経度情報データベース 232 地図データベース 233 顧客情報データベース
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 CC00 CC02 DD05 EE05 FF04 GG03 GG06 GG07 5B050 AA10 BA17 CA07 EA19 FA09 FA12 FA13 FA17 FA19 5B075 KK07 ND20 PP02 PP03 PP12 PP28 PQ02 PQ13 PQ69 PR08 UU14 UU40

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未契約の客、契約する見込みのある客及
    び契約済みの客を含んだ顧客についての情報を管理する
    顧客情報管理装置であって、 住所及び顧客履歴を含む顧客情報を記憶する顧客情報デ
    ータベースと、 地図データを記憶する地図データベースと、 前記顧客情報データベースから所定の条件に合致した顧
    客情報を取得する顧客情報取得手段と、 前記顧客情報取得手段によって取得された顧客情報の住
    所を含む地域の地図データを、前記地図データベースか
    ら取得する地図データ取得手段と、 前記地図データ取得手段によって取得された地図データ
    上の前記顧客情報の住所に対応した位置にマークを表示
    した地図情報を作成する地図情報作成手段と、 前記顧客情報取得手段によって取得された顧客情報及び
    前記地図情報作成手段により作成された地図情報を所定
    の出力形式で出力する出力手段とを備えていることを特
    徴とする顧客情報管理装置。
  2. 【請求項2】 住所に緯度経度を対応させて記憶される
    緯度経度情報データベースと、 顧客情報中の住所に基づいて緯度経度情報を前記緯度経
    度情報データベースから取得する緯度経度情報取得手段
    とを備え、 地図データベースには、地図データが緯度経度情報に対
    応づけられて記憶され、 地図データ取得手段は、前記緯度経度情報取得手段によ
    って取得された緯度経度情報に相当する場所を含む地図
    データを前記地図データベースから取得するように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の顧客情報管
    理装置。
  3. 【請求項3】 顧客情報取得手段によって取り込まれた
    顧客情報を所定の条件に従って分類する顧客情報分類手
    段を備え、 地図情報作成手段は、地図データ取得手段によって取得
    された地図データ上の顧客情報の住所に対応した位置
    に、前記顧客情報分類手段による分類に応じて異なる態
    様のマークを表示した地図情報を作成するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の顧客
    情報管理装置。
  4. 【請求項4】 地図情報を表示する表示装置と、該表示
    装置の画面上でのカーソルの移動操作を行うポインティ
    ングデバイスとを備え、 地図情報作成手段によって作成された地図データ上のマ
    ーク部分にカーソルを重ねてクリック操作することに基
    づいて、該マーク部分に相当する顧客情報を生成し、前
    記表示装置の画面上に前記顧客情報を表示する顧客情報
    表示制御手段を備えていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか記載の顧客情報管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか記載の顧客情報
    管理装置と、ユーザ端末装置とが通信回線によって接続
    され、前記ユーザ端末装置による顧客情報の指定に基づ
    いて顧客についての情報を管理するように構成されてい
    ることを特徴とする顧客情報管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか記載の顧客情報
    管理装置と、移動体通信端末装置とが通信回線によって
    接続され、前記移動体通信端末装置による顧客情報の指
    定に基づいて顧客についての情報を管理するように構成
    されていることを特徴とする顧客情報管理システム。
  7. 【請求項7】 顧客情報管理装置は、顧客情報取得手段
    によって取得された顧客情報及び地図情報作成手段によ
    り作成された地図情報を移動体通信端末装置に通信回線
    を介して送信する伝送制御手段を備え、 前記移動体通信端末装置は、表示画面と、前記伝送制御
    手段によって送信された顧客情報及び地図情報を前記表
    示画面に表示する移動体表示制御手段とを備えているこ
    とを特徴とする請求項6記載の顧客情報管理システム。
  8. 【請求項8】 移動体通信端末装置は、現在位置を検出
    する現在位置検出手段を備え、 前記移動体通信端末装置の移動体表示制御手段は、前記
    顧客情報管理装置により送信された地図情報上の現在位
    置に対応した位置にマークを表示した地図情報を表示画
    面に表示することを特徴とする請求項6または7記載の
    顧客情報管理システム。
  9. 【請求項9】 移動体通信端末装置は、表示画面上での
    カーソルの移動操作を行う入力キーを備え、 移動体表示制御手段は、顧客情報管理装置の地図情報作
    成手段によって作成された地図データ上のマーク部分に
    カーソルを重ねてクリック操作することに基づいて、該
    マーク部分に相当する顧客情報を生成し、前記表示画面
    の画面上に前記顧客情報を表示するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項6〜8のいずれか記載の顧客
    情報管理システム。
  10. 【請求項10】 未契約の客、契約する見込みのある客
    及び契約済みの客を含んだ顧客についての情報を管理す
    る顧客情報管理方法であって、 住所及び顧客履歴を含む顧客情報を記憶する顧客情報デ
    ータベースから所定の条件に合致した顧客情報を取得す
    る取得するステップと、 取得された顧客情報の住所を含む地域の地図データを地
    図データベースから取得するステップと、 取得された地図データ上の前記顧客情報の住所に対応し
    た位置にマークを表示した地図情報を作成するステップ
    と、 取得された顧客情報及び作成された地図情報を所定の出
    力形式で出力するステップとを備えていることを特徴と
    する顧客情報管理方法。
  11. 【請求項11】 未契約の客、契約する見込みのある客
    及び契約済みの客を含んだ顧客についての情報を管理す
    る、コンピュータが実行可能なプログラムを格納した記
    録媒体であって、 住所及び顧客履歴を含む顧客情報を記憶する顧客情報デ
    ータベースから所定の条件に合致した顧客情報を取得す
    るためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 取得された顧客情報の住所を含む地域の地図データを地
    図データベースから取得するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 取得された地図データ上の前記顧客情報の住所に対応し
    た位置にマークを表示した地図情報を作成するためのコ
    ンピュータが実行可能なプログラムコードと、 取得された顧客情報及び作成された地図情報を所定の出
    力形式で出力手段に出力するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードとが格納されていることを特徴
    とする記録媒体。
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