JP2004028009A - エンジン始動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータ位置検出センサを有しないブラシレスモータによるエンジン始動性能を高める。
【解決手段】エンジンの高負荷域ではエンジンを正逆回転した後、加速正回転して始動させる。エンジンの負荷域では直ちにエンジンを加速正回転させる。高負荷域であるか軽負荷域であるかは始動動作開始時の回転速度により判断する。即時始動判断部36は始動動作開始後、正回転速度が第1の速度に到達し、予定時間経過後も第1の速度より高い第2の速度が得られているときに始動正転制御部37へ検出信号を出力する。始動正転制御部37は正転指示を駆動部30に入力するとともに加速正回転のための制御目標値を駆動演算回路29に入力する。これにより、軽負荷時には位置決めのための正回転から即座に始動開始することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジン始動装置に関し、特にエンジンの圧縮行程の負荷を克服して安定的にエンジンを始動させるのに好適なエンジン始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの圧縮行程で上死点を乗り越えるためには大きいトルクが必要となる。このため、上死点前90度付近からエンジンを始動させると、高負荷のために上死点を乗り越えられないことがある。そこで、始動装置のモータ(スタータモータ)には、圧縮行程の高負荷域を乗り越えることができるだけの余裕を持った出力トルクが要求される。
【0003】
一方、このような高負荷域ないしはその直前からの始動を回避できれば、比較的小さいトルクのスタータモータでも圧縮行程を乗り切ることができる。特開平7−71350号公報には、エンジンのクランク角を読み込んで現在位置つまり始動開始位置を確認し、この位置に対応する所定回転角または所定時間の逆転からなる予備回転を指令した後に正規の正転を指令する始動装置、あるいはエンジンのクランク角を読み込んで始動開始位置を確認し、この位置から負荷トルク減少方向を判別してトルク減少方向に予備回転を指令した後に正規の正転を指令する始動装置が開示されている。
【0004】
この始動装置では、逆回転つまり予備回転によるオイルの広がり等で摩擦面が略動摩擦面化つまり摩擦係数が低下して負荷トルクが減少することに着目し、始動指令後に直ちに正転する場合よりも始動性を向上させようとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の始動装置では、始動トルクがあまり大きくないスタータモータを使用した場合にも、ある程度の始動性向上を期待できる。しかし、前述のような圧縮行程の高負荷域を乗り越えるという観点からは依然として十分とはいえない。
【0006】
また、始動開始位置を確認してこれに応じた回転角あるいは時間だけ予備的に逆回転させる構成をとるために始動開始位置の検出手段が必須であり、汎用の始動装置として利用する観点からは好ましくない。特に、回転子の位置検出センサを有しないブラシレスモータをスタータモータとして使用する場合、特開平7−71350号公報に記載されたようにエンジン位置検出手段を設ける必要がある。
【0007】
さらに、特開平7−71350号公報の始動装置においては、始動開始位置を確認した時点で、正転方向が負荷トルクの減少方向である場合には、そのまま正転させて所定時間経過後にエンジン回転数がしきい値回転数を超過したか否かによって始動成功および始動失敗を判断している。しかし、正転時に高負荷域を乗り越えられるかどうかの判断にかなりの時間をかけなくてはならないため、始動失敗時の再始動に時間がかかりすぎるという問題点もあった。
【0008】
本発明の目的は、上記課題を解消し、始動開始位置を確認することなく大きい慣性力が得られる正転開始位置へピストンを移動させ、その位置から大きい慣性力を利用したエンジン始動トルクで始動させることができるエンジン始動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータに初期励磁電流を流してエンジンを正回転させ、回転速度が第1の時間内に第1の速度に到達すること、及び第2の時間経過後も前記第1の速度より高い第2の速度が得られていることの2条件を満たしたときに前記モータを始動用目標回転数に従って駆動する駆動制御手段を具備した点に第1の特徴がある。
【0010】
第1の特徴によれば、モータの回転速度が第1の速度に到達したことでモータが始動されたことを示す第1の条件が満たされ、その後、少なくとも第2の速度で正回転していることによりエンジン状態が高負荷位置にない、すなわち高負荷域を乗り越えられたという第2の条件が満たされる。したがって、第2の条件が満たされた場合、直ちに加速してエンジンを始動させることができるので、始動用目標回転数に従って一気に加速正回転させる。
【0011】
特に、低い初期励磁電流で回転速度が抑制されていても第2の速度が得られていることが前提なので、確実に高負荷域を乗り越えられたことを判断できる。
【0012】
また、本発明は、前記駆動制御手段が、前記2条件の少なくとも一方が満たされない場合に前記モータに初期励磁電流を流して前記エンジンを逆回転させ、回転速度が一旦上昇後第3の速度以下に低下した後に前記モータを始動用目標回転数に従って駆動するように構成された点に第2の特徴がある。
【0013】
第2の特徴では前記2条件が満たされない場合は高負荷域であると判断してエンジンを逆回転させる。高負荷位置から逆方向へ回転させる場合は軽負荷となるので、正回転後の逆回転ではさらにエンジン負荷が増大する位置までモータを回転させることができる。こうして軽負荷でエンジン始動動作に入ることができる位置にモータを移動させた後に正回転させることにより、小トルクのモータで一気に圧縮行程の高負荷域を乗り越えてクランキング回転速度までエンジンを加速することが可能となる。
【0014】
また、本発明は、前記モータが、ブラシレスモータであり、3相固定巻線のうち、2相に駆動用通電をしたときに通電されていない巻線に誘起される電圧信号に基づいて回転子の回転位置信号および回転速度信号を形成するように構成され、前記回転速度検出手段が、前記回転速度信号に基づいてモータの回転速度を検出する点に第3の特徴がある。
【0015】
さらに、本発明は、前記モータが、ブラシレスモータであり、固定巻線に通電するための電流出力値と前記固定子巻線での電流測定値との偏差に基づいて回転子の回転位置信号および回転速度信号を形成するように構成され、前記回転速度検出手段が、前記回転速度信号に基づいてモータの回転速度を検出する点に第4の特徴がある。
【0016】
第3および第4の特徴によれば、巻線の誘起電圧または巻線に供給される電流に基づいてモータの回転速度つまり始動時のエンジンの回転速度が検出され、モータやエンジンの回転位置センサを設けなくても、回転速度に基づいてモータの正回転および逆回転の反転位置を決定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図2はスタータモータとしてブラシレスモータを使用したエンジン発電装置の側面図、図3は図2のV−V断面図である。エンジン発電装置1は4サイクル内燃エンジン(以下、単に「エンジン」という)2と磁石式多極発電機である発電機3とを備える。発電機3は発電電動機であり、電動機としても動作する。詳細は後述する。エンジン2のクランク軸4は、クランクケース5の側壁5aに設けられる軸受6等で支持された状態でエンジン2の外部に引き出される。クランク軸4を囲むクランクケース5の側壁5aの周縁ボス部には環状星型鉄心7がボルト80によって固着される。鉄心7は環状の継鉄部7aとそれから放射状に突出せられる27個の突極部7bとからなる。前記突極部7bには、3相の巻線が順次交互に巻回されてステータ8を構成する。
【0018】
クランク軸4の先端には鍛造品のハブ9が嵌着され、このハブ9にロータヨークを兼ねるフライホイール10が結合される。フライホイール10は高張力鋼板をカップ状にプレス成形して形成されたディスク部10aと円筒部10bとからなる。ディスク部10aがハブ9に固着され、円筒部10bが鉄心7の突極部7b外側を覆うように取り付けられる。
【0019】
フライホイール10の円筒部10bの内周面には高い磁力を有するネオジウム系の磁石11が周方向に亘って18個固着されてアウタロータ型磁石ロータ12を構成する。このようなロータ12は磁石11を円筒部10bの内周面に敷き詰めてあることで十分なマス(質量)を確保してフライホイールとしての機能を果たすことができる。
【0020】
フライホイール10のディスク部10aには冷却ファン13が取り付けられる。冷却ファン13は、円環状の基板13aの一方の側面に複数の羽根13bが周方向に亘り立設されたもので、基板13aはフライホイール10のディスク部10aの外表面に固着される。冷却ファン13を覆うファンカバー14は、フライホイール10の側方からエンジン2に至る冷却風の導風路14aを形成する。
【0021】
図4は、エンジン発電装置1のシステム図である。発電機3はエンジン2で駆動されて3相交流を発生する。発電機3の出力交流は半導体整流素子をブリッジに組んだ整流回路からなるコンバータ15で全波整流されて直流に変換される。コンバータ15から出力される直流はコンデンサ平滑回路16で平滑化されてインバータ17に入力され、インバータ17を構成するFETのブリッジ回路で所定周波数の交流に変換される。インバータ17から出力される交流は復調フィルタ18に入力され、低周波成分(例えば商用周波数)のみが通過する。復調フィルタ18を通過した交流は、リレー19およびヒューズ20を介して出力端子21に接続される。リレー19はエンジン2の始動時には「開」になり、エンジン2が所定程度まで始動された後は「閉」になる。
【0022】
エンジン発電装置1の発電機3は、前述のように発電電動機であって、エンジン2を始動するためのスタータモータとして使用することができる。以下、スタータモータとして使用する場合は、発電機3をスタータモータ3aとして説明する。スタータモータ3aのためのスタータドライバ22が設けられる。スタータドライバ22にエンジン2の始動のための電流を供給するため、整流回路23と平滑回路24とが設けられる。整流回路23には高調波フィルタ231およびコンバータ232が設けられる。高調波フィルタ231は出力端子21に接続される。
【0023】
発電機3の出力側は、例えば、交流200Vの単相電源25に接続され、エンジン始動時にはこの電源25から交流が供給される。この交流は高調波フィルタ231に入力されて高調波が除去され、コンバータ232で直流に変換された後、さらに平滑回路24を介してスタータドライバ22に制御用電源として供給される。
【0024】
スタータドライバ22の出力側は、リレー26を介して発電機3の3相巻線の各相に接続される。リレー26はエンジン2の始動時には「閉」になり、エンジン2が所定程度まで始動された後は「開」になる。エンジン2の始動のため、発電機3の3相巻線の各相に予定の順序で順次電流を供給する。各相の巻線に電流を順次供給するためのスイッチング素子(FET)221と、CPU222と、ロータ12の位置を検出するためのセンサを使用しないセンサレス駆動部223とが設けられる。
【0025】
図5は、センサレス駆動部223の要部機能を示すブロック図である。同図において、誘起電圧検出部27は、インバータ回路つまりスイッチング素子221によってステータ8の2相間に通電されてロータが回転したときに残りの1相と中点との間に誘起される電圧信号の波形を検出する。位置検出部28は、検出された電圧波形に基づいてステータ8の各相とロータ12の各磁石との位置関係つまり回転位置を判別する。駆動演算回路29は、ステータ8の各相とロータ12の各磁石との位置関係に基づき、スイッチング素子221を駆動するための周期を演算する。駆動部30は駆動演算回路29で算出された周期に基づいてインバータ回路221に通電信号を供給する。
【0026】
図6は、エンジン発電装置1の始動制御の全体動作を示すタイムチャートである。タイミングt1でエンジン始動指令が入力されて、制御装置(ECU)のスタート信号がオンとなり、待機時間(例えば1秒)の後、リレー19,26をスタータモータ3a制御用に切り換えて、タイミングt2でスタータモータ3aを正回転させる。そして、正回転中に回転速度が所定値以下に低下したことで判断される高負荷域に達するタイミングt3でスタータモータ3aを逆回転させる。この正回転および逆回転では、スタータモータ3aは定常運転時に供給される電流よりも小さな初期励磁電流で駆動される。このような初期励磁電流によって回転速度を抑制することにより、正回転および逆回転時に、高負荷位置つまり反転時に十分な始動トルクが期待できる位置で容易にスタータモータ3aを停止できるし、高負荷位置を乗り越えられないときの反作用力(回転速度が大きいと反作用力も大きい)を抑制することができる。
【0027】
スタータモータ3aを正・逆回転させて、十分な始動トルクが期待できる位置にクランク軸4を位置決めしたときに、タイミングt4で正回転方向に加速を開始する。この正回転では、初期励磁電流よりも高い始動電流をスタータモータ3aに供給する。
【0028】
タイミングt5でスタータモータ3aがクランキングの目標回転速度になると、クランキング中はこの回転速度が維持される。そして、点火タイミングt6のエンジン初爆後はエンジンの回転数が上昇を始め、タイミングt7でリレー19を閉じ、リレー26を開いて発電機3の制御に切り換える。タイミングt8まで(例えばタイミングt1から10秒)はスタート信号は維持されるが、タイミングt8までに規定回転数(例えば1500rpm)に達しない場合は始動失敗であるので、初爆後に始動を失敗したと判断し、予定時間(例えば10秒)をおいて再びスタート信号をオンにする。
【0029】
上記十分な始動トルクが期待できる位置にスタータモータ3aを動かすための正回転および逆回転の停止位置は、スタータモータ3aの回転速度が予定値以下になったことで判断する。スタータモータ3aの回転速度は、例えば、前記誘起電圧波形の周期に基づいて算出することができる。
【0030】
図7、図8はエンジン発電装置1の始動制御のフローチャートであり、図9は始動制御のタイムチャートである。図7のステップS1では、エンジン始動指令の有無を判別する。エンジン始動指令が入力されたならばステップS2に進み、スタータモータ3aを正回転つまりエンジン2の正回転方向に駆動する。ステップS3では、ステップS2の正回転動作開始から時間T1(例えば0.3秒)が経過したか否かが判断される。時間T1は正回転方向への駆動の可否を判断する時間である。ステップS4では、スタータモータ3aの回転速度が第1の速度である始動完了速度(例えば、33rpm)以上か否かが判断される。これによって、スタータモータ3aが回転し始めたかどうかが判断される。時間T1が経過するまでに回転速度が始動完了速度以上にならない場合はステップS11に進んで逆回転を開始させる(図9▲1▼)。
【0031】
スタータモータ3aが始動完了速度以上になると、ステップS4は肯定となってステップS5に進み、位置合わせのための正回転目標速度(例えば230rpm)に収斂するよう速度制御を伴う正回転が行われる。ステップS6では、ステップS5の正回転動作開始から時間T2(例えば0.5秒)が経過したか否かが判断される。時間T2は、位置合わせの必要性と逆転動作への移行とを判断する時間である。時間T2が経過するまではステップS7に進む。
【0032】
ステップS7では、スタータモータ3aの回転速度が、第2の速度である反転判定速度(例えば、そこまでの最高速度の75%)まで低下したか否かが判断される。これによって、クランク角が上死点前の高負荷位置の近くで減速してしまったかどうかが判断される。時間T2が経過しても(ステップS6が肯定)、回転速度が低下しない場合(ステップS7が否定)は、エンジンが上死点後の軽負荷域にあってそのまま加速が可能だと判断される。したがって、この場合は逆回転には移らず、加速正回転のためステップS23(図8)に進む(図9▲2▼)。
【0033】
回転速度が反転判定速度まで低下したならばステップS7は肯定となり、ステップS8に進んでブレーキ制御によりスタータモータ3aの正回転を停止させる。停止判断のための時間T3(例えば0.2秒)が経過する(ステップS9肯定)か、回転停止とみなされる第3の速度(例えば23rpm(図9▲4▼))以下になる(ステップS10肯定)と、スタータモータ3aはそれ以上正回転しないと判断してステップS11に進む。
【0034】
ステップS11では、スタータモータ3aを逆回転させてエンジン2を逆回転させる。ステップS12では、ステップS11の逆回転動作開始から時間T4(例えば0.3秒)が経過したか否かが判断される。時間T4は速度制御を伴う逆回転動作に移るための判断時間である。時間T4が経過するまでに始動完了速度(例えば、33rpm)に達した場合は、ステップS13が肯定となりステップS14に進む。時間T4が経過しても始動完了速度以上にならない場合はステップS20に進む(図9▲3▼)。
【0035】
ステップS14では、速度制御を伴う逆回転動作が行われる。ステップS15では、ステップS14の逆回転動作開始から時間T5(例えば0.5秒)が経過したか否かが判断される。時間T5は逆回転停止判断のための時間である。時間T5が経過するまではステップS16に進む。ステップS16では、スタータモータ3aの回転速度が反転判定速度(例えば、そこまでの最高速度の75%)まで低下したか否かが判断される。これによって、エンジン負荷が大きくなり、クランク角が上死点前(正回転方向の上死点後に対応)の高負荷位置に到達したかどうかが判断される。
【0036】
時間T5が経過した場合(ステップS15が肯定)、または回転速度が低下した場合(ステップS16が肯定)は、ステップS17に進んでブレーキ制御によりスタータモータ3aの逆回転を停止させる。停止判断のための時間T6(例えば0.2秒)が経過した場合(ステップS18肯定)、または回転停止とみなされる速度(例えば23rpm(図9▲5▼)以下になる(ステップS19肯定)と、スタータモータ3aを加速正回転させるため、ステップS20(図8)に進む。
【0037】
図8のステップS20では、加速正回転を行う。位置決め後の正回転では、まず、速度制御を行わないで、電流値を固定して加速正回転させる。スタータモータ3aの回転速度が制御開始速度(例えば、198rpm(図9▲6▼)になると、速度制御を伴う正回転に切り換える。初期の制御目標値は、例えば、331pmとする。そして、この制御目標値を予定の加速度(例えば3300rpm/sec)で変化させていく。
【0038】
すなわち、ステップS21では、一定電流での加速制限時間T7が経過したか否かが判断される。ステップS22では、制御開始速度以上になったか否かが判断される。時間T6が経過するかスタータモータ3aの回転速度が制御開始速度以上になると、ステップS23に進み、制御目標値に従って速度制御を行う。制御目標値は徐々に増大させていくので、実際の回転速度も増大していく。ステップS24では、回転速度がクランキングの速度(例えば、800rpm)に到達したか否かが判断される。回転速度が増大してステップS24が肯定となれば、回転速度をクランキング速度に維持するため制御目標値をクランキング速度に設定し、始動のシーケンスは終了される。なお、ステップS23の速度制御が開始されてから所定の時間T8が経過しても目標速度に達しない場合に故障と判断して始動動作を停止するのが好ましい。つまり、ステップS23aが肯定ならば始動動作を停止してこのフローチャートの処理を終了する。
【0039】
図1は、エンジン始動位置決めの要部機能ブロック図である。誘起電圧検出部27で検出された誘起電圧の波形はモータ回転速度算出部31に入力される。モータ回転速度算出部31は誘起電圧の周期に基づいてスタータモータ3aの回転速度を算出する。最大速度記憶部32は始動制御でそれまでに検出されたスタータモータ3aの最大速度をラッチする。最大速度は回転方向が変わるとクリアされる。速度判定部33は、現在のスタータモータ3aの回転速度と予定の反転判定速度(例えば、前記最大速度の75%)とを比較し、現在の回転速度が反転判定速度以下になっていれば、速度低下検出信号を正・逆転制御部34に出力する。
【0040】
正・逆転制御部34は該速度低下検出信号に応答して、スタータモータ3aを停止させて反転させる反転指示を駆動部30に供給する。正・逆転制御部34は、前記反転指示とともに正回転および逆回転時の制御目標値を駆動演算回路29に入力し、駆動演算回路29はスタータモータの回転速度をこの制御目標値に制御すべくスイッチング素子221を駆動するための周期を演算する。スタータモータ3aは、スイッチング素子221の駆動周期で決定される速度で回転するよう制御される。
【0041】
即時始動判断部36は、始動動作時の正回転において速度判定部33からの速度低下検出信号の有無を所定時間監視する。そして所定時間経過までに速度低下検出信号を検出しなかった場合、つまり所定の速度(第2速度)で回転されていると判断した場合は、始動正転制御部37へ加速正回転指示信号を入力する。この信号に応答して始動正転制御部37は正転指示を駆動部30に入力するとともに加速正回転のための制御目標値を駆動演算回路29に入力する。これにより、軽負荷時には、位置決めのための正回転から引き続いて即座に始動開始することができる。電流供給部35は、位置決め時およびその後の加速正回転時に初期励磁電流および始動電流をそれぞれスタータモータ3aに供給する。
【0042】
本実施形態によれば、最初にエンジン負荷が大きくなる位置まで正回転させ、その後、逆回転させて再びエンジン負荷が大きくなる位置で停止させる。そして、その位置から一気にクランキング可能な速度まで加速する。このように、エンジン負荷が大きくなる位置で停止させることによって、続く反転時には軽負荷になるので、加速が容易である。したがって、正・逆回転による位置決め後に始動電流を供給することにより慣性力を使用でき、圧縮行程を容易に乗り越えてクランキング動作をさせることができる。
【0043】
なお、上述の説明では、モータの回転速度をスタータモータの誘起電圧の周期に基づいて算出するように構成した。しかし、スタータモータを次に示す方法によって制御する場合は、スタータモータの固定子巻線に供給する電流によって回転速度を算出することができる。
【0044】
図10は、変形例に係るスタータモータ制御装置の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明では、スタータモータ3aのロータ12の外周に沿って設けられる磁石11で形成される磁束がロータ12を径方向に貫く軸をd軸と呼ぶ。また、ステータコイルで形成される磁束がロータ12を径方向に貫く軸をq軸と呼ぶ。これらd軸およびq軸に各層の電流をベクトル分解することによりスタータモータ3aの動作を把握し、その結果に基づいて制御が行われる。
【0045】
図10において、スタータモータ制御装置は、電流目標値演算部41、2相/3相変換部42、PWM制御部43、インバータ回路つまりスイッチング素子221、3相/2相変換部44、および回転角度推定部45を備える。電流目標値演算部41は回転速度目標値に基づいて決定されたq軸電流目標値と実際にスタータモータ3aに供給された電流(q軸電流測定値)とに基づいてq軸電流出力値を演算するとともに、d軸電流測定値および回転角度推定部45で推定された回転速度とに基づいてd軸電流出力値を演算する。q軸電流出力値およびd軸電流出力値は2相/3相変換部42と回転角度推定部45に入力される。
【0046】
2相/3相変換部42は入力を3相のPWMデータに変換してPWM制御部43に出力する。PWM制御部43はPWMデータに基づいてインバータ回路221の各スイッチング素子のオン・オフデューティを算出し、インバータ回路221にオン・オフ信号を入力する。インバータ回路221は、各相の電流を検出し、3相/2相変換部44に入力する。3相/2相変換部44から出力されるq軸電流測定値とd軸電流測定値は回転角度推定部45および電流目標値演算部41に入力される。
【0047】
回転角度推定部45は、前回のq軸電流出力値およびd軸電流出力値と今回のq軸電流測定値およびd軸電流測定値との偏差により回転角度(rad)と回転速度(rad/sec)とを推定する。回転角度は2相/3相変換部42および3相/2相変換部44に供給され、回転速度は電流目標値演算部41に供給される。なお、回転角度推定部45は、例えば、特開平8−308286号公報に開示された構成とすることができる。
【0048】
本実施形態の始動制御において、クランク軸4の位置決めのための正・逆回転および始動のための加速正回転で使用されるスタータモータ3aの回転速度情報は、前記回転角度推定部45で推定される回転速度に基づいて決定できる。
【0049】
図11は、q軸電流による回転速度制御のフローチャートである。図11において、ステップS30では、モータ回転速度の目標値と推定回転速度との差を算出する。ステップS31では、ステップS30で算出された速度差に基づいてq軸電流出力値を算出する。速度差が大きいほどq軸電流出力値が大きくなるように設定した算出式が使用される。ステップS32では、q軸電流測定値と現在の回転速度に基づいてd軸電流出力値を算出する。q軸電流測定値と現在の回転速度が大きいほどd軸電流出力値が大きくなるように設定した算出式が使用される。ステップS33では、q軸電流出力値およびd軸電流出力値により決定されたインバータ回路221を制御するPWM信号が出力される。この制御では、d軸電流値によりq軸電流の位相ずれが生じる。そして、この位相ずれによって電機子反作用効果による減磁効果が発生し、スタータモータ3aの界磁が減少する。したがって、スタータモータ3aの回転速度は目標回転速度に制御される。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1〜請求項4の発明によれば、モータの回転速度が低下しないことを検出して圧縮上死点近くの高負荷域にエンジン回転位置がないと判断される。したがって、高負荷域にないときは速やかにエンジンを正回転させることにより、一気にクランキング速度までエンジンを加速させることが可能である。
【0051】
また、請求項2の発明によれば、エンジンが高負荷域にあると判断したときは、この高負荷域からの回転により回転の慣性力を利用して反転側の高負荷域まで移動させて正回転用の慣性力が十分に得られる位置にエンジンの回転位置を移動させることができる。したがって、次の正回転では、始動電流と併せて大きい慣性も利用して一気に圧縮行程の上死点前の高負荷域を乗り越え、エンジンをクランキング速度まで加速させることができる。
【0052】
特に、請求項1または2の発明では、位置検出センサによらず、モータ回転速度が予定値以上に維持されているとき、または予定値まで低下したときをもって高負荷域でないか高負荷域であるかを的確に判断することができるし、モータの始動開始位置を確認する必要もない。
【0053】
さらに、請求項3,4の発明によれば、巻線の誘起電圧または巻線に供給される電流に基づいてモータの回転速度つまり始動時のエンジンの回転速度が検出され、モータやエンジンの回転位置センサを設けずに、この回転速度に基づいてモータの正回転および逆回転の反転位置を決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエンジン始動装置の要部機能ブロック図である。
【図2】スタータモータとしてブラシレスモータを使用したエンジン発電装置の側面図である。
【図3】図2のV−V断面図である。
【図4】エンジン発電装置のシステム図である。
【図5】センサレス駆動部の要部機能を示すブロック図である。
【図6】エンジン発電装置の始動制御の全体動作を示すタイムチャートである。
【図7】エンジン発電装置の始動制御のフローチャート(その1)である。
【図8】エンジン発電装置の始動制御のフローチャート(その2)である。
【図9】始動制御の要部タイムチャートである。
【図10】変形例に係るスタータモータ制御装置の構成を示すブロック図である。
【図11】回転速度制御のフローチャートである。
【符号の説明】
3…発電機、 3a…モータ、 4…クランク軸、 8…ステータ、 19,26…リレー、 22…スタータドライバ、 23…整流回路、 27…誘起電圧検出部、 28…位置検出部、 29…駆動演算回路、 30…駆動部、 31…モータ回転速度算出部、 32…最大速度記憶部、 33…速度判定部、 34…正・逆転制御部、 35…電流供給部、 36…即時始動判断部、 37…始動正転制御部、 221…スイッチング素子(インバータ)

Claims (4)

  1. エンジンを始動させる正逆回転可能なモータと、
    前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記モータに初期励磁電流を流して前記エンジンを正回転させ、回転速度が第1の時間内に第1の速度に到達すること、及び第2の時間経過後も前記第1の速度より高い第2の速度が得られていることの2条件を満たしたときに前記モータを始動用目標回転数に従って駆動する駆動制御手段とを具備したことを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 前記駆動制御手段が、前記2条件の少なくとも一方が満たされない場合に前記モータに初期励磁電流を流して前記エンジンを逆回転させ、回転速度が一旦上昇後第3の速度以下に低下した後に前記モータを始動用目標回転数に従って駆動するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のエンジン始動装置。
  3. 前記モータが、ブラシレスモータであり、
    3相固定巻線のうち、2相に駆動用通電をしたときに通電されていない巻線に誘起される電圧信号に基づいて回転子の回転位置信号および回転速度信号を形成するように構成され、
    前記回転速度検出手段が、前記回転速度信号に基づいてモータの回転速度を検出することを特徴とする請求項1または2記載のエンジン始動装置。
  4. 前記モータが、ブラシレスモータであり、
    固定巻線に通電するための電流出力値と前記固定子巻線での電流測定値との偏差に基づいて回転子の回転位置信号および回転速度信号を形成するように構成され、
    前記回転速度検出手段が、前記回転速度信号に基づいてモータの回転速度を検出することを特徴とする請求項1または2記載のエンジン始動装置。
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