JP6171917B2 - エンジン始動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン始動装置に関する。
車両の燃費を向上させる方法として、モータにてエンジンをトルクアシストし、エンジンとモータの両方を駆動源として車両を走行させる技術がある。そして、従来、このモータとして、MG(モータジェネレータ)が用いられている。
しかしながら、MGは交流モータであるため、始動直後の加速は回転位置を検出するまで加速が遅れるという問題点、及び、高コストになってしまうという問題点がある。
従って、始動直後の加速応答性の向上を低コストに実現できる技術が求められている。
ところで、車両に搭載されている安価なモータとして、直流式のスタータがある。そこで、走行トルクのアシスト用モータとしてスタータを用いることも考えられる。
しかし、スタータを用いる場合、スタータ駆動に伴う音(例えばリングギヤとピニオンの噛合い音)による不快感や、スタータとエンジンとの動力伝達機構の劣化(例えばリングギヤ及びピニオンの磨耗)という問題点があった。そのため、これら問題点の解決なしにはアシスト用モータとしてスタータを用いることができない。
なお、特許文献1には直流モータを用いたスタータにより退避走行をさせる技術はあるが、スタータを用いてエンジンをトルクアシストする点については記載されていない。
また、特許文献2には、アイドル回転数まで回転可能なスタータが開示されているが、スタータを用いてエンジンをトルクアシストする点についてはやはり記載されていない。
特開2008−190496号公報 特開2002−188549号公報
そこで、本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、安価な直流式のスタータを用いてエンジンをトルクアシストすることのできるエンジン始動装置を提供することにある。
本発明のエンジン始動装置は、回転力を発生する直流モータを有し、直流モータの回転力をエンジンのクランク軸に伝達可能なスタータと、スタータの駆動を制御するスタータ制御手段とを備える。
スタータ制御手段は、エンジンの始動指令があった際、スタータを駆動ON状態にしてエンジンのクランキングを開始し、所定のタイミングでスタータを駆動OFF状態にする。
なお、スタータの駆動ON状態とは、直流モータに通電して、クランク軸に直流モータの回転力が伝達される状態である。また、スタータの駆動OFF状態とは、クランク軸に直流モータの回転力が伝達されない状態である。
そして、スタータ制御手段は、始動指令から所定時間Ta以内に加速要求があった場合、所定時間Ta以内に加速要求がなかった場合にスタータの駆動OFF状態にするタイミングtyより後もスタータの駆動ON状態を継続させ、アシストモードを実行する。
アシストモードでは、スタータにてエンジンをトルクアシストし、エンジンとスタータの両方を駆動源として車両を走行させる。
MGによるエンジンのトルクアシストは、低速走行時等にもエンジンのトルクアシストを実施するが、本発明ではスタータ駆動中に加速要求が生じた場合のみに限定してスタータをエンジンのトルクアシストに用いている。
すなわち、例えば、クランキングを終了してスタータとエンジンとの動力伝達を解除してから、加速要求が生じた場合には、スタータをエンジンのトルクアシストには用いない。
従って、本発明によればスタータのトルクアシストとしての使用頻度を少なくしているため、スタータとクランク軸との間の動力伝達機構の劣化を低減できる。すなわち、例えば、動力伝達機構がピニオンとリングギヤによるギヤ噛合機構である場合、トルクアシストとしての使用によりギヤ磨耗が生じるが、本発明ではごく限られた場合のみトルクアシストとして使用することで使用頻度を抑えているため、ギヤ磨耗を低減できる。
また、加速時にのみトルクアシストとして使用するため、スタータの駆動に伴う音による不快感を低減できる。加速時は定常運転時に比べてエンジン音等が大きいため、スタータの駆動に伴う音が気になりにくいからである。
従って、本発明によれば、動力伝達機構の劣化やスタータ駆動に伴う音による不快感という問題点を解決することができ、安価な直流式のスタータを用いてエンジンをトルクアシストすることができる。
エンジン始動装置の全体構成図である(実施例1)。 エンジンの始動指令、加速要求、エンジン回転数、スタータ駆動状態、モータ駆動電流のタイミングチャートである(実施例1)。 スタータの制御処理を表すフロー図である(実施例1)。 エンジンの始動指令、加速要求、エンジン回転数、スタータ駆動状態、モータ駆動電流のタイミングチャートである(実施例2)。 スタータの制御処理を表すフロー図である(実施例2)。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
〔実施例1〕
〔実施例1の構成〕
実施例1の構成を図1〜3を用いて説明する。
この実施例1に示すエンジン始動装置1は、エンジンの停止および再始動を自動制御するアイドルストップシステム搭載車両に適用され、エンジン2の始動を行うスタータ3と、スタータ3の作動を制御する電子制御装置であるECU4等を備えている。
本実施例のスタータ3は、アイドル回転数以上の回転数まで回転可能な飛び込み式スタータであって、モータ7、ピニオン8、及び電磁スイッチ9等により構成されている。
モータ7は、フレームを兼ねるヨークの内周に永久磁石(界磁コイルでも良い)を配置して構成される界磁(図示せず)、電機子軸の外周に整流子(図示せず)を備える電機子、整流子の外周上に配置されるブラシ(図示せず)等を有する直流整流子モータである。
このモータ7は、アイドル回転数まで回転可能なモータ性能を有している。
ピニオン8は、モータ7の出力軸上に配される小径のギヤであり、リングギヤ11に噛合うことでモータ7の回転力をリングギヤ11に連結されたエンジン2のクランク軸12に伝達する。
なお、スタータ3には、モータ7の回転力をピニオン8に伝達する一方で、ピニオン8側からモータ7側への回転力の伝達を遮断する一方向クラッチ(図示せず)が内蔵されている。一方向クラッチは、リングギヤ11の回転数がモータ7の回転数を上回るとピニオン8側からモータ7側への回転力の伝達を遮断する構成となっている。
電磁スイッチ9は、シフトレバーを介してピニオン8をリングギヤ11へ向けて押し出すピニオン押出手段として機能するとともに、モータ7への通電をオン・オフするモータスイッチとして機能する。
ECU4は、エンジン回転数を検出する回転数センサ13、アクセルセンサ14、ブレーキセンサ15、始動スイッチ16等からの信号に基づいて、スタータ3への通電を制御するスタータ制御手段として機能する。
ECU4は、エンジン2の始動指令があった際、スタータ3を駆動ON状態にしてエンジン2を始動させる。
駆動ON状態とは、モータ7に通電して、クランク軸12にモータ7の回転力を伝達させる状態である。すなわち、本実施例では、ピニオン8がリングギヤ11へ押し出されてリングギヤ11と噛合っており、モータ7に通電された状態である。
エンジン2の始動指令とは、例えば、エンジン停止時に始動スイッチ16がON操作されたという信号である。また、アイドルストップシステム搭載車両では、一般的にアイドルストップがブレーキOFF操作により解除されてエンジンが再始動される。従って、始動指令は、ブレーキセンサ15で検出されるブレーキOFF操作されたという信号であってもよい。なお、このブレーキOFF操作は、エンジンが自動停止に向けて回転数降下している際にされた場合も、再始動指令となる。
〔本実施例の特徴〕
スタータ制御手段は、始動指令から所定時間Ta以内に加速要求があった場合、スタータ3にてエンジン2をトルクアシストし、エンジン2とスタータ3の両方を駆動源として車両を走行させるアシストモードを実行する。
以下、始動指令があった後のスタータの制御処理の流れを図2及び図3を用いて説明する。
なお、図2は、エンジン2の停止中に始動指令がONとされる場合を説明するものであるが、エンジンが自動停止に向けて回転数降下している際に再始動指令がされる場合も同様の流れで制御される。
まず、始動スイッチ16のON操作や、アイドルストップ解除のためのブレーキOFF操作がされると、始動指令がONとなる(図2参照)。
始動指令がONされると、スタータ3が駆動ON状態にされる。すなわち、電磁スイッチ9に通電されることによって、ピニオン8がリングギヤ11へ押し出されてピニオン8とリングギヤ11とが噛合い、モータ7への通電が開始される。これにより、クランク軸12にモータ7の回転力が伝達される。
ここで、始動指令ONの時刻を時刻t0とし、始動指令ONから所定時間Ta経過した時刻をtxとする(図2参照)。
スタータ3が駆動ON状態のときに、時刻txまでに加速要求があった場合、アシストモードを実施する(ステップS1〜S3参照)。
すなわち、ステップS2で、時刻txまでに加速要求があったか否か、すなわち、始動指令ONから所定時間Ta以内に加速要求があったか否かを判定する。
図2に示す例では、時刻txよりも前の時刻t1にて加速要求がONされているので、ステップS2での判定結果がYESとなる。
ステップS2での判定結果がYESの場合には、ステップS3に進み、アシストモードを実施する。つまり、スタータ3の駆動ON状態を継続し、エンジン2が完爆したか否かに関わらず、継続してモータ7の回転力をエンジン2に伝達する。これにより、アシストモードでは、スタータ3にてエンジン2がトルクアシストされ、エンジン2とスタータ3の両方を駆動源として車両が走行する状態となる。
なお、本実施例では、所定時間Taは、始動指令ONからエンジン2の初爆が生じるまでの時間Tbよりも短い(図2参照)。
また、加速要求は、例えば、アクセルセンサ14にてアクセルペダルが踏み込まれたことが検出された場合にONとなる。なお、アクセルペダル踏込速度あるいはアクセル開度変化率が所定値以上である場合に加速要求ONとしてもよい。
また、ステップS2での判定結果がNOの場合には、ステップS4に進み、エンジン2が完爆したかを判定し、完爆しているならスタータ3を駆動OFF状態にする。完爆していないなら、まだ駆動OFFするタイミングではないとして、駆動ON状態を維持し、再度完爆判定を行う。
ここで、スタータ3の駆動OFF状態とは、クランク軸12にモータ7の回転力が伝達されない状態をいい、直流モータへの通電が停止された状態、もしくは、ピニオン8とリングギヤ11との噛合いを解除した状態をいう。
本実施例では、通常モード(始動指令ONから所定時間Ta以内に加速要求がなかった場合)のスタータ3をOFFするタイミングはステップS4で完爆が判定される完爆時期tyとなっている(図2参照)。
そして、始動指令ONから所定時間Ta以内に加速要求があった場合には、完爆時期tyでスタータ3の駆動をOFFせずに、完爆時期tyよりも後もスタータ3の駆動ON状態を継続する。
なお、通常の低速回転型のスタータの場合には、エンジン3が完爆するとエンジン3の回転数がモータの回転数を上回るため、一方向クラッチが解除されるが、本実施例のスタータ3のモータ7は高速回転可能であるため、エンジン3が完爆した後も一方向クラッチが解除されず、モータ7の回転がエンジン3に伝達される。
ステップS5では、加速要求ONから所定時間Tz経過したかを判定し、判定結果がYESの場合(時間Tz経過している場合)には、スタータ3を駆動OFF状態にする(ステップS6参照)。ステップS5での判定結果がNOの場合には、ステップS3に戻って再度判定を行う。
本実施例では、加速要求ONされた時刻t1から時間Tz経過した時刻t2で、スタータ3の駆動状態をOFFにしている。なお、時間Tzは時刻t2が時刻tyよりも後になるように設定されている。
すなわち、本実施例では、スタータ3の駆動ON状態を継続する期間の終期、つまりアシストモードの解除時期を、加速要求ONからの時間で決定している。なお、始動指令ONからの時間で決定してもよい。
〔本実施例の作用効果〕
本実施例では、スタータ駆動中に加速要求が生じた場合のみに限定してスタータ3をエンジン2のトルクアシストに用いている。
具体的には、始動指令から所定時間Ta以内に加速要求があった場合のみ、限定的にスタータ3によりアシストをしている。
このため、MGによるエンジン2のトルクアシストのように、低速走行時等にもエンジン2のトルクアシストを行うものではないため、スタータ3のトルクアシストとしての使用頻度が少なくなる。
従って、スタータ3のトルクアシストとしての使用頻度を少なくしているため、スタータ3とクランク軸12との間の動力伝達機構の劣化を低減できる。
すなわち、本実施例のようにスタータ3とクランク軸12との間の動力伝達機構がピニオン8とリングギヤ11によるギヤ噛合機構である場合、トルクアシストとしての使用によりギヤ磨耗が生じる。しかし、本実施例ではごく限られた場合のみトルクアシストとして使用することで使用頻度を抑えているため、ギヤ磨耗を低減できる。
また、加速時にのみトルクアシストとして使用するため、スタータ3の駆動に伴う音による不快感を低減できる。加速時は定常運転時に比べてエンジン音等が大きいため、スタータ3の駆動に伴う音が気になりにくいからである。
また、スタータ3のモータ7は直流モータであって応答性がよいため、スタータ3によりアシストすることで、MGによってアシストする場合と比較して加速応答性も向上する。
従って、本実施例によれば、動力伝達機構の劣化やスタータ駆動に伴う音による不快感という問題点を解決することができ、安価な直流式のスタータ3を用いてエンジン2をトルクアシストすることができる。
〔実施例2〕
実施例2のエンジン始動装置1を実施例1とは異なる点を中心に図4及び図5を用いて説明する。なお、実施例1と同じ符号は、同一の機能物を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、スタータ3の駆動ON状態を継続する期間の終期を、エンジン回転数で決定している。
すなわち、実施例1のステップS5の代わりに、回転数センサ13から検出される回転数が所定の回転数Naに到達したか否かを判定するステップS5aを有している。
そして、回転数Naに到達していれば、スタータ3を駆動OFF状態にする。つまり、図4に示すように、回転数Naに到達して時刻t3でスタータ3を駆動OFF状態にしている。
回転数Naは、例えば、所定のアイドル回転数であってもよいし、加速要求の度合いに応じてECU4により算出された回転数であってもよい。
本実施例によっても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
〔変形例〕
電磁スイッチ9は、ピニオン8を押し出すソレノイドと、モータ6の通電電流をオン/オフするソレノイドとが同じであってもよいし、別々であってもよい。
また、実施例のスタータ3は飛び込み式のスタータであったが、常時ピニオンとリングギヤとが噛合った常時噛合い式のスタータであってもよい。
また、実施例のスタータ3は一方向クラッチを有していたが、一方向クラッチを有していなくてもよい。
また、実施例1では、通常モードでのスタータ3の駆動OFFタイミングが完爆時期tyであり、トルクアシストモードでのスタータ3の駆動OFFタイミングがtyより後の時刻t2であった。しかし、トルクアシストモードでのスタータ3の駆動OFFタイミングが通常モードでのスタータ3の駆動OFFタイミングより後であればよく、通常モードでのスタータ3の駆動OFFタイミングが完爆時期tyよりも後であってもよい。
1 エンジン始動装置
2 エンジン
3 スタータ
4 スタータ制御手段
7 モータ
12 クランク軸

Claims (5)

  1. 回転力を発生する直流モータ(7)を有し、前記直流モータ(7)の回転力をエンジン(2)のクランク軸(12)に伝達可能なスタータ(3)と、
    前記スタータ(3)の駆動を制御するスタータ制御手段(4)とを備え、
    前記直流モータ(7)に通電して、前記クランク軸(12)に前記直流モータ(7)の回転力が伝達される状態を前記スタータの駆動ON状態とし、
    前記クランク軸(12)に前記直流モータ(7)の回転力が伝達されない状態を前記スタータの駆動OFF状態とすると、
    前記スタータ制御手段(4)は、前記エンジン(2)の始動指令があった際、前記スタータ(3)を駆動ON状態にして前記エンジン(2)のクランキングを開始し、所定のタイミングで前記スタータを駆動OFF状態にするエンジン始動装置であって、
    前記スタータ制御手段(4)は、前記始動指令から所定時間Ta以内に加速要求があった場合、前記所定時間Ta以内に加速要求がなかった場合に前記スタータの駆動OFF状態にするタイミング(ty)より後も前記スタータの駆動ON状態を継続させ、前記スタータ(3)にて前記エンジン(2)をトルクアシストし、前記エンジン(2)と前記スタータ(3)の両方を駆動源として車両を走行させるアシストモードを実行することを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 請求項1に記載のエンジン始動装置において、
    前記エンジン(2)の始動指令とは、前記エンジン(2)の停止時から前記エンジン(2)を始動させるための始動指令であることを特徴とするエンジン始動装置。
  3. 請求項1に記載のエンジン始動装置において、
    アイドルストップシステム搭載車両に適用され、
    前記エンジン(2)の始動指令とは、前記エンジン(2)を自動停止させる際のエンジン回転数降下中に再始動要求が発生した際の再始動指令であることを特徴とするエンジン始動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のエンジン始動装置において、
    前記スタータ制御手段(4)は、前記スタータ(3)の駆動ON状態を継続する期間の終期を、エンジン回転数もしくは時間で決定することを特徴とするエンジン始動装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のエンジン始動装置において、
    前記所定時間Taは、前記エンジン(2)の始動指令から前記エンジン(2)の初爆が生じるまでの時間Tbよりも短いことを特徴とするエンジン始動装置。
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