JP2004239159A - 内燃機関始動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】騒音が無く、装置の使用頻度寿命に影響が少ない内燃機関始動装置を提供することにある。
【解決手段】内燃機関100を駆動する直流電動機20の出力軸に勘合される第1プーリ22と内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリ11との間には、直流電動機の駆動力を内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段であるベルト40が架装される。直流電動機の出力軸21と第1プーリ22の間には、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】内燃機関100を駆動する直流電動機20の出力軸に勘合される第1プーリ22と内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリ11との間には、直流電動機の駆動力を内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段であるベルト40が架装される。直流電動機の出力軸21と第1プーリ22の間には、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関駆動による走行をする車両に搭載された内燃機関を始動させる内燃機関始動装置に係り、特に、交差点などの停止時に内燃機関を一次停止し、その後再始動するアイドルストップシステムに用いるに好適な内燃機関始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、交差点などの停止時に内燃機関を一次停止し、その後発進時には内燃機関を再始動するアイドルストップシステムを採用した車両が実用化されつつある。しかしながら、現状では、アイドルストップシステムが採用されている車両は、ハイブリット自動車等のように内燃機関と電動機を併用されたものに限られている。ここで、ハイブリット自動車等に用いられる電動機は、42V電源で駆動される交流電動機が一般的である。通常の内燃機関のみで駆動される車両において、アイドルストップシステムを採用しようとすると、42V交流電動機を搭載する方式が考えられるが、コスト的な面から実現していないものである。
【0003】
通常の内燃機関のみで駆動される車両にアイドルストップシステムを適用しようとした場合、内燃機関の始動装置としては、12V電源で駆動される直流電動機を用いて、1)従来から用いられているスタータモータを用いるものと、2)スタータモータとは別の始動用モータを用いるものとが考えられる。第1のスタータモータを用いるものでは、クランク軸に嵌合されたリングギヤと始動時のみ噛合うピニオンを有するスタータモータを設けて、内燃機関を始動させるようにするものである。第2の始動用モータを用いるものとしては、例えば、例えば、特開2001−65441号公報に記載されているように、始動用モータとクランク軸とをローラクラッチのようなワンウェイクラッチを介在させてベルトあるいはチェーンで常時連結し、始動時のみワンウェイクラッチを入りにして、内燃機関を始動させるものが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−65441号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1)スタータモータを用いて内燃機関を再始動するものでは、内燃機関のクランク軸に嵌合されたリングギヤとスタータモータのピニオンとの噛み合い時に発生する噛合音が、騒音として問題になる。スタータモータは、通常の内燃機関の最初の始動時にも用いられるが、このときは、運転者がイグニッションスイッチを回して自らの意志により内燃機関を始動するため、多少の騒音は運転者の意図するものとして、さして騒音として捉えられることはないものである。しかしながら、アイドルストップシステムでは、信号の一時停止等により内燃機関が停止すると、その後、例えばアクセルペダルの踏込み動作等により内燃機関が再始動されるため、この再始動は運転者の意図するものとは言い難いため、再始動時の噛合音が運転者にとっては、騒音として感じられる。しかも、アイドルストップシステムにおける再始動の回数は、かなり頻度も多いため、さらに、騒音として捉えられることになり、アイドルストップシステムを採用する際に問題となる。
【0006】
2)また、始動用の別モータを用いるものでは、内燃機関とベルトで常時連結されているクラッチやモータ(直流電動機)が、内燃機関が始動すると、内燃機関から高回転で連れ回された時のクラッチの破損や、クラッチ機構の寿命やモータのブラシの寿命等の装置の使用頻度寿命が問題となる。すなわち、モータと内燃機関の間には、モータからの駆動力を一方向に伝達するワンウェイクラッチが用いられるが、このワンウェイクラッチとして用いられるローラクラッチは、内燃機関側からモータ側に逆転トルクが伝わる構造であるため、クラッチやモータが内燃機関によって連れ回されるため、装置の寿命が低下するという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、騒音が無く、装置の使用頻度寿命に影響が少ない内燃機関始動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、上記内燃機関を駆動する電動機と、この電動機の出力軸に勘合される第1プーリと上記内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリとの間に架装され、上記電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段と、上記電動機と上記内燃機関との間に配置され、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチとを備えるようにしたものである。
かかる構成により、ピニオンとリングギヤのギヤ噛合時の騒音が無く、内燃機関始動の後に、内燃機関が高回転となっても、ワンウエイカムクラッチのカムが予め設定された回転数でリフトオフして、装置の使用頻度寿命に影響が少なくなるものである。
【0009】
(2)上記(1)において、好ましくは、上記動力伝達手段は、上記第1プーリから上記第2プーリに減速して動力を伝達する減速動力伝達手段であり、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチを、上記電動機の出力軸と上記第1プーリの間に配置したものである。
【0010】
(3)上記(2)において、上記電動機は内部に減速機を備えており、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチのインナは上記減速機の出力軸と一体に設けられ、アウタは上記第2プーリと一体に設けたものである。
【0011】
(4)上記(1)において、好ましくは、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチは、上記内燃機関が自己完爆可能な回転数から上記内燃機関が自己回転持続可能なアイドリング回転数との間で上記カムがリフトオフするように設定したものである。
【0012】
(5)上記(1)において、好ましくは、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチのカムのリフトオフ時に、上記内燃機関の負荷を大きくする制御手段を備えたものである。
【0013】
(6)上記(1)において、バッテリーの電力を上記電動機に供給するリレーと、このリレーを駆動するリレードライブ回路と、内燃機関を制御するエンジンコントロールユニットとを備え、初期始動時には、イグニッションスイッチの操作により上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動するとともに、アイドルストップ後の再始動時には、上記エンジンコントロールユニットは、上記リレードライブ回路に指令を出力することにより、上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動するようにしたものである。
【0014】
(7)上記(1)において、好ましくは、上記内燃機関のクランク軸に嵌合したリングギアと噛み合ってクランク軸を駆動するスタータモータと、バッテリーの電力を上記電動機に供給するリレーと、このリレーを駆動するリレードライブ回路と、内燃機関を制御するエンジンコントロールユニットとを備え、初期始動時には、イグニッションスイッチの操作により上記スタータモータを駆動するとともに、アイドルストップ後の再始動時には、上記エンジンコントロールユニットは、上記リレードライブ回路に指令を出力することにより、上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動するようにしたものである。
【0015】
(8)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、上記内燃機関を駆動する電動機と、この電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達するとともに、上記内燃機関のクランク軸の回転数が所定回転数以上になると、上記内燃機関から上記電動機側への動力伝達を遮断する動力伝達手段とを備えるようにしたものである。
かかる構成により、ピニオンとリングギヤのギヤ噛合時の騒音が無く、内燃機関始動の後に、内燃機関が高回転となっても、動力伝達手段による内燃機関側からの動力伝達を遮断して、装置の使用頻度寿命に影響が少なくなるものである。
【0016】
(9)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、上記内燃機関を駆動する電動機と、この電動機の出力軸に勘合される第1プーリと上記内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリとの間に架装され、上記電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段と、上記電動機と上記内燃機関との間に配置され、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチと、このリフトオフ型ワンウエイカムクラッチのカムのリフトオフ時に、上記内燃機関の負荷を大きくする制御手段を備えるようにしたものである。
かかる構成により、ピニオンとリングギヤのギヤ噛合時の騒音が無く、内燃機関始動の後に、内燃機関が高回転となっても、動力伝達手段による内燃機関側からの動力伝達を遮断して、装置の使用頻度寿命に影響が少なくなり、また、カムのリフトオフ時のふけ上がりを防止し得るものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を用いて、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の構成及び動作について説明する。本実施形態は、例えば排気量が2000cc以下の小型ガソリンエンジン搭載車に適用するに好適なものである。
最初に、図1及び図2を用いて、本実施形態による内燃機関始動装置の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。図2は、図1の側面視図である。
【0018】
図1に示すように、内燃機関100のクランク軸10には、減速側のクランクプーリ11が嵌合されている。また、クランク軸10の他端には、リングギア12が嵌合されている。直流電動機20の出力軸21には、リフトオフ型ワンウェイクラッチ23を介して、増速側のモータプーリ22が嵌合されている。リフトオフ型ワンウェイクラッチ23は、直流電動機20の出力軸21の回転を、モータプーリー22に一方向に伝達するとともに、モータプーリー22の回転数が所定回転数以上になると、出力軸21とモータプーリー22の間の接触が開放され、完全に非接触になるタイプのクラッチである。リフトオフ型ワンウェイクラッチ23の詳細構成については、図3を用いて後述する。
【0019】
直流電動機20には、図示しない減速機が内臓されている。オルタネータ30の出力軸には、出力プーリ31が嵌合されている。図1及び図2に示すように、動力伝達ベルト40が、減速側クランクプーリ11と、増速側のモータプーリ22と、出力プーリ31とに架装されている。なお、内燃機関100の排気量を1500ccとするとき、直流電動機20は、12Vの直流電圧によって駆動される最大出力1.2KWのものを用いる。また、減速側のクランクプーリ11と増速側のモータプーリ22の減速比は、2.5に設定している。
【0020】
イグニッションSW50は、オフ(OFF)位置と、ドライブ(D)位置と、スタート(ST)位置の3位置を有している。車両運転者がイグニッションSW50をドライブ(D)位置に回すと、バッテリ90からエンジンコントロールユニット(ECU)70に通電される。さらに、車両運転者がイグニッションSW50をスタート(ST)位置に回すと、バッテリ90からリレー60に通電され、リレー接点61が閉じて、バッテリ90から電流が直流電動機20に供給され、直流電動機20が回転する。直流電動機20が回転すると、図示しない内部減速機で減速された動力が、出力軸21−リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23−モータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11−クランク軸10の順で伝達され、内燃機関100をクランキングする。このとき、直流電動機20の出力軸21の回転は、1/2.5に減速されて、クランク軸10に伝達される。車両運転者がイグニッションSW50をD(ドライブ)位置に戻すと、接点61が開き、直流電動機20は停止する。
【0021】
車両停止時には、エンジンコントロールユニット70は、ブレーキペダルが踏み込まれ、車速が零である等のアイドリングストップ条件を満たすと判断すると、エンジンストップ信号SESTを出力し、内燃機関100が停止する。内燃機関100を停止するには、図示しない燃料噴射弁に供給する燃料噴射量の信号を零にし、さらに、図示しない点火装置に供給する添加信号を停止する。
【0022】
アイドリングストップ後、エンジンコントロールユニット70は、アクセルペダルが踏み込まれる等の再始動条件を満たすと、リレードライブ(R−DRV)回路80に、リレーON信号SRを出力する。すると、リレードライブ回路80は、リレー60に通電して接点61が閉じ、直流電動機20が回転し、内燃機関100をクランキングする。ECU70が内燃機関100の完爆状態を判断すると、リレードライブ回路80にリレーOFF信号SRを出力することにより、接点61が開き直流電動機20は停止する。
【0023】
次に、図3を用いて、本実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチ23の構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチ23の構成を示す部分断面図である。なお、図1と同一符号は、同一部分を示している。
【0024】
リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は、カム23aと、アウタ23bと、インナ23cとから構成されている。ここで、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のアウタ23bと、モータプーリ22とは一体に設けられている。また、インナ23cと出力軸21とは一体に設けられている。
【0025】
モータプーリ22と出力軸21との間には遠心力に依存してカム23aがリフトオフされる。リフトオフ型ワンウェイクラッチ23は、直流電動機20の出力軸21が回転すると、カム23aがインナ23cとアウタ23bに継合して、直流電動機20の出力軸21の回転力をモータプーリー22に伝達する。モータプーリー22が回転すると、カム23aはスリップして、アウタ23b側からインナ23c側に回転力が伝達されないワンウェイクラッチである。さらに、モータプーリー22の回転数が所定回転数以上になると、カム23aがリフトオフされ、出力軸21とモータプーリー22の間の接触が開放され、完全に非接触になる。
【0026】
次に、図4及び図5を用いて、本実施形態による内燃機関始動装置の動作について説明する。
図4は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の動作を示すフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチの動作説明図である。図5において、縦軸は回転数N(r/min)を示し、横軸は時間Tを示している。
【0027】
ステップs10の運転開始時において、図1に示したイグニッションSW50は、オフ(OFF)位置にある。
【0028】
次に、ステップs20において、車両運転者がイグニッションSW50をST(スタート)の位置までまわすと、ステップs30において、リレー60の接点61が閉じ、リレー60がONする。図5の時刻t1において、リレー60がONしている。
【0029】
すると、ステップs40において、バッテリ90から電流が直流電動機20に供給され、直流電動機20の電機子(図示せず)が回転する。このとき、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aが継合状態CEにあるので、図示しない内部減速機で減速された動力が、出力軸21−リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23−モータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11−クランク軸10の順で伝達され、内燃機関100をクランキングする。図5において、時刻t1〜時刻t2が、内燃機関100のクランキング状態である。ここで、図5において、実線Neは、内燃機関100のクランク軸10の回転数を示しており、破線Nmは、直流電動機20の出力軸21の回転数を示している。モータプーリ22とクランクプーリ11の間の減速比を、1/2.5にしているので、Nm=2.5×Neとなっている。
【0030】
ステップs50において、車両運転者は、内燃機関100が完爆状態になったか否かを判定し、完爆状態になれば、ステップs60において、車両運転者はイグニッションSW50をD(ドライブ)位置に戻す。図5の時刻t3は、内燃機関が完爆状態になった時点を示している。時刻t3以降では、内燃機関100は自身の爆発で自己回転するようになり、回転数Neが急上昇する。それに伴って、直流電動機20の回転数Nmも、内燃機関100の回転数Neの2.5倍の回転数で上がっていき、時刻t4において、直流電動機20が無負荷回転数に達すると、直流電動機20の出力軸21と一体のインナ23cの回転数Nmはそれ以上上昇しなくなる。
【0031】
しかし、時刻t4以降において、モータプーリ22と一体のアウタ23bは、内燃機関100の回転数Neの2.5倍の回転数Nmo(図中、2点鎖線)で内燃機関100の回転数上昇と供に回転数上昇するので、インナ23cはアウタ23bに接しているカム23aとスリップ(接触)しながらアウタ23bとインナ23cは空転する。すなわち、図5において、時刻t4より前は、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aは継合状態CEにあるのに対して、時刻t4以降において、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aはスリップ状態CSになる。
【0032】
さらに、内燃機関100,モータプーリ22,アウタ23b,カム23aの回転数Nmoが上昇し、時刻t5において、増速側のモータプーリ22,アウタ23b,カム23aが予め設定されたリフトオフ回転数NLOに達すると、カム23aが遠心力に引っ張られリフトオフするので、インナ23cはカム23aと非接触状態でアウタ23bとインナ23cは空転する。すなわち、時刻t5以降は、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aはリフトオフ状態(CLO),すなわち、非接触状態になる。ここで、リフトオフ回転数NLOは、内燃機関100が完爆可能な回転数400r/minの2.5倍の1000r/minから、内燃機関100が自己回転持続可能な回転数(いわゆるアイドリング回転数)700r/minの2.5倍の1750r/minとの間としている。図5に示す例では、リフトオフ回転数NLOは、1500r/minに設定している。これにより、始動ミスが起こらないようになっている。
【0033】
一方、時刻t5において、内燃機関100はリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23がリフトオフした後は、直流電動機20が内燃機関100の負荷でなくなるため、内燃機関100の負荷が急に軽くなるので、図5に1点鎖線Neuで示すように、完爆による回転数が急上昇(いわゆるふけ上がり)する現象が生じる。そこで、本実施形態では、エンジンコントロールユニット70は、回転数抑制信号SNDをオルタネータ30に供給して、オルタネータ30を制御して内燃機関100への負荷を大きくして回転数急上昇を抑えている。具体的には、オルタネータ30の内部にダミー負荷を備え、オルタネータ30の内部のICレギュレータにより、このダミー負荷に電流を流すことにより、負荷を擬似的に大きくし、リフトオフの前後で負荷が変動しないようにして、図5の時刻t5以降に実線Neで示すように、完爆による回転数が急上昇を抑制している。なお、リフトオフによる負荷変動を防止する方法としては、オルタネータ30の内部にダミー負荷を備える方法の他に、リフトオフ後、回転数抑制信号SNDによりエアコンのコンプレッサーを駆動したり、ヘッドランプを点灯する等の他の負荷に通電する方法をとることも可能である。
【0034】
さらに、ステップs60において、車両運転者がイグニッションSW50をドライブ(D)位置にすると、ステップs70において、接点61が開き、リレー60がOFFし、直流電動機20が停止する。このとき、直流電動機20とインナ23cの回転は停止するが、アウタ23bだけは内燃機関100に連れ回され回転(空転)を続ける。
【0035】
そして、ステップs80において、内燃機関100は、アイドリング状態となる。ステップs90において、車両が走行開始し、さらに、ステップs100において、車両が停止する。
【0036】
車両停止時には、ステップs110において、エンジンコントロールユニット70は、イグニッションSW50がオフ(OFF)状態にあるか否かを判定する。オフ(OFF)状態の場合には、ステップs120において、内燃機関100を停止し、ステップs130において、運転終了となる。
【0037】
一方、ステップs110の判定において、イグニッションSW50がオフ(OFF)状態でない場合には、ステップs140において、アイドルストップ条件を満たしているか否かを判定する。アイドルストップ条件としては、例えば、車速が零で、ブレーキペダルが踏み込まれている等の条件がある。アイドルストップ条件を満たさない場合には、ステップs80に戻り、アイドリングを継続する。アイドルストップ条件を満たす場合には、ステップs150において、内燃機関100を停止する。
【0038】
アイドルストップ状態において、ステップs160において、内燃機関を再始動するか否かを判定する。判定条件としては、例えば、アクセルペダルが踏み込まれたことによって、内燃機関を再始動するようにする。再始動条件が満たされ無い場合は、ステップs150における内燃機関停止状態を継続し、再始動条件が満たされると、ステップs170において、エンジンコントロールユニット70は、リレードライブ回路80にリレーON信号SESTを出力する。すると、ステップs180において、接点61が閉じ、リレー60がONし、ステップs190において、直流電動機20が回転する。直流電動機20が回転すると、図示しない内部減速機で減速された動力が、出力軸21−リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23−モータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11−クランク軸10の順で伝達され、内燃機関100をクランキングする。図5の時刻t1が、リレー60がONしたタイミングである。そして、時刻t1以降で、内燃機関100のクランキングが開始する。これ以降の状態については、図5について前述したものと同様である。
【0039】
なお、ステップs40において、最初に内燃機関を始動する場合、内燃機関等が冷えていると負荷が大きいため、内燃機関をクランキングするための、直流電動機20の出力も大きくする必要がある。その時に必要な直流電動機20の出力を12V,1.2KWとすると、ステップs190において、アイドルストップ後内燃機関を再始動する際には、内燃機関も暖たたまっているため、クランキングに必要な直流電動機20の出力も、例えば、0.6KW程度に低減することができる。そこで、エンジンコントロールユニット70によりリレードライブ回路80を駆動して、直流電動機20に通電する際には、直流電動機20に流れる電流を少なくすることにより、再始動時の消費電力を低減することができる。
【0040】
ステップs200において、ECU70は内燃機関100が完爆状態と判断すると、ステップs210において、ECU70は、リレードライブ回路80にリレーOFF信号SESTを出力する。すると、ステップs220において、接点61が開き、直流電動機20は停止し、いわゆるアイドルストップ再始動が終る。
【0041】
なお、以上の説明において、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は、直流電動機20の出力軸21と、モータプーリー22との間に配置しているが、内燃機関100のクランク軸10と、直流電動機20の回転子の軸との間で有れば、他の場所に配置してもよいものである。例えば、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23を、内燃機関100のクランク軸10とクランクプーリー11の間に配置したり、直流電動機20が減速機を内蔵している場合には、直流電動機20の回転子の軸と減速機の入力軸の間に配置することもできる。これらの配置場所の中では、特に、図1に示した直流電動機20の出力軸21と、モータプーリー22との間が最適である。この場合、リフトオフ回転数は、上述したように、1000r/minと、1750r/minの間であって、例えば、1500r/minに設定している。このとき、リフトオフ回転数は、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の寸法精度によって決まるため、±100r/min程度の誤差が生じるが、上述のように、1500±100r/minとすれば、予定している1000r/minと1750r/minの間の範囲に収めることが可能であり、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の設計が容易となる。一方、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23を、内燃機関100のクランク軸10とクランクプーリー11の間に配置した場合、プーリー11,22の減速比を2.5とすると、リフトオフ回転数は、400r/minと、700r/minの間であって、例えば、600r/minに設定する。このとき、リフトオフ回転数の誤差を±100r/minとすると、600±100r/minとすれば、予定している400r/minと700r/minの間の範囲に収めるためには、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の寸法精度を上げる必要がある。また、直流電動機20の回転子の軸と減速機の入力軸の間に配置した場合、リフトオフ回転数は、減速機の減速比の逆数を掛けた値となり、リフトオフ型ワンウェイクラッチの設計はさらに容易になるが、内燃機関の完爆後は、モータプーリー22や減速機が内燃機関によって連れ回されるため、寿命が短くなる恐れが生じる。
【0042】
以上説明したように、本実施形態によれば、動力伝達ベルト40で直流電動機20の動力を内燃機関100に伝達しているので、スタータモータを用いてスタータモータのピニオンとクランク軸に嵌合したリングギアを噛み合わせる際に発生する内燃機関始動の時に騒音が無くすることができる。
【0043】
また、動力伝達ベルト40で内燃機関100と直流電動機20,リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は常時連結されているが、内燃機関100に対し2.5倍の回転数のリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の回転数が予め設定されたリフトオフ回転数(例えば、1500r/min)に達すると、カム23aが遠心力に引っ張られカム23aとインナ23cは非接触状態となるので、内燃機関100が高回転になってもリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23や、直流電動機20が破損することがないものである。また、内燃機関100が高回転になっても、カム23a,アウタ23b,インナ23c等のクラッチ機構の磨耗や摩滅、直流電動機20のブラシの磨耗や摩滅を抑えることができ、装置の寿命を長くすることができる。
【0044】
さらに、安価な直流電動機100を用い、既存の要素(リレー60、リレードライブ回路61、動力伝達ベルト40、ECU70、オルタネータ30、バッテリ90、イグニッションSW50)を組合せて構成しているので、ハイブリット自動車のように42V駆動の交流電動機のような高価なものを用いる場合に比べて、容易に、安価に内燃機関始動装置を得ることができる。
【0045】
また、カム23aのリフトオフ後負荷が急に軽くなっても、オルタネータ30等を制御して内燃機関100への負荷を大きくしているので、完爆による回転数が急上昇(いわゆるふけ上がり)する現象を抑え込むことができる。
【0046】
次に、図6及び図7を用いて、本発明の他の実施形態による内燃機関始動装置の構成及び動作について説明する。本実施形態は、例えば排気量が2000cc以上の大型ガソリンエンジン搭載車やディゼルエンジン搭載車に適用するに好適なものである。
図6は、本発明の他の実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。図7は、図6の側面視図である。なお、図1及び図2と同一符号は、同一部分を示している。
【0047】
本実施形態では、図1に構成に加えて、スタータモータ95を備えている点が特徴である。イグニッションSW50がスタート(ST)位置からの内燃機関始動,いわゆる初期始動の時のみ、既存のスタータモータ95の動力をクランク軸10と嵌合されているリングギヤ12で減速して内燃機関100を始動する。それに対して、イグニッションSW50がドライブ(D)位置からの内燃機関始動,いわゆるアイドルストップ後の再始動の時は、直流電動機20の動力をモータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11で伝達して、減速して内燃機関100を始動するものである。
【0048】
特に大型のガソリンエンジンやディーゼルエンジン搭載車では、初期始動時の負荷が大きいため、直流電動機20によって初期始動のクランキングを行おうとすると、かなり大出力の直流電動機を用いる必要がある。一方、スタータモータ95は既存の車両に備え付けられているものであるため、初期始動はスタータモータにより行い、暖気後のアイドルストップシステムにおける再始動においては、小型な直流電動機を用いることにより、電力消費を低減できる。例えば、3000ccのガソリンエンジン搭載車を、アイドルストップシステムにおける再始動する際には、直流電動機20として、12V駆動の1.2KW程度の出力を有する安価な電動機を用いることができる。
【0049】
本実施形態によれば、動力伝達ベルト40で直流電動機20の動力を内燃機関100に伝達しているので、内燃機関アイドルストップ再始動の時の騒音が無くすることができる。
【0050】
また、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は予め設定されたリフトオフ回転数に達すると、非接触状態となるので、内燃機関100が高回転になってもリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23や、直流電動機20が破損することがないものである。また、内燃機関100が高回転になっても、カム23a,アウタ23b,インナ23c等のクラッチ機構の磨耗や摩滅、直流電動機20のブラシの磨耗や摩滅を抑えることができ、装置の寿命を長くすることができる。
【0051】
さらに、安価な直流電動機100を用い、既存の要素(リレー60、リレードライブ回路61、動力伝達ベルト40、ECU70、オルタネータ30、バッテリ90、イグニッションSW50)を組合せて構成しているので、ハイブリット自動車のように42V駆動の交流電動機のような高価なものを用いる場合に比べて、容易に、安価に内燃機関始動装置を得ることができる。
【0052】
また、カム23aのリフトオフ後負荷が急に軽くなっても、オルタネータ30等を制御して内燃機関100への負荷を大きくしているので、完爆による回転数が急上昇(いわゆるふけ上がり)する現象を抑え込むことができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、内燃機関始動装置による始動時の騒音が無く、装置の使用頻度寿命への影響を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。
【図2】図1の側面視図である。
【図3】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチの構成を示す部分断面図である。
【図4】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチの動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。
【図7】図6の側面視図である。
【符号の説明】
10…クランク軸
11…クランクプーリ
12…リングギヤ
20…直流電動機
21…出力軸
22…モータプーリ
23…リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ
23a…カム
23b…アウタ
23c…インナ
30…オルタネータ
31…出力プーリ
40…動力伝達ベルト
50…イグニッションSW
60…リレー
61…接点
70…エンジンコントロールユニット
80…リレードライブ回路
90…バッテリ
95…スタータ
100…内燃機関
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関駆動による走行をする車両に搭載された内燃機関を始動させる内燃機関始動装置に係り、特に、交差点などの停止時に内燃機関を一次停止し、その後再始動するアイドルストップシステムに用いるに好適な内燃機関始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、交差点などの停止時に内燃機関を一次停止し、その後発進時には内燃機関を再始動するアイドルストップシステムを採用した車両が実用化されつつある。しかしながら、現状では、アイドルストップシステムが採用されている車両は、ハイブリット自動車等のように内燃機関と電動機を併用されたものに限られている。ここで、ハイブリット自動車等に用いられる電動機は、42V電源で駆動される交流電動機が一般的である。通常の内燃機関のみで駆動される車両において、アイドルストップシステムを採用しようとすると、42V交流電動機を搭載する方式が考えられるが、コスト的な面から実現していないものである。
【0003】
通常の内燃機関のみで駆動される車両にアイドルストップシステムを適用しようとした場合、内燃機関の始動装置としては、12V電源で駆動される直流電動機を用いて、1)従来から用いられているスタータモータを用いるものと、2)スタータモータとは別の始動用モータを用いるものとが考えられる。第1のスタータモータを用いるものでは、クランク軸に嵌合されたリングギヤと始動時のみ噛合うピニオンを有するスタータモータを設けて、内燃機関を始動させるようにするものである。第2の始動用モータを用いるものとしては、例えば、例えば、特開2001−65441号公報に記載されているように、始動用モータとクランク軸とをローラクラッチのようなワンウェイクラッチを介在させてベルトあるいはチェーンで常時連結し、始動時のみワンウェイクラッチを入りにして、内燃機関を始動させるものが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−65441号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1)スタータモータを用いて内燃機関を再始動するものでは、内燃機関のクランク軸に嵌合されたリングギヤとスタータモータのピニオンとの噛み合い時に発生する噛合音が、騒音として問題になる。スタータモータは、通常の内燃機関の最初の始動時にも用いられるが、このときは、運転者がイグニッションスイッチを回して自らの意志により内燃機関を始動するため、多少の騒音は運転者の意図するものとして、さして騒音として捉えられることはないものである。しかしながら、アイドルストップシステムでは、信号の一時停止等により内燃機関が停止すると、その後、例えばアクセルペダルの踏込み動作等により内燃機関が再始動されるため、この再始動は運転者の意図するものとは言い難いため、再始動時の噛合音が運転者にとっては、騒音として感じられる。しかも、アイドルストップシステムにおける再始動の回数は、かなり頻度も多いため、さらに、騒音として捉えられることになり、アイドルストップシステムを採用する際に問題となる。
【0006】
2)また、始動用の別モータを用いるものでは、内燃機関とベルトで常時連結されているクラッチやモータ(直流電動機)が、内燃機関が始動すると、内燃機関から高回転で連れ回された時のクラッチの破損や、クラッチ機構の寿命やモータのブラシの寿命等の装置の使用頻度寿命が問題となる。すなわち、モータと内燃機関の間には、モータからの駆動力を一方向に伝達するワンウェイクラッチが用いられるが、このワンウェイクラッチとして用いられるローラクラッチは、内燃機関側からモータ側に逆転トルクが伝わる構造であるため、クラッチやモータが内燃機関によって連れ回されるため、装置の寿命が低下するという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、騒音が無く、装置の使用頻度寿命に影響が少ない内燃機関始動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、上記内燃機関を駆動する電動機と、この電動機の出力軸に勘合される第1プーリと上記内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリとの間に架装され、上記電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段と、上記電動機と上記内燃機関との間に配置され、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチとを備えるようにしたものである。
かかる構成により、ピニオンとリングギヤのギヤ噛合時の騒音が無く、内燃機関始動の後に、内燃機関が高回転となっても、ワンウエイカムクラッチのカムが予め設定された回転数でリフトオフして、装置の使用頻度寿命に影響が少なくなるものである。
【0009】
(2)上記(1)において、好ましくは、上記動力伝達手段は、上記第1プーリから上記第2プーリに減速して動力を伝達する減速動力伝達手段であり、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチを、上記電動機の出力軸と上記第1プーリの間に配置したものである。
【0010】
(3)上記(2)において、上記電動機は内部に減速機を備えており、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチのインナは上記減速機の出力軸と一体に設けられ、アウタは上記第2プーリと一体に設けたものである。
【0011】
(4)上記(1)において、好ましくは、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチは、上記内燃機関が自己完爆可能な回転数から上記内燃機関が自己回転持続可能なアイドリング回転数との間で上記カムがリフトオフするように設定したものである。
【0012】
(5)上記(1)において、好ましくは、上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチのカムのリフトオフ時に、上記内燃機関の負荷を大きくする制御手段を備えたものである。
【0013】
(6)上記(1)において、バッテリーの電力を上記電動機に供給するリレーと、このリレーを駆動するリレードライブ回路と、内燃機関を制御するエンジンコントロールユニットとを備え、初期始動時には、イグニッションスイッチの操作により上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動するとともに、アイドルストップ後の再始動時には、上記エンジンコントロールユニットは、上記リレードライブ回路に指令を出力することにより、上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動するようにしたものである。
【0014】
(7)上記(1)において、好ましくは、上記内燃機関のクランク軸に嵌合したリングギアと噛み合ってクランク軸を駆動するスタータモータと、バッテリーの電力を上記電動機に供給するリレーと、このリレーを駆動するリレードライブ回路と、内燃機関を制御するエンジンコントロールユニットとを備え、初期始動時には、イグニッションスイッチの操作により上記スタータモータを駆動するとともに、アイドルストップ後の再始動時には、上記エンジンコントロールユニットは、上記リレードライブ回路に指令を出力することにより、上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動するようにしたものである。
【0015】
(8)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、上記内燃機関を駆動する電動機と、この電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達するとともに、上記内燃機関のクランク軸の回転数が所定回転数以上になると、上記内燃機関から上記電動機側への動力伝達を遮断する動力伝達手段とを備えるようにしたものである。
かかる構成により、ピニオンとリングギヤのギヤ噛合時の騒音が無く、内燃機関始動の後に、内燃機関が高回転となっても、動力伝達手段による内燃機関側からの動力伝達を遮断して、装置の使用頻度寿命に影響が少なくなるものである。
【0016】
(9)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、上記内燃機関を駆動する電動機と、この電動機の出力軸に勘合される第1プーリと上記内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリとの間に架装され、上記電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段と、上記電動機と上記内燃機関との間に配置され、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチと、このリフトオフ型ワンウエイカムクラッチのカムのリフトオフ時に、上記内燃機関の負荷を大きくする制御手段を備えるようにしたものである。
かかる構成により、ピニオンとリングギヤのギヤ噛合時の騒音が無く、内燃機関始動の後に、内燃機関が高回転となっても、動力伝達手段による内燃機関側からの動力伝達を遮断して、装置の使用頻度寿命に影響が少なくなり、また、カムのリフトオフ時のふけ上がりを防止し得るものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を用いて、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の構成及び動作について説明する。本実施形態は、例えば排気量が2000cc以下の小型ガソリンエンジン搭載車に適用するに好適なものである。
最初に、図1及び図2を用いて、本実施形態による内燃機関始動装置の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。図2は、図1の側面視図である。
【0018】
図1に示すように、内燃機関100のクランク軸10には、減速側のクランクプーリ11が嵌合されている。また、クランク軸10の他端には、リングギア12が嵌合されている。直流電動機20の出力軸21には、リフトオフ型ワンウェイクラッチ23を介して、増速側のモータプーリ22が嵌合されている。リフトオフ型ワンウェイクラッチ23は、直流電動機20の出力軸21の回転を、モータプーリー22に一方向に伝達するとともに、モータプーリー22の回転数が所定回転数以上になると、出力軸21とモータプーリー22の間の接触が開放され、完全に非接触になるタイプのクラッチである。リフトオフ型ワンウェイクラッチ23の詳細構成については、図3を用いて後述する。
【0019】
直流電動機20には、図示しない減速機が内臓されている。オルタネータ30の出力軸には、出力プーリ31が嵌合されている。図1及び図2に示すように、動力伝達ベルト40が、減速側クランクプーリ11と、増速側のモータプーリ22と、出力プーリ31とに架装されている。なお、内燃機関100の排気量を1500ccとするとき、直流電動機20は、12Vの直流電圧によって駆動される最大出力1.2KWのものを用いる。また、減速側のクランクプーリ11と増速側のモータプーリ22の減速比は、2.5に設定している。
【0020】
イグニッションSW50は、オフ(OFF)位置と、ドライブ(D)位置と、スタート(ST)位置の3位置を有している。車両運転者がイグニッションSW50をドライブ(D)位置に回すと、バッテリ90からエンジンコントロールユニット(ECU)70に通電される。さらに、車両運転者がイグニッションSW50をスタート(ST)位置に回すと、バッテリ90からリレー60に通電され、リレー接点61が閉じて、バッテリ90から電流が直流電動機20に供給され、直流電動機20が回転する。直流電動機20が回転すると、図示しない内部減速機で減速された動力が、出力軸21−リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23−モータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11−クランク軸10の順で伝達され、内燃機関100をクランキングする。このとき、直流電動機20の出力軸21の回転は、1/2.5に減速されて、クランク軸10に伝達される。車両運転者がイグニッションSW50をD(ドライブ)位置に戻すと、接点61が開き、直流電動機20は停止する。
【0021】
車両停止時には、エンジンコントロールユニット70は、ブレーキペダルが踏み込まれ、車速が零である等のアイドリングストップ条件を満たすと判断すると、エンジンストップ信号SESTを出力し、内燃機関100が停止する。内燃機関100を停止するには、図示しない燃料噴射弁に供給する燃料噴射量の信号を零にし、さらに、図示しない点火装置に供給する添加信号を停止する。
【0022】
アイドリングストップ後、エンジンコントロールユニット70は、アクセルペダルが踏み込まれる等の再始動条件を満たすと、リレードライブ(R−DRV)回路80に、リレーON信号SRを出力する。すると、リレードライブ回路80は、リレー60に通電して接点61が閉じ、直流電動機20が回転し、内燃機関100をクランキングする。ECU70が内燃機関100の完爆状態を判断すると、リレードライブ回路80にリレーOFF信号SRを出力することにより、接点61が開き直流電動機20は停止する。
【0023】
次に、図3を用いて、本実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチ23の構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチ23の構成を示す部分断面図である。なお、図1と同一符号は、同一部分を示している。
【0024】
リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は、カム23aと、アウタ23bと、インナ23cとから構成されている。ここで、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のアウタ23bと、モータプーリ22とは一体に設けられている。また、インナ23cと出力軸21とは一体に設けられている。
【0025】
モータプーリ22と出力軸21との間には遠心力に依存してカム23aがリフトオフされる。リフトオフ型ワンウェイクラッチ23は、直流電動機20の出力軸21が回転すると、カム23aがインナ23cとアウタ23bに継合して、直流電動機20の出力軸21の回転力をモータプーリー22に伝達する。モータプーリー22が回転すると、カム23aはスリップして、アウタ23b側からインナ23c側に回転力が伝達されないワンウェイクラッチである。さらに、モータプーリー22の回転数が所定回転数以上になると、カム23aがリフトオフされ、出力軸21とモータプーリー22の間の接触が開放され、完全に非接触になる。
【0026】
次に、図4及び図5を用いて、本実施形態による内燃機関始動装置の動作について説明する。
図4は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の動作を示すフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチの動作説明図である。図5において、縦軸は回転数N(r/min)を示し、横軸は時間Tを示している。
【0027】
ステップs10の運転開始時において、図1に示したイグニッションSW50は、オフ(OFF)位置にある。
【0028】
次に、ステップs20において、車両運転者がイグニッションSW50をST(スタート)の位置までまわすと、ステップs30において、リレー60の接点61が閉じ、リレー60がONする。図5の時刻t1において、リレー60がONしている。
【0029】
すると、ステップs40において、バッテリ90から電流が直流電動機20に供給され、直流電動機20の電機子(図示せず)が回転する。このとき、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aが継合状態CEにあるので、図示しない内部減速機で減速された動力が、出力軸21−リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23−モータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11−クランク軸10の順で伝達され、内燃機関100をクランキングする。図5において、時刻t1〜時刻t2が、内燃機関100のクランキング状態である。ここで、図5において、実線Neは、内燃機関100のクランク軸10の回転数を示しており、破線Nmは、直流電動機20の出力軸21の回転数を示している。モータプーリ22とクランクプーリ11の間の減速比を、1/2.5にしているので、Nm=2.5×Neとなっている。
【0030】
ステップs50において、車両運転者は、内燃機関100が完爆状態になったか否かを判定し、完爆状態になれば、ステップs60において、車両運転者はイグニッションSW50をD(ドライブ)位置に戻す。図5の時刻t3は、内燃機関が完爆状態になった時点を示している。時刻t3以降では、内燃機関100は自身の爆発で自己回転するようになり、回転数Neが急上昇する。それに伴って、直流電動機20の回転数Nmも、内燃機関100の回転数Neの2.5倍の回転数で上がっていき、時刻t4において、直流電動機20が無負荷回転数に達すると、直流電動機20の出力軸21と一体のインナ23cの回転数Nmはそれ以上上昇しなくなる。
【0031】
しかし、時刻t4以降において、モータプーリ22と一体のアウタ23bは、内燃機関100の回転数Neの2.5倍の回転数Nmo(図中、2点鎖線)で内燃機関100の回転数上昇と供に回転数上昇するので、インナ23cはアウタ23bに接しているカム23aとスリップ(接触)しながらアウタ23bとインナ23cは空転する。すなわち、図5において、時刻t4より前は、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aは継合状態CEにあるのに対して、時刻t4以降において、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aはスリップ状態CSになる。
【0032】
さらに、内燃機関100,モータプーリ22,アウタ23b,カム23aの回転数Nmoが上昇し、時刻t5において、増速側のモータプーリ22,アウタ23b,カム23aが予め設定されたリフトオフ回転数NLOに達すると、カム23aが遠心力に引っ張られリフトオフするので、インナ23cはカム23aと非接触状態でアウタ23bとインナ23cは空転する。すなわち、時刻t5以降は、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23のカム23aはリフトオフ状態(CLO),すなわち、非接触状態になる。ここで、リフトオフ回転数NLOは、内燃機関100が完爆可能な回転数400r/minの2.5倍の1000r/minから、内燃機関100が自己回転持続可能な回転数(いわゆるアイドリング回転数)700r/minの2.5倍の1750r/minとの間としている。図5に示す例では、リフトオフ回転数NLOは、1500r/minに設定している。これにより、始動ミスが起こらないようになっている。
【0033】
一方、時刻t5において、内燃機関100はリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23がリフトオフした後は、直流電動機20が内燃機関100の負荷でなくなるため、内燃機関100の負荷が急に軽くなるので、図5に1点鎖線Neuで示すように、完爆による回転数が急上昇(いわゆるふけ上がり)する現象が生じる。そこで、本実施形態では、エンジンコントロールユニット70は、回転数抑制信号SNDをオルタネータ30に供給して、オルタネータ30を制御して内燃機関100への負荷を大きくして回転数急上昇を抑えている。具体的には、オルタネータ30の内部にダミー負荷を備え、オルタネータ30の内部のICレギュレータにより、このダミー負荷に電流を流すことにより、負荷を擬似的に大きくし、リフトオフの前後で負荷が変動しないようにして、図5の時刻t5以降に実線Neで示すように、完爆による回転数が急上昇を抑制している。なお、リフトオフによる負荷変動を防止する方法としては、オルタネータ30の内部にダミー負荷を備える方法の他に、リフトオフ後、回転数抑制信号SNDによりエアコンのコンプレッサーを駆動したり、ヘッドランプを点灯する等の他の負荷に通電する方法をとることも可能である。
【0034】
さらに、ステップs60において、車両運転者がイグニッションSW50をドライブ(D)位置にすると、ステップs70において、接点61が開き、リレー60がOFFし、直流電動機20が停止する。このとき、直流電動機20とインナ23cの回転は停止するが、アウタ23bだけは内燃機関100に連れ回され回転(空転)を続ける。
【0035】
そして、ステップs80において、内燃機関100は、アイドリング状態となる。ステップs90において、車両が走行開始し、さらに、ステップs100において、車両が停止する。
【0036】
車両停止時には、ステップs110において、エンジンコントロールユニット70は、イグニッションSW50がオフ(OFF)状態にあるか否かを判定する。オフ(OFF)状態の場合には、ステップs120において、内燃機関100を停止し、ステップs130において、運転終了となる。
【0037】
一方、ステップs110の判定において、イグニッションSW50がオフ(OFF)状態でない場合には、ステップs140において、アイドルストップ条件を満たしているか否かを判定する。アイドルストップ条件としては、例えば、車速が零で、ブレーキペダルが踏み込まれている等の条件がある。アイドルストップ条件を満たさない場合には、ステップs80に戻り、アイドリングを継続する。アイドルストップ条件を満たす場合には、ステップs150において、内燃機関100を停止する。
【0038】
アイドルストップ状態において、ステップs160において、内燃機関を再始動するか否かを判定する。判定条件としては、例えば、アクセルペダルが踏み込まれたことによって、内燃機関を再始動するようにする。再始動条件が満たされ無い場合は、ステップs150における内燃機関停止状態を継続し、再始動条件が満たされると、ステップs170において、エンジンコントロールユニット70は、リレードライブ回路80にリレーON信号SESTを出力する。すると、ステップs180において、接点61が閉じ、リレー60がONし、ステップs190において、直流電動機20が回転する。直流電動機20が回転すると、図示しない内部減速機で減速された動力が、出力軸21−リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23−モータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11−クランク軸10の順で伝達され、内燃機関100をクランキングする。図5の時刻t1が、リレー60がONしたタイミングである。そして、時刻t1以降で、内燃機関100のクランキングが開始する。これ以降の状態については、図5について前述したものと同様である。
【0039】
なお、ステップs40において、最初に内燃機関を始動する場合、内燃機関等が冷えていると負荷が大きいため、内燃機関をクランキングするための、直流電動機20の出力も大きくする必要がある。その時に必要な直流電動機20の出力を12V,1.2KWとすると、ステップs190において、アイドルストップ後内燃機関を再始動する際には、内燃機関も暖たたまっているため、クランキングに必要な直流電動機20の出力も、例えば、0.6KW程度に低減することができる。そこで、エンジンコントロールユニット70によりリレードライブ回路80を駆動して、直流電動機20に通電する際には、直流電動機20に流れる電流を少なくすることにより、再始動時の消費電力を低減することができる。
【0040】
ステップs200において、ECU70は内燃機関100が完爆状態と判断すると、ステップs210において、ECU70は、リレードライブ回路80にリレーOFF信号SESTを出力する。すると、ステップs220において、接点61が開き、直流電動機20は停止し、いわゆるアイドルストップ再始動が終る。
【0041】
なお、以上の説明において、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は、直流電動機20の出力軸21と、モータプーリー22との間に配置しているが、内燃機関100のクランク軸10と、直流電動機20の回転子の軸との間で有れば、他の場所に配置してもよいものである。例えば、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23を、内燃機関100のクランク軸10とクランクプーリー11の間に配置したり、直流電動機20が減速機を内蔵している場合には、直流電動機20の回転子の軸と減速機の入力軸の間に配置することもできる。これらの配置場所の中では、特に、図1に示した直流電動機20の出力軸21と、モータプーリー22との間が最適である。この場合、リフトオフ回転数は、上述したように、1000r/minと、1750r/minの間であって、例えば、1500r/minに設定している。このとき、リフトオフ回転数は、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の寸法精度によって決まるため、±100r/min程度の誤差が生じるが、上述のように、1500±100r/minとすれば、予定している1000r/minと1750r/minの間の範囲に収めることが可能であり、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の設計が容易となる。一方、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23を、内燃機関100のクランク軸10とクランクプーリー11の間に配置した場合、プーリー11,22の減速比を2.5とすると、リフトオフ回転数は、400r/minと、700r/minの間であって、例えば、600r/minに設定する。このとき、リフトオフ回転数の誤差を±100r/minとすると、600±100r/minとすれば、予定している400r/minと700r/minの間の範囲に収めるためには、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の寸法精度を上げる必要がある。また、直流電動機20の回転子の軸と減速機の入力軸の間に配置した場合、リフトオフ回転数は、減速機の減速比の逆数を掛けた値となり、リフトオフ型ワンウェイクラッチの設計はさらに容易になるが、内燃機関の完爆後は、モータプーリー22や減速機が内燃機関によって連れ回されるため、寿命が短くなる恐れが生じる。
【0042】
以上説明したように、本実施形態によれば、動力伝達ベルト40で直流電動機20の動力を内燃機関100に伝達しているので、スタータモータを用いてスタータモータのピニオンとクランク軸に嵌合したリングギアを噛み合わせる際に発生する内燃機関始動の時に騒音が無くすることができる。
【0043】
また、動力伝達ベルト40で内燃機関100と直流電動機20,リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は常時連結されているが、内燃機関100に対し2.5倍の回転数のリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23の回転数が予め設定されたリフトオフ回転数(例えば、1500r/min)に達すると、カム23aが遠心力に引っ張られカム23aとインナ23cは非接触状態となるので、内燃機関100が高回転になってもリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23や、直流電動機20が破損することがないものである。また、内燃機関100が高回転になっても、カム23a,アウタ23b,インナ23c等のクラッチ機構の磨耗や摩滅、直流電動機20のブラシの磨耗や摩滅を抑えることができ、装置の寿命を長くすることができる。
【0044】
さらに、安価な直流電動機100を用い、既存の要素(リレー60、リレードライブ回路61、動力伝達ベルト40、ECU70、オルタネータ30、バッテリ90、イグニッションSW50)を組合せて構成しているので、ハイブリット自動車のように42V駆動の交流電動機のような高価なものを用いる場合に比べて、容易に、安価に内燃機関始動装置を得ることができる。
【0045】
また、カム23aのリフトオフ後負荷が急に軽くなっても、オルタネータ30等を制御して内燃機関100への負荷を大きくしているので、完爆による回転数が急上昇(いわゆるふけ上がり)する現象を抑え込むことができる。
【0046】
次に、図6及び図7を用いて、本発明の他の実施形態による内燃機関始動装置の構成及び動作について説明する。本実施形態は、例えば排気量が2000cc以上の大型ガソリンエンジン搭載車やディゼルエンジン搭載車に適用するに好適なものである。
図6は、本発明の他の実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。図7は、図6の側面視図である。なお、図1及び図2と同一符号は、同一部分を示している。
【0047】
本実施形態では、図1に構成に加えて、スタータモータ95を備えている点が特徴である。イグニッションSW50がスタート(ST)位置からの内燃機関始動,いわゆる初期始動の時のみ、既存のスタータモータ95の動力をクランク軸10と嵌合されているリングギヤ12で減速して内燃機関100を始動する。それに対して、イグニッションSW50がドライブ(D)位置からの内燃機関始動,いわゆるアイドルストップ後の再始動の時は、直流電動機20の動力をモータプーリ22−動力伝達ベルト40−クランクプーリ11で伝達して、減速して内燃機関100を始動するものである。
【0048】
特に大型のガソリンエンジンやディーゼルエンジン搭載車では、初期始動時の負荷が大きいため、直流電動機20によって初期始動のクランキングを行おうとすると、かなり大出力の直流電動機を用いる必要がある。一方、スタータモータ95は既存の車両に備え付けられているものであるため、初期始動はスタータモータにより行い、暖気後のアイドルストップシステムにおける再始動においては、小型な直流電動機を用いることにより、電力消費を低減できる。例えば、3000ccのガソリンエンジン搭載車を、アイドルストップシステムにおける再始動する際には、直流電動機20として、12V駆動の1.2KW程度の出力を有する安価な電動機を用いることができる。
【0049】
本実施形態によれば、動力伝達ベルト40で直流電動機20の動力を内燃機関100に伝達しているので、内燃機関アイドルストップ再始動の時の騒音が無くすることができる。
【0050】
また、リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23は予め設定されたリフトオフ回転数に達すると、非接触状態となるので、内燃機関100が高回転になってもリフトオフ型ワンウエイカムクラッチ23や、直流電動機20が破損することがないものである。また、内燃機関100が高回転になっても、カム23a,アウタ23b,インナ23c等のクラッチ機構の磨耗や摩滅、直流電動機20のブラシの磨耗や摩滅を抑えることができ、装置の寿命を長くすることができる。
【0051】
さらに、安価な直流電動機100を用い、既存の要素(リレー60、リレードライブ回路61、動力伝達ベルト40、ECU70、オルタネータ30、バッテリ90、イグニッションSW50)を組合せて構成しているので、ハイブリット自動車のように42V駆動の交流電動機のような高価なものを用いる場合に比べて、容易に、安価に内燃機関始動装置を得ることができる。
【0052】
また、カム23aのリフトオフ後負荷が急に軽くなっても、オルタネータ30等を制御して内燃機関100への負荷を大きくしているので、完爆による回転数が急上昇(いわゆるふけ上がり)する現象を抑え込むことができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、内燃機関始動装置による始動時の騒音が無く、装置の使用頻度寿命への影響を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。
【図2】図1の側面視図である。
【図3】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチの構成を示す部分断面図である。
【図4】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態による内燃機関始動装置に用いるリフトオフ型ワンウェイクラッチの動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態による内燃機関始動装置の全体構成図である。
【図7】図6の側面視図である。
【符号の説明】
10…クランク軸
11…クランクプーリ
12…リングギヤ
20…直流電動機
21…出力軸
22…モータプーリ
23…リフトオフ型ワンウエイカムクラッチ
23a…カム
23b…アウタ
23c…インナ
30…オルタネータ
31…出力プーリ
40…動力伝達ベルト
50…イグニッションSW
60…リレー
61…接点
70…エンジンコントロールユニット
80…リレードライブ回路
90…バッテリ
95…スタータ
100…内燃機関
Claims (9)
- 内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、
上記内燃機関を駆動する電動機と、
この電動機の出力軸に勘合される第1プーリと上記内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリとの間に架装され、上記電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段と、
上記電動機と上記内燃機関との間に配置され、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチとを備えたことを特徴とする内燃機関始動装置。 - 請求項1記載の内燃機関始動装置において、
上記動力伝達手段は、上記第1プーリから上記第2プーリに減速して動力を伝達する減速動力伝達手段であり、
上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチは、上記電動機の出力軸と上記第1プーリの間に配置されたことを特徴とする内燃機関始動装置。 - 請求項2記載の内燃機関始動装置において、
上記電動機は内部に減速機を備えており、
上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチのインナは上記減速機の出力軸と一体に設けられ、アウタは上記第2プーリと一体に設けられていることを特徴とする内燃機関始動装置。 - 請求項1記載の内燃機関始動装置において、
上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチは、上記内燃機関が自己完爆可能な回転数から上記内燃機関が自己回転持続可能なアイドリング回転数との間で上記カムがリフトオフするように設定されていることを特徴とする内燃機関始動装置。 - 請求項1記載の内燃機関始動装置において、
上記リフトオフ型ワンウエイカムクラッチのカムのリフトオフ時に、上記内燃機関の負荷を大きくする制御手段を備えたことを特徴とする内燃機関始動装置。 - 請求項1記載の内燃機関始動装置において、
バッテリーの電力を上記電動機に供給するリレーと、
このリレーを駆動するリレードライブ回路と、
内燃機関を制御するエンジンコントロールユニットとを備え、
初期始動時には、イグニッションスイッチの操作により上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動するとともに、アイドルストップ後の再始動時には、上記エンジンコントロールユニットは、上記リレードライブ回路に指令を出力することにより、上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動することを特徴とする内燃機関始動装置。 - 請求項1記載の内燃機関始動装置において、
上記内燃機関のクランク軸に嵌合したリングギアと噛み合ってクランク軸を駆動するスタータモータと、
バッテリーの電力を上記電動機に供給するリレーと、
このリレーを駆動するリレードライブ回路と、
内燃機関を制御するエンジンコントロールユニットとを備え、
初期始動時には、イグニッションスイッチの操作により上記スタータモータを駆動するとともに、アイドルストップ後の再始動時には、上記エンジンコントロールユニットは、上記リレードライブ回路に指令を出力することにより、上記リレーを動作させ、上記電動機を駆動することを特徴とする内燃機関始動装置。 - 内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、
上記内燃機関を駆動する電動機と、
この電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達するとともに、上記内燃機関のクランク軸の回転数が所定回転数以上になると、上記内燃機関から上記電動機側への動力伝達を遮断する動力伝達手段とを備えたことを特徴とする内燃機関始動装置。 - 内燃機関を始動させる内燃機関始動装置において、
上記内燃機関を駆動する電動機と、
この電動機の出力軸に勘合される第1プーリと上記内燃機関のクランク軸に勘合された第2プーリとの間に架装され、上記電動機の駆動力を上記内燃機関のクランク軸に伝達する動力伝達手段と、
上記電動機と上記内燃機関との間に配置され、遠心力に依存してカムがリフトオフされインナとアウタ間の動力伝達を継合解除するリフトオフ型ワンウエイカムクラッチと、
このリフトオフ型ワンウエイカムクラッチのカムのリフトオフ時に、上記内燃機関の負荷を大きくする制御手段を備えたことを特徴とする内燃機関始動装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050815 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050823 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050921 |