JP2004027497A - 軒裏見切 - Google Patents
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Abstract
【課題】軒裏野縁に対する取付施工を簡易なものとし、軒裏と外壁の間を外観良く納めるのみならず、軒天井材の支持を補助するとともに、汎用性を高めてコストダウンを図ることのできる軒裏見切の構造を提案する。
【解決手段】軒天井板2と略水平方向に配置され通気孔66・66・・・が形成された基板部62と、該基板部62とに対して略直角方向に起立した起立部61とで横断面略L字状に形成した見切本体6と、上板部51、中板部53及び下板部52で横断面略コ字状に形成され、上板部51を軒裏野縁3に固定した取付具5とを、嵌合可能に形成し、少なくとも二箇所の係止部を設けた。前記取付具5に軒天井板2の外壁4側への移動を規制するストッパ57を設け、また、上板部51と、下板部52に形成されその上面が曲面で形成された突起54とで軒天井板2を挟持可能な構成とした。さらに、見切本体6と外壁4にスポンジ体7を介設した。
【選択図】 図2
【解決手段】軒天井板2と略水平方向に配置され通気孔66・66・・・が形成された基板部62と、該基板部62とに対して略直角方向に起立した起立部61とで横断面略L字状に形成した見切本体6と、上板部51、中板部53及び下板部52で横断面略コ字状に形成され、上板部51を軒裏野縁3に固定した取付具5とを、嵌合可能に形成し、少なくとも二箇所の係止部を設けた。前記取付具5に軒天井板2の外壁4側への移動を規制するストッパ57を設け、また、上板部51と、下板部52に形成されその上面が曲面で形成された突起54とで軒天井板2を挟持可能な構成とした。さらに、見切本体6と外壁4にスポンジ体7を介設した。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒裏と外壁の間に沿って設けられる軒裏見切に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅の軒構造として、外壁の外方に所定の間隔を隔てて軒天井を設け、外壁と軒天井との間に軒裏野縁等に固定した軒裏見切を配設し、該軒裏見切に通気孔を設けることにより屋外の空気を該通気孔を介して軒裏空間へ導入できるようにしたものがある。
上述の機能を有する軒裏見切には、その取付施工を簡易なものとするために、軒裏野縁等に取付具を介して軒裏見切の見切本体を取り付ける構造のものが提案されている。例えば、特開平11−256754号公報や特開2001−248261号公報に記載の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術に鑑み、本発明では、軒裏野縁に対する取付施工を簡易なものとし、軒裏と外壁の間を外観良く納めるのみならず、軒天井材の支持を補助するとともに、汎用性を高めてコストダウンを図ることのできる軒裏見切の構造を提案する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
即ち、請求項1においては、軒裏野縁または軒先野縁に取り付けられる取付部材に嵌合される軒裏見切であって、取付部材を上板部、中板部及び下板部とにより横断面略コ字状に形成し、軒裏見切を、通気孔が形成された基板部と、該基板部端より略直角方向に起立し中途部にクランクを形成した起立部とで横断面略L字状に形成し、前記中板部と下板部に面して起立部と基板部を嵌合可能に形成したものである。
【0006】
請求項2においては、前記取付部材に軒天井板の外壁側への移動を規制するストッパを設けたものである。
【0007】
請求項3においては、前記下板部上面に軒天井板挟持突起を設けたものである。
【0008】
請求項4においては、前記起立部に隙間埋め部材を保持する凹部を形成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る軒裏見切を設けた軒の全体的な構成を示した図、図2は軒裏見切の構造を示す側面図、図3は同じく平面図、図4は同じく斜視図である。
図5は取付具と見切本体との嵌合の様子を示す側面図、図6は取付具の別形態を示す側面図、図7は外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図、図8は勾配のある軒において外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図である。
図9は侵入防止体を設けた軒裏見切を示す側面図、図10は同じく平面図である。
【0010】
まず、本発明に係る軒裏見切1の配置される軒の状態について説明する。但し、本発明は本実施例の軒の形態に限定されるものではない。また、本実施例では軒裏見切を設ける軒を勾配のない平軒としているが、勾配のある軒とすることもできる。
図1に示す如く、住宅の外壁4の上方には、屋根側から軒先側に向けて斜め下向きに傾斜したトラス16が配置され、該トラス16上には野地板18と、瓦等の屋根葺き材17とを備えた屋根19が配置されている。トラス16の軒先側の端部には、外壁4と平行に軒先母屋20が固定されている。
一方、外壁4の外方の近接位置には、野縁受けプレート22を介して軒裏野縁3が外壁4と平行に支持されている。そして、軒裏野縁3と軒先母屋20間に、該軒裏野縁3と直交するように軒先野縁11が配置され、これら軒裏野縁3、軒先野縁11、軒先母屋20の下面に軒天井板2が配設されている。
軒天井板2の軒先側の先端部は鼻隠し板21により覆われるとともに、軒天井板2の内方端と、外壁4との間には所定の間隙が設けられ、ここに軒裏見切1が配置されている。該軒裏見切1は外壁4に沿って、その幅方向に延びている。
【0011】
前記軒裏見切1は、見切本体6と該見切本体6を軒裏野縁3や軒先野縁11等の間に取り付けるための取付具5で構成されている。該取付具5は軒天井板2の支持機能と見切本体6の支持機能を併せ持っている。
また、軒裏見切1は、軒裏と外壁4との間を美しく納めるとともに、軒裏空間15への通気路10形成のためのものである。
【0012】
図2、図4及び図5に示す如く、見切本体6は、横断面略L字状に形成され、軒天井板2に対して略平行に設けられた露出部分である基板部62と、基板部62と一体的に形成され該基板部62より略直角方向に起立した板状に形成された起立部61が設けられている。そして、見切本体6は、その起立部61が軒天井板2と外壁4の間に介在するよう配設され、該起立部61は外壁4と近接し且つ軒天井板2とは幾分離間するよう配置されている。
【0013】
前記基板部62には、起立部61側と反対側の端部にリブ69が形成され、さらに、該リブ69と基板部62とが交差する内側部分に取付具5の係止突起55と係止するための係止溝63が長手方向に形成されている。
また、基板部62には、軒裏空間15の換気を行うため外部空間と軒裏空間15とを連通させる通気孔66・66・・・が、複数設けられている。従って、該通気孔66・66・・・から、軒天井板2と見切本体6の起立部61との間を通って軒裏空間15へ至る通気路10が形成される。
【0014】
上述の如く形成された換気用通気路10は、略直線的であり複雑に曲折した経路とならないため、見切本体6を形成する材料が少量で済みコストダウンと軽量化が図れるうえ、実運用上での換気量が確保しやすい形状となる。
なお、本実施例では、前記通気孔66は長孔状であって、見切本体6の基板部62に並列して複数設けられて、軒天井板2と外壁4との間に配設された見切本体6としての意匠を損ねることのないようにデザインが施されている。
【0015】
一方、見切本体6の起立部61は、その上部が外壁4側へ突出するよう途中で折れ曲がるクランク状に段差が形成され、上端に取付具5の係止片56と係合するための係止爪65が形成される。該係止片56は前記折れ曲がりにより軒天井板2側への突出が小さくなり狭い隙間に挿入し易くしている。さらに、起立部61をクランク状とすることで該起立部61の弾性を高めて取付具5への取付施工時に該取付具5の下方からの取付を容易にしている。
また、係止爪65の下方で外壁4側に凸となる突起64が設けられている。該突起64によって、外壁4に対し起立部61が略平行に取り付けられるようにするとともに、起立部61の中途部に形成された段差と突起64とにより壁側が開放された凹部が形成されて、該凹部に後述する隙間埋め部材となるスポンジ体7を良好に保持することができるようにしている。
【0016】
図3乃至図5に示す如く、前記取付具5は、該取付具5を介して前記見切本体6を軒裏野縁3に取り付け可能とするとともに、軒天井板2の一側端部を支持可能に構成されている。
取付具5は断面略コ字状であって、軒天井板2に対して略平行に設けられた板状部材である上板部51及び下板部52と、該上板部51及び下板部52を連結し且つ上板部51及び下板部52に対して略直角方向に設けられた中板部53が形成され、これら上板部51、下板部52及び中板部53は一体的に構成されている。
【0017】
取付具5の上板部51は、下板部52よりも軒天井板2側へ延出され、取付具5を軒裏野縁3に取り付けるための取付部材12・12を挿入する複数の挿入孔58・58が設けられている。
前記取付具5の中板部53には、前記見切本体6に形成された係止爪65と係合する係止片56と、見切本体6の起立部61と中板部53とを程よく離間する外壁4側へ凸である突起が一体的に形成されている。
【0018】
また、下板部52には上方に突出した形状の軒天井板挟持突起54と前記見切本体6を係止する係止突起55が形成されて、前記軒天井板挟持突起54と上板部51との間に挿入された軒天井板2の側端縁を上下より挟持し得るように構成されている。なお、該軒天井板挟持突起54上面の軒天井板2が保持されるときの当接部は略平面状であるが、該当接部以外は曲面状に形成されて、軒天井板が容易に挿入できるようにするとともに、挿入時に軒天井板に傷が付くことを防止している。
上述の如く、前記軒天井板挟持突起54を設けて軒天井板を支持することによって、特に、支持間隔が広い軒天井板2において発生しがちである軒天井板2の中央部での撓みを抑制している。
さらに、前記係止突起55は、取付具5の下板部52の縁に沿って形成された断面略円状の突起であり、すなわち、該係止突起の表面が曲線で形成されている。従って、見切本体6を取付具5に嵌合させようとする際に、該見切本体6のリブ69は該係止突起55の表面を滑って移動することが可能となる。
【0019】
また、前記取付具5には、軒天井板2の一側側部を当接するためのストッパ57が設けられている。該ストッパ57は取付具5の上板部より下方に垂設された板状突起であり、本実施例では上板部に一体的に形成されている。但し、ストッパ57の形状はこれに限定されるものでなく、例えば、取付具5に溶接固定したものであったり、ピン状の突起であったりしても構わない。
軒天井板2取付施工時には、前記軒天井板挟持突起54と上板部51との間に挿入された軒天井板2の外壁4側端面がストッパ57に当接させることによって、軒天井板2の設置位置の決定が容易となり、さらに、柄の付けられた軒天井板2を採用するときには、隣接する軒天井板2同士の柄が連続するよう精密な位置合わせを簡易に行うことができ、作業性を向上する。また、軒天井板2の外壁4側面を規制することにより、軒天井板2をより良好に保持することができるようになる。
【0020】
そして、上述の如く構成された軒裏見切1の取付施工の際には、まず、取付部材12・12・・・を取付具5・5・・・の上板部に設けられた挿入孔58・58・・・の下方から螺入して軒裏野縁3に取付具5・5・・・を固定する。取付具5・5・・・は略等間隔に設けるようにする。
次に、上述の如く軒裏野縁3に固定した取付具5・5・・・の下方から見切本体6を押し当てて押圧すると、図5に示す如く、見切本体6が弾性変形することによって、該見切本体6を取付具5との係止位置まで移動可能となり、そして、取付具5の係止片56に見切本体6の係止爪65が係合し、また、取付具5の係止突起55と見切本体6の係止溝63とが係合し、取付具5・5・・・に見切本体6が係止される。
なお、取付具5に見切本体6を嵌合させたのち、該取付具5を軒裏野縁3に取り付けるようにすることもできるが、軒天井板2を取り付けたあとで見切本体6を取付具5・5・・・に取り付ければ、軒天井板2の取付施工時に見切本体6に傷を付ける恐れがない。
【0021】
上述の如く取付施工する軒裏見切1では、取付具5と見切本体6とを別体に構成し、軒裏野縁3に取付具5・5・・・を介して見切本体6を取り付けることによって、施工を簡易にするとともに、取付具5及び見切本体6の汎用性を高めてコストの削減に寄与している。さらに、取付具5及び見切本体6の個々の形状が複雑とならず、製品加工の簡略化によりコストの削減を図ることができる。
【0022】
例えば、軒天井板2や外壁4の色に応じて、また、顧客の要望に応じて、住宅ごとに軒裏見切1の意匠を変更できることは、好ましい。これに対応するため、同一形状の取付具を大量生産し、意匠(例えば、色や質感、通気孔の形状等)の異なる見切本体6を注文生産すれば、顧客に対し軒裏見切をバラエティ豊かに提案することができ、しかも、取付具5が共用できるためコストを抑えることができる。
【0023】
さらに、一戸の住宅であって、同一形状の見切本体6を取り付ける際であっても、軒裏の形状により、取付具5の取り付けが困難な箇所が生じることがある。これに対応するため、取付具5の取り付け場所に応じて異なる形状の取付具5を用いれば、施工を簡易にすることができ、また、取付具5の取り付けのために最適な状態を選択することが可能となる。
例えば、図6に示す如く、取付具5の上面部に、起立部51aを設けて、該起立部51aに該取付具5を軒裏野縁3に取り付けるための取付部材12・12を螺入する挿入孔58・58を設けることもできる。
【0024】
また、上述の如く構成され取付施工される軒裏見切1では、見切本体6及び取付具5の形状を変化させることなく、凹凸の形成された外壁4にも対応することが可能である。
図7に示す如く、見切本体6の起立部61に形成された突起64と段差面とにより形成された凹部に隙間埋め部材であるスポンジ体7を嵌合固定して、該スポンジ体7を見切本体6と外壁4に介設することにより、見切本体6と外壁4との間に形成された間隙を閉塞して外観良く仕上げることができるようにしている。そして、隙間埋め部材としてスポンジ体7を用いることにより、外壁4の表面の凹凸に沿って該スポンジ体7が変形するので、外壁4と見切本体6の間隙の形状が不規則であっても、良好に美観を損ねることなく閉塞することができる。さらに、起立部61の凹部にスポンジ体7を嵌合することで、該スポンジ体7の簡易な位置決め及び良好な保持が可能となる。
【0025】
さらに、図8に示す如く、勾配のある軒裏であっても、見切本体6と外壁4の間にスポンジ体7を介設することによって、見切本体6と外壁4の間に生じる間隙を簡易且つ美観良く閉塞することができる。従って、勾配のある軒裏にも平軒と同一形状の見切本体6及び取付具5を用いることができ、また、軒裏見切1の施工時に見切本体6と外壁4の間の離間距離が正確でなくとも美観良く軒天井板2と外壁4との間を納めることができる。
【0026】
そして、上述の如く構成された軒裏見切1では、軒裏空間15への雪の吹き込みや小動物の侵入の防止のための構造をとることができる。
軒天井板2の外壁4側側端縁と、見切本体6又は取付具5との間には、換気用の通気路10が確保されているが、ここが軒裏空間15への雪の吹き込みや小動物の侵入経路となることがある。そこで、見切本体6に設けられた通気孔の上方に侵入防止体8を設けることができるようにしている。
【0027】
図9及び図10に示す如く、軒裏野縁3に略等間隔に取り付けられた取付具5の、中板部53とストッパ57との間に位置するよう、上板部51に侵入防止体8の支持部59が垂設されている。該支持部59は、各取付具5に少なくとも二カ所ずつ設けられて、隣接する取付具5・5に形成された支持部59・59に侵入防止体8を架設するようにしている。
前記侵入防止体8は、多数の針(毛)状突起が設けられたタワシ状のものである。雪が見切本体6に形成された通気孔66・66・・・を通って軒裏空間15へ吹き込もうとするときに、侵入防止体8の突起に当接することにより液体となって、軒裏空間15まで到達することができない。なお、突起を針状とすることで、通気路10を確保するとともに、雪の当接により発生した液体が軒裏より落下する際に液滴が大きくなることを抑制している。
また、小動物が見切本体6に形成された通気孔66・66・・・を通って軒裏空間15へ侵入しようとするときに、侵入防止体8により行く手を阻まれて軒裏空間15に侵入することができない。
なお、侵入防止体の形状は本実施例に限定されるものでなく、例えば、網目状のプレートとしたり、羽根の設けられたブラインド状のもとしたりとすることもできる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0029】
即ち、請求項1に示す如く、軒裏野縁または軒先野縁に取り付けられる取付部材に嵌合される軒裏見切であって、取付部材を上板部、中板部及び下板部とにより横断面略コ字状に形成し、軒裏見切を、通気孔が形成された基板部と、該基板部端より略直角方向に起立し中途部にクランクを形成した起立部とで横断面略L字状に形成し、前記中板部と下板部に面して起立部と基板部を嵌合可能に形成したので、軒裏見切の施工が簡易となる。
【0030】
請求項2に示す如く、前記取付部材に軒天井板の外壁側への移動を規制するストッパを設けたので、軒天井板の位置決めが簡易となる。
【0031】
請求項3に示す如く、前記下板部上面に軒天井板挟持突起を設けたので、軒天井板の撓みを抑制し、軒天井板の取付施工を簡易なものとできる。
【0032】
請求項4に示す如く、前記起立部に隙間埋め部材を保持する凹部を形成したので、凹部に隙間埋め部材を嵌合して簡易な位置決め及び良好な保持が可能となるとともに、軒裏見切と外壁との間隙を隙間埋め部材で外観良く閉塞することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軒裏見切を設けた軒の全体的な構成を示した図。
【図2】軒裏見切の構造を示す側面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】同じく斜視図。
【図5】取付具と見切本体との嵌合の様子を示す側面図。
【図6】取付具の別形態を示す側面図。
【図7】外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図。
【図8】勾配のある軒において外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図。
【図9】侵入防止体を設けた軒裏見切を示す側面図。
【図10】同じく平面図。
【符号の説明】
1 軒裏見切
2 軒天井板
3 軒裏野縁
4 外壁
5 取付具
6 見切本体
7 スポンジ体
11 軒先野縁
51 上板部
52 下板部
53 中板部
54 軒天井板挟持突起
57 ストッパ
61 起立部
62 基板部
66 換気孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒裏と外壁の間に沿って設けられる軒裏見切に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅の軒構造として、外壁の外方に所定の間隔を隔てて軒天井を設け、外壁と軒天井との間に軒裏野縁等に固定した軒裏見切を配設し、該軒裏見切に通気孔を設けることにより屋外の空気を該通気孔を介して軒裏空間へ導入できるようにしたものがある。
上述の機能を有する軒裏見切には、その取付施工を簡易なものとするために、軒裏野縁等に取付具を介して軒裏見切の見切本体を取り付ける構造のものが提案されている。例えば、特開平11−256754号公報や特開2001−248261号公報に記載の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術に鑑み、本発明では、軒裏野縁に対する取付施工を簡易なものとし、軒裏と外壁の間を外観良く納めるのみならず、軒天井材の支持を補助するとともに、汎用性を高めてコストダウンを図ることのできる軒裏見切の構造を提案する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
即ち、請求項1においては、軒裏野縁または軒先野縁に取り付けられる取付部材に嵌合される軒裏見切であって、取付部材を上板部、中板部及び下板部とにより横断面略コ字状に形成し、軒裏見切を、通気孔が形成された基板部と、該基板部端より略直角方向に起立し中途部にクランクを形成した起立部とで横断面略L字状に形成し、前記中板部と下板部に面して起立部と基板部を嵌合可能に形成したものである。
【0006】
請求項2においては、前記取付部材に軒天井板の外壁側への移動を規制するストッパを設けたものである。
【0007】
請求項3においては、前記下板部上面に軒天井板挟持突起を設けたものである。
【0008】
請求項4においては、前記起立部に隙間埋め部材を保持する凹部を形成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る軒裏見切を設けた軒の全体的な構成を示した図、図2は軒裏見切の構造を示す側面図、図3は同じく平面図、図4は同じく斜視図である。
図5は取付具と見切本体との嵌合の様子を示す側面図、図6は取付具の別形態を示す側面図、図7は外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図、図8は勾配のある軒において外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図である。
図9は侵入防止体を設けた軒裏見切を示す側面図、図10は同じく平面図である。
【0010】
まず、本発明に係る軒裏見切1の配置される軒の状態について説明する。但し、本発明は本実施例の軒の形態に限定されるものではない。また、本実施例では軒裏見切を設ける軒を勾配のない平軒としているが、勾配のある軒とすることもできる。
図1に示す如く、住宅の外壁4の上方には、屋根側から軒先側に向けて斜め下向きに傾斜したトラス16が配置され、該トラス16上には野地板18と、瓦等の屋根葺き材17とを備えた屋根19が配置されている。トラス16の軒先側の端部には、外壁4と平行に軒先母屋20が固定されている。
一方、外壁4の外方の近接位置には、野縁受けプレート22を介して軒裏野縁3が外壁4と平行に支持されている。そして、軒裏野縁3と軒先母屋20間に、該軒裏野縁3と直交するように軒先野縁11が配置され、これら軒裏野縁3、軒先野縁11、軒先母屋20の下面に軒天井板2が配設されている。
軒天井板2の軒先側の先端部は鼻隠し板21により覆われるとともに、軒天井板2の内方端と、外壁4との間には所定の間隙が設けられ、ここに軒裏見切1が配置されている。該軒裏見切1は外壁4に沿って、その幅方向に延びている。
【0011】
前記軒裏見切1は、見切本体6と該見切本体6を軒裏野縁3や軒先野縁11等の間に取り付けるための取付具5で構成されている。該取付具5は軒天井板2の支持機能と見切本体6の支持機能を併せ持っている。
また、軒裏見切1は、軒裏と外壁4との間を美しく納めるとともに、軒裏空間15への通気路10形成のためのものである。
【0012】
図2、図4及び図5に示す如く、見切本体6は、横断面略L字状に形成され、軒天井板2に対して略平行に設けられた露出部分である基板部62と、基板部62と一体的に形成され該基板部62より略直角方向に起立した板状に形成された起立部61が設けられている。そして、見切本体6は、その起立部61が軒天井板2と外壁4の間に介在するよう配設され、該起立部61は外壁4と近接し且つ軒天井板2とは幾分離間するよう配置されている。
【0013】
前記基板部62には、起立部61側と反対側の端部にリブ69が形成され、さらに、該リブ69と基板部62とが交差する内側部分に取付具5の係止突起55と係止するための係止溝63が長手方向に形成されている。
また、基板部62には、軒裏空間15の換気を行うため外部空間と軒裏空間15とを連通させる通気孔66・66・・・が、複数設けられている。従って、該通気孔66・66・・・から、軒天井板2と見切本体6の起立部61との間を通って軒裏空間15へ至る通気路10が形成される。
【0014】
上述の如く形成された換気用通気路10は、略直線的であり複雑に曲折した経路とならないため、見切本体6を形成する材料が少量で済みコストダウンと軽量化が図れるうえ、実運用上での換気量が確保しやすい形状となる。
なお、本実施例では、前記通気孔66は長孔状であって、見切本体6の基板部62に並列して複数設けられて、軒天井板2と外壁4との間に配設された見切本体6としての意匠を損ねることのないようにデザインが施されている。
【0015】
一方、見切本体6の起立部61は、その上部が外壁4側へ突出するよう途中で折れ曲がるクランク状に段差が形成され、上端に取付具5の係止片56と係合するための係止爪65が形成される。該係止片56は前記折れ曲がりにより軒天井板2側への突出が小さくなり狭い隙間に挿入し易くしている。さらに、起立部61をクランク状とすることで該起立部61の弾性を高めて取付具5への取付施工時に該取付具5の下方からの取付を容易にしている。
また、係止爪65の下方で外壁4側に凸となる突起64が設けられている。該突起64によって、外壁4に対し起立部61が略平行に取り付けられるようにするとともに、起立部61の中途部に形成された段差と突起64とにより壁側が開放された凹部が形成されて、該凹部に後述する隙間埋め部材となるスポンジ体7を良好に保持することができるようにしている。
【0016】
図3乃至図5に示す如く、前記取付具5は、該取付具5を介して前記見切本体6を軒裏野縁3に取り付け可能とするとともに、軒天井板2の一側端部を支持可能に構成されている。
取付具5は断面略コ字状であって、軒天井板2に対して略平行に設けられた板状部材である上板部51及び下板部52と、該上板部51及び下板部52を連結し且つ上板部51及び下板部52に対して略直角方向に設けられた中板部53が形成され、これら上板部51、下板部52及び中板部53は一体的に構成されている。
【0017】
取付具5の上板部51は、下板部52よりも軒天井板2側へ延出され、取付具5を軒裏野縁3に取り付けるための取付部材12・12を挿入する複数の挿入孔58・58が設けられている。
前記取付具5の中板部53には、前記見切本体6に形成された係止爪65と係合する係止片56と、見切本体6の起立部61と中板部53とを程よく離間する外壁4側へ凸である突起が一体的に形成されている。
【0018】
また、下板部52には上方に突出した形状の軒天井板挟持突起54と前記見切本体6を係止する係止突起55が形成されて、前記軒天井板挟持突起54と上板部51との間に挿入された軒天井板2の側端縁を上下より挟持し得るように構成されている。なお、該軒天井板挟持突起54上面の軒天井板2が保持されるときの当接部は略平面状であるが、該当接部以外は曲面状に形成されて、軒天井板が容易に挿入できるようにするとともに、挿入時に軒天井板に傷が付くことを防止している。
上述の如く、前記軒天井板挟持突起54を設けて軒天井板を支持することによって、特に、支持間隔が広い軒天井板2において発生しがちである軒天井板2の中央部での撓みを抑制している。
さらに、前記係止突起55は、取付具5の下板部52の縁に沿って形成された断面略円状の突起であり、すなわち、該係止突起の表面が曲線で形成されている。従って、見切本体6を取付具5に嵌合させようとする際に、該見切本体6のリブ69は該係止突起55の表面を滑って移動することが可能となる。
【0019】
また、前記取付具5には、軒天井板2の一側側部を当接するためのストッパ57が設けられている。該ストッパ57は取付具5の上板部より下方に垂設された板状突起であり、本実施例では上板部に一体的に形成されている。但し、ストッパ57の形状はこれに限定されるものでなく、例えば、取付具5に溶接固定したものであったり、ピン状の突起であったりしても構わない。
軒天井板2取付施工時には、前記軒天井板挟持突起54と上板部51との間に挿入された軒天井板2の外壁4側端面がストッパ57に当接させることによって、軒天井板2の設置位置の決定が容易となり、さらに、柄の付けられた軒天井板2を採用するときには、隣接する軒天井板2同士の柄が連続するよう精密な位置合わせを簡易に行うことができ、作業性を向上する。また、軒天井板2の外壁4側面を規制することにより、軒天井板2をより良好に保持することができるようになる。
【0020】
そして、上述の如く構成された軒裏見切1の取付施工の際には、まず、取付部材12・12・・・を取付具5・5・・・の上板部に設けられた挿入孔58・58・・・の下方から螺入して軒裏野縁3に取付具5・5・・・を固定する。取付具5・5・・・は略等間隔に設けるようにする。
次に、上述の如く軒裏野縁3に固定した取付具5・5・・・の下方から見切本体6を押し当てて押圧すると、図5に示す如く、見切本体6が弾性変形することによって、該見切本体6を取付具5との係止位置まで移動可能となり、そして、取付具5の係止片56に見切本体6の係止爪65が係合し、また、取付具5の係止突起55と見切本体6の係止溝63とが係合し、取付具5・5・・・に見切本体6が係止される。
なお、取付具5に見切本体6を嵌合させたのち、該取付具5を軒裏野縁3に取り付けるようにすることもできるが、軒天井板2を取り付けたあとで見切本体6を取付具5・5・・・に取り付ければ、軒天井板2の取付施工時に見切本体6に傷を付ける恐れがない。
【0021】
上述の如く取付施工する軒裏見切1では、取付具5と見切本体6とを別体に構成し、軒裏野縁3に取付具5・5・・・を介して見切本体6を取り付けることによって、施工を簡易にするとともに、取付具5及び見切本体6の汎用性を高めてコストの削減に寄与している。さらに、取付具5及び見切本体6の個々の形状が複雑とならず、製品加工の簡略化によりコストの削減を図ることができる。
【0022】
例えば、軒天井板2や外壁4の色に応じて、また、顧客の要望に応じて、住宅ごとに軒裏見切1の意匠を変更できることは、好ましい。これに対応するため、同一形状の取付具を大量生産し、意匠(例えば、色や質感、通気孔の形状等)の異なる見切本体6を注文生産すれば、顧客に対し軒裏見切をバラエティ豊かに提案することができ、しかも、取付具5が共用できるためコストを抑えることができる。
【0023】
さらに、一戸の住宅であって、同一形状の見切本体6を取り付ける際であっても、軒裏の形状により、取付具5の取り付けが困難な箇所が生じることがある。これに対応するため、取付具5の取り付け場所に応じて異なる形状の取付具5を用いれば、施工を簡易にすることができ、また、取付具5の取り付けのために最適な状態を選択することが可能となる。
例えば、図6に示す如く、取付具5の上面部に、起立部51aを設けて、該起立部51aに該取付具5を軒裏野縁3に取り付けるための取付部材12・12を螺入する挿入孔58・58を設けることもできる。
【0024】
また、上述の如く構成され取付施工される軒裏見切1では、見切本体6及び取付具5の形状を変化させることなく、凹凸の形成された外壁4にも対応することが可能である。
図7に示す如く、見切本体6の起立部61に形成された突起64と段差面とにより形成された凹部に隙間埋め部材であるスポンジ体7を嵌合固定して、該スポンジ体7を見切本体6と外壁4に介設することにより、見切本体6と外壁4との間に形成された間隙を閉塞して外観良く仕上げることができるようにしている。そして、隙間埋め部材としてスポンジ体7を用いることにより、外壁4の表面の凹凸に沿って該スポンジ体7が変形するので、外壁4と見切本体6の間隙の形状が不規則であっても、良好に美観を損ねることなく閉塞することができる。さらに、起立部61の凹部にスポンジ体7を嵌合することで、該スポンジ体7の簡易な位置決め及び良好な保持が可能となる。
【0025】
さらに、図8に示す如く、勾配のある軒裏であっても、見切本体6と外壁4の間にスポンジ体7を介設することによって、見切本体6と外壁4の間に生じる間隙を簡易且つ美観良く閉塞することができる。従って、勾配のある軒裏にも平軒と同一形状の見切本体6及び取付具5を用いることができ、また、軒裏見切1の施工時に見切本体6と外壁4の間の離間距離が正確でなくとも美観良く軒天井板2と外壁4との間を納めることができる。
【0026】
そして、上述の如く構成された軒裏見切1では、軒裏空間15への雪の吹き込みや小動物の侵入の防止のための構造をとることができる。
軒天井板2の外壁4側側端縁と、見切本体6又は取付具5との間には、換気用の通気路10が確保されているが、ここが軒裏空間15への雪の吹き込みや小動物の侵入経路となることがある。そこで、見切本体6に設けられた通気孔の上方に侵入防止体8を設けることができるようにしている。
【0027】
図9及び図10に示す如く、軒裏野縁3に略等間隔に取り付けられた取付具5の、中板部53とストッパ57との間に位置するよう、上板部51に侵入防止体8の支持部59が垂設されている。該支持部59は、各取付具5に少なくとも二カ所ずつ設けられて、隣接する取付具5・5に形成された支持部59・59に侵入防止体8を架設するようにしている。
前記侵入防止体8は、多数の針(毛)状突起が設けられたタワシ状のものである。雪が見切本体6に形成された通気孔66・66・・・を通って軒裏空間15へ吹き込もうとするときに、侵入防止体8の突起に当接することにより液体となって、軒裏空間15まで到達することができない。なお、突起を針状とすることで、通気路10を確保するとともに、雪の当接により発生した液体が軒裏より落下する際に液滴が大きくなることを抑制している。
また、小動物が見切本体6に形成された通気孔66・66・・・を通って軒裏空間15へ侵入しようとするときに、侵入防止体8により行く手を阻まれて軒裏空間15に侵入することができない。
なお、侵入防止体の形状は本実施例に限定されるものでなく、例えば、網目状のプレートとしたり、羽根の設けられたブラインド状のもとしたりとすることもできる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0029】
即ち、請求項1に示す如く、軒裏野縁または軒先野縁に取り付けられる取付部材に嵌合される軒裏見切であって、取付部材を上板部、中板部及び下板部とにより横断面略コ字状に形成し、軒裏見切を、通気孔が形成された基板部と、該基板部端より略直角方向に起立し中途部にクランクを形成した起立部とで横断面略L字状に形成し、前記中板部と下板部に面して起立部と基板部を嵌合可能に形成したので、軒裏見切の施工が簡易となる。
【0030】
請求項2に示す如く、前記取付部材に軒天井板の外壁側への移動を規制するストッパを設けたので、軒天井板の位置決めが簡易となる。
【0031】
請求項3に示す如く、前記下板部上面に軒天井板挟持突起を設けたので、軒天井板の撓みを抑制し、軒天井板の取付施工を簡易なものとできる。
【0032】
請求項4に示す如く、前記起立部に隙間埋め部材を保持する凹部を形成したので、凹部に隙間埋め部材を嵌合して簡易な位置決め及び良好な保持が可能となるとともに、軒裏見切と外壁との間隙を隙間埋め部材で外観良く閉塞することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軒裏見切を設けた軒の全体的な構成を示した図。
【図2】軒裏見切の構造を示す側面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】同じく斜視図。
【図5】取付具と見切本体との嵌合の様子を示す側面図。
【図6】取付具の別形態を示す側面図。
【図7】外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図。
【図8】勾配のある軒において外壁との間にスポンジ体を介設した軒裏見切の様子を示す側面図。
【図9】侵入防止体を設けた軒裏見切を示す側面図。
【図10】同じく平面図。
【符号の説明】
1 軒裏見切
2 軒天井板
3 軒裏野縁
4 外壁
5 取付具
6 見切本体
7 スポンジ体
11 軒先野縁
51 上板部
52 下板部
53 中板部
54 軒天井板挟持突起
57 ストッパ
61 起立部
62 基板部
66 換気孔
Claims (4)
- 軒裏野縁または軒先野縁に取り付けられる取付部材に嵌合される軒裏見切であって、取付部材を上板部、中板部及び下板部とにより横断面略コ字状に形成し、軒裏見切を、通気孔が形成された基板部と、該基板部端より略直角方向に起立し中途部にクランクを形成した起立部とで横断面略L字状に形成し、前記中板部と下板部に面して起立部と基板部を嵌合可能に形成したことを特徴とする軒裏見切。
- 前記取付部材に軒天井板の外壁側への移動を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1に記載の軒裏見切。
- 前記下板部上面に軒天井板挟持突起を設けたことを特徴とする請求項1に記載の軒裏見切。
- 前記起立部に隙間埋め部材を保持する凹部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の軒裏見切。
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