JP2002021271A - 軒先化粧板の取付け金具 - Google Patents

軒先化粧板の取付け金具

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JP2002021271A
JP2002021271A JP2000207195A JP2000207195A JP2002021271A JP 2002021271 A JP2002021271 A JP 2002021271A JP 2000207195 A JP2000207195 A JP 2000207195A JP 2000207195 A JP2000207195 A JP 2000207195A JP 2002021271 A JP2002021271 A JP 2002021271A
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JP
Japan
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decorative panel
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JP2000207195A
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Isao Fukuda
勲 福田
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒先化粧板の取付け高さを調整し取付け金具
の品種を大巾に削減する。 【解決手段】 軒先化粧板5を軒先部A1に取付ける取
付け金具1であって、軒先部A1の端面ASに固着され
る固着具2と、この固着具2に位置調整手段3により上
下に高さ調整自在に取付くとともに前記軒先化粧板5を
保持する保持部16を有する保持具4とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先化粧板の取付
け高さを自在に調整でき、その取付け金具の品種削減を
図りうる軒先化粧板の取付け金具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図9(A)に略示する如きフラ
ット屋根a及び寄せ棟屋根などにおいては、軒先部a1
に、焼付塗装などを施した軒先化粧板bを取付け、屋根
aの外周を化粧する場合が多い。
【0003】この軒先化粧板bの取付けは、従来、図9
(B)に示す如く、軒先部a1の端面に固定される固定
板部c1と、前記軒先化粧板bを保持する保持板部c2
とを、継ぎ板部c3を介して一体連結した取付け金具c
によって行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記軒先化粧
板bは、家屋の種類、屋根の種類、或いは屋根の勾配な
どによってその取付け高さが異なる。そのため、前記取
付け金具cとしても、寸法や形状を違えた複数種類のも
のを準備しなければならず、取付け金具cの品種の増大
を招く結果となっている。なおこの品種の増大は、コス
トの上昇、管理効率の低下、ストックや保管スペースの
増大、誤使用、誤発注など多くのトラブルの発生原因と
なる。
【0005】そこで本発明は、前記取付け金具に、軒先
化粧板の取付け高さを調整する機能を持たせることを基
本として、この取付け金具の品種を大巾に削減でき標準
化を図りうる軒先化粧板の取付け金具の提供を目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、屋根の軒先部の端面を覆っ
て目隠しする軒先化粧板を軒先部に取付ける軒先化粧板
の取付け金具であって、前記軒先部の端面に固着される
固着具と、この固着具に位置調整手段により上下に高さ
調整自在に取付くとともに前記軒先化粧板を保持する保
持部を有する保持具とを具えたことを特徴としている。
【0007】また請求項2の発明では、前記位置調整手
段は、固着具又は保持具の少なくとも一方に上下多段に
形成した係止部と、他方に設けられ前記係止部に係合す
る係合部とを具えることを特徴としている。
【0008】また請求項3の発明では、前記位置調整手
段は、固着具又は保持具の少なくとも一方に設けられ他
方の高さを変化させるネジ軸を具えることを特徴として
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明の取付け金具
を用いて軒先部に軒先化粧板を取付けた状態を示す断面
図、図2は取付け金具の分解斜視図である。
【0010】図1、2において、本実施態様の取付け金
具1は、屋根Aの軒先部A1の端面ASに固着される固
着具2と、この固着具2に位置調整手段3により上下に
高さ調整自在に取付く保持具4とを具え、これによって
軒先化粧板5を前記軒先部A1に取付けている。
【0011】ここで、前記軒先化粧板5は、長尺の金属
板等を屈曲加工して形成してあり、飾り用等の曲げを施
した胴部5Aの上下端に、固着用の取付け片5U、5L
を屋内側に曲設している。
【0012】又本例では、前記屋根Aがフラット屋根で
あり、金属板等を凹凸に屈曲させた屋根材6を屋根下地
材7上に葺設することによって形成した場合を例示して
おり、又鼻板9の屋外側側面によって前記軒先部A1の
端面ASを形成している。なお便宜上、屋外側を前、屋
内側を後という場合がある。
【0013】次に、前記取付け金具1の固着具2は、図
2に示すように、前記端面ASに釘や木ねじ等を用いて
固定される基板部10の両外側縁に、該基板部10から
前方(屋外側)に向かって折れ曲がる側板部11を設け
ている。そして、この側板部11に、本例では、位置調
整手段3を構成する係止部12・・・ を上下多段に設けて
いる。
【0014】前記係止部12は、本例では、鉤状の切り
欠き溝13からなり、前記側板部11の前端縁から略水
平にのびる横の切り欠き部分13Aと、その後端から下
方に折れ曲がる落とし込み部分13Bとを具えた略L字
状の場合を例示している。この係止部12、12間の間
隔Dは、軒先化粧板5に要求される複数の取付け高さに
応じて設定される。
【0015】又前記保持具4は、前記固着具2に取付く
取付け部15と、前記軒先化粧板5を保持する保持部1
6とを一体連結している。
【0016】前記取付け部15は、固着具2の前記基板
部10に向かい合って側板部11、11間に配される矩
形板状の主板15Aに、前記係止部12に係合する係合
部20を設けている。この係合部20は、本例では、前
記主板15Aの両側縁から張出すことにより前記切り欠
き溝13(係止部12)に填り合うフック片21から形
成される。
【0017】従って、取付け部15は、該フック片21
が前方側から切り欠き溝13内に挿入されかつ落とし込
み部分13Bで係止されることにより、段階的に違えた
所定の高さ位置で位置決めされかつ抜け止めされて支持
される。すなわち前記保持具4は、前記固着具2に上下
に段階的に高さ調整自在に取付くとともに、前記係止部
12と係合部20とによって前記位置調整手段3を構成
している。
【0018】なお取付け部15は、前記高さ調整後、釘
や木ねじ等を用いて固着具2或いは鼻板9に固定され
る。
【0019】又前記保持部16は、前記主板15Aから
屋根Aの前縁を越えて前方にびるアーム状の継ぎ部分1
6Aと、この継ぎ部分16Aの前端で上方に立ち上がる
保持部分16Bとを具え、前記継ぎ部分16Aには、本
例では、雨樋22との衝合を避ける例えば半円弧状の逃
げ部17Aを凹設している。又前記保持部分16Bは、
前記取付け部15を越える高さを有し、その上端及び下
端には、軒先化粧板5の前記上下の取付け片5U、5L
を受けかつリベット、ネジなどによって固定する保持面
SU、SLを設けている。なお軒先化粧板5の形状など
に応じ前記下の保持面SLを、前記継ぎ部分16Aの下
面に形成しても良い。
【0020】次に、図3〜5に、位置調整手段3の他の
実施例を示す。図3では、前記固着具2は、基板部10
の両外側縁に、比較的肉厚の側板部11を有し、この側
板部11の内向き面に、切り込み溝23からなる係止部
12を、前記間隔Dを有して上下多段に形成している。
本例では、この切り込み溝23が略三角形状をなすこと
により鋸歯状或いはジグザグ状に連なる場合を例示して
いる。又前記保持具4には、前記切り込み溝23に係合
する突出片24からなる係合部20を前記主板15Aの
両側端に突設する。
【0021】又図4では、前記固着具2は、各側板部1
1の前縁に、内向きに折れ曲がる折り曲げ板部25を設
け、これにより該折り曲げ板部25と基板部10との間
に、保持具4の主板15Aを上下に案内するガイド部2
6を形成している。又前記折り曲げ板部25には、間隔
Dを有してスリット状等の切り込み27が設けられ、こ
れによって前記折り曲げ板部25を、前記切り込み2
7、27間の複数の区画部分25Aに分割する。そし
て、施工現場において、要求する高さ位置の区画部分2
5A1を前方に折曲げることによって、前記ガイド部2
6で案内される前記主板15Aの下端が支持される。従
って本例では、前記区画部分25Aが係止部12を形成
し、かつ前記主板15A自体の下端が係合部20を形成
している。
【0022】又図5では、前記固着具2は、基板部10
に、この基板部10の一部を前方に向かって略直角に切
起こした切起こし片29からなる係止部12を、前記間
隔Dを有して上下多段かつ左右2列で形成している。又
前記保持具4の主板15Aには、前記切起こし片29を
挿通することによりこの切起こし片29と係合する挿通
孔30からなる係合部20を形成している。
【0023】又図6〜8に、位置調整手段3のさらに他
の実施例を示す。図6では、固着具2は、図4と略同様
に、各側板部11の前縁に、内向きの折り曲げ板部25
を設けることによって、該折り曲げ板部25と基板部1
0との間に、保持具4の主板15Aを上下に案内するガ
イド部26を形成している。又固着具2には、前記ガイ
ド部26の下端の少なくとも一部を閉じる底板片31が
配されるとともに、該底板片31には、この底板片31
に螺合し、上下に螺進退可能に前記ガイド部26内にの
びるネジ軸32が取付く。
【0024】従って、ネジ軸32は、前記ガイド部26
で案内される主板15Aの下端と当接し、保持具4を上
下に連続的に高さ調整できる。
【0025】又図7では、図6と略同様に、固着具2に
は、ガイド部26の下端の少なくとも一部を閉じる底板
片31が配される。そしてこの底板片31上に、軒先化
粧板5に要求される複数の取付け高さに応じて設定され
る厚さTのスペーサ33が選択的に載置される。これに
よって、保持具4を厚さTに応じて段階的に高さ調整で
きる。
【0026】又図8では、図4と略同様に、固着具2に
は、折り曲げ板部25と基板部10との間に、主板15
Aを上下に案内するガイド部26が形成される。又折り
曲げ板部25の前面には、軒先化粧板5に要求される複
数の取付け高さ位置を記す目盛り線34Aが配される。
従って、前記主板15A全面に記す基準線34Bと前記
目盛り線34Aとによって、保持具4を高さ調整でき
る。
【0027】なお何れの場合にも、高さ調整後において
は、釘や木ねじ等を用いて、前記取付け部15を固着具
2或いは鼻板9に確実に固定する。
【0028】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0029】
【発明の効果】叙上の如く本発明の取付け金具は、軒先
化粧板の取付け高さを調整する機能を有しているため、
この取付け金具の品種を大巾に削減でき、コストの上
昇、管理効率の低下、ストックや保管スペースの増大、
誤使用、誤発注など多くのトラブルの発生を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付け金具を用いて軒先部に軒先化粧
板を取付けた状態を示す断面図である。
【図2】その取付け金具の一実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図3】取付け金具の他の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図4】取付け金具のさらに他の実施例を示す分解斜視
図である。
【図5】取付け金具のさらに他の実施例を示す分解斜視
図である。
【図6】取付け金具のさらに他の実施例を示す分解斜視
図である。
【図7】取付け金具のさらに他の実施例を示す分解斜視
図である。
【図8】取付け金具のさらに他の実施例を示す分解斜視
図である。
【図9】(A)、(B)は従来技術及びその問題点を説
明する斜視図、及び分解斜視図である。
【符号の説明】
1 取付け金具 2 固着具 3 位置調整手段 5 軒先化粧板 4 保持具 12 係止部 16 保持部 20 係合部 32 ネジ軸 A 屋根 A1 軒先部 AS 端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根の軒先部の端面を覆って目隠しする軒
    先化粧板を軒先部に取付ける軒先化粧板の取付け金具で
    あって、 前記軒先部の端面に固着される固着具と、この固着具に
    位置調整手段により上下に高さ調整自在に取付くととも
    に前記軒先化粧板を保持する保持部を有する保持具とを
    具えてなる軒先化粧板の取付け金具。
  2. 【請求項2】前記位置調整手段は、固着具又は保持具の
    少なくとも一方に上下多段に形成した係止部と、他方に
    設けられ前記係止部に係合する係合部とを具えることを
    特徴とする請求項1記載の軒先化粧板の取付け金具。
  3. 【請求項3】前記位置調整手段は、固着具又は保持具の
    少なくとも一方に設けられ他方の高さを変化するネジ軸
    を具えることを特徴とする請求項1記載の軒先化粧板の
    取付け金具。
JP2000207195A 2000-07-07 2000-07-07 軒先化粧板の取付け金具 Withdrawn JP2002021271A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199813A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Iwabuchi Corp 信号灯器の制御函等機器の装柱装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199813A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Iwabuchi Corp 信号灯器の制御函等機器の装柱装置

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Effective date: 20071002