JP2002194860A - 軒樋カバーの支持構造 - Google Patents

軒樋カバーの支持構造

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JP2002194860A
JP2002194860A JP2000393233A JP2000393233A JP2002194860A JP 2002194860 A JP2002194860 A JP 2002194860A JP 2000393233 A JP2000393233 A JP 2000393233A JP 2000393233 A JP2000393233 A JP 2000393233A JP 2002194860 A JP2002194860 A JP 2002194860A
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JP
Japan
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eaves gutter
piece
gutter cover
mounting member
cover
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JP2000393233A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Takeda
國浩 竹田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋を施工した後に軒樋カバーの取付けが、
容易にできる軒樋カバーの支持構造を提供する。 【解決手段】 軒樋1の上面開口部に面して配置される
軒樋カバー2を、取付けて支持するための取付け部材4
を、吊具3に脱着自在に形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋の上面開口部
に面して配置されて落ち葉避け等に利用される軒樋カバ
ーを、取付けて支持する軒樋カバーの支持構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、落ち葉避け等に利用
される軒樋カバー2を取付けるにあたっては、取付け作
業時間を短縮するために、軒樋1を吊り下げるための吊
具53に、軒樋カバー取付け片54が一体に形成された
ものを用いて、施工を行っている。軒樋カバー取付け片
54は、吊具53の上方に突出したカバー係止片55に
軒樋カバー2を係止し、軒樋カバー2を支持してなるも
のである。軒樋カバー2は、軒樋カバー取付け片54を
形成した専用の吊具53を軒先に施工し、軒樋1を付設
した後に、カバー係止片55に取付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】軒樋カバーは、住環境
により必要な場所と、不必要な場所がある。しかし、軒
樋カバー取付け片が形成された吊具は、軒樋カバーを取
付けない状態のとき、カバー係止片55が上方に突出し
て、意匠性を損なうものである。そこで、軒樋の施工に
際しては、異なる形状の軒樋に対応する吊具の種類毎に
軒樋カバー取付け片が形成されたものと無いものとを品
揃えしなければならなかった。また、軒樋カバーの取付
けは、軒樋を施工する前に決めておかなければならず、
軒樋を施工した後に、軒樋カバーを取付けることは、非
常な困難を要するものであった。そのため、軒樋を施工
した後で、必要に応じて軒樋カバーの取付けが、容易に
できる軒樋カバーの支持構造が求めれている。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、軒樋を施工した後に軒樋
カバーの取付けが、容易にできる軒樋カバーの支持構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の軒樋カバ
ーの支持構造は、軒樋の上面開口部に面して配置される
軒樋カバーを、取り付けて支持する軒樋カバーの支持構
造において、吊具に軒樋カバー取付け用の取付け部材を
脱着自在に形成したことを特徴とする。上記によって、
脱着自在の取付け部材を吊具と別体とするので、軒樋を
施工した後に必要に応じて取付け部材を吊具に取り付け
ることができるものである。その結果、上記軒樋カバー
の支持構造は、軒樋カバーの取付けが容易にできるもの
である。
【0006】請求項2記載の軒樋カバーの支持構造は、
請求項1記載の軒樋カバーの支持構造において、上記吊
具が、取付け部材の貫通孔に挿入する突起片と、取付け
部材の係止片を係止する係止受片を備えることを特徴と
する。上記によって、吊具に、取付け部材を係止するこ
とができるものである。
【0007】請求項3記載の軒樋カバーの支持構造は、
請求項2記載の軒樋カバーの支持構造において、吊具
が、さらに、当接する取付け部材を保持する当接受片を
備えることを特徴とする。上記によって、吊具に、取付
け部材を保持することができるものである。
【0008】請求項4記載の軒樋カバーの支持構造は、
請求項1乃至請求項3いずれか記載の軒樋カバーの支持
構造において、上記軒樋カバー取付け用の取付け部材
が、軒樋カバーを係止するカバー係止片と、この係止片
を支持する支持片と、吊具に係止する係止片を備え、支
持片の底板に吊具の突起片が挿入される貫通孔を形成し
たことを特徴とする。上記によって、吊具に、取付け部
材を係止することができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜5は、本発明に対応する実
施の形態の一例を示し、図1は軒樋カバーを取付けた状
態を示す断面図、図2(a)は吊具の正面図、(b)は
取付け部材の正面図、(c)は吊具に取付け部材を接続
した正面図、図3は吊具の斜視図、図4は取付け部材の
上面及び下面からの斜視図、図5は吊具に取付け部材を
接続する方法を説明した要部の概略平面図である。
【0010】本発明の軒樋カバーの支持構造は、吊具3
に軒樋カバー取付け用の取付け部材4を脱着自在に形成
したものであり、この取付け部材4は、軒樋カバー2が
取付けられるものである。上記軒樋カバーの支持構造
は、吊具3と取付け部材4を別体としたものであり、吊
具3と取付け部材4が別体でありながら、吊具3に素早
く取付け部材4を接続することができるものである。
【0011】上記取付け部材4は、断面視でUの字上の
支持片22を備える。上記支持片22は、底板26と、
この底板26の両側に上方に延接した側板27a、27
bとで構成されている。底板26は、その略中央に貫通
孔23を形成する。上記貫通孔23は、側板27a、2
7bの方向を長手方向とした、形状が矩形のものであ
る。上記取付け部材4は、両方の側板27a、27bの
上端にカバー係止片21、21を形成している。上記カ
バー係止片21、21は、その上面が軒樋カバー2の下
面を支持する構造となっており、軒樋カバー2の両端部
に設けた被係止部2a、2aを係止するものである。ま
た、上記取付け部材4は、建屋側に配置される側板27
aの外面に、補強片25と、この補強片25の下端から
外側に延設した係止片24を備える。係止片24は、上
記底板26と、底面どおしを平坦とする平板である。ま
た、建屋と反対側に配置される側板27bは、外面が円
形の一部からなる形状をした膨らみを有している。
【0012】上記吊具3は、軒樋1を吊着する吊着部材
3aと、軒先の鼻隠板に取付ける取着部材3bとからな
る。上記吊具3の吊着部材3aは、軒樋1を吊着するた
め、先端に第1の軒樋係止片14を、建屋側に第2の軒
樋係止片15を備える。上記吊具3の吊着部材3aは、
その略中央の上面16に、取付け部材4の貫通孔に挿入
される突起片11と、取付け部材4の係止片24が挿入
される係止受片12と、当接して取付け部材4の側板2
7bを保持する当接受片13を備える。
【0013】上記突起片11は、形状が小円筒の軸片1
1bと、この軸片11bに上接して、軒樋カバー2の設
置する方向を長手とした矩形片11aから形成される。
上記突起片11の軸片11bの直径は、矩形片11aの
短手側の長さと略同じまたは僅かに小さい長さである。
上記突起片11は、吊具3に取付け部材4を接続する際
に、取付け部材4の貫通孔23に挿入するものである。
【0014】上記係止受片12は、突起片11より建屋
側に設けられており、形状が平面断面視で円形一部のか
らなる曲側面12aと、突起片11側に延設した天板1
2bとで構成されている。上記係止受片12は、天板1
2b、曲側面12a、及び、吊具3の上面16で、突起
片11側及び両側を開口した隙間17を形成している。
上記係止受片12は、吊具3 に取付け部材4を接続する
際に、取付け部材4の係止片24が挿入され、この係止
片24を係止することができるものである。
【0015】上記当接受片13は、突起片11を中心に
係止受片12と反対側に設けられており、平面断面視で
円形一部のからなる形状をしている。上記当接受片13
は、突起片11側を凹としており、吊具3に取付け部材
4を接続する際に、取付け部材4の建屋と反対側に配置
される側板27bの外面が、この内側に沿って摺動する
と共に、取付け部材4の側板27bと当接するものであ
る。
【0016】上記軒樋カバー2は、軒樋1内部への落葉
等の流入を防止するためのものであり、軒樋1の上部開
口部の大部分を覆う巾と、軒樋1の略全長に亘って延び
る長さとを有している。上記軒樋カバー2の前端部と軒
樋1の前側の耳部31との間、及び、軒樋カバー2の後
端部と軒樋1の後側面32との間には、それぞれ排水用
隙間33が設けられており、屋根先から流下する雨水等
をこの排水用隙間33から軒樋1内部に流入集水させる
ことができるようになっている。
【0017】次に、上記吊具3に取付け部材4を接続す
る方法を図5に基づいて説明する。図5(a)に示すよ
うに、接続方法は、先ず、軒先に施工した上記吊具3の
突起片11を取付け部材4の貫通孔23に挿入する。上
記取付け部材4は、貫通孔23の長手方向を、突起片1
1の矩形片11aの長手方向に一致させると、挿入でき
るようになっている。突起片11を挿入すると、突起片
11の矩形片11aは、取付け部材4の底板26より僅
かだけ上方に位置するようになる。その後、接続方法
は、突起片11の軸片11bを中心にして取付け部材4
を90度回転すると、図5(b)に示すように、取付け
部材4の係止片24が、係止受片12の隙間17に挿入
され、係止受片12で係止される。また、取付け部材4
の底板26は、突起片11の矩形片11aによって係止
される。さらに、取付け部材4の建屋と反対側に配置さ
れる側板27bは、当接受片13によって保持される。
このようにして、上記吊具3に取付け部材4を接続する
ことができる。
【0018】本発明は、脱着自在の取付け部材4を吊具
3と別体とするので、軒樋1を施工した後に必要に応じ
て取付け部材4を吊具3に取り付けることができる。そ
の結果、上記軒樋カバーの支持構造は、軒樋カバー2の
取付けが容易にできるものである。
【0019】また、上記取付け部材4は、吊具3と別体
であるため、異なる種類の吊具3に共用して用いること
ができる。そのため、本発明は、在庫管理や生産効率の
点からも優れる。
【0020】また、上記吊具3に具備した突起片11、
係止受片12、及び、当接受片13は、それぞれ高さが
低く、軒樋1より突出しないため、軒樋カバー2を取付
けないものにこの吊具3を用いても、外観の意匠性を損
なうことがない。そのため、上記吊具3は、軒樋カバー
2の施工を行う場合も、行わない場合にも共用すること
ができるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明の軒樋カバーの支持構造は、脱着
自在の取付け部材を吊具と別体とするので、軒樋を施工
した後にの取付けが、容易にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に対応する実施の形態の一例を示し、軒
樋カバーを取付けた状態を示す断面図である。
【図2】(a)は吊具の正面図、(b)は取付け部材の
正面図、(c)は吊具に取付け部材を接続した正面図で
ある。
【図3】吊具の斜視図である。
【図4】(a)は取付け部材の上面からの斜視図、
(b)は取付け部材の下面からの斜視図である。
【図5】(a)(b)は、吊具に取付け部材を接続する
方法を説明した要部の概略平面図である。
【図6】従来の軒樋カバーを取付けた状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 軒樋 2 軒樋カバー 3 吊具 4 取付け部材 11 突起片 12 係止受片 13 当接受片 21 カバー係止片 22 支持片 23 貫通孔 24 係止片 26 底板 27a、27b 側板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋の上面開口部に面して配置される軒
    樋カバーを、取り付けて支持する軒樋カバーの支持構造
    において、吊具に軒樋カバー取付け用の取付け部材を脱
    着自在に形成したことを特徴とする軒樋カバーの支持構
    造。
  2. 【請求項2】 上記吊具が、取付け部材の貫通孔に挿入
    する突起片と、取付け部材の係止片を係止する係止受片
    を備えることを特徴とする請求項1記載の軒樋カバーの
    支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2の吊具が、さらに、当接する取
    付け部材を保持する当接受片を備えることを特徴とする
    請求項2記載の軒樋カバーの支持構造。
  4. 【請求項4】 上記軒樋カバー取付け用の取付け部材
    が、軒樋カバーを係止するカバー係止片と、この係止片
    を支持する支持片と、吊具に係止する係止片を備え、支
    持片の底板に吊具の突起片が挿入される貫通孔を形成し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載
    の軒樋カバーの支持構造。
JP2000393233A 2000-12-25 2000-12-25 軒樋カバーの支持構造 Pending JP2002194860A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007303A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 軒樋吊具構造
JP2011047182A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 軒樋吊具
JP2015148060A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 樋吊り具および軒先構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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