JP2004025750A - プリンタシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】希望する印刷結果を容易に取得することができるように、効率よく試し印刷を行うことができるプリンタシステムを提供する。
【解決手段】所定の印刷パラメータについて複数のパラメータ値を自動的に設定し、同一の入力画像に基づき前記複数のパラメータ値にそれぞれ対応する複数の試し画像を印刷する試し印刷を行う。そして、ユーザが選択した試し画像のパラメータ値に基づき、通常の印刷を実行する。パラメータ値の設定は、試し印刷の結果に基づき階層的に絞り込んで行うことができる。また、試し印刷は、一の用紙に複数の試し画像を配置して行うことができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷パラメータを調整して印刷する機能を備えたプリンタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラ等の急速な普及、プリンタの低価格化に伴い、デジタルカメラ等で撮影した画像を自宅等のプリンタで印刷して楽しむユーザが増えてきている。このような場合、従来はパソコン等を介して印刷を行うのが一般的であったが、最近では、パソコン等を介することなく、デジタルカメラ等(又はその記録用メモリカード)から画像を直接読み出して印刷できるプリンタ(以下、「ダイレクトプリンタ」と呼ぶ。)も登場し始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプリンタシステムの中には、色相、彩度、明るさ、シャープネスなど、種々の印刷パラメータについてパラメータ値を調節できるものがある。印刷パラメータが変わると印刷結果も大きく変化するため、希望どおりの印刷結果を得るためには、事前に適切な印刷パラメータを指定しておくことが重要である。
【0004】
ここで、ダイレクトプリンタは、画像を表示するためのディスプレイ等を備えていないか、備えていても十分なサイズではないため、パラメータ値の指定結果を確認するためには、実際に印刷して確かめる必要がある(以下、このような確認のための印刷を「試し印刷」と呼ぶ)。
【0005】
一方、ディスプレイ等で指定結果を確認できる場合であっても、例えば普通紙、光沢紙など、用紙の種類によって印刷結果の印象は大きく異なってくるため、やはり実際にその用紙に印刷して結果を確認する試し印刷の必要性は大きい。
【0006】
しかし、従来のプリンタシステムでは、試し印刷を行う場合、カンや経験に頼って決め打ち的にパラメータ値を指定しなければならないため、希望する印刷結果(パラメータ値)に辿り着くまで何度も試し印刷を繰り返さなければならないという問題があった。特に専門知識の少ない一般ユーザは、適切なパラメータ値を指定することが難しいため、試し印刷の回数が多くなってしまう傾向が高かった。
【0007】
一方、ユーザによっては、例えば人物の画像であれば顔の肌色部分など、画像の特定の部分(領域)を基準として印刷パラメータの指定結果を確認したいと考える場合がある。しかし、従来のプリンタシステムでは、このような柔軟な指定を行うことはできなかった。
【0008】
更に、印刷結果の印象は、印刷パラメータのみならず、観察する環境(光源の種類や周囲の明るさなど)の相違によっても大きく変わってくる。そのため、試し印刷を行う環境と実際の印刷を行う環境とが異なる場合、試し印刷の結果に基づき希望するパラメータ値を選択した場合でも、いざ会場等でそのパラメータ値に基づき実際の印刷を行うと、意図した色合いや明るさとならない場合がある。
【0009】
そこで、本発明は、希望する印刷結果を容易に取得することができるように、特に観察環境が異なる場合にその相違をも考慮して希望する印刷結果を取得することができるように、効率よく試し印刷を行うことができるプリンタシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のプリンタシステムは、所定の印刷パラメータについて、試し印刷を行う環境と、試し印刷に基づいて通常印刷を行う環境との、両者の相違に基づいて複数のパラメータ値を自動的に設定し、同一の入力画像に基づき前記複数のパラメータ値にそれぞれ対応する複数の試し画像を印刷する試し印刷機能を備えていることを特徴とする。
【0011】
前記試し印刷機能は、試し印刷の結果に基づきパラメータ値を階層的に絞り込んで設定できるように構成されていることが望ましい。
【0012】
また、前記試し印刷機能は、一の用紙に階層の異なる複数の試し画像を配置して印刷するように構成されていることが望ましい。
【0013】
また、ユーザが選択した試し画像のパラメータ値を記憶しておき、前記記憶したパラメータ値に基づき印刷を実行することが望ましい。
【0014】
また、前記試し画像は、ユーザの指定に基づいて入力画像の一部を切り出した画像であることが望ましい。
【0015】
なお、本発明はプリンタシステムとしての形態に限られず、試し印刷機能を利用した印刷方法として把握することもできる。また、本明細書における各処理は、コンピュータにより実施することができるが、そのためのコンピュータプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じてコンピュータにインストールまたはロードすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図面を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本実施形態のプリンタシステム1のハードウェア構成を表すブロック図である。
【0017】
プリンタシステム1は、用紙をプリンタ内に供給する給紙機構10、印字を行う印刷エンジン11、及び用紙をプリンタ機外に排出する排紙機構12等により構成される動力機構部2を備える。印刷エンジン11は、紙送機構、キャリッジ機構、印刷ヘッドなどを含んで構成される。
【0018】
これら動力機構部2を制御し印刷動作を行わせるのは、CPU(プロセッサ)13、ROM14、RAM15、LCDパネル及びLCDコントローラ16、PCカードスロット及びPCカードコントローラ17、通信インタフェース18等からなるプリンタ制御部3である。CPU13は、内部バスを介して各手段14〜18にアクセス可能に構成されており、ホスト装置から通信インタフェース18を介して送られてくる印刷ジョブに従い、動力機構部2を制御して実際に印刷動作を行なわせる。なお、動力機構部2が独立してCPUを備えていてもよく、その場合は、動力機構部2のCPUが、パラレルインタフェース等を介してCPU13と通信を行い、印刷エンジン11を制御して印刷動作を行わせることになる。
【0019】
動力機構部2、プリンタ制御部3の構成・動作は原則として従来のプリンタ装置の構成・動作と同様である。例えば、本プリンタシステム1は、所定の印刷パラメータについてパラメータ値を調節して印刷を実行することができる。また、本プリンタシステム1は、ホスト装置を介さずにプリンタ単体で印刷を行う機能を備えており、例えば、PCカードスロット等17を介して外部メモリからJPEGファイル等の画像圧縮データを読み出し、伸長処理等を行って印刷を行うことができるように構成されている(以下、かかる印刷形態を「ダイレクト印刷」と呼ぶ)。なお、USB(Universal Serial Bus)等の規格に基づいてデジタルカメラ等に直接接続して画像データを読み出す構成としてもよい。
【0020】
上記のような従来と同様の構成に加え、本プリンタシステム1は、更に、所定の印刷パラメータについて複数のパラメータ値を設定し、同一の入力画像に基づき前記複数のパラメータ値にそれぞれ対応する複数の試し画像を印刷する試し印刷処理を実行可能に構成されている(試し印刷機能)。
【0021】
図2に、試し印刷機能を実現するための、プリンタ制御部3における機能構成図を示す。図に示すように、プリンタ制御部3は、初期情報記憶手段20、設定情報記憶手段21、パネルIF手段22、PCカードIF手段23、パラメータ設定手段24、伸長手段25、印刷データ生成手段26等を備えて構成される。上記の各手段は、メモリに格納されるプログラムをCPU13が実行することにより機能的に実現される。
【0022】
初期情報記憶手段20は、所定の印刷パラメータに関し、試し印刷のパラメータ値を設定するための初期情報を記憶している。
【0023】
印刷パラメータとしては、色を特定するパラメータ、シャープネスなどの画像処理を施す度合い(強さ)を特定するパラメータ等が考えられる。色を特定するパラメータは、YMC、RGB、HLS、Lab、YCCなど周知の色空間に基づき設計に応じて定めることができ、例えば、色合いを特定するパラメータ(Lab色空間におけるaパラメータ)や、明るさを特定するパラメータ(Lab色空間におけるLパラメータ)などを用いることができる。
【0024】
初期情報は、印刷パラメータの変動レンジ幅、1階層における試し画像の数(以下、「試し画像数」と呼ぶ。)などを含むように構成することができる。ユーザが初期情報を変更できるように構成してもよい。
【0025】
ここで、後述するように、本発明は、試し印刷の結果に基づき再度試し印刷を実行できる(階層的に試し印刷を実行できる)ことから、1回の試し印刷処理で印刷する試し画像(又はそのパラメータ値)のグループを階層と呼ぶこととする。
【0026】
設定情報記憶手段21は、試し印刷の識別情報に対応づけて、試し印刷処理において設定したパラメータ情報(パラメータ値、設定間隔など)を記憶している。
【0027】
試し印刷の識別情報は、例えば、印刷パラメータの種類を示す情報、試し印刷の階層を示す情報(階層番号)を含むように構成することができる。階層番号は、パラメータ値を絞り込むために試し印刷を繰り返した回数(階層数)に相当し、例えば初期情報に基づいてパラメータ値を設定した場合は、階層番号=1となる。
【0028】
なお、例えばパラメータ情報を設定した日時やユーザが入力したキーワード等を含むように識別情報を構成してもよい。
【0029】
図3に設定情報記憶手段21のデータ構造の例を示す。かかる例は、色合いパラメータと明るさパラメータについてそれぞれ独立にパラメータ値を設定した場合の例であり、識別情報の左端の数字(例えば「1−2−3」における「1」)が印刷パラメータの種類を示す情報を表し、識別情報の中央の数字(例えば「1−2−3」における「2」)が階層番号を表している。
【0030】
パネルIF手段22は、LCDや操作キーなどから構成されるLCDパネル及びLCDコントローラ16を介して、ユーザからプリンタシステム1に対するコマンドを受け付けるとともに、ユーザに対して印刷ステータス等を出力する。ユーザから受け付けるコマンドとしては、例えば、上述の試し印刷機能の実行を要求するコマンド(試し印刷コマンド)などが考えられる。
【0031】
PCカードIF手段23は、PCカードスロット及びPCカードコントローラ18を介して、PCカードアダプターに装着された外部メモリ(例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等のフラッシュメモリ)に対し、データの読出し/書込みを行う。
【0032】
パラメータ設定手段24は、試し印刷処理を実行する場合に、所定の印刷パラメータについて、複数のパラメータ値を設定する。
【0033】
伸長手段25は、印刷対象となる画像について、その圧縮データに対して伸長処理を施し、画像データを復元する。伸長処理は圧縮方式に対応した周知の処理を用いることができる。例えば、画像圧縮データがJPEGファイルである場合、8×8ブロックごとに、AC成分についてHuffman符号の復号、ランレングス圧縮の復号を行い、DC成分と一緒に逆量子化を行って周波数分布を算出し、かかる周波数分布にインバースDCTを行うことにより、画像データを復元する。
【0034】
印刷データ生成手段26は、復元した画像データに対し、印刷動作において通常行われる所定の画像処理(例えば、シャープネス処理、ノイズ除去処理、色変換処理、誤差拡散法等のディザ処理など)を施し、印刷データを生成する。
【0035】
(試し印刷処理)
以下、図4に示すフローチャートを参照して、試し印刷処理の一態様について説明する。なお、各ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して、又は並列に実行することができる。
【0036】
試し印刷処理は、パネルIF手段21がユーザから試し印刷コマンドを受け付けた場合に処理を開始する。かかる処理開始タイミングにおいて、ユーザから試し印刷を行う印刷パラメータの指定を受け付ける構成としてもよい。
【0037】
まず、プリンタ制御部3は、ユーザから、試し印刷を1階層目(初期状態)から行うか、以前に行った試し印刷結果に基づいて2階層目以降の試し印刷を行うかの指示を受け付ける(S100)。
【0038】
1階層目から行うとの指示を受け付けた場合、プリンタ制御部3は、ユーザから観察環境についての情報を受け付ける(S101)。
【0039】
観察環境についての情報としては、例えば光源の種類や周囲の明るさを考えることができる。この場合、プリンタ制御部3は、例えばパネルIF手段21を介して図5に示すようなメニュー情報をユーザに提示し、試し印刷を行う環境と、試し印刷に基づいて通常印刷を行う環境(以下、「本印刷環境」と呼ぶ。)とについて、ユーザから観察環境の情報を受け付ける。
【0040】
図5に示す例では、光源に関して、電球ついて電力の大小によって2種類、蛍光灯について白さの程度を表すFパラメータによって3種類、太陽光について1種類の、計6種類の光源の中から選択できるようにメニュー情報を構成している。この例では、光源の種類を選択する際に参照できるように、色温度(K)も併せて表示する構成としている。
【0041】
また、明るさに関して、明るめ、普通、暗めの3種類の中から選択できるようにメニュー情報を構成している。なお、明るさは、例えばEV(Exposure Value)値やLux値により指定できるように構成してもよい。
【0042】
次に、プリンタ制御部3は、初期情報記憶手段20を参照し、初期情報を読み出す(S102)。また、今回の試し印刷の階層番号として1を設定する(S103)。
【0043】
次に、プリンタ制御部3は、前記受け付けた観察環境情報に基づいて、印刷パラメータのオフセット値を設定する(S104)。かかるオフセット値は、2階層目以降においても利用できるように、プリンタシステム1内部に記憶しておくことが望ましい。
【0044】
オフセット値は、(パラメータ値+オフセット値)で印刷した結果を試し印刷環境下で観察した場合の印象と、(パラメータ値)で印刷した結果を本印刷環境下で観察した場合の印象とが、同等になるように設定する。
【0045】
例えば、観察環境情報として光源の種類を受け付けている場合、試し印刷環境の光源と本印刷環境の光源とが同じ種類であれば、色合いパラメータのオフセット値を0に設定する。
【0046】
また、試し印刷環境の光源と本印刷環境の光源とが異なる種類の場合は、試し印刷環境においてのみ強調され本印刷環境では強調されない色合いについては抑制し、本印刷環境においてのみ強調され試し刷環境では強調されない色合いについては強調するように、オフセット値を設定する。例えば、試し印刷環境の光源が電球であり、本印刷環境の光源が蛍光灯である場合、電球は黄色が強調され蛍光灯は赤色が強調される傾向があることから、黄色の色合いを抑制し、赤色の色合いを強調する方向に、色合いパラメータのオフセット値を設定する。
【0047】
また例えば、観察環境情報として明るさを受け付けている場合、試し印刷環境と本印刷環境とが同じ明るさであれば、明るさパラメータのオフセット値を0に設定する。また、試し印刷環境が本印刷環境よりも明るいときは、明るさを抑制する方向に明るさパラメータのオフセット値を設定し、試し印刷環境が本印刷環境よりも暗いときは、明るさを強調する方向に明るさパラメータのオフセット値を設定する。
【0048】
一方、S100において2階層目以降の試し印刷を行うとの指示を受け付けた場合、プリンタ制御部3は、ユーザから試し印刷の識別情報を受け付け、設定情報記憶手段21を参照し、前記受け付けた識別情報に対応する設定情報を読み出す(S105)。また、今回の試し印刷の階層番号として、前記受け付けた識別情報に含まれる階層番号に1を加算した値を設定する(S106)。
【0049】
次に、パラメータ設定手段24は、前記読み出した初期情報又は設定情報に基づいて、試し印刷のパラメータ値を設定する(S107)。
【0050】
初期情報に基づいてパラメータ値を設定する場合、例えば、変動レンジ幅を試し画像数に応じて分割する。そして、変動レンジ幅の中間点を0として、分割された各部分の例えば中央値を試し印刷のパラメータ値として設定する。また、設定間隔として(変動レンジ幅/試し画像数)を設定する。例えば変動レンジ幅=2X、試し画像数=8であれば、パラメータ値={−7X/8、−5X/8、−3X/8、−X/8、X/8、3X/8、5X/8、7X/8}、設定間隔=2X/8のように設定することが考えられる。
【0051】
設定情報に基づいてパラメータ値を設定する場合、例えば、(変動レンジ幅の中間点=設定情報に含まれるパラメータ値)、(変動レンジ幅=設定情報に含まれる設定間隔)、(試し画像数=初期情報に含まれる試し画像数)として、初期情報に基づく場合と同様にしてパラメータ値、設定間隔を設定する。
【0052】
図3に示す例は、色合いパラメータ、明るさパラメータについて、それぞれ2階層分のパラメータ情報を例示している。
【0053】
例えば、色合いパラメータの1階層目(識別情報1−1−1〜1−1−8)のパラメータ値は、初期情報(変動レンジ幅=256、試し画像数=8)に基づいて設定した場合のパラメータ値である。また、色合いパラメータの2階層目(識別情報1−2−1〜1−2−8)のパラメータ値は、識別情報1−1−5を受け付けた場合に設定されるパラメータ値である。
【0054】
また例えば、明るさパラメータの1階層目(識別情報2−1−1〜2−1−8)のパラメータ値は、初期情報(変動レンジ幅=48、試し画像数=8)に基づいて設定した場合のパラメータ値である。また、明るさパラメータの2階層目(識別情報2−2−1〜2−2−8)のパラメータ値は、識別情報2−1−6を受け付けた場合に設定されるパラメータ値である。
【0055】
次に、パラメータ設定手段24は、各設定したパラメータ値及び設定間隔を含むようにパラメータ情報を作成する。また、前記作成したパラメータ情報ごとに、今回の試し印刷の階層番号を含むように識別情報を作成する。そして、前記作成したパラメータ情報に前記作成した識別情報を割り当てて、図3に示すように設定情報記憶手段21に記憶する(S108)。
【0056】
次に、PCカードIF手段23は、PCカードスロット等18を介して外部メモリを参照し、印刷対象となる画像(入力画像)について画像圧縮データを取得する(S109)。
【0057】
次に、伸長手段25は、前記取得した画像圧縮データに対し伸長処理を施し、画像データを復元する(S110)。なお、S107において非圧縮の画像データを取得した場合は、伸長処理は省略される。
【0058】
次に、プリンタ制御部3は、例えばパネルIF手段を介して、ユーザから試し画像として切り出す領域の指定を受け付ける(S111)。切り出し領域を矩形で表す場合、例えば矩形の対角点の座標を用いて切り出し領域を指定することができる。なお、印刷対象となる画像全部を試し画像として指定してもよい。
【0059】
次に、プリンタ制御部3は、指定された切り出し領域に基づき、復元された画像データの一部を切り出して(又は全部に基づき)、試し画像の元データを生成する(S112)。
【0060】
次に、印刷データ生成手段26は、前記生成した元データに対し、S107で設定した試し印刷の各パラメータ値及びS104で設定したオフセット値に基づき色変換や画像処理を施し、それぞれ対応する試し画像データを生成する(S113)。例えば明るさパラメータについて色変換を施す場合であれば、印刷対象画像をLab色空間で表し、設定したパラメータ値及びオフセット値を各画素のL値に加算する色変換処理を施すことになる。
【0061】
次に、印刷データ生成手段26は、前記生成した複数の試し画像データに対し、印刷動作において通常行われる所定の画像処理を施して、印刷データを生成する(S114)。
【0062】
このとき、1枚の用紙に複数の試し画像が配置されるように、好ましくは、1枚の用紙に同一の印刷パラメータについて設定した全パラメータ値に対応する複数の試し画像が配置されるように、印刷データを生成する(図6(a)参照)。1枚の用紙に2以上のパラメータについて設定した全パラメータ値に対応する複数の試し画像が配置されるように印刷データを生成してもよい(図6(b)参照)。なお、試し画像のサイズが大きくそのまま配置すると1枚の用紙に納まらない場合は、必要に応じて縮小処理を施すように構成してもよい。
【0063】
また、各試し画像に対応づけて識別情報が印刷されるように(例えば試し画像の下部位置に識別情報が印刷されるように)、印刷データを生成する(図6参照)。
【0064】
次に、このようにして生成された印刷データは、プリンタ制御部3によって印刷エンジン11へ送られ、動力機構部2において印刷が実行される(S115)。
【0065】
図7に明るさパラメータに関する試し印刷の結果例を示す。図より、1枚の用紙に同一の印刷パラメータ(明るさパラメータ)について設定した全パラメータ値に対応する複数の試し画像(8枚の試し画像)が印刷されていることが確認できる。
【0066】
このようにユーザが試し印刷の実行を要求した場合に、初期情報や設定情報に基づいて所定のパラメータ(色合いパラメータや明るさパラメータなど)について自動的にパラメータ値を設定して試し印刷を行う構成としているため、カンや経験に頼ってパラメータ値を指定する必要はなく、専門知識が少ないユーザであっても効率よく試し印刷を実行することが可能となる。更に、ユーザから試し画像の識別情報を受け付け、これに対応する設定情報に基づいて階層的に範囲を絞り込んで繰り返し試し印刷を実行できるように構成としているため、希望するパラメータ値まで効率よく辿り着くことが可能となる。
【0067】
(試し印刷結果に基づいて印刷を行う場合)
以下、図8に示すフローチャートを参照して、試し印刷結果に基づいて印刷を行う場合について説明する。なお、各ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して、又は並列に実行することができる。
【0068】
プリンタ制御部3は、ユーザから、通常印刷の指示とともに試し印刷の識別情報を受け付けた場合、設定情報記憶手段21を参照し、前記受け付けた識別情報に対応する設定情報を読み出す(S200)。
【0069】
次に、PCカードIF手段23は、PCカードスロット等18を介して外部メモリを参照し、印刷対象となる画像について画像圧縮データを取得する(S201)。
【0070】
次に、伸長手段25は、前記取得した画像圧縮データに対し伸長処理を施し、画像データを復元する(S202)。
【0071】
次に、印刷データ生成手段26は、復元された画像データに対し、前記読み出した設定情報に含まれる試し印刷のパラメータ値に基づき色変換や画像処理を施す(S203)。
【0072】
次に、印刷動作において通常行われる所定の画像処理を施して、印刷データを生成する(S204)。
【0073】
次に、このようにして生成された印刷データは、プリンタ制御部3によって印刷エンジン11へ送られ、動力機構部2において印刷が実行される(S205)。
【0074】
このように、ユーザから試し画像の識別情報を受け付け、これに対応する設定情報に基づいて色変換や画像処理を施して通常の印刷を行う構成としているため、ユーザは、試し印刷の結果を参照して好ましいと考える試し画像の識別情報を入力することで、容易に希望する印刷結果を得ることが可能となる。
【0075】
更に、試し印刷処理において、試し印刷環境と本印刷環境との相違を吸収するようにオフセット値を設定し、パラメータ値にオフセット値を加算して試し印刷を行うように構成しているため、試し印刷環境で観察して選択したパラメータ値を用いて本印刷環境で印刷した場合に、試し印刷環境下における印象と同等の印象となるように印刷することが可能となる。
【0076】
(その他)
本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々に変形して適用することが可能である。
【0077】
例えば、1枚の用紙に複数の階層において設定した(すなわち、階層の異なる)パラメータ値に対応する複数の試し画像が印刷されるように、処理を構成してもよい(図9)。この場合、プリンタ制御部3は、例えば図に示す上段位置に1階層目の試し画像が配置されるように印刷データを生成して、印刷を実行する。そして、ユーザは、1階層目の試し印刷を行った用紙を再びプリンタシステムにセットし直して、2階層目の試し印刷を指示する。かかる指示を受けて、プリンタ制御部3は、例えば図に示す下段位置に2階層目の試し画像が配置されるように印刷データを生成して、印刷を実行する。このように構成することで、複数階層における試し画像を1枚の用紙内で比較検討することができ、例えば2階層目の試し画像の中に希望するものがない場合に、2階層目を参照しながら1階層目に戻ってパラメータ値を選択し直したり、又は実際に選択し直さないまでも2階層目の変化を参照することで仮に1階層目において選択し直した場合の試し印刷結果を予測したりすることが可能となる。なお、ユーザが用紙をセットし直す際に給紙方向を1階層目と180度逆さにしてセットすることを前提としてもよい。この場合、プリンタ制御部3は、2階層目においても、1階層目と同様に、図に示す上段位置に試し画像が配置されるように印刷データを生成すればよい。ただし、各試し画像について図に示す上下方向が反転するように、かつ試し画像の並び順が逆順となるように、印刷データを生成する必要がある。
【0078】
また例えば、上記実施形態では、色合いパラメータと明るさパラメータについて独立して試し印刷を行う場合について説明しているが、2以上のパラメータを組み合わせて試し印刷を行う構成としてもよい。
【0079】
また例えば、本発明はダイレクトプリンタ以外のプリンタシステムにも適用可能であり、例えばインクジェットプリンタ、レーザプリンタ、ラベルプリンタ等の一般的にプリンタと呼ばれる機器のほか、印刷機能を備えた種々の情報処理装置(コピー機、ファックス、ハンディターミナルなど)に対しても適用できる。また、その利用形態はホームユースに限られるものではなく、例えばコンビニエンスストア等にプリンタ等を設置し、ユーザが外部メモリや電子機器を持参して、その場で印刷を行うといった利用形態も考えられる。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、効率よく試し印刷を行って、希望する印刷結果を容易に取得することができるプリンタシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるプリンタのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるプリンタ制御部の機能構成図を示すブロック図である。
【図3】設定情報記憶手段21のデータ構造の例を示す図である。
【図4】試し印刷処理の一態様の流れを示すフローチャートである。
【図5】ユーザに提示されるメニュー情報の例を示す図である。
【図6】試し印刷の結果を説明するための図である。
【図7】明るさパラメータについての試し印刷の結果例を示す図である。
【図8】試し印刷結果に基づき印刷を行う場合の流れを示すフローチャートである。
【図9】1枚の用紙に階層の異なる複数の試し画像が配置されるように構成した場合を説明するための図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 動力機構部
3 プリンタ制御部
10 給紙機構
11 印刷エンジン
12 排紙機構
13 CPU
14 ROM
15 RAM
16 LCDパネル及びLCDコントローラ
17 PCカードスロット及びPCカードコントローラ
18 通信インターフェース
20 初期情報記憶手段
21 設定情報記憶手段
22 パネルIF手段
23 PCカードIF手段
24 パラメータ設定手段
25 伸長手段
26 印刷データ生成手段

Claims (5)

  1. 所定の印刷パラメータについて、試し印刷を行う環境と、試し印刷に基づいて通常印刷を行う環境との、両者の相違に基づいて複数のパラメータ値を自動的に設定し、同一の入力画像に基づき前記複数のパラメータ値にそれぞれ対応する複数の試し画像を印刷する試し印刷機能を備えていることを特徴とするプリンタシステム。
  2. 前記試し印刷機能は、試し印刷の結果に基づきパラメータ値を階層的に絞り込んで設定できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
  3. 前記試し印刷機能は、一の用紙に階層の異なる複数の試し画像を配置して印刷するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のプリンタシステム。
  4. ユーザが選択した試し画像のパラメータ値を記憶しておき、前記記憶したパラメータ値に基づき印刷を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリンタシステム。
  5. 前記試し画像は、ユーザの指定に基づいて入力画像の一部を切り出した画像であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプリンタシステム。
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