JP2002118765A - 画像処理システム及びその制御方法 - Google Patents

画像処理システム及びその制御方法

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JP2002118765A
JP2002118765A JP2000309827A JP2000309827A JP2002118765A JP 2002118765 A JP2002118765 A JP 2002118765A JP 2000309827 A JP2000309827 A JP 2000309827A JP 2000309827 A JP2000309827 A JP 2000309827A JP 2002118765 A JP2002118765 A JP 2002118765A
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color
image processing
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Application number
JP2000309827A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Nishikawa
尚之 西川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーマッチングを行うシステムにおいて、
異なるプリンタ間において同様な色再現性を実現するよ
うに補正することは困難であった。 【解決手段】 プリンタA107用に出力された画像デ
ータに対して、プリンタドライバ103で該システムの
プロファイル1061及びプリンタA用のプロファイル
1062に基づいてプリンタA用の色空間への変換を施
し、ファイルコンバータ105において、該色変換後の
画像データに対してプロファイル1062に基づきデバ
イス非依存の色空間への変換を施し、更に、ユーザによ
って指定されたプリンタB108用のプロファイル10
63に基づきプリンタB用の色空間への変換を施した
後、プリンタB108へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロファイルに基
づくカラーマッチングを行う画像処理システム及びその
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーマネージメント機構を具備したオ
ペレーティングシステムにおいては、該システムにおけ
るデバイスのデフォルトプロファイルを予め設定可能で
ある。例えば、ユーザが現在使用中のモニタをデフォル
トモニタとし、該モニタプロファイルをデフォルトプロ
ファイルとして、システムに登録することによって、モ
ニタ画面における表示色の色空間を規定することができ
る。これにより、モニタ画面における表示色(RGB
値)と、デバイス非依存な色(例えばXYZ値等)との
変換が可能となる。
【0003】また、上記従来のオペレーティングシステ
ムにおいては、上述したモニタ表示用のRGB色空間画
像のみならず、CMYK色空間画像も扱うことができ
る。このCMYK色空間画像は主に印刷用に用いられる
ものであり、標準規格により規定された色特性やプリン
タが備えている色特性等が想定されている。このCMY
K色空間用の色特性もデフォルトプロファイルとしてシ
ステムに登録することができる。例えば、ユーザが想定
しているプリンタのCMYK色特性に対応したプロファ
イルを、システムのデフォルトプリンタにおけるデフォ
ルトプロファイルとして設定しておくことにより、CM
YK色空間画像と、デバイス非依存な色空間画像(例え
ばCIE−Lab値)との変換が可能となる。
【0004】このように、カラーマネージメント機構を
具備したオペレーティングシステムにおいてプリンタに
よる印刷出力を行う際には、まずシステムで予め設定さ
れているソースプロファイルを用いて、各画像の色特性
をデバイス非依存な色空間へ変換し、次に印刷出力を行
うプリンタ用のデフォルトプロファイルを用いて、該画
像の色特性を更にデバイス非依存な色空間から該プリン
タの色特性を示す色空間へ変換する。その後、プリンタ
における印刷処理が実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカラーマネ
ージメント機構を具備したオペレーティングシステムに
おいては、上記デフォルトプロファイルを設定すること
により、例えば単体のプリンタに対する色管理を行うこ
とは可能であった。しかしながら、例えばネットワーク
上に複数のプリンタが接続されているようなプリンティ
ングシステムにおいては、プリンタ機種間における色再
現性の違いにより、これら複数のプリンタのそれぞれに
ついて適切な色管理を行うことは困難であった。
【0006】各プリンタにおける色再現性の違いは、た
とえ同一機種であってもその環境変化や製造ムラ等に起
因する機体差、又は製造環境の違いに起因して多少なり
とも発生するものであった。ましてや異機種間において
は、色再現性の違いはより顕著である。
【0007】従って、プリンタ間における色再現性の違
いを補正することによって、各プリンタにおいて固体差
のない同様な(デバイス非依存な)色再現性を実現する
ことが望ましい。しかしながら、異機種プリンタ間にお
いて同様な色再現性を実現するように補正することは困
難であった。
【0008】本発明は上述した問題を解決するために成
されたものであり、異なる出力デバイス間において同様
な色再現性を実現可能とする画像処理システム及びその
制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理システムは以下の構
成を備える。
【0010】即ち、画像形成デバイスを複数接続した画
像処理システムであって、出力デバイスが特定された画
像データに対して、該システムのソースプロファイル及
び該出力デバイス用のデスティネーションプロファイル
に基づき、該出力デバイス用の色空間への変換を施す第
1の色変換手段と、該第1の色変換後の画像データに対
して、前記デスティネーションプロファイルに基づきデ
バイス非依存の色空間への変換を施す第2の色変換手段
と、該第2の色変換後の画像データに対して、ユーザに
よって指定されたターゲットデバイス用のターゲットプ
ロファイルに基づき該ターゲットデバイス用の色空間へ
の変換を施す第3の色変換手段と、該第3の色変換後の
画像データを、前記ターゲットデバイスに対して出力す
る出力手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】<第1実施形態>図1は、本実施形態にお
ける画像処理システムの概略構成を示すブロック図であ
る。同図において、100がクライアントコンピュータ
(以降、単に「クライアント」と称する)、200がサ
ーバコンピュータ(以降、単に「サーバ」と称する)、
107及び108がそれぞれ機種の異なるプリンタA及
びプリンタBである。本実施形態においては、クライア
ント100からの画像データをプリンタA107におい
て印刷出力する際に、サーバ200を介してプリンタB
108においてそのカラーシミュレーションを行う例、
即ち、プリンタA用に用意された画像データをプリンタ
B108において印刷出力した場合でも、プリンタAに
おいて印刷出力した場合と同様の色再現を可能とする例
について説明する。
【0013】本システムにおいては、プリンタA107
による印刷出力をプリンタB108においてシミュレー
トするために、クライアント100のプリンタドライバ
103により出力されたプリンタA107用のPDLフ
ァイル104を、一旦サーバ200内のファイルコンバ
ータ105へ入力して後述する変換処理を施した後に、
プリンタB108へ送信して印刷出力することを特徴と
する。
【0014】クライアント100内において、101は
システムにおけるデフォルトのCMYK色空間上で表現
されたイメージデータであり、これが所定のアプリケー
ションソフト102を介して印刷指示を受け、プリンタ
ドライバ103によってプリンタA107用、即ちイメ
ージデータがプリンタA107に依存する色空間上で表
現されたPDLファイル104に変換、送出される。
【0015】ここで本実施形態においては、プリンタA
107用に作成されたPDLファイル104に対してシ
ミュレーションを行うために、これをプリンタA107
に猪直接せず、サーバ200に入力する。
【0016】ここでPDLファイル104の内部には、
予めシステムにおいて想定されている入出力色空間がソ
ースプロファイルとして設定されている。例えばPDL
ファイル104がシステムにおいて既定されたCMYK
色空間における画像データを有している場合には、当該
色空間を示すプロファイル情報(この場合、CMYK(S
wop-coated))がソースプロファイルとして設定されて
いる。
【0017】PDLファイル104にはまた、指定され
たプリンタの情報がデスティネーションプロファイルと
して埋め込まれている。本実施形態においては、ユーザ
が印刷装置としてプリンタA107を指定した上で、印
刷対象ファイルを選択して印刷指示を行なったことによ
り、PDLファイル104の内部にデスティネーション
プロファイルとしてプリンタAのプロファイル情報が設
定されているとする。
【0018】サーバ200において、ファイルコンバー
タ105はPDLファイル104を読み込むと、そこに
設定されているデスティネーションプロファイル情報及
びソースプロファイル情報に基づき、カラープロファイ
ル保持部106よりそれぞれに対応するプロファイルを
読み出す。即ち、ソースプロファイル情報に対応するプ
ロファイル1(1061)、及びプリンタA107に対
応するプロファイル2(1062)を検索して読み込
む。尚、各プリンタに対応するプロファイルは、該プリ
ンタがシステムに接続されるタイミング、又はクライア
ント100にプリンタドライバ103がインストールさ
れるタイミングで、カラープロファイル保持部106に
格納されている。
【0019】図2は、ファイルコンバータ105の設定
画面の一例を示す図である。
【0020】ファイルコンバータ設定ウィンドウ内の
「入力ファイル」項201に対して、ユーザによってフ
ァイル名が入力されると、サーバ200は該ファイル名
によって指定されたPDLファイルを読み込み、該ファ
イル内部に設定されているデスティネーションプロファ
イル情報の検索を実行し、デスティネーションプロファ
イル情報欄205に表示する。本実施形態におけるデス
ティネーションプロファイルはプリンタA(図1に示す
プロファイル2(1062))に対応するため、ここに
「プリンタA」が表示される。
【0021】尚、現在設定されているシステムのプロフ
ァイル(ソースプロファイル)は、そのプロファイル名
称が適宜各プロファイル情報欄203,204(図1に
示すプロファイル1(1061)に対応)に表示され
る。
【0022】ユーザは、ターゲットプロファイル項20
6に実際の印刷(シミュレート)を行うプリンタのプロ
ファイルを設定する。即ち本実施形態においては、ここ
に「プリンタB」を設定することにより、ターゲットプ
ロファイルとしてプリンタB108のプロファイル(図
1に示すプロファイル3(1063)に対応)が設定さ
れる。
【0023】これら各項目の設定終了後に、出力先とし
て「ファイル出力」207を選択すると、不図示のファ
イル指定ウィンドウが表示され、そこで出力ファイル名
を入力した後に、設定された各プロファイルに基づき、
それぞれのカラーLUTを用いた色変換処理が実行さ
れ、変換後のファイルが該指定されたファイルとして保
持される。一方、出力先として「プリンタ」208が選
択された場合には、ターゲットプロファイル内のカラー
LUTを用いた色変換処理を実行した後に、ターゲット
プリンタ(プリンタB108)へ該データを直接送信す
る。
【0024】図3は、ファイルコンバータ105におけ
る印刷シミュレーション処理の概略を示す図である。同
図において、図1に示す構成に対応するものについては
同一番号を付す。
【0025】クライアント100のプリンタドライバ1
03よってプリンタA107用に出力されたPDLファ
イル104は、ステップS302でサーバ200のプリ
ントユーティリティの起動及び該ファイルの指定が行わ
れることによって、ファイルコンバータ105に読込ま
れる。するとファイルコンバータ105は、ステップS
303でソースプロファイル1061、及びデスティネ
ーションプロファイル1062を検索する。
【0026】そしてファイルコンバータ105はステッ
プS304で、上記ソースプロファイル1061及びデ
スティネーションプロファイル1062と共に、予めそ
の設定画面(図2)においてユーザによって設定された
ターゲットプリンタ(プリンタB108)のプロファイ
ル1063を読み込む。詳細には、システムプロファイ
ル1601はファイルコンバータ105の起動時に読み
込まれ、ディスティネーションプロファイル1602は
PDLファイル104の読込み後に読み込まれる。また
ターゲットプロファイル1063は、ユーザによる設定
時点で、ファイルコンバータ105に読み込まれる。
【0027】そしてステップS305において、各プロ
ファイル1061,1062及び1063に基づく色変
換処理が適宜実行され、プリンタB用のPDLファイル
104’が新規に生成される。具体的には、まずソース
プロファイル1061及びデスティネーションプロファ
イル1062に基づいて、一旦プリンタA107に依存
する色空間上のデータとして作成されたPDLファイル
104を、デバイス非依存の色空間上に変換する。その
後、ターゲットプロファイル1063に基づいて、該デ
バイス非依存色空間上のデータを、プリンタB108に
依存する色空間上で表現されたPDLファイル104’
に変換する。
【0028】生成されたPDLファイル104’はター
ゲットプリンタであるプリンタB108のRIP(Raste
r Image Processor)1081へ送信されることによっ
て、印刷出力される。このようにして出力された印刷画
像においては、該ファイルをプリンタA107において
印刷出力した場合と同様の色味が得られ、即ち、プリン
タB108において適切なシミュレーションが行える。
【0029】以上説明したように本実施形態によれば、
ファイルコンバータ105を用いて印刷対象のPDLフ
ァイル104にアクセスし、その内部に出力プリンタ用
に設定されているプロファイル1062、及びユーザに
よって指定されたターゲットプリンタのプロファイル1
063を用いた色変換を実現することによって、カラー
シミュレーションを実現する。
【0030】例えば、デスティネーションプロファイル
としてプリンタA107が設定されたPDLファイル
を、ターゲットプリンタとして設定されたプリンタB1
08において印刷出力した場合でも、プリンタA107
における印刷出力時と同等の色再現が可能となる。従っ
て、本来プリンタA107で出力すべきであったイメー
ジをプリンタBにおける出力で代替することも可能とな
り、システムにおけるプリントの自由度が高まる。
【0031】このように、既存のファイルコンバータ1
05に対してその機能の一部を追加するのみによって、
既存のプロファイルをそのまま流用したカラーシミュー
レーションの実現系が提供できる。
【0032】また、プリンタ毎の色管理をプロファイル
を利用して行うために、システムのより柔軟な運用管理
が可能となる。
【0033】尚、本実施形態においてはカラーシミュレ
ーションを実行するファイルコンバータ105を、サー
バ200内に具備する構成について説明したが、本発明
は該構成に限定されるものではなく、クライアント10
0内に備えたファイルコンバータにおいて、同様の処理
を実現することも可能である。
【0034】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0035】図4は、第2実施形態における画像処理シ
ステムの概略構成を示すブロック図であり、上述した図
1と同様の構成には同一番号を付す。
【0036】上述した第1実施形態においては、クライ
アント100からのプリンタA107に対する印刷出力
をプリンタB108においてカラーシミュレートする際
に、プリンタドライバ103によって印刷出力用のPD
Lファイル104を一旦作成し、その後、該PDLファ
イル104に対してサーバ200内のファイルコンバー
タ105によって変換を施す例について説明した。第2
実施形態においては、同様にプリンタB108において
プリンタA107のカラーシミュレーションを行う際
に、一旦プリンタドライバ103によってプリンタA1
07用のPDLファイルを作成することなく、直接、プ
リンタB108用のPDLファイルを作成することを特
徴とする。即ち、印刷対象のイメージデータ101に対
して、プリンタA107に依存する色空間上への変換を
行うことなく、直接、プリンタB108依存の色空間へ
の変換を行う。
【0037】そのために第2実施形態では、サーバ20
0内のPDLファイルコンバータ105において、クラ
イアント100のプリンタドライバ103から色変換モ
ジュールを読み込み、出力すべきPDLファイルをファ
イルコンバータ105内で直接作成し、出力先となるプ
リンタを適宜切り替えて印刷を行う。
【0038】図5は、第2実施形態のプリンタドライバ
103において印刷を行う際の、印刷設定画面の一例を
示す図である。同図においては、印刷出力先プリンタと
して「プリンタA(107)」が選択され、印刷出力先
500として「プリンタシミュレーション」が選択され
ている場合に、「印刷シミュレーション設定」を行う際
のウィンドウ例を示している。
【0039】第2実施形態ではこのように、プリンタド
ライバ103の印刷出力先500として「プリンタシミ
ュレーション」が選択された場合に、選択プリンタ(こ
の場合プリンタA107)の色再現を、ユーザが指定す
るターゲットプリンタにおいて直接行う。
【0040】「印刷シミュレーション設定」ウィンドウ
においては、ソースプロファイル設定欄501によりソ
ースプロファイルを独立して設定することを可能とし、
該設定に応じて印刷対象ファイルが切替わる。例えば、
ソースプロファイル設定欄501にCMYK画像のプロ
ファイルである「CMYK(Swop-coated)」を指定
(選択)した場合には、PDLファイル内部のCMYK
画像に対して、該プロファイル設定が有効となる。同様
に、RGB画像のプロファイルである「RGB−HDT
V γ2.2」を指定した場合には、PDLファイル内
部のRGB画像に対して該設定が有効になる。
【0041】一方、デスティネーションプロファイル設
定欄502にはデスティネーションプロファイルが設定
されるが、ここでは常に選択プリンタ(この場合プリン
タA)に自動的に対応する。この設定を変更したい場合
には、選択プリンタ自身を不図示のメニューにおいて切
り替えることによって対応する。
【0042】またユーザは、プリントシミュレーション
時の出力先としてターゲットプリンタを指定する必要が
あり、これがターゲット設定欄503において選択設定
される。ここでは、「プリンタB(108)」が設定さ
れている。
【0043】また、出力先設定欄505において「プリ
ンタ(ターゲット)」を指定することにより、ターゲッ
ト設定欄503で設定されたターゲットプリンタ(この
場合プリンタB)に対して、印刷データを直接送信する
ことが可能である。
【0044】また、更にボタン504を押下することに
よって、マッチングオプションの設定を変更することが
可能である。図6に、マッチングオプションの設定画面
の例を示す。同図によれば、選択欄601及び602に
おいて、ソースプロファイルからデスティネーションプ
ロファイルへのマッチングオプション及び、プリンタA
の色をプリンタBでマッチングする際のオプションが、
それぞれ独立に変更可能である。尚、同図においてはマ
ッチングオプションとして、知覚重視のために色空間圧
縮を行うことを示す「Perceptual」と、測色値重視のた
めに色空間圧縮を行わないことを示す「Colorimetric」
のいずれかを設定可能とする例を示すが、選択肢として
他のオプションを設けることも勿論可能である。
【0045】尚、第2実施形態においてシミュレーショ
ンを行わずにプリンタA107による印刷出力を行いた
い場合には、図5に示す印刷出力先500として「選択
プリンタ」を指定すれば良い。
【0046】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、ファイルコンバータ105においてプリンタドライ
バ103から色変換モジュールを読み込むことにより、
シミュレーション対象となるPDLファイル104を、
直接ターゲットプリンタ依存の色空間上において作成す
ることができる。従って、上述した第1実施形態に比べ
てシミュレーションに要する時間を短縮することができ
る。
【0047】尚、第2実施形態においても、カラーシミ
ュレーションを実行するファイルコンバータ105をク
ライアント100内に備えることが可能である。
【0048】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0049】図7は、第3実施形態における画像処理シ
ステムの概略構成を示すブロック図であり、上述した図
1と同様の構成には同一番号を付す。
【0050】第3実施形態においても上述した第1実施
形態と同様に、クライアント100からのプリンタA1
07に対する印刷出力をプリンタB108においてカラ
ーシミュレートする際に、プリンタドライバ103から
出力されたプリンタA107用のPDLファイル104
を一旦、サーバ200内のファイルコンバータ105へ
入力して適宜変換処理を施した後に、プリンタB108
へ出力する例について説明する。
【0051】第3実施形態におけるPDLファイル10
4の内部には、印刷オブジェクト毎に、想定されている
入出力色空間がソースプロファイル情報として設定され
ている。即ち、ページ内に複数属性からなる印刷オブジ
ェクトが混在している。また、PDLファイル104は
デスティネーションプロファイル情報として「プリンタ
A」を保持しており、ファイルコンバータ105はPD
Lファイル104を読み込むと、カラープロファイル保
持部106よりそれぞれに対応するプロファイルを読み
出す。即ち、ソースプロファイル情報に対応するプロフ
ァイル1(1061)、及びプリンタA107に対応す
るプロファイル2(1062)を検索して読み込む。
【0052】109はPDLビュワーであり、プリンタ
ドライバ103から出力されたPDLファイル104、
又はファイルコンバータ105を介して出力されたPD
Lファイルのプレビューイメージを生成し、モニタ11
0へ出力する。
【0053】図8は、第3実施形態におけるファイルコ
ンバータ105の設定画面の一例を示す図である。該設
定画面は、PDLビュワー109を介してモニタ110
に表示されるものである。第3実施形態においては、P
DLファイル内のオブジェクト毎に、その入力プロファ
イル(ソースプロファイル)をユーザが確認可能であ
り、更に、ファイルコンバータ105の現設定における
色処理後の画像をプレビュー画像として確認可能である
ことを特徴とする。
【0054】図8に示すファイルコンバータ設定ウィン
ドウ内の「入力ファイル」項801に対して、ユーザに
よってファイル名が入力されると、ホスト100は該フ
ァイル名によって指定されたPDLファイルを読み込
み、該ファイル内部に設定されているデスティネーショ
ンプロファイル情報の検索を実行し、デスティネーショ
ンプロファイル情報欄804に表示する。第2実施形態
におけるデスティネーションプロファイルはプリンタA
(図7に示すプロファイル2(1062))に対応する
ため、ここに「プリンタA」が表示される。
【0055】また、入力プロファイル表示ボタン803
を押下することにより、ドキュメント内部の各オブジェ
クトに対して設定されている入力プロファイル(ソース
プロファイル)を参照することができる。該ボタン80
3の押下によって、入力プロファイル表示ウィンドウ8
10が呼び出され、ドキュメント(PDLファイル)の
ページ単位でプレビューが表示される。
【0056】図8においては、1ページのプレビュー画
像例として、RGBイメージ領域811,文字領域81
2,グラフィック領域813,CMYKイメージ領域8
14が混在している様子を示す。該プレビュー画面上に
おいて、カーソル815で指定された位置のオブジェク
トに対応するプロファイル名称が、プロファイル情報ウ
ィンドウ817に表示される。同図においては、CMY
Kイメージ領域814上にカーソル815が位置してい
るため、プロファイル情報ウィンドウ817には、該C
MYKイメージオブジェクトに対して設定されているプ
ロファイル「SWOP coated」が表示されてい
る。第3実施形態においては、このようにオブジェクト
毎にプロファイル情報を確認することができ、さらに、
オブジェクト毎のプレビューを確認することができる。
【0057】ターゲットプロファイル項805には、実
際の印刷(シミュレート)を行うプリンタとして「プリ
ンタB」を設定することにより、プリンタB108のプ
ロファイル(図7に示すプロファイル3(1063)に
対応)が設定される。
【0058】これら各項目の設定終了後に、出力先とし
て「ファイル出力」806を選択すれると、不図示のフ
ァイル指定ウィンドウにおいて出力ファイル名を入力し
た後、設定された各プロファイルを用いた色変換処理が
実行される。一方、出力先として「プリンタ」807が
選択された場合には、ターゲットプロファイルに基づく
色変換処理を実行した後に、ターゲットプリンタ(プリ
ンタB108)へ該データを直接送信する。
【0059】第2実施形態のファイルコンバータ105
における印刷シミュレーション処理は、上述した第1実
施形態に示す図3と同様に実行されることにより、プリ
ンタA107における印刷処理をプリンタB108にお
いて適切にシミュレートすることができる。
【0060】以上説明したように第3実施形態によれ
ば、上述した第1実施形態と同様のカラーシミュレーシ
ョンの系を実現することができ、更に、ファイルコンバ
ータ105の設定画面において、PDLファイル内のオ
ブジェクト毎に、ユーザはソースプロファイル及びプレ
ビュー画像を確認することができる。
【0061】尚、第3実施形態においても、カラーシミ
ュレーションを実行するファイルコンバータ105をク
ライアント100内に備えることが可能である。
【0062】<第4実施形態>以下、本発明に係る第4
実施形態について説明する。
【0063】図9は、第4実施形態における画像処理シ
ステムの概略構成を示すブロック図であり、上述した図
1と同様の構成には同一番号を付す。
【0064】第4実施形態においても上述した第1実施
形態と同様に、クライアント100からのプリンタA1
07に対する印刷出力をプリンタB108においてカラ
ーシミュレートする例について説明する。
【0065】第4実施形態においては、プリンタA10
7の出力をプリンタB108でシミュレートする際に、
プリンタドライバ103から出力されるPDLファイル
104を、一旦サーバ200内のウォッチボックスフォ
ルダ901へ格納する。サーバ200内においては、デ
ーモンプログラム902がウォッチボックスフォルダ9
01内を定期的に調査することによって、処理すべきフ
ァイルが存在するか否かを監視している。
【0066】この監視状況下において、ウォッチボック
スフォルダ901内にPDLファイルが保存された場合
は、直ちにデーモンプログラム902によってファイル
コンバータ105が起動される。
【0067】起動されたファイルコンバータ105は、
ウォッチボックスフォルダ901内のPDLファイルを
自動的に読込み、上述した第1実施形態と同様に、該P
DLファイル内のソースプロファイル情報及びデスティ
ネーションプロファイル情報を検索して読み込み、更
に、ユーザによって設定されたターゲットプロファイル
情報を読み込む。そして、PDLファイルこれらプロフ
ァイルに基づく色変換処理を行い、PDLファイル10
4内部の色情報を変換、更新する。
【0068】このようにして新規に作成されたPDLフ
ァイル104’は、一旦スプーラ903にスプールされ
た後、ユーザによって設定されたターゲットプリンタ
(プリンタB108)へ送信され、印刷出力が行われ
る。
【0069】図10は、第4実施形態のプリンタドライ
バ103において印刷を行う際の印刷設定画面の一例を
示す図である。該設定画面において、印刷出力先プリン
タとして「プリンタA(107)」が選択されている場
合に、印刷出力先1002として「プリンタ」が選択さ
れると、印刷データはプリンタA107へ直接出力され
る。一方、印刷出力先1002として「ファイル」が選
択されると、1003で指定されたファイル保存先へP
DLファイル(104’)として出力、保存される。
【0070】クライアント100側のディレクトリ構造
が、例えば図10の下側に示すような構成であり、ファ
イル保存先の設定1003においてフォルダ3が選択さ
れたとすると、PDLファイル104’はフォルダ3へ
そのまま保存される。一方、ファイル保存先としてネッ
トワークマウントを介したフォルダ9が選択された場合
には、PDLファイル104’はネットワークを介し
て、サーバ200(Server43)内のフォルダ9に保存さ
れる。
【0071】このとき、フォルダ9がウォッチボックス
フォルダ901に設定されていれば、デーモンプログラ
ム902およびファイルコンバータ105によって、フ
ォルダ9内に格納されたPDLファイル104’に対し
て自動的に色変換処理が実行され、スプーラ903を経
由してターゲットプリンタ(プリンタB108)へ出力
され、印刷される。
【0072】図11A及び図11Bは、デーモンプログ
ラム902及びファイルコンバータ105に対する動作
設定を行う、ユーザ設定画面例を示す図である。図11
Aに示すように、同画面においては以下の3つの設定項
目を有する。1つめはウォッチボックスフォルダ901
内に存在するファイルのうち、どの種類のファイルを処
理対象とするかを設定する「対象ファイル」設定項目1
110である。また、2つめはウォッチボックスフォル
ダ901内のファイル調査の実行スケジューリングを規
定する「自動実行スケジュール」設定項目1120、3
つめは対象とする処理を設定する「対象処理」設定項目
1130である。
【0073】「対象処理」設定項目1130としては、
ウィンドウ1131に示すように、ウォッチボックスフ
ォルダ901の設定1132とターゲットプロファイル
の設定1133、色変換処理の際のカラーマッチングオ
プション1135、色変換処理後のアクション113
4、等が設定される。
【0074】「自動実行スケジュール」設定項目112
0としては、図11Bのウィンドウ1121に示すよう
に、実行ユーザの設定1122、プロセス優先度の設定
1123、実行時間等の指定1124を設定する。
【0075】「対象ファイル」設定項目1110として
は、図11Bのウィンドウ1111〜1114に示すよ
うに、ファイルの種類、日付条件の設定、ファイル名称
の正規表現マッチや各条件式の組合わせ、等の設定を行
う。
【0076】上述した各種設定を適切に行なっておくこ
とにより、ユーザは印刷シミュレーションを実行する際
に、選択プリンタとしてプリンタA107を選択し、フ
ァイル出力先としてサーバ200上のウォッチボックス
フォルダ901を指定するだけで、ターゲットプリンタ
として設定されたプリンタB108においてプリンタA
107と同様の印刷結果を得ることができる。
【0077】以上説明したように第4実施形態によれ
ば、印刷出力先としてファイル保存を設定した場合にお
いても、PDLファイル104’の保存先をウォッチボ
ックスフォルダ901とすることによって、自動的にタ
ーゲットプリンタにおける印刷シミュレーションが実行
される。即ち、ファイル保存と印刷出力とを連動させる
ことができる。
【0078】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0079】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なる出力デバイス間において同様な色再現性を実現する
画像処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像処理シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるファイルコンバータの設定
画面例を示す図である。
【図3】本実施形態のファイルコンバータにおける処理
概要を示す図である。
【図4】第2実施形態における画像処理システムの概略
構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態におけるプリンタドライバの設定
画面例を示す図である。
【図6】第2実施形態におけるマッチングオプションの
設定画面例を示す図である。
【図7】第3実施形態における画像処理システムの概略
構成を示すブロック図である。
【図8】第3実施形態におけるファイルコンバータの設
定画面例を示す図である。
【図9】第4実施形態における画像処理システムの概略
構成を示すブロック図である。
【図10】第4実施形態におけるプリンタドライバの設
定画面例を示す図である。
【図11A】第4実施形態におけるファイルコンバータ
の設定画面例を示す図である。
【図11B】第4実施形態におけるファイルコンバータ
の設定画面例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z 5C079 Fターム(参考) 2C087 AA15 AB05 AB08 BD31 BD36 2C187 AE11 5B021 AA01 EE02 LG07 LG08 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CE17 DB02 DB06 DB09 5C077 LL19 MP08 NP07 PP31 PP32 PP33 PP37 PP66 SS05 TT02 5C079 HB01 HB03 HB05 HB08 HB11 LB02 MA11 MA19 NA03 PA03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成デバイスを複数接続した画像処
    理システムであって、 出力デバイスが特定された画像データに対して、該シス
    テムのソースプロファイル及び該出力デバイス用のデス
    ティネーションプロファイルに基づき、該出力デバイス
    用の色空間への変換を施す第1の色変換手段と、 該第1の色変換後の画像データに対して、前記デスティ
    ネーションプロファイルに基づきデバイス非依存の色空
    間への変換を施す第2の色変換手段と、 該第2の色変換後の画像データに対して、ユーザによっ
    て指定されたターゲットデバイス用のターゲットプロフ
    ァイルに基づき該ターゲットデバイス用の色空間への変
    換を施す第3の色変換手段と、 該第3の色変換後の画像データを、前記ターゲットデバ
    イスに対して出力する出力手段と、を有することを特徴
    とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 更に、前記画像データに対して出力デバ
    イスを特定して出力を指示する出力指示手段と、 前記出力デバイスにおける出力のシミュレーションを実
    行するターゲットデバイスを設定するターゲット設定手
    段と、を有することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理システム。
  3. 【請求項3】 更に、前記画像データに基づいて、シス
    テムにおける色特性を示すソースプロファイル、及び前
    記出力デバイス依存の色特性を示すデスティネーション
    プロファイル、及び前記ターゲットデバイス依存の色特
    性を示すターゲットプロファイルを取得するプロファイ
    ル取得手段を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記画像データは、ページ記述言語によ
    って記載されていることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記画像処理システムは、クライアント
    コンピュータ及びサーバコンピュータを備えており、 前記第1の色変換手段を前記クライアントコンピュータ
    内に備え、 前記第2及び第3の色変換手段をサーバコンピュータ内
    に備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記第1の色変換手段は、プリンタドラ
    イバであることを特徴とする請求項5記載の画像処理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 画像形成デバイスを複数接続した画像処
    理システムであって、 画像データに対して出力デバイスを特定して出力を指示
    する出力指示手段と、 前記出力デバイスにおける出力のシミュレーションを実
    行するターゲットデバイスを設定するターゲット設定手
    段と、 前記画像データに対して、前記ターゲットデバイス用の
    ターゲットプロファイルに基づき該ターゲットデバイス
    用の色空間への変換を施す色変換手段と、 該色変換後の画像データを、前記ターゲットデバイスに
    対して出力する出力手段と、を有することを特徴とする
    画像処理システム。
  8. 【請求項8】 前記色変換手段は、クライアントコンピ
    ュータ内のプリンタドライバから色変換モジュールを呼
    び出すことによって、前記画像データに対する変換を施
    すことを特徴とする請求項7記載の画像処理システム。
  9. 【請求項9】 前記画像データは、それぞれにソースプ
    ロファイルが設定された複数のオブジェクトを有し、 該オブジェクト毎のソースプロファイル情報を報知する
    報知手段を有することを特徴とする請求項2記載の画像
    処理システム。
  10. 【請求項10】 前記報知手段は、前記画像データのプ
    レビュー画像を表示し、 該プレビュー画像上においてユーザにより指定されたオ
    ブジェクトに対するプロファイル情報を表示することを
    特徴とする請求項9記載の画像処理システム。
  11. 【請求項11】 更に、前記第1の色変換後の画像デー
    タを一旦保持する保持手段と、 該保持手段の保持内容を監視する監視手段と、を有し、 該監視手段によって前記保持手段内に処理対象の画像デ
    ータが検出されると、前記第2の変換手段が起動される
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  12. 【請求項12】 前記出力手段は、前記第3の色変換後
    の画像データを一旦スプールした後、前記ターゲットデ
    バイスに対して出力することを特徴とする請求項11記
    載の画像処理システム。
  13. 【請求項13】 前記画像処理システムは、クライアン
    トコンピュータ及びサーバコンピュータを備えており、 前記第1の色変換手段を前記クライアントコンピュータ
    内にプリンタドライバとして備え、 前記保持手段を前記サーバコンピュータ内に備え、 前記第2及び第3の色変換手段を前記サーバコンピュー
    タ内のファイルコンバータとして備えることを特徴とす
    る請求項11記載の画像処理システム。
  14. 【請求項14】 画像形成デバイスを複数接続した画像
    処理システムの制御方法であって、 出力デバイスが特定された画像データに対して、該シス
    テムのソースプロファイル及び該出力デバイス用のデス
    ティネーションプロファイルに基づき、該出力デバイス
    用の色空間への変換を施す第1の色変換工程と、 該第1の色変換後の画像データに対して、前記デスティ
    ネーションプロファイルに基づきデバイス非依存の色空
    間への変換を施す第2の色変換工程と、 該第2の色変換後の画像データに対して、ユーザによっ
    て指定されたターゲットデバイス用のターゲットプロフ
    ァイルに基づき該ターゲットデバイス用の色空間への変
    換を施す第3の色変換工程と、 該第3の色変換後の画像データを、前記ターゲットデバ
    イスに対して出力する出力工程と、を有することを特徴
    とする画像処理システムの制御方法。
  15. 【請求項15】 複数の画像形成デバイスに対して画像
    データの出力を可能とする画像処理装置であって、 出力デバイスが特定された画像データに対して、自身の
    ソースプロファイル及び該出力デバイス用のデスティネ
    ーションプロファイルに基づき、該出力デバイス用の色
    空間への変換を施す第1の色変換手段と、 該第1の色変換後の画像データに対して、前記デスティ
    ネーションプロファイルに基づきデバイス非依存の色空
    間への変換を施す第2の色変換手段と、 該第2の色変換後の画像データに対して、ユーザによっ
    て指定されたターゲットデバイス用のターゲットプロフ
    ァイルに基づき該ターゲットデバイス用の色空間への変
    換を施す第3の色変換手段と、 該第3の色変換後の画像データを、前記ターゲットデバ
    イスに対して出力する出力手段と、を有することを特徴
    とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 複数の画像形成デバイスに対して画像
    データの出力を可能とする画像処理装置における画像処
    理方法であって、 出力デバイスが特定された画像データに対して、前記画
    像処理装置のソースプロファイル及び該出力デバイス用
    のデスティネーションプロファイルに基づき、該出力デ
    バイス用の色空間への変換を施す第1の色変換工程と、 該第1の色変換後の画像データに対して、前記デスティ
    ネーションプロファイルに基づきデバイス非依存の色空
    間への変換を施す第2の色変換工程と、 該第2の色変換後の画像データに対して、ユーザによっ
    て指定されたターゲットデバイス用のターゲットプロフ
    ァイルに基づき該ターゲットデバイス用の色空間への変
    換を施す第3の色変換工程と、 該第3の色変換後の画像データを、前記ターゲットデバ
    イスに対して出力する出力工程と、を有することを特徴
    とする画像処理方法。
  17. 【請求項17】 複数の画像形成デバイスに対して画像
    データの出力を可能とする画像処理装置における画像処
    理プログラムであって、 出力デバイスが特定された画像データに対して、前記画
    像処理装置のソースプロファイル及び該出力デバイス用
    のデスティネーションプロファイルに基づき、該出力デ
    バイス用の色空間への変換を施す第1の色変換工程のコ
    ードと、 該第1の色変換後の画像データに対して、前記デスティ
    ネーションプロファイルに基づきデバイス非依存の色空
    間への変換を施す第2の色変換工程のコードと、 該第2の色変換後の画像データに対して、ユーザによっ
    て指定されたターゲットデバイス用のターゲットプロフ
    ァイルに基づき該ターゲットデバイス用の色空間への変
    換を施す第3の色変換工程のコードと、 該第3の色変換後の画像データを、前記ターゲットデバ
    イスに対して出力する出力工程のコードと、を有するこ
    とを特徴とする画像処理プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載された画像処理プロ
    グラムを記録した記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7307728B2 (en) 2003-04-01 2007-12-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for generating color reappearance peculiarity profile, and method and apparatus for reappearing color using plurality of color reappearance peculiarity profiles
JP2007536656A (ja) * 2004-05-07 2007-12-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション カラー・マネージメントのための方法および装置
JP2008017441A (ja) * 2006-06-06 2008-01-24 Ricoh Co Ltd データ処理装置とデータ処理方法とプログラム
CN111131648A (zh) * 2018-10-30 2020-05-08 富士施乐株式会社 图像输出的服务系统及支持装置及其方法、及存储介质

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