JP2004022571A - ウエハ支持治具およびそれを用いた半導体素子製造方法 - Google Patents

ウエハ支持治具およびそれを用いた半導体素子製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ウエハの反りを抑えつつそのウエハを支持することのできるウエハ支持治具、およびその支持治具を用いた半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】支持治具1は、環状の第一支持部材10と環状の第二支持部材30とを備える。第一支持部材10は環状の第一支持面52を有する。その第一支持面52上にウエハ2を載置し、その上から第二支持部材30を配置する。これにより、環状の第一支持面52と、第二支持部材30に設けられた第二支持面56との間で、ウエハ2の外周をその厚み方向に挟持する。支持治具1にセットされたウエハ2は、その表側面2aおよび裏側面2bの両面が支持治具50の内方にある開口部50から露出している。第一支持部材10の裏側端面には、支持治具1の外周からその開口部50に至る溝20が設けられている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハを支持するウエハ支持治具に関する。また、そのウエハ支持治具を用いて半導体素子を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】厚みの小さい(薄厚の)半導体素子を製造するために、薄厚のウエハを取り扱う技術が重要となってきている。薄厚(例えば厚さ150μm以下)のウエハは、ウエハ処理工程や搬送工程等の際に割れや反りを生じやすい。そのため作業性や製品歩留まりが低下しがちである。
このような薄厚のウエハは、ウエハの表側面にウエハ処理(回路等のパターンを形成する処理をいう。)を施した後、そのウエハの裏側面(背面)をバックグラインディングすることによりウエハを薄厚化して製造されることが多い。このバックグラインディングに先立ってウエハの表側面に粘着テープを貼り付けておき、バックグラインディングの後(ウエハの厚みを薄くした後)は常にウエハのいずれかの面にテープを貼り付けて取り扱う(搬送やダイシング等を行う)ことにより、ウエハの割れを防止する方法が知られている。すなわち、ウエハに貼り付けたテープによってウエハを支持する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粘着テープ等を貼り付けてウエハを支持する方法では、通常このようなテープは厚み方向(ウエハ面に垂直な方向)に対する形状維持性に乏しいため、ウエハの反りを十分に抑えることは困難である。例えば、バックグラインディング後のウエハに対してさらにウエハ処理を行う場合(ウエハの裏側面に裏面電極を形成する場合等)、ウエハが反った状態で支持されていると、ウエハの裏側面内でその処理の程度が不均一になるので好ましくない。
【0004】
そこで本発明は、ウエハの反りを抑えつつそのウエハを支持することのできるウエハ支持治具を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、このようなウエハ支持治具を用いた半導体素子の製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用と効果】本発明者は、ウエハの周縁部をその厚み方向に挟持してウエハを支持することにより上記課題を解決できることを見出して本発明を完成した。
【0006】
本発明により提供されるウエハ支持治具は、環状の第一支持面を有する環状の第一支持部材と、その第一支持面と対向する第二支持面を有する第二支持部材とを備える。その支持治具は、ウエハをセットしたとき、第一支持面および第二支持面によりウエハの周縁部を厚み方向に挟持するとともに、第一支持部材の内周側に形成された開口部からウエハが露出するように構成されている。
【0007】
かかる構成の支持治具にウエハをセットすると、環状の第一支持面に沿って、そのウエハの周縁部が厚み方向に挟持される。ウエハを挟持する箇所がウエハの周方向に広がっているので、ウエハの反りを防止する効果に優れる。ウエハの少なくとも一方の面は第一支持部材の内周側の開口部から露出しているので、ウエハを支持治具にセットしたまま、その露出部分にウエハ処理(例えば、電極を形成するための一連の処理等)を施すことができる。このとき、支持治具によってウエハの反りが防止されていることにより、ウエハの面内に施される処理(スパッタ処理、イオン注入処理等)の程度をより均一化することができる。
【0008】
本発明の支持治具の好ましい一態様では、その支持治具の外周から開口部に至る溝が設けられている。このような溝が設けられていると、開口部から露出したウエハに流体(ガスや薬液等)を接触させやすい。このことは、ウエハを支持治具にセットしたままウエハ処理を行うにあたり好都合である。特に、複数の支持治具を積み重ねてウエハ処理(エッチング処理、熱処理等)を行う場合には、開口部から露出されたウエハに流体を行き渡らせやすくする効果がよく発揮される。
【0009】
本発明の支持治具の他の好ましい一態様では、第二支持部材が環状である。そして、環状の第一支持部材と環状の第二支持部材とを備える支持治具にウエハをセットしたとき、両支持部材の内周側に形成された開口部からウエハの両面が露出するように構成されている。このようにウエハの両面を露出するように支持することにより、ウエハを支持治具にセットしたままの状態で、その表側面および裏側面のいずれの面に対してもウエハ処理(ウエハテスト等の検査処理を含む。)を行うことができる。
【0010】
本発明の支持治具の他の好ましい一態様では、第一支持部材が、第一支持面の外周端から立ち上がる筒状面を有する。ウエハをセットするときには、その筒状面の内側に第二支持部材を嵌め込んでウエハを挟持する。かかる構成によると、第一支持部材と第二支持部材との位置決めが容易である。また、その筒状面の内側にウエハをセットすれば、ウエハの位置決めが容易である。この筒状面は、ウエハに設けられた位置決め部(オリエンテーションフラット、Vノッチ等)に対応した形状とすることができる。
【0011】
本発明によると、上述したいずれかのウエハ支持治具を用いた半導体素子製造方法が提供される。その製造方法は、本発明のいずれかのウエハ支持治具にウエハをセットする工程と、支持治具の開口部から露出したウエハにウエハ処理を施す工程とを含む。このようなウエハ処理工程の代表例としては、ウエハに電極を形成する工程が挙げられる。かかる製造方法は、支持治具にセットされるウエハが薄厚(例えば厚さ150μm以下)である場合に特に好適である。
【0012】
支持治具にセットされたウエハにウエハ処理を施す工程は、ウエハにテープが貼られていない状態で行うことが好ましい。ウエハ処理工程(例えば、ウエハに電極を形成する工程)は、高温および/または高真空条件下で行われることがある。テープの貼られたウエハを高温および/または高真空に曝すと、テープの構成材料(テープ基材や粘着剤等)によっては、その構成材料の分解や揮発によりガスが発生し、このガスがウエハを汚染する虞がある。あるいは、テープが劣化してウエハから剥がれ難くなることがある。本発明の支持治具によれば、テープを用いることなくウエハを支持し得るので、ウエハにテープが貼られていない状態でウエハ処理を行うことができる。したがって、ウエハにテープが貼られていることに起因する上記事象の発生を回避することができる。
なお、本発明の支持治具は、テープの貼られていないウエハの支持のみならず、テープの貼られたウエハの支持にも使用することができる。
【0013】
支持治具にセットされたウエハにウエハ処理を施す工程は、ウエハのセットされた支持治具を複数個積み重ねて行うことができる。このように支持治具を積み重ねてウエハ処理を行う製造方法には、前述のように、外周から開口部に至る溝が設けられた構成の支持治具が特に適している。
【0014】
本発明の製造方法は、両面にウエハ処理が施された(典型的には、両面に回路パターンが形成された)半導体素子の製造に対して特に好ましく適用される。このような半導体素子の製造にあたっては、ウエハの少なくとも一方の面はウエハを薄厚化した後にウエハ処理することとなる。したがって、薄厚のウエハを反りの少ない状態に支持したまま(支持治具にセットしたまま)ウエハ処理を施すことができる、という本発明の効果がよく発揮される。
【0015】
両面にウエハ処理が施された半導体素子を製造する方法の好ましい一態様は、ウエハの表側の面(表側面)にウエハ処理を施す工程を含む。また、そのウエハの厚みを薄くする(例えばバックグラインディングを行う)工程を含む。また、厚みを薄くしたウエハを、上述したいずれかのウエハ支持治具に、その支持治具の開口部からウエハの少なくとも裏側の面(裏側面)が露出するようにセットする工程を含む。さらに、その露出した裏側面にウエハ処理を施す工程を含む。かかる方法により好ましく製造される半導体素子としては、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、パワーMOS等の、裏面電極を有する半導体素子(典型的には電極用半導体素子)が例示される。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明は、また、下記の形態で実施することを特徴とする。
【0017】
(形態1)
第一支持面の外周端から立ち上がる筒状面は、この第一支持面に連なる小径筒面と、その小径筒面よりも第一支持面から遠い側に設けれらた大径筒面とを有する段付筒状に形成されている。ウエハをセットするときには、その小径筒面の内側にウエハが収容される。また、大径筒面と小径筒面の間に形成された環状の係止面に第二支持部材が係止される。かかる形状とすることにより、第一支持面と第二支持面の最小間隔が定まる。したがって、ウエハの損傷を防止する効果がより高められる。例えば、ウエハをセットした支持治具の外周部をウエハの厚み方向に押圧した場合にも、これらの間に挟持されたウエハにその押圧力が直接伝わることが防止される。このことは、ウエハをセットした支持治具を搬送アーム等によってウエハの厚み方向に挟んで搬送する場合等に有利である。
【0018】
(形態2)
支持治具の外周から開口部に至る溝は、支持治具の半径方向に沿って延びている。この場合には、溝の長さを短くすることができること、溝内を流れる流体の流路抵抗を少なくすること等により、溝を通じてウエハの露出面に流体を行き渡らせる効果がよく発揮される。例えば、環状の第一支持部材の端面に、その環状部分を半径方向に貫通して延びる溝を設けることが好ましい。
この溝の本数は、2本以上とすることが好ましく、4〜12本とすることが好ましく、6本または8本とすることが特に好ましい。これら複数本の溝を、支持治具の周方向に対してほぼ等間隔で(隣接する溝との間に形成される中心角がほぼ等しい角度となるように)設けるとよい。
【0019】
(形態3)
第一支持部材および第二支持部材は、高温および/または高真空に耐え得る材料を主体に構成されていることが好ましい。好ましく用いられる材料としては、金属(アルミニウム、ステンレス等)およびセラミック(アルミナ、ジルコニア、窒化珪素等)が例示される。一般にセラミックは熱膨張係数がウエハに近いので、支持治具の構成材料として好適である。
【0020】
(形態4)
本発明の支持治具および製造方法の好ましい適用対象は厚さ10〜200μm程度のウエハであり、より好ましくは25〜150μmのウエハである。また、直径が6インチ(約15cm)を超える(典型的には、直径が約15〜30cmの範囲にある)ウエハに対して好ましく適用され、より好ましい適用対象は直径が8インチ(約20cm)を超える(典型的には、直径が約20〜30cmの範囲にある)ウエハである。このように薄厚および/または大径のウエハは反りを生じやすいので、本発明の適用効果がよく発揮される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
<第一実施例>
本発明の一実施例に係るウエハ支持治具を図1〜8に示す。
図1および図2に示すように、この支持治具1は、環状(リング状)の第一支持部材10と、環状(リング状)の第二支持部材30とから構成されており、第一支持部材10と第二支持部材30との間にウエハ2をセットして用いられる。セットされたウエハ2の両面(表側面2aおよび裏側面2b)は、支持治具1の内周側に形成された開口部50から露出する。これら第一支持部材10および第二支持部材30は、いずれもセラミック材(ここではアルミナを用いた)を主体に構成されている。
【0022】
第一支持部材10を表側(図2の上側;第二支持部材30が配置される側)から見た形状を図3に、裏側から見た形状を図4に示す。また、図5および図6は、第一支持部材10を図3に示すV−V線およびVI−VI線でそれぞれ切断した断面図である。
図5および図6によく示されるように、第一支持部材10には、裏側(図2の下側;第二支持部材30が配置される側とは反対側)から順に、ウエハ2が載置される載置部12、ウエハ2の外側を囲む保持部14、第二支持部材30が嵌め込まれる嵌合部16が設けられている。図3によく示されるように、載置部12、保持部14、嵌合部16は、同軸かつ同一外径の環状に形成されている。その内径は、載置部12、保持部14、嵌合部16の順に拡大している。図2および図3に示すように、載置部12の表側面によって、ウエハ2の裏側面2bに対向する環状の第一支持面52が形成されている。また、保持部14および嵌合部16の内周壁面によって、第一支持面52の外周端に連なる(外周端から立ち上がる)段付筒状面54が形成されている。この段付筒状面34は、保持部14の内周壁面に相当する第一筒面54aと、嵌合部16の内周壁面に相当する第二筒面54bとを含む。第一筒面54aと第二筒面54bとの間には、それらの内径の違いにより、環状の係止面54cが形成されている。
【0023】
図4に示すように、第一支持部材10の裏側端面には、この第一支持部材10の半径方向に延びる(載置部12を半径方向に貫通する)8本の溝20が45°間隔で設けられている。各溝20の深さは載置部12の厚さと同等である。したがって、図3に示すように、環状の第一支持面52は、複数(ここでは8つ)の円弧状の部分に分割されている。なお、溝20の深さを載置部12の厚さよりも浅くし、第一支持面52が閉環状(分割されていない環状)となるように第一支持部材10を設計してもよい。
【0024】
第二支持部材30の形状を図7および図8に示す。この第二支持部材30は、環状部32と、環状部32の外周下部から外側に突出する4つの爪部34とを有する。図7に示すように、これらの爪部34は90°間隔で設けられている。図8に示すように、爪部34の厚さは環状部32よりも薄い。また、図3、図5および図6に示すように、第一支持部材10の嵌合部16には、その周方向の4箇所に、図7に示す爪部34と係合可能な鉤部18が90°間隔で設けられている。
図2に示すように、第二支持部材30の環状部32の内径は第一支持部材10の載置部12の内径と同等である。環状部32の外径は第一支持部材10の嵌合部16の内径と同等であり、その厚さは嵌合部16の厚さと同等である。この環状部32の下面によって、ウエハ2の表側面2aに対向する環状の第二支持面56が形成されている。この第二支持面56は、第一支持部材10に設けられた第一支持面52とも対向している。
【0025】
この支持治具1にウエハ2をセットする操作につき、図1および図2を用いて説明する。まず、図2に示すように、第一支持部材10の載置部12上にウエハ2を、その裏側面2bと第一支持面52が対向する向きで載置する。ここで、第一支持部材10の形状は、支持対象たるウエハ2の厚さに比べて、保持部14の厚さが同等かわずかに(例えば0.1〜10%程度)大きくなるように定められている。また、ウエハ2の直径に比べて保持部14の内径が同等かわずかに(例えば0.1〜5%程度)大きくなるように定められている。次いで、図1に示すように、鉤部18の開口部と爪部34とを位置合わせして、嵌合部16(第二筒面54bの内側)に環状部32を嵌め込む。このとき、図2に示すように、環状部32は係止面54c上に係止される。第二支持部材30を図1の右方向に回転させると、鉤部18と爪部34とが係合して、第一支持部材10と第二支持部材30とが固定される。このようにして、ウエハ2の外縁部が第一支持面54および第二支持面56によって厚み方向に挟持される。図2に示すように、ウエハ2の表側面2aおよび裏側面2bは、支持治具1の内周側に形成された開口部50から露出している。
【0026】
このような構成のウエハ支持治具1を用いて、両面に回路パターンを有する半導体素子を製造する方法の一例につき、図9〜図24を用いてその要部を説明する。なお、これらの図では支持治具1を、図1のII−II線断面に相当する断面図として示している。
まず、図9に示すように、直径8インチ、厚さ約700μmのウエハ2の片面(表側面)2aにウエハ処理を施すことにより、表面回路パターン2cを形成する。次いで、図10に示すように、ウエハ2の表側面2a(回路パターン2c)上に保護テープ42を貼り付けて、ウエハ2の背面(表側面2aとは反対側)を常法により所望の厚さまで(図10に仮想線で示す裏側面2bが現れるまで)バックグラインディングする。これにより、図11に示すように、ウエハ2の厚さを厚さ約50μmまで薄くする。このようにして、表側面2aにウエハ処理が施され(回路パターン2cが形成され)、その表側面2aにテープ42が貼り付けられた薄厚のウエハ2を容易する。
【0027】
このようにテープ42の貼り付けられたウエハ2を、図2に示す支持治具1にセットする。このセット工程は、図12に示すような吸着ステージ60を用いて行われる。吸着ステージ60には、図2に示す載置部12に対応した形状の環状溝62が形成されている。吸着ステージ60を作動させ、図13に示すように、環状溝62に載置部12を嵌合させて、第一支持部材10を吸着ステージ60に吸着させる。このとき、吸着ステージ60の上面(環状溝62に囲まれた面)と第一支持面52とがほぼ同一平面をなすように環状溝62の形状(深さ)を定めるとよい。
【0028】
図14に示すように、テープ42の貼り付けられたウエハ2を吸着ステージ60へと搬送する。そのウエハ2を、裏側面2b(バックグラインディングにより生成した面)が第一支持面52側(吸着ステージ60側)となる向きで、第一支持面52上(第一筒面54aの内側)に載置する。第一支持部材10の内周側から露出したウエハ2は吸着ステージ60に吸着される。この状態で、図15に示すように、ウエハ2の表側面2aからテープ42を剥離する。テープ42の剥離は常法により行うことができる。このように、支持治具1へのセットを開始するまではウエハ2にテープ42を貼り付けて取り扱うことにより、それ以前の工程(バックグラインディングを行う工程、ウエハ2を吸着ステージ60まで搬送する工程等)は従来と同様に行うことができる。
【0029】
引き続きウエハ2を吸着ステージ60に吸着させた状態で、図16に示すように、第一支持部材10の上方から第二支持部材30を配置し、前述のように第二支持部材30を回転させて固定する。このように、ウエハ2を吸着ステージ60に吸着させた状態で第二支持部材30を配置することにより、ウエハ2が反っている場合にも、その反りを矯正しつつ支持治具1にセットすることができる。
その後、吸着ステージ60の作動を停止し、支持治具1にセットされたウエハ2を後続するウエハ処理工程(例えば裏面電極を形成する工程)に、この支持治具1とともに搬送する。ウエハ2の搬送は、例えば、支持治具1を搬送装置(搬送アーム等)に吸着固定することにより行うことができる。
【0030】
ウエハ2の裏側面2bを処理(エッチング処理、熱処理等)する工程は、図17に示すように、ウエハ2のセットされた支持治具1を複数個積み重ねて行うことができる。この図17では、ウエハ2のセットされた支持治具1が、図16とは上下を反転させて配置されている。このとき、第一支持部材10の裏面(図17の上側)に、支持治具1の外周から内周(開口部)に至る溝20が形成されていることにより、図中に矢印Gで示すように、処理装置内のガスや薬液等をウエハ2によく行き渡らせることができる。また、支持治具1によってウエハ2が反りのない状態で支持されているので、ウエハ2の裏側面2bを均一に処理することができる。このようにして、ウエハ2の裏側面2bに裏面回路パターン(裏面電極等)2dを形成する。なお、ウエハ2に貼り付けられていたテープ42(図15参照)は、このウエハ処理工程の開始前にウエハ2から除去されている。したがって、高温および/または高真空条件でウエハ処理工程を行う場合にも、テープ42からガスが発生したり、ウエハ2からテープ42が剥がれ難くなったりすることはない。
【0031】
次に、ウエハ2を支持治具1から取り外す工程および取り外されたウエハ2にダイシングテープを貼り付ける工程につき説明する。これらの工程は、図18に示す貼付台70を用いて行われる。この貼付台70は開口部72を有し、その周囲に環状の吸着ステージ74が設けられている。吸着ステージ74の幅は、図2に示す第二支持部材30の環状部32の幅と同等である。また、吸着ステージ74の外側には、第一支持部材10の嵌合部16に対応した形状の環状溝76が設けられている。
【0032】
吸着ステージ74を作動させ、図19に示すように、ウエハ処理工程を終えたウエハ2を支持治具1とともに貼付台70に搬送する。この支持治具1を、ウエハ2の表側面2aを下にして貼付台70側にセットすると、嵌合部16が環状溝76に嵌まるとともに、第二支持部材30の環状部32が吸着ステージ72に吸着される。次いで、第一支持部材10を回転させて第二支持部材30との係合を解く。引き続き吸着ステージ74を作動させたまま、図20に示すように、第二支持部材30およびウエハ2を残して、第一支持部材10(図19参照)を貼付台70から除去する。
図21および図22に示すように、ダイシングテープ80が付着されたダイシングリング78を貼付台70上に、ウエハ2を囲むように配置し、ダイシングテープ80にウエハ2を付着させる。そして、図23に示すように、ダイシングテープ80およびダイシングリング78とともにウエハ2を次工程(ダイシング工程等)へと搬送する。その後、吸着ステージ74の作動を止めて、図24に示すように、吸着ステージ74から第二支持部材30を取り外す。
【0033】
なお、本実施例では第二支持部材30の形状を環状としたが、円板状(例えば、図7において環状部32の中央部が塞がった形状)の第二支持部材を用いることもできる。
【0034】
<第二実施例>
この第二実施例は、第一実施例とは支持治具の形状および材質が異なる例である。以下、第一実施例に係る部材と同様の機能を果たす部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図25および図26に示すように、本実施例に係る支持治具3は、環状の第一支持部材10および環状の第二支持部材30から構成されている。第一支持部材10および第二支持部材30はいずれも磁性材料から形成されている(例えば、鉄にAl,Ni,Coを加えた合金を鋳造してなるアルニコ磁石製)。本実施例では、嵌合部16に嵌め込まれた第二支持部材30と第一支持部材10との間に、磁力による吸引力が働く。このことによって、ウエハ2の外縁部を第一支持面54と第二支持面56との間で挟持する。このように、第一支持部材10と第二支持部材30とを磁力で固定する構成によると、支持治具3の形状を簡略化し得るので好ましい。
なお、本実施例では第一支持部材10として裏面に溝20(図4参照)が形成されていない形状のものを用いたが、第一実施例と同様に溝20が形成された第一支持部材10を用いてもよい。
【0035】
<第三実施例>
この第三実施例は、第一実施例とは支持治具の形状および材質が異なる他の例である。
図27および図28に示すように、本実施例に係る支持治具4は、環状の第一支持部材10および環状の第二支持部材30を備え、これらが4つの止め具90によって係止(固定)された構成を有する。第一支持部材10、第二支持部材30および止め具90は、いずれもセラミック材(ここではアルミナを用いた)を主体に形成されている。
図29は、第三実施例に係る第一支持部材10を表側から見た形状を、図30はこの第一支持部材10を裏側から見た形状を示している。図30に示すように、第一支持部材10の裏側端面には、第一実施例と同様に、半径方向に延びる8本の溝20が設けられている。ただし本実施例では、図28に示すように、これらの溝20の深さは載置部12の厚さよりも浅い。
【0036】
第三実施例に係る第二支持部材30を表側から見た形状を図31に示す。この第二支持部材30を構成する環状部32は、同心円状に設けられた内周部32aと外周部32bとを有する。図28に示すように、外周部32bは内周部32aよりも薄肉に形成されている。この外周部32bの厚さは、第一支持部材10の嵌合部16の厚さと同等である。
止め具90の断面図を図32に、止め具90を後側(この止め具90が支持治具4を構成するときの外周側)から見た形状を図33に示す。図示するように、この止め具90はコの字状(略U字状)の断面を有している。
【0037】
図28に示すように、第一支持面52上にウエハ2を載置し、その上から第二支持部材30を配置する。このように第一支持部材10と第二支持部材30を重ねた状態で、これらの外周側から溝20の位置に合わせて4つの止め具90を差し込む。これにより第一支持部材10と第二支持部材30とが固定され、第一支持面52と第二支持面56との間でウエハ2が環状に挟持される。
【0038】
なお、本明細書により開示される技術範囲には以下のものが含まれる。
(1)本発明のいずれかのウエハ支持治具にセットされたウエハを搬送する工程を含む半導体素子製造方法。
(2)本発明のいずれかのウエハ支持治具にセットされたウエハにウエハ処理を施す工程を含む半導体素子製造方法。
【0039】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の支持治具を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】第一実施例の支持治具を構成する第一支持部材を示す平面図である。
【図4】第一実施例の支持治具を構成する第一支持部材を示す底面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【図7】第一実施例の支持治具を構成する第二支持部材を示す平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】ウエハの表側面に回路パターンを形成した状態を示す断面図である。
【図10】ウエハの表側面に保護テープを貼り付けた状態を示す断面図である。
【図11】バックグラインディングされたウエハを示す断面図である。
【図12】半導体素子の製造に用いられる吸着ステージを示す断面図である。
【図13】吸着ステージに第一支持部材を配置した状態を示す断面図である。
【図14】第一支持部材にウエハを載置した状態を示す断面図である。
【図15】ウエハから保護テープを除去する様子を示す断面図である。
【図16】第二支持部材を配置した状態を示す断面図である。
【図17】ウエハをセットした支持治具を積み重ねてウエハ処理を行う工程を示す断面図である。
【図18】半導体素子の製造に用いられる貼付台を示す断面図である。
【図19】ウエハをセットした支持治具を貼付台に配置した状態を示す断面図である。
【図20】第一支持部材を除去した状態を示す断面図である。
【図21】ダイシングテープが付着されたダイシングリングを貼付台に配置する様子を示す断面図である。
【図22】ウエハをダイシングテープに貼り付けた状態を示す断面図である。
【図23】ダイシングテープに貼り付けられたウエハを次工程に搬送する様子を示す断面図である。
【図24】貼付台から第二支持部材を取り外す工程を示す断面図である。
【図25】第二実施例の支持治具を示す平面図である。
【図26】図25のXXVI−XXVI線断面図である。
【図27】第三実施例の支持治具を示す平面図である。
【図28】図27のXXVIII−XXVIII線断面図である。
【図29】第三実施例の支持治具を構成する第一支持部材を示す平面図である。
【図30】第三実施例の支持治具を構成する第一支持部材を示す底面図である。
【図31】第三実施例の支持治具を構成する第二支持部材を示す平面図である。
【図32】第三実施例の支持治具を構成する止め具を示す断面図である。
【図33】図32のXXXIII方向矢視図である。
【符号の説明】
1,3,4:支持治具
2 :ウエハ
2a:表側面
2b:裏側面
10 :第一支持部材
20 :溝
30 :第二支持部材
32 :環状部
42 :保護テープ(テープ)
50 :開口部
52 :第一支持面
54 :段付筒状面(筒状面)
54a:第一筒面(小径筒面)
54b:第二筒面(大径筒面)
56 :第二支持面
90 :止め具

Claims (9)

  1. 環状の第一支持面を有する環状の第一支持部材と、
    その第一支持面と対向する第二支持面を有する第二支持部材とを備え、
    ウエハをセットしたとき、前記第一支持面および前記第二支持面によりウエハの周縁部をその厚み方向に挟持するとともに、第一支持部材の内周側に形成された開口部からウエハが露出するように構成されているウエハ支持治具。
  2. その支持治具の外周から前記開口部に至る溝が設けられている請求項1に記載のウエハ支持治具。
  3. 前記第二支持部材は環状であり、
    ウエハをセットしたとき、前記第一支持部材および前記第二支持部材の内周側に形成された開口部からウエハの両面が露出するように構成されている請求項1または2に記載のウエハ支持治具。
  4. 前記第一支持部材は前記第一支持面の外周端から立ち上がる筒状面を有し、その筒状面の内側に前記第二支持部材を嵌め込んでウエハを挟持する請求項1〜3のいずれか一項に記載のウエハ支持治具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のウエハ支持治具にウエハをセットする工程と、
    その支持治具の開口部から露出したウエハにウエハ処理を施す工程とを含む半導体素子製造方法。
  6. 前記ウエハ処理を施す工程はウエハにテープが貼られていない状態で行われる請求項5に記載の半導体素子製造方法。
  7. 前記ウエハ処理を施す工程は電極を形成する工程である請求項5または6に記載の半導体素子製造方法。
  8. 前記ウエハ処理を施す工程は、ウエハのセットされた支持治具を複数個積み重ねて行われる請求項5〜7のいずれか一項に記載の半導体素子製造方法。
  9. ウエハの表側面にウエハ処理を施す工程と、
    そのウエハの厚みを薄くする工程と、
    厚みを薄くしたウエハを、請求項1〜4のいずれか一項に記載のウエハ支持治具に、その支持治具の開口部からウエハの少なくとも裏側面が露出するようにセットする工程と、
    その露出した裏側面にウエハ処理を施す工程とを含む半導体素子製造方法。
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