JP2004019778A - 車両用遊星歯車装置 - Google Patents

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各務 道孝
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/08General details of gearing of gearings with members having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/3023Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
    • F16H63/3026Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes

Abstract

【課題】より安価な車両用遊星歯車装置を提供する。
【解決手段】クラッチドラム70内に嵌め入れられたリングギヤ132および当接部材であるバッキングプレート136は、一体的に構成されたものであり、その一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の上記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、少なくとも1つの止め輪であるスナップリング142がその一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の係合突起134および138に接するように嵌め着けられている為、かかるスナップリング142により上記一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の位置が固定される。すなわち、従来であれば少なくとも3つ設けられる必要があったスナップリングの点数を1つに削減することができ、延いては安価な車両用遊星歯車装置130を提供することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、原動機により発生させられた駆動力を伝達する為に自動車などに設けられる車両用遊星歯車装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
1軸心まわりに回転可能に設けられたサンギヤと、そのサンギヤと共通の軸心まわりに回転可能に設けられたリングギヤと、上記1軸心に平行に設けられたピニオンピンを備えてその1軸心まわりに回転可能に設けられ、それらサンギヤおよびリングギヤと噛み合うピニオンを上記ピニオンピンにより回転可能に支持するキャリアと、それらサンギヤ、リングギヤ、およびキャリアのうちの何れかを所定の他の部材に連結するクラッチとを備えた遊星歯車装置が車両の動力伝達経路に設けられる。たとえば、特開2001−108076号公報の明細書などに記載された車両用遊星歯車装置がそれであり、かかる車両用遊星歯車装置により、車両の前後進切換あるいは変速切換などがおこなわれる。
【0003】
そのような遊星歯車装置の一例として、上記リングギヤがクラッチを介して所定の他の部材に連結される構成では、内周側に複数本の係合溝を上記1軸心に平行な方向に備えたクラッチドラムと、外周側に突設された複数の係合突起がその係合溝に係合された状態でそのクラッチドラム内に軸心まわりの相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に嵌め入れられる複数枚の摩擦部材であるクラッチディスクと、外周側に突設された複数の係合突起により上記クラッチドラム内に相対回転不能に固定されてその複数枚のクラッチディスクのうちの一端に位置するものに当接させられる当接部材であるバッキングプレートと、外周側に突設された複数の嵌合突起により上記嵌合溝に嵌め合わされてそのバッキングプレートに隣接して配設されるリングギヤと、上記複数枚のクラッチディスクを上記バッキングプレートとの間で挟圧する為に前記クラッチドラム内に軸心方向の相対移動自在に嵌め入れられたピストンとが同心に設けられている。また、上記他の部材には、外周側に複数本の係合溝を上記1軸心方向に備えて上記クラッチドラムと同心に設けられた取付部材が一体的に固設されており、内周側に複数の係合突起を備えた環状板部材である複数枚のクラッチディスクが、上記取付部材に軸心まわりの相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に設けられている。かかる構成において、上記クラッチドラムとピストンとの間の油室内に作動油が供給されると、上記バッキングプレートとピストンとの間において上記クラッチプレートおよびクラッチディスクが挟圧され、そのクラッチプレートとクラッチディスクとの間の摩擦力により、上記リングギヤと所定の他の部材とが連結される。
【0004】
ここで、前記クラッチドラム内に相対回転不能に嵌め合わされた前記リングギヤの係合突起の両端および前記バッキングプレートの係合突起における前記ピストンの反対側には、環状の止め輪(ストッパ部材)であるスナップリングが、前記クラッチドラムの内周側において周方向に形成された環状溝に嵌め着けられて前記1軸心方向の相対移動が不能に設けられている。そのように配設された複数のスナップリングにより、前記リングギヤおよびバッキングプレートの前記クラッチドラムに対する前記1軸心方向の相対移動が不能とされているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本発明者等は、より安価な車両用遊星歯車装置を提供することを目的として、長年に渡り鋭意研究を継続しているうち、前述のリングギヤと所定の他の部材とを連結するクラッチまわりの構成部品点数を削減する構成を新たに考案した。本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、より安価な車両用遊星歯車装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための第1の手段】
かかる目的を達成する為に、本第1発明の要旨とするところは、サンギヤ、キャリヤ、およびリングギヤから成る3つの回転要素と、内周側に複数本の係合溝を軸心方向と平行に備えたクラッチドラムと、外周側に突設された複数の係合突起がその係合溝と係合する状態でそのクラッチドラム内に相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に嵌め入れられた複数枚の摩擦部材と、外周側に突設された複数の係合突起によりそのクラッチドラム内に相対回転不能に固定されてその複数枚の摩擦部材のうちの一端に位置するものに当接させられる当接部材と、前記複数枚の摩擦部材をその当接部材との間で挟圧する為に前記摩擦部材の他端側に位置するように前記クラッチドラム内に相対移動可能に嵌め入れられたピストンとを有し、前記リングギヤがその外周側に突設された複数の係合突起により前記クラッチドラム内に相対回転不能に嵌め入れられて固定される型式の車両用遊星歯車装置であって、前記当接部材および前記リングギヤの前記クラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、第1の止め輪がその当接部材の係合突起と前記リングギヤの係合突起との間にそれぞれの係合突起に接するように、第2の止め輪がそのリングギヤの係合突起における前記ピストンとは反対側に接するようにそれぞれ嵌め着けられていることを特徴とするものである。
【0007】
【第1発明の効果】
このようにすれば、前記クラッチドラム内に嵌め入れられた前記当接部材およびリングギヤのそのクラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、第1の止め輪がその当接部材の係合突起と前記リングギヤの係合突起との間にそれぞれの係合突起に接するように、第2の止め輪がそのリングギヤの係合突起における前記ピストンとは反対側に接するようにそれぞれ嵌め着けられており、それら2つの止め輪により前記当接部材およびリングギヤのそれぞれの位置が固定される。すなわち、従来であれば少なくとも3つ設けられる必要があった止め輪の点数を2つに削減することができ、延いてはより安価な車両用遊星歯車装置を提供することができる。
【0008】
【課題を解決するための第2の手段】
また、前記目的を達成する為に、本第2発明の要旨とするところは、サンギヤ、キャリヤ、およびリングギヤから成る3つの回転要素と、内周側に複数本の係合溝を軸心方向と平行に備えたクラッチドラムと、外周側に突設された複数の係合突起がその係合溝と係合する状態でそのクラッチドラム内に相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に嵌め入れられた複数枚の摩擦部材と、外周側に突設された複数の係合突起によりそのクラッチドラム内に相対回転不能に固定されてその複数枚の摩擦部材のうちの一端に位置するものに当接させられる当接部材と、前記複数枚の摩擦部材をその当接部材との間で挟圧する為に前記摩擦部材の他端側に位置するように前記クラッチドラム内に相対移動可能に嵌め入れられたピストンとを有し、前記リングギヤがその外周側に突設された複数の係合突起により前記クラッチドラム内に相対回転不能に嵌め入れられて固定される型式の車両用遊星歯車装置であって、前記当接部材およびリングギヤは、一体的に構成されたものであり、その一体的に構成された当接部材およびリングギヤの前記クラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、少なくとも1つの止め輪がその一体的に構成された当接部材およびリングギヤの係合突起に接するように嵌め着けられていることを特徴とするものである。
【0009】
【第2発明の効果】
このようにすれば、前記クラッチドラム内に嵌め入れられた前記当接部材およびリングギヤは、一体的に構成されたものであり、その一体的に構成された当接部材およびリングギヤの前記クラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、少なくとも1つの止め輪がその一体的に構成された当接部材およびリングギヤの係合突起に接するように嵌め着けられている為、かかる止め輪により前記一体的に構成された当接部材およびリングギヤの位置が固定される。すなわち、従来であれば少なくとも3つ設けられる必要があった止め輪の点数を少なくとも1つに削減することができ、延いてはより安価な車両用遊星歯車装置を提供することができる。
【0010】
【第2発明の他の態様】
ここで、好適には、前記当接部材およびリングギヤは、共通の係合突起を備えた共通の部材から一体的に構成されたものであり、前記止め輪がその共通の係合突起における前記ピストンとは反対側に接するように嵌め着けられたものである。このようにすれば、前記一体的に構成された当接部材およびリングギヤの前記クラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を好適に阻止することができるという利点がある。
【0011】
また、好適には、前記共通の係合突起は、前記摩擦部材が嵌め入れられる係合溝とは異なる第2の係合溝に嵌め入れられるものである。このようにすれば、前記一体的に構成された当接部材およびリングギヤが、その回転に伴い前記共通の係合突起にかかるトルクに対応した前記第2の係合溝に、その共通の係合突起が係合する状態で嵌め入れられることにより、前記クラッチドラムおよび前記一体的に構成された当接部材およびリングギヤの耐久性が向上するという利点がある。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図1は、本第1発明あるいは第2発明が適用された前輪駆動車両の動力伝達装置の構成を説明する骨子図である。この前輪駆動車両において前輪系を駆動する駆動装置10は、空気および燃料の混合気が燃焼させられることにより作動させられる内燃機関であるエンジン12と、本第1発明の実施例である車両用遊星歯車装置14あるいは後述する第2発明の実施例である車両用遊星歯車装置130等と、変速比が連続的に変化させられる無段変速機16とを同心に備えている。上記エンジン12は、その吸気配管の吸入空気量を制御するスロットル弁の開度を変化させる為にそのスロットル弁を駆動するスロットルアクチュエータ18を備えている。
【0014】
図2は、上記遊星歯車装置14の構成を示す断面図である。この図に示すように、かかる遊星歯車装置14は、共通の軸心まわりに独立して回転可能に設けられた3つの回転要素、すなわち上記エンジン12にダンパ装置20を介して連結されたリングギヤ22と、ブレーキ24を介して所定の非回転部材たとえばハウジング26に連結されるキャリヤ28と、上記無段変速機16の入力軸30に連結され且つクラッチ32を介して上記リングギヤ22に連結されるサンギヤ34とを備えている。上記キャリヤ28は、上記リングギヤ22およびサンギヤ34と噛み合うピニオン(遊星歯車)36を上記共通の軸心に平行になるように且つ自転可能に支持している。
【0015】
図1の骨子図にも示すように、前記遊星歯車装置14において、上記ブレーキ24を解放し且つ上記クラッチ32を連結した状態と、上記ブレーキ24を連結し且つ上記クラッチ32を解放した状態とでは、前記エンジン12による同じ回転駆動方向に対して上記入力軸30の回転方向が逆になる。すなわち、本実施例の遊星歯車装置14は、所定の油圧制御回路により上記ブレーキ24およびクラッチ32の連結・解放を適宜切り換えることにより、車両の前後進切換を可能とするものである。
【0016】
前記無段変速機16は、上記入力軸30および出力軸38にそれぞれ設けられた有効径が可変の1対の可変プーリ40および42と、それら1対の可変プーリ40および42に巻き掛けられた無端環状の伝動ベルト44とを備えている。それら1対の可変プーリ40および42は、上記入力軸30および出力軸38にそれぞれ固定された固定回転体46および48と、その固定回転体46および48との間にV溝を形成するように上記入力軸30および出力軸38に対して軸心方向の相対移動可能且つ軸心まわりの相対回転不能に取り付けられた可動回転体50および52と、それら可動回転体50および52に推力を付与して上記可変プーリ40および42の掛かり径すなわち有効径を変化させることにより変速比すなわち入力軸回転速度を出力軸回転速度で除した値を変更する1対の油圧シリンダ54および56とを備えている。
【0017】
前記無段変速機16の出力軸38から出力されたトルクは、減速機58、差動歯車装置60、および1対の車軸62、64を介して1対の前輪66、68へ伝達されるようになっている。なお、本実施例では、かかる前輪66、68の舵角を変更する操舵装置が省略されている。
【0018】
図2に詳しく示すように、前記リングギヤ22とサンギヤ34とを連結するクラッチ32は、内周側に複数本の係合溝72を軸心方向と平行に備えたクラッチドラム70と、外周側に突設された複数の係合突起76がその係合溝72と係合する状態でそのクラッチドラム70内に相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に嵌め入れられた複数枚(図では3枚)の摩擦部材すなわちクラッチプレート74と、外周側に突設された複数の係合突起80によりそのクラッチドラム70内に相対回転不能に固定されてその複数枚のクラッチプレート74のうちの一端に位置するものに直接あるいは間接に当接させられる当接部材すなわちバッキングプレート78と、前記複数枚のクラッチプレート74をそのバッキングプレート78との間で挟圧する為に前記クラッチプレート74の他端側に位置するように前記クラッチドラム70内に相対移動可能に嵌め入れられたピストン82とを有し、前記リングギヤ22がその外周側に突設された複数の係合突起84により上記クラッチドラム70に相対回転不能に嵌め入れられて固定されて構成されている。ここで、上記クラッチドラム70は、その径方向中心部が前記エンジン12にダンパ装置20を介して連結されたシャフト86に溶接などにより固定されて一体的に構成されている。また、前記サンギヤ34は、前記固定回転体46の径方向中心部に嵌合させられて軸心まわりの相対回転が不能とされている。
【0019】
また、前記サンギヤ34には、外周側に複数本の係合溝90を軸心方向と平行に備えて上記クラッチドラム70と同心に設けられた取付部材88が溶接により一体的に固設されており、内周側に複数の係合突起94を備えた環状板部材である複数枚(図では3枚)のクラッチディスク92が、その係合突起94が上記係合溝90に係合した状態で上記取付部材88に軸心まわりの相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に設けられている。その複数枚のクラッチディスク92は、上記クラッチプレート74と共通の軸心方向において前記クラッチプレート74と交互に重ねられた状態で配設されている。
【0020】
さらに、前記リングギヤ22およびバッキングプレート78の前記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、第1の止め輪である第1スナップリング96がそのバッキングプレート78の係合突起80と前記リングギヤ22の係合突起84との間にそれぞれの係合突起80、84に接するように、第2の止め輪である第2スナップリング98がそのリングギヤ22の係合突起84における前記ピストン82とは反対側に接するようにそれぞれ嵌め着けられている。かかる第1スナップリング96および第2スナップリング98は、略一定の断面を有する1カ所割りの環状ストッパ部材であり、前記クラッチドラム70の内周側において周方向に形成された環状溝に嵌め着けられて軸心方向の相対移動が不能に設けられている。
【0021】
このようにすれば、前記リングギヤ22の前記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動が、上記第1スナップリング96および第2スナップリング98により阻止され、前記バッキングプレート78の前記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動が、上記第1スナップリング96および前記一端に位置するクラッチプレート74により阻止される。すなわち、かかる第1スナップリング96は、上述のように、前記バッキングプレート78の係合突起80と前記リングギヤ22の係合突起84との間にそれぞれの係合突起80、84に接するように設けられていることで、前記リングギヤ22およびバッキングプレート78に兼用の止め輪として機能するのである。
【0022】
以上のように構成された前記クラッチ32において、前記クラッチドラム70およびピストン82により形成された作動油室100に、作動油路102から作動油が供給されると、前記ピストン82が軸心方向に移動させられて、それにより前記複数枚のクラッチプレート74および複数枚のクラッチディスク92が、前記バッキングプレート78とピストン82との間で挟圧され、そのクラッチプレート74とクラッチディスク92との間の摩擦力により、前記リングギヤ22とサンギヤ34とが連結される。
【0023】
また、前記ブレーキ24は、ハウジング側部材として機能する複数枚(図では3枚)のブレーキプレート104と、キャリヤ側部材として機能する複数枚(図では3枚)のブレーキディスク108とを備え、そのブレーキプレート104とブレーキディスク108とが交互に軸心方向に重ねられて配設されている。それぞれのブレーキプレート104は、その外周側に複数の係合突起106を備え、その係合突起106が非回転部材である前記ハウジング26の内周側に設けられた複数本の係合溝112と係合させられた状態で前記ハウジング26に嵌め入れられることにより、かかるハウジング26の軸心方向の相対移動可能且つ軸心まわりの相対回転不能に設けられている。また、上記ブレーキディスク108は、内周側に複数の係合突起110を備え、その係合突起110が前記キャリヤ28に固設された取付部材114の外周側に形成された複数本の係合溝116に係合させられた状態で嵌め着けられることにより、その取り付け部材114の軸心方向に相対移動可能且つ軸心まわりに相対回転不能に設けられている。さらに、内周側に突設された複数の係合突起120によりその取付部材114に相対回転不能に固定されて上記複数枚のブレーキプレート104のうちの一端に位置するものに直接あるいは間接に当接させられる当接部材すなわちバッキングプレート118と、上記複数枚のブレーキプレート104およびブレーキディスク108をそのバッキングプレート118との間で挟圧する為に前記ブレーキプレート104の他端側に位置するように設けられたブレーキピストン122とを備えている。
【0024】
そのように構成された前記ブレーキ24において、前記ハウジング26およびブレーキピストン122により形成された作動油室124に、図示しない作動油路から作動油が供給されると、上記ブレーキピストン122が軸心方向に移動させられて、それにより前記複数枚のブレーキプレート104および複数枚のブレーキディスク108が、前記バッキングプレート118とブレーキピストン122との間で挟圧され、そのブレーキプレート104とブレーキディスク108との間の摩擦力により、前記キャリヤ28がハウジング26に固定される。
【0025】
このように、本実施例によれば、前記クラッチドラム70内に嵌め入れられた当接部材である前記バッキングプレート78およびリングギヤ22のそのクラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、第1の止め輪である第1スナップリング96がそのバッキングプレート78の係合突起80と前記リングギヤ22の係合突起84との間にそれぞれの係合突起80、84に接するように、第2の止め輪である第2スナップリング98がそのリングギヤ22の係合突起84における前記ピストン82とは反対側に接するようにそれぞれ嵌め着けられており、それら2つのスナップリング96、98により前記バッキングプレート78およびリングギヤ22のそれぞれの位置が固定される。すなわち、従来であれば少なくとも3つ設けられる必要があったスナップリングの点数を2つに削減することができ、延いてはより安価な遊星歯車装置14を提供することができる。また、組付時間を短縮することができるという利点もある。
【0026】
また、本実施例によれば、前記リングギヤ22と当接部材である前記バッキングプレート78とが接近して設けられている為、遊星歯車装置14の軸方向長さ寸法を短縮できるという利点がある。
【0027】
続いて、本第2発明の好適な実施例について説明する。なお、以下の説明に用いる図面に関して、前述の実施例と共通する部分に関しては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0028】
図3は、本第2発明の第1実施例である遊星歯車装置130の構成を示す断面図である。この図に示すように、かかる遊星歯車装置130は、周方向に環状溝140を有して一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136を備えている。それらリングギヤ132およびバッキングプレート136は、それぞれの外周側に複数の係合突起134および138を備え、それらの係合突起134および138が前記クラッチドラム70の内周側に設けられた複数本の係合溝72と係合させられた状態でそのクラッチドラム70内に嵌め入れられることにより、かかるクラッチドラム70の軸心まわりに相対回転不能に設けられている。また、上記一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の前記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、少なくとも1つ(図では1つ)のスナップリング142がその一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の係合突起134および138に接するように上記環状溝140内において前記クラッチドラム70に嵌め着けられている。
【0029】
このように、本実施例によれば、前記クラッチドラム70内に嵌め入れられた上記リングギヤ132および当接部材である上記バッキングプレート136は、一体的に構成されたものであり、その一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の前記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、止め輪である上記スナップリング142がその一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の係合突起134および138に接するように嵌め着けられている為、かかるスナップリング142により上記一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の位置が固定される。すなわち、従来であれば少なくとも3つ設けられる必要があったスナップリングの点数を1つに削減することができ、延いては安価な車両用遊星歯車装置130を提供することができる。また、組付時間を短縮することができるという利点もある。
【0030】
図4は、本第2発明の第2実施例である遊星歯車装置150の構成を示す断面図である。この図に示すように、かかる遊星歯車装置150は、リングギヤおよび当接部材が共通の部材から一体的に構成されたものであり、すなわち、前記複数枚のクラッチプレート74を前記ピストン82との間で挟圧する為に機能するフランジ状の当接部154がそのピストン82側端部に形成されたリングギヤ152を備えている。そのリングギヤ152は、上記当接部154の外周側に複数の係合突起156を備え、その係合突起156が前記クラッチドラム70の内周側に設けられた複数本の係合溝72と係合させられた状態でそのクラッチドラム70内に嵌め入れられることにより、かかるクラッチドラム70の軸心まわりに相対回転不能に設けられている。また、上記当接部154を備えたリングギヤ152の前記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、止め輪であるスナップリング158が上記係合突起156における前記ピストン82とは反対側に接するように嵌め着けられている。さらに、その係合突起156における前記ピストン82側に接するように、補助的なストッパ部材であるワイヤリング159が嵌め着けられている。
【0031】
このように、本実施例によれば、上記リングギヤ152および当接部材として機能する当接部154は、共通の係合突起156を備えた共通の部材から一体的に構成されたものであり、止め輪である上記スナップリング158がその共通の係合突起156における前記ピストン82とは反対側に接するように嵌め着けられたものである為、上記当接部154を備えたリングギヤ152の前記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を好適に阻止することができるという利点がある。
【0032】
また、本実施例によれば、前記リングギヤ152と当接部材として機能する当接部154とが可及的に接近して設けられている為、遊星歯車装置150の軸方向長さ寸法を可及的に短縮できるという利点がある。
【0033】
図5は、本第2発明の第3実施例である遊星歯車装置160の要部構成を、図6は、第4実施例である遊星歯車装置180の要部構成をそれぞれ示す断面図である。これらの図に示すように、かかる遊星歯車装置160、180は、前述の第2実施例と同様に、リングギヤおよび当接部材が共通の部材から一体的に構成されたものであり、すなわち、前記複数枚のクラッチプレート74を前記ピストン82との間で挟圧する為に機能するフランジ状の当接部164、184がそのピストン82側端部に形成されたリングギヤ162、182をそれぞれ備えている。そのリングギヤ162は、上記当接部164の外周側に複数の係合突起166を備えて構成されたものであり、上記リングギヤ182は、その当接部184の外周側に大小2種類の係合突起すなわち比較的小さな係合突起186と比較的大きな係合突起188とを交互に備えて構成されたものである。なお、その係合突起188は、たとえば上記係合突起186よりも若干高い径方向寸法および2倍の周方向寸法を備えたものである。
【0034】
ここで、上記遊星歯車装置160、180におけるクラッチドラム70には、前記複数枚のクラッチプレート74が嵌め入れられる係合溝72とは異なる第2の係合溝168、190が軸心方向と平行にそれぞれ設けられている。その係合溝168は、上記リングギヤ162の当接部164の外周側に突設された係合突起166が好適に係合させられるように構成されたものであり、前記係合溝72よりも外周側にたとえばその係合溝72よりも少ない本数で且つ広い周方向幅を備えて設けられている。また、上記係合溝190は、上記リングギヤ182の当接部184の外周側に突設された係合突起186および188が好適に係合させられるように構成されたものであり、図7に示すように、比較的大きな係合突起188に対応する部分に切り欠き194が設けられている。
【0035】
このように、本実施例によれば、前記共通の係合突起166、186および188は、摩擦部材である前記クラッチプレート74が嵌め入れられる係合溝72とは異なる第2の係合溝168、190に嵌め入れられるものである為、当接部材として機能する当接部164、184をそれぞれ備えたリングギヤ162、182が、その回転に伴い前記共通の係合突起166、186にかかるトルクに対応した前記第2の係合溝168、190に、その共通の係合突起166、186が係合する状態で嵌め入れられることにより、前記クラッチドラム70および当接部材として機能する当接部164、184をそれぞれ備えたリングギヤ162、182の耐久性が向上するという利点がある。
【0036】
また、前記遊星歯車装置160では、前記係合溝72と第2の係合溝168との段差に前記係合突起166が当接させられることにより、前記遊星歯車装置180では、前記クラッチドラム70の切り欠き194に前記係合突起188が当接させられることにより、前記リングギヤ162、182の前記ピストン82方向への移動が阻止されるという利点がある。
【0037】
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに別の態様においても実施される。
【0038】
たとえば、前述の実施例においては、前記エンジン12と無段変速機16とを備えた前輪駆動車両の動力伝達装置に本発明が適用された場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば前記エンジン12と共に電気モータおよび発電機として選択的に機能するモータジェネレータを備えた車両や、前記無段変速機16に代えて有段変速機を備えた車両、あるいは4輪駆動車両などに用いられても構わない。
【0039】
また、前述の実施例においては、シングルピニオン型の遊星歯車装置14、130等について説明したが、たとえばダブルピニオン型の遊星歯車装置に本発明が用いられても当然に構わない。
【0040】
また、前述の遊星歯車装置14、130等は、車両の前後進切換をおこなうものであったが、たとえば車両の変速切換をおこなう遊星歯車装置に本発明が用いられても構わない。
【0041】
また、前述の遊星歯車装置150に備えられたリングギヤ152は、そのリングギヤ152および当接部154が共通の部材から一体的に構成されたものであったが、たとえばリングギヤにおけるピストン82側端部に別の部材から成るフランジ状の当接部材が溶接されたものであっても構わない。
【0042】
その他一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1発明あるいは第2発明が適用された前輪駆動車両の動力伝達装置の構成を説明する骨子図である。
【図2】本第1発明の実施例である遊星歯車装置の構成を示す断面図である。
【図3】本第2発明の第1実施例である遊星歯車装置の構成を示す断面図である。
【図4】本第2発明の第2実施例である遊星歯車装置の構成を示す断面図である。
【図5】本第2発明の第3実施例である遊星歯車装置の要部構成を示す断面図である。
【図6】本第2発明の第4実施例である遊星歯車装置の要部構成を示す断面図である。
【図7】図6に示す遊星歯車装置において、リングギヤとクラッチドラムの係合の様子を説明する斜視図である。
【符号の説明】
14、130、150、160、180:遊星歯車装置
22、132、152、162、182:リングギヤ
28:キャリヤ
32:クラッチ
34:サンギヤ
70:クラッチドラム
72:係合溝
74:クラッチプレート(摩擦部材)
76:係合突起
78、136:バッキングプレート(当接部材)
80、138:係合突起
82:ピストン
84、134:係合突起
96:第1スナップリング(第1の止め輪)
98:第2スナップリング(第2の止め輪)
142、158、170、192:スナップリング
154、164、184:当接部(当接部材)
156、166、186、188:係合突起
168、190:第2の係合溝

Claims (4)

  1. サンギヤ、キャリヤ、およびリングギヤから成る3つの回転要素と、内周側に複数本の係合溝を軸心方向と平行に備えたクラッチドラムと、外周側に突設された複数の係合突起が該係合溝と係合する状態で該クラッチドラム内に相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に嵌め入れられた複数枚の摩擦部材と、外周側に突設された複数の係合突起により該クラッチドラム内に相対回転不能に固定されて該複数枚の摩擦部材のうちの一端に位置するものに当接させられる当接部材と、前記複数枚の摩擦部材を該当接部材との間で挟圧する為に前記摩擦部材の他端側に位置するように前記クラッチドラム内に相対移動可能に嵌め入れられたピストンとを有し、前記リングギヤがその外周側に突設された複数の係合突起により前記クラッチドラム内に相対回転不能に嵌め入れられて固定される型式の車両用遊星歯車装置であって、
    前記当接部材およびリングギヤの前記クラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、第1の止め輪が該当接部材の係合突起と前記リングギヤの係合突起との間にそれぞれの係合突起に接するように、第2の止め輪が該リングギヤの係合突起における前記ピストンとは反対側に接するようにそれぞれ嵌め着けられていることを特徴とする車両用遊星歯車装置。
  2. サンギヤ、キャリヤ、およびリングギヤから成る3つの回転要素と、内周側に複数本の係合溝を軸心方向と平行に備えたクラッチドラムと、外周側に突設された複数の係合突起が該係合溝と係合する状態で該クラッチドラム内に相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に嵌め入れられた複数枚の摩擦部材と、外周側に突設された複数の係合突起により該クラッチドラム内に相対回転不能に固定されて該複数枚の摩擦部材のうちの一端に位置するものに当接させられる当接部材と、前記複数枚の摩擦部材を該当接部材との間で挟圧する為に前記摩擦部材の他端側に位置するように前記クラッチドラム内に相対移動可能に嵌め入れられたピストンとを有し、前記リングギヤがその外周側に突設された複数の係合突起により前記クラッチドラム内に相対回転不能に嵌め入れられて固定される型式の車両用遊星歯車装置であって、
    前記当接部材およびリングギヤは、一体的に構成されたものであり、該一体的に構成された当接部材およびリングギヤの前記クラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、少なくとも1つの止め輪が該一体的に構成された当接部材およびリングギヤの係合突起に接するように嵌め着けられていることを特徴とする車両用遊星歯車装置。
  3. 前記当接部材およびリングギヤは、共通の係合突起を備えた共通の部材から一体的に構成されたものであり、前記止め輪が該共通の係合突起における前記ピストンとは反対側に接するように嵌め着けられたものである請求項2の車両用遊星歯車装置。
  4. 前記共通の係合突起は、前記摩擦部材が嵌め入れられる係合溝とは異なる第2の係合溝に嵌め入れられるものである請求項3の車両用遊星歯車装置。
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