JP2004007483A - 画像ファイル管理システム及び画像ファイル管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラAとパーソナルコンピュータ50とがデータ通信可能に接続されているときに、デジタルカメラAが持っている画像ファイルGfを識別する記録単位情報47と、パーソナルコンピュータ50が持っている画像ファイルGfを識別する記録単位情報47とを比較し、デジタルカメラAが持っており、パーソナルコンピュータ50が持っていない記録単位情報47を備えた画像ファイルGfを、デジタルカメラAからパーソナルコンピュータ50に転送して保存する。デジタルカメラAからパーソナルコンピュータ50に対する画像ファイルGfの転送終了後に、パーソナルコンピュータ50が、取得済み画像ファイルGfの記録単位情報47よりも新しい記録単位情報47を生成し、新しい記録単位情報47を、デジタルカメラAが新たに撮影する画像ファイルGfのヘッダー部45に記録する基準とするために、デジタルカメラAに送信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ディジタルカメラ等の画像記録装置で撮像された画像データをパーソナルコンピュータなどの画像保存装置のハードディスクやCD−R等の大容量記憶装置に記録する画像ファイル管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルカメラなどの画像記録装置は、パーソナルコンピューターなどの大容量のハードディスクを搭載した装置と比較した場合、画像保存領域が小さい。これはディジタルカメラに大容量記録媒体を適用した場合でも同様であり、記録された画像データは最終的にパーソナルコンピュータのハードディスクやCD−R等の大容量記憶装置に保存されることが多い。
【0003】
ディジタルカメラにて撮影した画像データを例えばハードディスクに保存する場合、2通りの方法がある。
【0004】
一つの方法では、メモリーカード等の記録媒体を画像再生装置から取り外し、次に、記録媒体をパーソナルコンピュータの記録媒体インターフェースに接続し、直接記録媒体の撮影画像データをパーソナルコンピュータのハードディスクに保存する。もう一つの方法では、ディジタルカメラとパーソナルコンピュータを有線通信若しくは無線通信によってデータ通信を行う方法である。
【0005】
このような点に関して、特許文献1では、ユニークなコードを用いており、特許文献2では、解決手段として転送履歴情報を利用せず、記録情報を利用しているものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−234615号(0005段落、0006段落、図24)
【特許文献2】
特開2001−69296号(0018〜0059段落、図5〜図10)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここでは、ディジタルカメラからパーソナルコンピュータへデータ通信により画像データを送信する場合を考える。
【0008】
通常、ディジタルカメラのメモリーカードに保存されている画像データはパーソナルコンピュータに転送された後も、メモリーカードに残っている。従って、メモリーカードに未記憶領域がある時に、パーソナルコンピュータに画像データを保存した後に新しく画像を撮影すると、メモリーカードの未記憶領域に新しい画像データが保存され、メモリーカードには、既にパーソナルコンピュータに保存した画像データと、未だ保存していない画像データとが併存することとなる。
【0009】
よって、この新しく撮影した画像データを再びパーソナルコンピュータに転送するときにも、ディジタルカメラ内に残っている画像データも重複して送信してしまう問題があった。
【0010】
しかし、既にディジタルカメラからパーソナルコンピュータに送信済みの画像データは送信する必要がないことが多い。また、画像データはファイルサイズが大きい場合が多いため、無駄なデータ転送をすると、必要なファイルだけを転送する場合に比べて転送時間や電力が消費されてしまう。
【0011】
このため、画像データの保存に長時間を要すると共に画像データを保存する記録媒体の使用効率を低下させる欠点があった。
【0012】
更に、例えば、画像データを記録した記録媒体をディジタルカメラから取り外し、新しい記録媒体をディジタルカメラに装着して撮影した場合、そのままでは取り外した記録媒体の画像データは転送されない。このため、フラッシュメモリなどの着脱可能なものを複数利用する場合には、重複した画像データが転送されることがあり得る。
【0013】
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、重複した画像データの保存を無くし、短時間で保存できるようにした画像ファイル管理システムを提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願の第1の発明は、画像を撮影可能な画像記録装置が、撮影した画像データを自己が備える画像記録媒体に保存するときに、保存する画像データのヘッダー部に、前記画像データを識別する所定の記録単位情報を記録して画像ファイルとして保存する機能を備えており、前記画像記録装置と接続されて前記画像記録装置の画像ファイルを保存する画像保存装置が、前記画像ファイルを保存するための記憶装置を備えており、前記画像記録装置と前記画像保存装置とがデータ通信可能に接続されている状態において、前記画像記録装置から前記画像保存装置に前記画像ファイルを送信するための画像ファイル管理システムであって、
前記画像保存装置が、前記画像記録媒体に記録されている前記ヘッダー部の前記記録単位情報を読み出し、読み出した該画像記録装置側の記録単位情報と、前記画像保存装置が既に保存した保存済み画像ファイルのヘッダー部の記録単位情報とを比較し、前記画像保存装置側が持たない未取得の前記記録単位情報を持つ画像ファイルを、前記画像記録装置から前記画像保存装置の記録装置に取得して保存する機能を有することを特徴とする画像ファイル管理システムとしたものである。
【0015】
この画像ファイル管理システムは、画像記録装置の画像ファイル管理プログラムであっても良いし、画像保存装置側の画像ファイル管理プログラムであっても良い。また、画像記録装置と画像保存装置とが接続されて一つのシステムとされていても良い。
【0016】
画像記録装置は、画像を撮影して記録する装置であり、画像を再生する機能を有する画像記録再生装置を含む概念であり、例えばデジタルカメラやデジタルビデオカメラ或いは携帯電話やセルラー電話のように画像を撮影可能なものを含む。更に画像保存装置は、パーソナルコンピュータ、PDA等の携帯型のコンピュータ、画像データを保存可能なものである。
【0017】
第1の発明では、画像保存装置に画像記録装置が持っている画像ファイルを保存する場合に、画像保存装置に既に保存済みの画像ファイルを重複保存することを防止するために、画像ファイルのヘッダー部に記録されている記録単位情報の重複が無いかどうかをチェックし、記録単位情報が重複していない場合に、その記録単位情報の画像ファイルを転送保存するものである。このために、画像の保存処理が短時間で済むこととなり、バッテリー等の消費等も少なくなる。
【0018】
ここで、記録単位情報とは、撮影した画像ファイルを識別するために画像データのヘッダー部に設けられる符号であり、画像ファイル毎に異なるものであり、例えば、デジタルカメラのカメラID、記憶媒体の媒体ID、撮影した画像ファイルの撮影順を示すナンバーその他のユニークな符号が用いられる。
【0019】
本願の第2の発明は、前記データ通信において、前記画像記録装置から前記画像保存装置に対する前記画像ファイルの転送終了後に、前記画像保存装置が、取得済み画像ファイルの前記記録単位情報よりも新しい記録単位情報を生成し、該新しい記録単位情報を、前記画像記録装置が新たに撮影する画像ファイルのヘッダー部に記録する基準とするために、前記画像記録装置に送信する機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像ファイル管理システムとしたものである。
【0020】
第2の発明は、画像保存装置が画像記録装置から画像ファイルを転送されたときに、画像記録装置の画像ファイルのヘッダー部に新たな記録単位情報の基準値を決めるので、画像保存装置は、新しい記録単位情報を基準として記録単位情報をヘッダー部に記憶させることとなり、記録単位情報の重複が避けられる。
【0021】
更に、本願の第3の発明は、前記記録単位情報は、前記画像記録装置の装置ID、前記画像ファイルを識別する記録単位ID、前記画像記録媒体の媒体ID、前記画像ファイルのグループを意味するグループID、前記画像保存装置の装置IDの少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1,2何れか記載の画像ファイル管理システムとしたものである。
【0022】
第3の発明では、記録単位情報に各種のIDを用いるので、画像記録装置毎、若しくは画像保存装置毎、記録媒体毎、画像ファイルのグループ毎を識別できることとなり、記録単位情報につき細かな重複チェックが可能となる。
【0023】
本願の第4の発明は、前記画像記録装置に予め設定されるべき前記記録単位情報が存在しない場合、前記画像記録装置内部に固定的に設定された固定値を使用することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか記載の画像ファイル管理システムとしたものである。
【0024】
第4の発明では、画像記録装置側に記録単位情報が無い場合でも、画像記録装置の固定値を記録単位情報に用いるので、記録単位情報がチェックできなくなることが防止される。
【0025】
本願の第5の発明は、前記画像保存装置が複数存在する場合、前記複数の画像保存装置に共通した順序に基づいて前記画像記録装置に設定する記録単位情報を定義し、前記画像記録装置から前記何れかの画像保存装置が画像ファイルを取得する場合、前記画像記録装置から取得した記録単位情報が、前記定義済み記録単位情報でないとき、前記定義済み記録単位情報にかかる画像ファイルと、前記定義済み記録単位情報以外の画像ファイルを取得する機能を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか記載の画像ファイル管理システムとしたものである。
【0026】
第5の発明によれば、画像保存装置が複数個ある場合でも、どれかの画像保存装置が記録単位情報を共通した順序で定義するので、統一的な管理が可能となり、どれかの画像保存装置に画像ファイルが記録されていることが判明し、新たな画像ファイルをどれかの画像保存装置に保存できる。
【0027】
本願の第6の発明は、前記画像保存装置が過去に設定したことのない記録単位情報を持つ画像ファイルを取得する場合に、取得の可否について選択する機能を有することを特徴とする請求項5記載の画像ファイル管理システムとしたものである。
【0028】
第6の発明によれば、複数の画像保存装置において、どの画像保存装置も保存していない画像ファイルを保存しようとするときに、選択できるので、不要な画像ファイルを保存することを防止できる。
【0029】
本願の第7の発明は、前記画像保存装置がネットワークに複数接続されている場合に、各画像保存装置が画像記録装置に設定した定義済み記録単位情報を収集して、収集した定義済み記録単位情報を複数個の画像保存装置毎に管理する集中管理手段を設け、前記画像保存装置の各々は、前記集中管理手段が集めた前記定義済み記録単位情報と、他の画像保存装置が設定した他者定義済み記録単位情報とに基づいて、自己が持たない画像ファイルを持っている画像保存装置を特定し、該特定した他の画像保存装置から自己が持たない画像ファイルを転送可能とする機能を備えた請求項1乃至請求項4何れか記載の画像ファイル管理システムとしたものである。
【0030】
第7の発明によれば、複数の画像保存装置がネットワーク上に存在する場合に、自己が保存していない画像ファイルを持っている画像保存装置を特定できるために、当該保存している画像保存装置にアクセスして必要な画像ファイルを取得保存できる。
【0031】
本願の第8の発明は、一度の操作により前記画像記録装置から全ての前記画像ファイルの記録単位情報を前記画像保存装置に送信させ、前記画像保存装置は、取得した記録単位情報が、前記画像保存装置が前記画像記録装置に定義したことがある定義済み記録単位情報、若しくは、固定値の場合に、前記画像記録装置から前記画像ファイルを取得する機能を有することを特徴とする請求項5、7記載の画像ファイル管理システムとしたものである。
【0032】
第8の発明によれば、一度の操作により全部の記録単位情報を取得し、この中から過去に定義した定義済み記録単位情報又は固定値にかかる画像ファイルを取得保存できるので、操作の手間がかからない。
【0033】
第9の発明は、画像記録装置と画像保存装置とがデータ通信可能に接続されているときに、前記画像記録装置が持っている画像ファイルを識別する記録単位情報と、前記画像保存装置が持っている画像ファイルを識別する記録単位情報とを比較し、前記画像記録装置が持っており、前記画像保存装置が持っていない記録単位情報を備えた画像ファイルを、前記画像記録装置から前記画像保存装置に転送して保存することを特徴とする画像ファイル管理プログラムとしたものである。
【0034】
第10の発明は、前記画像記録装置から前記画像保存装置に画像ファイルを送信して保存した後に、前記画像保存装置から前記画像記録装置に対して、前記画像記録装置が前記データ転送後に撮影する画像ファイルを識別するための新たな記録単位情報を付与し、前記画像記録装置は送信された新たな記録単位情報に基づいて撮影した画像ファイルを管理する機能を有することを特徴とする請求項9記載の画像ファイル管理プログラムとしたものである。
【0035】
第9,第10の発明は、第1,第2の発明と同様に、画像ファイルの重複保存をチェックする場合に、記録単位情報のチェックにより行うので、チェックが早く、しかも、画像ファイルが重複保存されることが防止される。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図7を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の構成図、図2はディジタルカメラにおける撮像画像記録時の動作フローチャート、図3は第1の実施例の記録媒体に画像データの記録時の動作フローチャート、図4はフラッシュメモリの一例としてのメモリカードおよび記録媒体の構成図、図5はルートディレクトリの説明図、図6はFATの説明図、図7は画像データが記録された画像ファイルの構成図である。
【0037】
図1において、Aは画像記録装置としてのディジタルカメラ、Bは画像保存装置としてのパーソナルコンピュータである。
【0038】
ディジタルカメラAの符号1は撮像部を示す。撮像部1は、光学レンズ群と絞り機構とCCD(若しくはCMOSイメージセンサー、以下CMOSという。)と自動焦点機構とを備えており、光学レンズ群はレンズカバーによって覆われている。レンズカバーはディジタルカメラAの電源スイッチと兼用されている。光学レンズ群に外部の光が入るように、レンズカバーを光学レンズ群から退避させると、デジタルカメラAの電源スイッチがオンし、ディジタルカメラAは撮像可能となる。
【0039】
光学レンズ群から入射した光は、絞り機構を通った後、CCDにより検知される。尚、前述のようにCCDの代わりに、CMOSを用いても良いが、この実施の形態ではCCDを用いている。
【0040】
自動焦点機構及び絞り機構は、シャッターボタンを半分押したときに合焦動作及び測光動作を開始する。CCDに検知された光に基づいて、光学レンズ群の焦点距離や絞り値を設定する。
【0041】
自動焦点機構は、レンズ駆動モーターと測距用のLEDを備えており、測距用のLEDを発光させ、撮影対象物で反射した光を受光して対象物までの距離を測り、光学レンズ群の位置を変更する。測距用LEDの発光から光学レンズ群の位置移動までは、後述する制御部8が自動的に焦点を対象物に合わせる自動合焦プログラムに基づいて行われる。また、絞り機構は、CCDが検出した光に基づいて制御部8が適当な絞り値を算出し、その算出結果により絞り機構の光が通過する開口の大きさを設定する。
【0042】
符号2は撮像部1で撮像された画像データを記憶する画像メモリである。画像メモリ2は、CCDが検知した光をマトリックス状に記憶して、画像データを保持する。画像メモリ2上の画像データはCCDが捕える光により時々刻々と変化しており、後述するシャッターボタンが押下されたときに、画像メモリ2に保持された画像データが撮影画像として確定する。
【0043】
符号3は液晶表示板を備えた表示部である。液晶表示板3には、制御部8の制御により、撮像部1のCCDに捕らえられた画像が表示される。
【0044】
符号4は画像メモリに保持されている画像データを圧縮する圧縮部であり、シャッターボタンが押下されたときに確定した画像データをJPEG方式で圧縮する。
【0045】
符号5は圧縮部4により圧縮された画像データを記録するメモリカード(記録媒体)である。このメモリカード5はフラッシュメモリからなり、カードIDを媒体IDとして記憶している。メモリカード5は後述するインターフェース9を介してCPU11に接続されている。
【0046】
符号6はディジタルカメラAに内蔵されるIDメモリである。IDメモリ6は、カメラIDと、メモリカード5の媒体IDと、撮影時に画像ファイルに付与されるべき記録IDを記録している。IDメモリ6のメモリ領域は、後述するCPU11のROM及びRAMで構成される。
【0047】
この画像ファイルの記録IDとは、画像を撮影したときの画像データを他の画像データと識別するための識別符号であり、通常、新しいメモリーカード5をデジタルカメラAに装着した後の最初の撮影時に、例えば、所定の英数文字の他に数値が付与される。この記録IDは、本発明における記録単位情報の一部とされる。この記録単位情報には、記録IDの他にも、媒体ID、カメラIDその他のユニークな符号が用いられ得る。
【0048】
符号7はディジタルカメラAのボディに設けられたシャッターボタンや操作モード等の操作ボタンからなる操作部である。
【0049】
符号8は、操作部7からの操作命令を受けて、ディジタルカメラAの撮像条件の設定や画像の撮影を処理するシステムプログラムを備えた制御部である。制御部8は、自動合焦制御と、CCDの測光結果により露出を決める露出制御と、CCDのシャッタースピードを決めるシャッタースピード制御と、画像メモリに保持された画像データの圧縮・伸長を実行する機能と、画像データの保存や保存した画像データの呼出と表示を実行する制御プログラムを備えている。
【0050】
ディジタルカメラAは、レンズカバーを開けると、電源スイッチがオンされ、撮像部1のCCDは、撮影光学系を通ってきた光を捕らえて、画像メモリ2に出力するようになっている。
【0051】
符号9はディジタルカメラAの外部記録装置であるメモリーカード5とのインターフェース(I/O)である。符号10は、パーソナルコンピュータBに画像ファイルを送信したり、パーソナルコンピュータBからの制御信号を受信したりする情報通信のためのインターフェースである。
【0052】
符号11は画像の撮影及び記録或いは通信等の処理を行なうCPU(セントラルプロセッシングユニット)であり、制御部8の制御プログラムを実行する。CPU11は、制御プログラム及びカメラIDを記憶するROMと、撮影に伴い操作部7が設定した撮影条件を記憶したり、撮影した画像データを特定する記録IDや媒体ID等の記録単位情報を記憶するRAMを備えている。
【0053】
デジタルカメラAはボディ内部にメモリカード5を備えており、シャッターボタンを押下したときの画像メモリ2が保持する画像データを確定して、圧縮部4で圧縮した後、メモリカードに記録する。
【0054】
撮影した画像ファイルをメモリカードに記録するときに、圧縮済みの画像データに関する記録ID、カメラID及び撮影条件等を含む情報を画像データのヘッダー部に記録する。
【0055】
図6は画像データとヘッダー部からなる画像ファイルの構成を示す。ヘッダー部には図6に示すように、カメラメーカーがデジタルカメラのために設けたメーカーノート部が設けられており、このメーカーノート部に、カメラのメーカー名、製品名、製造番号等のカメラIDに関するデータを記録する。カメラIDはCPU11のROMに固定値として記録されている。このメーカーノート部には、メモリカード5の媒体IDや記録IDも記録される。媒体IDおよび画像ファイルの記録IDはメモリーカード5に記録されている。
【0056】
また、パーソナルコンピュータBにおいて、27は処理を行なうハードウェアとしてのCPU(セントラルプロセッシングユニット)であり、CPU27は自分自身も内部メモリを有しているが、メインボード上に大容量DRAMを備えている。
【0057】
20は画像データを保存するHDDやCD−R等の外部記憶装置である。外部記憶装置は、この実施の形態ではハードディスク20であるが、ハードディスク20の代わりにCD−RやCD−RW、フラッシュメモリー、ZIP等でも良い。
【0058】
21はハードディスク20内のID記録部であり、ID記録部21には、ハードディスク20に保存されている全画像ファイルのカメラID、媒体IDおよび記録IDが記録されている。
【0059】
22はCRTやLCDなどからなる表示部、23はキーボード等の操作部である。24は画像保存等のソフトウェア処理を実行するための画像ファイル管理プログラムである。25はパーソナルコンピュータBとデジタルカメラAとの情報通信用のインターフェース、26はパーソナルコンピュータBとハードディスク20とのインターフェース(I/O)である。
【0060】
画像ファイル管理プログラム24は、ハードディスク20内にOS(オペレーティングシステム)及び通信プログラムと共に記憶されている。画像ファイル管理プログラム24はOS上で動作し、通信プログラムにより他のパーソナルコンピュータとデータ通信可能とされている。
【0061】
ID記録部21は画像ファイル管理プログラム24により認識される記憶領域である。画像ファイル管理プログラム24は、OS及びインターフェース25を介してデジタルカメラAとデータ通信可能に接続される。また、パーソナルコンピュータBや他のパーソナルコンピュータは、相互にデータ通信するためのインターフェース(例えば、LAN、DSU、USB、シリアルポート、パラレルポート等)を備えていることは周知の通りである。
【0062】
複数のパーソナルコンピュータがネットワークを構成する場合に、各パーソナルコンピュータに保存された画像ファイル管理プログラム24同士は、他のパーソナルコンピュータが持つ画像ファイルをデータ通信可能とされる。
【0063】
複数のパーソナルコンピュータがネットワークを構成する場合に、画像ファイルの統一管理をするサーバーコンピュータを設置するが、このサーバとなるパーソナルコンピュータは、デジタルカメラAと相互にデータ通信可能とされるのはいうまでもなく、サーバーコンピュータに管理されるパーソナルコンピュータはサーバーコンピュータの要求に従って、各自が保存している画像ファイル及びその記録単位情報をサーバーコンピュータに送信できるようになっている。
【0064】
メモリカード5に記録された画像データをハードディスク20に保存させる場合は、インターフェース10およびインターフェース25間を通信ケーブル又は接続線或いは無線通信等のデータ伝送路を介して接続する。
【0065】
メモリカード5およびハードディスク20に画像データを記録する際の記録方法は一般にMS−DOS方式が用いられる。
【0066】
MS−DOS方式では、メモリカード5およびハードディスク20の全記録領域を図4に示す領域に分割する。
【0067】
すなわち、セクタ領域5Aには記録媒体の物理的な記録最小単位であるセクタサイズ、クラスタ当たりのセクタ数、FAT(File Allocation Table)等のDOS管理に必要なパラメータが記録されている。FAT5Bにはクラスタの使用状況が記録されている。
【0068】
ルートディレクトリ領域5Cには、図5で示されるように、データ領域5Dに記録された各画像ファイルのファイル名、拡張子、属性、予約領域、記録時刻、記録日時、開始クラスタ番号、ファイルサイズ等が記録される。
【0069】
図7はFAT5Bの記録例を示す。FAT5Bのアドレス番号はデータ領域5Dのクラスタ番号に対応しており、クラスタ番号に対応するクラスタの使用状況が記録される。
【0070】
図7に示されるように、使用状況が「000」は未記録、「FFF」は最終データを記録したクラスタであることを示し、「000」および「FFF」以外の記録は次に続いて記録されているクラスタ番号が記録されている。
【0071】
したがって、図4で示したルートディレクトリの開始クラスタ番号「000」である画像ファイルはクラスタ番号「000」〜「004」、「006」および「007」のクラスタに記録されていることを示している。
【0072】
そこで、データ領域5Dに記録されているデータを読出すには、先ずルートディレクトリ領域5Cに記録されているファイル名をサーチし、開始クラスタ番号を読出し、読出したクラスタ番号に対応するデータ領域5Dのクラスタより記録されているデータを読出し、FATの記録が「FFF」となるクラスタまで順次読出す。
【0073】
また、新たなファイルデータを記録するときは、FAT5Bの先頭アドレスより順次サーチし、使用状況が「000」、すなわち未記録のクラスタを見出し、見出したクラスタにファイルデータを記録する。
【0074】
したがって、図7の場合は、クラスタ番号「005」、「008」、「009」、「0012」、…のクラスタに順次新しいファイルデータが記録される。
【0075】
撮像された1画像データを含む画像ファイルは、図6に示すように、ヘッダ部と画像データ部で構成される。
【0076】
画像データ部には撮像された画像データが記録される。ヘッダ部には画像データ部に記録された画像データに対する撮影条件および画像データの圧縮時の圧縮パラメータ等が記録される。
【0077】
前述の通り、ヘッダ部には、独自の情報を記録するメーカノート部が設けられており、本発明においては、ヘッダ部には、カメラID、メモリカード5の媒体IDおよび撮影した画像データの記録IDが記録単位情報として記録される。
【0078】
ディジタルカメラAのIDメモリ6は、前述のCPUのROM及びRAMで構成される。CPUのROMには、予めディジタルカメラAを特定するために、例えばメーカ名、製品名およびシリアル番号等のカメラIDが記録されている。RAMで構成されるIDメモリ6には、メモリカード5を特定することができる媒体IDを記録する領域が設けられる。画像ファイルをメモリーカード5に保存する場合には、ヘッダー部を作成して画像データに関連づけて保存する。
【0079】
つぎに、図2を参照して、ディジタルカメラAが画像を撮像してメモリカード5に記録させる動作を説明する。
【0080】
例えば、レンズカバーを開けてディジタルカメラAの電源スイッチがオンになると、撮影準備の動作が開始される。ステップS1の撮影準備段階では、制御部8は、インターフェース9を介して接続されているメモリカード5に記録されている媒体IDを読出してIDメモリ6に記録する。
【0081】
ステップS2では、撮像部1のCCDが、撮影レンズ群を通して入り込んだ光を受光して対象物の像を捕らえる。CCDに撮像された画像データは、ステップS3に移って画像メモリ2に記録されると共に表示部3に表示される。
【0082】
すなわち、レンズカバーを開けると撮影レンズ群を通過した光は、CCDに捕らえられ、画像メモリに一時的に保持されると共に、表示部3に表示される。このとき、シャッターボタンが押下されていないときは、記録される画像ファイルは未だ確定していない。そして、ディジタルカメラの撮影する向きが変化すると、表示部に表示される画像は対象物の変化に応じて変化する。
【0083】
ステップS4では、シャッタボタンが押下されたか否かを判定し、判定がNOの場合はステップS2に移り、ステップS2〜S4が繰返される。
【0084】
シャッタボタンが押下された場合はステップS5に移り、画像メモリ2に保持されている画像データが確定される。確定した画像データは、圧縮部4の指示により圧縮される。
【0085】
ステップS6では、IDメモリ6に記録されているカメラID、媒体IDを呼び出すと共に、既に保存したものの中からもっとも新しい画像ファイルの記録IDを呼び出し、この記録IDに例えば数値1を加算して記録IDを新たに作成し、メーカーノート部に記録して画像データのヘッダ部を作成する。
【0086】
ステップS7では、ステップS6で作成したヘッダ部に圧縮部4によって圧縮された画像データを関連づけて画像ファイルを作成し、メモリカード5に記録する。
【0087】
メモリカード5への記録が終了するとステップS2に移り、ステップS2〜S7が繰返される。
【0088】
つぎに、図3に基づいて、画像ファイル管理プログラム24が、ディジタルカメラAのメモリカード5に記録されている画像データをパーソナルコンピュータBのハードディスク20に記録させる第1の実施例の動作を説明する。
【0089】
ステップS20において、パーソナルコンピュータBの画像ファイル管理プログラム24は、ディジタルカメラAに対して、メモリカード5に保存されている画像ファイルのヘッダ部のカメラID、媒体IDおよび記録IDを、先頭の画像ファイルから順次読出して転送させる。
【0090】
ステップS21において、画像ファイル管理プログラム24は、ステップS20で転送されたカメラID、媒体IDおよび記録IDが、ID記録部21に記録されているか否かを判定する。
【0091】
この判定において、判定結果がYESであるときは、ステップS24に移る。すなわち、転送されたカメラID、媒体IDおよび記録IDが、ID記録部21に既に記録されている場合は、ステップS24に移る。
【0092】
ステップS21での判定がNOであるときはステップS22に移る。ステップS21の判定がNOであるということは、パーソナルコンピュータBには、これから転送しようとする画像ファイルのヘッダー部と一致する画像ファイルが記録されていないことを意味する。ステップS22では、ステップS20で転送させたカメラID、媒体IDおよび記録IDをID記録部21に記録する。
【0093】
言い換えれば、ステップS21において、メモリカード5から転送されたカメラID、媒体IDおよび記録IDが、パーソナルコンピュータBのID記録部21に未だ記録されていない場合は、ステップS20で転送させたカメラID、媒体IDおよび記録IDをID記録部21に記録する。
【0094】
このように、パーソナルコンピュータBに保存されているカメラID、媒体IDおよび記録IDの有無を判定するため、カメラやメモリカード5が異なれば、同一番号になることがある記録IDの重複を避けることができる。加えて、ヘッダー部のみの重複チェックをするので、判断処理が早い。
【0095】
ステップS23では、ステップS22で記録したカメラID、媒体IDおよび記録IDに対応する画像ファイルを転送するように、パーソナルコンピュータBの画像ファイル管理プログラム24はディジタルカメラAに指示し、デジタルカメラAから転送された画像ファイルをハードディスク20に記録する。
【0096】
ステップS24では、メモリカード5に記録されている全画像ファイルのヘッダ部からカメラID、媒体IDおよび記録IDを転送させたか否かを判定する。この判定がNOの場合はステップS20に移り、ステップS20〜S24が繰返される。
【0097】
ステップS24での判定がYESの場合はステップS25に移り、メモリカード5に記録されている画像データをハードディスク20に記録するか否かを判定し、判定がNO(画像データを転送しない)の場合は処理を終了する。
【0098】
またステップS24の判定がYESの場合はステップS26に移り、メモリカード5からハードディスク20に画像ファイルを転送した後に、転送してハードディスク20に保存された画像ファイルの記録ID(すなわちステップS22でID記録部21に記録された記録ID)から新たな記録IDを作成する。
【0099】
新たな記録IDの作成方法としては、例えば記録IDを数値とし、ステップS22で記録された記録IDの数値に1を加算した数値を新たな記録IDとする。
【0100】
ステップS27では、ステップS26で作成された記録IDをディジタルカメラAに転送させ、IDメモリ6に記録されている記録IDを転送された記録IDに更新して処理を終了する。
【0101】
なお、実施例では、図6で説明した画像ファイルのヘッダ部のメーカノート部にカメラID、媒体IDおよび記録IDを記録させるようにしたが、この画像ファイルを管理する図5で説明したルートディレクトリに予約領域を設け、この予約領域に記録させるようにしてもよい。
【0102】
また実施例ではパーソナルコンピュータBにID記録部21を設けてハードディスク20に記録されている全画像ファイルのカメラID、媒体ID、および記録IDを記録させていたが、このIDの記録を転送開始動作が入力されたとき、ステップS20に先だってハードディスク20に記録させている画像ファイルのヘッダ部を読出して作成するようにしてもよい。
【0103】
つぎに、図8および図9を参照して、本発明の第2の実施例を説明する。図8は第2の実施例の構成図、図9は第2の実施例の動作フローチャートである。
【0104】
第2の実施例は、複数のディジタルカメラが撮像した画像ファイルを複数の記録媒体に記録保存させる場合に適用される。
【0105】
図8においてサーバ装置と表されるサーバーコンピュータC(集中管理装置)は、通信回線等で複数のディジタルカメラAおよび複数のパーソナルコンピュータBと接続され、ディジタルカメラAで撮像された画像データをパーソナルコンピュータBの記録媒体に記録させる場合はサーバーコンピュータCを介して行なわれる。勿論、ネットワークにデジタルカメラAが一つ接続されている場合もあり得る。サーバーコンピュータCは、各パーソナルコンピュータBがデジタルカメラAに設定した定義済み記録単位情報を収集して、収集した定義済み記録単位情報を複数個のパーソナルコンピュータB毎に管理する集中管理手段とされる。
【0106】
ディジタルカメラAの構成は図1で説明した第1の実施例の構成と同じであり、撮像時の動作は図2で説明した動作と同じ動作を行なう。
【0107】
パーソナルコンピュータBは、サーバーコンピュータCより画像データが転送された場合はハードディスク20(記録媒体)に記録する動作を行なう。
【0108】
また、サーバーコンピュータCは、ID記録部30、制御部31、インターフェース(I/O)32,33および処理を行なうCPU(セントラルプロセッシングユニット)34で構成される。
【0109】
ID記録部30には、第1の実施例で説明したカメラID、媒体IDおよび記録IDの他に装置IDが記録される。
【0110】
つぎに、図9を参照して、サーバーコンピュータCの動作を説明する。
【0111】
サーバーコンピュータCでは、ステップS32以外は図3で説明したステップS20、S21、S23〜S27と同様な処理であるステップS30、S31、S33〜S37が実行される。
【0112】
画像ファイルの転送を開始するに当たって、サーバーコンピュータCは、デジタルカメラAから、デジタルカメラAのメモリーカード5に保存されている画像ファイルのヘッダー部を順次取得する(ステップS30)。そして、サーバーコンピュータCの持っているID記録部に収録された画像ファイルのヘッダー部の記録と比較する(ステップS31)。ここで、デジタルカメラAの画像ファイルのヘッダー部がサーバーコンピュータCの持つヘッダー部と一致しなければ、サーバーコンピュータCのハードディスクのID記録部に記録する(ステップS32)。次に、サーバーコンピュータCは、当該ヘッダー部をデジタルカメラAから取得し、ハードディスクのID記録部30に保存する(ステップS33)。なお、ステップS31でサーバーコンピュータCのヘッダー記録とデジタルカメラAの画像ファイルのヘッダーとが一致していたら、ステップS34に移る。
【0113】
尚、ステップS32では、カメラID、媒体IDおよび記録IDをID記録部30に記録する他に、画像データを記録させる指定された画像記録装置(パーソナルコンピュータB)を特定する装置IDも記録し、ステップS33に移って指定された画像記録装置に画像データを転送して記録させる。
【0114】
ステップS33で画像ファイルを保存したら、デジタルカメラAが持っており、サーバーコンピュータCが持たなかった画像ファイルのヘッダーチェックが終了したかどうかを判定する(ステップS34)。全画像ファイルのヘッダーチェックが完了したら、取得したヘッダー部を持っている画像ファイルをデジタルカメラAからサーバーコンピュータCに転送し、取得した画像データにかかる画像ファイルのヘッダー部について、新たな記録IDを定義済み記録単位情報として作成する(ステップS36)。サーバーコンピュータCは、この新しく作成した記録IDを、デジタルカメラAのメモリーカード5に送信し、デジタルカメラAは、送られた新しい定義済みの記録単位情報をメモリーカードのID記録部に記録して、次からの撮影のための基準値とする。
【0115】
このようにサーバ装置のID記録部に画像データを記録した画像記録装置の装置IDも記録するようにしたので、記録されている画像ファイルの検索を容易に行なうことができる。
【0116】
次に、図10乃至図15を用いて本発明の他の実施の形態を説明する。図10は、この画像ファイル管理システムに関連する主要な構成を模式的に示す。40は画像記録装置としてのデジタルカメラであり、デジタルカメラ40は撮像部41,画像処理部42,画像保存部としてのメモリーカード42を有する。
【0117】
撮像部41は撮影レンズ光学系からなり、画像処理部42はCCD若しくはCMOS及び画像メモリ並びにCPU及び周辺回路と画像撮影の制御プログラム並びに撮影した画像を保存する処理プログラムその他のプログラム及び内部記憶装置等により構成される。画像保存部は記憶媒体となるメモリーカード43により構成される。デジタルカメラ40はパーソナルコンピュータ50とデータ通信するための通信プログラム及び通信回路を有している。
【0118】
デジタルカメラ40にはデータ通信のために有線若しくは無線の伝送路によって画像保存装置としてのパーソナルコンピュータ50が接続される。パーソナルコンピュータ50は周知の構成の他に、画像管理アプリケーション51と、画像保存部としてのハードディスク52を有する。パーソナルコンピュータ50がOSや通信装置を有することは勿論である。
【0119】
図11はデジタルカメラ40のメモリーカード43に保存される画像ファイル44の構成を示す。画像ファイル44はヘッダー部45と画像データ部46とからなる。ヘッダー部45には記録単位情報47が記録されている。この記録単位情報47は、カメラID、媒体ID、保存場所を示すグループID、撮影した画像データ部46を一つ一つ識別するための記録ID及び撮影日時、撮影条件等などで構成されている。
【0120】
図12はデジタルカメラ40がヘッダー部の作成処理過程を示す。デジタルカメラ40のヘッダー部の作成処理は、撮影した画像を識別処理する作業であり、撮影した画像ファイルの撮影順位等の記録事項を作成する。メモリーカード43に既に撮影した画像ファイルが保存されていれば、既に保存された画像ファイルのヘッダー部を読み取って、記録単位情報有りとなる。従って、メモリーカード43に画像ファイルが全くなければ、記録単位情報はないということになる。
【0121】
先ず、ヘッダー作成の開始では、メモリーカード43に記録単位情報があるかどうかをチェックし(ステップS40)、無ければ記録情報単位をデフォルト値に設定し(ステップS41)、撮影した画像データのヘッダー部に記録単位情報を記載して画像ファイルを作成し(ステップS42)、ヘッダー作成処理を終了して画像ファイルをメモリーカード43に保存する。
【0122】
ステップS40において、既にメモリーカード43に画像ファイルが保存されているのであれば、記録単位情報有りと判断され、新しい記録単位情報を撮影した画像ファイルのヘッダー部に記録して、画像ファイルを作成し、ヘッダー作成処理を終了する。作成された画像ファイルはメモリーカード43に保存される。
【0123】
図13は、デジタルカメラ40からパーソナルコンピュータ50に画像ファイルを転送するときの処理の流れを示す。
【0124】
画像ファイルの転送処理の開始後、先ず、パーソナルコンピュータ50の画像ファイル管理プログラムは、デジタルカメラ40が持つカメラIDを見に行き(ステップS50)、カメラIDの有無を判定する(ステップS51)。カメラIDがあれば、メモリーカード43のヘッダー部の記録単位情報を見に行く(ステップS52)。カメラIDが無ければ、全部の画像ファイルを転送する(ステップS56)。
【0125】
ステップS52で記録単位情報の有無を判別し(ステップS53)、記録単位情報があれば、転送しようとする撮影画像ファイルの記録単位情報がパーソナルコンピュータ50の記録単位情報として使用済みであるかどうかを判別する(ステップS54)。ステップS54の判別では、現在撮影した画像データの記録単位情報を含めて使用済みかどうかをチェックする。
【0126】
ステップS54の判別において、使用済みであれば、デジタルカメラ40の全部の画像ファイルについてチェックが終了したかどうかを判別する(ステップS55)。全部の画像ファイルのチェックが完了していなければ、ステップS53の前に戻る。又、ステップS53の判別において、記録単位情報が無ければ、その記録単位情報にかかる画像ファイルをデジタルカメラ40からパーソナルコンピュータ50に転送する。また、ステップS54においても、記録単位情報が使用済みでなければ、その記録単位情報にかかる画像ファイルをデジタルカメラ40からパーソナルコンピュータ50に転送する。
【0127】
全部の画像ファイルについてヘッダー部のチェックが終了したら、ステップS58では、このステップS50からステップS58までの間において、デジタルカメラ40からパーソナルコンピュータ50に転送した画像ファイルがあったかどうかを判別する。そして、転送した画像ファイルがあれば、新しい記録単位情報を定義づけて作成し(ステップS59)、転送した画像ファイルに関するヘッダー部の記録単位情報を使用済みと設定し(ステップS60)、パーソナルコンピュータ50のハードディスクのID記録部に転送した画像ファイルの記録単位情報を使用済みとして記録保存し、処理を終了する。
【0128】
図14乃至図16は画像ファイル管理の別の実施の形態を示す。図14では画像ファイル44のヘッダー部には記録単位情報の一部として、メモリーカード43等の記録媒体の媒体ID60と、カメラID61と、記録時の記録グループID62が設けられている。記録グループID62は、メモリーカード43内のディレクトリーやフォルダーなどの記録場所を示す。
【0129】
図15はデジタルカメラ40におけるヘッダー部の作成処理過程を示す。図15のデジタルカメラ40のヘッダー部の作成処理は、撮影した画像を識別処理する作業であり、撮影した画像ファイルの撮影順位等の記録事項を作成する。
【0130】
ステップS70では、ヘッダー部45にカメラID61があるかどうかを判別し、カメラID61に記録がなければデフォルト値をカメラID61に設定する(ステップS71)。
【0131】
カメラIDがあれば、ヘッダー部45に記録媒体の媒体ID60が記録されているかどうかの有無を判別する(ステップS72)。この判別で、ヘッダー部45に媒体ID60の記録が無ければ媒体ID60にデフォルト値を設定し(ステップS73)、媒体ID60があればステップS74に移行する。ステップS74では、ヘッダー部45に記録グループID62があるかどうかをチェックし、無ければ記録グループID62にデフォルト値を設定する(ステップS75)。
【0132】
これらのヘッダー部45の処理過程において、ヘッダー部45に設定したカメラID61,媒体ID60,グループID62を記憶してヘッダー部45の作成を終了し(ステップS76)、画像ファイルをメモリーカード43に保存する。
【0133】
図16は、デジタルカメラ40のメモリーカード43に保存されている画像ファイルの転送処理の流れを示す。パーソナルコンピュータ50の画像ファイル管理プログラム51は、画像転送処理の開始後、接続中のデジタルカメラ40のメモリーカード43の媒体ID(図16の記録媒体ID)を取得し(ステップS80)、その媒体IDの情報をパーソナルコンピュータ50が持っているかどうかを判別する(ステップS81)。ステップS81で媒体IDを持っていなければ、後述するステップS91に移ってメモリーカード43の全部の画像ファイルを取得する。ステップS81で媒体IDの情報を既に持っていれば、次に、接続されているデジタルカメラ40のカメラIDを見て取得する(ステップS82)。
【0134】
デジタルカメラ40のカメラIDの取得後には、転送しようとする画像ファイルのヘッダー部45に記載の媒体ID60を取得する(ステップS83)。次のステップS84では、このステップS83で取得した媒体ID60をパーソナルコンピュータ50が持っているかどうかを判別する(ステップS84)。これは、画像ファイルのヘッダー部45に記録されたカメラID、媒体ID、記録グループIDの3つをパーソナルコンピュータ50で管理しているためであり、この3つのデータは画像ファイルが撮影されたときに全て決定され、ヘッダー部45に記録される。
【0135】
ステップS84において媒体ID60がパーソナルコンピュータ50が持っていると判断されたら、転送しようとする画像ファイル44のヘッダー部45に記載されたカメラID61を取得する(ステップS85)。ステップS84でパーソナルコンピュータ50が媒体IDを持っていないと判断されたら、後述するステップS90に移る。
【0136】
カメラID61を取得したら、このカメラID61がパーソナルコンピュータ50に記憶されているかどうかを判別する(ステップS86)。ここで、パーソナルコンピュータ50が既にこのカメラID61を記憶していなかったら、後述するステップS92に移り、対応する画像ファイル44を転送する。パーソナルコンピュータ50がカメラID61を記憶していたら、転送する画像ファイル44のヘッダー部45に記載された記録グループID62を取得する(ステップS87)。
【0137】
取得した記録グループID62についてもパーソナルコンピュータ50が記憶しているかどうかをチェックし(ステップS88)、記憶がなければステップS92に移って対応する画像ファイル44を転送する。記録グループID62がパーソナルコンピュータ50が記憶していたら、ステップS89の判別に移る。
【0138】
ステップS89ではカメラID61に対応した記憶グループID62がパーソナルコンピュータ50のハードディスクのID記録部において既に使用されたものであるかどうかをチェックする。ここで、使用済みのものでなければ、ステップS92に移って対応する画像ファイル44を転送する。使用済みのものであれば、メモリーカード43内の全部の画像ファイルのチェックが終了したかどうかのチェックを行う(ステップS90)。全部の画像ファイルのチェックが未完了であれば、ステップS83の前に戻る。
【0139】
尚、ステップS91では全部の画像転送を行い、ステップS92では対応する画像ファイル44の転送を行うのは前述の通りである。
【0140】
ステップS90において全部の画像ファイルのチェックが完了したら、画像ファイル管理プログラム51は、これらの一連の処理において画像ファイルの転送実行があったかどうかをチェックし(ステップS93)、画像ファイルの転送処理が無ければ終了する。ステップS93で画像ファイルの転送を実行したのであれば、転送した画像ファイルについて、記録単位情報を使用済みとして処理し(ステップS94)、新しい未使用の記録単位情報をデジタルカメラに送信して画像転送処理を終了する。
【0141】
以上説明したように、この実施の形態にかかる画像ファイル管理プログラム24では、画像を撮影可能なデジタルカメラAが、撮影した画像データを自己が備えるメモリーカード43に保存するときに、保存する画像データ部46のヘッダー部45に、画像データ部46を識別する所定の記録単位情報47を記録して画像ファイルGfとして保存する機能を備えている。
【0142】
デジタルカメラAと接続されてデジタルカメラAの画像ファイルGfを保存するパーソナルコンピュータ50が、画像ファイルGfを保存するためのハードディスク52を備えており、ハードディスク52に画像ファイル管理プログラムを記録している。この画像ファイル管理プログラムは、デジタルカメラAとパーソナルコンピュータ50とがデータ通信可能に接続されている状態において、デジタルカメラAからパーソナルコンピュータ50に画像ファイルGfを送信する機能を有する。
【0143】
そして、この画像ファイル管理プログラムは、パーソナルコンピュータ50が、メモリーカード43に記録されているヘッダー部45の記録単位情報47を読み出し、読み出したデジタルカメラA側の記録単位情報47と、パーソナルコンピュータ50が既に保存した保存済み画像ファイルGfのヘッダー部45の記録単位情報47とを比較する。そして、この比較の結果、パーソナルコンピュータ50側が持たない未取得の記録単位情報47を画像ファイルGfが持っている場合には、未取得の記録単位情報47を持つ画像ファイルを、デジタルカメラAからパーソナルコンピュータ50の記録装置に取得して保存する機能を持っている。
【0144】
この画像ファイル管理プログラムは、デジタルカメラAの画像ファイル管理プログラムであっても良いし、パーソナルコンピュータ50側の画像ファイル管理プログラムであっても良い。また、デジタルカメラAとパーソナルコンピュータ50とが接続されて一つのシステムとされていても良い。
【0145】
デジタルカメラAの代わりに、画像を再生する機能を有する画像記録再生装置であっても良い。例えばデジタルカメラやデジタルビデオカメラ或いは携帯電話やセルラー電話のように画像を撮影可能なものに適用することも可能である。
【0146】
更にパーソナルコンピュータ50は、PDA等の携帯型のコンピュータ、画像データ部46を保存可能なものであっても良い。
【0147】
上記の実施の形態の画像ファイル管理プログラムでは、パーソナルコンピュータ50にデジタルカメラAが持っている画像ファイルGfを保存する場合に、パーソナルコンピュータ50に既に保存済みの画像ファイルGfを重複保存することを防止するために、画像ファイルGfのヘッダー部45に記録されている記録単位情報47の重複が無いかどうかをチェックし、記録単位情報47が重複していない場合に、その記録単位情報47の画像ファイルGfを転送保存するものである。このために、画像の保存処理が短時間で済むこととなり、バッテリー等の消費等も少なくなる。
【0148】
ここで、記録単位情報47とは、撮影した画像ファイルGfを識別するために画像データ部46のヘッダー部45に設けられる符号であり、画像ファイルGf毎に異なるものであり、例えば、デジタルカメラのカメラID、記憶媒体の媒体ID、撮影した画像ファイルGfの撮影順を示すナンバーその他のユニークな符号が用いられる。
【0149】
また、画像ファイル管理プログラムでは、データ通信において、デジタルカメラAからパーソナルコンピュータ50に対する画像ファイルGfの転送終了後に、パーソナルコンピュータ50が、取得済み画像ファイルGfの記録単位情報47よりも新しい記録単位情報47を生成し、新しい記録単位情報47を、デジタルカメラAが新たに撮影する画像ファイルGfのヘッダー部45に記録する基準とするために、デジタルカメラAに送信する機能を備えようにしても良い。
【0150】
このような実施の形態によれば、パーソナルコンピュータ50がデジタルカメラAから画像ファイルGfを転送されたときに、デジタルカメラAの画像ファイルGfのヘッダー部45に新たな記録単位情報47の基準値を決めるので、パーソナルコンピュータ50は、新しい記録単位情報47を基準として記録単位情報47をヘッダー部45に記憶させることとなり、記録単位情報47の重複が避けられる。
【0151】
更に、記録単位情報47は、デジタルカメラAの装置ID、画像ファイルGfを識別する記録単位ID、メモリーカード43の媒体ID、画像ファイルGfのグループを意味するグループID、パーソナルコンピュータ50の装置IDの少なくとも何れかであっても良い。
【0152】
このように、記録単位情報47に各種のIDを用いるので、デジタルカメラA毎、若しくはパーソナルコンピュータ50毎、記録媒体毎、画像ファイルGfのグループ毎を識別できることとなり、記録単位情報47につき細かな重複チェックが可能となる。
【0153】
さらに、デジタルカメラAに予め設定されるべき記録単位情報47が存在しない場合、デジタルカメラA内部に固定的に設定されたデフォルト値(固定値)を使用することとすれば、デジタルカメラA側に記録単位情報47が無い場合でも、デジタルカメラAの固定値を記録単位情報47に用いるので、記録単位情報47がチェックできなくなることが防止される。
【0154】
次に、パーソナルコンピュータ50が複数存在する場合、複数のパーソナルコンピュータ50に共通した順序に基づいてデジタルカメラAに設定する記録単位情報47を定義する。画像ファイル管理プログラムが、デジタルカメラAから何れかのパーソナルコンピュータ50が画像ファイルGfを取得する場合に、デジタルカメラAから取得した記録単位情報47が、定義済み記録単位情報47でないとき、定義済み記録単位情報47にかかる画像ファイルGfと、定義済み記録単位情報47以外の画像ファイルGfを取得する機能を有すると、パーソナルコンピュータ50が複数個ある場合でも、どれかのパーソナルコンピュータ50が記録単位情報47を共通した順序で定義するので、統一的な管理が可能となり、どれかのパーソナルコンピュータ50に画像ファイルGfが記録されていることが判明し、新たな画像ファイルGfをどれかのパーソナルコンピュータ50に保存できる。
【0155】
さらに、パーソナルコンピュータ50が過去に設定したことのない記録単位情報47を持つ画像ファイルGfを取得する場合に、取得の可否について選択する機能を有するので、複数のパーソナルコンピュータ50において、どのパーソナルコンピュータ50も保存していない画像ファイルGfを保存しようとするときに、選択できるので、不要な画像ファイルGfを保存することを防止できる。
【0156】
また、パーソナルコンピュータ50がネットワークに複数接続されて画像ファイル管理システムを構成し、各パーソナルコンピュータ50がデジタルカメラAに設定した定義済み記録単位情報47を収集可能とされている場合に、当該ネットワークに、収集した定義済み記録単位情報47を複数個のパーソナルコンピュータ50毎に管理するサーバーコンピュータ(集中管理手段)を設けてもよい。この場合、パーソナルコンピュータ50の各画像ファイル管理プログラムは、サーバーコンピュータが集めた定義済み記録単位情報47と、他のパーソナルコンピュータ50が設定した他者定義済み記録単位情報47とに基づいて、自己が持たない画像ファイルGfを持っているパーソナルコンピュータ50を特定し、この特定した他のパーソナルコンピュータ50から自己が持たない画像ファイルGfを転送可能とする機能を備えているのも良い。
【0157】
この発明によれば、複数のパーソナルコンピュータ50がネットワーク上に存在する場合に、自己が保存していない画像ファイルGfを持っているパーソナルコンピュータ50を特定できるために、当該保存しているパーソナルコンピュータ50にアクセスして必要な画像ファイルGfを取得保存できる。
【0158】
さらに、画像ファイル管理プログラムが、一度の操作によりデジタルカメラAから全ての画像ファイルGfの記録単位情報47をパーソナルコンピュータ50に送信させる一方、パーソナルコンピュータ50が受信した記録単位情報47が、パーソナルコンピュータ50がデジタルカメラAに定義したことがある定義済み記録単位情報47、若しくは、固定値の場合に、パーソナルコンピュータ50がデジタルカメラAから画像ファイルGfを取得する機能を備えていても良い。
【0159】
この発明によれば、一度の操作により全部の記録単位情報47を取得し、この中から過去に定義した定義済み記録単位情報47又は固定値にかかる画像ファイルGfを取得保存できるので、操作の手間がかからない。
【0160】
また、画像ファイル管理プログラムは、デジタルカメラAとパーソナルコンピュータ50とがデータ通信可能に接続されているときに、デジタルカメラAが持っている画像ファイルGfを識別する記録単位情報47と、パーソナルコンピュータ50が持っている画像ファイルGfを識別する記録単位情報47とを比較し、デジタルカメラAが持っており、パーソナルコンピュータ50が持っていない記録単位情報47を備えた画像ファイルGfを、デジタルカメラAからパーソナルコンピュータ50に転送して保存しても良い。
【0161】
さらに、画像ファイル管理プログラムは、デジタルカメラAからパーソナルコンピュータ50に画像ファイルGfを送信して保存した後に、パーソナルコンピュータ50からデジタルカメラAに対して、デジタルカメラAがデータ転送後に撮影する画像ファイルGfを識別するための新たな記録単位情報47を付与し、デジタルカメラAは送信された新たな記録単位情報47に基づいて撮影した画像ファイルGfを管理する機能を有するものであっても良い。
【0162】
このように構成すると、画像ファイルGfの重複保存をチェックする場合に、記録単位情報47のチェックにより行うので、チェックが早く、しかも、画像ファイルGfが重複保存されることが防止される。
【0163】
【0164】
【発明の効果】
本願の請求項1の発明では、画像保存装置に画像記録装置が持っている画像ファイルを保存する場合に、画像保存装置に既に保存済みの画像ファイルを重複保存することを防止するために、画像ファイルのヘッダー部に記録されている記録単位情報の重複が無いかどうかをチェックし、記録単位情報が重複していない場合に、その記録単位情報の画像ファイルを転送保存するものである。このために、画像の保存処理が短時間で済むこととなり、バッテリー等の消費等も少なくなる。
【0165】
ここで、記録単位情報とは、撮影した画像ファイルを識別するために画像データのヘッダー部に設けられる符号であり、画像ファイル毎に異なるものであり、例えば、デジタルカメラのカメラID、記憶媒体の媒体ID、撮影した画像ファイルの撮影順を示すナンバーその他のユニークな符号が用いられる。
【0166】
請求項2の発明は、画像保存装置が画像記録装置から画像ファイルを転送されたときに、画像記録装置の画像ファイルのヘッダー部に新たな記録単位情報の基準値を決めるので、画像保存装置は、新しい記録単位情報を基準として記録単位情報をヘッダー部に記憶させることとなり、記録単位情報の重複が避けられる。
【0167】
請求項3の発明では、記録単位情報に各種のIDを用いるので、画像記録装置毎、若しくは画像保存装置毎、記録媒体毎、画像ファイルのグループ毎を識別できることとなり、記録単位情報につき細かな重複チェックが可能となる。
【0168】
請求項4の発明では、画像記録装置側に記録単位情報が無い場合でも、画像記録装置の固定値を記録単位情報に用いるので、記録単位情報がチェックできなくなることが防止される。
【0169】
請求項5の発明によれば、画像保存装置が複数個ある場合でも、どれかの画像保存装置が記録単位情報を共通した順序で定義するので、統一的な管理が可能となり、どれかの画像保存装置に画像ファイルが記録されていることが判明し、新たな画像ファイルをどれかの画像保存装置に保存できる。
【0170】
請求項6の発明によれば、複数の画像保存装置において、どの画像保存装置も保存していない画像ファイルを保存しようとするときに、選択できるので、不要な画像ファイルを保存することを防止できる。
【0171】
請求項7の発明によれば、複数の画像保存装置がネットワーク上に存在する場合に、自己が保存していない画像ファイルを持っている画像保存装置を特定できるために、当該保存している画像保存装置にアクセスして必要な画像ファイルを取得保存できる。
【0172】
請求項8の発明によれば、一度の操作により全部の記録単位情報を取得し、この中から過去に定義した定義済み記録単位情報又は固定値にかかる画像ファイルを取得保存できるので、操作の手間がかからない。
【0173】
請求項9,請求項10の発明は、請求項1,請求項2の発明と同様に、画像ファイルの重複保存をチェックする場合に、記録単位情報のチェックにより行うので、チェックが早く、しかも、画像ファイルが重複保存されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】ディジタルカメラにおける撮像画像記録時の動作フローチャートである。
【図3】第1の実施例の記録媒体に画像データの記録時の動作フローチャートである。
【図4】メモリカードおよび記録媒体の構成図である。
【図5】ルートディレクトリの説明図である。
【図6】FATの説明図である。
【図7】画像データが記録される画像ファイルの構成図である。
【図8】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図9】サーバーコンピュータの動作フローチャートである。
【図10】本発明の他の実施の形態にかかる画像ファイル管理システムの構成を示す図である。
【図11】画像データとヘッダー部を有する画像ファイルの構成図である。
【図12】図10にかかる画像ファイルのヘッダー作成処理工程を示すフローチャートである。
【図13】図10にかかる実施の形態において、パーソナルコンピュータ側で画像ファイルを保存する際のヘッダーチェック工程を示す流れ図である。
【図14】図10のシステムにおいて、画像ヘッダー部の記録単位情報に媒体ID、カメラID、記録グループIDを設けた画像ファイル構成図である。
【図15】図14のヘッダー部を有する場合のデジタルカメラ側のヘッダー処理工程を示すフローチャートである。
【図16】図14のヘッダー部を有する画像ファイルのパーソナルコンピュータ側のヘッダー処理及び画像ファイル転送工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮像部
2 画像メモリ
3,22 表示部
4 圧縮部
5 メモリカード
7,23 操作部
8,24,31 制御部
9,10,25,26,32,33 インターフェース(I/O)
11,27,34 プロセッサ(CPU)
21,30 ID記録部
A ディジタルカメラ
B パーソナルコンピュータ
C サーバ装置
Claims (10)
- 画像を撮影可能な画像記録装置が、撮影した画像データを自己が備える画像記録媒体に保存するときに、保存する画像データのヘッダー部に、前記画像データを識別する所定の記録単位情報を記録して画像ファイルとして保存する機能を備えており、
前記画像記録装置と接続されて前記画像記録装置の画像ファイルを保存する画像保存装置が、前記画像ファイルを保存するための記憶装置を備えており、
前記画像記録装置と前記画像保存装置とがデータ通信可能に接続されている状態において、前記画像記録装置から前記画像保存装置に前記画像ファイルを送信するための画像ファイル管理システムであって、
前記画像保存装置が、前記画像記録媒体に記録されている前記ヘッダー部の前記記録単位情報を読み出し、読み出した該画像記録装置側の記録単位情報と、前記画像保存装置が既に保存した保存済み画像ファイルのヘッダー部の記録単位情報とを比較し、前記画像保存装置側が持たない未取得の前記記録単位情報を持つ画像ファイルを、前記画像記録装置から前記画像保存装置の記録装置に取得して保存する機能を有することを特徴とする画像ファイル管理システム。 - 前記データ通信において、前記画像記録装置から前記画像保存装置に対する前記画像ファイルの転送終了後に、前記画像保存装置が、取得済み画像ファイルの前記記録単位情報よりも新しい記録単位情報を生成し、該新しい記録単位情報を、前記画像記録装置が新たに撮影する画像ファイルのヘッダー部に記録する基準とするために、前記画像記録装置に送信する機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像ファイル管理システム。
- 前記記録単位情報は、前記画像記録装置の装置ID、前記画像ファイルを識別する記録単位ID、前記画像記録媒体の媒体ID、前記画像ファイルのグループを意味するグループID、前記画像保存装置の装置IDの少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1,2何れか記載の画像ファイル管理システム。
- 前記画像記録装置に予め設定されるべき前記記録単位情報が存在しない場合、前記画像記録装置内部に固定的に設定された固定値を使用することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか記載の画像ファイル管理システム。
- 前記画像保存装置が複数存在する場合、前記複数の画像保存装置に共通した順序に基づいて前記画像記録装置に設定する記録単位情報を定義し、前記画像記録装置から前記何れかの画像保存装置が画像ファイルを取得する場合、前記画像記録装置から取得した記録単位情報が、前記定義済み記録単位情報でないとき、前記定義済み記録単位情報にかかる画像ファイルと、前記定義済み記録単位情報以外の画像ファイルを取得する機能を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか記載の画像ファイル管理システム。
- 前記画像保存装置が過去に設定したことのない記録単位情報を持つ画像ファイルを取得する場合に、取得の可否について選択する機能を有することを特徴とする請求項5記載の画像ファイル管理システム。
- 前記画像保存装置がネットワークに複数接続されている場合に、各画像保存装置が画像記録装置に設定した定義済み記録単位情報を収集して、収集した定義済み記録単位情報を複数個の画像保存装置毎に管理する集中管理手段を設け、前記画像保存装置の各々は、前記集中管理手段が集めた前記定義済み記録単位情報と、他の画像保存装置が設定した他者定義済み記録単位情報とに基づいて、自己が持たない画像ファイルを持っている画像保存装置を特定し、該特定した他の画像保存装置から自己が持たない画像ファイルを転送可能とする機能を備えた請求項1乃至請求項4何れか記載の画像ファイル管理システム。
- 一度の操作により前記画像記録装置から全ての前記画像ファイルの記録単位情報を前記画像保存装置に送信させ、前記画像保存装置は、取得した記録単位情報が、前記画像保存装置が前記画像記録装置に定義したことがある定義済み記録単位情報、若しくは、固定値の場合に、前記画像記録装置から前記画像ファイルを取得する機能を有することを特徴とする請求項5,7記載の画像ファイル管理システム。
- 画像記録装置と画像保存装置とがデータ通信可能に接続されているときに、前記画像記録装置が持っている画像ファイルを識別する記録単位情報と、前記画像保存装置が持っている画像ファイルを識別する記録単位情報とを比較し、前記画像記録装置が持っており、前記画像保存装置が持っていない記録単位情報を備えた画像ファイルを、前記画像記録装置から前記画像保存装置に転送して保存することを特徴とする画像ファイル管理プログラム。
- 前記画像記録装置から前記画像保存装置に画像ファイルを送信して保存した後に、前記画像保存装置から前記画像記録装置に対して、前記画像記録装置が前記データ転送後に撮影する画像ファイルを識別するための新たな記録単位情報を付与し、前記画像記録装置は送信された新たな記録単位情報に基づいて撮影した画像ファイルを管理する機能を有することを特徴とする請求項9記載の画像ファイル管理プログラム。
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