JP4714106B2 - 画像蓄積システム及び画像蓄積方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラなどの撮像機器で撮像した画像を画像蓄積装置に転送する画像蓄積システムに関する。
近年、デジタルカメラやカメラ付携帯端末の撮像機能が飛躍的に向上している。これらの機器では、撮像した画像ファイルをメモリカードなどに記録する処理が行われている。しかしながら、メモリカードはその記録容量に限界がある。また、メモリカードの破損などにより画像ファイルが消失してしまう可能性がある。そこで、画像ファイルのバックアップ用途として他の画像記録装置に対して画像ファイルを転送して記録しておくことが一般的に行われている。
デジタルカメラなどで撮像した画像ファイルを他の画像記録装置に記録する場合には、一般的にユーザが転送を所望する画像ファイルを逐次指定して、その指定された画像ファイルを画像記録装置に対して転送することが行われていた。
しかしながら、画像ファイルの数が増加した場合などにおいては、ユーザがどの画像ファイルを画像記録装置に対して転送したかを把握しておくことが困難であるため、重複した画像ファイルを転送してしまう問題が生じている。
特許文献1には、かかる問題を解決するために、デジタルカメラの記録媒体に記録された画像ファイルをPCに転送する場合に、どの画像ファイルをPCに対して転送したかを把握するために、転送済みの画像ファイルを転送済みフォルダに移動(ムーブ)させて、元のフォルダからは当該転送済み画像ファイルを削除する、という発明が開示されている。
特開2004−312367号公報
しかしながら、従来技術では、複数のユーザが一の記録装置を共有して利用する場合には、たとえデジタルカメラ側にて転送済みファイルを把握していても、記録装置側にて適切に画像ファイルの管理がなされていないため、どの画像ファイルが記録装置のどの領域に記録されているかが依然として不明確であった。
そこで、本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、画像ファイルを転送する際に、画像蓄積装置にて転送された画像を適切に管理して蓄積する画像蓄積システムを提供することを目的とする。
そこで、本発明においては、かかる課題を解決するために、他の画像装置から機器識別情報が含められて転送される画像情報を取得する画像情報取得部と、自身を識別するための機器識別情報を保持する機器識別情報保持部と、画像情報取得部にて取得した画像情報に自身の機器識別情報をさらに含めて転送する転送部と、を有する画像装置と、機器識別情報にて識別されるフォルダにて情報の蓄積管理をする蓄積管理部と、転送部から転送される画像情報を受信する受信部と、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがある場合にはそのフォルダに受信した画像情報を記録する記録部と、を有する画像蓄積装置と、からなる画像蓄積システムであって、画像装置の画像情報取得部は、他の画像装置から機器識別情報が含められて転送される画像情報を取得し、画像蓄積装置の記録部は、受信した画像情報に含まれる画像装置及び他の画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に受信した画像情報を記録する記録手段を有する、画像蓄積システムを提供する。かかる構成により、ユーザが転送対象ファイルを逐次指定することなく、安全にファイル転送を行うことができる。また、各機器識別情報用のフォルダ内に画像情報が記録されるため、転送処理を速めたり、あるいは、他のユーザからの閲覧を防止させたりするなど適切な管理を行うことができる。
上記のように、画像装置の画像情報取得部は、他の画像装置から機器識別情報が含められて転送される画像情報を取得する。具体的な一例としては、他の画像装置はICメモリ装置であり、ICメモリ装置から画像情報を取得する画像装置はデジタルカメラであってもよい。かかる構成により、デジタルカメラなどの撮像機器毎、あるいは、メモリカードなどの外部メディア毎のフォルダ内に画像ファイルを記録することができる。また、蓄積管理部は、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがない場合にはその機器識別情報で識別されるフォルダを生成するフォルダ生成手段を有してもよい。また、記録部は、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがある場合には、画像装置の画像情報取得部が取得可能な画像情報のうち、そのフォルダに蓄積されていない画像情報のみを記録する差分記録手段を有してもよい。かかる構成により、既に転送済みの画像情報を転送せずに済むため、転送時間を短縮することができる。
本発明においては、画像蓄積装置内の機器識別情報に応じたフォルダに画像情報を記録することにより、複数のユーザがそれぞれ有するデジタルカメラなどの画像装置から画像情報を転送する場合であっても、適切に画像情報を管理することができる。また、前回転送したファイルとの差分のみを転送することで、転送処理を短縮することができる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1、2は、主に請求項1、2、5、6、7などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、デジタルカメラなどの画像装置から、ハードディスクレコーダなどの画像蓄積装置に対して画像情報を転送して記録させる画像蓄積システムに関するものである。画像装置はそれぞれ機器識別情報を有しており、この機器識別情報に応じた画像蓄積装置のフォルダに画像情報を転送して記録させる点が特徴である。図1は、本実施形態の概念の一例を示す図である。図1(a)では、機器識別情報01234567を有するデジタルカメラ内には、3つのJPGファイルが記録されている。そして、デジタルカメラをハードディスクレコーダに接続した場合には、機器識別情報01234567で識別されるフォルダ内に当該JPGファイルを記録する。なお、図1(b)のように、2回目以降の接続時には、画像蓄積装置に蓄積されている画像情報との差分を検出して、当該差分の画像情報のみをデジタルカメラから画像蓄積装置に対して転送してもよい。図1(b)の例については後の実施形態にて説明を行うものとする。
<実施形態1の構成>
図2は、本実施形態における機能ブロック図の一例を示す図である。図2に示すように、本実施形態における「画像蓄積システム」200は、「画像装置」210と、「画像蓄積装置」220と、からなる。画像装置210は、「画像情報取得部」211と、「機器識別情報保持部」212と、「転送部」213と、を有する。画像蓄積装置220は、「蓄積管理部」221と、「受信部」222と、「記録部」223と、を有する。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される(本明細書の全体を通じて同様である)。
最初に画像装置について説明する。「画像装置」は、具体的にはデジタルカメラや撮像機能を有している携帯端末が挙げられる。なお、本明細書においては基本的に「画像」に関して説明を行うものであるが、「映像」に関しても同様に画像装置から転送したり、画像蓄積装置にて記録されてもよい。また、画像装置は、デジタルカメラなどの撮像機能を有する装置のほか、後述するようにICメモリ装置であってもよい。詳細については後の実施形態にて説明を行う。
「画像情報取得部」211は、画像情報を取得する。画像情報とは、具体的にはJPEGなどの画像ファイルが挙げられる。画像情報はJPEGのような圧縮ファイルのほか、RAWデータのような非圧縮の生データも含まれる。画像情報には、一例としては、撮像時にDCF(Design rule for Camera File system)規格に準拠したファイル名を付すことができる。撮像された画像情報は、例えば画像装置の記録媒体に記録されている。画像情報取得部による画像情報の取得とは、記録媒体などに記録してある画像情報を取得することである。なお、画像情報は、画像ファイルそのものの他に、画像ファイルのリストについての情報であってもよい。
「機器識別情報保持部」212は、自身を識別するための機器識別情報を保持する。「自身」とは、画像装置自身のことである。機器識別情報としては、例えばデジタルカメラなどの各機器固有のシリアル番号やICメモリ装置としてのメモリカードなどのシリアル番号が挙げられる。なお、機器識別情報は一意に特定できる情報であることが望ましい。よって、例えばデジタルカメラの場合には、USBのUIDなどのように衝突が発生しない値を用いることが好ましい。また、メモリカードの場合には、各メモリカードの有する「製造者名」「製品名」「製品リビジョン」「シリアル番号」などの情報から生成した情報を用いることが好ましい。この結果、ユニークな機器識別情報を利用することができる。
「転送部」213は、画像情報に機器識別情報を含めて転送する。画像情報に機器識別情報を含めるとは、例えば画像情報を機器識別情報と関連付けたり、あるいは、画像情報(画像ファイル)の属性に機器識別情報を付したりすることが挙げられる。画像情報に機器識別情報を含める場合には、例えば一の画像ファイル(画像情報)を転送する際にそれぞれ機器識別情報を含めてもよいし、あるいは、画像情報を転送するセッション単位で機器識別情報を含めて転送してもよい。
なお、転送される画像情報については、例えば最初に画像蓄積装置に対して接続された場合には、画像装置の記録媒体が記録している全ての画像情報を転送する。そして、二回目以降に画像装置が画像蓄積装置に対して接続した場合には、その差分の画像情報のみを転送することができる。詳細については後の実施形態にて説明を行う。
次に、画像蓄積装置について説明する。「画像蓄積装置」220は、画像装置から転送される画像情報を蓄積する装置である。具体的には、ハードディスクレコーダやパーソナルコンピュータ、あるいは、サーバ装置などの大容量の記録媒体を備えた装置が挙げられる。特に、近年では画像ファイルの画質が向上しており、大画面で画像を閲覧したい要望が想定される。よって、液晶テレビなどの大画面に備え付けられたハードディスクレコーダなどを画像蓄積装置として使用することで、その蓄積された高画質・高解像度の画像ファイルを迫力ある画面で閲覧することが可能となる。また、記録容量の多いハードディスクレコーダの空き領域を効率的に使用することも可能となる。
「蓄積管理部」221は、機器識別情報にて識別されるフォルダにて情報の蓄積管理をする。フォルダとは、画像蓄積装置内の記録媒体に設けられた可変的な記録領域の単位を示すものであるが、固定的な記録領域のパーティションを示すものであってもよい。図3は、画像蓄積装置内の記録媒体における各ディレクトリ構成の一例を示す図である。なお、本明細書においては、フォルダとディレクトリは同義語として扱うものとする。図3においては、点線示すようにpictureディレクトリ配下が蓄積管理部にて蓄積管理される情報になる。画像蓄積装置は、ハードディスクレコーダを利用することができるため、例えば図3に示すように、各種の映像ファイルを格納するMovieディレクトリなど他のディレクトリが画像蓄積装置内の記録媒体に混在してもよい。
pictureディレクトリ直下には、画像装置であるカメラAの機器識別情報8ECAB423や、カメラBの識別情報6815CF04で識別されるフォルダが格納されている。そして、各機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に画像情報としての画像ファイルが記録される。なお、図3においてはカメラの機器識別情報にて識別されるフォルダについて説明を行ったが、メモリカードなどの外部メディアの機器識別情報にて識別されるフォルダをさらに加えた構成としてもよい。かかる構成については後の実施形態にて説明する。
蓄積管理部は、図3で示すような機器識別情報にて識別されるフォルダにて情報の蓄積管理を行うものである。情報とは、既に説明した画像情報のことである。そして、情報の蓄積管理とは、例えば各フォルダ及び各画像情報についてのアクセス権を管理することが挙げられる。つまり、本発明の実施形態として、機器識別情報にて識別されるフォルダに記録されている画像情報については、その機器識別情報にて識別される画像装置が接続されている場合でなければ、アクセスを不可とすることができる。この理由としては、次の点が挙げられる。まず、メモリカードやデジタルカメラなどの内蔵メモリと比較して、ハードディスクレコーダは膨大な記録容量を有しているものである。そこで、各家庭においては、各自が撮像した画像を一のハードディスクレコーダに転送して記録させておくことが想定される。しかしながら、例えば単に日付毎などに応じてハードディスクレコーダに転送して記録している場合には、各自のプライベートな画像までもが他の人に閲覧されてしまったり、あるいは、他の人が誤って画像を削除してしまう場合が想定される。そこで、蓄積管理部がアクセス権を設定し、これを管理することにより、画像装置に応じたフォルダに記録されている画像情報を確実に当該画像装置の利用者が閲覧・管理することが可能となり、プライバシーを適切に保護することができる。
蓄積管理部にてアクセス権を設定した場合には、例えば機器識別情報にて識別される画像装置が接続された状態である場合にのみ、画像蓄積装置の当該機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に記録されている画像情報へのアクセスを可能としてもよい。この他、画像装置の紛失等に備えて、利用者のアカウントを設定して、これと機器識別情報とを関連付けて管理しておき、利用者のアカウントに関連付けられている機器識別情報にて識別されるフォルダ配下の画像情報について閲覧等が可能であるとしてもよい。
「受信部」222は、転送部から転送される画像情報を受信する。すなわち、受信部は画像装置から転送される画像情報の受信を行う。画像情報の受信タイミングとしては、画像装置からの画像情報の一方的な転送を受けて受信をしてもよいし、あるいは、画像蓄積装置側から画像装置に対して画像情報の送信要求を行い、その結果、画像情報が画像装置から転送されて受信するとしてもよい。
「記録部」223は、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがある場合にはそのフォルダに受信した画像情報を記録する。ここで、例えば機器識別情報で識別されるフォルダがない場合には、以下の処理を行うとしてもよい。第一は、その機器識別情報で識別されるフォルダを生成し、その生成したフォルダに記録する処理を行う。これについては、後の実施形態にて説明する。第二は、その転送された画像情報を記録することなく、破棄する処理を行う。第二のケースにおいては、例えば見ず知らずの他人が勝手に画像蓄積装置に対して画像を転送することを防止することができる。つまり、画像蓄積装置においては、事前に画像を転送する端末の登録処理を行い、転送可能な画像装置を特定しておくことにより、見ず知らずの第三者の画像転送を防止することも可能である。これにより、プライベートな画像蓄積装置を構成することができる。
<実施形態1の処理の流れ>
図4は、実施形態1における処理の流れの一例を示す図である。本実施形態における処理は、以下に示すステップよりなる。なお、以下に示す処理の流れは、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施され得る(以下、本明細書における処理の流れの記載についても同様である)。
まず画像装置側にて、画像情報を取得する(S401)。そして、画像情報に画像装置自身を識別するための機器識別情報を含めて転送する(S402)。画像情報の転送のタイミングとしては、例えば画像蓄積装置に対して転送要求を出力し、その後画像蓄積装置から指定された転送対象ファイルのみを転送するといった処理を行ってもよい。そして、画像蓄積装置においては、転送される画像情報を受信する(S411)。その後、S411にて受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダに受信した画像情報を記録する(S412)。そして、機器識別情報にて識別されるフォルダにて情報の蓄積管理をする(S413)。
<実施形態1の具体的構成態様>
図5は、本実施形態における画像装置と画像蓄積装置の具体的な構成態様の一例を示す図である。図5(a)では、画像装置としてのデジタルカメラの構成例を示している。画像装置は、例えば画像情報取得部としてのCPU501、フラッシュメモリ502、SDRAM503、CCD504や、機器識別情報保持部としてのROM505や、転送部としてのUSB506や、メモリカードなどと情報をやり取りするためのメディアインタフェースなどから構成される。以下、具体的な動作について説明する。画像装置のCPUはCCDにより撮像した画像情報をフラッシュメモリに記録させる処理を行う。そして、CPUはUSBを介して画像蓄積装置と接続したことを検知した場合には、ROMに保持されている機器識別情報を読み出して、フラッシュメモリに記録されている画像情報に含めて、画像蓄積装置に対して転送する命令を出力する。
図5(b)は、画像蓄積装置の構成例を示している。画像蓄積装置は、例えば受信部としてのUSB515や、蓄積管理部及び記録部としてのCPU511、HDD512、ROM513、RAM514などから構成される。以下、具体的な動作について説明する。画像蓄積装置のCPUは、ROMに記録されているプログラムやRAMに読み出されたプログラムに従って、各種制御のための命令を出力する。そして、CPUは、USBを介して画像装置の接続を検知した場合には、RAMに読み出されたプログラムに従って、画像装置に対して転送指示を出力する。転送指示には、機器識別情報にて識別されるフォルダに既に記録されていない画像情報のみを転送するように指示してもよい。そして、これに応じて転送される画像情報を、機器識別情報にて識別されるHDD内のフォルダに記録する処理を実行する。
<実施形態1の効果>
実施形態1における画像蓄積システムにおいては、画像蓄積装置内の機器識別情報に応じたフォルダに画像情報を記録することにより、複数のユーザがデジタルカメラなどの画像装置から画像情報を転送する場合であっても、適切に画像情報を管理することができる。また、画像装置毎のフォルダに画像情報が記録されるため、例えば他人による画像情報の閲覧を防止するといったことも可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は、実施形態1で説明した画像装置が他の画像装置から転送される画像情報を取得する点に特徴を有する。図6は、実施形態2における概念の一例を示す図である。図6においては、機器識別情報01234567を有するデジタルカメラに、機器識別情報AAAを有するメモリカードが挿入されている。この場合に、デジタルカメラを画像蓄積装置に対して接続をする。すると、画像蓄積装置においては、デジタルカメラの機器識別情報にて識別されるフォルダ内のさらにメモリカードの機器識別情報AAAで識別されるフォルダ配下に画像情報を蓄積する処理を行うものである。
<実施形態2の構成>
図7は、本実施形態における機能ブロック図の一例を示す図である。図7に示すように、本実施形態における「画像蓄積システム」700は、「画像装置」710・730と、「画像蓄積装置」720と、からなる。各装置の構成要件については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。実施形態2においては、画像装置が複数ある場合に、それぞれの機器識別情報を画像情報に含めて転送することで、画像蓄積装置では、各画像装置の機器識別情報が画像情報に含まれた情報を受信する点が特徴である。
図7に示すように、画像装置710の画像情報取得部711は、他の画像装置730から転送される画像情報を取得する。より具体的には、他の画像装置730はICメモリ装置であり、ICメモリ装置730から画像情報を取得する画像装置710はデジタルカメラである場合を例に挙げて説明する。ICメモリ装置は、各種のメモリカードが該当する。ICメモリ装置730から転送される画像情報には、ICメモリ装置730の機器識別情報が含まれる。そして、これを取得したデジタルカメラ710においては、画像蓄積装置に対して当該画像情報を転送する場合に、ICメモリ装置の機器識別情報が含まれる画像情報に、さらにデジタルカメラ710自身の機器識別情報を含めて画像蓄積装置に対して転送を行う。かかる動作により、画像蓄積装置においては、デジタルカメラ710と、ICメモリ装置730のそれぞれの機器識別情報を受信することができ、適切なフォルダに画像情報を記録することができる。
図8は、本実施形態における画像蓄積装置内の記録媒体における各ディレクトリ構成の一例を示す図である。図8(a)においては、画像装置としてのデジタルカメラを識別する機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に、画像装置としてのメモリカードを識別する機器識別情報にて識別されるフォルダが配置される。そして、メモリカードの機器識別情報で識別されるフォルダ直下に、転送される画像情報を記録する。かかるディレクトリ構成を設けることにより、詳細な単位での画像情報の管理を行うことができる。図8(b)は、図8(a)で説明したディレクトリ構成に、さらにDCFディレクトリを設けた構成を示した図である。DCFディレクトリは、デジタルカメラにおける規格の一種である。かかるディレクトリ構成を有することにより、例えばデジタルカメラ内でのフォルダ構成と同一のフォルダ構成を画像蓄積装置内に構築することができるため、さらに詳細な単位での画像情報の管理を行うことができる。なお、DCFディレクトリは、例えば異なるデジタルカメラにメモリカードを挿入した場合に、それぞれのデジタルカメラに対応して生成されるディレクトリである。
本実施形態のように、デジタルカメラのように撮像機能を有する撮像機器と、メモリカードのように撮像された画像情報を記録する外部メディアとの、それぞれの機器識別情報を利用することで、さらなる利便性を向上させることができる。例えば、実施形態1においては、プライベートな画像を他の人から閲覧されないようにアクセス権などを設定することが可能なことについて説明を行った。本実施形態においては、メモリカードのようなメディア単位でかかるアクセス権を設定してもよい。例えば、メモリカードは複数のデジタルカメラにて挿抜されるなど、使い回して使用されるものである。そこで、例えば図8(b)のメモリカードBが示すように、複数のデジタルカメラのディレクトリ配下に同一の機器識別情報にて識別されるメモリカードのディレクトリが構築される場合がある。かかる場合に、メモリカードに応じたアクセス権を設定することができる。つまり、図8(b)においては、メモリカードBを挿入したデジタルカメラAを画像蓄積装置に対して接続して、画像情報を転送した場合には、当該状態において、デジタルカメラBにて識別されるフォルダ内のメモリカードBの機器識別情報にて識別されるフォルダ内の画像情報をも閲覧できるようにアクセス権を設定してもよい。これにより、いわばメモリカードなどの外部メディアを単位としたプライベート領域を擬似的に設けることが可能となる。
また、図8の例においては、デジタルカメラの撮像機器についてのアクセス権と、メモリカードなどの外部メディアについてのアクセス権とを関連付けたアクセス権を用いてもよい。すなわち、図8の01.JPGファイルを閲覧・操作したい場合には、メモリカードA(機器識別情報:2103578168)が挿入されたカメラA(機器識別情報:8ECAB423)を画像蓄積装置に接続した場合にのみ、同ファイルの閲覧・操作を可能としてもよい。換言すると、他のメモリカードが挿入された場合には、例えカメラA(機器識別情報:8ECAB423)を画像蓄積装置に接続した場合であっても、同ファイルの閲覧・操作を行うことはできない、としてもよい。なお、本実施形態においては、機器識別情報の入れ子状態が2階層である場合について説明を行ったが、N個の画像装置を構成し、入れ子状態がN階層となる構成を有してもよい。そして、かかる入れ子状態の階層に応じて、アクセス権を多様に関連付けしてもよい。
<実施形態2の処理の流れ>
図9は、実施形態2における処理の流れの一例を示す図である。実施形態2においては、図9に示すように、まずICメモリ装置において、自身のフラッシュメモリなどから画像情報を取得する(S901)。そして、取得した画像情報にICメモリ装置の機器識別情報を含めて転送する(S902)。S902における転送処理は、例えばデジタルカメラからのアクセスに応じてデジタルカメラ側にデータを転送することで実行される。次に、デジタルカメラ側においては、S902にてICメモリ装置から転送される画像情報を取得する(S911)。そして、取得した画像情報にデジタルカメラの機器識別情報を含めて画像蓄積装置に対して転送する(S912)。以降の処理については、基本的には実施形態1で説明した処理の流れと同様である。なお、画像蓄積装置側の処理においては、デジタルカメラの機器識別情報にて識別されるフォルダ配下の、さらにICメモリ装置の機器識別情報にて識別されるフォルダ直下に当該画像情報を記録する点が実施形態1とは異なるものである。
<実施形態2の具体的構成態様>
図10は、本実施形態における画像装置としてのICメモリ装置の具体的構成態様の一例を示す図である。図10に示すICメモリ装置は、機器識別情報保持部としてのフラッシュメモリ制御チップ1001や、画像情報取得部としてのフラッシュメモリ制御チップ1001、フラッシュメモリ1002や、転送部としてのカードインタフェース1003などから構成される。フラッシュメモリ制御チップは、カードインタフェースを介してデジタルカメラなどからの命令に応じて、フラッシュメモリに記録されている画像情報を転送する処理を行う。そして、ICメモリ装置自身の機器識別情報についてもカードインタフェースを介して画像情報に含めてデジタルカメラに対して転送する。なお、デジタルカメラと画像蓄積装置の具体的な構成態様については、実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
<実施形態2の効果>
実施形態2においては、ICメモリ装置などの他の画像装置からそのICメモリ装置の機器識別情報が含まれた画像情報をデジタルカメラなどの画像装置にて取得する。そして、デジタルカメラなどの画像装置では、デジタルカメラの機器識別情報をさらに含めて画像蓄積装置に対して転送を行う。このため、画像蓄積装置においては、デジタルカメラなどの撮像機器毎、あるいは、メモリカードなどの外部メディア毎のフォルダ内に画像ファイルを記録することができる。これにより、画像の管理を詳細に行うことが可能となる。さらには、メディア毎のアクセス権を設定するといったことも可能となり、利便性を向上させることができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
実施形態3は、画像装置が最初に画像蓄積装置に接続された場合には、その画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダを新たに生成することを特徴とするものである。
<実施形態3の構成>
図11は、本実施形態における機能ブロック図の一例を示す図である。図11に示すように、本実施形態における「画像蓄積システム」1100は、「画像装置」1110と、「画像蓄積装置」1120と、からなる。画像装置1110は、「画像情報取得部」1111と、「機器識別情報保持部」1112と、「転送部」1113と、を有する。画像蓄積装置1120は、「蓄積管理部」1121と、「受信部」1122と、「記録部」1123と、を有する。蓄積管理部1121は、「フォルダ生成手段」1124を有する。フォルダ生成手段1124を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、実施形態2を基本としてフォルダ生成手段1124を有する構成ととることもできる。
フォルダ生成手段1124は、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがない場合にはその機器識別情報で識別されるフォルダを生成する。フォルダ生成手段は、具体的には実施形態1で説明したようなCPU、RAM、HDDなどから構成されるものである。画像蓄積情報に最初に接続する画像装置については、当該画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダは画像蓄積装置内に存在していない。よって、最初に接続された画像装置の画像情報に含まれる機器識別情報を利用して、当該機器識別情報にて識別されるフォルダを生成する点が本実施形態の特徴である。なお、実施形態2で説明したように、デジタルカメラの撮像機器と、ICメモリ装置などの外部メディアとの、それぞれに応じた機器識別情報にて識別されるフォルダを生成することも可能である。また、フォルダの生成にあたっては、ICメモリ装置などの外部メディアのフォルダについては、デジタルカメラなどの撮像機器の下層フォルダ内に当該外部メディアのフォルダを生成するとしてもよい。
<実施形態3の処理の流れ>
図12は、実施形態3における処理の流れの一例を示す図である。S1212、S1214を除く各処理の流れについては実施形態1又は2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。S1212においては、画像蓄積装置において、受信した画像情報に含まれる機器識別情報にて識別されるフォルダがあるかをHDD内を検索するなどして判断する。そして、機器識別情報にて識別されるフォルダがないと判断した場合には、S1214に進み、当該機器識別情報にて識別されるフォルダを生成する。その後はS1213に進み、その生成したフォルダに画像情報を記録する。
<実施形態3の効果>
実施形態3においては、機器識別情報にて識別されるフォルダが画像蓄積装置内に存在しない場合には、新たに該当するフォルダを生成する。これにより、デジタルカメラなどの撮像機器や、メモリカードなどの外部メディアを最初に画像蓄積装置に接続した場合に、その都度登録作業などを行うことなく該当する機器識別情報にて識別されるフォルダが生成されるため、利便性を向上させることができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
実施形態4は、2回目以降に画像装置を画像蓄積装置に接続した場合に、差分の画像情報のみを転送することを特徴とするものである。
<実施形態4の構成>
図13は、本実施形態における機能ブロック図の一例を示す図である。図13に示すように、本実施形態における「画像蓄積システム」1300は、「画像装置」1310と、「画像蓄積装置」1320と、からなる。画像装置1310は、「画像情報取得部」1311と、「機器識別情報保持部」1312と、「転送部」1313と、を有する。画像蓄積装置1320は、「蓄積管理部」1321と、「受信部」1322と、「記録部」1323と、を有する。記録部1323は、「差分記録手段」1324を有する。差分記録手段1324を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。また、実施形態2又は3を基本として差分記録手段1324を有する構成としてもよい。
差分記録手段1324は、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがある場合には、画像装置の画像情報取得部が取得可能な画像情報のうち、そのフォルダに蓄積されていない画像情報のみを記録する。差分記録手段は、具体的には実施形態1で説明したような、CPU、RAM、HDDなどから構成されるものである。差分記録手段は、一例として以下で示す動作を行う。まず、画像装置が接続された場合には、画像装置から当該画像装置に記録されている画像情報のリストを機器識別情報を含めて取得する。そして、その取得した機器識別情報にて識別されるフォルダ内に記録されている画像情報リストと、画像装置から取得した画像情報のリストとを比較する。そして、比較結果に基づいて、差分記録手段は、機器識別情報にて識別されるフォルダ内に記録されていない未記録画像情報リストを生成する。そして、生成した未記録画像情報リストを画像装置に対して送信して、当該未記録画像情報リストに含まれる画像情報のみを転送するように要求する。その後、画像装置から転送される画像情報をフォルダ内に記録する。以上のような動作により、差分画像情報のみを転送することができるため、転送時間を大幅に短縮することが可能となる。なお、例えば画像装置側にて撮像履歴情報を有し、この撮像履歴情報に基づいて前回転送した時点以降に撮像された画像情報のみを転送するといった処理を行ってもよい。なお、以上の説明は画像装置側から画像情報リストが画像蓄積装置に転送されて、画像蓄積装置側にて差分の画像情報を要求する例について説明をしたが、逆に、画像蓄積装置側に記録されている画像情報リストを画像装置側に送信し、これを受けた画像装置側にて転送する画像情報を決定して、画像蓄積装置に転送するといった処理を行ってもよい。
なお、画像情報の差分の確認を行う場合には、DCF規格で定められているファイル名を基準に判断を行うことが考えられる。この場合においては、DCF規格では、DCF番号というシーケンシャルな番号がファイル名に連番で付されていく。ここで、例えばメモリカードをフォーマットした場合などにおいては、異なる画像情報であるにも関わらず、同一のファイル名が付されてしまい、差分チェック時に同一ファイルであると判断されて画像蓄積装置に適切に蓄積されない可能性が生じる場合がある。このような場合には、画像装置側の記録媒体などに記録されている画像情報のハッシュ値と、画像蓄積装置側にて記録されている画像情報とのハッシュ値を比較したり、各画像情報の撮像日時情報を比較したり、各画像情報のファイルサイズなどを比較することで、同一ファイル名であっても異なる画像情報であると判断することができる。特に、RAWデータなどの非圧縮の生データの場合にはファイルサイズは全て同一となるため、ハッシュ値を用いた比較を行うことで同一の画像情報であるか否かを容易に判断することができる。この場合には、DCF規格のファイル名にサフィックスという拡張文字を付加した別のファイル名で記録することも可能である。
<実施形態4の処理の流れ>
図14は、実施形態4における処理の流れの一例を示す図である。図14においては、差分のチェックを行う部分の処理についてのみ記載をしている。画像蓄積装置は、画像装置と接続した場合には以下で示す処理を実行する。まず、画像装置の記録媒体などに記録されている画像情報の画像情報リストを取得する(S1401)。そして、当該画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダにて蓄積管理されている画像情報の画像情報リストを生成する(S1402)。その後、S1401で取得した画像情報リストと、S1402で生成した画像情報リストの比較を行う(S1403)。そして、当該フォルダ内にて未記録の画像情報リストを生成する(S1404)。なお、S1403での比較処理においては、必要に応じて既に説明したようなハッシュの生成、比較処理などを行ってもよい。そして、S1404にて生成された未記録画像情報リストを含めた画像情報要求を画像装置に対して出力する(S1405)。そして、これに応じて画像装置から転送される画像情報を機器識別情報にて識別されるフォルダ内に記録する(S1406)。
<実施形態4の効果>
本実施形態においては、既に転送済みの画像情報を転送せずに、未記録の画像情報のみを転送することが可能となるため、転送時間を短縮することができる。また、例えば同一ファイル名であってもファイルサイズやハッシュ値などを比較することで異なる画像情報であるかを判断して転送して記録管理することができる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1の画像蓄積装置におけるディレクトリ構成の一例を示す図 実施形態1の処理の流れを説明する図 実施形態1の具体的構成態様を示す図 実施形態2を説明するための概念図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2の画像蓄積装置におけるディレクトリ構成の一例を示す図 実施形態2の処理の流れを説明する図 実施形態2のICメモリ装置の具体的構成態様の一例を示す図 実施形態3を説明するための機能ブロック図 実施形態3の処理の流れの一例を示す図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4の処理の流れを説明する図
符号の説明
200 画像蓄積システム
210 画像装置
211 画像情報取得部
212 機器識別情報保持部
213 転送部
220 画像蓄積装置
221 蓄積情報管理部
222 受信部
223 記録部

Claims (7)

  1. 他の画像装置から機器識別情報が含められて転送される画像情報を取得する画像情報取得部と、
    自身を識別するための機器識別情報を保持する機器識別情報保持部と、
    画像情報取得部にて取得した画像情報に自身の機器識別情報をさらに含めて転送する転送部と、
    を有する画像装置と、
    機器識別情報にて識別されるフォルダにて情報の蓄積管理をする蓄積管理部と、
    転送部から転送される画像情報を受信する受信部と、
    受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがある場合にはそのフォルダに受信した画像情報を記録する記録部と、
    を有する画像蓄積装置と、
    からなる画像蓄積システムであって、
    画像装置の画像情報取得部は、他の画像装置から機器識別情報が含められて転送される画像情報を取得し、
    画像蓄積装置の記録部は、受信した画像情報に含まれる画像装置及び他の画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に受信した画像情報を記録する記録手段を有する、画像蓄積システム。
  2. 他の画像装置はICメモリ装置であり、ICメモリ装置から画像情報を取得する画像装置はデジタルカメラである請求項1に記載の画像蓄積システム。
  3. 蓄積管理部は、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがない場合にはその機器識別情報で識別されるフォルダを生成するフォルダ生成手段を有する請求項1又は2に記載の画像蓄積システム。
  4. 記録部は、受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがある場合には、画像装置の画像情報取得部が取得可能な画像情報のうち、そのフォルダに蓄積されていない画像情報のみを記録する差分記録手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載の画像蓄積システム。
  5. 蓄積管理部は、
    画像装置及び他の画像装置が接続された状態である場合にのみ、画像装置及び他の画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に記録されている画像情報へのアクセスを可能にするアクセス権設定手段を有する請求項1から4のいずれか一に記載の画像蓄積システム。
  6. 自身を識別するための機器識別情報を保持する画像装置の画像装置ステップと、画像蓄積装置の画像蓄積装置ステップと、からなる画像蓄積方法であって、
    画像装置ステップは、
    他の画像装置から機器識別情報が含められて転送される画像情報を取得する画像情報取得ステップと、
    画像情報取得ステップにて取得した画像情報に自身の機器識別情報をさらに含めて転送する転送ステップと、
    を有し、
    画像蓄積装置ステップは、
    機器識別情報にて識別されるフォルダにて情報の蓄積管理をする蓄積管理ステップと、
    転送部から転送される画像情報を受信する受信ステップと、
    受信した画像情報に含まれる機器識別情報で識別されるフォルダがある場合にはそのフォルダに受信した画像情報を記録する記録ステップと、
    を有する画像蓄積方法であって、
    画像情報取得ステップにおいては、他の画像装置から機器識別情報が含められて転送される画像情報を取得し、
    記録ステップにおいては、受信した画像情報に含まれる画像装置及び他の画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に受信した画像情報を記録する、画像蓄積方法。
  7. 蓄積管理ステップは、
    画像装置及び他の画像装置が接続された状態である場合にのみ、画像装置及び他の画像装置の機器識別情報にて識別されるフォルダ配下に記録されている画像情報へのアクセスを可能にするアクセス権設定サブステップを有する請求項6に記載の画像蓄積方法。
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