JP2004003818A - 湿気制御のための装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】湿気除去装置の除湿機能を向上させる。
【解決手段】湿気制御装置は、第1及び第2の側壁を有するハウジングと、ハウジングの第1の側壁に設けられた湿気含有ガス入口と、湿気含有ガス入口から離間した状態でハウジングの第1の側壁に設けられた乾燥ガス出口と、湿気含有ガス入口と乾燥ガス出口との間においてハウジング内に配置された乾燥媒体と、ハウジング内に設けられた乾燥ファンと、乾燥媒体を再活性化するための手段とを有する。ハウジングの第1及び第2の側壁はハウジングの内部空間によって相互に離間さされている。乾燥ファンは、湿気含有ガスの流れを形成し、そのガス流を湿気含有ガス入口からハウジング内へ導入し、乾燥媒体剤を通過させて乾燥ガス出口からハウジング外へ排出させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、湿気を除去するための装置に関する。さらに詳しくは、本発明は内部空間から湿気を除去するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来技術】
閉鎖体の内部空間から湿気を除去するための装置は、ある種の業界、すなわち、閉鎖体の内部空間に貯蔵された製品が機能的一体性を保持するために十分に低い湿気レベルすなわち湿度に維持されなければならないような業界において広く使用されている。低い湿気レベルを維持する能力は研究室キャビネット及び関連する貯蔵用の閉鎖体において特に重要である。なぜならば、このような閉鎖体は、通常、湿気による損傷を特に受けやすい化学薬品、材料、製品及び機器を貯蔵するために使用されるからである。例えば、研究室キャビネット内の高い湿気レベルはその中に貯蔵されている化学薬品、材料及びその他の物質の汚染を生じるおそれがある。同様に、化学薬品を取扱ったり測定したりする機器の精度及び機能はしばしばこのような露出によって著しく低下する可能性が高い。
【0003】
従来の除湿装置は回転ファン等のブロー機構を有している。このブロー機構はハウジング内に配置されていて、湿気で満たされた空気の流れをハウジングの一端において引き込んで乾燥媒体を通過させ、湿気を乾燥媒体すなわち乾燥剤へ転移させ、得られた乾燥空気をハウジングの反対側の端部から流出させるという機能を発揮する。このような従来の装置においては、乾燥媒体は湿気で飽和されるため、閉鎖体内の空気を引き続き乾燥させるためには、乾燥剤を周期的に交換又は再生する必要がある。再生の場合、乾燥剤に対して加熱された空気が逆流方向に通過させられる。これによって、乾燥剤から湿気が除去され、乾燥剤が再生される。研究室のキャビネット用途の場合、乾燥剤から湿気を吸収した再生空気が閉鎖されたキャビネット内へ流入しないようにするために、このような装置では、キャビネットを乾燥させる空気の流路が乾燥剤を再生させる空気の流路から分離されていることが望ましい。
【0004】
湿気除去及び制御装置はこの分野において知られている。しかしながら、これらの周知の湿気除去装置は、一般に、一つ又は二つ以上の欠点及び制限を有し、これらの欠点及び制限が湿気除去装置を上記の研究室キャビネット用途として望ましくないものにしている。例えば、米国特許第4,361,425号明細書は無定形又は予め成形された乾燥剤を含む湿気捕集チャンバを有する除湿機を開示している。チャンバは従来の排出弁に接続されており、この排出弁が自動的に周期的に作動し、そのチャンバから湿気を排出する。高速ファンがチャンバに隣接して設けられており、チャンバを通過する圧縮空気に遠心力を加え、これにより圧縮空気から湿気及び異物粒子を除去する。したがって、米国特許第4,361,425号明細書に開示された除湿機は、特に、内部空間に閉じ込められた空気からではなく、圧縮空気から湿気を除去するように設計されている。さらに、特定の用途に対する設計的要求は乾燥剤の自己再生を可能にしないため、乾燥剤は周期的に湿気捕集チャンバから取り外して交換されなければならない。米国特許第4,654,057号明細書及び第5,230,719号明細書は周知の湿気除去装置又は除湿装置の別のタイプの例である。しかしながら、これらの開示された装置の例においては、乾燥されるべき湿った空気がハウジングの一方の端部へ引き込まれ、乾燥した空気がハウジングの他方の端部から排出される。乾燥剤の再生すなわち乾燥はハウジングを通して空気を逆流させることを必要とする。その場合、湿った再生空気は乾燥工程中に湿気が除去された空間内へ戻される。明らかなように、このような作動原理は湿度に非常に敏感な研究室の機器の環境には受け入れられない。米国特許第4,536,198号、第5,297,398号、第5,373,704号、第5,799,728号、第6,364,942号及び第6,379,435号は湿気除去装置の別のタイプの例を開示している。これらの湿気除去装置は上記欠点及び制限の一つ又は二つ以上を有しているため、研究室の閉鎖体では使用できないか又は使用に適さないものになっている。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第4,361,425号明細書
【特許文献2】
米国特許第4,654,057号明細書
【特許文献3】
米国特許第5,230,719号明細書
【特許文献4】
米国特許第4,536,198号明細書
【特許文献5】
米国特許第5,297,398号明細書
【特許文献6】
米国特許第5,373,704号明細書
【特許文献7】
米国特許第5,799,728号明細書
【特許文献8】
米国特許第6,364,942号明細書
【特許文献9】
米国特許第6,379,435号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、研究室キャビネット等の閉鎖体から湿気を除去するとともに閉鎖体内に乾燥した環境を維持するための湿気除去装置又は乾燥ユニットに対する強い要求が存在する。特に、次のような湿気除去及び制御装置又は乾燥ユニットが望まれている。すなわち、設計がコンパクトで、構造が比較的簡素で、内蔵式で、自己再生式の湿気除去及び制御装置又は乾燥ユニットであって、しかも、様々なキャビネット又はその他の閉鎖体に容易に組み込むことができるとともにそれらの内部からの湿気を効率的かつ有効に除去できるような湿気除去及び制御装置又は乾燥ユニットが望まれている。さらに、動作の信頼性が高く、製造のコスト効率が高く、取り付けの容易な乾燥ユニットを提供することが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の湿気制御装置は、第1及び第2の側壁を有するハウジングと、ハウジングの第1の側壁に設けられた湿気含有ガス入口と、湿気含有ガス入口から離間した状態でハウジングの第1の側壁に設けられた乾燥ガス出口と、湿気含有ガス入口と乾燥ガス出口との間においてハウジング内に配置された乾燥媒体と、ハウジング内に設けられた乾燥ファンと、乾燥媒体を再活性化するための手段とを有する。ハウジングの第1及び第2の側壁はハウジングの内部空間によって相互に離間されている。乾燥ファンは湿気含有ガスの流れを形成し、そのガス流を湿気含有ガス入口からハウジング内へ導入し、乾燥媒体剤を通過させて乾燥ガス出口からハウジング外へ排出させる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、本発明の好ましい実施形態における湿気制御のための装置すなわち乾燥ユニット10前面カバー50(図2)を取り外した状態で示されている。乾燥ユニット10は二つの側壁を有する細長いハウジング12を有し、ハウジング12は上部領域14と、中間領域15と、下部領域16とを有している。中間領域15には、一対の乾燥剤保持プレート23が互いに間隔を置いて設けられており、それらの間に乾燥チャンバ18を形成している。この乾燥チャンバは乾燥媒体すなわち乾燥剤19を収容するようになっている。ハウジング12内において、乾燥チャンバ18と上部領域14との間には、再生ファン又はブロワー20が配置されている。また、ハウジング12の中間領域15内において、乾燥チャンバ18と下部領域16との間には、乾燥ファン又はブロワー22が配置されている。乾燥剤加熱エレメント21が設けられている。この加熱エレメント21は、好ましくは、乾燥チャンバ18の下部に設けられ、概ね、一方の乾燥剤保持プレート23に近接して設けられている。乾燥剤加熱エレメント21は、概ね、低電圧抵抗器であるが、当業者に周知の別の熱発生装置であってもよい。上部領域14には、第1の内部フラップ26を有する第1の入口領域32及び第1の外部フラップ24を有する第1の出口領域34が形成されている。第1の入口領域32はハウジング12の内部によって第1の出口領域34から離間されている。同様に、下部領域16には、第2の外部フラップ30を有する第2の出口領域36及び第2の内部フラップ28を有する第2の入口領域38が形成されている。第2の出口領域36は第2の入口領域38から離間されている。フラップ24,26,28,30は柔軟性、良好な化学薬品耐性及び長寿命を提供するシリコーン材料から形成されていることが好ましい。重要なことは、シリコーン製のフラップの柔軟性によって、装置の動作中に優れたシール特性が発揮されることである。フラップを形成するためのその他の可能な材料は、限定的ではないが、天然ゴム、ネオプレン等である。
【0009】
マイクロプロセッサを用いた制御装置がファン20,22及び加熱エレメント21に対して動作可能に接続されている。この制御装置は回路基板56にはんだ付けその他の方法で設けられた構成部材(図示せず)を有している。この制御装置は、以下に説明するように、ファン及び加熱エレメント21の自動的なサイクル動作を行わせる。
【0010】
湿気制御装置10は閉鎖体75から湿気を除去するために使用することができる。閉鎖体には外壁又はドア76が形成されており、そのドア76には、第1の開口78と第2の開口79とを有する内部キャビティ77が設けられている。さらに詳しくは、湿気制御装置すなわち乾燥ユニット10は乾燥キャビネット75(一点鎖線で示されている)に組み付けて使用することができる。このキャビネットについては、本出願人によって2002年2月15日に出願された同時係属中の米国特許出願第10/075,262号明細書によって開示されている。この乾燥キャビネット75はドア76を有しており、そのドアには内部キャビティ77が形成されている。また、その内部キャビティは相互に間隔を置いて配置された第1の開口78と第2の開口79とを有しており、それぞれの開口はキャビネットの内部空間とそれを囲む外部環境との間の導管を形成している。内部キャビティ77は、第1の出口領域34が第1の開口78の近くに配置されるとともに第2の入口領域38がドア76における第2の開口79の近くに配置されるように、乾燥ユニット10に適合されている。乾燥ユニット10の第1の入口領域32及び第2の出口領域36は閉鎖体すなわちキャビネット75の内部に面している。
ここで、図1から図8を参照して、乾燥ユニット10の個々の構成部材の特定の構造的な特徴及び配置をさらに詳しく説明する。
【0011】
前面カバー50は、上部領域14と、中間領域15と、下部領域16とを有するハウジング12の内部を閉鎖するために、ハウジング12に対して取り外し可能に取り付けることができる。図2に最もよく示されるように、一対のねじ付きボス48が設けられている。このボス48はハウジング12の後方パネルからハウジング12の上部領域14及び下部領域16内へ延びており、前面カバー50の対向端部を貫通して延びる対応する固定開口52と整合している。例えば、ねじ等の従来の固定部材54が個々の固定開口52を通してボス48に係合され、それによって、前面カバー50がハウジング12に取り外し可能に固定される。なお、ハウジング12を形成するためには、当業者に周知の多くの別の技術を使用することが可能である。同様に、前面カバー50をハウジング12に取り付けるためには、別の技術を使用することが可能である。
【0012】
第1の出口領域シールフランジ42が第1の出口領域34に切り欠き形成されており、第1の入口領域シールフランジ43が第1の入口領域32に切り欠き形成されている。同様に、第2の入口領域シールフランジ44が第2の入口領域38に切り欠き形成されており、第2の出口領域シールフランジ45が第2の出口領域36に切り欠き形成されている。個々のシールフランジ42,43,44,45に対応する4つのカバータブ51が前面カバー50の内面から延びている。図6に最もよく示されるように、前面カバー50がハウジング12に取り付けられた場合、第1のカバータブ51が第1の出口領域シールフランジ42に係合し、第1の出口領域34の内側に楕円形の第1の出口開口35を形成する。同様に、第2のカバータブ51は第1の入口領域シールフランジ43に係合し、第1の入口領域32の内側に楕円形の第1の入口開口33を形成する。図7に最もよく示されるように、前面カバー50の内面から延びた第3のカバータブ51は第2の出口領域シールフランジ45に係合し、第2の出口領域36の内側に楕円形の第2の出口開口37を形成する。最後に、前面カバー50の内面から延びた第4のカバータブ51は第2の入口領域シールフランジ44に係合し、第2の入口領域38の内側に楕円形の第2の入口開口39を形成する。
【0013】
図1及び図2に示されるように、第1の対のフラップ取り付けフランジ60がハウジング12から上部領域14内へ延びており、第2の対のフラップ取り付けフランジ61がハウジング12から下部領域16内へ延びている。第1の対のフラップ取り付けフランジ60のうちの一つは第1の出口領域シールフランジ42に隣接して配置されており、一方、第1の対のフラップ取り付けフランジ60の他方は第1の入口領域シールフランジ43に隣接して配置されている。同様に、第2の対のフラップ取り付けフランジ61のうちの一つは第2の入口領域シールフランジ44に隣接して配置されており、一方、第2の対のフラップ取り付けフランジ61の他方は第2の出口領域シールフランジ45に隣接して配置されている。平坦な取り付けプレート58及び湾曲した取り付けプレート59が設けられている。これらは、第1の出口領域シールフランジ42と対応するフラップ取り付けフランジ60との間、第1の入口領域シールフランジ43と対応するフラップ取り付けフランジ60との間、第2の入口領域シールフランジ44と対応するフラップ取り付けフランジ61との間、及び第2の出口領域シールフランジ45と対応するフラップ取り付けフランジ61との間にそれぞれ挟持されている。第1の外部フラップ24は平坦な取り付けプレート58と第1の出口領域シールフランジ42との間に固定されており、第1の内部フラップ26は平坦な取り付けプレート58と第1の入口領域シールフランジ43との間に固定されている。同様に、第2の内部フラップ28は、平坦な取付けプレート58と第2の入口領域シールフランジ44との間に固定されており、第2の外部フラップ30は平坦な取付けプレート58と第2の出口領域シールフランジ45との間に固定されている。したがって、後で説明するように、第1の外部フラップ24及び第2の外部フラップ30は、それぞれ、第1の出口領域34及び第2の出口領域36の内部へ向かって外方へ移動するようになっており、これにより、ハウジング内部からハウジング外部への負の圧力勾配に応答してハウジング12からの空気流の排出が可能になっている。逆に、第1の内部フラップ26及び第2の内部フラップ28は、ハウジング内部へ移動するようになっており、これにより、ハウジング内部からハウジング外部への正の圧力勾配に応答してハウジング12内への空気流の進入が可能になっている。
【0014】
図2に示されるように、再生ファン20及び乾燥ファン22は互いに間隔を置いて取り付けられている。本発明の一実施形態では、ファンは細長い回路基板56に取り付けられている。しかしながら、その他の取付け構造も考えられる。図3に示されるように、再生ファン20は、一般的には、複数のファンブレード62を有するものである。これらのファンブレード62は中央ハブ63から延びており、ファン開口64内で回転するようになっている。同様に、図5に最もよく示されるように、乾燥ファン22も、一般的には、複数のファンブレード66を有するものである。これらのファンブレード66は中央ハブ67から延びており、ファン開口68内で回転するようになっている。
【0015】
また、乾燥剤保持プレート23は、中間領域15内へと延びる複数対の隣接したハウジングリッジ13の間に挿入されていることが好ましい。好ましくは、乾燥剤保持プレート23のうち第1の乾燥剤保持プレート23は再生ファン20の上流側端部に隣接又は対向して配置されており、第2の乾燥剤保持プレート23は第1の乾燥剤保持プレート23から乾燥ファン22の上流側端部に向かって間隔を置いて配置されている。各乾燥剤保持プレート23は複数の開口23aが形成されており、空気の流れが乾燥剤保持プレートを容易に通過できるようになっている。乾燥剤19は乾燥剤保持プレート23の間において乾燥チャンバ18内に保持されている。乾燥剤19は、好ましくは、ビーズ又はペレット状のシリカゲルから成っている。このような形態の乾燥剤19は、乾燥チャンバを通る最適な空気流を可能にすることが分かっている。しかしながら、当業者にとっては明らかなように、別の乾燥剤も可能である。幾つかの例として、多孔質酸化アルミニウム、モンモリロナイト、シリカゲル、分子ふるい(合成ゼオライト)、硫酸カルシウム、酸化カルシウム等を挙げることができる。なお、シリカゲル乾燥剤19は約3〜4年に一回交換されることが望ましい。
【0016】
本発明の好ましい実施形態においては、乾燥ユニット10は動作中には縦方向に配置される。乾燥剤加熱エレメント21は、下方の乾燥剤保持プレート23の上面の近くにおいて、乾燥剤19の下方に設けられる。しかしながら、乾燥ユニット10は横方向で動作するのにも適している。このように、乾燥ユニット10は縦横両方向において支持面上に支持されるようになった閉鎖体すなわち貯蔵キャビネットに取り付けて使用するのに特に適している。このような閉鎖体の一つの例は上記した本出願の同時係属出願に記載された研究室のモジュールキャビネットである。
【0017】
回路基板56の電子部品は、再生ファン20、乾燥ファン22及び加熱エレメント21を制御するためにそれらに動作可能に接続されたマイクロプロセッサ(図示せず)を含む。さらに、マイクロプロセッサは安全手段として設けられた端子スイッチを制御する。さらに詳しくは、端子スイッチは、いずれかの電子部品、一般的には、ユニット10の過熱が検出された場合に、ユニット10を自動的に遮断するために設けられている。端子スイッチは過熱状態がもはや存在しないことが確認された場合に自動的にリセットするように設計されている。選択的構成として、電源が入っている場合に、それを示すために、低速の発光ダイオード(LED)を設けることも可能である。
【0018】
主として図9を参照して、本発明の乾燥ユニット10の動作をさらに詳細に説明する。第1の動作段階において、乾燥ユニット10は乾燥チャンバ18内に収容された乾燥剤19を乾燥、再生又は再活性化させるように起動させられる。好ましい実施形態においては、乾燥剤再生段階は約4分間にわたって行われる。この間、乾燥ファン22はアイドリング状態に維持され、一方、加熱エレメント21及び再生ファン20は作動させられ、ハウジング12内において、ガスすなわち周囲空気の流れが形成される。その流れの方向は、図9において実線で示された矢印Aの方向である。再生ファン20によって形成される空気流は、ファン20によって上部領域14内に誘発された正の空気圧領域と、ファン20によって乾燥ユニット10の中間領域15及び下部領域16に誘発された低空気圧領域又は部分真空領域とによって生成される。空気流は第2の内部フラップ28を有する第2の入口領域38を通ってハウジング12へと進入する。したがって、進入する空気が第2の内部フラップ28を強制的に第2の入口領域シールフランジ44から離間させ、また、空気流における流出する空気が第1の外部フラップ24を強制的に第1の出口シールフランジ42から離間させる。空気流がハウジング12の内部を通過するとき、空気流はアイドリング状態の乾燥ファン22を通って流れ、加熱エレメント21によって加熱された後、乾燥チャンバ18内に配置された乾燥剤19を通過する。チャンバ18においては、乾燥剤19は加熱エレメント21によって加熱され、乾燥剤19の蒸気圧は過熱された再活性化空気の蒸気圧よりも高くなる。これにより、湿気は乾燥剤19からその乾燥剤を通過する加熱された再活性化空気へと転移される。比較的高い湿気含有量を有する加熱された空気流は、その後、第1の出口領域34の開放された第1の外部フラップ24を通ってハウジング12から流出する。したがって、第1の動作段階において生成された高温の湿った再活性化空気は乾燥キャビネット75の第1の出口領域34及びドア76の第1の開口78(図1)を通ってハウジング12の外部へと排出される。乾燥剤19は、第2の作動段階を開始する前、すなわち、キャビネット75内の空気の乾燥を開始する前において、第1の作動段階の最後に実質的に乾燥されるべきである。乾燥剤19が十分に乾燥された後、キャビネット75の内部からハウジング12を通過して反対方向に流れる第2の空気流を冷却するとともに再び乾燥させることができる。これについては、後に説明する。
【0019】
前述の第1の作動段階においては、矢印Aの方向に流れる空気流を促進するために、第2の内部フラップ28は、第2の入口領域38からハウジング12の内部空間内へ向かって内方へ延びることによって開放され、それによって、第2の入口開口39が開放させられるのに対し、第1の外部フラップ24は、第1の出口領域34から外方へ延びることによって開放され、それによって、第1の出口開口35を開放させられる。この状態においては、上部領域14において再生ファン20によって形成された高圧空気領域が内方に配置された内部フラップ26に対して加えられ、これにより、内部フラップ26が第1の入口シールフランジ43に対して押し付けられ、第1の入口開口33がシールされる。さらに、中間領域15及び下部領域16においてファン20によって形成された低圧空気領域が吸引力を生じ、この吸引力が第2の外部フラップ30を第2の出口シールフランジ45に対して引き付け、それによって、第2の出口開口37がシールされる。このようにして、再生モードの間においては、外部フラップ及び内部のフラップの配置によって、一般に、ハウジング12の内部、特に、乾燥チャンバ18を通る周囲空気の流れが形成される一方、閉鎖体すなわち乾燥キャビネットの内部と乾燥ユニット10のハウジング12の内部との間の流体連通すなわち空気流は遮断される。
【0020】
本発明の好ましい実施形態においては、ファン20は約1分間作動させられる。第2の動作段階においては、加熱エレメント21は停止させられ、再生ファン20が短時間だけ作動させられ、これにより、第1の段階において生じた湿った高温の空気が連続的にハウジング12から排出される。第2の段階の間には、フラップ24,26,28,30は第1の段階の説明において説明したように配置されている。ファン20によって形成された乾燥空気の流れは、乾燥剤19内及びハウジング12の内部の他の領域内に予め蓄積された残留湿気を実質的に除去するのに十分である。このようにして、乾燥剤19は湿った空気を出口領域34及びキャビネットドア76の第1の開口78を通して大気中へ連続的に流すことによって再生される。
【0021】
ここで図10を参照する。乾燥剤19が図9に関して先に説明した方法で乾燥又は再生された後、乾燥ユニット10は第3の動作段階、すなわち、乾燥モードで動作させられる。この動作段階においては、例えば、図1において一点鎖線で示されたキャビネット75等の閉鎖された乾燥空間内に低い湿気レベルが形成され、その状態に維持される。この動作段階においては、乾燥剤加熱エレメント21が停止させられ、再生ファン20がアイドリング状態にされ、乾燥ファン22が作動させられる。これにより、ハウジング12の内部を通過するガス又は周囲空気の流れが形成される。その流れの方向は、図10に破線で示された矢印Bの方向である。したがって、乾燥空間すなわちキャビネット75の内部空間からの湿気を含む空気の流れが第1の入口領域32を通って乾燥ユニット10内へと進入し、アイドリング状態の再生ファン20を通って流れる。乾燥ファン22によって、湿気で満たされた空気が乾燥チャンバ18内に収容された乾燥剤19に通過させられる。乾燥剤19は比較的低温で乾燥しているため、乾燥チャンバ18を通って流れる湿った空気の表面蒸気圧よりも低い表面蒸気圧を有しており、通過する空気流から湿気を吸着する。最終的に、乾燥剤19は空気から湿気を吸着するときに湿らされ、乾燥された空気流の湿気からの放熱によってその温度が上昇する。ある時点において、乾燥剤19は十分に湿らされ、乾燥剤の温度は、その乾燥剤19と流れる空気との間に蒸気圧平衡が生じる温度まで上昇する。その結果、乾燥剤19の表面蒸気圧はもはや周囲空気の蒸気圧よりも十分に低くはなく、流れる空気から乾燥剤19への湿気の連続した転移は促進されない。この時点では、乾燥剤19はもはや空気から湿気を吸着しない。したがって、図9の第1の動作段階に関して前に説明したような方法で乾燥又は再活性化してから再使用しなくてはならない。
【0022】
空気流は、ハウジング12の乾燥チャンバ18と、中間領域15と、下部領域16とをそれぞれ通って流れた後、第2の出口領域36の第2の外部フラップ30を通ってユニット10から流出し、乾燥キャビネット75の内部空間内へと進入する。キャビネット75からハウジング12内の乾燥チャンバ18への湿った空気の進入、及びハウジング12からキャビネット75へと戻される乾燥空気の排出は、乾燥ファンすなわちブロワー22によって中間領域15及び上部領域14に低圧領域又は部分真空が形成される一方、ファン22によって下部領域16に高圧領域が形成されることによって誘起される。
このようにして、第3の動作段階の間において、空気流は、一般に、第1の入口領域32を通って、特に、内方へ開放した第1の内部フラップ26によって開放された第1の入口開口33を通って乾燥ユニット10へと進入する。空気流は、乾燥チャンバ18及びハウジング12の内部の残りの部分を通過した後、第2の出口領域36における外方へ開放した第2の外部フラップ30によって開放された第2の出口開口37を通ってユニット10から流出する。
【0023】
図10に関して先に説明した第3の動作段階の乾燥モードにおいては、矢印Bによって示されているようなハウジング12の内部を通る空気流の通過を容易にするために、第1の内部フラップ26は上部領域14内を内方へ延びており、第1の入口シールフランジ43から離間して、第1の入口開口33を開放させている。第2の外部フラップ30は第2の出口領域36内を外方に延びており、第2の出口シールフランジ45から離間して、第2の出口開口37を開放している。上部領域14内に形成された低圧領域又は部分真空に起因する吸引力により、第1の外部フラップ24は第1の出口シールフランジ42に対して吸引され、第1の出口開口35をシールする。さらに、下部領域16における正圧領域は第2の内部フラップ28を第2の入口シールフランジ44に対して外方へ押し付け、第2の入口開口39をシールする。乾燥モードの間には、フラップは上記のような配置となり、閉鎖体すなわち乾燥キャビネット75の内部とハウジング12の内部との間に流体連通又は空気流が形成される。これに対して、図9において矢印Aによって示されるような外部環境とハウジング12の内部との間の空気流は閉鎖された第1の外部フラップ24と第2の内部フラップ28とによって遮断される。
【0024】
第4の動作段階の間には、乾燥ユニット10は予熱モードで動作される。この状態においては、再生ファン20と乾燥ファン22とはアイドリング状態にされ、加熱エレメント21のみが作動させられる。このモードにおいては、乾燥剤19は約1分間だけ予熱され、その後、図9の第1の動作段階に関して説明した再活性化モードが開始される。
【0025】
上に説明したように、本発明の好ましい実施形態においては、加熱エレメント21は、図9に示された乾燥ユニット10のように、乾燥剤19の直下又はその下方に配置されている。この配置にされる一つの理由は、加熱された空気が自然に上方に流れるようにするためである。このように、加熱エレメント21が作動させられているときには、再活性化モードにおける加熱空気はユニット10内を上方へ移動し、特に、乾燥チャンバ18を通って上方へ移動し、乾燥剤19を乾燥させる。これは、乾燥剤19を乾燥させるための最も効率的な空気流の形態である。
【0026】
ここで本発明の別の実施形態を図11及び図12基づいて説明する。図11に示された乾燥ユニット40の場合のように、加熱エレメント21が乾燥剤19の上方に配置されていても、ユニット10は機能するであろう。この場合、再生ファン20は乾燥チャンバ18の下方に配置され、このファン20によって、再生空気の流れ(図11において、実線Cによって示されている)はハウジング12の内部及び乾燥チャンバ18を通って下方へ引き込まれる。図12に示された乾燥モードにおいては、破線Dによって示されるように、乾燥ユニット40の乾燥ファン22によって、湿った空気の流れはハウジング12の内部及び乾燥チャンバ18を通って上方へ引き込まれる。この空気流の形態の場合、ファン20,22によって形成される空気流は極めて大きくされることが好ましい。
【0027】
上記のように、ユニット10は横方向でも機能する。しかしながら、縦の配置が有利である。なぜならば、そのような配置は乾燥チャンバの下方に位置する加熱エレメントによって生成された熱が乾燥剤を通って自然に上昇することを容易にするからである。すなわち、横向きの配向においては、熱の流れの自然上昇が部分的に利用され、下方に位置する加熱エレメントからの加熱された空気は引き続き上昇する。しかしながら、ユニット10が、好ましい配置である縦向きではなく、横向きに配向されている場合には、上方に位置する加熱エレメントは効率的に機能しない。しかしながら、横向きに配向されたユニット10も乾燥剤の十分な加熱及び再生を行うことができることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態における湿気制御装置の正面図であり、装置の内部構成部材を露出させるために、前面カバーが装置のハウジングから取り外された状態を示す図である。
【図2】装置の分解斜視図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図であり、加熱エレメントが乾燥チャンバの下方に配置されている状態を示す図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】図1のVII−VII線断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】乾燥媒体の再生ステップにおける本発明の装置(乾燥チャンバの下部に配置された加熱エレメントを有するもの)を示す図である。
【図10】閉鎖された乾燥チャンバ内の湿気を制御するための乾燥モードにおける本発明の装置(乾燥チャンバの下部に配置された加熱エレメントを有するもの)を示す図である。
【図11】本発明の別の実施形態における湿気制御装置、すなわち、乾燥チャンバの上部に加熱エレメントが配置されたタイプの装置を示す図9と同様な図である。
【図12】本発明の別の実施形態における湿気制御装置、すなわち、乾燥チャンバの上部に加熱エレメントが配置されたタイプの装置を示す図10と同様な図である。
【符号の説明】
12 ハウジング
19 乾燥剤
20 再生ファン
21 加熱エレメント
22 乾燥ファン
32 第1の入口領域
34 第1の出口領域
36 第2の出口領域
38 第2の入口領域
24 第1の外部フラップ
26 第1の内部フラップ
28 第2の内部フラップ
30 第2の外部フラップ
33 第1の入口開口
35 第1の出口開口
37 第2の出口開口
39 第2の入口開口

Claims (14)

  1. 湿気制御装置であって、
    第1及び第2の側壁を有するハウジングと、
    ハウジングの第1の側壁に設けられた湿気含有ガス入口と、
    湿気含有ガス入口から離間した状態でハウジングの第1の側壁に設けられた乾燥ガス出口と、
    湿気含有ガス入口と乾燥ガス出口との間においてハウジング内に配置された乾燥媒体と、
    ハウジング内に設けられた乾燥ファンと、
    乾燥媒体を再活性化するための手段と、
    を有し、ハウジングの第1及び第2の側壁はハウジングの内部空間によって相互に離間されており、乾燥ファンは湿気含有ガスの流れを形成し、そのガス流を湿気含有ガス入口からハウジング内へ導入し、乾燥媒体剤を通過させて乾燥ガス出口からハウジング外へ排出させるように構成されている湿気制御装置。
  2. 乾燥媒体を再活性化するための手段が、
    ハウジングの第2の側壁に設けられた再生ガス入口と、
    再生ガス入口から離間した状態でハウジングの第2の側壁に設けられた再生ガス出口と、
    乾燥媒体加熱手段と、
    再生ガス入口と再生ガス出口との間においてハウジング内に配置された再生ファンと、
    を有し、再生ファンは再生ガスを再生ガス入口からハウジング内へ引き込み、乾燥媒体を通過させて再生ガス出口からハウジング外へ排出させるように構成されている請求項1に記載の湿気制御装置。
  3. 湿気ガス入口を覆う第1の弾性フラップと、
    乾燥ガス出口を覆う第2の弾性フラップと、
    再生ガス入口を覆う第3の弾性フラップと、
    再生ガス出口を覆う第4の弾性フラップと、
    をさらに有する請求項2に記載の湿気制御装置。
  4. ガスが周囲空気であり、第1の弾性フラップが湿気含有ガス入口を覆っており、第2の弾性フラップが乾燥ガス出口を覆っており、第3の弾性フラップが再生ガス入口を覆っており、第4の弾性フラップが再生ガス出口を覆っている請求項3に記載の湿気制御装置。
  5. 第1及び第2の弾性フラップがハウジングに当接して配置されており、乾燥ファンの動作中において、第1の弾性フラップがハウジングの内部へ向かって内方に引き込まれて湿気ガス入口から離間させられ、第2の弾性フラップが外方へ押し付けられて乾燥ガス出口から離間させられ、それによって、湿気ガス入口及び乾燥ガス出口を通る空気流が促進されるようになっている請求項4に記載の湿気制御装置。
  6. 第3及び第4の弾性フラップがハウジングに当接して配置されており、乾燥ファンの動作中において、第3の弾性フラップが再生ガス入口に対してシール係合するように外方へ押し付けられ、第4の弾性フラップが再生ガス出口に対してシール係合するようにハウジングの内部へ向かって内方へ引き込まれ、それによって、再生ガス入口及び再生ガス出口を通る空気流が阻止されるようになっている請求項5に記載の湿気制御装置。
  7. 第3及び第4の弾性フラップがハウジングに当接して配置されており、再生ファンの動作中において、第3の弾性フラップがハウジングの内部へ向かって内方へ引き込まれて再生ガス入口から離間させられ、第4の弾性フラップが外方へ押し付けられて再生ガス出口から離間させられ、それによって、再生ガス入口及び再生ガス出口を通る空気流が促進されるようになっている請求項4に記載の湿気制御装置。
  8. 第1及び第2の弾性フラップがハウジングに当接して配置されており、再生ファンの動作中において、第1の弾性フラップが湿気ガス入口に対してシール係合するように外方へ押し付けられ、第2の弾性フラップが乾燥ガス出口に対してシール係合するようにハウジングの内部に向かって内方へ引き込まれ、それによって、湿気ガス入口及び乾燥ガス出口を通る空気流が阻止されるようになっている請求項7に記載の湿気制御装置。
  9. 乾燥ファンが乾燥媒体と乾燥ガス出口との間においてハウジング内に配置されており、乾燥媒体加熱装置が乾燥媒体と乾燥ファンとの間に配置されている請求項4に記載の湿気制御装置。
  10. 乾燥媒体加熱装置が乾燥媒体と再生ファンとの間に配置されている請求項4に記載の湿気制御装置。
  11. 湿気制御装置によって閉鎖体の内部空間内に存在するガスから湿気を除去するための方法であって、
    湿気制御装置は第1及び第2の側壁を有するハウジングを有し、ハウジングは第1の側壁を貫通する第1及び第2の開口と、第2の側壁を貫通する第3及び第4の開口とを有し、これらの開口にはそれぞれ第1、第2、第3及び第4の柔軟なカバーフラップがそれらと協働するように設けられており、ハウジングは乾燥媒体、乾燥ファン及び再生ファンを収容しており、第1及び第2の開口が閉鎖体の内部空間に連通しており、第3及び第4のポートが閉鎖体を取り囲んでいる周囲空気に連通しており、その方法は、
    乾燥ファンを作動させることによってハウジング内に圧力勾配を形成し、ハウジング内を通過する乾燥空気流を形成する工程を少なくとも有し、
    乾燥空気流は第1及び第2のフラップを第1及び第2のポートからそれぞれ離間させるとともに第3及び第4のフラップを第3及び第4のポートに対してシール係合させ、
    乾燥空気流によって、湿った空気が閉鎖体の内部空間から第1のポートを通って装置のハウジング内へ進入し、乾燥媒体を通って流れ、ほぼ乾燥された状態となって第2のポートから装置のハウジング外へ流出するように構成されている方法。
  12. 乾燥ファンの作動を停止させる工程と、
    再生ファンを作動させることによってハウジング内に圧力勾配を形成するとともにその圧力勾配を維持し、ハウジング内を通過する再生空気流を形成する工程と、
    をさらに有し、再生空気流は第3及び第4のフラップを第3及び第4のポートからそれぞれ離間させ、また、その再生空気流は第1及び第2のフラップを第1及び第2のポートに対してそれぞれシール係合させ、
    再生ファンの作動及びそれに伴って形成される再生空気流によって、周囲空気が第3のポートを通ってハウジング内へ進入し、乾燥媒体を通過して第4のポートからハウジング外へ流出し、流出する再生空気流が乾燥媒体から閉鎖体の外部の周囲空気へ湿気を転移させ、それによって、乾燥媒体の再活性化が行われるようになっている請求項11に記載の方法。
  13. 乾燥ファンを作動させる工程の後に、乾燥媒体を加熱する工程をさらに有し、再生ファンを作動させるステップの後に、
    乾燥媒体を加熱する工程を停止させる工程と、
    再生ファンの作動を継続させて乾燥媒体を効果的に冷却する工程、
    とをさらに有する請求項12に記載の方法。
  14. 再生ファンの作動を停止させる工程と、
    乾燥ファンを再作動する工程と、
    をさらに有する請求項13に記載の方法。
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