JPH0712385A - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

Info

Publication number
JPH0712385A
JPH0712385A JP5153465A JP15346593A JPH0712385A JP H0712385 A JPH0712385 A JP H0712385A JP 5153465 A JP5153465 A JP 5153465A JP 15346593 A JP15346593 A JP 15346593A JP H0712385 A JPH0712385 A JP H0712385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
filter
time
thermistor
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5153465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3238533B2 (ja
Inventor
Toshiro Hotta
敏郎 堀田
Soichiro Kawada
宗一郎 川田
Yutaka Kojima
豊 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP15346593A priority Critical patent/JP3238533B2/ja
Publication of JPH0712385A publication Critical patent/JPH0712385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3238533B2 publication Critical patent/JP3238533B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】埃除去用フィルターのメンテナンス時期を適切
にユーザーに知らせ、除湿能力の低下と過熱・発火を防
止する。 【構成】吸気口部1と排気口部2とを有するケーシング
3の内部通気路に、ファン4、ヒータ5および通風性吸
湿材6を吸気口部側から排気口部側に順次配設し、その
通気路に埃除去用のフィルター7を設けるとともに、排
気温度を検知するサーミスタ9を排気口部に配置し、フ
ィルターのメンテナンス時期を告知する表示手段を配設
し、さらに排気温度が設定温度を超えた時点で表示手段
にメンテナンス時期を表示させる制御部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、除湿装置に関するも
のである。さらに詳しくは、この発明は、埃除去用フィ
ルターのメンテナンス時期を適切にユーザーに知らせ、
除湿能力の低下と過熱・発火を防止することのできる除
湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気中の水分を吸湿し、適度
な湿度に調節する装置として、調湿器等の各種の除湿装
置が知られており、これまでに様々な構成と構造を有す
るものが提供されてきている。この除湿装置は、図5に
例示したように、一般に、吸気口部(ア)と排気口部
(イ)とを有するケーシング(ウ)の内部通気路に、フ
ァン(エ)、ヒータ(オ)およびたとえばハニカム状と
したシリカゲルなどの通風性の吸湿材(カ)を、吸気口
部(ア)側から排気口部(イ)側に順次配設した構造を
有している。ファン(エ)を駆動させ、収納庫等の乾燥
室内の空気を吸気口部(ア)からケーシング(ウ)の内
部通気路に取り入れ、吸湿材(カ)に通過させること
で、空気中の水分を除湿し、適度な湿度として排気口部
(イ)より乾燥室内へと排出することができる。ヒータ
(オ)は、主に、水分を吸着した吸湿材(カ)を再生す
るために使用されるものである。すなわち、ファン
(エ)を駆動させ、吸気口部(イ)から取り入れた外気
側の空気をヒータ(オ)で加熱し、温風とした後に通風
性吸湿材(カ)に当て、吸着した水分を放出させて初期
状態に戻し、再生することができる。そして、この除湿
装置においては、空気中の埃を除去するためのフィルタ
ー(キ)をたとえば吸気口部(ア)に配設し、ケーシン
グ(ウ)に内蔵したファン(エ)、ヒータ(オ)および
吸湿材(カ)を保護してもいる。
【0003】なお、図5図中に示した(ク)は、ファン
(エ)およびヒータ(オ)の動作とその制御を行う電源
部、制御部等を備えた回路部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】たとえばこの図5に示
した従来の除湿装置においては、その使用により吸気口
部(ア)に設けたフィルター(キ)表面に埃が次第に付
着し、除湿能力が低下するため、フィルター(キ)を掃
除する必要がある。しかしながら、従来では、このフィ
ルター(キ)の掃除時期をあらかじめたとえば6ヶ月等
の所定期間と定め、ユーザーにこの期間を認識させてお
くか、あるいは運転時間や運転回数などに所定の条件を
設定しておき(たとえば500 時間または1000回)、除湿
装置にフィルターメンテナンス時期を表示させるなどと
しているため、フィルター(キ)の掃除時期の目安とは
なっても、実際の埃の付着量に対応したものではないと
いう問題があった。このため、フィルター(キ)表面に
埃が付着していないのにもかかわらず、フィルター
(キ)の掃除を行う場合があった。また、逆に、フィル
ター(キ)表面に埃が過剰に付着していても掃除をしな
い場合があり、過剰の埃によって風量が減少し、除湿能
力が低下したり、通気性吸湿材(カ)の再生時等に排気
温度が異常上昇して過熱や発火の危険があった。
【0005】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の除湿装置の欠点を解消し、埃
除去用フィルターのメンテナンス時期を適切にユーザー
に知らせ、除湿能力の低下と過熱・発火を防止すること
のできる除湿装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、吸気口部と排気口部とを有する
ケーシングの内部通気路に、ファン、ヒータおよび通風
性吸湿材を吸気口部側から排気口部側に順次配設し、そ
の通気路に埃除去用のフィルターを配した除湿装置であ
って、排気温度を検知するサーミスタを排気口部に配置
し、フィルターのメンテナンス時期を告知する表示手段
を配設するとともに、排気温度が設定温度を超えた時点
で表示手段にメンテナンス時期を表示させる制御部を備
えてなることを特徴とする除湿装置を提供する。
【0007】またこの発明においては、サーミスタを制
御部の回路部に直結することを好ましい態様としてもい
る。
【0008】
【作 用】この発明の除湿装置においては、吸気口部と
排気口部とを有するケーシングの内部通気路に、ファ
ン、ヒータおよび通風性吸湿材を吸気口部側から排気口
部側に順次配設し、その通気路に埃除去用のフィルター
を設けるとともに、排気温度を検知するサーミスタを排
気口部に配置し、フィルターのメンテナンス時期を告知
する表示手段を配設し、さらに排気温度が設定温度を超
えた時点で表示手段にメンテナンス時期を表示させる制
御部を備えるため、フィルター表面に付着する埃の量に
応じてメンテナンス時期をユーザーに知らせることがで
きる。フィルターのメンテナンス時期が適切となり、除
湿能力の低下と過熱・発火を防止することができる。除
湿装置の運転効率と安全性が向上する。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
の除湿装置についてさらに詳しく説明する。図1は、こ
の発明の除湿装置の一実施例を示した断面図である。た
とえばこの図1の例においては、吸気口部(1)と排気
口部(2)とを有するケーシング(3)の内部通気路
に、ファン(4)、ヒータ(5)およびたとえばハニカ
ム状としたシリカゲルなどの通風性の吸湿材(6)を、
吸気口部(1)側から排気口部(2)側に順次配設した
構造を有している。ファン(4)を駆動させ、収納庫等
の乾燥室内の空気を吸気口部(1)からケーシング
(3)の内部通気路に取り入れ、吸湿材(6)に通過さ
せることで、空気中の水分を除湿し、適度な湿度として
排気口部(2)より乾燥室内へと排出することができ
る。ヒータ(5)は、主に、水分を吸着した吸湿材
(6)を再生するために使用されるものである。すなわ
ち、ファン(4)を駆動させ、吸気口部(1)から取り
入れた外気側の空気をヒータ(4)で加熱し、温風とし
た後に通風性吸湿材(6)に当て、吸着した水分を放出
させて初期状態に戻し、再生することができる。
【0010】またこの例においては、空気中の埃を除去
するためのフィルター(7)を吸気口部(1)に配設
し、ケーシング(3)に内蔵したファン(4)、ヒータ
(5)および吸湿材(6)を保護してもいる。また、ケ
ーシング(3)の内壁部とこれらのファン(4)、ヒー
タ(5)および吸湿材(6)との間には、ファン(4)
およびヒータ(5)の動作とその制御を行う電源部、制
御部等を備えた回路部(8)を配設している。一方、ケ
ーシング(3)の内部には、排出空気の温度を検知する
サーミスタ(9)を排気口部(2)に臨ませて配設して
いる。このサーミスタ(9)は、回路部(8)の制御部
に備えたプリント基板などにハンダ付等により直結する
ことができる。こうすることで、回路部(8)の構成を
簡略化することが可能となる。さらに、図2にも例示し
たように、回路部(8)にはフィルター(7)のメンテ
ナンス時期を表示するたとえばLED等の表示手段(1
0)を備えてもいる。この表示手段(10)は、外部よ
り目視することのできる位置に設置されている。
【0011】図3は、この除湿装置再生運転時の埃付着
量と排気温度との関係を示した相関図である。この図3
に示したように、除湿装置再生運転時の排気口部(2)
から排出される排気の温度は、フィルター(7)表面へ
の埃の付着量が増加するにつれて上昇する傾向にある。
これは、フィルター(7)表面に埃が付着すると、気流
が通りにくくなるためである。したがって、除湿装置再
生運転時の排気温度を測定することにより、フィルター
(7)の表面の汚れ具合を検定することができる。そこ
で、この発明の除湿装置においては、図1に例示したケ
ーシング(3)内部の排気口部(1)に配置したサーミ
スタ(9)により排気温度を検知するとともに、回路部
(8)に設けた制御部にあらかじめ埃が付着していない
時の初期排気温度T0 よりも高く、メンテナンスが必要
とされる埃付着量に対応する排気温度Tを設定してお
き、サーミスタ(9)で測定した排気温度がこの温度T
を超えた時にメンテナンス時期を表示手段(10)に表
示する。こうすることで、フィルター(7)のメンテナ
ンス時期を適切にユーザーに知らせることができる。フ
ィルター(7)表面に付着する実際の埃の付着量に対応
したメンテナンス時期の告知となる。従来のように、フ
ィルター(7)表面に埃が付着していないのにもかかわ
らずメンテナンスを行うようなことはなく、しかも埃が
過剰に付着し、風量の低下にともなう除湿能力の低下を
防止することができる。除湿装置の運転効率が向上す
る。また、過剰の埃付着により排気温度が上昇し、過熱
したり、発火するなどの危険性も解消され、除湿装置の
安全性が向上する。
【0012】図4は、除湿装置再生運転終了後の放熱時
の時間と排気温度との関係を示した相関図である。この
図4に例示したように、通風性吸湿材(6)の再生終了
後の放熱時においては、フィルター(7)表面に埃が付
着すると、埃が付着していない時に比べ、排気温度の降
下が遅くなる。放熱効率は、通風性吸湿材(6)を通過
する風量に依存するため、フィルター(7)表面の埃の
付着量が多くなると、その風量が減り、放熱効率は低減
する。このため、埃が付着すると、放熱開始後時間T0
後の排気温度が埃が付着していない時よりも高くなる。
そこで、この発明の除湿装置においては、再生を温度K
O で終了した時にこのKO よりも低い温度Kαをしきい
値として図1に例示した回路部(8)の制御部に設定
し、放熱後の所定時間T O 後におけるサーミスタ(9)
で測定した排気温度がその温度Kαよりも高い時に表示
手段(10)にフィルターのメンテナンス時期を表示さ
せることを可能としてもいる。このように、この発明の
除湿装置では、前記した再生運転時の排気温度によるメ
ンテナンス時期の検定であっても、この再生運転終了後
の放熱時の排気温度によるメンテナンス時期の検定のい
ずれでも構わない。あるいは、これらの両方を採用して
もよい。いずれの場合にも、フィルター(7)表面に付
着する埃の付着量に対応し、メンテナンス時期を適切に
ユーザーに知らせることができる。
【0013】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。サーミスタおよび表示手段の構
造等の細部については様々な態様が可能であることはい
うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、フィルター表面に付着する埃の付着量に応じてメ
ンテナンス時期を適切にユーザーに知らせることができ
る。除湿能力の低下と過熱・発火とが防止され、除湿装
置の運転効率と安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の除湿装置の一実施例を示した断面図
である。
【図2】図1の例の要部断面図である。
【図3】再生時の埃付着量と排気温度の関係を示した相
関図である。
【図4】再生終了後の放熱時の時間と排気温度の関係を
示した相関図である。
【図5】従来の除湿装置を示した断面図である。
【符号の説明】
1 吸気口部 2 排気口部 3 ケーシング 4 ファン 5 ヒータ 6 通風性吸湿材 7 フィルター 8 回路部 9 サーミスタ 10 表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口部と排気口部とを有するケーシン
    グの内部通気路に、ファン、ヒータおよび通風性吸湿材
    を吸気口部側から排気口部側に順次配設し、その通気路
    に埃除去用のフィルターを配した除湿装置であって、排
    気温度を検知するサーミスタを排気口部に配置し、フィ
    ルターのメンテナンス時期を告知する表示手段を配設す
    るとともに、排気温度が設定温度を超えた時点で表示手
    段にメンテナンス時期を表示させる制御部を備えてなる
    ことを特徴とする除湿装置。
  2. 【請求項2】 制御部の回路部にサーミスタを直結して
    なる請求項1の除湿装置。
  3. 【請求項3】 通気性吸湿材再生時の排気温度をサーミ
    スタで検知する請求項1または2のの除湿装置。
  4. 【請求項4】 通気性吸湿材再生終了後の放熱時の排気
    温度をサーミスタで検知する請求項1または2の除湿装
    置。
  5. 【請求項5】 通気性吸湿材の再生時および再生終了後
    の放熱時の排気温度をサーミスタで検知する請求項1ま
    たは2の除湿装置。
JP15346593A 1993-06-24 1993-06-24 除湿装置 Expired - Fee Related JP3238533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15346593A JP3238533B2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 除湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15346593A JP3238533B2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 除湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0712385A true JPH0712385A (ja) 1995-01-17
JP3238533B2 JP3238533B2 (ja) 2001-12-17

Family

ID=15563163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15346593A Expired - Fee Related JP3238533B2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 除湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3238533B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0328326D0 (en) 2003-12-05 2004-01-07 British Telecomm Image processing

Also Published As

Publication number Publication date
JP3238533B2 (ja) 2001-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4916898B2 (ja) 除加湿装置
CA2419781C (en) Apparatus and method for moisture control
AU760100B2 (en) Humidifier and air conditioner using the humidifier
JPH11169644A (ja) 除湿装置
JPH0712385A (ja) 除湿装置
KR101515530B1 (ko) 제습 유닛 및 그를 갖는 공기조화기
KR101483628B1 (ko) 흡착식 제습기 및 이의 제어방법
JP2008116060A (ja) 吸着体、調湿装置及び空気調和機の室内機
JP3099589B2 (ja) 除加湿装置
JPH0842898A (ja) 除湿装置
JPH078742A (ja) 除湿装置
JPH07174391A (ja) 除湿装置
JPH0835769A (ja) 乾燥装置
JP2668809B2 (ja) 埋め込み型電子除湿器の自動制御方法
JP3003351B2 (ja) 除加湿装置
JPH07313828A (ja) 除湿装置
JPH08178399A (ja) 除加湿装置
JP2009024917A (ja) 吸着体装置、調湿装置及び空気調和機の室内機
JP2005270715A (ja) 除湿機
JP4306387B2 (ja) 収納乾燥庫
JP4075813B2 (ja) 収納乾燥庫
JPH07313829A (ja) 除湿装置
JP2002005493A (ja) 除湿機
JP2561300Y2 (ja) 除湿装置
JPH06218221A (ja) 除湿装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees