JP2561300Y2 - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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JP2561300Y2
JP2561300Y2 JP2072693U JP2072693U JP2561300Y2 JP 2561300 Y2 JP2561300 Y2 JP 2561300Y2 JP 2072693 U JP2072693 U JP 2072693U JP 2072693 U JP2072693 U JP 2072693U JP 2561300 Y2 JP2561300 Y2 JP 2561300Y2
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resistor
dehumidifier
heater
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宗一郎 川田
豊 小島
敏郎 堀田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、調湿装置に関するも
のである。さらに詳しくは、この考案は、回路部ととも
に装置全体の小型化を図り、また、低コスト化と省電力
化を実現することのできる除湿装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気中の水分を吸湿し、適度
な湿度に調節する装置として、調湿器等の各種の除湿装
置が知られており、これまでに様々な構成と構造を有す
るものが提供されてきている。この除湿装置は、図3に
例示したように、一般に、ケーシング(ア)内部にファ
ン(イ)、ヒータ(ウ)およびたとえばハニカム状とし
たシリカゲルなどの通風性の吸湿材(エ)を、吸気口
(オ)側から排気口(カ)側に順次配設した構造を有し
ている。ファン(イ)を駆動させ、収納庫等の乾燥室内
の空気を吸気口(オ)から取り入れ、吸湿材(エ)に通
過させることで、空気中の水分を除湿し、適度な湿度と
して排気口(カ)より乾燥室内へと排出することができ
る。ヒータ(ウ)は、主に、水分を吸着した吸湿材
(エ)を再生するために使用されるものである。すなわ
ち、ファン(イ)を駆動させ、吸気口(オ)から取り入
れた外気側の空気をヒータ(ウ)で加熱し、温風とした
後に通風性吸湿材(エ)に当て、吸着した水分を放出さ
せて初期の状態に戻すことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこの図3に例示した従来の除湿装置において、ファン
(イ)やヒータ(ウ)などへの電源供給として、100 V
AC電源から12V等の低圧DC電源を得るためには、
電源トランスが必要になるが、この電源トランスは部品
として大きいため、除湿装置の回路部(キ)が大きくな
ってしまい、回路部(キ)とともに装置全体の小型化は
望めない。
【0004】また、除湿装置では、通風性吸湿材(エ)
の加熱再生用にPTCヒータ等のヒータ(ウ)を備えて
いるため、このヒータ(ウ)専用の電源等が必要とな
り、回路部(キ)の構成が複雑になっている。さらにヒ
ータ(ウ)の設置により装置の全体構成が複雑化し、コ
ストの高いものとなっている。この考案は、以上の通り
の事情に鑑みてなされたものであり、従来の除湿装置の
欠点を解消し、回路部とともに装置全体の小型化を図
り、また、低コスト化と省電力化を実現することのでき
る、新しい除湿装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の課題
を解決するものとして、軸流ファン、ヒータおよび通風
性吸湿材を順次ケーシングに内蔵した除湿装置であっ
て、電源を分圧する複数のコンデンサと抵抗器を電源回
路部に並設してなることを特徴とする除湿装置を提供す
る。
【0006】
【作 用】この考案の除湿装置においては、電源回路部
に複数のコンデンサと抵抗器を並設するため、AC100
V電源を適宜に分圧することができる。そして、分圧後
に整流器で整流することによりDC12V等の低圧直流
電源が得られる。電源トランスが不要となり、回路部と
ともに装置全体を小型化することができ、その上コスト
ダウンも図れる。また、コンデンサと抵抗器の使用を除
湿時と再生時に切り換えることもできるため、再生時に
抵抗器を使用することによりその発熱をハニカム状シリ
カゲル等の通風性吸湿材の再生に利用することができ
る。再生専用のヒータとして代用することも可能で、よ
り一層の小型化と低コスト化が図れ、さらに省電力化も
図れる。
【0007】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この考案
の除湿装置についてさらに詳しく説明する。図1は、こ
の考案の除湿装置における電源回路部の一実施例を示し
た回路構成図である。
【0008】たとえばこの図1の例においては、両切ス
イッチ(1)等を備えた除湿装置の電源回路部に、複数
のコンデンサ(C)と抵抗器(R3 )をそれぞれ並列接
続し、かつこれらをコンデンサ(C)側と抵抗器
(R3 )側とに分岐して設けている。コンデンサ(C)
側には抵抗器(R1 )を介在させるとともに、抵抗器
(R2)をコンデンサ(C)に並列に設けている。
【0009】また、電源回路部には、コンデンサ(C)
側または抵抗器(R3 )側への接続を切り換える切換ス
イッチ(2)を設けてもいる。この例においては、除湿
装置の放熱/除湿時にはコンデンサ(C)側に、再生時
には抵抗器(R3 )側に切り換えるようにしている。こ
の切換スイッチ(2)は整流回路(3)に接続してい
る。
【0010】たとえば以上の構成を有するこの考案の除
湿装置においては、AC100 V電源をコンデンサ(C)
または抵抗器(R3 ) により分圧することができ、整流
回路(3)による整流後にDC12V等の低圧直流電源
が得られる。低圧直流電源を得るための電源トランスが
不要となる。このため、図2に例示したように、除湿装
置の回路部(4)を薄型等に小型化することができ、装
置全体の小型化も図れる。なお、図2の図中の5はケー
シング、6はファン、7はヒータ、そして8はハニカム
状シリカゲル等の通風性を有する吸湿材をそれぞれ示し
ている。また、9は吸気口を、10は排気口を示してい
る。
【0011】また、この考案の除湿装置においては、図
1に例示したように、放熱/除湿時と吸湿材の再生時に
コンデンサ(C)側と抵抗器(R3 )側に切り換えるこ
とができる。すなわち、放熱/除湿時には発熱が発生し
てはいけないため、コンデンサ(C)側に接続する。そ
して、コンデンサ(C)によりAC100 Vを分圧し、整
流後に低圧直流電源に変換することができる。一方、図
2に例示した吸湿材(8)の再生時には、抵抗器
(R3 )側に接続し、抵抗器(R3 )で分圧する。この
場合、抵抗器(R3 )は発熱することになるが、再生時
には図2に例示したヒータ(7)により吸湿材(8)を
加熱するため、抵抗器(R3 )に発熱が発生しても差支
えない。また、その発熱は吸湿材(8)の再生に利用す
ることもできる。場合によっては、図2に例示したヒー
タ(7)の代用としてこの抵抗器(R3)を使用するこ
とが可能である。すなわち、抵抗器(R3 )をヒータと
して除湿装置に配設し、その発熱で吸湿材(8)を再生
させることができる。回路部(4)の構成がさらに簡便
となり、より一層の小型化が図れ、装置全体の小型化と
低コスト化が達成される。従来の専用ヒータでは吸湿材
(8)の加熱のためにおよそ100 Wの電力を必要とする
が、この場合の抵抗器(R3 )の発熱は、ファン(6)
に配備したモータの駆動電流程度で得られるため、省電
力化も図れる。吸湿材の再生を効率よく行うことができ
る。
【0012】もちろんこの考案は、以上の例によって限
定されるものではない。電源回路の細部構成等について
は様々な態様が可能であることはいうまでもない。
【0013】
【考案の効果】以上詳しく説明した通り、この考案によ
って、回路部とともに装置全体が小型で、しかも低コス
トで省電力な除湿装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の除湿装置における電源回路部の一実
施例を示した回路構成図である。
【図2】この考案の除湿装置を例示した断面図である。
【図3】従来の除湿装置を示した断面図である。
【符号の説明】
1 両切スイッチ 2 切換スイッチ 3 整流回路 4 回路部 5 ケーシング 6 ファン 7 ヒータ 8 通風性吸湿材 9 吸気口 10 排気口 C コンデンサ R1 ,R2 ,R3 抵抗器

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン、ヒータおよび通風性吸湿材を順
    次ケーシングに内蔵した除湿装置であって、電源を分圧
    する複数のコンデンサと抵抗器を電源回路部に並設して
    なることを特徴とする除湿装置。
  2. 【請求項2】 除湿時にはコンデンサに、再生時には抵
    抗器に切り換えて分圧する請求項1の除湿装置。
  3. 【請求項3】 抵抗器をヒータとして配設し、その発熱
    により通風性吸湿材を再生させる請求項1または2の除
    湿装置。
JP2072693U 1993-04-21 1993-04-21 除湿装置 Expired - Fee Related JP2561300Y2 (ja)

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