JP2562787Y2 - 除湿器 - Google Patents

除湿器

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JP2562787Y2
JP2562787Y2 JP1991067648U JP6764891U JP2562787Y2 JP 2562787 Y2 JP2562787 Y2 JP 2562787Y2 JP 1991067648 U JP1991067648 U JP 1991067648U JP 6764891 U JP6764891 U JP 6764891U JP 2562787 Y2 JP2562787 Y2 JP 2562787Y2
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JP
Japan
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moisture
heater
hygroscopic material
heat transfer
air
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JP1991067648U
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JPH0518627U (ja
Inventor
宗一郎 川田
幸男 山村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Drying Of Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、収納庫内を除
湿するための除湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気中の水分を除湿して乾燥した
空気を得ることができる除湿器としては種々のものが提
供されており、例えば図7に示されるようなものがあ
る。このものは空気中の湿気を吸湿する吸湿材1と、こ
の吸湿材1に除湿する空気を送風するための送風ファン
4と、吸湿した吸湿材1を再生するためのヒータ3をケ
ース7内に収納配置して構成されている。そして、例え
ば収納庫内等の空間内の除湿を行う場合には図8に示さ
れるように送風ファン4より吸湿材1に収納庫内の空気
を送ることで空気中の湿気が吸湿材1に吸湿された後に
収納庫内に再び吐出されることで除湿が行われるように
なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、除湿を行う
に伴ってシリカゲルのような吸湿材1が多湿状態となる
と吸湿効果が低下する。このため、図9に示されるよう
にヒータ3によって加温された空気を送風ファン4によ
って吸湿材1に送り、吸湿材1を加温することで吸湿材
1中の湿気を蒸散させ、温風と共に外部に吐出すること
で吸湿材1を再生させることが行われる。しかしなが
ら、上述のような従来例にあっては、除湿機能及び再生
機能を持たせるための送風ファン4、ヒータ3、吸湿材
1がそれぞれ別体としてケース7内に配置されているた
め、除湿器自体が大型になるという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、除湿機能と再生機能の両方に優れ、且つ小型
化を図ることができる除湿器を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、除湿すべき処理空気を送風ファンによ
って吸湿材に送風して、処理空気中の水分を吸湿材によ
り吸湿することにより除湿すると共に、吸湿材をヒータ
によって加温することで再生するようにした除湿器にお
いて、基体5の外周より外方に向けて複数の羽根板6を
突出させて形成された伝熱板2の表面に吸湿材1をコー
ティングすると共に、上記基体5の略中央にヒータ3を
一体に添設したものである。
【0006】
【作用】しかして、送風ファン4によって送られる空気
は伝熱板2の表面にコーティングされた吸湿材1によっ
て吸湿された後に乾燥した空気として吐出される。ま
た、伝熱板2に設けられたヒータ3を作動させることに
よって伝熱板2を介して吸湿材1が加温されて吸湿材1
に捕捉された湿気が蒸散し、この湿気は送風ファン4よ
り送られてくる送風と共に吐出されて吸湿材1が再生さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。除湿器は図4に示されるように箱状のケース
7の内部に送風ファン4、ヒータ3、シリカゲルのよう
な吸湿材1を収納配置して主体が構成されており、ヒー
タ3と吸湿材1とは一体化されて設置スペースを大きく
取るようなことなくケース7内に配置されている。吸湿
材1は図1に示されるように基体5の外周より外方に向
けて複数の羽根板6を突出させて形成された表面面積の
大きい伝熱板2の表面にコーティングして設けられてい
る。ここで、羽根板6の表面に複数の突条を設けるよう
にすると表面面積をより広くすることができて吸湿材1
のコーティング面積を大きくすることができるものであ
る。伝熱板2に一体に設けられるヒータ3は基体5の中
央部に埋設されて配置されており、図3に示されるよう
な棒状ヒータ3aを用いることで基体5のほぼ全長にわ
たって設けられている。
【0008】そして、上記除湿器は例えば収納庫の側壁
等に設置されるようになっているものであり、収納庫内
を除湿する場合には送風ファン4が作動して伝熱板2に
向けて空気が送られ、この空気は吸湿材1を介して再び
収納庫内に吐出されるものであり、伝熱板2の表面にコ
ーティングして設けられた吸湿材1を通る際に空気中の
湿気が吸湿材1によって吸湿されて乾燥空気が収納庫内
に突出されることとなり、空気が循環することで収納庫
内が徐々に乾燥されることとなるものである。また、吸
湿材1が多湿状態になると吸湿効率が低下することとな
るが、この場合には伝熱板2に設けられたヒータ3を作
動させて伝熱板2を介して吸湿材1を加温し、これによ
って吸湿材1にて捕捉された湿気が蒸散し、これを送風
ファン4によって送られてくる空気と共に収納庫外に吐
出させることによって吸湿材1から湿気を奪って乾燥さ
せて吸湿材1を再生させることができるものである。こ
のとき、吸湿材1がコーティングされた伝熱板2にヒー
タ3が一体に設けられているとヒータ3の熱が吸湿材再
生時に伝熱板2を介して吸湿材1に均一に伝わることと
なり、効率良く消費電力を抑えながら吸湿材1を加温し
て再生することができるものである。
【0009】図5は本考案の他の実施例を示すものであ
り、このものにあっては、箱体8内において複数並設さ
れた板状の伝熱板2に吸湿材1をコーティングして形成
されており、箱体8の上部及び下部にPTCヒータのよ
うなヒータ3が一体に取り付けられたものを示してい
る。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述のように、基体の外周より
外方に向けて複数の羽根板を突出させて形成された伝熱
板の表面に吸湿材をコーティングすると共に、上記基体
の略中央にヒータを一体に添設してあるので、伝熱板の
表面にコーティングされる吸湿材のコーティング面積を
大きくすることができ、しかも、伝熱板の基体の略中央
にヒータを一体に設けたことで、伝熱板の略中央から先
端側(羽根板の先端部)まで熱が均一に伝わるようにな
り、吸湿材を均等に加温して吸湿材の表面に捕捉されて
いる湿気が蒸散し易くなる。従って、効率良く消費電力
を抑えながら吸湿材を加温して再生することができるよ
うになると共に、送風ファンからの空気が羽根体間を抵
抗なく通過できるので、吸湿材の表面面積を大きくした
構造でありながら、吸湿材表面全体に空気をまんべんな
く当てることができ、吸湿材の乾燥を短時間で効率良く
行うことが可能となり、除湿機能と再生機能の両方に優
れた除湿器が得られる。さらに伝熱板を介してヒータと
吸湿材とを一体化したことによって、部品数が減り、従
って、除湿機能と再生機能の両方に優れた除湿器自体の
小型化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の部分拡大断面図である。
【図3】同上に用いられるヒータの斜視図である。
【図4】同上の概略構成図である。
【図5】同上の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】図5におけるイの拡大断面図である。
【図7】従来例の略構成図である。
【図8】同上の作用を説明する説明図である。
【図9】同上の他の作用を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 吸湿材 2 伝熱板 3 ヒータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除湿すべき処理空気を送風ファンによっ
    て吸湿材に送風して、処理空気中の水分を吸湿材により
    吸湿することにより除湿すると共に、吸湿材をヒータに
    よって加温することで再生するようにした除湿器におい
    て、基体の外周より外方に向けて複数の羽根板を突出さ
    せて形成された伝熱板の表面に吸湿材をコーティングす
    ると共に、上記基体の略中央にヒータを一体に添設して
    成ることを特徴とする除湿器。
JP1991067648U 1991-08-27 1991-08-27 除湿器 Expired - Lifetime JP2562787Y2 (ja)

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JPH0518627U JPH0518627U (ja) 1993-03-09
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JP5178124B2 (ja) * 2007-10-02 2013-04-10 株式会社東芝 吸湿装置
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