JP2002051936A - 連続吸湿式ハンドドライヤー - Google Patents

連続吸湿式ハンドドライヤー

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JP2002051936A
JP2002051936A JP2000275680A JP2000275680A JP2002051936A JP 2002051936 A JP2002051936 A JP 2002051936A JP 2000275680 A JP2000275680 A JP 2000275680A JP 2000275680 A JP2000275680 A JP 2000275680A JP 2002051936 A JP2002051936 A JP 2002051936A
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JP
Japan
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moisture
air
rotor
hand dryer
dry
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JP2000275680A
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Yoichi Tanabe
陽一 田邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のハンドドライヤーでは、濡れた手を乾
かすために、ヒーターにより高温に加熱した空気を手に
吹きつけていたが、濡れた手を紙や布で拭く場合と比べ
て、乾燥にかなりの長時間を要するという欠点があっ
た。 【解決手段】 連続再生可能な吸湿剤ローター(1)の
吸湿作用と加熱ヒーター(6)の加熱作用を併用するこ
とにより、連続して乾燥温風を創り出し、この乾燥温風
を連続して濡れた手に吹きつけることで、素早く濡れた
手を乾かすことを可能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、濡れた手を乾か
すため、再生可能な吸湿剤ローター(1)の吸湿作用と
加熱ヒーター(6)の加熱作用により、連続して作り出
される乾燥温風を用いる方式のハンドドライヤーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のハンドドライヤーでは、濡れた手
を乾かすために、ヒーターにより高温に加熱した空気
を、ファンにより吹き出し口から吹き出し、濡れた手に
吹きつけることにより、濡れた手を乾かしていた。空気
を高温に加熱すれば飽和蒸気圧が上がるので、相対湿度
が下がり、高温空気の流れの中では、水分の蒸発が促進
され、濡れた手が乾く効果があった。しかし、従来のハ
ンドドライヤーによる乾燥は、時間がかかり、タオルや
紙で手を拭く時間と比べてかなりの長時間を必要とし、
効果的な器具とは言えなかった。この乾燥速度を上げる
には、吹き出し温風の温度を上げるか、風量を増やすこ
とが考えられるが、人間の手に吹きつける温風であるた
め、吹き出し温度はおのずと制限され、また、風量にも
限界があった。そのため、通常の温風だけで十分な乾燥
速度を確保することが困難であった。また、乾燥速度を
上げるため、吸湿剤を用いる乾燥温風方式のハンドドラ
イヤーについて提案されたものがあるが、吸湿剤の連続
再生を考慮したものがなく、連続して乾燥温風を作り出
すことができないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、連続的に乾燥温風を作り出して、短時間で
濡れた手を乾かすことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
連続吸湿式ハンドドライヤーは、絶対湿度の低い乾燥し
た空気を加熱するために、従来のようなヒーターのみに
よる空気の加熱ではなく、ヒーターによる空気の加熱
と、再生可能な吸湿剤ローター(1)による化学的な水
蒸気の吸着作用を併用することを特徴とする。吸湿剤に
より化学的に空気中の水分を吸着除去した後、加熱ヒー
ター(6)で加熱すれば、ヒーターで空気を直接加熱す
る従来方式に比べ絶対湿度の低い乾燥温風が得られる。
この乾燥温風を濡れた手に吹きつけることで、渇ききっ
た砂漠の熱風により水分が奪われるがごとく、短時間に
濡れた手を乾かすことができ、手を乾かすために長時間
を必要とした従来の欠点を解消できる。さらに、吸湿剤
ローター(1)の吸湿能力を再生用風路(8)で再生し
続けることにより、乾燥温風が連続して作り出せる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。請求項1に記載の本発明は、図1に示すよ
うに、ハンドドライヤー本体(2)の内部の空気の通路
を、隔壁(10)により二分割し、一方を吸湿剤再生用
の空気を通風させる再生用風路(8)とし、他方は本来
のハンドドライヤーとしての機能を発揮する乾燥用風路
(5)とする。ファン(4)は、モーター(11)の駆
動により、ファン駆動軸(12)を介して回転し、吸込
口(3)より、空気をハンドドライヤー本体(2)の内
部に送り込む働きをする。一方、モーター(11)の駆
動は、減速装置(13)及び吸湿剤ローター駆動軸(1
4)を介して吸湿剤ローター(1)にも伝達され、吸湿
剤ローター(1)もゆっくりと旋回する。ファン(4)
により、ハンドドライヤー本体(2)の内部に送られた
空気は、隔壁(10)により再生用風路(8)と乾燥用
風路(5)に送られる。乾燥用風路(5)に送られた空
気は、吸湿剤ローター(1)を通過することにより除湿
され、乾燥空気となり、さらに、加熱ヒーター(6)で
加熱され、乾燥温風となって、吹出口(7)から吹き出
され、濡れた手に吹きつけられることにより、短時間に
濡れた手を乾かす効果を発揮する。他方、再生用風路
(8)に送られた空気は、再生ヒーター(9)により高
温に加熱され、乾燥用風路(5)で湿気を吸着した後の
吸湿剤ローター(1)の湿った部分が旋回して再生用風
路(8)に現れるところに吹きつけられる。吸湿剤ロー
ター(1)の湿った部分は、この高温空気により加熱さ
れて水分を放出し、吸湿機能が再生される。その後、吸
湿剤ローター(1)の再生された部分はさらに旋回して
再び乾燥用風路(5)に向かう。再生用風路(8)から
吸湿剤ローター(1)を通過した空気は放風口(15)
から外部へ放出される。上述のような構成よりなる連続
吸湿式ハンドドライヤーが請求項1記載の本発明であ
る。また、ファン(4)は吸湿用と乾燥用で別々に設け
ても良く、吸湿剤ローター(1)の旋回も専用のモータ
ー又は手動で旋回させてもよい。
【0006】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の連続吸湿式ハン
ドドライヤーを使用し、吹出口(7)から吹き出す乾燥
温風を濡れた手に吹きつければ、短時間に、素早く手を
乾かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の本発明の連続吸湿式ハンドドラ
イヤーの断面図である。
【符号の説明】
1 吸湿剤ローター 2 ハンドドライヤー本体 3 吸込口 4 ファン 5 乾燥用風路 6 加熱ヒーター 7 吹出口 8 再生用風路 9 再生ヒーター 10 隔壁 11 モーター 12 ファン駆動軸 13 減速装置 14 吸湿剤ローター駆動軸 15 放風口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生可能な吸湿剤ローター(1)をハン
    ドドライヤー本体(2)の内部に設け、空気を吸込口
    (3)からファン(4)により吸い込んで乾燥用風路
    (5)に送り込み、吸湿剤ローター(1)を通過させて
    除湿し、乾燥した空気を加熱ヒーター(6)で加熱し
    て、吹出口(7)から乾燥した温風を吹き出す構成と
    し、一方、別にハンドドライヤー本体(2)の内部に再
    生用風路(8)を設け、乾燥用風路(5)で空気中の水
    分を吸い込んだ吸湿剤ローター(1)の吸湿した部分を
    再生用風路(8)に回し、ファン(4)から再生ヒータ
    ー(9)を経由して供給される高温の温風を水分を吸い
    込んだ吸湿剤ローター(1)の吸湿した部分に吹きつけ
    て、吸湿剤を除湿し、吸湿能力を再生し、さらに吸湿剤
    ローター(1)を回転して再び乾燥用風路(5)に戻す
    構造とすることで、連続して乾燥温風を作り出す構成と
    した吸湿式ハンドドライヤー。
JP2000275680A 2000-08-07 2000-08-07 連続吸湿式ハンドドライヤー Pending JP2002051936A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004003319A (ja) * 2002-04-18 2004-01-08 Toto Ltd 流体噴出装置
JP2004313577A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Mitsubishi Electric Corp 手乾燥装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004003319A (ja) * 2002-04-18 2004-01-08 Toto Ltd 流体噴出装置
JP4654565B2 (ja) * 2002-04-18 2011-03-23 Toto株式会社 流体噴出装置
JP2004313577A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Mitsubishi Electric Corp 手乾燥装置

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