JP3099589B2 - 除加湿装置 - Google Patents

除加湿装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内環境を制御する除加
湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の室内環境制御機器は単独機
能を有する商品が主流で、室内環境を総合的に制御する
室内環境制御機器としては、クリーンルームや病院等の
特殊な環境で使用されている程度で、その構成も単独機
能商品の組み合わせで行っているというのが現状であ
り、一般家庭向けを対象とした室内環境制御装置として
はほとんど存在しなかった。このため、従来は前記単独
機能の商品を組み合わせて、使用環境に応じて使いこな
すことにより室内環境を快適に維持するという方法をと
っていた。
【0003】例えば、室内の除湿を行う場合はエアコン
のドライ運転や除湿器を使用し、加湿を行う場合は各種
加湿器を用い、室内換気を行う場合は換気扇、室内の空
気を循環させる場合はサーキュレータや空気清浄器を用
いて行っていた。また、上記単独機能商品の中で2つ程
度の機能を有する複合商品は存在するが、全ての機能を
有する室内環境制御機器としては存在しなかった。この
ため、室外環境の変化が室内環境に及ぼす影響を予測し
て機器を制御するというようなことはできなかった。
【0004】そこで出願人は一台の機器で上記各機能が
得られる除加湿装置を考えた。以下この除加湿装置を図
9を用いて説明する。除湿動作時は(A)の経路で室内
空気をヒータOFFの状態で吸着材を介して所定時間循
環させ、室内湿気を吸着材に吸着させ乾燥空気を排出す
ることで除湿動作を行い、、次の工程で送風経路を
(B)の経路に切り替え、所定時間ヒータをONして吸
着材に吸着した水分を脱離させ室外に放出し、吸着材を
乾燥状態として再度、吸着動作すなわち除湿動作が可能
な状態とする。そして上記動作を繰り返すことで室内の
除湿を行う。また、加湿動作は(B)の送風経路でヒー
タOFFの状態で所定時間循環することにより、室外の
湿気を吸着材に吸着させ、次の工程で送風経路を(A)
に切り替え所定時間ヒータONして吸着材に吸着した水
分を脱離させ室内に放出する。そして上記動作を繰り返
すことで室内の加湿動作を行う。すなわち、この除加湿
装置は、吸着材の吸着、脱離作用を利用して送風経路を
切り替えることで室内の除湿、加湿動作を行う訳であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記除加
湿装置は、これを用いても窓ガラスや内壁部に結露が発
生するという課題があった。すなわち、夜間や日中の室
外温度が極端に低下した場合においては、室内外の温度
差が大きくなり、室内外が接触する窓ガラス、内壁部に
結露が発生するのである。つまり、室内がある温度に維
持されている状態で、室外温度が低下すると窓ガラスや
内壁の温度も低下し、この温度が室内温度と室内湿度で
定まる露点温度以下に低下すると窓ガラスや内壁の表面
に結露が発生する訳である。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、給気
部に設けた温度センサーと湿度センサーで室外温度の変
化による室内の結露発生の予測をし、その予測情報で前
記除湿動作を行い結露防止を行うようにすることを目的
としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するため、室内側と室外側を切り替え可能な構成
とした給気経路と排気経路を有し、給気経路側に空気の
搬送を行うための送風機を取付け、前記送風機の出口部
に空気を加熱するためのヒータと、その下流に多孔性構
造で形成された吸着材を配置した構成の除加湿装置にお
いて、送風機入り口に給気温度および給気湿度検出用の
温度センサーと湿度センサーを設け、前記温度センサー
と湿度センサーの信号で室内の露点温度を演算する露点
温度演算部と、この露点温度演算結果と前記温度センサ
ーにより求めた室外温度を比較する比較部と、この比較
結果により動作指示部に運転指示信号を出力する結露防
止制御部とを設けて構成してある。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、温度センサーと湿
度センサーにより室内の露点温度を求め、室外温度が露
点温度に近づくと除湿運転を開始して室内湿度低下さ
せ、露点温度を低下させて室外温度の低下による結露を
防止する。すなわち、室内温度と室内湿度より露点温度
演算部でその時の室内温度の露点温度を求め、室外温度
が前記露点温度に近づくと除湿動作を開始して室内湿度
を低下して露点温度を低下させ、窓ガラスや内壁への結
露を防止する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図8を参照して
説明する。まず図1を用いてその構成を説明すると、1
は室内給気口、2はフィルター、3は高圧放電タイプの
空気清浄機、3Aは空気清浄フィルターで、前記空気清
浄機3で帯電した埃を吸着させる。3Bは高圧電源で、
前記空気清浄機3の電源である。4は遮風板で、湿度セ
ンサーに送風を直接当てないために設置してある。5は
湿度センサーで、室内および室外の湿度検出用である。
6は温度センサーで、室内および室外の温度検出用であ
る。7はファン、8は送風用モータ、9はステッピング
モータ、9Aは前記ステッピングモータ9により動作す
るダンパーで、送風量を動作条件により調節する。10
は整流板、11はヒータで、脱離動作時に空気を加熱し
て、吸着材の水分を脱離する。
【0010】13は吸着材で、空気中の水分を吸着し、
前記ヒータの加熱により吸着した水分を脱離する。14
は温度センサーで吹き出し部の温度検出用である。15
は室内排気口、16はステッピングモータ、16Aは排
気ダンパーで、ステッピングモータ16により動作し、
排気経路の切り替えを行う。17は室外排気口、18は
室外給気口、19はステッピングモータ、19Aは給気
ダンパーで、ステッピングモータ19により動作し、給
気経路の切り替えを行う。
【0011】上記構成において、その基本動作を簡単に
説明すると、除湿動作はまず送風経路の切り替えで室内
給気1、室内排気15にセットする。この状態で所定時
間送風機8を運転して室内空気を吸着材13を介して循
環させる。つまり、室内空気の水分を吸着材13に吸着
させて、乾燥空気を室内に放出する。吸着材への吸着が
飽和する所定の時間が経過すると、送風経路を室外給気
18、室外排気17の形態に切り替える。次にヒータ1
1を加熱した状態で所定時間送風機8を運転し、吸着材
13に吸着した水分を脱離して室外に排出する。所定時
間経過すると、再度前記吸着動作を行う。このように室
内吸着、室外脱離の動作を繰り返すことで室内の除湿を
行う。以上説明のように除湿動作においては室内の水分
は吸着材を介して自動的に室外に排出するため、除湿に
よりたまった水を人が排出するという手間が不要とな
る。
【0012】加湿動作は前記除湿動作と反対の動作によ
り室外の水分を室内に排出することで室内を加湿する。
つまり、送風経路を室外給気18、室外排気17で所定
時間送風機8を運転し、室外の水分を吸着材13に吸着
させる。つぎに、送風経路を室内給気1、室内排気15
に切り替え、ヒータ11を加熱した状態で所定時間送風
機8を運転する。これにより吸着材13の水分を脱離し
て室内に放出する。上記動作を繰り返し行うことで加湿
する。加湿動作の場合は室外水分を利用して加湿するた
め給水の手間が省ける訳である。
【0013】除湿換気動作は室内の空気を排出し、室外
の新鮮空気を導入する換気動作に前記除湿動作を加えた
動作で、吸着動作時に送風経路を室外給気18、室内排
気15にし、室外の空気を吸着材13で乾燥した状態に
して室内に取り込む。脱離時は送風経路を室内給気1、
室外排気17にして室内の汚れた空気を脱離動作を行い
ながら排出する。このように給排換気動作と除湿動作を
同時に行わせる訳である。
【0014】加湿換気動作は吸着動作時に室内給気1、
室外排気17とし、室内の汚れた空気を排出する。同時
に水分は吸着材13に吸着させ、脱離動作で送風経路を
切り替え室外空気を取り込むと同時に吸着材13の水分
を室内に放出して加湿する。
【0015】換気動作は強制給気、強制排気、給排自動
換気および予熱換気の4つの運転を行わせるような構成
としており、ヒータ非通電状態で送風経路の切り替えに
より上記換気モードの切り替えを行う。給排自動換気と
予熱換気の選択は給気温度センサー6の信号で行うよう
にしている。
【0016】循環動作も同様、ヒータ非通電状態で室内
給気1、室内排気15の送風経路で送風機8を運転させ
ることでサーキュレーターの役目を果たしている。
【0017】以上のように、送風経路の組み合わせによ
り6つの運転モードを創出し、室内環境制御を行わせる
訳である。
【0018】次に、上記動作を行わせるための具体的な
制御構成について、図2を用いて説明する。20は湿度
設定部で、運転モード選択、湿度制御レベルの設定を行
う。21は室外給気温度設定部で、夏季、冬季の判断を
するための室外温度を設定なる部分である。22は基本
動作設定部で、前記給気温度センサー6と室外温度設定
部21で求まる室外環境状態により、除湿動作と加湿動
作の選択を行い動作設定する部分である。23は運転モ
ード変更部で、前記湿度センサー5による室内湿度状態
と湿度設定部20で定まる情報により運転モードの選択
を行う部分である。24は露点温度演算部で、給気温度
センサー6で求まる室内温度データと湿度センサー5で
求めた室内湿度データより露点温度を算出する。25は
比較部で、前記露点温度演算部24の演算結果と室外温
度データを比較する部分である。
【0019】26は動作指示部で、上記6つの運転モー
ドについて負荷動作パターンを設定した部分で、以下に
記載する6つの要素で構成されている。26Aは除湿動
作部、26Bは加湿動作部、26Cは除湿換気動作部、
26Dは加湿換気動作部、26Eは換気動作部、26F
は循環動作部で各動作時における負荷の動作パターンを
設定した部分である。27は操作部で、運転モードを指
示する部分であり、オート運転指示と前記各運転モード
を単独で指示する手動運転指示部で構成し、各運転指示
部より送られてくる信号により運転モードを選択し、動
作指示部26に送る。28は表示部で、各センサー情報
に基づく室外温度、室内温度、室内湿度の表示や動作指
示部26からの信号で運転モード表示を行わせる。29
は結露防止制御部で、前記比較部25の出力により動作
指示部26に信号を送って、除湿動作部26Aにより結
露防止動作を行う。30は負荷制御部で、前記動作指示
部26の信号により各負荷の駆動回路に信号を供給す
る。
【0020】上記構成における制御部の動作について図
3、図5〜図8のフローチャートを用いて説明する。ま
ずこの除加湿調節機は、加湿運転動作のときには室外温
度の低下に伴う室内外の境界部で発生する結露の防止動
作を露点温度をチェックすることで最優先に行い、窓ガ
ラスや内壁への結露を解消する。この結露防止動作につ
いての詳細を図3を用いて説明する。このチェックは運
転中に限らず待機中でも常に行うようにしており、結露
が発生しそうな環境になった場合は最優先で結露防止動
作、すなわち除湿動作を開始させる。
【0021】動作はまず、室内温度データを読み込み、
次に室内湿度データを読み込む。この2つのデータより
その時の室内環境における露点温度を求める。露点温度
の求め方としては、精密に求める場合は規定の演算式を
用いて行うが、この方法は複雑で制御用としては不向き
であり、一般的には室内温度に、その時の湿度に応じて
定めた所定の係数を乗じて求める方法を用いる。この各
湿度における室内温度と露点温度の関係を図4に示す。
図4に示すように室内湿度が高いと室内温度と露点温度
の差が小さく、室外温度が少し低下しただけで結露が発
生する。つまり、結露の発生を防止するためには湿度を
低下して露点温度を下げることが最も効果のある方法で
あることが判る。このようにして露点温度を求めると、
室外温度データを読み込み、露点温度+T(℃)と室外
温度を比較する。この比較結果が露点温度+T<室外温
度の場合は通常の動作を継続し、露点温度+T>室外温
度の場合はいかなる動作状態にあっても、除湿動作を所
定時間開始する。所定時間経過すると再度、前記チェッ
クを繰り返し、露点温度+T<室外温度の関係になるま
で除湿動作を継続する。
【0022】次に、除湿動作について図5を用いて同様
に説明すると、除湿運転指示を選択すると、操作部27
を介して動作指示部26の除湿動作部26Aに信号が供
給される。信号が供給されるとステッピングモータ1
6、19を動作させ、送風経路を室外給気18、室内排
気17にセットし、ステッピングモータ9を動作させ、
風量調節板9Aを「閉」の状態とする。この状態で送風
機8を「弱」で運転し、同時にヒータ11をONして所
定時間td動作させる。この脱離時間tdが経過する
と、ヒータをOFFして給気温度すなわち室外温度のチ
ェックをおこない、室外温度の状況に応じて脱離パージ
時間を設定する。上記動作で初期の吸着材13の吸着水
分を脱離して、吸着動作の効率を高める。
【0023】脱離パージ時間td’が経過すると、送風
経路を室内給気1、室内排気15に切り替え風量調節板
9Aを「開」にし送風機8を「強」で運転する。これに
より、室内の湿気を吸着材13に吸着し、乾燥空気を室
内に排出して除湿を行う。吸着時間taが経過すると、
送風機8を「弱」運転に変更し所定時間経過後、上記説
明の脱離動作を行う。以降、上記動作を繰り返すことで
室内湿気を室外に排出して乾燥空気を供給し、メンテナ
ンスフリーの除湿動作を行う。
【0024】なお、参考までにその他の動作のうち、代
表的なものを説明しておく。まず、加湿動作について図
6を用いて説明すると、加湿運転指示を選択すると操作
部27を介して動作指示部26の加湿動作部26Bに信
号が供給される。信号が供給されるとステッピングモー
タ16を動作させて給気経路を室内側、ステッピングモ
ータ19を動作させて排気経路を室内側にセットする。
さらにステッピングモータ9を動作させダンパー9Aを
「閉」状態にし、送風機8を「弱」で動作する。同時に
ヒータ11をONして吸着材13の脱離動作を行う。所
定時間td経過するとヒータ11をOFF状態として給
気温度のすなわち室内温度のチェックを行う。これは脱
離動作の効率を高めるため行う脱離パージ動作の時間を
室内温度により補正するためのもので、チェックした室
内温度に応じて脱離パージ時間td’を設定する。
【0025】この脱離パージ時間が経過すると、送風経
路を室外給気18、室外排気17に切り替え、風量調節
板9Aを「開」状態にして、送風機8を「強」で運転す
る。この動作を予め設定した吸着時間taの間行い、室
外の水分を吸着材13に吸着させる。吸着時間taが経
過すると送風機8を「弱」運転に変更し、所定時間経過
すると再度、送風経路を室内給気1、室内排気15に切
り替え上記説明の脱離動作を行い、吸着材13に吸着し
た水分を室内に排出して加湿を行う。また、上記動作の
中で吸着時間ta経過後の送風機8の「弱」運転への変
更は送風経路切り替え時のダンパーへの抵抗を軽減する
と共にダンパー切り替われ時の風切り音をなくすめに行
う動作である。以降、上記動作を繰り返して室外の水分
を室外に取り入れることによりメンテナンスフリーの加
湿動作が行える訳である。
【0026】加湿換気動作については図7に動作フロー
チャートを示しているが、基本動作については図6で説
明した加湿動作とほとんど同じのため、異なる部分につ
いて簡単に説明する。加湿換気運転指示により操作部2
7を介して加湿換気動作26Dを指示すると送風経路を
室外給気18、室内排気15にセットして室外の新鮮空
気を取り込みながら脱離動作を行う。所定シーケンスで
脱離動作が完了すると送風経路を室内給気1、室外排気
17に切り替え、室内の汚れた空気を室外に排出しなが
ら吸着動作を行う。以上のように室内外で給排換気を行
いながら、脱離と吸着動作を行って加湿動作を行わせる
ものである。
【0027】除湿換気動作については図8に動作フロー
チャートを示しているが、基本動作については図5で説
明した除湿動作とほとんど同じである。除湿換気運転指
示で除湿換気動作26Cを指示すると、送風経路を室内
給気1、室外排気18として所定の脱離動作を行う。つ
まり室内の汚れた空気を室外に排出するときに吸着材1
3の脱離動作を行い、反対に、吸着動作の時に室外空気
を取り入れ換気動作を行いながら除湿動作を行ってい
る。
【0028】以上のように換気動作を併用した除加湿動
作においては除加湿動作専用に行った場合に比べ、多少
能力面での低下は見られるが室内の換気を行えるという
利点がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の除加湿装置
は、給気部に設けた温度センサーと湿度センサーの信号
により前記室内環境制御を効率的に行わせるようにする
と共に露点温度を検出し、室外温度の低下による窓ガラ
スや内壁への結露発生を予測して、強制的に除湿運転を
行うことで結露による不具合を解消し、メンテナンスフ
リーの使い勝手のよい除加湿装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における除加湿調節機の断面
【図2】同装置の制御ブロック図
【図3】同装置の結露防止動作を説明したフローチャー
ト図
【図4】各湿度における室内温度と露点温度の関係を示
したグラフ
【図5】同装置の除湿運転を説明したフローチャート図
【図6】同装置の加湿運転を説明したフローチャート図
【図7】同装置の除湿換気運転を説明したフローチャー
ト図
【図8】同装置の加湿換気運転を説明したフローチャー
ト図
【図9】従来の除加湿調節機の断面図
【符号の説明】
1 給気経路 5 湿度センサー 6 給気温度センサー 8 送風機 11 ヒータ 13 吸着材 15 排気経路 16 経路切り替え用ステッピングモータ 17 排気経路 18 給気経路 24 露点温度演算部 25 比較部 26 動作指示部 29 結露防止制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側と室外側を切り替え可能な構成と
    した給気経路と排気経路を有し、給気経路側に空気の搬
    送を行うための送風機を取付け、前記送風機の出口部に
    空気を加熱するためのヒータと、その下流に多孔性構造
    で形成された吸着材を配置した構成の除加湿装置におい
    て、送風機入り口に給気温度および給気湿度検出用の温
    度センサーと湿度センサーを設け、前記温度センサーと
    湿度センサーの信号で室内の露点温度を演算する露点温
    度演算部と、この露点温度演算結果と前記温度センサー
    により求めた室外温度を比較する比較部と、この比較結
    果により動作指示部に運転指示信号を出力する結露防止
    制御部とで構成した除加湿装置。
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