JP2004001807A - 化粧液及びシート材の包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】包装袋を開封する前に包装袋内で化粧液によりシート材を容易且つ確実に湿潤化することができると共に、1回の開封で湿潤化後のシート材を包装袋から容易に取り出すことができ、使用に際しての取り扱いを容易にできる化粧液及びシート材の包装体を提供する。
【解決手段】包装袋1の内部を仕切りシール部2で第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切ると共に、仕切りシール部2の少なくとも一部に、包装袋1の外周側のシール部5〜8よりも弱く形成され且つ包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9を設け、第1密封空間3内に化粧液10を、第2密封空間4内に、化粧液10による湿潤化後に化粧部位に当てるための化粧液性を有するシート材11を夫々封入したものである。
【選択図】 図1
【解決手段】包装袋1の内部を仕切りシール部2で第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切ると共に、仕切りシール部2の少なくとも一部に、包装袋1の外周側のシール部5〜8よりも弱く形成され且つ包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9を設け、第1密封空間3内に化粧液10を、第2密封空間4内に、化粧液10による湿潤化後に化粧部位に当てるための化粧液性を有するシート材11を夫々封入したものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1個の包装袋内に化粧液とシート材とを封入した化粧液及びシート材の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、顔面のスキンケア、その他に使用する化粧用フェイスマスクには、包装袋内にスキンケア、その他の化粧液と、乾燥状態のフェイスマスク用等のシート材とを区分して封入したものがある。
【0003】
この化粧用包装体は、1回のスキンケアに必要な所定量の化粧液をシール包装した化粧液袋と、乾燥状態のフェイスマスク用のシート材をスティック状に巻いたスティック状体とを1個の包装袋内に封入して一体に包装している。そして、使用に際しては、先ず包装袋を開封して内部の化粧液袋を取り出し、この化粧液袋の化粧液を包装袋内に注入して適当量の化粧液をシート材にしみ込ませた後、その湿潤状態のシート材を顔面等に当ててスキンケア等を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この包装体は、1回のスキンケア等に必要な量の化粧液とシート材とを区分して1個の包装袋内に封入して一体包装しているため、旅行用、その他に際しての携帯に便利であり、また使用時に開封して化粧液でシート材を湿潤化するため衛生的である等の利点がある。
【0005】
しかし、従来の包装体は、化粧液を包装袋とは別の化粧液袋に封入し、この化粧液袋とシート材のスティック状体とを包装袋に入れて封入しているため、先ず包装袋を開封して化粧液袋のみを取り出した後、化粧液袋を開封してその内部の化粧液を包装袋内に注入して、包装袋内でシート材に化粧液をしみ込ませなければならない。
【0006】
このため使用に際しては、包装袋及び化粧液袋の2回の開封、化粧液袋の取り出し、及び化粧液の包装袋への注入等が必要である上に、化粧液を包装袋に注入するときに、その化粧液が零れる等の惧れがあり、包装袋の開封から化粧液によるシート材の湿潤化までの取り扱いが非常に煩雑であるという欠点がある。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、包装袋を開封する前に包装袋内で化粧液によりシート材を容易且つ確実に湿潤化することができると共に、1回の開封で湿潤化後のシート材を包装袋から容易に取り出すことができ、使用に際しての取り扱いを容易にできる化粧液及びシート材の包装体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、包装袋1の内部を仕切りシール部2で第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切ると共に、前記仕切りシール部2の少なくとも一部に、前記包装袋1の外周側のシール部5〜8よりも弱く形成され且つ前記包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して前記両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9を設け、前記第1密封空間3内に化粧液10を、前記第2密封空間4内に、前記化粧液10による湿潤化後に化粧部位に当てるための化粧液性を有するシート材11を夫々封入したものである。
【0009】
また前記包装袋1が偏平状であり、前記仕切りシール部2の前記包装袋1の偏平方向の両側に前記第1密封空間3と前記第2密封空間4とを設け、前記包装袋1の外周の前記シール部7側に、前記仕切りシール部2の長手方向の一端側の近傍で前記包装袋1の少なくとも前記第2密封空間4側を開封するための切り口14を設けることもある。
【0010】
前記弱シール部9は、前記包装袋1の表包材12と裏包材13との間にホットメルト接着により形成しても良い。また前記包装袋1の表包材12と裏包材13との間に、片面にホットメルトが筋状に塗布されたテープ材16を前記仕切りシール部2に沿って介在し、該テープ材16とこれに対応する一方の包材12,13とを溶着し、該テープ材16とこれに対応する他方の前記包材12,13とをホットメルト接着しても良い。
【0011】
前記包装袋1の表包材12と裏包材13とに異種のフィルムを張り合わせたラミネート材を使用し、前記表包材12及び/又は前記裏包材13を透明又は不透明にしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る化粧液及びシート材の包装体の実施形態を図面に基づいて詳述する。
【0013】
1図〜図7は本発明の第1の実施形態を例示し、この包装体は、図1及び図2に示すように、包装袋1の内部が仕切りシール部2により第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切られると共に、その仕切りシール部2の少なくとも一部に、包装袋1の外周側の外周シール部5〜8よりも弱く形成され且つ包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9が設けられ、その第1密封空間3内に化粧液10が、第2密封空間4内に、化粧液10による湿潤化後に顔面等に当てるための化粧液性を有するシート材11が夫々封入されている。
【0014】
包装袋1は正方形、長方形等の略矩形の偏平状であり、略矩形状の表包材12と裏包材13とを重ね合わせて、その外周側の四辺の外周シール部5〜8を熱溶着(ヒートシール)、その他で液密状、気密状にシールすることにより構成されている。
【0015】
表包材12、裏包材13には異種の複数枚の熱可塑性合成樹脂フィルムをラミネート加工により貼り合わせたラミネート材(複合材)が使用されている。このラミネート材には、透明ラミネート材と不透明ラミネート材とがあり、その何れを使用することも可能である。
【0016】
この実施形態の場合には、表包材12及び裏包材13の両者に透明ラミネート材を使用しているが、両者に不透明ラミネート材を使用することも可能であるし、表包材12又は裏包材13に透明ラミネート材を使用して、裏包材13又は表包材12に不透明ラミネート材を使用することも可能である。
【0017】
なお、透明ラミネート材には、例えば二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)と直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ナイロンフィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)と直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)とをラミネート加工したもの、或いはこれらの間に透明蒸着フィルムを介在してラミネート加工したもの等がある。
【0018】
また不透明ラミネート材には、例えば二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)とアルミ蒸着フィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ナイロンフィルムとアルミ蒸着フィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)とアルミ蒸着フィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)とをラミネート加工したもの等がある。
【0019】
包装袋1の偏平方向の略中央には、その内部を第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切る仕切りシール部2が相対向する二辺の外周シール部6,8にわたって形成されている。第1密封空間3と第2密封空間4は、仕切りシール部2に対して包装袋1の偏平方向の両側に配置され、その個々の密封空間3,4は仕切りシール部2に沿って長い長方形状になっている。
【0020】
また包装袋1の外周の仕切りシール部2と平行な一辺の外周シール部7側には、仕切りシール部2の長手方向の一端側の近傍で包装袋1をその端縁の外周シール部8に沿って仕切りシール部2を横切る方向に切り取るためのV字状の切り口14が設けられている。なお、切り口14は少なくとも第2密封空間4側を開封できるものであれば十分である。
【0021】
仕切りシール部2は相対向する二辺の外周シール部6,8間の全長が弱シール部9となっており、この弱シール部9は表包材12と裏包材13との間にホットメルト接着により形成されている。
【0022】
即ち、仕切りシール部2は、図3及び図4に示すように表包材12と裏包材13との間に、片面にホットメルト接着剤15がその長手方向に筋状に塗布されたシリコーンテープ等の熱可塑性樹脂製のテープ材16が仕切りシール部2の形成方向に沿って介在され、このテープ材16とこれに対応する表包材12、裏包材13の一方とが熱溶着され、テープ材16とこれに対応する表包材12、裏包材13の他方とがホットメルト接着剤15によりホットメルト接着されている。
【0023】
従って、仕切りシール部2では、そのテープ材16とこれにホットメルト接着された表包材12又は裏包材13との間の接着力が、外周シール部5〜8に比較して弱くなっており、何れかの密封空間3,4側を加圧したときに、その仕切りシール部2の一部が破壊して両密封空間3,4が連通する。
【0024】
なお、テープ材16には、そのホットメルト接着剤15の塗布部分に緑色、その他の色の接着確認用の着色線等の目印17が全長にわたって印刷されており、表包材12と裏包材13とを両側から加圧してテープ材16と表包材12又は裏包材13とが接着したときに、その目印17の鮮明度によって接着状態の良否を確認できるようになっている。
【0025】
化粧液10は、顔面、首面等の化粧部位に付着させて保湿、潤い等を持たせるためのスキンケア液、その他のものであり、一回の使用に必要な適当量が第1密封空間3に封入されている。なお、この化粧液10は化粧用の目的で使用するものであって、シート材11にしみ込んで湿潤化できるものであれば、粘性のない液体の他、多少の粘性を有する液状流動体を使用することも可能である。なお、化粧液10又はシート材11には香料、その他のものを含ませても良い。
【0026】
シート材11は化粧液10をしみ込ませて湿潤化した状態で化粧部位に当てて使用するものであり、このシート材11には顔面に当てて使用するフェイスマスク、首面に当てて使用するネックシート等がある。またシート材11には乾燥状態の天然繊維、合成樹脂繊維等の不織布、又は天然繊維、合成樹脂繊維等の布等が使用されている。なお、シート材11は、二つ折り、三つ折り等に折り畳んで適当な大きさに巻いて偏平状に成型した偏平状体、又は適当な大きさに折り畳んで巻いた巻き状体としてから、その状態で第1密封空間3に封入されている。
【0027】
例えばシート材11がフェイスマスクの場合には、図5(A)に示すように目に対応する左右一対の横長状の開口18、鼻に対応するム字状の切り欠き19、口に対応する横長状の開口20等が形成され且つ外周が略円形状に形成されたマスク体21を用いる。そして、このマスク体21を先ず上下中央の横方向の折れ線22で図5(B)に示すように二つ折り状に折り畳み、次いで左右中央の縦方向の折れ線23で図5(C)に示すように二つ折り状に折り畳んだ後、これを縦方向の折れ線24で図5(D)に示すように更に二つ折り状に折り畳む。そして、その後、折り畳み状態のマスク体21を一端側から順次巻いた後、軽く加圧して図5(E)に示すような偏平状体25に仕上げる。
【0028】
この包装体を製造する場合には、先ず包装袋1を製造する。この包装袋1の製造に際しては、例えば図6に示すように片面の目印17側にホットメルト接着剤15が塗布された長尺のテープ材16を長尺の表包材12と裏包材13との間に介在して、その表包材12と裏包材13とを重ね合わせながら熱溶着式製袋機26に連続的に供給し、その上下一対の熱加圧ロール27,28により両側から加圧して、外周シール部5〜7及び仕切りシール部2を熱溶着、ホットメルト接着等により固着する。
【0029】
上下一対の熱加圧ロール27,28には、包装袋1の三辺の外周シール部5〜7に対応する外周加圧部27a〜27c,28a〜28cと、仕切りシール部2に対応する仕切り加圧部27d,28dがあり、その外周加圧部27a〜27c,28a〜28c及び仕切り加圧部27d,28d内には電熱式等のヒーター(図示省略)が設けられている。外周加圧部27a〜27c,28a〜28cは表包材12と裏包材13とを熱溶着するに必要な温度(例えば100°C程度)に、仕切り加圧部27d,28dは表包材12又は裏包材13とテープ材16とを熱溶着するに必要な温度(例えば80°C程度)に夫々加熱されている。
【0030】
従って、テープ材16が介在された表包材12と裏包材13とを一対の熱加圧ロール27,28間に通し、この熱加圧ロール27,28により両側から加圧することによって、表包材12と裏包材13とが熱溶着されて外周シール部5〜7を形成でき、また表包材12又は裏包材13とテープ材16とが熱溶着されると共に、裏包材13又は表包材12とテープ材16とがホットメルト接着剤15によりホットメルト接着されて、弱シール部9を含む仕切りシール部2を形成できる。
【0031】
そして、その後に適当な間隔で順次切断することによって、図7(A)に示すように、内部が仕切りシール部2により第1密封空間3側と第2密封空間4側とに仕切られ且つ両密封空間3,4側の上側が開口3a,4aとなった包装袋1を製袋できる。
【0032】
次にこの包装袋1を使用して図7(B)に示すように、その第1密封空間3側にノズル等の注入手段29により所定量の化粧液10を注入し、また第2密封空間4側にシート材11の偏平状体25を挿入する。なお、化粧液10の注入とシート材11の挿入は、何れを先にしても良い。そして、最後に包装袋1の開口3a,4a側を熱溶着式の封口機にセットして、外周シール部8を形成することにより、図7(C)に示すように第1密封空間3に化粧液10が、第2密封空間4にシート材11が夫々封入された包装体を得ることができる。
【0033】
使用に際しては、包装袋1の第1密封空間3又は第2密封空間4側を手指で挟んで適度な圧力により加圧すると、仕切りシール部2のホットメルト接着により形成された弱シール部9の一部が破壊して、その弱シール部9の破壊部分を経て第1密封空間3と第2密封空間4とが連通する。その後、包装袋1の第1密封空間3側を手指で扱くと、第1密封空間3内の化粧液10が破壊部分を経て第2密封空間4内へと流動し、その第2密封空間4内のシート材11が化粧液10を吸収して湿潤状態となる。
【0034】
そして、シート材11が程度な量の化粧液10を吸収して湿潤状態になれば、次に包装袋1の第2密封空間4側を切り口14から切り裂いて開封し、その内部の湿潤状態のシート材11を取り出す。
【0035】
従って、包装袋1内の仕切りシール部2で仕切られた第1密封空間3に化粧液10を、第2密封空間4にシート材11を夫々封入しているにも拘わらず、包装袋1を開封せずに包装袋1内で第1密封空間3から第2密封空間4へと化粧液10を流動させて、その化粧液10によりシート材11を湿潤化できるので、従来のように化粧液10が零れる惧れもなく、容易且つ確実に化粧液10によりシート材11を湿潤化できる。
【0036】
また何れかの密封空間3,4側を加圧して弱シール部9を破壊した後、包装袋1を開封して第2密封空間4内の湿潤状態のシート材11を取り出せば良いので、1回の開封で湿潤化後のシート材11を包装袋1から容易に取り出すことができ、従来の包装袋内にシート材と化粧液袋とを封入したものに比較して、使用に際しての取り扱いを容易にできる。
【0037】
しかも、包装袋1の開封は切り口14側から少なくとも第2密封空間4側を開封すれば良く、開封自体が容易であると共に、開封後も1個の包装袋1を処理すれば良いので、開封又は使用後の包装袋1の保管、後処理等も容易である。
【0038】
弱シール部9は仕切りシール部2の全長にわたって形成しているため、第1密封空間3又は第2密封空間4のどの部分を加圧しても、その仕切りシール部2の範囲の何れかで弱シール部9が破壊するため、第1密封空間3側の加圧部分を探して加圧するような煩わしさもない。
【0039】
更に包装袋1の表包材12と裏包材13とを外周シール部5〜8で熱溶着する一方、弱シール部9をホットメルト接着により形成しているので、外周シール部5〜8に比較して弱シール部9を確実に弱くでき、一方の密封空間3,4側を加圧したときに、外周シール部5〜8、表包材12、裏包材13等側が損壊するようなこともなく、比較的弱い加圧によって弱シール部9を確実に破壊することができる。
【0040】
また仕切りシール部2に表包材12、裏包材13と異質なテープ材16を用い、このテープ材16の片面にホットメルト接着剤15を塗布して、テープ材16と表包材12又は裏包材13とを熱溶着し、テープ材16と裏包材13又は表包材12とをホットメルト接着しているため、表包材12又は裏包材13にホットメルト接着剤15を塗布する場合に比較して、弱シール部9を備えた包装袋1を容易に製造できる。
【0041】
更に表包材12、裏包材13の両方、又は一方を透明にすることにより、第1密封空間3から第2密封空間4への化粧液10の流動状況を容易に確認でき、シート材11に対する化粧液10のしみ込み量を使用者の好みに合わせて容易に調整することも可能である。また表包材12、裏包材13の両方、又は一方を不透明にすることにより、包装袋1に各種の印刷を行った場合には、その印刷情報の確認を容易にできる。包装袋1の表包材12と裏包材13とに異種のフィルムを張り合わせたラミネート材(複合材)を使用することにより、包装袋1の気密性を容易に確保できる。
【0042】
図8は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、第1の実施形態と同様に仕切りシール部2にテープ材16が使用されると共に、その仕切りシール部2の一部にホットメルト接着による弱シール部9が形成されている。
【0043】
テープ材16の中間等の適当箇所にホットメルト接着剤15を塗布することにより、このように仕切りシール部2の一部に弱シール部9を設けることも可能である。従って、弱シール部9は、必ずしも仕切りシール部2の略全長に設ける必要はなく、その少なくとも一部にあれば十分である。なお、ホットメルト接着による弱シール部9を一部に設ける場合には、その弱シール部9以外の部分では、テープ材16と表包材12又は裏包材13とを熱溶着することが望ましい。
【0044】
図9は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、表包材12と裏包材13は、その一辺の折り畳み部34で一体に接続され、他の三辺が外周シール部5〜8で熱溶着されている。
【0045】
この場合、表包材12と裏包材13は、図9(A)に示すように第1密封空間3と第2密封空間4との何れかに対応する一辺、例えば第1密封空間3側の折り畳み部34で二つ折り状に折り畳むか、又は図9(B)に示すように両密封空間3,4に対応する一辺の折り畳み部34で二つ折り状に折り畳んで、他の部分を熱溶着すれば良い。
【0046】
図10は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、仕切りシール部2で表包材12と裏包材13とがホットメルト接着剤15によりホットメルト接着され、テープ材16を使用せずに弱シール部9が形成されている。このようにテープ材16を使用せずに、仕切りシール部2の略全長又はその一部に弱シール部9を形成しても良い。
【0047】
図11は本発明の第5の実施形態を例示する。この実施形態では、包装袋1が帯状に長く構成され、その長手方向の中間に、弱シール部9を含む仕切りシール部2が設けられている。そして、化粧液10が封入された第1密封空間3とシート材11が封入された第2密封空間4とが、この仕切りシール部2を挟んでその両側に設けられている。また切り口14が第2密封空間4の長手方向の一端で仕切りシール部2と反対側に設けられている。このように包装袋1は帯状に構成しても良い。
【0048】
図12は本発明の第6の実施形態を例示する。この実施形態では、包装袋1の内部が仕切りシール部2により第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切られると共に、第1密封空間3が、その一方が第2密封空間4に接するように弱シール部30により第1空間31と第2空間32とに仕切られている。そして、第1密封空間3の第1空間31と第2空間31には、異質な化粧液10a,10bが夫々封入されている。
【0049】
このようにすれば、例えば第1密封空間3の各空間31,32に異質な2種類の化粧液10a,10bを別々に封入しておき、2種類の化粧液10a,10bを混合した後に、その混合化粧液10でシート材11を湿潤化して使用する場合に便利である。
【0050】
例えば使用に際しては、第2空間32側を加圧して弱シール部30を破壊し、その破壊部分を経て2種類の化粧液10a,10bを混合する。そして、混合化粧液10ができれば、第1空間31、第2空間32を含む第1密封空間3側を加圧して仕切りシール部2の弱シール部9を破壊し、その混合化粧液10を第2密封空間4のシート材11にしみ込ませる。
【0051】
図13は本発明の第7の実施形態を例示する。この実施形態では、包装袋1の内部は、略全長又は一部に弱シール部9を含む仕切りシール部2により第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切られている。第1密封空間3は、その両方が弱シール部9を含む仕切りシール部2を介して第2密封空間4に接するように、仕切り部33により第1空間31と第2空間32とに仕切られている。そして、第1密封空間3の第1空間31と第2空間32には、異質な化粧液10a,10bが夫々封入されている。
【0052】
このようにすれば、例えば第1密封空間3の各空間31,32に異質な2種類の化粧液10a,10bを別々に封入しておき、2種類の化粧液10a,10bを適量ずつ混合してシート材11を湿潤化する場合、又は2種類の化粧液10a,10bを選択してシート材11を湿潤化する場合に便利である。
【0053】
例えば、第1空間31側を加圧すれば、この第1空間31と第2密封空間4との間の弱シール部9が破壊し、また第2空間32側を加圧すれば、この第2空間32と第2密封空間4との間の弱シール部9が破壊する。従って、第1空間31内の化粧液10aと第2空間32内の化粧液10bとを第2密封空間4内で混合してシート材11を湿潤化することもできるし、何れか一方の化粧液10a,10bでシート材11を湿潤化することもできる。
【0054】
なお、図13のような配置形態において、仕切り部33を弱シール部とし、第1空間31と第2空間32との一方と第2密封空間4との間に弱シール部9を設けても良い。この場合には、第1密封空間3内で各空間31,32の化粧液10a,10bを混合することができる。図12又は図13の場合に、その第1空間31と第2空間32との内、一方に化粧液10を封入し、他方に粉状又はゼリー状の化粧用剤を封入しても良い。
【0055】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。実施形態では、包装袋1を矩形状又は帯状に構成しているが、包装袋1は矩形状又は帯状以外の形状、例えば三角形状、円形状、長円形状、ハート形状等であっても良い。
【0056】
外周シール部5〜8は包装袋1の外周側を密封できるものであれば十分であり、熱溶着以外の接着等で表包材12と裏包材13とを結合しても良い。弱シール部9はホットメルト接着により形成するのが最も簡便であるが、外周シール部5〜8よりも弱い低温の熱融着で形成しても良い。その場合、弱シール部9の幅を外周シール部5〜8よりも狭くしておくことが望ましい。
【0057】
第1密封空間3に封入する化粧液10は、スキンケア用の化粧水等が適当であるが、他の化粧液10を封入しても良い。シート材11は顔面用のフェイスマスク、首面用のネックシート以外のものでも良い。シート材11を第2密封空間4に封入する場合には、その面積、形状等に応じて折り畳むか又は巻く等によって小さくまとめ、しかも嵩張らないように偏平状にしておくことが望ましいが、多少の嵩張り程度であれば、円柱状等に巻いただけでも良い。またシート材11は小さい場合には折り畳まずに封入しても良い。包装袋1に使用する包材12,13は、実施形態に例示のラミネート材以外のものを使用しても良い。
【0058】
【発明の効果】
本発明では、包装袋1の内部を仕切りシール部2で第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切ると共に、仕切りシール部2の少なくとも一部に、包装袋1の外周側のシール部5〜8よりも弱く形成され且つ包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9を設け、第1密封空間3内に化粧液10を、第2密封空間4内に、化粧液10による湿潤化後に化粧部位に当てるための化粧液吸収性を有するシート材11を夫々封入しているので、包装袋1を開封する前に包装袋1内で化粧液10によりシート材11を容易且つ確実に湿潤化することができると共に、1回の開封で湿潤化後のシート材11を包装袋1から容易に取り出すことができ、使用に際しての取り扱いを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す包装体の一部破断平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す包装体の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す包装体の拡大断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す包装袋の分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すフェイスマスクの折り畳み工程説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す包装袋の製袋過程の斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す包装体の製造過程の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す包装体の斜視図である。
【図9】(A)(B)は本発明の第3の実施形態を示す包装体の平面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す包装体の断面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態を示す包装体の平面図である。
【図12】本発明の第6の実施形態を示す包装体の平面図である。
【図13】本発明の第7の実施形態を示す包装体の平面図である。
【符号の説明】
1 包装袋
2 仕切りシール部
3 第1密封空間
4 第2密封空間
5〜8 シール部
9 弱シール部
10 化粧液
11 シート材
14 切り口
12 表包材
13 裏包材
16 テープ材
【発明の属する技術分野】
本発明は、1個の包装袋内に化粧液とシート材とを封入した化粧液及びシート材の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、顔面のスキンケア、その他に使用する化粧用フェイスマスクには、包装袋内にスキンケア、その他の化粧液と、乾燥状態のフェイスマスク用等のシート材とを区分して封入したものがある。
【0003】
この化粧用包装体は、1回のスキンケアに必要な所定量の化粧液をシール包装した化粧液袋と、乾燥状態のフェイスマスク用のシート材をスティック状に巻いたスティック状体とを1個の包装袋内に封入して一体に包装している。そして、使用に際しては、先ず包装袋を開封して内部の化粧液袋を取り出し、この化粧液袋の化粧液を包装袋内に注入して適当量の化粧液をシート材にしみ込ませた後、その湿潤状態のシート材を顔面等に当ててスキンケア等を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この包装体は、1回のスキンケア等に必要な量の化粧液とシート材とを区分して1個の包装袋内に封入して一体包装しているため、旅行用、その他に際しての携帯に便利であり、また使用時に開封して化粧液でシート材を湿潤化するため衛生的である等の利点がある。
【0005】
しかし、従来の包装体は、化粧液を包装袋とは別の化粧液袋に封入し、この化粧液袋とシート材のスティック状体とを包装袋に入れて封入しているため、先ず包装袋を開封して化粧液袋のみを取り出した後、化粧液袋を開封してその内部の化粧液を包装袋内に注入して、包装袋内でシート材に化粧液をしみ込ませなければならない。
【0006】
このため使用に際しては、包装袋及び化粧液袋の2回の開封、化粧液袋の取り出し、及び化粧液の包装袋への注入等が必要である上に、化粧液を包装袋に注入するときに、その化粧液が零れる等の惧れがあり、包装袋の開封から化粧液によるシート材の湿潤化までの取り扱いが非常に煩雑であるという欠点がある。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、包装袋を開封する前に包装袋内で化粧液によりシート材を容易且つ確実に湿潤化することができると共に、1回の開封で湿潤化後のシート材を包装袋から容易に取り出すことができ、使用に際しての取り扱いを容易にできる化粧液及びシート材の包装体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、包装袋1の内部を仕切りシール部2で第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切ると共に、前記仕切りシール部2の少なくとも一部に、前記包装袋1の外周側のシール部5〜8よりも弱く形成され且つ前記包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して前記両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9を設け、前記第1密封空間3内に化粧液10を、前記第2密封空間4内に、前記化粧液10による湿潤化後に化粧部位に当てるための化粧液性を有するシート材11を夫々封入したものである。
【0009】
また前記包装袋1が偏平状であり、前記仕切りシール部2の前記包装袋1の偏平方向の両側に前記第1密封空間3と前記第2密封空間4とを設け、前記包装袋1の外周の前記シール部7側に、前記仕切りシール部2の長手方向の一端側の近傍で前記包装袋1の少なくとも前記第2密封空間4側を開封するための切り口14を設けることもある。
【0010】
前記弱シール部9は、前記包装袋1の表包材12と裏包材13との間にホットメルト接着により形成しても良い。また前記包装袋1の表包材12と裏包材13との間に、片面にホットメルトが筋状に塗布されたテープ材16を前記仕切りシール部2に沿って介在し、該テープ材16とこれに対応する一方の包材12,13とを溶着し、該テープ材16とこれに対応する他方の前記包材12,13とをホットメルト接着しても良い。
【0011】
前記包装袋1の表包材12と裏包材13とに異種のフィルムを張り合わせたラミネート材を使用し、前記表包材12及び/又は前記裏包材13を透明又は不透明にしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る化粧液及びシート材の包装体の実施形態を図面に基づいて詳述する。
【0013】
1図〜図7は本発明の第1の実施形態を例示し、この包装体は、図1及び図2に示すように、包装袋1の内部が仕切りシール部2により第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切られると共に、その仕切りシール部2の少なくとも一部に、包装袋1の外周側の外周シール部5〜8よりも弱く形成され且つ包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9が設けられ、その第1密封空間3内に化粧液10が、第2密封空間4内に、化粧液10による湿潤化後に顔面等に当てるための化粧液性を有するシート材11が夫々封入されている。
【0014】
包装袋1は正方形、長方形等の略矩形の偏平状であり、略矩形状の表包材12と裏包材13とを重ね合わせて、その外周側の四辺の外周シール部5〜8を熱溶着(ヒートシール)、その他で液密状、気密状にシールすることにより構成されている。
【0015】
表包材12、裏包材13には異種の複数枚の熱可塑性合成樹脂フィルムをラミネート加工により貼り合わせたラミネート材(複合材)が使用されている。このラミネート材には、透明ラミネート材と不透明ラミネート材とがあり、その何れを使用することも可能である。
【0016】
この実施形態の場合には、表包材12及び裏包材13の両者に透明ラミネート材を使用しているが、両者に不透明ラミネート材を使用することも可能であるし、表包材12又は裏包材13に透明ラミネート材を使用して、裏包材13又は表包材12に不透明ラミネート材を使用することも可能である。
【0017】
なお、透明ラミネート材には、例えば二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)と直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ナイロンフィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)と直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)とをラミネート加工したもの、或いはこれらの間に透明蒸着フィルムを介在してラミネート加工したもの等がある。
【0018】
また不透明ラミネート材には、例えば二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)とアルミ蒸着フィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ナイロンフィルムとアルミ蒸着フィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)とアルミ蒸着フィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)とをラミネート加工したもの等がある。
【0019】
包装袋1の偏平方向の略中央には、その内部を第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切る仕切りシール部2が相対向する二辺の外周シール部6,8にわたって形成されている。第1密封空間3と第2密封空間4は、仕切りシール部2に対して包装袋1の偏平方向の両側に配置され、その個々の密封空間3,4は仕切りシール部2に沿って長い長方形状になっている。
【0020】
また包装袋1の外周の仕切りシール部2と平行な一辺の外周シール部7側には、仕切りシール部2の長手方向の一端側の近傍で包装袋1をその端縁の外周シール部8に沿って仕切りシール部2を横切る方向に切り取るためのV字状の切り口14が設けられている。なお、切り口14は少なくとも第2密封空間4側を開封できるものであれば十分である。
【0021】
仕切りシール部2は相対向する二辺の外周シール部6,8間の全長が弱シール部9となっており、この弱シール部9は表包材12と裏包材13との間にホットメルト接着により形成されている。
【0022】
即ち、仕切りシール部2は、図3及び図4に示すように表包材12と裏包材13との間に、片面にホットメルト接着剤15がその長手方向に筋状に塗布されたシリコーンテープ等の熱可塑性樹脂製のテープ材16が仕切りシール部2の形成方向に沿って介在され、このテープ材16とこれに対応する表包材12、裏包材13の一方とが熱溶着され、テープ材16とこれに対応する表包材12、裏包材13の他方とがホットメルト接着剤15によりホットメルト接着されている。
【0023】
従って、仕切りシール部2では、そのテープ材16とこれにホットメルト接着された表包材12又は裏包材13との間の接着力が、外周シール部5〜8に比較して弱くなっており、何れかの密封空間3,4側を加圧したときに、その仕切りシール部2の一部が破壊して両密封空間3,4が連通する。
【0024】
なお、テープ材16には、そのホットメルト接着剤15の塗布部分に緑色、その他の色の接着確認用の着色線等の目印17が全長にわたって印刷されており、表包材12と裏包材13とを両側から加圧してテープ材16と表包材12又は裏包材13とが接着したときに、その目印17の鮮明度によって接着状態の良否を確認できるようになっている。
【0025】
化粧液10は、顔面、首面等の化粧部位に付着させて保湿、潤い等を持たせるためのスキンケア液、その他のものであり、一回の使用に必要な適当量が第1密封空間3に封入されている。なお、この化粧液10は化粧用の目的で使用するものであって、シート材11にしみ込んで湿潤化できるものであれば、粘性のない液体の他、多少の粘性を有する液状流動体を使用することも可能である。なお、化粧液10又はシート材11には香料、その他のものを含ませても良い。
【0026】
シート材11は化粧液10をしみ込ませて湿潤化した状態で化粧部位に当てて使用するものであり、このシート材11には顔面に当てて使用するフェイスマスク、首面に当てて使用するネックシート等がある。またシート材11には乾燥状態の天然繊維、合成樹脂繊維等の不織布、又は天然繊維、合成樹脂繊維等の布等が使用されている。なお、シート材11は、二つ折り、三つ折り等に折り畳んで適当な大きさに巻いて偏平状に成型した偏平状体、又は適当な大きさに折り畳んで巻いた巻き状体としてから、その状態で第1密封空間3に封入されている。
【0027】
例えばシート材11がフェイスマスクの場合には、図5(A)に示すように目に対応する左右一対の横長状の開口18、鼻に対応するム字状の切り欠き19、口に対応する横長状の開口20等が形成され且つ外周が略円形状に形成されたマスク体21を用いる。そして、このマスク体21を先ず上下中央の横方向の折れ線22で図5(B)に示すように二つ折り状に折り畳み、次いで左右中央の縦方向の折れ線23で図5(C)に示すように二つ折り状に折り畳んだ後、これを縦方向の折れ線24で図5(D)に示すように更に二つ折り状に折り畳む。そして、その後、折り畳み状態のマスク体21を一端側から順次巻いた後、軽く加圧して図5(E)に示すような偏平状体25に仕上げる。
【0028】
この包装体を製造する場合には、先ず包装袋1を製造する。この包装袋1の製造に際しては、例えば図6に示すように片面の目印17側にホットメルト接着剤15が塗布された長尺のテープ材16を長尺の表包材12と裏包材13との間に介在して、その表包材12と裏包材13とを重ね合わせながら熱溶着式製袋機26に連続的に供給し、その上下一対の熱加圧ロール27,28により両側から加圧して、外周シール部5〜7及び仕切りシール部2を熱溶着、ホットメルト接着等により固着する。
【0029】
上下一対の熱加圧ロール27,28には、包装袋1の三辺の外周シール部5〜7に対応する外周加圧部27a〜27c,28a〜28cと、仕切りシール部2に対応する仕切り加圧部27d,28dがあり、その外周加圧部27a〜27c,28a〜28c及び仕切り加圧部27d,28d内には電熱式等のヒーター(図示省略)が設けられている。外周加圧部27a〜27c,28a〜28cは表包材12と裏包材13とを熱溶着するに必要な温度(例えば100°C程度)に、仕切り加圧部27d,28dは表包材12又は裏包材13とテープ材16とを熱溶着するに必要な温度(例えば80°C程度)に夫々加熱されている。
【0030】
従って、テープ材16が介在された表包材12と裏包材13とを一対の熱加圧ロール27,28間に通し、この熱加圧ロール27,28により両側から加圧することによって、表包材12と裏包材13とが熱溶着されて外周シール部5〜7を形成でき、また表包材12又は裏包材13とテープ材16とが熱溶着されると共に、裏包材13又は表包材12とテープ材16とがホットメルト接着剤15によりホットメルト接着されて、弱シール部9を含む仕切りシール部2を形成できる。
【0031】
そして、その後に適当な間隔で順次切断することによって、図7(A)に示すように、内部が仕切りシール部2により第1密封空間3側と第2密封空間4側とに仕切られ且つ両密封空間3,4側の上側が開口3a,4aとなった包装袋1を製袋できる。
【0032】
次にこの包装袋1を使用して図7(B)に示すように、その第1密封空間3側にノズル等の注入手段29により所定量の化粧液10を注入し、また第2密封空間4側にシート材11の偏平状体25を挿入する。なお、化粧液10の注入とシート材11の挿入は、何れを先にしても良い。そして、最後に包装袋1の開口3a,4a側を熱溶着式の封口機にセットして、外周シール部8を形成することにより、図7(C)に示すように第1密封空間3に化粧液10が、第2密封空間4にシート材11が夫々封入された包装体を得ることができる。
【0033】
使用に際しては、包装袋1の第1密封空間3又は第2密封空間4側を手指で挟んで適度な圧力により加圧すると、仕切りシール部2のホットメルト接着により形成された弱シール部9の一部が破壊して、その弱シール部9の破壊部分を経て第1密封空間3と第2密封空間4とが連通する。その後、包装袋1の第1密封空間3側を手指で扱くと、第1密封空間3内の化粧液10が破壊部分を経て第2密封空間4内へと流動し、その第2密封空間4内のシート材11が化粧液10を吸収して湿潤状態となる。
【0034】
そして、シート材11が程度な量の化粧液10を吸収して湿潤状態になれば、次に包装袋1の第2密封空間4側を切り口14から切り裂いて開封し、その内部の湿潤状態のシート材11を取り出す。
【0035】
従って、包装袋1内の仕切りシール部2で仕切られた第1密封空間3に化粧液10を、第2密封空間4にシート材11を夫々封入しているにも拘わらず、包装袋1を開封せずに包装袋1内で第1密封空間3から第2密封空間4へと化粧液10を流動させて、その化粧液10によりシート材11を湿潤化できるので、従来のように化粧液10が零れる惧れもなく、容易且つ確実に化粧液10によりシート材11を湿潤化できる。
【0036】
また何れかの密封空間3,4側を加圧して弱シール部9を破壊した後、包装袋1を開封して第2密封空間4内の湿潤状態のシート材11を取り出せば良いので、1回の開封で湿潤化後のシート材11を包装袋1から容易に取り出すことができ、従来の包装袋内にシート材と化粧液袋とを封入したものに比較して、使用に際しての取り扱いを容易にできる。
【0037】
しかも、包装袋1の開封は切り口14側から少なくとも第2密封空間4側を開封すれば良く、開封自体が容易であると共に、開封後も1個の包装袋1を処理すれば良いので、開封又は使用後の包装袋1の保管、後処理等も容易である。
【0038】
弱シール部9は仕切りシール部2の全長にわたって形成しているため、第1密封空間3又は第2密封空間4のどの部分を加圧しても、その仕切りシール部2の範囲の何れかで弱シール部9が破壊するため、第1密封空間3側の加圧部分を探して加圧するような煩わしさもない。
【0039】
更に包装袋1の表包材12と裏包材13とを外周シール部5〜8で熱溶着する一方、弱シール部9をホットメルト接着により形成しているので、外周シール部5〜8に比較して弱シール部9を確実に弱くでき、一方の密封空間3,4側を加圧したときに、外周シール部5〜8、表包材12、裏包材13等側が損壊するようなこともなく、比較的弱い加圧によって弱シール部9を確実に破壊することができる。
【0040】
また仕切りシール部2に表包材12、裏包材13と異質なテープ材16を用い、このテープ材16の片面にホットメルト接着剤15を塗布して、テープ材16と表包材12又は裏包材13とを熱溶着し、テープ材16と裏包材13又は表包材12とをホットメルト接着しているため、表包材12又は裏包材13にホットメルト接着剤15を塗布する場合に比較して、弱シール部9を備えた包装袋1を容易に製造できる。
【0041】
更に表包材12、裏包材13の両方、又は一方を透明にすることにより、第1密封空間3から第2密封空間4への化粧液10の流動状況を容易に確認でき、シート材11に対する化粧液10のしみ込み量を使用者の好みに合わせて容易に調整することも可能である。また表包材12、裏包材13の両方、又は一方を不透明にすることにより、包装袋1に各種の印刷を行った場合には、その印刷情報の確認を容易にできる。包装袋1の表包材12と裏包材13とに異種のフィルムを張り合わせたラミネート材(複合材)を使用することにより、包装袋1の気密性を容易に確保できる。
【0042】
図8は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、第1の実施形態と同様に仕切りシール部2にテープ材16が使用されると共に、その仕切りシール部2の一部にホットメルト接着による弱シール部9が形成されている。
【0043】
テープ材16の中間等の適当箇所にホットメルト接着剤15を塗布することにより、このように仕切りシール部2の一部に弱シール部9を設けることも可能である。従って、弱シール部9は、必ずしも仕切りシール部2の略全長に設ける必要はなく、その少なくとも一部にあれば十分である。なお、ホットメルト接着による弱シール部9を一部に設ける場合には、その弱シール部9以外の部分では、テープ材16と表包材12又は裏包材13とを熱溶着することが望ましい。
【0044】
図9は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、表包材12と裏包材13は、その一辺の折り畳み部34で一体に接続され、他の三辺が外周シール部5〜8で熱溶着されている。
【0045】
この場合、表包材12と裏包材13は、図9(A)に示すように第1密封空間3と第2密封空間4との何れかに対応する一辺、例えば第1密封空間3側の折り畳み部34で二つ折り状に折り畳むか、又は図9(B)に示すように両密封空間3,4に対応する一辺の折り畳み部34で二つ折り状に折り畳んで、他の部分を熱溶着すれば良い。
【0046】
図10は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、仕切りシール部2で表包材12と裏包材13とがホットメルト接着剤15によりホットメルト接着され、テープ材16を使用せずに弱シール部9が形成されている。このようにテープ材16を使用せずに、仕切りシール部2の略全長又はその一部に弱シール部9を形成しても良い。
【0047】
図11は本発明の第5の実施形態を例示する。この実施形態では、包装袋1が帯状に長く構成され、その長手方向の中間に、弱シール部9を含む仕切りシール部2が設けられている。そして、化粧液10が封入された第1密封空間3とシート材11が封入された第2密封空間4とが、この仕切りシール部2を挟んでその両側に設けられている。また切り口14が第2密封空間4の長手方向の一端で仕切りシール部2と反対側に設けられている。このように包装袋1は帯状に構成しても良い。
【0048】
図12は本発明の第6の実施形態を例示する。この実施形態では、包装袋1の内部が仕切りシール部2により第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切られると共に、第1密封空間3が、その一方が第2密封空間4に接するように弱シール部30により第1空間31と第2空間32とに仕切られている。そして、第1密封空間3の第1空間31と第2空間31には、異質な化粧液10a,10bが夫々封入されている。
【0049】
このようにすれば、例えば第1密封空間3の各空間31,32に異質な2種類の化粧液10a,10bを別々に封入しておき、2種類の化粧液10a,10bを混合した後に、その混合化粧液10でシート材11を湿潤化して使用する場合に便利である。
【0050】
例えば使用に際しては、第2空間32側を加圧して弱シール部30を破壊し、その破壊部分を経て2種類の化粧液10a,10bを混合する。そして、混合化粧液10ができれば、第1空間31、第2空間32を含む第1密封空間3側を加圧して仕切りシール部2の弱シール部9を破壊し、その混合化粧液10を第2密封空間4のシート材11にしみ込ませる。
【0051】
図13は本発明の第7の実施形態を例示する。この実施形態では、包装袋1の内部は、略全長又は一部に弱シール部9を含む仕切りシール部2により第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切られている。第1密封空間3は、その両方が弱シール部9を含む仕切りシール部2を介して第2密封空間4に接するように、仕切り部33により第1空間31と第2空間32とに仕切られている。そして、第1密封空間3の第1空間31と第2空間32には、異質な化粧液10a,10bが夫々封入されている。
【0052】
このようにすれば、例えば第1密封空間3の各空間31,32に異質な2種類の化粧液10a,10bを別々に封入しておき、2種類の化粧液10a,10bを適量ずつ混合してシート材11を湿潤化する場合、又は2種類の化粧液10a,10bを選択してシート材11を湿潤化する場合に便利である。
【0053】
例えば、第1空間31側を加圧すれば、この第1空間31と第2密封空間4との間の弱シール部9が破壊し、また第2空間32側を加圧すれば、この第2空間32と第2密封空間4との間の弱シール部9が破壊する。従って、第1空間31内の化粧液10aと第2空間32内の化粧液10bとを第2密封空間4内で混合してシート材11を湿潤化することもできるし、何れか一方の化粧液10a,10bでシート材11を湿潤化することもできる。
【0054】
なお、図13のような配置形態において、仕切り部33を弱シール部とし、第1空間31と第2空間32との一方と第2密封空間4との間に弱シール部9を設けても良い。この場合には、第1密封空間3内で各空間31,32の化粧液10a,10bを混合することができる。図12又は図13の場合に、その第1空間31と第2空間32との内、一方に化粧液10を封入し、他方に粉状又はゼリー状の化粧用剤を封入しても良い。
【0055】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。実施形態では、包装袋1を矩形状又は帯状に構成しているが、包装袋1は矩形状又は帯状以外の形状、例えば三角形状、円形状、長円形状、ハート形状等であっても良い。
【0056】
外周シール部5〜8は包装袋1の外周側を密封できるものであれば十分であり、熱溶着以外の接着等で表包材12と裏包材13とを結合しても良い。弱シール部9はホットメルト接着により形成するのが最も簡便であるが、外周シール部5〜8よりも弱い低温の熱融着で形成しても良い。その場合、弱シール部9の幅を外周シール部5〜8よりも狭くしておくことが望ましい。
【0057】
第1密封空間3に封入する化粧液10は、スキンケア用の化粧水等が適当であるが、他の化粧液10を封入しても良い。シート材11は顔面用のフェイスマスク、首面用のネックシート以外のものでも良い。シート材11を第2密封空間4に封入する場合には、その面積、形状等に応じて折り畳むか又は巻く等によって小さくまとめ、しかも嵩張らないように偏平状にしておくことが望ましいが、多少の嵩張り程度であれば、円柱状等に巻いただけでも良い。またシート材11は小さい場合には折り畳まずに封入しても良い。包装袋1に使用する包材12,13は、実施形態に例示のラミネート材以外のものを使用しても良い。
【0058】
【発明の効果】
本発明では、包装袋1の内部を仕切りシール部2で第1密封空間3と第2密封空間4とに仕切ると共に、仕切りシール部2の少なくとも一部に、包装袋1の外周側のシール部5〜8よりも弱く形成され且つ包装袋1の一方の密閉空間3,4側を加圧したときに破壊して両密閉空間3,4を連通させる弱シール部9を設け、第1密封空間3内に化粧液10を、第2密封空間4内に、化粧液10による湿潤化後に化粧部位に当てるための化粧液吸収性を有するシート材11を夫々封入しているので、包装袋1を開封する前に包装袋1内で化粧液10によりシート材11を容易且つ確実に湿潤化することができると共に、1回の開封で湿潤化後のシート材11を包装袋1から容易に取り出すことができ、使用に際しての取り扱いを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す包装体の一部破断平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す包装体の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す包装体の拡大断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す包装袋の分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すフェイスマスクの折り畳み工程説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す包装袋の製袋過程の斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す包装体の製造過程の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す包装体の斜視図である。
【図9】(A)(B)は本発明の第3の実施形態を示す包装体の平面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す包装体の断面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態を示す包装体の平面図である。
【図12】本発明の第6の実施形態を示す包装体の平面図である。
【図13】本発明の第7の実施形態を示す包装体の平面図である。
【符号の説明】
1 包装袋
2 仕切りシール部
3 第1密封空間
4 第2密封空間
5〜8 シール部
9 弱シール部
10 化粧液
11 シート材
14 切り口
12 表包材
13 裏包材
16 テープ材
Claims (5)
- 包装袋(1)の内部を仕切りシール部(2)で第1密封空間(3)と第2密封空間(4)とに仕切ると共に、前記仕切りシール部(2)の少なくとも一部に、前記包装袋(1)の外周側のシール部(5)〜(8)よりも弱く形成され且つ前記包装袋(1)の一方の密閉空間(3)(4)側を加圧したときに破壊して前記両密閉空間(3)(4)を連通させる弱シール部(9)を設け、前記第1密封空間(3)内に化粧液(10)を、前記第2密封空間(4)内に、前記化粧液(10)による湿潤化後に化粧部位に当てるための化粧液性を有するシート材(11)を夫々封入したことを特徴とする化粧液及びシート材の包装体。
- 前記包装袋(1)は偏平状であり、前記仕切りシール部(2)の前記包装袋(1)の偏平方向の両側に前記第1密封空間(3)と前記第2密封空間(4)とを設け、前記包装袋(1)の外周の前記シール部(7)側に、前記仕切りシール部(2)の長手方向の一端側の近傍で前記包装袋(1)の少なくとも前記第2密封空間(4)側を開封するための切り口(14)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の化粧液及びシート材の包装体。
- 前記包装袋1の表包材(12)と裏包材(13)との間にホットメルト接着により前記弱シール部(9)を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧液及びシート材の包装体。
- 前記包装袋(1)の表包材(12)と裏包材(13)との間に、片面にホットメルトが筋状に塗布されたテープ材(16)を前記仕切りシール部(2)に沿って介在し、該テープ材(16)とこれに対応する一方の包材(12)(13)とを溶着し、該テープ材(16)とこれに対応する他方の前記包材(12)(13)とをホットメルト接着したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の化粧液及びシート材の包装体。
- 前記包装袋(1)の表包材(12)と裏包材(13)とに異種のフィルムを張り合わせたラミネート材を使用し、前記表包材(12)及び/又は前記裏包材(13)を透明又は不透明にしたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の化粧液及びシート材の包装体。
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