JP3100583U - ヘアケアキャップ包装体 - Google Patents

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中村 知世
中村 興司
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中村 憲司
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Abstract

【課  題】 薬剤の使用量が一定化しにくく、ヘアコンディショニングを簡便に短時間で行うことができ、パッケージもコンパクトであるから、嵩張らず携行することができ、TPOに応じてパーマやヘアコンディショニングを気軽に楽しむことができ、使用性が高いヘアケアキャップの提供。
【解決手段】 高吸液性シートを基材とし開口部に中液の流出を防止する密着機能を有する伸縮性部材を設けてなるヘアケアキャップが、袋内に中液として毛髪頭皮用外用液が注入されてなる気密性袋内に折り畳まれて個別包装されていることを特徴とするヘアケア用キャップ包装体。
【選択図面】 第5図
 

Description

 本考案は、使用性の簡便な個別包装ヘアケアキャップ包装体に関する。
 また、本考案は、高吸液性シートを基材として形成されたヘアケアキャップが、毛髪頭皮用外用液が注入された包装袋内に収納され、シールされてなる個別包装ヘアケアキャップ包装体に関する。
 従来、育毛や養毛等のヘアケアを行うには、これらの有効成分を含有する薬剤を頭髪に振りかけてマッサージするのが一般的であるが、薬剤の使用量が一定化しにくい点、外出の場合にも薬剤を容器ごと携行せねばならない問題があった。
 このために、育毛剤が含浸された不織布からなる頭部被覆用の用具(特許文献1)が提案され、ウエット状態の被覆用具をフラップ型開閉蓋を備えたピロー包装体について言及されている。しかし、この包装体では、薬液の含浸量が少ないために、頭髪量の多い人の場合には薬液量が不足して養分が頭皮まで行きわたりにくく、ムラが出やすい問題もあった。また、禿頭に対応するために、ポイントケアを目的として不織布を基材とするドライ状態のヘッドカバーの特定部位にのみ育毛・養毛液を滴下して頭部に被り養生する技術(特許文献2)も公知であるが、薬液は使用時において垂らす程度であるために禿頭に必要な量の確保が難しく、実効が不十分であった。
特開平11-56446号公報 実開昭63-98336号公報
 本考案では、上記した従来の問題点に対応して、頭髪量が多い人であっても薬液の必要量が確保でき、しかも使用時においては垂れのないケア用キャップであって、個包装で十分な頭髪用薬液を予め充填・含浸したヘアケアのキャップ包装体を提供することを課題とする。
 すなわち、本考案は以下の構成を基本とする。
(1)高吸液性シートを基材とし開口部に中液の流出を防止する密着機能を有する伸縮性部材を設けてなるヘアケアキャップが、袋内に中液として毛髪頭皮用外用液が注入されてなる気密性袋内に折り畳まれて個別包装されていることを特徴とするヘアケアキャップ包装体。
(2)高吸液性シートと液体遮断性シートの積層体を基材とし開口部に中液の流出を防止する密着機能を有する伸縮性部材を設けてなるヘアケアキャップが、袋内に中液として毛髪頭皮用外用液が注入され、且つ吸液性シートの一部が外側に露出するよう折り畳まれてなる気密性袋内に個別包装されていることを特徴とするヘアケアキャップ包装体。
(3)前記高吸液性シートの吸水率が、250〜1500%であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のヘアケアキャップ包装体。
(4)前記気密性包装袋が、二つの収納部を有し、各収納部には前記ヘアケアキャップが収納されるとともに、互いに異なる種類の毛髪頭皮用外用液が中液として注入されシールされてなることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のヘアケアキャップ包装体。
(5)前記毛髪頭皮用外用液が、育毛剤、養毛剤、洗浄剤、ヘアコンディショナー、パーマネント剤、染毛剤又はブリーチ剤の群から選ばれたものであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のヘアケアキャップ包装体。
 本考案のヘアケアキャップ包装体は、種々の薬液を収納したビン、容器類を持ち歩くことなく、携帯用として、手軽にヘアケアを行うことが可能となる。 また、必要量の中液が個別包装で充填されているので髪の毛が多い人でも確実にヘアケアを行うことが可能である。
 また、本考案のヘアケアキャップは、キャップ開口部に中液の流出を防止する密着機能の伸縮性部材があるので、ヘアケアの間中に液が垂れ落ちることはない。
 さらに、本考案の包装袋に注入して収納する中液として、毛髪頭皮に有効な成分を含む各種の液体を選択することができる。中液として特定の種類を選択すれば、包装体セットを提供することが可能となる。
 このように、本考案の包装体によれば、いつでも場所を選ばず、手軽にヘアケアが可能となり、家庭用や旅行用等の個人ユーズに留まらず美容院、理髪店、ヘアサロン、宿泊施設用又は共同浴場用等の業務用へも幅広く展開が可能となる。
 以下に本考案の好ましい態様について具体的に説明する。
 本考案のヘアケアキャップの基材は、高吸液性シートを使用するが、液体吸収性が低いと、有効成分の中液含浸量が少なくなり、実用的でない。
 本考案でいう「高吸液性」とは、女性のように頭髪量が多い者に使用しても、毛髪及び頭皮全体に薬液が行き渡る程度の量の液体を吸収し得るものをいうが、高吸液性として好ましいレベルは、吸水率で定義して250〜1500%程度のものである。
 また、本考案でいう「吸水率」とは、シート基材を水に浸漬して飽水状態にとしたのち、1分間吊り下げ余分な水分を滴下させた後の水分を測定し、乾燥基材シート重量に対する重量百分率で示した値であり、この値が、250%未満ではヘアケアキャップが蓄え得る中液量が少なくなり、実用的でなくなり、逆に1500%を超えると必要な液量以上の剰余の液体までも保持することとなり、経済性が低下する。好ましくは、吸水率が400〜1400%程度である。
 このような高吸水性を満足するシート基材であれば、特に限定されるものではなく、織物、編み物、不織布の繊維シート、紙類、発泡シート又は凍結乾燥シート等を好ましく使用できる。これらのシート類を積層して使用することもできる。 このようなシートを形成する基材としては、コットン、レーヨン、パルプのようなセルロース系、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリル又はポリウレタン等の合成樹脂等がある。吸液性の点では、セルロース系のものが好ましいが、合成樹脂系でも親水処理を施したものを使用することができる。繊維シートであれば、種類の異なる繊維を混繊することもできる。高吸水性樹脂をシート基材に含ませることも可能である。
 これらシートの目付け、坪量や厚みは、吸水量及び折り畳み時のコンパクト性等を考慮して適宜設計できる。
 次に、ヘアケアキャップ開口部は、キャップを頭部に被るための開口であり、着用時には、ほぼ額部から後頭部にかけての周面に接することになるので、基材に含浸されている中液が垂れ落ちないように止めておく機能を有する。伸縮性部材を開口部に接着、溶着又は縫着等で設けることにより、使用時に頭部に密着するようになり、液垂れを防止できる。
 伸縮性を有する部材として、ゴムやエラストマー類からなる紐、帯又はテープ等が好ましい。ゴム紐を用いる場合には、同心円状に二重に設ける方法、扁平断面を有する帯状ゴムやゴムテープであれば、幅3mm〜10mm程度のものを使用する
と、液垂れ防止効果を高めることができる。その他、断面が円形や楕円形の0リング形状であって、弾性変形可能なものを伸縮性部材として使用できる。
 本考案で使用するヘアケアキャップの形状は、特に限定されるものではないが、シャワーキャップのような形状でよく、適宜の手段で形成する。
 本考案のヘアケアキャップは、高吸液性シート単独を基材とすることもできるが、中液である毛髪頭皮用外用液の頭髪や頭皮への養生効果を向上せしめるために液体遮断性シートを積層するのがよい。このとき、頭髪側が高吸液性シート、外側が液体遮断性シートとなるようにする。
内側の高吸液性シートは、頭髪用外用液には化学的反応を起こさない材料であれば制限はないが、好ましくは吸液性の高い樹脂発泡体が適当である。
 液体遮断性シートは、特に限定されるものではないが、各種の樹脂フィルムを使用するのが好ましい。液体遮断による養生効果がでるものであれば非多孔質フィルムでもよく、多孔質フィルムであってもよい。折り畳み性を考慮すると柔軟性のあるフィルムが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレンのごときポリオレフィンフィルムが特に好ましい。
 また、高吸液性シートと液体遮断性シートを積層するには全面にわたって積層してもよく、全面接着でも、点接着のいずれであってもよい。積層体の接着には、ヒートシールや接着剤接着等の適宜の手段を適用できる。
 本考案のヘアケアキャップは、気密性袋内に折り畳んで、パウチ包装のような気密性包装袋を用いて個別包装する。折り畳み手段や折り数は特に限定されるものではなく、気密性の包装袋であれば、ガゼットタイプや自立包装袋も好ましく使用することができる。
 本考案で個別包装するのは、1回使い切りの使用を前提とするが、開封までは中液の漏出、異種の液体同士の混合を防止するためである。
 本考案のヘアケアキャップは、所定の大きさに折り畳んで包装袋内に収容し、中液として毛髪頭皮用外用液を所定量注入した後、袋を密封シールして本考案の包装体を得る。
 この操作によって注入された中液の毛髪頭皮用外用液は基材全体にわたって含浸されるが、液体遮断性シートを積層する場合には、中液の基材への浸透性確保のため吸液性シートの一部が外側に露出するよう折り畳むことが必要であり、浸透性を高めるために、液体が通過できる穿孔が多数設けられているものが好ましい。
 本考案の包装体は、一つの収納袋にヘアケアキャップを1枚収容し、1種類の中液を注入後、シールした単一の包装袋であってよいが、2連式のパウチ包装又は2室パウチ包装であって、その各々にドライシャンプーとドライリンスのような互いに異なる中液を注入してシールしたセットタイプの包装体であってもよい。このようにすると、旅行時に利便性がある。
 本考案の包装袋では、開封性を易化するために、切り込み、ノッチ、引張用テープ等の手段を付設しておくと開封作業がやりやすくなる。また、開封方向を規制するために一軸配向性フィルムを使用するとよい。包装袋に使用するフィルムの材質は、限定されないが、機械強度を保持しており、気密性を有するような金属蒸着フィルム等であれば好ましい。包装時には周囲はヒートシールされ外部と遮断されるので、品質は保持できる。
 本考案の包装袋に中液として注入される毛髪頭皮用外用液は、育毛剤、養毛剤、シャンプー、リンスのような洗浄剤、ヘアスタイリング剤又はヘアトリートメント剤等のヘアコンディショナー、パーマネント剤、染毛剤、ブリーチ剤の群から選ばれたものである。シャンプー、リンスとしては、ドライタイプのものが好ましい。これらに任意添加成分として、浸透促進剤、動植物エキス類、タンパク加水分解物、ビタミン類、アミノ酸類、保湿剤、ベタイン類、酸化防止剤又は香料成分等を加えても良い。
 上記毛髪頭皮用外用液のような中液の粘度は、基材への含浸性を考慮して0.2Pa・sec〜10Pa・sec程度が好ましい。液体の性状としては、水性及び/又は油性のエマルジョン、ローション、溶液等の公知の液体を使用できる。
 本考案のヘアケアキャップ包装体を図面で説明する。
 図1は、本考案のヘアケアキャップの頭部への装着状態、図2はヘアケアキャップ自体の平面図、図3は、折畳み前のヘアケアキャップ、図4は、第1回目の折畳み状態及び第2回目の折畳み状態、図5は、第2回目の折畳みヘアケアキャップの収納状態を示す。また、図6は、本考案のヘアケアキャップの斜視図である。
本考案のヘアケアキャップ1は、図2、図3に示すように高吸液性シート基材10に伸縮性素材3を積層した状態となっている。図1は、このヘアケアキャップ1を開口部2に頭部を差込んだ装着状態とする。ヘアケアキャップ1を折り畳むには、先ず第1回目の折畳みは、図3に示すように折り線4,4’によって上下を畳む(図3中、上下方向)。図4の上段のものは、第1回目の折畳みが終わった状態を示すもので、図4下段のものは、これをさらに折れ線8,8’によって左右にたたむ状態(第2回目)を示す。第2回目の折畳み終了後、折畳み完了物5を図5に示すように2室型包装袋6に収納する。袋中の7は、ミシン目、8は開封のための切れ目、9はシール状態を示す。開封後の本考案のヘアケアキャップ1は、図6に斜視図で示すように頭部被覆部10の下縁部には伸縮性素材3がある。
 本考案の上記折畳みは、一例を示すもので、格別この折畳みに限られるわけではない。
<実施例>
 以下、本考案を実施例によってさらに詳しく説明する。
 基材としてコットン不織布(目付80g/m2、吸水率940%)からなる高吸液性シートを用いて、開口部に6mm幅のゴムテープを縫着したヘアケアキャップを製
造した(平面に載置したときの延展状態の外径は32cm、開口部の内径は15cm)。
 次に、このヘアケアキャップを8つ折にしたのち、予め三方をヒートシールしたパウチ包装袋(アルミ蒸着層あり;10cm×20cm)に封入し、袋の開口部を上側として保持した。次いで、発毛促進成分を含有する中液をヘアケアキャップ重量の10倍量を注入後、上側をヒートシーラーで密封し、ヘアケアキャップ包装体を製造した。
 包装袋内部に収納されたヘアケアキャップには、中液が十分に含浸されていた。
 得られた包装体を、円形脱毛症をパネラーとして使用テストした。
 使用に当たっては、袋を開封して中のヘアケアキャップを取り出して頭部に被り、ヘアケアキャップ上からマッサージするだけで、十分な薬液を毛髪や頭皮にいきわたらすことができ、かつ液が垂れ落ちることはなく、作業は極めて簡便であった。本考案のヘアケアキャップ包装体は、使用に際して、煩雑な作業は不要で、継続使用も負担にならず、パッケージもコンパクトであることから旅行先へも嵩張らず携行することができ評価も高かった。
 基材としてコットン不織布(目付60g/m2、吸水率950%)からなる高吸液性シートとポリエチレンフィルム(厚み30μm)の点接着した積層体を用いて、開口部に5mm幅のゴム帯を溶着したヘアケアキャップを製造した。ヘアケアキャッ
プは、平面に載置したときの延展状態の外径は32cm、開口部の内径は15cmであった。
 次に、このヘアケアキャップを3つ折り後、さらに3つ折りして高吸液性シートが外方となるように折り畳んだ。折畳み後、予め三方をヒートシールしたパウチ包装袋(アルミ蒸着層あり;12cm×15cm)に封入し、袋の開口部を上側として保持した。
 次いで、養毛成分を含有する中液をヘアケアキャップ重量の10倍量だけ注入後、上側をヒートシーラーで密封しヘアケアキャップ包装体を製造した。この包装袋内部に収納されたヘアケアキャップの不織布層には、中液が十分に含浸されていた。
 パーマを多用して毛髪が傷んでいる人をパネラーとしてこの包装体を使用してもらったところ、袋を開封して中のヘアケアキャップを取り出して頭部に被り、ヘアケアキャップ上からマッサージするだけで十分な薬液を毛髪や頭皮にいきわたらすことができ、かつ液が垂れ落ちることはなく、作業は極めて簡便であった。
 このように煩雑な作業は不要で、継続使用も負担にならず、パッケージもコンパクトであることから旅行先へも嵩張らず携行することができ評価も高かった。
 基材としてコットン製ニット編物(目付60g/m2、吸水率650%)からなる高吸液性シートを用いて、開口部に6mm幅のゴムテープを縫着したヘアケアキャッ
プ(平面に載置したときの延展状態の外径は30cm、開口部の内径は14cm)を2つ製造した。
 次に、このヘアケアキャップをそれぞれ8つ折りにした。中央部に分画用ミシン目を備えた2連式パウチ包装袋でそれぞれの収納部の三方を、予めヒートシールした(アルミ蒸着層あり;20cm×20cm)袋にヘアケアキャップを封入し、袋の開口部を上側として保持した。
 次いで、一方には中液としてドライシャンプーをヘアケアキャップ重量の7倍量、他方には中液としてドライリンスをヘアケアキャップ重量の7倍量だけそれぞれ注入後、上側をヒートシーラーで密封し2連式ヘアケアキャップ包装体を製造した。この包装袋内部に収納されたヘアケアキャップには、中液が十分に含浸されていた。
 介護用途として老人にこの包装体を使用してもらったところ、2連式包装体であるためにドライシャンプー、ドライリンスいずれの場合も袋を開封した中のヘアケアキャップを取り出して頭部に被り、ヘアケアキャップ上からマッサージするだけで十分な量のシャンプー、リンスを毛髪や頭皮にいきわたらすことができ、かつ液が垂れ落ちることはなく、洗髪作業は極めて簡便であった。
 このように煩雑な作業をすることなく、2連式包装体により洗髪作業は極短時間で行うことができ、また、パッケージもコンパクトであることから出先へも嵩張らず携行することができ評価も高かった。
 基材として親水性ポリエステル不織布(目付60g/m2、吸水率340%)からなる高吸液性シートを用いて、開口部に6mm幅のゴムテープを溶着したヘアケアキ
ャップ(平面に載置したときの延展状態の外径は31cm、開口部の内径は15cm)を2つ製造した。
 次に、このヘアケアキャップを8つ折りにした。2室の収納部を有するパウチ包装袋でそれぞれの収納部の三方を予めヒートシールした袋(アルミ蒸着層あり;20cm×20cm)にヘアケアキャップを封入し、袋の開口部を上側として保持した。
 次いで、一方には中液としてパーマ液をヘアケアキャップ重量の4倍量、他方には中液としてヘアコンディショナーをヘアケアキャップ重量の4倍量注入し、上側をヒートシーラーで密封し、2室パウチ型のヘアケアキャップ包装体を製造した。この包装袋内部に収納されたヘアケアキャップには、中液が十分に含浸されていた。
 2室パウチ型包装袋であるためにパーマとヘアコンディショニングいずれの場合も袋を開封して中のヘアケアキャップを取り出して頭部に被り、ヘアケアキャップ上からマッサージするだけで十分な量のパーマ液とコンディショニング液を毛髪に行きわたらすことができ、かつ液が垂れ落ちることはなく、作業は極めて簡便であった。
 本考案のヘアケアキャップ包装体では、2室パウチ型包装容器に収納されているので、ヘアコンディショニングを簡便に短時間で行うことができる。また、パッケージもコンパクトであるから、嵩張らず携行することができ、TPOに応じてパーマやヘアコンディショニングを気軽に楽しむことができ、使用性が高かった。
本考案のヘアケアキャップの頭部への装着状態を示す。 本考案のヘアーキャップの延展状態を示す平面である。 本考案のヘアーキャップを折り畳みのための折れ線の一例を示す。 本考案のヘアーキャップの折畳みの一例を示す。 本考案のヘアケアキャップの包装袋への収納状態を示す。 開封後の本考案のヘアケアキャップを示す。
符号の説明
1 ヘアケアキャップ
2 開口部(頭部被り口)
3 伸縮性部材
4 折り畳み線
4’折り畳み線
5 折り畳み状態のヘアケアキャップ
6 2連式キャップ包装袋
7 ミシン目
8 開封用切れ目
9 シール部
10 頭部被覆部

Claims (5)

  1. 高吸液性シートを基材とし開口部に中液の流出を防止する密着機能を有する伸縮性部材を設けてなるヘアケアキャップが、袋内に中液として毛髪頭皮用外用液が注入されてなる気密性袋内に折り畳まれて個別包装されていることを特徴とするヘアケア用キャップ包装体。
  2. 高吸液性シートと液体遮断性シートの積層体を基材とし開口部に中液の流出を防止する密着機能を有する伸縮性部材を設けてなるヘアケアキャップが、袋内に中液として毛髪頭皮用外用液が注入され、且つ吸液性シートの一部が外側に露出するよう折り畳まれてなり、気密性袋内に個別包装されていることを特徴とするヘアケアキャップ包装体。
  3. 前記高吸液性シートの吸水率が、250〜1500%であることを特徴とする請求項1、2に記載のヘアケアキャップ包装体。
  4. 前記気密性包装袋が、二つの収納部を有し、各収納部には前記ヘアケアキャップが収納されるとともに、互いに異なる種類の毛髪頭皮用外用液が中液として注入されシールされてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘアケアキャップ包装体。
  5. 前記毛髪頭皮用外用液が、育毛剤、養毛剤、洗浄剤、ヘアコンディショナー、パーマネント剤、染毛剤又はブリーチ剤の群から選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヘアケアキャップ包装体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101407538B1 (ko) * 2013-12-30 2014-06-13 정지영 머리온열과 발열 미용액을 이용한 스팀 헤어팩
KR101427178B1 (ko) * 2013-12-30 2014-08-07 정지영 머리온열과 발열 미용액을 이용한 스팀 헤어팩
KR200474110Y1 (ko) * 2013-05-03 2014-08-27 주식회사 엘루오 머리의 온열을 이용하는 일체형 헤어 팩

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