JP2002543009A - 少なくとも2つのエレメントをその場で接触させるユニットおよびその使用方法 - Google Patents

少なくとも2つのエレメントをその場で接触させるユニットおよびその使用方法

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Abstract

(57)【要約】 吸収体(A)と、吸収体に含浸される好ましくは液状である少なくとも1つの成分(B、C)を吸収体とは別個に包含するユニット(1)であって、前記吸収体は含浸した液体成分を皮膚や毛髪であるサポートに含浸するためのものであり、該ユニット(1)は、前記吸収体(A)を収容する柔軟性を有する壁面からなる容器(2)と、容器(2)の柔軟性を有する壁面を介して加えられる圧力によって開放して、前記吸収体(A)に前記成分(B、C)を含浸させることができるよう前記成分(B、C)を含む少なくとも1つの袋(4)を有し、前記袋(4)と前記吸収体(A)とが容器(2)の中で自由に移動することができるユニット。本発明はまた、特にヒトの皮膚又は毛髪の化粧的な処理のための当該ユニット(1)の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は,例えば、サポートに塗布する前に互いに接触させられる少なくとも
2つのエレメントを有する化粧的な処理のためのユニット、および当該ユニット
を使用して前記エレメントから得られた製品を、例えば皮膚や毛髪であるサポー
トに塗布する使用方法に関するものである。
【0002】 本発明が対象とするユニットは、柔軟性のある外容器、例えば、前記エレメン
トを収容する柔らかい外壁を有する袋のようなものである。より正確には、前記
エレメントのうちの少なくとも1つは破ることのできる壁面を有する内袋であり
、その中には、外気および/または他のエレメントと隔離する必要がある液状製
品が収容されている。容器を構成する少なくとも1つの他のエレメントは、吸収
体である。適当であれば、容器はさらに粉体又はペーストあるいはその他の液状
体を収容しても良い。
【0003】 本発明に基づくユニットは、別々に収容され使用する時に互いに接触させられ
る複数のエレメントから得られる製品を適用するために用いられる。特に、結果
として得られる製品は、少なくとも1つの成分、例えば、液体を含浸したマスク
又はふき取り布である。より具体的には、製品はふき取り布、織布、不織布又は
多孔体のような吸収性のある構造に、場合によっては化粧的又は皮膚科学薬学的
に活性な材料を含浸したものである。
【0004】 本発明が対象とするユニットは、例えば、例えばしわや小じわのような皮膚の
老化現象、顔、首や肩に現れる疲労の対処又は予防、あるいは、体の部位のスリ
ム化のための処理に使用することができる。従って、本発明のユニットは臀部、
太もも、腹部のスリム化処理や、胸の引き締め、蜂巣炎や脂肪症の処理、あるい
は単に皮膚の清拭に使用することができる。
【0005】 本発明が対象としている顔の部分は、目じり近傍のからすの足跡のようなしわ
、目の下のくすみや隈、口の端の近くのしわや小じわ等である。
【0006】 本発明に係るユニットは、酸化による染毛や毛髪のパーマネントウエーブのた
めに使用することもできる。この種の製品は通常少なくとも2種の液体成分から
なり、これらは別々に保存されて使用の直前に混ぜ合わされ、使用中は吸収体に
保持される。
【0007】 国際公開公報WO94/03369は、2つのエレメント:歯に塗布するため
の多孔体と液体を充填した内袋を収容した柔らかい外容器を具備するパッケージ
ユニットを開示している。外容器は熱可塑性のシートを2枚重ね合わせて形成さ
れ、第1のシートの端部は第2のシートの対応する端部と液密に溶着されている
。内袋は外容器の壁面から圧力が加えられると破れるように予め弱い領域を有す
る材料から作られている。内袋の端部のうちの1つは、外容器の2つの端部の間
に挟まれて溶着されることで、内袋が外容器の中で動かないようになっている。
【0008】 この種の構成の欠点は、内袋の端部を外容器の端部に挟んで溶着する部分の液
密性が弱くなり、漏れる恐れがあり、特に前述のように外圧を加える前に口が開
いてしまう可能性があることである。さらに、国際公開公報94/03369に
よれば、内袋を作るための材料は、内袋の中に収容される材料に対して適切に選
択することが望ましいにもかかわらず、外容器に材料との相性の観点から選択範
囲が限定されていることである。
【0009】 さらに、このユニットは、内袋の予め弱く作った部分が特定の材料に対しては
浸透性を有している可能性があり、外容器に収容された他の成分と早期に接触し
てしまうか、活性を損なうことになる欠点を有する。これは特に、内袋に収容さ
れる薬剤が、強い酸性又はアルカリ性で他の成分を汚染するような場合に問題と
なる。
【0010】 最後に、前記の予め弱く作った部分は、所定の圧力が内袋に加わったときに確
実に破れるようにすることが困難な点である。これは、内袋によって、開放する
ために加えなければならない圧力の大きさが異なることを意味する。
【0011】 米国特許第2907173号は、第1の液体を収容する柔らかい容器と、第2
の液体を充填した内袋を開示する。当該内袋は破れて2つの液体を混ぜ合わせる
ことで冷却作用を有する混合物を得ることができる。外容器の内壁には混合物の
拡散を助けるための層が設けられている。外容器は内部に収用した製品に対して
接触するために開放することは意図されていない。
【0012】 米国特許第3638786号は、複数の液体成分の発熱反応によって暖かいム
ースを発生させるパッケージについて記載するものである。当該パッケージは、
第1の液体を収容する柔らかな構造体である第1の袋を具備する。さらに、第1
の液体を充填した第2の袋が第1の袋に収容されている。第2の袋を破って2つ
の液体を混合し、第1の袋を開放してサポートに塗布するための混合物を得るこ
とができる。
【0013】 他に、国際公開公報WO−A−96/28262号は、複数の清拭用の布と当
該布に含浸すべき液体とを別々に収容した外容器を有する清拭ユニットを開示す
る。液体は、シートと外容器の内壁面とによって形成されるポケット内に収容さ
れる。当該シートは布に面している。当該ユニットは、液体を布の上に広げるた
めの開放手段を有する。このユニットは粘性の小さい液体に限って使用すること
ができる。布に含浸される液体は少なくとも当初は均一ではない。
【0014】 本発明の目的の一つは従って、少なくとも1つの吸収エレメントと少なくとも
1つの好ましくは液体であるエレメントを個別に確実に保持し、外気にさらすこ
となくそれらを接触させることができる処理ユニットを提供することである。本
発明は特に吸収エレメントに、液体を液体の粘性に無関係に均一に含浸させるこ
とを目的としている。
【0015】 本発明が解決する他の問題は、容器内に1つ以上の袋をそれらの材料の種類に
かかわらず収容することができるようにすることである。本発明が対象とする袋
は、特に、搬送と貯蔵を通じて中に収容する製品を密封可能でなければならない
【0016】 本発明のさらに別の目的は、皮膚と毛髪の処理に適当なトリートメントユニッ
トであって、使用するときに少なくとも2つのエレメントを接触させ、皮膚や毛
髪に塗布するものを提供することである。
【0017】 本発明の対象は、少なくとも1つの吸収体例えば塗布用の布、パッチ又はマス
クであって吸収体とは別に収容された少なくとも1種の好ましくは液体である成
分を含浸し、液体成分を含浸した後でたとえば皮膚や毛髪であるサポートに塗布
する吸収体を具備したユニットであって、前記吸収体と前記成分を収容した少な
くとも1つの容器の柔らかな壁面を介して加えられる圧力によって開放される袋
を収容し、前記成分を含む液状成分を吸収体に含浸させ、袋と吸収体は容器の中
で拘束が無く、成分を含浸した吸収体を取り出して当該サポートに塗布すること
ができるように開放することができるユニットである。
【0018】 本出願において、吸収体とは、その厚さの少なくとも一部分が前記液体成分を
含浸することができる構造体を意味する。そのような吸収機構は、例えば、吸収
体の構造の孔又はミクロな穴への毛管現象によるポンプ作用に基づくものである
。好ましくは、液状成分の体積は、前記吸収体を完全に飽和させるに十分な量で
ある。吸収体は、脱水された1つ以上の活性成分を予め含浸したものであっても
良い。あるいは、袋の中に別々に保持された1つ以上の成分と接触する前に、吸
収体は、サポートに塗布すべき液状成分の一部である1つ以上の液体又は液状で
ない成分と直接接触させられても良い。
【0019】 柔らかな壁を有する外容器は、その内部に収容した袋を開くために外から加えら
れる圧力によって開いてしまうことがないように十分な強度を有している必要が
ある。
【0020】 同様に、好ましくは、前記容器と袋は少なくとも1つの封止された縁部におい
て閉じられており、封止された縁部の圧力に対する抵抗力は、袋の封止された縁
部の圧力に対する抵抗力よりも格段に大きい。
【0021】 したがって、前記エレメントは、容器の柔らかな壁面を介して加えられる圧力
によって袋の少なくとも1つの縁部が破れることによって容器の中で互いに接触
する。
【0022】 一般に、袋は、縁部が溶着又は接着された少なくとも1つのシートによって構
成されている。袋が単一のシートで構成されている場合は、シートを折り返して
対応する縁部を封止する。このシートは、例えば、熱可塑性材料のような適当な
材質の積層構造または複数の積層構造シートであっても良い。袋の材料は内包す
る製品の性質によって異なる。
【0023】 好ましくは、前記1つ又は複数の袋は、例えば長方形で全周にわたって封止さ
れた2枚重ねの袋である。
【0024】 好ましくは、前記1つの袋又は複数の袋は熱可塑性のフィルムでできており、
容器を介して加えられる圧力によって少なくとも1つの縁部が開放される。この
ために、封止された縁部のうちの1つの長さは、他の縁部の封止長さより大きい
ものであっても良い。あるいは、ひだを作って穴明き封止としてもよい。
【0025】 本発明の1つの実施態様によれば、容器は開放して1つ以上の液体成分を含浸
した吸収体を取り出すことができる取り外し可能な部分を有する。
【0026】 本発明の別の実施例では、容器は使用者が容器を開放するために取り外しまた
容器を閉じるためには再度閉じることができる接着性の開閉可能な開口を有する
【0027】 好ましくは、外容器は少なくとも1つの熱可塑性層で構成される少なくとも1
つのシートからなる。好ましくは、シートは、熱可塑性樹脂/金属/熱可塑性樹
脂、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン/セラミック/ポリエチレン(
PET/PE/SiOx/PE)層からなる複数層積層構造である。当該容器は
袋と同様に、熱シールによって縁部を溶着させる方法で製造することができる。
シートは、容器に収容されたエレメントが見えるように透明又は半透明であって
も良い。
【0028】 本発明の1つの好ましい実施態様によれば、外容器は中に収容される袋(ある
いは複数の袋)の大きさに比較してはるかに大きな本体を有する。外容器は、袋
が開放された後吸収体と袋に収容されていた製品とを混ぜ合わせることができる
ような柔軟性を有することが好ましい。袋に収容されている製品の粘性が高いと
きはこの点は重要である。
【0029】 好ましくは、前記吸収体は少なくとも1つの織られた材料か織られていない材
料、開放セル又は半開放セイル型の多孔体、またはフェルトからなる層を有して
いるのが好ましい。好ましくは当該層は比較的厚さが小さく、例えば約0.1m
mから約3mm程度である。
【0030】 好ましくは、織られた材料または織られていない材料の層は、木綿、レーヨン
、ビスコース、またはこれらとポリプロピレン又はポリエステル繊維との混合物
のような、天然又は合成繊維である。これらの液体吸収性及び/または機械的強
度は調整可能である。
【0031】 好ましくは、吸収体は処理対象であるサポートの形状に応じた形状にカットさ
れる。
【0032】 容器の中に吸収体を位置させるために、袋を折りたたんで2つのフラップを形
成しその間に吸収体を挟んでも良い。この構成によれば、圧力によって容易に袋
を開放することができ、吸収体は直ぐにこれを含浸することができる。袋のフラ
ップは、前述の圧力に応じて開放する2つの独立な小室を区画するものであって
も良い。この場合は、それぞれの小室に濃度が同一か濃度が異なる同じ活性成分
を収容してもよいし、異なる活性成分を収容しても良い。
【0033】 外容器内に複数の袋を収容した場合、袋は対応する溶着縁部で互いに結合され
たものであっても良い。
【0034】 好ましくは、袋の少なくとも1つの面はエレメント、好ましくは剛体のエレメ
ント、と接しており、前記の圧力が加えられたときに袋が開放するのを助ける。
【0035】 また、袋は2つの剛体又は半剛体エレメント、例えばクリップ上のものの間に
挟まれている。この場合、エレメントの前記部分は特に弾性的に変形可能で、収
容した袋の開放が行われるように近くに設けることができる。
【0036】 適当であれば、袋に収容された成分と接触する前に、吸収体には、増粘剤、ゲ
ル化剤、界面活性剤、病理学的に許容させる溶剤、水、モノアルコール又はポリ
アルコール;オイル、pH調整剤、乳化剤;生物由来の乾燥抽出成分;例えばフ
リーズドライされたコラーゲン及びその誘導体;真皮の血液循環又は血管造成を
刺激する成分、しわ伸ばし活性を有する成分又は植物性タンパク質のうちの少な
くとも一つの化粧品的又は皮膚科薬学的に活性な成分を含浸させても良い。
【0037】 好ましくは、袋に収容される成分は、ビタミン、減量剤、脂肪異化剤、酵素、
保湿剤、老化防止剤、しわ防止剤、紫外線フィルター等、より具体的には、ビタ
ミンC、ビタミンA、ビタミンE又はこれらの誘導体、アルファまたはベータヒ
ドロキシ酸またはこれらの誘導体、クエン酸又はその誘導体、エッセンシャルオ
イル、カフェイン、コウジ酸、ヒドロキノン、ニコチン酸エステル、β‐カロチ
ン、尿素、グリセロール、プロピレングリコール等から選択された少なくとも1
つの化粧品的に又は皮膚科学‐薬学的に活性な成分である。
【0038】 複数の袋を収容する容器には、相互には許容性がないかあるいは容器に収容さ
れた吸収体に含まれる液状、ペースト状又は固体の成分と許容性がない複数の化
粧的又は皮膚科‐薬学的に活性な成分を安全に収容することができる。
【0039】 本発明のユニットは、染毛剤又はパーマネント液を収容することができる。染
毛剤を収容する場合は、吸収体に加えて、染毛プリカーソルとして袋は液状酸化
剤を収容することができる。
【0040】 パーマネント液を収容する場合は、袋は液状還元剤、例えば、チオグリコール
酸およびその誘導体を収容し、容器は還元剤を含浸すべき複数のふき取り体を収
容する。液を含浸した収容体は、カーラーに髪の束を巻きつける前にカーラーの
周りに取り付ける。
【0041】 柔軟性のある容器は複数の袋を収容してそれぞれの袋には同じあるいは異なる
液体成分を収容しても良いことを明瞭に理解する必要がある。袋に同種の成分が
収容された場合、使用者は自ら必要な数の袋を開放することで活性成分の濃度を
調節することができる。これによって、最初に使用するときから、使用の過程を
通じて、例えば処理のサイクルごとに活性成分の濃度を高くするような使用方法
が可能である。このような方法の場合、容器には、複数のふき取り体を収容して
おく。
【0042】 複数の袋が相互に受容性のない成分を収容している場合、容器を揉み解すこと
によって得られるこの混合物が吸収体と接触する。このようにして、マスクに同
時に、互いに同じ容器に収容すると長期間には中和してしまうビタミンと活性保
湿剤を含浸させることができる。
【0043】 上述の処理ユニットはすでに述べた複数のエレメントの複合された製品を、特
にヒトの皮膚又は表面の毛髪を処理するために塗布することができる。
【0044】 たとえば、この処理ユニットは皮膚の老化現象、蜂巣炎、脂肪症、皮膚、頭皮
、粘膜または爪の病気の処理をするために使用することができる。
【0045】 本発明のその他の目的は、発明の理解のみのために例示した、限定的でない実
施例に関する記載と添付の図面に記載された記載によって理解されるはずである
【0046】 図1に示したように、本発明の第1の実施例に基づく処理ユニット1は、全体
として番号1で参照する。異なる実施例を示す多くの図面において、前の図面を
参照して説明した部分と同じ部分に関する説明は省略することにする。
【0047】 ユニット1は、柔軟性のある袋状の外容器2を有する。外容器2は概略長方形
の2つの柔軟性のあるシート3a、3bを重ね合わせて形成される(図2参照)
。これらのシートは、対応する縁部2a―2dに沿って、例えば熱シール溶着に
よって封止され、液密な袋を形成している。
【0048】 シート3a、3bは可撓性を有しており、それぞれは熱可塑性を有する層、又
は、複数の熱可塑性層と適宜アルミ層のような金属層を有する。これらのシート
の選択は容器に収容されるエレメントの化学的な性質に基づいて決定される。
【0049】 2つのエレメントAとBとが外容器2の中に収容されている。この実施例の場
合には、エレメントAは織られたまたは織られていない材料からなる吸収ふき取
り体である。ふき取り体Aは粘性の大きなあるいは粘性の小さな液体を含浸する
ことができる。ふき取り体Aはさらに、予め化粧的又は皮膚科学的に活性の成分
又は化粧的又は皮膚‐薬学的に許容できる成分を予め含んでいても良い。
【0050】 エレメントBは液体で袋4に収容され、袋は容器2の中で自由に動くことがで
きる。袋4は容器2に比較してはるかに小さく、2つの変形可能な可撓性のある
シートでできており、縁部4a―4dの部分でシールされている。これらのシー
トは単一層又は複数層の材料からなり、液体Bに対して最も保存性能が良いもの
から選択される。縁部4a―4dのシールうちの少なくとも1つは、容器2のシ
ールされた縁部2a―2dの圧力に対する抵抗力よりも小さな抵抗力しか有して
いない。このためには、このあるいはこれらの縁部4a―4dの溶着線は幅が狭
いか波型又は破線状である。
【0051】 ユニット1は以下のように製造される:2つのシート3a、3bを重ね合わせ
て縁部2a、2c、2dを熱溶着する。ユニットを逆さにして、エレメントAと
Bとを、開放された底部(2b)から、必要なら減圧または不活性ガス下で中に
入れる。他の適当な製造方法を使用することができることを理解しておく必要が
ある。
【0052】 袋4は連続製造によって製造することができ、例えば、液Bを充填した長い筒
状のシースを用いて製造することができる。シースを長さを横切る方向にクラン
プして熱溶着させることにより連続した製品、互いに連続した小室が区切られる
(図7参照)。これらの小室は各溶着線の中央部で切り離すことによって、容器
2に入れることのできる状態の分離した袋4を得ることができる。
【0053】 外容器2は、袋4の位置が見分けられるように透明か半透明の材質からなるこ
とが好ましい。
【0054】 製品を使用したいときは、外容器2を介して親指と人差し指の間で袋4を押圧
し、袋4の溶着部分がはがれるようにする。一般に、袋4が開放されたときは破
裂音が聞こえ、成分Bが開放されたことが音によって示される。外容器2を揉み
解すことによって使用者は適当にエレメントAをエレメントBに均一に含浸させ
ることができる。例えばはさみを使うか予め弱く作ってある線10に沿って破る
かして外容器を開け、外容器から含浸したエレメントAを取り出して所望の場所
に塗布することができる。好ましくは、予め弱く作られた線はノッチ11につな
がっており、外容器の開放を容易にしている。
【0055】 図2は、顔の処理のためのマスクを示すものであり、このマスクは織られたか
、織られていない、あるいは吸収性の何らかの材料を切って得ることができる。
目と鼻と口のために適当な形状の穴が設けられている。このマスクには、予めゲ
ル化剤および/またはその他の活性成分が含浸されており、脱水されていても良
い。このマスクは成分Bと接触した後は粘着性を有するものであることが望まし
い。折りたたむことによってマスクは容器2に収容するのに適当な大きさとなっ
ている。
【0056】 成分Bと接触すると、マスクは吸水し、袋4に含まれていた活性成分が含浸さ
れる。容器内には複数の袋4を設けることができ、それぞれの袋には同一の成分
を入れても良いし異なる成分を入れても良いことは明瞭に理解されるべきである
【0057】 図3は、図1に示した実施例と同様に、外容器2にふき取り体Aが2つ下りさ
れた袋4の2つのフラップ4eと4fの間に挟まれている。これは、このように
袋を折りたたむことによって袋を平らに広げた状態よりも、袋が簡単に破れるこ
とを出願人が発見したことに基づくものである。
【0058】 図4は、図1に示した実施例と同様、ふき取り体Aと袋4と外容器2を有する
が、これらのうちの1つが成分Bを含み、これらの他方が追加の成分Cを含むも
のである。好ましくは、容器2の少なくとも一部は透明又は半透明であって、袋
の中身を放出させるべき袋が見分けられるようになっている。外容器はベローズ
構造をしており、容積を増大させると共に延展性が増大していることに注意する
必要がある。
【0059】 (同じ製品を収容した)同じタイプの袋を使用して、濃度が異なり、従って、
使用者の特定の要求に対して適当である最終製品を得ることができるので、容器
に収容する袋の数が可変であることは工業的な観点からは利点がある。1つの特
定の使用方法によれば、このことによって次第に濃度を高くしながら処理を繰り
返していくことが可能になる。例えば、日ごとに、新たに新しい袋を開放するこ
とで、活性成分の濃度を次第に高くして行くことができる。
【0060】 図5は、外容器2の別の実施例を示すものである。この実施例の場合は、外容
器は柔軟性のあるシース17から作られる。シース17は例えば熱可塑性の材料
のシートから、長手方向の溶着線2aに沿って溶着することによって製造するこ
とができる。シース17は、外容器2の先頭と末尾に当る長手方向と交差する方
向の溶着2c、2dによって形成された2つの端部18と19を有している。
【0061】 内側には、外容器2は第1の液体Bを含む袋4と吸収性ふき取り体A2を有す
る。外容器2はさらに第2の液体A1を有し、この中に袋4とふき取り体Aとが
浸漬されている。ユニットは従って、袋を開放することによって、ふき取り体A 2 にその時点で作られたA1とBとの混合物を含浸させることができる。
【0062】 図6は、外容器2に複数のふき取り体A2と液Bを充填した袋4を有する。外
容器2を押圧することで、袋4は剛体又は半剛体材料からなるクリップ30の2
つのフラップ30a、30bのあいだにはさまれる。クリップのこの2つのフラ
ップ30a、30bを押圧することで、圧力が袋の全面に行き渡り、袋を用意に
開放してふき取り体の上に液Bを容易に流れ出るようにすることができる。外容
器2は開口34を有し、粘着性のステッカ32によって液密かつ開放可能にシー
ルされている。粘着性を有するので、開口部34を開けた後再度閉じることがで
きる。従って、袋4を開放してふき取り体A2に液Bが含浸された後、使用者は
つかむために設けられた把持部36をつかんでステッカ32をはがして既に使用
することができる状態になっているふき取り体を容器2から取り出すことができ
る。残ったふき取り体を保持するためには、ステッカを再度貼り付けて開口34
を閉じる。
【0063】 図7は、互いに連結された複数の袋を示す。それぞれの袋に収容された液体は
性質又は濃度が異なっていても良い。
【0064】 本発明によって性質、粘性、構造、溶解性又は接触許容性が異なる複数のエレ
メントを接触させる際に自由度が大きく、使用者それぞれに異なる要求にこたえ
る使用方法を提供するものである。
【0065】 このように、本発明は、異なる実施例に応じてそれぞれ個別にまた経済的な方
法で以下の事を可能にする: ‐1つ以上の吸収体に少なくとも1つの液状活性成分を含浸させること; ‐少なくとも1つの予め含浸下吸収体を少なくとも1つの液状の活性成分と接触
させること; ‐吸収体に互いに溶融しない2種の液体を含浸させること; ‐吸収体に、別々に保存して使用の直前に混ぜ合わせなければならない複数の活
性成分を含浸させること; ‐異なる袋にそれぞれも独活の異なる同種の成分を包含させること; ‐吸収体に含浸させるときに、固体の状態では安定であるが溶解すると急速に劣
化する粉体と少なくとも1つの液状成分を個別に保存して、溶解させること。反
対に、袋に粉体を収容し、液体を吸収体とともに容器内に収容しておくことも可
能である; ‐処理のサイクルを次第に変化させるために、1つ以上の液状成分の濃度を、そ
れぞれ別の袋に収容して、容器に複数の吸収体を収容しておくこと。吸収体のう
ちの1つを取り出す前に、少なくとも1つの追加の袋を開放することによって、
容器に収容された全ての吸収体に追加の成分を含浸させることも可能である。
【0066】 以上の記載においては、本発明の特定の実施例について言及した。以下の請求
項に記載された本発明の技術思想を逸脱することなくこれらの実施例を変更する
ことが可能であることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、一方は吸収体であって他方が液体である2つのエレメ
ントAとBとを含む本発明の第1の実施例の軸方向の断面である。
【図2】 図2は、本発明の1実施例に基づく顔のマスクの詳細図である
【図3】 図3は、別の実施例に基づくエレメントAとBの配置を示す概
念図である。
【図4】 図4は、本発明の別の実施例を部分的に開放して示した斜視図
である。
【図5】 図5は、本発明のさらに別の実施例を部分的に開放して示した
斜視図である。
【図6】 図6は、本発明のさらに別の実施例を部分的に開放して示した
斜視図である。
【図7】 図7は、互いに連結された複数の袋を示す斜視図である。
【符号の説明】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AA05 BA17 BA26 BA55 BB03 BC08 BC18 EA30 FA01 FA04 HN04 HP01 HT08 3E067 AA03 AA18 AB81 AC03 BA12B BA12C BB09C BB11C BB14B BB14C BB15C BB25C EA06 EB27 EB29 EE25 EE27 FA03 FC01

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 例えば、ふき取り体、パッチ又はマスクである少なくとも1
    つの吸収体(A、A1、A2)と、吸収体に含浸される好ましくは液状である少な
    くとも1つの成分(B、C)を吸収体とは別個に包含するユニット(1)であっ
    て、前記吸収体は含浸した液体成分を皮膚や毛髪であるサポートに含浸するため
    のものであり、該ユニット(1)は、 前記吸収体(A、A1、A2)を収容する柔軟性を有する壁面からなる容器(2
    )と、 前記成分(B、C)を含む、容器(2)の柔軟性を有する壁面を介して加えら
    れる圧力によって開放して、前記吸収体(A、A1、A2)に前記成分(B、C)
    を含浸させることができる少なくとも1つの袋(4)を有し、 前記袋(4)と前記吸収体(A、A1、A2)とは容器(2)の中で自由に移動す
    ることができ、 前記容器は液を含浸下九州タイを取り出してサポートに塗布することができる
    ように開放可能であることを特徴とするユニット。
  2. 【請求項2】 前記容器(2)と袋(B、C)は、少なくとも1つのシール
    された縁部(2a‐2d、4a‐4d)によって閉じられており、容器(2)のシ
    ールされた縁部(2a‐2d)の圧力に対する強度は袋(4)の縁部(4a‐4
    d)の圧力に対する強度よりも格段に高いことを特徴とする請求項1に記載のユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 前記袋は、縁部(4a‐4d)が溶着又は接着された少なく
    とも1つのシートから構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記袋(4)は熱可塑性のフィルムからなり、前記シールさ
    れた縁部(4a‐4d)の前記圧力によって開放されるものであることを特徴と
    する請求項2又は3に記載のユニット。
  5. 【請求項5】 好ましくは剛体であり、圧力によって袋が開放されるのを助
    けるエレメント(30)を具備することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載のユニット。
  6. 【請求項6】 容器は破断部(10)に沿って破れるよう意図されていること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のユニット。
  7. 【請求項7】 容器(2)が、接着性のステッカーのような開閉自在な手段(
    32)を具備することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 容器(2)が少なくとも1つの熱可塑性材料の層を有する少な
    くとも1つの層からなることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の
    ユニット。
  9. 【請求項9】 容器(2)が、熱可塑性樹脂/金属/熱可塑性樹脂、ポリエ
    チレンテレフタレート/ポリエチレン/セラミック/ポリエチレン(PET/P
    E/SiOx/PE)層からなる複数層積層構造であることを特徴とする請求項
    1ないし8のいずれかに記載のユニット。
  10. 【請求項10】 容器(2)の少なくとも一部が、透明又は半透明であること
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のユニット。
  11. 【請求項11】 前記吸収体(A、A1、A2)が少なくとも1層の、織られ
    た材料、不織材料、開放セル又は半開放セルの多孔体、あるいはフェルトである
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のユニット。
  12. 【請求項12】 吸収体(A2)が処理対象であるサポートの形状に合わせて
    カットされたものであることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載
    のユニット。
  13. 【請求項13】 容器の内部に、袋(4)が折り曲げられて少なくとも2つ
    のフラップを形成しており、その間に吸収体(A2)が挟まれていることを特徴と
    する請求項1ないし12のいずれかに記載のユニット。
  14. 【請求項14】 袋(4)は、圧力によって開放される2つの区別された小室
    を有していることを特徴とする請求項13に記載のユニット。
  15. 【請求項15】 袋(4)に収容された成分(B、C)と接触する前に吸収
    体に、増粘剤、ゲル化剤、界面活性剤、病理学的に許容される溶剤、水、モノア
    ルコール又はポリアルコール;オイル、pH調整剤、乳化剤;生物由来の乾燥抽
    出成分;例えばフリーズドライされたコラーゲン及びその誘導体;真皮の血液循
    環又は血管造成を刺激する成分、しわ伸ばし活性を有する成分または植物タンパ
    ク質のうちの少なくとも一つの化粧品的又は皮膚科薬学的に活性な成分のうちの
    少なくとも1つを含浸させたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに
    記載のユニット。
  16. 【請求項16】 袋に収容された成分(B、C)は、ビタミン、減量剤、酵
    素、保湿剤、老化防止剤から選択された少なくとも1つの化粧品的に又は皮膚科
    学‐薬学的に活性な液体成分を含むことを特徴とする請求項1ないし15のいず
    れかに記載のユニット。
  17. 【請求項17】 成分(B、C)は、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE
    又はこれらの誘導体、アルファまたはベータヒドロキシ酸、クエン酸、エッセン
    シャルオイル、カフェイン、コウジ酸、ヒドロキノン、ニコチン酸エステル、β
    ‐カロチン、尿素、グリセロールから選択された少なくとも1つの化粧品的に又
    は皮膚科学‐薬学的に活性な液体成分から選択されたことを特徴とする請求項1
    6に記載のユニット。
  18. 【請求項18】 前記容器の中で固定されていない少なくとも2つの袋を有
    し、各袋は前記液体成分として成分(B、C)を有することを特徴とする請求項
    1ないし17のいずれかに記載のユニット。
  19. 【請求項19】 例えばヒトの皮膚又は毛髪の化粧的処理のための前記請求
    項1ないし18のいずれかに記載されたユニット(1)の使用。
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