JP2003535007A - 過酸化水素溶液のより高度の精製方法 - Google Patents

過酸化水素溶液のより高度の精製方法

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JP2003535007A JP2001588128A JP2001588128A JP2003535007A JP 2003535007 A JP2003535007 A JP 2003535007A JP 2001588128 A JP2001588128 A JP 2001588128A JP 2001588128 A JP2001588128 A JP 2001588128A JP 2003535007 A JP2003535007 A JP 2003535007A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、最近の厳しい純度条件の下で半導体工業技術に使用できる高純度過酸化水素溶液を与える、過酸化水素溶液の精製のための新規なクロマトグラフイ方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) この発明は、今日高い純度が求められている半導体技術に使用できる高純度溶
液を提供する過酸化水素溶液のより高度の精製のための新規な方法に関する。
【0002】 (背景技術) 高度集積電気回路の製造においては、使用する化学物質に極めて高い純度が求
められている。1メガビットチップ製造の場合には不純物量がppmの低領域で
ある化学的品質を許容できるが、4−16メガビットのチップ製造の場合には最
高不純物量が10ppbより低い範囲の化学品質を必要とする。
【0003】 これらの純度要求に応じなければならないチップ製造において解決のかぎとな
る化学物質の1つは過酸化水素である。過酸化水素は実質的にもっぱらアントラ
キノン法により製造され、通常アルミニウム又はステンレススチールの塔中で精
溜により精製濃縮されるので、必要な純度を保持していない。プラントの各部分
と接触するため、溜分は特にアルミニウム又は他の金属によっても汚染される。
加えて、溶媒(アルコール、ケトン、脂肪族系の炭化水素及び酸)などの有機炭
素化合物(有機炭素)の残留物、及びこの方法の結果としてアントラキノン誘導
体の残留物を含んでいる。マイクロ電子装置に使用するためには、過酸化水素は
それゆえ、カチオン、アニオンおよび炭素含量を必要な純度レベルに減らすため
、有効な後処理を行わねばならない。
【0004】 蒸留のみによる過酸化水素溶液の精製では金属不純物や炭素に関する必要な純
度が達成されない。例えば、この溶液はアントラキノン法からの容易に揮発性の
、又は水蒸気-揮発性の有機炭素化合物を含み、これらのものは蒸留による簡単
な方法では分離除去できない。過酸化水素中の溶解有機炭素の含有量は150m
g/lまでの値を採り得る。しかしながら、過酸化水素中の金属イオン及び炭素
不純物はマイクロチップの製造において特に妨害作用を有し、これら不純物は製
造しようとするチップの集積度が高い程ますます重大な影響を及ぼす。それゆえ
カチオン及び/又はアニオン交換体での後処理によって過酸化水素から不純物を
除去しようとする試みが従来技術において十分にされてきた。
【0005】 この目的のために提案されたイオン交換物質は、カチオンの除去には環置換芳
香族炭化水素カチオン交換樹脂であり、アニオンの除去には第3級アミノ又はア
ンモニウム基又はピリジン環を含む芳香族炭化水素アニオン交換樹脂である。こ
れらのイオン交換樹脂中に存在する官能基は多くの場合イオン交換樹脂を酸化に
対して非常に敏感にさせるので、これらのイオン交換樹脂を使用する過酸化水素
の精製は、約0℃の比較的低温で、かつ、特別な注意を払って実施しなければな
らない。
【0006】 酸化に敏感な基による反応の問題を回避するため、米国特許A-5,268,16
0は架橋ポリスチレン樹脂をベースとする非イオン性の有機疎水性吸着樹脂を使
用するより高度の精製を提案している。しかしながら、これは単に許容不純物の
多数を含む過酸化水素溶液を与えるに過ぎず、したがって今日の基準によるチッ
プ製造に使用するのには不適当である。
【0007】 イオン交換樹脂の高い酸化感応性は、例えばFe又はCuなどの重金属の存在
下で過酸化水素が有害なヒドロキシルフリーラジカルを生成することができ、こ
れがイオン交換体の炭素骨格を酸化的にアタックし、それらと、容易に分解可能
なエポキシド又はヒドロ過酸化物を生成できるという事実に帰することができる
。生成したエポキシド又はヒドロ過酸化物は爆発的に分解できるのみならず、一
定の状況では爆裂的に分解(デトネーション)することさえできる。過酸化水素
溶液の精製のためにカチオン交換体又はアニオン交換体を使用することはしたが
って問題含みであって特別な注意を必要とする。
【0008】 この問題を回避するため、EP-A1-0502466及びDE-A1-3822
348は、蒸留による精製後に存在する金属イオンをキレート化剤により及びス
チレン-ジビニルベンゼンコポリマーをベースとする非イオン交換ポリマー吸着
剤によって相応する溶液から分離する過酸化水素溶液のさらに高度の精製法につ
いて述べた。しかしながら、この方法は、望まれていない化学物質を予備精製し
た溶液に再び加えねばならず、続いて再度分離除去しなければならないという欠
点に悩まされている。
【0009】 DE-A1-4214075は、有機不純物を分離除去するため、精製しようと
する過酸化水素溶液をアニオン交換樹脂及び非イオン性吸着樹脂で処理する方法
を開示している。この方法では、精製しようとする過酸化水素溶液を酸性形態の
カチオン樹脂で処理し、続いて0℃で塩基性形態の中強度アニオン樹脂で処理す
る。続いて微細網状構造を有する吸着樹脂、すなわち非イオン性樹脂で処理する
。この方法で処理した過酸化水素溶液は、溶液中に依然残る有機不純物の濃度が
高過ぎるため、今日の半導体工業の要求をもはや満足させないことがわかった。
【0010】 US-A-4,879,048は逆浸透による過酸化水素溶液のさらなる精製法
を再度開示している。しかしながら、半透過性膜の寿命が問題を生じさせている
。加えて、今日の純度要求に適合しない。
【0011】 それゆえ本目的は、実施方法が簡単、かつ、減らそうとする有機不純物の濃度
(TOC)を5ppm未満にすることができ、同時に妨害金属イオンを分離除去
できる、過酸化水素溶液のより高度の精製方法を提供することであった。
【0012】 (発明の開示) 本発明の目的は、濃度が5−59%の範囲の精製しようとする過酸化水素溶液
を次のa)〜c)で処理することによる過酸化水素溶液のより高度の精製方法よ
って達成される。 a) アニオン交換樹脂, b) マクロポーラス構造を有する疎水性の芳香族架橋ポリマー形態の非イオン
性吸着樹脂, c) 高度のマクロポーラス構造を有するスチレン-ジビニルベンゼン樹脂(こ
のものは該樹脂の熱分解処理によって生成される)からなる群からの中性吸着樹
脂。
【0013】 但し、吸着樹脂又は交換樹脂による処理はどんな順序ででも実施できるが、中
性吸着樹脂による処理は最後の段階で行うことを条件とする。
【0014】 本発明にしたがって選択されるアニオン交換樹脂は、官能基として第4級アン
モニウム基を含む強塩基性又は弱塩基性のスチレン-ジビニルベンゼン樹脂及び
官能基として第3級アミノ基を含む強塩基性又は弱塩基性のスチレン-ジビニル
ベンゼン樹脂からなる群からの樹脂とすることができる。
【0015】 本発明にしたがって使用される非イオン性吸着樹脂は、マクロポーラス構造及
び大きな表面積を有するスチレン-ジビニルベンゼン樹脂からなる群から特に選
ばれるマクロポーラス構造を有する芳香族架橋ポリマーである。
【0016】 本発明方法の追加精製工程において、使用する中性吸着樹脂は高度のマクロポ
ーラス構造及び中程度の表面積を有するスチレン-ジビニルベンゼン樹脂からな
る群から選ばれる樹脂である。
【0017】 この方法を行うため、処理しようとする過酸化水素溶液を、本発明にしたがっ
て、シリーズに連結したクロマトグラフイカラム中を0.2l/hcm2〜1.
0l/hcm2、特に0.5〜0.7l/hcm2の流量密度で通過させる。
【0018】 このより高度の精製がシリーズに連結された流動床で行われる場合は、0.0
08〜20.0分の範囲の滞留時間が有利である。
【0019】 これらの過酸化水素溶液のより高度の精製は、15〜25℃、好ましくは20
℃の温度で行われる。
【0020】 この方法は特に連続条件の下で有利であり経済的である。しかしながら、回分
操作で行うこともできる。
【0021】 本発明の目的はまた、精製しようとする過酸化水素溶液を、互いに別別に a) アニオン交換樹脂, b) 非イオン性吸着樹脂,及び c) 中性吸着樹脂, を含む、シリーズに連結した流動床を0.0008〜20.0分の滞留時間で通
過させる対応方法によっても達成できる。ここでさらに精製しようとする過酸化
水素溶液は各場合とも濾過によって交換樹脂又は吸着樹脂から分離される。
【0022】 シリーズに連結された流動床中でのより高度の精製は、本発明にしたがって、
0〜20℃、特に0〜10℃の温度で実施でき、さらに回分操作又は連続操作の
どちらででも実施できる。カラム中でのより高度の精製の場合と同様、5−59
%過酸化水素溶液を本発明による方法に使用できる。
【0023】 本発明方法に使用する過酸化水素溶液は蒸留によって前精製された溶液であっ
て、不純物として、例えば金属カチオンAl,Fe,Znなど又はNO3―,P
4 2― ,などのアニオンなどのイオン性無機不純物、及び製造の結果としての
有機不純物の極めて少量のみを含んでいる。
【0024】 実験により、アニオン交換樹脂、非イオン性吸着樹脂、及び中性吸着樹脂での
連続クロマトグラフイ処理によって、相応する5−59%過酸化水素溶液から、
存在する望ましくない有機不純物の95%までを困難なく除去できることがわか
った。例えば、50%過酸化水素溶液のTOC含有量は本発明方法によって40
ppmから5ppm未満に減らすことができ、その結果この溶液は今日の要求の
もとで半導体工業に使用するのに絶対必要な純度を有するようになる。
【0025】 TOC含有量の減少は、上述の3つの異なる樹脂により望ましい方法で処理す
ることによってのみ起こることがわかった。単に本発明の中性吸着樹脂での処理
による溶液中の含有量の減少では、工業規模で行う方法において必要な精製とは
ならない。何故なら、これらの樹脂の有機成分に対する吸着容量は限られており
、したがって当該精製を経済的な方法で実施することができないであろうからで
ある。対照的に、好ましくは強塩基性アニオン交換樹脂、非イオン性吸着樹脂、
及び特殊な中性吸着樹脂による精製からなる組み合わせが優れた精製結果を与え
る。
【0026】 蒸留によって前-精製された過酸化水素溶液は、別々の流動床中での混合によ
る交換樹脂及び各種吸着樹脂との連続的な接触によるか、又は好ましくは充填塔
中で当該樹脂との接触によってさらに精製できる。過酸化水素溶液の流速は、溶
離液中の炭素及びイオン化不純物の含有量が許容できる最高量を超えないように
設定する必要がある。0.2〜1.0l/hcm2、特に0.5〜0.7l/h
cm2の流量密度が有利である。
【0027】 吸着カラムから流出する精製された過酸化水素溶液は適当な容器中に集められ
る。より高度の精製が、適当な流動床中で行なわれる場合は、過酸化水素溶液は
濾過によって分離されて適当な容器中に集められる。しかしながら、ここでの滞
留時間は、望ましくない不純物の吸着は起こるけれども樹脂との反応は起こらな
いように設定する必要がある。
【0028】 好適な条件、すなわち0〜20℃、好ましくは0〜5℃の温度、大気圧、過酸
化水素溶液の滞留時間0.008〜20.0分の下で、良好なより高度の精製結
果が得られるが、同時に過酸化水素溶液の酸素含量の変化又は加熱に基づく交換
樹脂との反応が見られないことがわかった。
【0029】 異なる樹脂による連続的な処理はどんな順序ででも行うことができる。中性吸
着樹脂を最終精製段階で用いると、吸着容量のために特に良好な結果が得られる
。しかしながら、順序をアニオン交換樹脂、非イオン性吸着樹脂、次いで中性吸
着樹脂とすると、特に極めて良好な結果が得られる。中性吸着剤の吸着容量がこ
の方法の制限因子となるためこの順序は特に重要であり、さらに各精製段階の容
積流量ならびに各カラム容積比の複雑な最適化が必要であろう。しかしながら、
もしカラムを次々と好ましい方法で連結するならこの作業は不要である。特にも
し中性吸着樹脂による処理を最後に行う場合は、このプロセスパラメータは問題
とはならない。
【0030】 使用できる強塩基性アニオン交換樹脂は、スチレン-ジビニルベンゼンをベー
スとするものである。例えば、該当する樹脂は商標名Amberlyst-26(
製造者Rohm&Haas)で市販されている。この樹脂中の活性基は-N(CH3)2
Clである。同じ活性基を含む別の樹脂は、AmberlystA-15,Am
berlystA-21及びAmberlystA-27である。他の好適な樹脂
は、Amberjet4200Cl,Amberjet4400Cl,Ambe
rlite IRA402Cl,Amberlite IRA404Cl,Am
berlite IRA900Cl,Amberlite IRA904Cl,
Amberlite IRA400Cl,Amberlite IRA410C
l,Amberlite IRA420Cl,Amberlite IRA44
0Cl,Amberlite IRA458及びAmberlite 1676
6である。同様に好適なのは、商標名Amberliteで販売されている、弱
塩基性アニオン交換樹脂IRA-35,IRA-93,IRA-94及びIRA-6
8である。強塩基性又は弱塩基性のどちらでもよいDowex,Diaion
TypeI及びII,及びDuoliteの名で市販されているアニオン交換樹
脂を使用することもできる。
【0031】 有力な意見によれば、前記アニオン交換体の官能基は過酸化水素溶液によって
酸化アタックされるけれども、これは適当な操作パラメータを設定することによ
り完全に又は実質的完全に防止できることが実験によりわかった。これは、処理
しようとする溶液に応じて高体積流量及び/又は相応する冷却を設定することに
よって行うことができる。必要なら、この方法は約0℃まで冷却して実施できる
。しかしながら、これは通常、比較的高含有量の溶液をさらに精製しなければな
らない場合にのみ必要なことがわかった。低濃度範囲の溶液のより高度の精製の
場合は、第1に反応を比較的低レベルに維持することができ、又は適当な体積流
量を設定することにより防止することができ、第2に局部温度変化を抑えること
ができるのでこれは不要である。
【0032】 本発明にしたがう方法に使用できる非イオン性吸着樹脂は、マクロポーラス構
造及び大きな芳香族系の表面積を有するスチレン-ジビニルベンゼンをベースと
するものである。該当する樹脂は、例えばモノマー又は重合助剤などの洗い落と
すことのできる成分を含まないものである。これらの吸着剤はイオン性官能基を
持たず、したがって吸着性質はもっぱらマクロポーラス構造、広い範囲の孔隙サ
イズ、非常に大きな表面積及びこの表面の芳香族性に基づく完全に非イオン性の
疎水性ポリマーである。これらの吸着剤はしたがって、表面上に存在する官能基
のため、酸化に対して非常に敏感なカチオン及びアニオン交換体とはっきり区別
される。非イオン性吸着樹脂は疎水性及び極性の相互作用によりイオン種を吸着
及び遊離させる。すなわち、これらは疎水性の有機物質に対して高い親和性を有
するが、水又は過酸化水素などの親水性物質に対しては低い親和力しか持たない
【0033】 相応する樹脂は、例えば、AmberliteXAD-4,疎水性のポリ芳香
族樹脂,AmberliteXAD-2及びAmberliteXAD-16(い
ずれも商標),同様に疎水性のポリ芳香族樹脂,中程度に極性のアクリル樹脂D
iaionHP2MG及びDiaionHP22SS(いずれも商標),さらに
細分化した仕様HP20の名称で市販されている。これらの吸着剤樹脂は連続的
なポリマー相を有し、特に規則正しい細孔を有する。これらはpHが0〜14の
範囲、温度が250℃まで安定である。本方法条件下でこれらの樹脂は、室温、
すなわち20〜30℃及び低温、例えば0℃又はそれ以下、の両温度において活
性である。
【0034】 塩基性アニオン交換樹脂及び非イオン性吸着樹脂による連続処理によって、使
用樹脂を最大限に保護しながら極性及び場合によってはイオン性の不純物を過酸
化水素溶液から実質的完全に除去できるようになる。
【0035】 好適な中性吸着樹脂は、例えば、高度のマクロポーラス構造と中程度の表面積
とを有する炭化したスチレン-ジビニルベンゼン樹脂をベースとするものである
。そのような樹脂は、例えば、商標名Ambersorbの名で市販されている
。Ambersorb 563,Ambersorb 564,Amberso
rb 572,Ambersorb 575,Ambersorb 600及び
ambersorb 1500が本発明による方法に使用できる。これらの種々
の銘柄は、特別な方法で熱分解された、高度にスルホン化された、マクロポーラ
スなスチレン-ジビニルベンゼンイオン交換樹脂から製造された炭化した吸着剤
である。それらの製造方法の結果として、相応する吸着剤は、均一な孔隙率、一
定の疎水性及び優れた機械的安定性を有する。
【0036】 中性吸着剤樹脂が最後の段階であって、各場合とも1つの処理がアニオン交換
樹脂で、他の1つの処理が非イオン性吸着樹脂での上述の処理による精製段階の
組み合わせだけが、過酸化水素溶液中の有機不純物含量(TOC)を半導体工業
が必要とする高品質を満足させるレベル、すなわち<5ppm、好ましくは<1
ppmのTOC値まで減らすのに適していることが実験によりわかった。
【0037】 これに関連して、有機不純物含量の減少の原因はまさに中性吸着樹脂の特殊な
性質によることがわかった。
【0038】 非イオン性吸着樹脂AmberliteXAD-4及び中性吸着樹脂Amber
sorb563の例を用いた次表は、非イオン性と中性の吸着樹脂の相違の例証
に役立つであろう。
【0039】
【表1】
【0040】 本発明方法に使用できる特別な中性吸着樹脂はしたがって、以下のように、慣
用の非イオン性吸着樹脂とは違う次の製品性質を有している: * 高度なマクロ孔隙率,ここでミクロ細孔:マクロ細孔の比は1以下の値を採
ることができ、そして孔隙率は単位重量当たりの表面積が600m2/g未満に
おいて>0.55g/mlである。 * 優れた機械的安定性及び化学的耐性。 * マクロ細孔の割合が比較的高いため、吸着剤樹脂は比較的高分子量の有機成
分にアクセスしやすい(より効果的である)。
【0041】 本発明の方法に交換体樹脂及び吸着樹脂を使用する前に、この目的(不純物除
去)のために当業者が公知の適当な純粋な溶媒による製造の結果として、樹脂を
不純物のないものにすることが望ましい。何故なら、このタイプの不純物はある
場合には過酸化水素を分解しかねないからである。非イオン性吸着樹脂を前洗浄
するには、例えば低級アルコール、好ましくはメタノールを使用することができ
る。例えば、本発明にしたがって使用できるアニオン交換樹脂は、2-プロパノー
ル、続いて超純水で前洗浄でき、一方、中性吸着樹脂はスチーム、続いて超純水
で前洗浄できる。
【0042】 本発明の方法は回分操作で実施でき、その場合は一定量の過酸化水素溶液が高
度精製される毎に使用した交換樹脂及び吸着樹脂は各回再生される。しかしなが
ら、例えば現に使用しているカラムに平行して同じ装入物が入っており、そして
除去しようとする不純物で飽和したときに容積流量を再指示することによって切
り替えできるカラムにより、本方法を連続的に行うことも可能である。
【0043】 このようにして、各カラムは個別に再生でき、容積流量が中断されることなく
、運転時間の無駄も起こらない。制限因子はもはや使用する樹脂の吸着容量では
ない。
【0044】 以下の表1に示すアニオン交換樹脂及び吸着樹脂の組み合わせは、本発明の方
法を実施するのに極めて適している。ここに示した組み合わせは例として挙げた
もので、本発明を限定するものとみなしてはならない。
【0045】
【表2】
【0046】 本発明方法は諸条件の下及び当業者に公知の方法を使用して実施される。 良好な精製結果は、カラム高さとカラム直径との比が7.5:1と2.5:1の
間、好ましくは6:1と4:1の間、特に好ましくは5:1のカラムを使用して
達成され、このカラムを通ってベッド容積の3〜5倍量の過酸化水素溶液が1時
間当たりに流れる。しかしながら、この方法はまた、高さが10〜200cm、
直径が1〜2cmのカラムで行うこともできる。しかし、比較的大量の精製には
高さ2.5〜4m、直径0.50〜0.8mのカラムが特に好適である。
【0047】 本発明精製方法を成功させるための重要なフアクターは、精製後に高純度過酸
化水素が容器類や配管からの例えば金属イオンなどによって再汚染されないよう
に精製中に使用するすべての機器及び容器類が適当な材質からなることである。
好適な材料は、特にボロシリケートガラス,ポリテトラフルオロエチレン,ポリビ
ニリデンフルオライド及び高圧ポリエチレンであることがわかった。
【0048】 この発明は、特にマイクロエレクトロニクスに使用する過酸化水素の精製のた
めの簡単で有利な方法を提供する。本発明の方法は、過酸化水素溶液中の有機不
純物含有量が非常に低くても極めて効果的に減らすことができ、加えてNa,K
,Mg,Al,Ca,Fe,Zn及びCuなどの特に妨害カチオンも実質的完全
に除去できる事実によって特に優れている。
【0049】 本発明方法によってより高度に精製された過酸化水素溶液は、安定性が向上し
、高集積チップの製造のための現今の純度要求条件に適合する。
【0050】 ここに挙げた発明の説明によって、当業者は、今日のチップ製造方法に使用す
るための高度な要求条件に適合する高純度過酸化水素溶液を製造することが可能
であると容易にわかるであろう。以下に示す実施例は本発明をよりよく理解する
のに役立たせようとしたものであるが、本発明をそれに限定するのは適当でない
【0051】 (実施例)操作例、方法及び結果: 本発明方法の有効性を示すため、以下の実施例では次ぎの過酸化水素水溶液及
び交換樹脂と吸着樹脂を用い、次の分析方法を使用した:過酸化水素溶液: 出所: Merck KGaA,アントラキノン法(自動酸化法) バッチKD09971042 濃度:50%±1% 又は30%±1% 量:2.5l吸着樹脂: アニオン交換樹脂: Amberlyst (商標)A26 非イオン性吸着樹脂: Amberlite (商標)XAD-4 中性吸着樹脂: Ambersorb (商標)563 前処理: すべての樹脂を使用前、超純水で8時間リンスした分析方法: 島津TOC5000(高温でのプラチナ触媒上のサンプルの完全分解をベースと
する測定方法)。それから生成する炭酸ガスを赤外分光計により全量測定する。 カチオン及びアニオンは特に測定はしなかった。
【0052】実施例1 流量: 1.0l/h 流量密度: 0.3l/hcm2
【0053】
【表3】
【0054】 圧力 大気圧 温度 室温 カラム材質 ポリエチレン この実験は、比較的高濃度の過酸化水素溶液に対してさえ、第3段階の優れた機
械的安定性と化学的耐性を確認し、さらにこの第3段階がTOC範囲<5ppm
のより高度の重要な精製を達成することを示している。
【0055】 実施例2 流量: 1.0l/h 流動密度: 0.3L/hcm2
【0056】
【表4】
【0057】 この実験は、比較的高分子量の有機成分の濃度減少に対して非イオン性吸着樹
脂と特別な中性吸着樹脂が異なる選択性を有していることを示している。この2
つの吸着樹脂を組合わせて使用する場合のみ、過酸化水素溶液中の有機成分含量
(TOC)が1ppm未満に減少した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 20/26 B01J 20/26 B L 41/04 41/04 H 41/14 41/14 F (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 オエター、 ディエトマー ドイツ連邦共和国 64846 グロス−ツィ マーン ラインハイマー シュトラーセ 23アー (72)発明者 デュセムント、 クラウス シンガポール国 ホランド ヒル 10 ヒ ル マンション #3−12 (72)発明者 ノイマン、 エヴァルト ドイツ連邦共和国 64560 エルフェルデ ン ノイガッセ 91 (72)発明者 フライスラー、 クラウス ドイツ連邦共和国 64298 ダルムシュタ ット ミュールシュトラーセ 7 (72)発明者 ホスタレク、 マルティン ドイツ連邦共和国 64291 ダルムシュタ ット アウフ ダー ハルト 54アー Fターム(参考) 4D017 AA13 BA12 CA13 CA17 CB01 DA03 DA08 EA05 4G066 AC14A AC14B BA09 BA22 CA45 DA10 DA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃度が5−59%の範囲の精製しようとする過酸化水素溶液
    を次のa),b),C)により処理することを特徴とする、過酸化水素溶液のより高
    度の精製のための方法: a)アニオン交換樹脂、 b)マクロポーラス構造を有する、疎水性の芳香族架橋ポリマー形態の非イオン
    性吸着樹脂、 c)高度のマクロポーラス構造を有するスチレン−ジビニルベンゼン樹脂からな
    る群からの、樹脂の熱分解処理によって生成される中性吸着樹脂。 但し吸着樹脂又は交換樹脂による処理はどんな順序ででも実施できるが、中
    性吸着樹脂による処理を最後の段階で行うことを条件とする。
  2. 【請求項2】 使用するアニオン性交換樹脂が、官能基として第4級アンモ
    ニウム基を含む弱塩基又は強塩基性スチレン−ジビニルベンゼン樹脂及び官能基
    として第3級アミノ基を含む弱塩基又は強塩基性スチレン−ジビニルベンゼンか
    らなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 使用する非イオン性吸着樹脂が、マクロポーラス構造及び大
    きな表面積を有するスチレン−ジビニルベンゼン樹脂からなる群から特に選ばれ
    る、マクロポーラス構造を有する疎水性の芳香族架橋ポリマーであることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 処理しようとする過酸化水溶液をシリーズに連結したカラム
    を0.2〜1.0l/hcm2,特に0.5〜0.7l/hcm2の流量密度で通
    過させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 精製しようとする過酸化水素溶液をシリーズに連結した流動
    床を0.008〜20.0分の滞留時間で通過させることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 15〜25℃,好ましくは20℃の温度で実施することを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 連続法で実施することを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 回分法で実施することを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 0〜20℃,特に0〜10℃の温度で実施することを特徴と
    する請求項1ないし3及び5に記載の方法。
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