JPS63156004A - 過酸化水素水溶液中の有機不純物を除去する方法 - Google Patents
過酸化水素水溶液中の有機不純物を除去する方法Info
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- JPS63156004A JPS63156004A JP62181234A JP18123487A JPS63156004A JP S63156004 A JPS63156004 A JP S63156004A JP 62181234 A JP62181234 A JP 62181234A JP 18123487 A JP18123487 A JP 18123487A JP S63156004 A JPS63156004 A JP S63156004A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B15/00—Peroxides; Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof; Superoxides; Ozonides
- C01B15/01—Hydrogen peroxide
- C01B15/013—Separation; Purification; Concentration
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は過酸化水素水溶液中に含有する有機不純物を除
去して過酸化水素を精製する方法に関する。
去して過酸化水素を精製する方法に関する。
過酸化水素は、漂白、化学研磨等多岐の分野にわたって
広く利用されている。近年、半導体製造の分野における
ウェハーの洗浄、エツチング等の分野への利用が増加し
、これに伴って極めて高純度の過酸化水素が要求される
様になってきた。
広く利用されている。近年、半導体製造の分野における
ウェハーの洗浄、エツチング等の分野への利用が増加し
、これに伴って極めて高純度の過酸化水素が要求される
様になってきた。
(従来の技術およびその問題点)
現在、過酸化水素の製造法の主流は自動酸化法による方
法であるが、この方法によって製造された過酸化水素中
には微量の有機不純物が混入しており、実用的な使用濃
度の10〜70 wt%の過酸化水素水溶液中には全有
機炭素量として20〜数100即/!の有機不純物が含
まれているのが普通である。
法であるが、この方法によって製造された過酸化水素中
には微量の有機不純物が混入しており、実用的な使用濃
度の10〜70 wt%の過酸化水素水溶液中には全有
機炭素量として20〜数100即/!の有機不純物が含
まれているのが普通である。
従来、過酸化水素水溶液中に含まれるこれらの不純物を
除去する方法としてスチレンを重合し、ジビニルベンゼ
ンで架橋させて得た網目状分子構造を持ち且つイオン交
換基を持たない樹脂で、有機不純物を含む過酸化水素を
40℃以下で処理する方法が知られている。(特公昭4
6−26095号公報及びフランス特許第3゜294.
488号明細書参照)。
除去する方法としてスチレンを重合し、ジビニルベンゼ
ンで架橋させて得た網目状分子構造を持ち且つイオン交
換基を持たない樹脂で、有機不純物を含む過酸化水素を
40℃以下で処理する方法が知られている。(特公昭4
6−26095号公報及びフランス特許第3゜294.
488号明細書参照)。
しかしながら、これら従来使用されている吸着樹脂によ
り過酸化水素水溶液中の有機不純物を除去しようとする
場合、工業的には程々の問題が生ずる。
り過酸化水素水溶液中の有機不純物を除去しようとする
場合、工業的には程々の問題が生ずる。
まず、吸着容量が小さいため使用に当たって頻繁に再生
処理を行う必要があり、U済的に、また運転上から実用
上の問題がある。また、有機不純物の除去処理を工業的
に実施する場合は、操作性にすぐれまた除去効率の高い
カラム法が一般に使用されるが実際に該樹脂をカラムに
充填し過酸化水素水溶液を下降流として通液すると従来
使用されている吸着樹脂では比重が小さすぎ、実用的な
使用濃度の10〜70wt%過酸化水素水溶液を処理す
る場合、樹脂はカラムの上部処浮上し浮遊状態となり、
短絡路が発生して除去効率が大幅に低下する。過酸化水
素水溶液の通液法を上昇流とすることKより短絡路の発
生を成る程度抑え、除去効率を上げることができるが、
この方法でも過酸化水素水溶液を通液する場合に生ずる
泡を上部の浮遊樹脂から除去することが困難となるとい
った問題点がある。
処理を行う必要があり、U済的に、また運転上から実用
上の問題がある。また、有機不純物の除去処理を工業的
に実施する場合は、操作性にすぐれまた除去効率の高い
カラム法が一般に使用されるが実際に該樹脂をカラムに
充填し過酸化水素水溶液を下降流として通液すると従来
使用されている吸着樹脂では比重が小さすぎ、実用的な
使用濃度の10〜70wt%過酸化水素水溶液を処理す
る場合、樹脂はカラムの上部処浮上し浮遊状態となり、
短絡路が発生して除去効率が大幅に低下する。過酸化水
素水溶液の通液法を上昇流とすることKより短絡路の発
生を成る程度抑え、除去効率を上げることができるが、
この方法でも過酸化水素水溶液を通液する場合に生ずる
泡を上部の浮遊樹脂から除去することが困難となるとい
った問題点がある。
(問題点を解決するための手段)
それ故、本発明は過酸化水素水溶液中の有機不純物を除
去する新規な方法を提供することKある。
去する新規な方法を提供することKある。
本発明の他の目的は過酸化水素水溶液中の有機不純物を
高い除去効率で且つ簡便に除去する方法を提供すること
にある。
高い除去効率で且つ簡便に除去する方法を提供すること
にある。
本発明のさらに他の目的は比重の大きい吸着樹脂で、過
酸化水素水溶液中の有機不純物を吸着して除去する方法
を提供することにある。
酸化水素水溶液中の有機不純物を吸着して除去する方法
を提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明
らかとなろう。
らかとなろう。
本発明によれば、本発明のかかる目的および利点は有機
不純物を含む過酸化水素水溶液を湿潤時の真比重が1.
1〜1.3のハロゲン含有多孔性樹脂と接触させること
を特徴とする過酸化水素水溶液中の有機不純物を除去す
る方法罠よりて達成される。
不純物を含む過酸化水素水溶液を湿潤時の真比重が1.
1〜1.3のハロゲン含有多孔性樹脂と接触させること
を特徴とする過酸化水素水溶液中の有機不純物を除去す
る方法罠よりて達成される。
本発明方法で用いられる樹脂はハロゲンを含有する多孔
性樹脂であって、湿潤時の真比重が1.1〜1.3のも
のである。湿潤時の真比重はピクノメーターを用いて下
記のようにして測定する。
性樹脂であって、湿潤時の真比重が1.1〜1.3のも
のである。湿潤時の真比重はピクノメーターを用いて下
記のようにして測定する。
ピクノメーターに標示線まで純水を満たし、その水の重
さく PW 、 gram)を測定する。次に同じピク
ノメーターを乾燥し、乾燥したピクノメーターに試料樹
脂を正確に秤量する(W’ 、gramχ次にこのピク
ノメーターに純水を標示線まで漕たし水と樹脂の重さく
pw璽、gram)を測定する。
さく PW 、 gram)を測定する。次に同じピク
ノメーターを乾燥し、乾燥したピクノメーターに試料樹
脂を正確に秤量する(W’ 、gramχ次にこのピク
ノメーターに純水を標示線まで漕たし水と樹脂の重さく
pw璽、gram)を測定する。
湿潤時真比重りは次式により算出される。
D −W″/VF
ここでW″ は湿潤時真比重りを求めようとする樹脂の
重量(gram)であり、VIFは該樹脂の排除せる水
の体積であり、下記の式により求められる。
重量(gram)であり、VIFは該樹脂の排除せる水
の体積であり、下記の式により求められる。
TV−1/dW(PW+W″−pw+a)ここで dW
は使用した純水の密度でありpvは純水の重さであり、
また pwm は樹脂と純水の重さである。
は使用した純水の密度でありpvは純水の重さであり、
また pwm は樹脂と純水の重さである。
本発明で用いられる樹脂は好ましくは1.1〜1.2の
湿潤時真比重を有している。湿潤時の真比重は処理対象
の過酸化水素水溶液の比重より大ぎいのが望ましい。し
かしながら湿潤時真比重が1.5を超えると、一般に樹
脂の吸着能力が大巾に低下し、しかも該樹脂からのハロ
ゲン含有成分の溶出が大巾に増加するようKなる。
湿潤時真比重を有している。湿潤時の真比重は処理対象
の過酸化水素水溶液の比重より大ぎいのが望ましい。し
かしながら湿潤時真比重が1.5を超えると、一般に樹
脂の吸着能力が大巾に低下し、しかも該樹脂からのハロ
ゲン含有成分の溶出が大巾に増加するようKなる。
本発明で用いられるハロゲン含有多孔性樹脂は、好まし
くは約10〜約40重量%、より好ましくは25〜40
重量%(乾燥樹脂基準)のハロゲンを含有することがで
きる。
くは約10〜約40重量%、より好ましくは25〜40
重量%(乾燥樹脂基準)のハロゲンを含有することがで
きる。
また、ハロゲン含有多孔性樹脂は、連続した多孔を有し
、その多孔性の度合は約200〜約600m2/g、よ
り好ましくは400〜600dl& (乾燥樹脂基準)
のB)IT法(N2)により濶定した比表面積に相当す
る。また連続した多孔は約0.3〜約1.0m/9の水
銀圧入法による細孔容積(乾燥樹脂基準)を示す。
、その多孔性の度合は約200〜約600m2/g、よ
り好ましくは400〜600dl& (乾燥樹脂基準)
のB)IT法(N2)により濶定した比表面積に相当す
る。また連続した多孔は約0.3〜約1.0m/9の水
銀圧入法による細孔容積(乾燥樹脂基準)を示す。
本発明方法において上記ハロゲン含有多孔性樹脂は平均
粒径約0.1〜約0.5龍の粒子の形状で有利に用いら
れる。ここで平均粒径とは樹脂全体の10%を通し90
%を網目上に残す篩目の大きさを言うものとする。
粒径約0.1〜約0.5龍の粒子の形状で有利に用いら
れる。ここで平均粒径とは樹脂全体の10%を通し90
%を網目上に残す篩目の大きさを言うものとする。
ハロゲン含有多孔性樹脂としては例えば芳香族モノビニ
ルモノマーと芳香族ポリとニルモノマーとの架橋重合体
のハロゲン化物、あるいはハロゲン化芳香族モノビニル
モノマーと芳香族ポリビニルモノマーとの架橋重合体、
あるいはハロゲン化芳香族モノビニルモノマー、芳香族
モノビニルモノマーおよび芳香族ポリビニルモノマーの
架橋重合体が好適に用いられる。
ルモノマーと芳香族ポリとニルモノマーとの架橋重合体
のハロゲン化物、あるいはハロゲン化芳香族モノビニル
モノマーと芳香族ポリビニルモノマーとの架橋重合体、
あるいはハロゲン化芳香族モノビニルモノマー、芳香族
モノビニルモノマーおよび芳香族ポリビニルモノマーの
架橋重合体が好適に用いられる。
芳香族モノビニルモノマ粉としては例えばスチレン、ビ
ニルトルエン等が好適に使用される。
ニルトルエン等が好適に使用される。
また芳香族ポリビニルモノマーとしては例えばジビニル
ベンイン、トリビニルベンゼン等が好適に使用される。
ベンイン、トリビニルベンゼン等が好適に使用される。
さらにハロゲン化芳香族モノビニルモノマーとしては例
えばモノクロルスチレン、モノプロムスチレン等が好適
に使用される。
えばモノクロルスチレン、モノプロムスチレン等が好適
に使用される。
上記芳香族モノビニルモノマーと芳香族ポリビニルモノ
マーとの架橋重合体のハロゲン化物としては、例えばス
チレン−ジビニルベンゼン共重合体、スチレン−トリビ
ニルベンゼン共重合体マたはビニルトルエン−ジビニル
ベンゼン共重合体のクロル化物又はプロム化物が好適に
使用される。
マーとの架橋重合体のハロゲン化物としては、例えばス
チレン−ジビニルベンゼン共重合体、スチレン−トリビ
ニルベンゼン共重合体マたはビニルトルエン−ジビニル
ベンゼン共重合体のクロル化物又はプロム化物が好適に
使用される。
クロル化及びプロム化は、例えば上記未ハロゲン化共重
合体を例えば塩化第二鉄、ふり化はう素などの触媒の存
在下に分子状塩素、分子状臭素等を反応させることによ
り5+!施される。
合体を例えば塩化第二鉄、ふり化はう素などの触媒の存
在下に分子状塩素、分子状臭素等を反応させることによ
り5+!施される。
本発明方法において、ハロゲン含有多孔性樹脂としては
、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体のハロゲン化物
が特に好適に使用される。
、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体のハロゲン化物
が特に好適に使用される。
これらの樹脂は市販品として入手しうろことも可能であ
る。例えば商品名“セパビーズ 5P2071は臭素化
されたスチレン−ジビニルベンゼンの共重合体であり比
重約1.2を示す。
る。例えば商品名“セパビーズ 5P2071は臭素化
されたスチレン−ジビニルベンゼンの共重合体であり比
重約1.2を示す。
本発明方法は通常、カラムにハロゲン化多孔性樹脂の粒
子を充填し、これに有機不純物を含む過酸化水素水溶液
を通じ、該樹脂と該過酸化水素水溶液とを接触させるこ
とによって実施される。
子を充填し、これに有機不純物を含む過酸化水素水溶液
を通じ、該樹脂と該過酸化水素水溶液とを接触させるこ
とによって実施される。
有機不純物を含む過酸化水素水溶液としては例えば約1
0〜約70重量%の過酸化水素濃度を有するもの、ある
いは有機不純物を全有機炭素量として約500叩/lま
での濃度で含有するものが挙げられる。
0〜約70重量%の過酸化水素濃度を有するもの、ある
いは有機不純物を全有機炭素量として約500叩/lま
での濃度で含有するものが挙げられる。
(発明の効果)
本発明方法によれば、上記ハロゲン含存多孔性樹脂なカ
ラムに充填し、有機不純物を含む過酸化水素水溶液を下
降流として通液することができる。従って、通液中に樹
脂を最密充填状態に保持して有機不純物を効率的に除去
することを可能とする。また通液中にたまたま泡が発生
した場合でも樹脂層から速やかに泡を除去することがで
き、短絡路の発生や泡による樹脂充填状態の悪化など通
液上の問題を生ずることなく安定した状態で通液し有機
不純物除去処理を行うことができる。さらに本発明に使
用される多孔質吸着樹脂は従来の樹脂に比べ吸着容量が
大幅に増大しており、例えば樹脂量の1000倍量の過
酸化水素水溶液を処理してもなお充分な除去能力を保持
している。そのため本発明方法は工業的に過酸化水素水
溶液中の有機不純物を除去し精製する場合に極めて有効
である。
ラムに充填し、有機不純物を含む過酸化水素水溶液を下
降流として通液することができる。従って、通液中に樹
脂を最密充填状態に保持して有機不純物を効率的に除去
することを可能とする。また通液中にたまたま泡が発生
した場合でも樹脂層から速やかに泡を除去することがで
き、短絡路の発生や泡による樹脂充填状態の悪化など通
液上の問題を生ずることなく安定した状態で通液し有機
不純物除去処理を行うことができる。さらに本発明に使
用される多孔質吸着樹脂は従来の樹脂に比べ吸着容量が
大幅に増大しており、例えば樹脂量の1000倍量の過
酸化水素水溶液を処理してもなお充分な除去能力を保持
している。そのため本発明方法は工業的に過酸化水素水
溶液中の有機不純物を除去し精製する場合に極めて有効
である。
(実施例)
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1
下記の特性
湿潤時真北fi 1.2
ハロゲン含量 34 亀t−10(れ座ネi麟狐マ)
比表面積400 rl/fl(# )細孔容積 0.
5−!i/、!il(L/ ン平均粒泥 0.3關 を有するセパビーズ 5P207(臭素化変性スチレン
−ジビニルベンゼン架橋共重合体、三菱化成工業v4製
)50wtを、内径10寞萬、長さ5orinのカラム
に充填し、31重量%の粗精製過酸化水素水溶液(有機
不純物を全有機炭素量として4oM9/l含有)501
を下降流として空間速度 1001/hr で通液した
。通液中、短絡路の発生は全く認められず、また泡が発
生した場合も充填樹脂層の上部もしくは下部より速やか
に泡抜けした。有機不純物の除去効果は次の通りである
。
比表面積400 rl/fl(# )細孔容積 0.
5−!i/、!il(L/ ン平均粒泥 0.3關 を有するセパビーズ 5P207(臭素化変性スチレン
−ジビニルベンゼン架橋共重合体、三菱化成工業v4製
)50wtを、内径10寞萬、長さ5orinのカラム
に充填し、31重量%の粗精製過酸化水素水溶液(有機
不純物を全有機炭素量として4oM9/l含有)501
を下降流として空間速度 1001/hr で通液した
。通液中、短絡路の発生は全く認められず、また泡が発
生した場合も充填樹脂層の上部もしくは下部より速やか
に泡抜けした。有機不純物の除去効果は次の通りである
。
比較例 1
多孔質吸着樹脂として市販のアンバーライトXAD−2
(几ohm & l−1aas社製、比7i 1゜0)
を使用した以外は実施例1と同様な処理を行りた。通液
中、短絡路の発生が認められた。
(几ohm & l−1aas社製、比7i 1゜0)
を使用した以外は実施例1と同様な処理を行りた。通液
中、短絡路の発生が認められた。
除去効果は次の通りである。
処理前 処理仕
迦廿麩即(ダ/j) 40 20中の全有機
炭素量 比較例 2 過酸化水素水溶液の通液な上昇流とした以外は比較例1
と同様の処理を行なった。作業開始初期は通液状態は良
好であったが、0時と共にカラム上部に浮上した樹脂層
の中に発生した泡がたまり抵抗が増し、安定した通液処
理が困難となった。除去効果は次の通りである。
炭素量 比較例 2 過酸化水素水溶液の通液な上昇流とした以外は比較例1
と同様の処理を行なった。作業開始初期は通液状態は良
好であったが、0時と共にカラム上部に浮上した樹脂層
の中に発生した泡がたまり抵抗が増し、安定した通液処
理が困難となった。除去効果は次の通りである。
実施例 2
バッチ法により本発明に使用した樹脂と従来使用されて
いる樹脂との吸’ffホの比較を行なった。
いる樹脂との吸’ffホの比較を行なった。
101のポリエチレン製容器に樹脂5 mfと31重7
′1%のffl精製過酸化水素水溶液 51とを入れ1
2時間振とうした後、樹脂を濾別し、処理後の過酸化水
素水溶液中の全有機炭素量(η/りを測定した。その結
果は下記の通りである。
′1%のffl精製過酸化水素水溶液 51とを入れ1
2時間振とうした後、樹脂を濾別し、処理後の過酸化水
素水溶液中の全有機炭素量(η/りを測定した。その結
果は下記の通りである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有機不純物を含む過酸化水素水溶液を湿潤時の真比
重が1.1〜1.3のハロゲン含有多孔性樹脂と接触さ
せることを特徴とする過酸化水素水溶液中の有機不純物
を除去する方法。 2 有機不純物を含む過酸化水素水溶液が約10〜約7
0重量%の過酸化水素濃度を有する特許請求の範囲第1
項記載の方法。 3 有機不純物を含む過酸化水素水溶液が有機不純物を
全有機炭素量として約500mg/lまでの濃度で含有
する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 ハロゲン含有多孔性樹脂が約10〜約40重量%の
ハロゲンを含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 ハロゲン含量多孔性樹脂が平均粒径約0.1〜約0
.5mmの粒子からなる特許請求の範囲第1項記載の方
法。 6 ハロゲン含有多孔性樹脂が約200〜約600m^
2/gの比表面積を有する特許請求の範囲第1項記載の
方法。 7 ハロゲン含有多孔性樹脂が約0.3〜約1.0ml
/gの細孔容積を有する特許請求の範囲第1項記載の方
法。 8 ハロゲン含有多孔性樹脂がスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体、スチレン−トリビニルベンゼン共重合体
、又はビニルトルエン−ジビニルベンゼン共重合体をク
ロル化又はプロム化したものである特許請求の範囲第1
項記載の方法。
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2570308B2 JP2570308B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=16134561
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE4107244A1 (de) * | 1991-03-07 | 1992-09-10 | Peroxid Chemie Gmbh | Verfahren zur reinigung von wasserstoffperoxid fuer die mikroelektronik |
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JPS5989311A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 架橋共重合体 |
-
1987
- 1987-07-22 JP JP62181234A patent/JP2570308B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-31 US US07/080,013 patent/US4792403A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003535007A (ja) * | 2000-05-27 | 2003-11-25 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 過酸化水素溶液のより高度の精製方法 |
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---|---|
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JP2570308B2 (ja) | 1997-01-08 |
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