JP2003534853A - 縫い目端点を制御するための装置を備えたミシン - Google Patents

縫い目端点を制御するための装置を備えたミシン

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Abstract

(57)【要約】 縫い目(B1)の予め決定されている端点(E)を制御するための装置を備えたミシンにおいて、場合によっては短縮される最後の縫い目端ステッチ(NRe)の目標ステッチ長さ(Sb)を算出するにあたって、ステッチ調整装置の調整時に生じるミシンの送り手段のずれ運動をも考慮することにより、目標ステッチ長さとは異なる設定値をステッチ調整装置に対し生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に記載のミシンに関するものである。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許第3324715C2号公報(米国特許第452892
3号公報)により、下部針搬送部を備えたミシンにおいて、縫い目端点を制御す
るための装置が知られている。縫い目端点を制御する過程は、縫い目に対し横方
向にまたは角度を成して延びている縫製物エッジの通過を走査するセンサを用い
て開始される。さらにこの装置はミシン軸の回転数と角度位置とを検知するパル
ス発生器を有し、このパルス発生器により、エッジ検知時にすでに移動している
部分ステッチのサイズが検出される。コンピュータを用いて、ミシンの針の中央
位置とセンサとの間隔および縫い目間隔並びにまだ移動させる必要のある部分ス
テッチの長さとに依存して、長さに関し不変の残り縫い目ステッチの数量と、短
縮される端ステッチの長さまたは均等に短縮される複数の残り縫い目ステッチの
長さとが算出される。
【0003】 ステッチ調整装置を正確に、また比較的高速に調整するため、コンピュータは
ステッチ調整装置と連結されている追従部材の運動を係止するためのストッパー
を予め位置調整する。この追従部材は、1つの短縮される端ステッチを開始する
前に、または複数の短縮される残り縫い目ステッチのうち最初の残り縫い目ステ
ッチを開始する前に、圧縮空気シリンダを用いて非常に高速にストッパーの方向
へ走行せしめられ、これによりステッチ調整装置は所望の短縮されるステッチ長
さに設定される。
【0004】 上記ドイツC2公報において明らかなことは、ステッチ調整装置の調整は停止
段階で提供される短い時間の間に針と縫製物との間で行われることである。これ
が意味するところは、ステッチ調整装置の正確な調整は布送りと針との搬送段階
の真ん中でのみ行われ、よって針が下死点にあるときにしか行われないことであ
る。
【0005】 他方、同様の状況は、上記ドイツC2公報の明細書冒頭で説明されているAdle
r社のカレンダスリーブを縫製するための縫製装置に関しても発生する。この公
知の縫製装置の場合、下部搬送部を備えたミシンが使用される。送り運動の間に
ステッチ調整装置がステッチ長さをゼロに調整して縫製物の送り運動を中断させ
る場合、ステッチ長さのゼロ設定が十分正確に行われるのは、ステッチ調整装置
の調整の間に布送りがその送り運動のちょうど半分を実施し、よって針中心にあ
る場合に限られている。ステッチ調整装置の運動力学のために、布送りはステッ
チ調整装置をゼロに調整したときつねに中央位置を占める。それ故、布送りの中
央位置の前後でステッチ調整装置の調整を行うと、布送りは針中心へ向かう前進
方向または後退方向のずれ運動を実施することになる。このずれ運動は1回の送
りステップを行う間に生じ、その際に布送りが縫製物と接触するので、布送りの
ずれ運動と一緒に縫製物もずれ運動を行なう。このためこの運動は後押し運動と
もよばれる。
【0006】 前記ドイツ連邦共和国特許第3324715C2号公報によって知られている
下部針搬送部を備えたミシンにおいても、ステッチ調整装置の調整の際に送り手
段のこのようなずれ運動が発生する。これがその後に行われる縫いステッチのス
テッチ長さに対しどのように影響するかを、尖端が楕円運動軌道を描く針の運動
経過を示した図面を用いて以下に説明する。
【0007】 図4は搬送サイクル時の針5の運動軌道を示すもので、該搬送サイクルにおい
てステッチ調整装置はステッチ長さSに設定され、針5は布送り9と協働して縫
製物Wを設定したステッチ長さSの量だけ送り方向Vへ前進させるものとする。
なお針5の運動軌道は針中心Nmに関し左右対称である。
【0008】 図5は、エッジ検知後、縫い目端点にある残り縫い目端ステッチのステッチ長
さSbをコンピュータにより検出し、針および布送りの後退段階の間にステッチ
調整装置がこのステッチ長さSbに調整される場合の状況を示したものである。
最後の搬送サイクルが完了した後、針5の最後の穿刺点または針出口点は送り方
向Vにおいて針中心Nmの後方に間隔S/2をおいて位置している。ステッチ調
整装置をより小さな値Sbに設定すると、前述したステッチ調整装置の運動力学
のために針棒は当初針中心方向へ向かうずれ運動を実施する。次に針棒は送り方
向Vに見て針中心Nmの前方へ量Sb/2だけ移動する。このようにして次の縫
いステッチのためにSz=S/2+Sb/2のステッチ長さが生じる。たとえば
ステッチ長さSがS=4mmで、残り縫い目端ステッチに対しステッチ長さSb
がSb=1mmと算出されたとすると、最後のステッチに対してはステッチ長さ
SzはSz=4/2+1/2=2.5mmになる。よって最後のステッチは1.
5mmだけ長くなる。
【0009】 無用な結果に至るこのようなずれ運動を防止するためには、すでに述べたよう
にステッチ調整装置の調整運動を搬送段階の真ん中で非常に高速に、すなわち衝
撃的に行う必要がある。しかしその結果調整過程がミシンを振動させ、対応的に
騒音が発生することになる。これに対して調整過程を緩速に行う必要がある場合
は、この目的のためにミシンを短時間停止させねばならず、縫製過程を中断させ
、時間のロスになる。
【0010】 この問題は、ドイツ連邦共和国特許第3342391C1号公報(米国特許第
4587915号公報)によって知られている装置では、ただ1つの短縮される
端ステッチまたは複数の短縮される残り縫い目ステッチを実施するためにステッ
チ調整装置の設定を変更せず、その代わり布送りが通常どおり降下位置で後退段
階を行っている間に該布送りを持ち上げて、次の端ステッチまたは残り縫い目ス
テッチが短縮されて実施されるような量だけ布送りが縫製物を通常の送り方向と
は逆の方向へ後退させることにより回避される。この装置は技術的に非常にコス
トがかかるばかりでなく、場合によっては不正確な結果になるという更なる欠点
がある。というのは、ただ1つの送り手段として作用する布送りは後退の際にそ
の歯が通常の送り方向とは逆の方向に作動するために、布送りと縫製物との間に
スリップが生じ、その大きさが縫製物の布質に非常に強く依存しているからであ
る。
【0011】 本発明の課題は、予め決定されている縫い目端点を制御するための装置を備え
たミシンにおいて、構成が簡潔であり、ステッチ調整装置の調整の際に縫製過程
を中断せずに済むようにすることである。この課題は請求項1の特徴部分によっ
て解決される。
【0012】 本発明の技術思想は、短縮される端ステッチまたは残り縫い目ステッチを縫製
する前にして送り手段の後退段階を行っている間に、送り手段のずれ距離を一緒
に考慮するようにステッチ調整装置を調整し、その結果縫い目端ステッチを必要
なステッチ長さで実施し、その都度の縫い目間隔の大きさによって予め与えられ
る位置で縫い目を正確に終了させるというものである。
【0013】 この構成は、請求項2によれば、複数の均等に短縮される残り縫い目ステッチ
を縫製するためにも適している。しかしこの場合、個々の短縮される残り縫い目
ステッチを縫製するためには、その際に生じる実際のずれ距離を考慮して、ステ
ッチ調整装置を各残り縫い目ステッチに対し別個に調整する必要がある。
【0014】 請求項3には、2種類の縫い目端構成に対し同じように適用可能な法則性が記
載されている。この法則性によりその都度ずれ距離の大きさが考慮され、ずれ距
離を直接検出する必要はない。
【0015】 請求項4によれば、ステッチ調整装置のための調整手段はステッピングモータ
により形成されている。この、従来の技術に比べて簡単な調整手段の構成は、ス
テッチ調整装置の調整の際に生じる送り手段のずれ距離を考慮することにより調
整過程を衝撃的に行う必要がなく、比較的長い時間の送り手段の後退段階におい
て行うことによって可能である。
【0016】 次に、図面に図示した実施形態に関し本発明を詳細に説明する。 ミシン1において2は基板、3は上アームである。上アーム3のヘッド内には
針5を備えた上下動可能な針棒4が配置されている。針5と公知の態様で協働す
るルーパーは図示していない。
【0017】 ミシン1の送り機構6は、冒頭で述べたドイツ連邦共和国特許第332471
5C2号公報に記載のミシンの場合と同様に下部針搬送部として構成され、した
がって基板2内に配置される布送り7と針5とを有している。このため針棒4は
公知の態様で針棒揺動部(図示せず)に受容されている。布送り7と針棒揺動部
とは互いに部分的に連結された駆動機構と連結されている。この駆動機構は上記
ドイツC2号公報に開示された駆動機構に対応しており、よってここには図示せ
ず、説明もしない。
【0018】 送り機構6の送り量を調整するため、共通のステッチ調整装置8を用いる。ス
テッチ調整装置8は図1に概略的に図示した布送り7用の第1の調整伝動装置9
を有している。この調整伝動装置9は上記ドイツC2号公報の調整伝動装置26
に対応している。ステッチ調整装置8は針5用の第2の調整伝動装置(図示せず
)を有し、この第2の調整伝動装置は上記ドイツC2号公報の調整伝動装置44
に対応している。
【0019】 調整伝動装置9には調整軸10が付設されている。調整軸10は通常のように
連結部材を介して前記第2の調整伝動装置の調整軸と連結され、その結果両調整
伝動装置は常に同じ調整値を持ち、すなわち常に同じステッチ長さに設定されて
いる。調整軸10はステッピングモータ11と連結されている。両調整伝動装置
が連結されているので、ステッピングモータ11はこれら両調整伝動装置に対し
、よって全体的にはステッチ調整装置8に対し共通の調整手段として用いる。
【0020】 ミシン1を駆動するため、基板2内に配置された位置決めモータ12と制御部
13を用いる。位置決めモータ12は特に詳細に説明しない態様で布送り7用の
駆動軸14を駆動する。位置決めモータ12にはパルス発生器15が配置され、
パルス発生器15は縫製物WのエッジK2が光バリヤー型センサ装置の光線を通
過したときにミシン1の回転数と駆動軸14の角度位置とを検出するために用い
る。なお図面には、光遮断型センサ装置のうち上アーム3のヘッドに配置されて
いるセンサ16のみを図示した。
【0021】 ミシン1には、コンピュータ18を有する制御装置17が付設されている。コ
ンピュータ18はプロセッサ19と、I/O素子20と、少なくとも1つのEPRO
M21とを有している。さらに制御装置17はコンピュータ18と接続されてい
る操作パネル22をも有している。
【0022】 作用は以下のとおりである。 センサ16の走査点Aは針5の中央位置mの前方に間隔Lをおいて設定されてい
る。ステッチ長さSの縫いステッチNから成っている縫い目B1を、縫製物Wの
エッジK1に対し間隔aをおいて形成しているときにセンサ16は縫製物Wのエ
ッジK2が走査点Aを通過したことを知らせる。
【0023】 このとき、前記ドイツ連邦共和国特許第3324715C2号公報の場合と同
様に、コンピュータ18により、エッジを検知したときにまだ完成していない部
分ステッチの量Saを求める。この部分ステッチは、次に、残り縫い目が長さl
にわたって延びているときに考慮されるべきものである。
【0024】 縫い目端が図2に図示したような構成の場合、すなわち送りをまだ必要とする
部分ステッチに関し考慮されるのが残り縫い目ステッチNReだけに限られてい
るような縫い目端構成の場合、残り縫い目長さlと本来設定されたステッチ長さ
Sとに依存してコンピュータ18は不変のステッチ長さSで形成されるべき残り
縫い目ステッチNRの数量と残り縫い目端ステッチNReの長さSbとを算出す
る。
【0025】 この場合、残り縫い目端ステッチNReの長さSbは、点Eで縫い目B1を目
的どおりに終了させるために必要な目標ステッチ長さを形成している。さらにコ
ンピュータ8は、ステッチ調整装置8を調整する際に生じる布送り7と針5との
ずれ距離を補正するため、実際に設定されるべき値Senを Sen=2×Sb−Sea に従って算出する。ここで Sen=設定されるべき新たなステッチ長さ Sb=残り縫い目端ステッチNReに対し必要な目標ステッチ長さ Sea=設定された古いステッチ長さ;これはこの新たな縫い目端例において元
のステッチ長さSに相当している。 である。 計算例: S=Sea=4mm Sb=1mm Sen=2×1mm−4=−2mm
【0026】 すなわちステッチ調整装置8は、送り手段5,7の後退段階の間、ステッピン
グモータ11により値−2mmに設定されねばならず、すなわち2mmの後退ス
テッチに設定されねばならない。この場合、送り機構6は残り縫い目端ステッチ
NReを形成するため前進方向の送り運動を1mm実施する。これは必要な前記
目標ステッチ長さSbに相当している。
【0027】 図6はこの状況を針5の運動軌道を用いて示したものである。ステッチ長さS
=4mmの最後の残り縫い目ステッチNRの搬送サイクルが終了した後、針出口
点は針中心Nmの後方に間隔S/2=2mmの間隔で位置している。ステッチ長
さをSen=−2mmに設定する場合、針棒4は後退搬送を設定する必要がある
ので針中心Nmの後方領域にとどまっている。この場合針5に対し新たな穿刺点
が生じる。この穿刺点は針中心Nmの後方−2/2=−1mmにある。したがっ
て、残り縫い目端ステッチNReは実際に1mmのステッチ長さで形成される。
【0028】 このようにして布送り7と針5との運動ずれ、すなわち布送り7と針5との後
退段階の間に行われるステッチ調整装置8の調整の際に生じる前記運動ずれが補
正される。もしこの運動ずれの補正を行わずに、ステッチ調整装置8を1mmの
ステッチ長さの値に設定したとすると、残り縫い目端ステッチNReに対しては
、図5に図示したように2.5mmの有効ステッチ長さが生じ、その結果縫い目
の実際の終端点は所望の終端点Eを1.5mmだけ上回る。
【0029】 縫い目隅角領域を左右対称に構成するために第2の縫い目B2の第1の縫いス
テッチが縫製物エッジK2に沿って残り縫い目端ステッチNReと同じ長さを持
つ必要がある場合には、ステッチ調整装置8を Sen=2×Sb−Sea
【0030】 =2×1mm−(−2mm) =4mm の値に設定しなければならない。この値は標準ステッチ長さSに相当している。
すなわち第2の縫い目の第1の縫いステッチが所望の1mmの長さを持っている
のに対し、このときステッチ調整装置8の調整が不変であれば、第2の縫いステ
ッチと他のすべての縫いステッチとは標準ステッチ長さ4mmで形成される。
【0031】 図3に図示したような縫い目端形状を実施するため、すなわちたとえば3つの
残り縫い目ステッチNRvを一様に整合させた状態でまだ移動すべき部分ステッ
チが考慮されるような縫い目端形状を実施するため、コンピュータ18は残りス
テッチ長さlと本来設定されているステッチ長さSとに依存して、不変のステッ
チ長さSで形成されるべき残り縫い目ステッチNRの数量と3つの短縮される残
り縫い目ステッチNRvの長さScとを算出する。
【0032】 この場合、残り縫い目ステッチNRvの長さScは点Eで縫い目B1を目的ど
おりに終了させるために必要な、3つの最後の残り縫い目ステッチNRvの目標
ステッチ長さを形成する。ステッチ調整装置8の調整の際に生じる布送り7と針
5とのずれ距離を補正するため、さらにコンピュータ18は最後の3つの残り縫
い目ステッチNRvのそれぞれに対し実際に設定されるべき値Senを Sen=2×Sc−Sea に従って算出する。この式は内容的に前記式に正確に対応している。ただし、こ
の式においては最後の3つの残り縫い目ステッチNRvの目標ステッチ長さがS
cで表記されているのに対し、前記式においてはただ1つの残り縫い目端ステッ
チNReの目標ステッチ長さがSbで表記されている点でのみ異なっている。
【0033】 計算例: S=4mm Sc=3mm 1.短縮される残り縫い目ステッチNRv Sen=2×3mm−4mm=2mm 2.ここでSeaに対しては本来のステッチ長さS=4mmを使用する。 短縮される残り縫い目ステッチNRv Sen=2×3mm−2mm=4mm ここでSeaに対しては本来設定したステッチ長さSen=2mmを使用する。
3.短縮される残り縫い目ステッチNRv Sen=2×3mm−4mm=2mm ここでSeaに対しては以前に設定したステッチ長さSen=4mmを使用する
【0034】 その結果、均等に短縮される残り縫い目ステッチNRvを縫製するためには、
ステッチ調整装置8はそれぞれの残り縫い目ステッチNRvに対し別個に設定し
て、その都度生じる実際のずれ距離を補正しなければならない。
【0035】 このような種類の縫い目形状の場合でも第2の縫い目B2の開始領域が第1の
縫い目B1の端部領域と同じ外観であり、それゆえこの第1の縫い目をそれぞれ
3mmの3つの短縮縫いステッチで開始し、その後4mmのステッチ長さで縫製
を続ける必要がある場合は、ステッチ調整装置8は第1の縫いステッチに対して
はSen=4mmの値を、第2の縫いステッチに対してはSen=2mmの値を
、そして第3の縫いステッチに対してはSen=4mmの値を設定しなければな
らない。その後、最後の設定値が標準のステッチ長さS=4mmに相当している
ので、この最後の設定値で縫製を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ミシンを制御装置のブロック図とともに示した図である。
【図2】 短縮された残り縫い目端ステッチを持った縫い目区間の概略図である。
【図3】 複数の均等に短縮された残り縫い目端ステッチを持った縫い目区間の概略図であ
る。
【図4】 搬送段階を実施している間の針の運動軌道を示す図である。
【図5】 ステッチ調整装置の調整の際に生じるずれ運動の作用をも示した、ステッチ調整
装置の調整後の針の運動軌道を示す図である。
【図6】 ステッチ調整装置の調整の際に行われるずれ運動の補正をも示した、ステッチ調
整装置の調整後の針の運動軌道を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブッツェン エドガー ドイツ連邦共和国 デー・66849 ラント シュトゥール リヒャルト・ヴァーグナ ー・シュトラーセ 6 (72)発明者 マヌエル カール・ルートヴィヒ ドイツ連邦共和国 デー・67731 オッタ ーバッハ ローテンベルガーシュトラーセ 19 Fターム(参考) 3B150 CE01 CE04 CE27 DE17 DE27 JA07 LA16 NA15 NB05 NC06 PA03 QA02 QA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針(5)を備え、上下動可能に駆動される針棒(4)と、 布送り(7)と、送り方向(V)に揺動駆動される針(5)とを有する送り機
    構(6)と、 送り機構(6)に付設されるステッチ調整装置(8)と、 ミシン(1)を制御し、且つ縫製物(W)のエッジ(K1,K2)から間隔を
    おいて予め決定されている縫い目端点(E)を制御するための装置(17)とを
    備え、 前記装置(17)が、縫製物のエッジ(K2)の通過時に針(5)を縫い目端
    点(E)に位置決めするための過程を開始させるように針(5)前方に配置され
    るセンサ(16)を有し、 さらに前記装置(17)が、ミシン軸(14)の回転数と角度位置とを検出す
    るパルス発生器(15)と、針(5)とセンサ(16)との間隔とエッジ検知時
    点で検出されたミシン軸(14)の角度位置とに依存して残り縫い目ステッチ(
    NR)の数量を制御するとともに縫い目端点を得るために調整手段(11)を介
    してステッチ調整装置(8)の設定を制御するコンピュータ(18)とを有して
    いるミシンにおいて、 長さに関し適合した残り縫い目端ステッチ(NRe)の所望のステッチ長さ(
    Sb)を得るため、まだ変更されていない前回の残り縫い目ステッチ(NR)の
    搬送段階の終了時と前記残り縫い目端ステッチ(NRe)の搬送段階の開始時と
    の間で、ステッチ調整装置(8)の調整時に生じる布送り(7)と針(5)との
    実際のずれ距離を考慮してステッチ調整装置(8)を調整可能であることを特徴
    とするミシン。
  2. 【請求項2】長さに関し適合した複数の残り縫い目ステッチ(NRv)の所
    望のステッチ長さ(Sc)を得るため、前回の残り縫い目ステッチ(NRまたは
    NRv)の搬送段階の終了時と次の残り縫い目ステッチ(NRv)の搬送段階の
    開始時との間で、ステッチ調整装置(8)の調整時に生じる布送り(7)と針(
    5)との実際のずれ距離を考慮してステッチ調整装置(8)を個々の適合される
    べき残り縫い目ステッチ(NRv)に対しそれぞれ調整可能であることを特徴と
    する、請求項1に記載のミシン。
  3. 【請求項3】長さに関し適合した残り縫い目端ステッチ(NRe)または長
    さに関し適合した残り縫い目ステッチ(NRv)を実施するために行なわれるス
    テッチ調整装置(8)の調整を、 設定されるべき新たなステッチ長さ(Sen)=2×目標ステッチ長さ(Sbま
    たはSc)−前回の縫いステッチ(NRまたはNRv)の設定された古いステッ
    チ長さ(Sea) なる法則性にしたがって行なうことを特徴とする、請求項1または2に記載のミ
    シン。
  4. 【請求項4】前記調整手段がステッピングモータ(11)により形成されて
    いることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに記載のミシン。
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