JP2642208B2 - 針送り装置を有するミシンによって縫付けを実施する方法 - Google Patents

針送り装置を有するミシンによって縫付けを実施する方法

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JP2642208B2
JP2642208B2 JP1503573A JP50357389A JP2642208B2 JP 2642208 B2 JP2642208 B2 JP 2642208B2 JP 1503573 A JP1503573 A JP 1503573A JP 50357389 A JP50357389 A JP 50357389A JP 2642208 B2 JP2642208 B2 JP 2642208B2
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
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    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許請求の範囲第1項上部材概念記載の方法
に関する。
布地送りの方向に旋回する針を有する1つのミシンに
おいては、針板に設けられた針孔は布地送りの方向に延
びているスリットとして形成されている。この結果、特
に最初の突き刺しの際の糸の結び目が、糸が天秤によっ
て引かれる場合に針板に設けられたスリットの縁と糸と
の間の摩擦がないために弛み、斯くして完全な縫い付け
が妨げられる。このことは特に、前に行われた糸の切断
過程において糸の端までの長さが短い場合に起こる。
本発明の目的は、布地送りの方向に針を送る装置を有
するミシンにおいて、新しく縫付けを始める際に確実に
縫目を形成することを保証する方法を提供することであ
る。
上記の目的は、特許請求の範囲第1項上部概念記載の
方法において、同項に記載の特徴ある方法により達成さ
れる。
本発明の方法により、縫付けの始めにおける縫目の状
態が、糸と針板のスリットの縁との間の十分な制動作用
によって著しく改善され、そしてそのことによって最初
から確実な縫目の形成が達成される可能性が得られてい
る。
特許請求の範囲第2項〜第4項には本発明の方法の有
利な変形が記載されている。特許請求の範囲第2項には
針の軸を変位させる簡単な解決法が記載されている。
特許請求の範囲第3項の処置により、布地に針が突き
刺される場合も布地から針が引き抜かれる場合も針板の
スリットの端の部分に近い所で行われ、そのことにより
糸の自由端が針板のスリットの縁の所で都合よいクラン
プ状態になる。
特許請求の範囲第4項記載の処置は第一の縫目を形成
する場合に糸の浪費を少なくし、そしてそのことによっ
て天秤によって縫糸が引き戻される量を少なくしてい
る。
添付図において針送り装置を有するミシンにおける本
発明の1つの実施例が示されている。
添付図は、 第1図 針送り装置を備えたミシンの部分の一部分を破
断した全体図、 第2図 第1図に示したミシンの一部分を破断した側面
拡大図、 第3図 第2図のIII−III線に沿った断面図、 第4図 針棒を旋回させるためのステッピングモータ−
駆動装置の一部分を破断した背面図、 第5図 送り装置の電子的回路のブロック回路図、 第6図 ミシンの針板の拡大断面図。
第7図 第6図の部分拡大図である。
第1図が示す様に、ミシンは基板1、台脚2、支柱
3、アーム4及び頭部5から成り立っている。アーム4
の中には通常の如く1つの上軸6が支承されており、こ
の上軸はVベルト7を介して基板1の下部に固定されて
いる縫付けモーター8によって駆動される。上軸6によ
って1つの歯付きベルト9を用いて基板1に支承されて
いる1つのルーパー軸10が駆動され、この軸は図示され
ていないルーパーと駆動結合している。
上軸6は1つのクランク11と1つの連結棒12とを介し
て針13を備えた針棒14を駆動する。連結棒12はその際1
つの関節結合15(第2図)を介して針棒14に関節止めさ
れている。針棒は1つの往復回動軸16(第1図)に担持
されている1つの振動体17に支承されている。往復回動
軸16はその際アーム4の中の上軸6に平行に支承されて
いる。
支柱3の中に到達している往復回動軸16の端は1つの
レバーアーム18を担持し、このレバーアームは1つの関
節ピン19を介して1つの偏心カム棒20と連結している。
この偏心カム棒は1つの偏心軸21(第4図)を包囲し、
この偏心軸はアーム4の中に固定されている1つのステ
ッピングモーター23の駆動軸22と固く結合している。偏
心軸21は1つのピン24により駆動軸22と同軸的に配置さ
れたケーシングの孔25の中で回転している。
台脚2(第2図)の下部には1つの担持体30が1つの
偏心軸31上に支承されており、この偏心軸は台脚2の孔
32及び33に突入する支承ピン34及び35を有している。支
承ピン35は1つのスリット36を有している。偏心棒31は
1つのねじ37によって担持体30に固定されている。担持
体30の中には1つの垂直軸38が支承されており、この軸
は1つの調節リング39と1つの連結部材40とによって軸
方向に案内されている。担持体30の下端には1つのフラ
ンジ板41が設けられており、このフランジ板に1つのス
テッピングモーター42が固定され、このステッピングモ
ーターの駆動軸43は連結部材40によって垂直軸38と固く
結合している。垂直軸38の上端には1つのスピロイド伝
動装置(Spiroidgetriebe)45の1つの小歯車44を担持
し、この伝動装置のベベルギヤ46は送り車47に固定さ
れ、この送り車は公知の態様でボール軸承によって支承
されておりそして軸端48を有する内部部材を有してい
る。この軸端は担持体30のアーム30aに収容されそして
軸方向の調整が終わった後で1つのねじ49によって固定
されることが可能になっている。
スリット36によって偏心軸31をねじ回すことによって
送り車47は担持体30を介して針板50に対するそれの高さ
が調節可能であり、針板は台脚2の上方を覆っておりそ
して針板のスリット50aを通って送り車は表面に突出す
る。針板50にはスリット50aに平行に、針13を突き刺す
ための1つの突き刺しスリット50bを有している。
担持体30はそれの上方部分にねじ込まれ、台脚2の1
つのスリット52を貫通している1つのねじ51によって台
脚に固定されている。この際針板50のスリット50aに対
する送り車47の側方位置は正しく保たれることが可能で
ある。
ミシンの頭部5には垂直に延びる1つの軸53が弛く支
承されている。この軸53上には1つのクランプ片54が固
くねじ止めされている。このクランプ片は半径方向の1
つの孔を有しこの孔の中に1つのピン55が押し込まれて
いる。軸53上にはさらに連結片56が弛く支承されてい
る。連結片から側方に突出している小板57は頭部5に設
けられた1つのスリットに突入しており、斯くして連結
片56が回転するのを阻止している。連結片56はそれの下
部がリング状に形成されておりそしてこの部分でクラン
プ片54を取り囲んでいる。リング状の部分は1つの切り
欠き59を有し、この切り欠きの中にピン55が突き出てお
りそしてこの切り欠きは一端が溝60に移行し、他端が壁
61で終わっている。軸53上に固定された1つの調節リン
グ63に支えられている1つの押圧ばね62が連結片56を押
圧しそして斯くして連結片のリング状部分の上方の壁を
軽く下方に、ピン55に向かって押圧している。
小板57(第3図)上には1つの板ばね64の自由端が載
っており、この板ばねはアーム4の内部に固定されそし
て連結片56を下方に押し下げている。小板57の下部には
頭部5の内部に支承された1つのアングルレバー66の1
つのレバーアーム65が突出してお、このアングルレバー
は1つの連結棒67を介して、図示されていないが使用者
によって作動可能な1つのレバー棒に結合されている。
レバアーム65の下方では1つのカム68が頭部5の内部に
支承された1つの軸69に固定されている。軸69(第2
図)は外部に突出している端部に1つの手動レバー70を
担持している。
軸53の下端には1つのブロック71が固定されており、
このブロックは1つの案内溝72を備えている。この案内
溝の中には長孔を有する1つの耳73が固くねじ止めされ
ており、この耳はキャスター担持体74と固く結合してい
る。キャスター担持体は1つのはめ管75を有し(第3ス
リットも参照)、このはめ管は下方に向かって延びてい
る末端部分76に移行している。この末端部分には、ボー
ルベアリングによって支承されている1つのキャスター
80の軸端78を固定するための孔が設けられている。キャ
スター80は1つの走行リング81を有し、この走行リング
とスピロイド駆動装置83のベベルギヤとが固く結合し、
スピロイド駆動装置の小歯車84が中心から外れた位置で
ベベルギヤ82とかみあっている。はめ管75の中には1つ
の管状の担持体85が収容され、この担持体ははめ管75の
中にねじ込まれているねじ86によってその位置にクラン
プされている。担持体85は1つの管87、その上部に続い
ている中空円筒部88及びリング状の1つの接続フランジ
89から成りたっている。管87の中には1つの軸90が支承
されており、この軸の下端には小歯車84を担持しそし
て、管87の下端に接触している環状肩部91と固く結合し
ている。
軸90は上端において、中空円筒部88の中に押し込まれ
た1つのボールベアリング93の内輪に掴まれている。軸
90の上端は1つの連結装置94によって1つのステッピン
グモーター96の駆動軸95に連結し、このモーターのケー
シングは接続フランジ89に固くねじ止めされている。
ミシンの上軸6(第1図)には、2つのパルス軌道を
有する1つのパルス円板100が固定され、これらのパル
ス軌道のそれぞれは1つのパルス発信器101又は102と協
働する。1つのパルス軌道は周方向に一様に分布した多
数のパルスマーク103(第5図)を有しており、一方別
のパルス軌道はただ2つのパルスマーク104を有してい
るのみであり、これらの1つは、布地片から針13が抜け
出すときに、そして別の1つは布地片13に針13が突き刺
される時に、パルス発信器101の所を通過する。
パルス発信器101は1つの制御ユニット105に接続され
ている。この制御ユニットには1つの制御導線106aを介
して1つの切換装置106が、制御導線107a、108a及び109
aを介してAND素子107、108及び109が接続され、1つの
バスライン110を介して計数器111、112及び113が接続さ
れている。さらに1つのバスライン114aを介して1つの
キーボード114が、1つのバスライン115aを介して1つ
の表示ユニット115が、そして1つのバスライン116aを
介して1つのテータ記憶装置116が制御ユニット105に接
続されている。
計数器111、112及び113の出力端は関連するステッピ
ングモーター23、42及び96のためのパワーステージ11
7、118及び119のそれぞれの入力端に接続されている。
さらに計数器111、112及び113の出力端は導線111a、112
a及び113aを介して制御ユニット105に接続されている。
導線117a、118a及び119aは制御ユニット105からパワー
ステージ117、118及び119に導かれている。さらに制御
ユニット105と3つのスイッチ120、121及び122が接続さ
れており、これらのスイッチのうちのスイッチ120は逆
方向の縫付け操作のために役立ち、一方2つのスイッチ
121及び122は、特にミシンの針が最高の位置に停止して
いる場合に、前方又は後方にステッピングモーター42及
び96をゆっくり駆動するために設けられている。このた
め1つの発信器123が1つのディバイダ124及び1つのス
イッチ125を介して2つのパワーステージ118及び119に
接続されている。スイッチ125は1つの制御導線125aを
介して制御ユニット105に接続されている。さらに発信
器123は切換装置106の入力端E1に接続され、切換装置の
入力端E2はパルス発信器102に接続されている。切換装
置106の出力端は3つのAND素子107、108及び109の入力
端E1に接続され、これらAND素子の出力端は関連するそ
れぞれの計数器111、112及び113に接続されており、こ
れらの計数器はデクリメンター(decrementer)として
形成されそしてバスライン110を介して個々に制御ユニ
ット105によってプリセット可能になっている。
キーボード114を用いて縫付け毎のステッピングモー
ター23、42及び96のステップ数及びそれと共に、その都
度の縫目形成の間の個々の送り部材、例えば針13、送り
車47及びキャスター80の送りの長さが前以て選定可能で
あり、その際、キャスター80に対する送り車47の種々異
なる送り量も調節可能である。表示ユニット115には選
択された縫目の長さがその都度表示される。
1つのバスライン126aを介して1つのモーター制御装
置126が制御ユニット105と接続されている。モーター制
御装置126はモーター8の制御のために特に設けられそ
してこのモーターと1つの導線8aを介して接続されてい
る。1つのバスライン127aを介して足で操作する要素と
して形成された1つの回転数目標値発信器がモーター制
御装置126に接続されている。1つの計数器128が1つの
バスライン128aと1つの導線128bを介して制御ユニット
105、並びに1つの導線128cを介してパルス発信器101に
接続している。
上記の装置は次の様に作動する。
使用者がキーボード114を介して針13、送り車47及び
キャスター80の望みの送り量を設定し、その際制御ユニ
ット105を介して対応するデジタル値がデーター記憶装
置116から取り出され、それにより計数器111、112、113
がプリセットされる。それと同時に送り量に対応する値
が表示ユニット115に表示される。
ミシン駆動する時、縫付けモーター8はVベルト7を
介して上軸6を駆動し、上軸は駆動結合部、すなわちク
ランク11及び連結棒12を介して針棒14を上下に動かす。
上軸6はさらに歯付きベルト9及びルーパー駆動軸10を
介して図示されていないルーパーを駆動する。布地片を
送るための駆動はパルス発信器101を介して、針13が布
地片に付刺さった時そして針が布地片から再び抜け出し
た時に付勢される。パルス発信器101はその際1つのパ
ルスを制御ユニット105に送る。制御ユニットはこの時
制御導線107a、108a及び109aを介してAND素子107、108
及び109の入力端E2の電圧をHに切り替え、斯くしてそ
の後パルス発信器102からの発信されるパルスは、ミシ
ンが駆動されるとき入力端E2に接続された切換装置106
を介してAND素子107、108及び109から計数器111、112及
び113に通過する。
計数器111、112又は113の1つが計数結果“O"に到達
した時、この計数器は1つの制御パルスを、関連するパ
ワーステージ117、118又は119に与え、そのことにより
対応するステッピングモーター23、42又は96が1ステッ
プだけ進められる。それと同時にこれらの計数器111、1
12又は113はそれぞれに関連する制御導線111a、112a及
び113aを介して1つのパルスを制御ユニット105に与
え、制御ユニットはこれらの計数器111、112又は113を
再び新しい値にプリセットする。この際制御ユニット10
5はデーター記憶装置116から対応する値を呼び出す。同
時に制御ユニットはパワーステージ117、118及び119に
接続されている制御導線117a、118a及び119aを介して、
それぞれのステッピングモーター23、42及び96が前方又
は後方に動かされるのかどうかを決定する。計数器11
1、112及び113にプリセット可能な値は次の様に選択さ
れる。即ちステッピングモーター23、42及び96は針が布
地に突き刺さっていない場合も、針が布地に突き刺さっ
ている場合にもそれの最大のステップ数を実施すること
ができる様に選定される。
ステッピングモーター23、42及び96に作用するステッ
ピングパルスは揺動体17、送り車47及びキャスター80を
駆動し、布地片に共通な送り作用を伝えている。この際
ステッピングモーター42はそれの駆動軸43と固く連結さ
れた回転軸38とスピロイド伝動装置45を介して送り車47
を回転させ、一方ステッピングモーター80はそれと同時
にそれの駆動軸95と固く連結された軸90とスピロイド伝
動装置83とを介してキャスター80を駆動する。同時にス
テッピングモーター23はそれの駆動軸22を介して偏心軸
21を段階的に一つの方向に回転させ、その際偏心軸の偏
心率が揺動運動として偏心カム棒20とレバーアーム18を
介して揺動体17に伝達され、揺動体はそのことにより対
応する角度量だけ揺動する。このことは布地片に針13が
突き刺さっている状態のとき、送り車47とキャスター80
の送りと同期して行われ、そして針13が突き刺さってい
ない状態では偏心軸21の駆動によって反対方向に行われ
る。
針棒14は送り方向に公知の如く正弦波状の揺動運動を
実施する。針が布地に突き刺されている間、針は送り方
向に旋回しそして針が布地に突き刺されていない間、針
はそれと反対方向に旋回する。即ち針棒14を旋回させる
ためのステッピングモーター23の制御は次の様になって
いる。即ち針棒は、上軸6が1回転する間、即ちそれぞ
れ2つの縫目形成の間のそれぞれの送りの際、正弦波状
に走行する2つのステップの継続をステッピングモータ
ー96に委任し、これらのステップの1つはステッピング
モーター23を送り方向に、そしてもう1つのステップは
ステッピングモーターを反対方向に駆動する。この際、
送り車47とキャスター80とのためのステッピングモータ
ー42及び96の駆動は有利な態様で、前同様に、一定なス
テップとしてではなく、正弦波状に走行する2つのステ
ップの継続として行われる。
個々のステッピングモーター23、42及び96がキーボー
ド114において設定されそしてそれに応じてデーター記
憶装置116から呼び出されたデーター値に依存するステ
ップ数を進行した後で、それぞれのAND素子107、108又
は109の入力端E2は制御ユニット105により制御導線107
a、108a又は109aを介してL−電位に接続され、斯くし
て対応するAND素子107、108又は109によりパルス発信器
102のその他のパルスの通過が阻止される。
縫目の形成を確実にするため制御ユニット105はそれ
ぞれの縫目形成の前に針13の軸を針板50のスリット50b
の端部に変位させる。
このため制御ユニット105はバスライン126aを介して
縫付けモーター8及び回転数目標値発信器127の状態を
探る。縫付けモーター8が停止している時には制御ユニ
ット105はバスライン126aを介して1つの信号をモータ
ー制御装置126に与え、この制御装置はまず縫付けモー
ター8が回転を始めるのを阻止する。
制御ユニット105はキーボード114の所で与えられた縫
目の長さS、針板50のスリット50bの長さL及び、スリ
ット50bの端から針13の静止位置までの距離に等しい1
つの選択可能な値Kから1つの値(W−S/2+L/2−K)
を計算し、この値に基づいて、次に続く縫付け過程にお
ける針の最初の穿刺が行われる。
制御ユニット105は針13のためばかりでなく、送り車4
7のため及びキャスター80のためにも、データー記憶装
置116から計算された値Wに対応するデジタル値を選び
出しそしてそれと共にバスライン110を介して計数器11
1、112及び113をプリセットする。次に制御ユニット105
は切換装置106をE1に接続し、斯くして発信器123から発
信されたパルスがAND素子107、108及び109の入力端E1に
印加される。
制御ユニット105が制御装置126を介して回転数目標値
発信器127が作動しているという情報を得ると直ちに制
御ユニットは制御導線107a、108a及び109aを介してAND
素子107、108及び109の入力端E2の電圧をHに接続し、
斯くして発信器123から発せられるパルスは、その際、
縫付けモーター8が停止している場合に入力端E1に接続
されている、AND素子107、108及び109の前方に位置する
切換装置106を介して計数器111、112及び113に到達す
る。
この際ステッピングモーター23、42及び96の運動は上
記した態様で、送り車駆動、キャスター駆動及び針駆動
のためデーター記憶装置116に前以て与えられているス
テップ数まで実施される。それぞれのAND素子107、108
又は109の入力端E2はこの際制御ユニット105より制御導
線107a、108a又は109aを介してL電圧に接続され、斯く
して対応するAND素子107、108又は109を通ってパルス発
信器102からのクロックパルスが更に通過するのを阻止
される。それと同時に縫付けモーター8はパルスライン
126aによって解放される。その際針13の軸は位置S1(第
7図)の所まで旋回させられる。
計数器128はバスライン128aを介してプリセット可能
な値に負荷されており、この値は縫付けの最初に行われ
る突き刺しの数に対応するものであり、その後で針棒14
は通常の位置に戻る。
切換装置106は制御ユニット105によって入力端E2に切
り換えられ、斯くしてパルス発信器102から発信される
パルスはAND素子107、108及び109の入力端E1に到達す
る。しかし最初の突き刺しを実施するためには計数器11
1、112及び113の中にデーターが読み込まれていない。
モーター制御装置126は縫付けモーター8を、回転数
目標値発信器127によって前以て与えられている回転数
で駆動する。最初の突き刺しは送り無しで実施される。
何故ならばその時、計数器111、112及び113は、ステッ
ピングモーター23、42、及び96を駆動するデーターを持
っていないからである。
最初の突き刺しの後でキーボード114の所で次に続く
与えられた縫目の長さSの縫目がデーター記憶装置116
から対応するデーター値を呼び出すことによって、上記
した様な態様で実施され、その際針13はそれの送り運動
を第7図においてS′/2で示した範囲において実施し、
斯くして1つの完全な縫目形成が最初の突き刺しからす
でに行われる。1つの縫目が形成されるたびに計数器12
8はその都度“1"だけ減算される。計数器128が“0"にな
ると最初の縫目の形成は終わる。計数器128は導線128b
を介して1つのパルスを制御ユニット105に与え、その
後パルス発信器101の次のパルスは、針13が布地片から
抜け出した時に運動を解放し、この運動は針13の軸、送
り車47及びキャスター80を次の縫付けが行われる前に、
縫付け過程において前方に送られる送り量に等しい値だ
け戻される。次の縫目形成の際には針13の旋回は再び針
板50のスリット50bの中央の範囲において行われる(第
7図においてS/2で示されている)。
縫付け過程が、例えばロック制御により逆方向に進む
縫目の連続によって始められる場合には、制御ユニット
105は針13の軸を前方の、即ち使用者の方向に位置する
針板50のスリット50bの範囲に変位させる。それから最
初の縫目の形成が上記した実施例と同様に通常の送りで
行われ、その後で針13の軸は中央の範囲へ変位させられ
る。
本発明の第2の実施例によれば、針13を最初の縫目形
成の間に停止させ、この停止時間の間に計数器111を
“0"にセットすることも可能でしる。この最初の縫目形
成の間の布地片の送りはもっぱら送り車47とキャスター
80によって行われる。
スリット50bの端の部分において最初の突き刺しが終
了した後で布地片から針13が抜き出された時に、その際
パルス発信器101から発生するパルスが制御ユニット105
を介して揺動体(針棒ガイド)17を停止させる。それと
同時に制御ユニット105は、針13が抜き出されている時
に、送り車47とキャスター80との全送り量を制御して設
定された縫目長さSの縫目を実施し、一方制御装置は、
針13が突き刺さっている時には、送り車47とキャスター
80との送りを阻止している。
この様な縫目形成は、最初の縫目形成と共にプリセッ
トされた計数器128(第5図)がリセットされそして導
線128bを介して1つのパルスを制御ユニット105に与え
るまで行われる。
このパルスによって、既に前述した実施例において記
述した様に、針13のもとの位置への戻り運動が解放さ
れ、その際針は布地片の最後の突き刺し位置を超えて動
かされる。の後の縫目は針板50のスリット50bの中央の
範囲において行われる。
例えば縫目の終点においてロック止めするため逆方向
に縫付けるため、スイッチ120が用いられ、このスイッ
チにより制御ユニット105はパルス発信器101からの新し
いパルスが発生すると、制御導線117a、118a及び119aを
介してパワーステージ117、118及び119のステッピング
モーター23、42及び96の運動方向をそれぞれ逆にし、斯
くしてこれらのステッピングモーターは送り車47、キャ
スター80及び針棒14を逆方向に駆動し、スイッチ120が
作動されている間続く。この際ステッピングモーター2
3、42及び96のステップの実施は、キーボード114におい
て設定された値をデーター記憶装置116から呼び出すこ
とによって前記した態様で行われる。
大抵の場合針13が上部材の死点で終わっているミシン
を停止する過程において制御ユニット105は切換装置106
を入力端E1に切り換え、斯くして発信器123から与えら
れるパルスがAND素子107、108、及び109の入力端E1に印
加される。それゆえにミシンが停止すると直ちに、発信
器123からのパルスがAND素子107、108及び109の入力端E
1に、パルス発信器102からのパルスに代わって与えられ
る。この様にして前以て選定された針13の送り、送り車
47の送り、及びキャスター80の送りも針13が布地片から
最後に引き抜かれた後で終わり、斯くして針13は針を突
き刺す次の位置にある。前以て選定された送り量が最終
まで達成されると制御ユニット105はAND素子107、108及
び109を制御導線107a、108a及び109aを介して遮断す
る。
フロントページの続き (72)発明者 ブンガート ハインリヒ ドイツ連邦共和国 6750 カイザースラ ウテルン カール・パフ・ジートルング 11 (56)参考文献 特開 昭61−255687(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布地の送り運動を実施するため、針並びに
    下部及び/または上部材送り手段も駆動する1つの制御
    ユニット及び、針が貫通するために送り方向に延びてい
    る1つの突き刺しスリットを有している1つの針板を備
    えたミシンを用いて1つの縫付け過程を実施するための
    方法において、次に記載する方法過程を特徴とする方
    法、 (a) 針(13)の軸は縫付け過程の前に針板(50)の
    突き刺しスリット50bの端部に変位させられ、 (b) 針(13)のこの位置において、前以て定められ
    た数の最初の縫目が形成され、 (c) その後で針13の軸の変位が解除され、 (d) 針(13)の変位を解除する間に送り手段(47、
    80)によって実施された布地片の送り運動は変位の量だ
    け補正される。
  2. 【請求項2】針(13)の軸は、前以て定められた数の最
    初の縫目を変位した位置において形成する間、送り手段
    (47、80)による布地片のための送り運動に対応する送
    り運動を実施することを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  3. 【請求項3】針(13)の軸は前以て定められる数の最初
    の縫目を形成する間、変位した位置に止まっておりそし
    てその際布地片のための送り運動は送り手段(47、80)
    によってもっぱら針(13)が布地片から抜け出している
    間に行われる事、及び針(13)の軸がそれの通常の旋回
    位置に戻った後で制御ユニット105は針の送り運動を開
    始させそして送り手段(47,80)を、針(13)が布地片
    から抜け出している間も突き刺さっている間も布地片の
    送り運動を実施する様に切換制御をすることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】最初の突き刺しは送り手段(47、80)の送
    り運動を遮断して実施されることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項から第3項までのうちのいずれか1つに
    記載の方法。
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