JPS6223589B2 - - Google Patents
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- JPS6223589B2 JPS6223589B2 JP56072414A JP7241481A JPS6223589B2 JP S6223589 B2 JPS6223589 B2 JP S6223589B2 JP 56072414 A JP56072414 A JP 56072414A JP 7241481 A JP7241481 A JP 7241481A JP S6223589 B2 JPS6223589 B2 JP S6223589B2
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- sewing
- stitch
- stitches
- seam
- scanning
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Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 47
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 12
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 10
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000012050 conventional carrier Substances 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B69/00—Driving-gear; Control devices
- D05B69/20—Control devices responsive to the number of stitches made
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動的に働く制御部材と、縫い目端
部に達するまでに予め定められたステツチ数で縫
い作業を行なわせるための予選択ステツチカウン
ターとを備えているミシンに関する。
部に達するまでに予め定められたステツチ数で縫
い作業を行なわせるための予選択ステツチカウン
ターとを備えているミシンに関する。
衣料品の品質を判定する場合には、先ず第一に
最も眼に触れ易い部分における縫い目の検討が行
われる。従つてこのような個所における縫い目
に、良質の衣料の場合特に正確に、つまり出来得
る限り手縫いに近く見えるように縫製されねばな
らない。そのため例えばポケツトとこれに差し込
まれる垂れとを係合する場合には、固定縫い目を
垂れの長さと正確に合致させる必要がある。この
場合正確な縫い目始端部は、垂れそのものが低位
置にあるミシン針に或いはストツパに当て付けら
れうるので、比較的容易に形成される。しかるに
縫い目終端部においてはこのような位置定めが不
可能である。そこで手によりミシンを操作する場
合には、縫い目終端部のところで縫い速度を著し
く低減せしめて作業を行ない、申し分なく正確な
縫い目終端部の外観を決定する最終針孔を、場合
によつては最終ステツチの補正短縮により、ミリ
メートル単位の精度で正しい位置にもたらすべ
く、最終ステツチが予め制御されうるようにして
おかねばならない。然し、合理的な自動仕上げが
行なわれる場合には、縫い目終端部における縫い
工程に人為的な影響を与えることが不可能であ
る。
最も眼に触れ易い部分における縫い目の検討が行
われる。従つてこのような個所における縫い目
に、良質の衣料の場合特に正確に、つまり出来得
る限り手縫いに近く見えるように縫製されねばな
らない。そのため例えばポケツトとこれに差し込
まれる垂れとを係合する場合には、固定縫い目を
垂れの長さと正確に合致させる必要がある。この
場合正確な縫い目始端部は、垂れそのものが低位
置にあるミシン針に或いはストツパに当て付けら
れうるので、比較的容易に形成される。しかるに
縫い目終端部においてはこのような位置定めが不
可能である。そこで手によりミシンを操作する場
合には、縫い目終端部のところで縫い速度を著し
く低減せしめて作業を行ない、申し分なく正確な
縫い目終端部の外観を決定する最終針孔を、場合
によつては最終ステツチの補正短縮により、ミリ
メートル単位の精度で正しい位置にもたらすべ
く、最終ステツチが予め制御されうるようにして
おかねばならない。然し、合理的な自動仕上げが
行なわれる場合には、縫い目終端部における縫い
工程に人為的な影響を与えることが不可能であ
る。
このような理由から自動仕上げを行なう場合に
は、縫い機構を自動的にスイツチオフする既に知
られた制御部材が使用され、従つて殆ど縫い目終
端部に達するところまで高い縫い速度で合理的な
作業が行なわれる得る。上述した縫い工程のため
に、縫い位置の手前に配置された制御部材、例え
ば反射式光電検出系を用いることは一般に知られ
ており、この反射式光電検出系は通過する縫い生
地を走査して、例えば通過する生地部分の後縁
部、つまり前述例においては垂れの後縁部を検出
確認する。更に同様に既に知られた予選択ステツ
チカウンターが用いられ、これによつて予め定め
られたステツチ数、殊に縫い生地のための固定縫
い目終端部のところまで縫おうとするステツチ数
が数えられ、その上で縫い機構が最終ステツチ形
成後に自動的に停止せしめられる。然しこの場合
には、当該システムに基づく欠点、即ち、最終の
ミシン針差し込み点が、予選択ステツチカウンタ
ーのセツテイング如何に応じて、縫い目終端部に
おける理想的な目標針孔から最高で約1ステツチ
長さだけ前後にずれた位置を占めることもあると
いう欠点が生ずる。その原因は、ミシンのアーム
軸が制御部材の応動する瞬間にそれぞれ異なつた
角度位置を占め、予選択ステツチカウンターを用
いた縫い作業に際しては完全な1ステツチのみ縫
われるという事実にある。縫い機構の駆動と縫り
送りとはアーム軸から導かれるので、既述した最
終針孔における目標針孔位置からの偏倚を有する
振れ(ずれ)が生ずることになる。このような偏
倚は、ステツチ長さが大きい場合には殊に顕著で
あり、従つて優秀な既製服において許容されな
い。そこで本発明においては、僅かな費用で入手
しうる手段を用いて、自動的なミシンにより形成
される縫い目の外観をより良いものにすることが
考えられた。
は、縫い機構を自動的にスイツチオフする既に知
られた制御部材が使用され、従つて殆ど縫い目終
端部に達するところまで高い縫い速度で合理的な
作業が行なわれる得る。上述した縫い工程のため
に、縫い位置の手前に配置された制御部材、例え
ば反射式光電検出系を用いることは一般に知られ
ており、この反射式光電検出系は通過する縫い生
地を走査して、例えば通過する生地部分の後縁
部、つまり前述例においては垂れの後縁部を検出
確認する。更に同様に既に知られた予選択ステツ
チカウンターが用いられ、これによつて予め定め
られたステツチ数、殊に縫い生地のための固定縫
い目終端部のところまで縫おうとするステツチ数
が数えられ、その上で縫い機構が最終ステツチ形
成後に自動的に停止せしめられる。然しこの場合
には、当該システムに基づく欠点、即ち、最終の
ミシン針差し込み点が、予選択ステツチカウンタ
ーのセツテイング如何に応じて、縫い目終端部に
おける理想的な目標針孔から最高で約1ステツチ
長さだけ前後にずれた位置を占めることもあると
いう欠点が生ずる。その原因は、ミシンのアーム
軸が制御部材の応動する瞬間にそれぞれ異なつた
角度位置を占め、予選択ステツチカウンターを用
いた縫い作業に際しては完全な1ステツチのみ縫
われるという事実にある。縫い機構の駆動と縫り
送りとはアーム軸から導かれるので、既述した最
終針孔における目標針孔位置からの偏倚を有する
振れ(ずれ)が生ずることになる。このような偏
倚は、ステツチ長さが大きい場合には殊に顕著で
あり、従つて優秀な既製服において許容されな
い。そこで本発明においては、僅かな費用で入手
しうる手段を用いて、自動的なミシンにより形成
される縫い目の外観をより良いものにすることが
考えられた。
つまり本発明の課題とするところは、自動的な
ミシンで形成される縫い目の外観を申し分のない
ものにするための簡単で自動操作式の修正装置を
提供することにある。
ミシンで形成される縫い目の外観を申し分のない
ものにするための簡単で自動操作式の修正装置を
提供することにある。
この課題を解決するために提案された本発明
は、初めにセツトされたステツチ数を補正変更す
るための修正装置が予選択ステツチカウンターに
配属されており、この修正装置が、ミシンの可動
部分における少なくとも2つの異なる走査区分を
検出するための走査装置と、該走査装置に後接続
されていて走査結果を評価するための評価ユニツ
トと、該評価ユニツトに後接続されていて評価ユ
ニツトによつて検出確認された走査結果に応じて
予選択ステツチカウンターを場合により調節する
ための調節ユニツトとから構成されており、下記
のミシンを要旨としている。
は、初めにセツトされたステツチ数を補正変更す
るための修正装置が予選択ステツチカウンターに
配属されており、この修正装置が、ミシンの可動
部分における少なくとも2つの異なる走査区分を
検出するための走査装置と、該走査装置に後接続
されていて走査結果を評価するための評価ユニツ
トと、該評価ユニツトに後接続されていて評価ユ
ニツトによつて検出確認された走査結果に応じて
予選択ステツチカウンターを場合により調節する
ための調節ユニツトとから構成されており、下記
のミシンを要旨としている。
予め定められた位置に縫い針の位置を定めるた
めの位置調整駆動装置と、前記縫い針の位置より
手前側に配置された光の障壁装置と、該光の障壁
装置が縫い加工生地の縁部を検出したときに作動
せしめられて縫い目の端部へ到達するまでに予め
定められたステツチ数で縫製作業を行なうことを
可能ならしめる少なくとも1つの予選択ステツチ
カウンターとを備えたミシンにおいて、ミシン1
のアーム軸11には2つの区別できる表面区分1
1′,11″であつて該表面区分の各々が走査領域
の範囲内にわたり前記アーム軸11の外周面の半
分ずつを覆うようになつている表面区分11′,
11″を備えていて、前記アーム軸11を該表面
区分11′,11″の範囲内にわたり縫製作業の進
行過程中走査し続けるセンサ10が設けられてお
り、反射の原理により作動する前記光の障壁装置
がケーシング2の内部に収容されていて且つ一時
的に複数の部分からなる縫い加工生地5によつて
覆われることになる受け板8上に設けられた反射
個所7と協働して通過していく前記加工生地5の
後縁部を走査する装置を備え、さらに前記アーム
軸11の現に走査されている半回転がどちらかで
あるかを前記表面区分11′,11″に基づいて鑑
定した結果を蓄える論理回路として構成された評
価ユニツトAEと、該評価ユニツトAEに後接続し
て配置された調節ユニツトVEであつて、前記予
選択ステツチカウンター9に作用を及ぼしてその
結果前記加工生地5の後縁部が検出された際に現
に走査された前記表面区分が(11′か11″か
の)どちらであるかに応じて作動を開始せしめ予
め定められたNかまたはN−1かのステツチ数で
縫製作業を行なうことを可能ならしめる調節ユニ
ツトVEとを備えていることを特徴とする、ステ
ツチカウンター修正装置を有するミシン。
めの位置調整駆動装置と、前記縫い針の位置より
手前側に配置された光の障壁装置と、該光の障壁
装置が縫い加工生地の縁部を検出したときに作動
せしめられて縫い目の端部へ到達するまでに予め
定められたステツチ数で縫製作業を行なうことを
可能ならしめる少なくとも1つの予選択ステツチ
カウンターとを備えたミシンにおいて、ミシン1
のアーム軸11には2つの区別できる表面区分1
1′,11″であつて該表面区分の各々が走査領域
の範囲内にわたり前記アーム軸11の外周面の半
分ずつを覆うようになつている表面区分11′,
11″を備えていて、前記アーム軸11を該表面
区分11′,11″の範囲内にわたり縫製作業の進
行過程中走査し続けるセンサ10が設けられてお
り、反射の原理により作動する前記光の障壁装置
がケーシング2の内部に収容されていて且つ一時
的に複数の部分からなる縫い加工生地5によつて
覆われることになる受け板8上に設けられた反射
個所7と協働して通過していく前記加工生地5の
後縁部を走査する装置を備え、さらに前記アーム
軸11の現に走査されている半回転がどちらかで
あるかを前記表面区分11′,11″に基づいて鑑
定した結果を蓄える論理回路として構成された評
価ユニツトAEと、該評価ユニツトAEに後接続し
て配置された調節ユニツトVEであつて、前記予
選択ステツチカウンター9に作用を及ぼしてその
結果前記加工生地5の後縁部が検出された際に現
に走査された前記表面区分が(11′か11″か
の)どちらであるかに応じて作動を開始せしめ予
め定められたNかまたはN−1かのステツチ数で
縫製作業を行なうことを可能ならしめる調節ユニ
ツトVEとを備えていることを特徴とする、ステ
ツチカウンター修正装置を有するミシン。
次に添付図面に示した実施例につき本発明を説
明する。
明する。
第1図および第2図において、符号1は公知の
構造を有するミシン、例えば通常形式の光電検出
系を備えた工業用高速縫いミシンを示す。この光
電検出系は図示されてないセンサー、例えばフオ
トトランジスタを有し、これはケーシング2内に
収容されている。ケーシング2はミシン1のアー
ムヘツドに固定されていて、該アームヘツド内に
は光源も収容されている。この光源は第1図に示
されているように光線束3を送り方向NVでミシ
ン針4に沿つて送られる複数の部分から成る加工
生地5に当てる。なお、加工生地5の送りは図示
されてない通常形式のキヤリアを介して行なわれ
る。押え足6は加工生地5の上に降らされてい
る。この縫い加工される加工生地5は、第1図の
ように先づ反射個所7をおおうが、該反射個所7
は、例えば受け板8に接着された反射フオイルの
片から成つている。加工生地5の引き続きの運動
に際して、この反射個所7は最終的に解放され、
斯くして該反射個所7で反射された光線束3は逆
反射されてケーシング2内に設けられたセンサー
10によつて受け取られるので、光線束3は通常
形式の予選択ステツチカウンター9をスイツ
チ、・オンさせることになる。この予選択ステツ
チカウンター9は、他の構成ユニツトと共にミシ
ン1(第2図)のアームに固定された共通のケー
シング(第2図)内に収容されている。斯くして
第1図の区間Sで示すように、予め定められた数
のステツチ(針目)の縫い作業が行なわれるが、
このステツチ数は予選択ステツチカウンター9の
調節つまみ9′を介して調節目盛9″のところで予
め選定され調整されたものである。
構造を有するミシン、例えば通常形式の光電検出
系を備えた工業用高速縫いミシンを示す。この光
電検出系は図示されてないセンサー、例えばフオ
トトランジスタを有し、これはケーシング2内に
収容されている。ケーシング2はミシン1のアー
ムヘツドに固定されていて、該アームヘツド内に
は光源も収容されている。この光源は第1図に示
されているように光線束3を送り方向NVでミシ
ン針4に沿つて送られる複数の部分から成る加工
生地5に当てる。なお、加工生地5の送りは図示
されてない通常形式のキヤリアを介して行なわれ
る。押え足6は加工生地5の上に降らされてい
る。この縫い加工される加工生地5は、第1図の
ように先づ反射個所7をおおうが、該反射個所7
は、例えば受け板8に接着された反射フオイルの
片から成つている。加工生地5の引き続きの運動
に際して、この反射個所7は最終的に解放され、
斯くして該反射個所7で反射された光線束3は逆
反射されてケーシング2内に設けられたセンサー
10によつて受け取られるので、光線束3は通常
形式の予選択ステツチカウンター9をスイツ
チ、・オンさせることになる。この予選択ステツ
チカウンター9は、他の構成ユニツトと共にミシ
ン1(第2図)のアームに固定された共通のケー
シング(第2図)内に収容されている。斯くして
第1図の区間Sで示すように、予め定められた数
のステツチ(針目)の縫い作業が行なわれるが、
このステツチ数は予選択ステツチカウンター9の
調節つまみ9′を介して調節目盛9″のところで予
め選定され調整されたものである。
これまで述べてきたミシン1のパーツとその制
御手段との構造は既に知られたものであつて、そ
の機能も通常の如く発揮される。
御手段との構造は既に知られたものであつて、そ
の機能も通常の如く発揮される。
しかるに次に述べる修正装置は、自体既に知ら
れた予選択ステツチカウンター9に本発明による
様式で配属された装置である。
れた予選択ステツチカウンター9に本発明による
様式で配属された装置である。
第3図にその方式構成が示されているように、
この修正装置は原則として走査装置AVと、評価
ユニツトAEと、予選択ステツチカウンター9に
直接作用する調節ユニツトVEとから構成されて
いる。
この修正装置は原則として走査装置AVと、評価
ユニツトAEと、予選択ステツチカウンター9に
直接作用する調節ユニツトVEとから構成されて
いる。
当該実施例において走査装置AVは、ミシン1
のアーム軸11における二つの走査個所に向けら
れている走査部材として構成されたセンサー10
(第2図)を有する前述の光電検出系に類似の反
射光電検出系である。これらの走査個所はアーム
軸11における二つの区別出来る表面区分11′
および11″であつて、一方は明るく反射するセ
クター(0゜〜180゜)として、また他方は暗
く反射しないセクター(約181゜〜360゜)とし
てそれぞれ形成されている。引き続き先へ移動す
る加工生地5によつて反射個所7が解放されて、
上に述べた第一の反射光電検出系が応動する瞬間
には、走査装置AVがその都度におけるセクター
を検出し、その走査結果、つまりセクターであ
るかまたはセクターであるかということを、通
常の論理回路から構成されている後接続された評
価ユニツトAEに伝送する。この場合セクター
が検出されるとその後では何らの反応も生ぜしめ
られないのに対し、セクターが初めに述べた反
射光電検出系の応動瞬間におけるセクターとして
検出されると、更にこの情報が、有利にはパルス
の形をとつて、例えば予選択ステツチカウンター
9を1ステツチだけ戻し調節される調節ユニツト
VEに伝送する。つまり、予選択ステツチカウン
ター9が第2図に示された調節目盛9″における
調節つまみ9′を介して手で例えば10ステツチに
調節されている場合には、予選択ステツチカウン
ター9が9ステツチに戻し調節される(第6図参
照)。なおこのことは、周知の如く通常の電子工
学的な手段によつて行なうことが出来る。この評
価ユニツトAEは、当然のことながら前述の例と
は全く逆に接続することも可能であり、その場合
には、セクターが検出された際に予めセツトさ
れたステツチ数の縫い作業が行なわれ、セクター
の応動時に一ステツチだけ少ない縫い作業が行
なわれる。
のアーム軸11における二つの走査個所に向けら
れている走査部材として構成されたセンサー10
(第2図)を有する前述の光電検出系に類似の反
射光電検出系である。これらの走査個所はアーム
軸11における二つの区別出来る表面区分11′
および11″であつて、一方は明るく反射するセ
クター(0゜〜180゜)として、また他方は暗
く反射しないセクター(約181゜〜360゜)とし
てそれぞれ形成されている。引き続き先へ移動す
る加工生地5によつて反射個所7が解放されて、
上に述べた第一の反射光電検出系が応動する瞬間
には、走査装置AVがその都度におけるセクター
を検出し、その走査結果、つまりセクターであ
るかまたはセクターであるかということを、通
常の論理回路から構成されている後接続された評
価ユニツトAEに伝送する。この場合セクター
が検出されるとその後では何らの反応も生ぜしめ
られないのに対し、セクターが初めに述べた反
射光電検出系の応動瞬間におけるセクターとして
検出されると、更にこの情報が、有利にはパルス
の形をとつて、例えば予選択ステツチカウンター
9を1ステツチだけ戻し調節される調節ユニツト
VEに伝送する。つまり、予選択ステツチカウン
ター9が第2図に示された調節目盛9″における
調節つまみ9′を介して手で例えば10ステツチに
調節されている場合には、予選択ステツチカウン
ター9が9ステツチに戻し調節される(第6図参
照)。なおこのことは、周知の如く通常の電子工
学的な手段によつて行なうことが出来る。この評
価ユニツトAEは、当然のことながら前述の例と
は全く逆に接続することも可能であり、その場合
には、セクターが検出された際に予めセツトさ
れたステツチ数の縫い作業が行なわれ、セクター
の応動時に一ステツチだけ少ない縫い作業が行
なわれる。
このような措置を講じておくことによつて、修
正装置を用いない場合の縫い目Nにおける最終針
孔の最大偏倚が基準縁BKの手前と先とでそれぞ
れワンステツチになるのに対し、当該修正装置を
用いた場合には、基準縁BKの前後における最大
偏倚が二分の一ステツチにまで減少せしめられる
(第5図参照)。従つて最終針孔において生ずる可
能性のある偏倚は受容されうる限度内に抑えら
れ、仕上げられた縫製品の外観もこれまでのもの
より良くなる。
正装置を用いない場合の縫い目Nにおける最終針
孔の最大偏倚が基準縁BKの手前と先とでそれぞ
れワンステツチになるのに対し、当該修正装置を
用いた場合には、基準縁BKの前後における最大
偏倚が二分の一ステツチにまで減少せしめられる
(第5図参照)。従つて最終針孔において生ずる可
能性のある偏倚は受容されうる限度内に抑えら
れ、仕上げられた縫製品の外観もこれまでのもの
より良くなる。
図は本発明の一実施例を示すものであつて、第
1図は反射光電検出系を装備したミシンにおける
アームヘツドの正面図、第2図は略示されたアー
ム軸と走査装置と予選択ステツチカウンターとを
有するミシンの側面図、第3図は本発明によつて
予選択ステツチカウンターに配属されている修正
装置の各ユニツトの作動系統図、第4図は修正装
置を用いないで縫い作業を行なつた場合の縫い目
端部における最終針孔の公差フイールドを示す
図、第5図は修正装置を用いて縫い作業を行なつ
た場合の縫い目端部における最終針孔の公差フイ
ールドを示す図であり、そして第6図は本発明の
ミシンによるステツチ数の調節の原理を示す説明
図である。 1……ミシン、2……ケーシング、3……光線
束、4……ミシン針、5……加工生地、6……押
え足、7……反射個所、8……受け板、9……予
選択ステツチカウンター、9′……調節つまみ、
9″……調節目盛、10……センサー、11……
アーム軸、11′,11″……表面区分、AE……
評価ユニツト、AV……走査装置、BK……基準
縁、N……縫い目、NV……送り方向、VE……調
節ユニツト。
1図は反射光電検出系を装備したミシンにおける
アームヘツドの正面図、第2図は略示されたアー
ム軸と走査装置と予選択ステツチカウンターとを
有するミシンの側面図、第3図は本発明によつて
予選択ステツチカウンターに配属されている修正
装置の各ユニツトの作動系統図、第4図は修正装
置を用いないで縫い作業を行なつた場合の縫い目
端部における最終針孔の公差フイールドを示す
図、第5図は修正装置を用いて縫い作業を行なつ
た場合の縫い目端部における最終針孔の公差フイ
ールドを示す図であり、そして第6図は本発明の
ミシンによるステツチ数の調節の原理を示す説明
図である。 1……ミシン、2……ケーシング、3……光線
束、4……ミシン針、5……加工生地、6……押
え足、7……反射個所、8……受け板、9……予
選択ステツチカウンター、9′……調節つまみ、
9″……調節目盛、10……センサー、11……
アーム軸、11′,11″……表面区分、AE……
評価ユニツト、AV……走査装置、BK……基準
縁、N……縫い目、NV……送り方向、VE……調
節ユニツト。
Claims (1)
- 1 予め定められた位置に縫い針の位置を定める
ための位置調整駆動装置と、前記縫い針の位置よ
り手前側に配置された光の障壁装置と、該光の障
壁装置が縫い加工生地の縁部を検出したときに作
動せしめられて縫い目の端部へ到達するまでに予
め定められたステツチ数で縫製作業を行なうこと
を可能ならしめる少なくとも1つの予選択ステツ
チカウンターとを備えたミシンにおいて、ミシン
1のアーム軸11には2つの区別できる表面区分
11′,11″であつて該表面区分の各々が走査領
域の範囲内にわたり前記アーム軸11の外周面の
半分ずつを覆うようになつている表面区分1
1′,11″を備えていて、前記アーム軸11を該
表面区分11′,11″の範囲内にわたり縫製作業
の進行過程中走査し続けるセンサ10が設けられ
ており、反射の原理により作動する前記光の障壁
装置がケーシング2の内部に収容されていて且つ
一時的に複数の部分からなる縫い加工生地5によ
つて覆われることになる受け板8上に設けられた
反射個所7と協働して通過していく前記加工生地
5の後縁部を走査する装置を備え、さらに前記ア
ーム軸11の現に走査されている半回転がどちら
であるかを前記表面区分11′,11″に基づいて
鑑定した結果を蓄える論理回路として構成された
評価ユニツトAEと、該評価ユニツトAEに後接続
して配置された調節ユニツトVEであつて、前記
予選択ステツチカウンター9に作用を及ぼしてそ
の結果前記加工生地5の後縁部が検出された際に
現に走査された前記表面区分が(11′か11″か
の)どちらであるかに応じて作動を開始せしめ予
め定められたNかまたはN−1かのステツチ数で
縫製作業を行なうことを可能ならしめる調節ユニ
ツトVEとを備えていることを特徴とする、ステ
ツチカウンター修正装置を有するミシン。
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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ID=6102624
Family Applications (1)
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