JP2003534501A - センサーに対するエンコーダの一時的な角度予位置決めを有する計装付き減摩転がり軸受装置 - Google Patents

センサーに対するエンコーダの一時的な角度予位置決めを有する計装付き減摩転がり軸受装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、計装付き減摩軸受装置であって、非回転の軌道輪(2)および検知手段(14)を含む非回転部分、回転する軌道輪(1)およびエンコーディング手段(16)を含む回転する部分、および非回転軌道輪(2)と該回転軌道輪(4)の二つの軌道面の間に配設されている少なくとも一列の転動体(6)を有している軸受。非回転の検知手段(14)および回転するエンコーディング手段(16)は、回転パラメータを検出するためのアセンブリを形成している。該装置は、該検知手段(14)に対する該エンコーディング手段(16)の角度位置決めを、ある角度位置に一時的に維持するための手段を含み、前記エンコーディング手段(16)は、該検知手段(14)において、基準信号を発生し、該手段は、該転動体の列に向かっての、該装置の要素の少なくとも一部分の軸方向変位によって解放される一時的な角度位置決めを維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 <発明の属する技術分野> 本発明は、角度位置、回転方向および加速度などの回転パラメータを検出する
ためのシステムを有する計装付き転がり軸受に関する。
【0002】 <従来の技術> 上記の種類の計装付き転がり軸受およびシステムは、この技術に長けた人には
、例えば、文書FR-A-2 754 903以来、周知である。計装付き転がり軸受は、例え
ば、同期電動機の制御で、回転子の極および固定子の極の相対的角度位置を知る
こと、特に、回転子の極が、固定子の極と整列する時(すなわち、出力トルクが
最高となる位置)を決定することが、望ましい場合に使用可能である。
【0003】 センサーユニットおよびエンコーダを含む検出器システムは、モータ制御シス
テムに、あらゆる必要な情報、特に、回転速度および固定子の極に対する回転子
の極の位置を供給する。
【0004】 回転部分に、パルスを出すエンコーダを装備し、かつ、非回転部分に、パルス
を検出し、かつ、それらから、回転部分の運動および非回転部分に対するその角
度位置に関する情報を引き出すよう設計されている固定センサーを装備すること
が、可能である。従来の装置では、センサー‐エンコーダシステムは、一つの部
分が、それと同心の別の部分の中で回転することを可能にする転がり軸受から独
立している。
【0005】 エンコーダは、極数が、制御されるべきモータの極数に左右される多極リング
の形態の磁気エンコーダであってよい。これは、従来の技術で既知である。エン
コーダは、マグネトセンシティブセンサー、例えば、ホール効果センサーと協動
して、エンコーダのリングの極性の各変化で変化する出力電圧を供給し、したが
って、特性的な方形波信号を供給することが可能である。転がり軸受の回転可能
な軌道輪に締結されたエンコーダおよび同じ転がり軸受の非回転の軌道輪に締結
されたセンサーを有する計装付き転がり軸受を使用することも、従来技術で既知
である。センサーは、コネクタおよびケーブルで、センサーから来る信号を絶え
ず分析し、処理する電子装置に接続される。
【0006】 転がり軸受から独立したセンサー/エンコーダ検出器システムを使用する従来
の装置に比べて、計装付き転がり軸受を使用することは、エンドユーザに実質的
な利益、特に、設置が容易となるコンパクトさと部品点数の少なさに関して、利
益を提供する。
【0007】 計装付き転がり軸受により、固定子の極の位置に対する回転子のそれを判定す
ることができるためには、 - センサーを、固定子の極に対して、角度的に配向しなければならず、 - エンコーダを、センサーに対して、角度的に配向しなければならず、かつ
、 - エンコーダを、回転子の極に対して、角度的に配向しなければならない。
【0008】 これら作業は、比較的困難である。なぜなら、それらは、固定子における回転
子の設置の間に、同時に行わなければならないからである。転がり軸受を電動機
に設置する際には、機械的または光学的位置決め手段を用いて、上記の構成要素
の、同時で十分な相対的角度配向を保証して、計装付き転がり軸受からの信号が
、その後、固定子の極に対する回転子の極の角度位置を識別するのに、使用でき
るようにしなければならない。
【0009】 <発明の要約> 本発明は、二つの転がり軸受の一方の代わりをし、それにより、別のセンサー
‐エンコーダシステムをモータに設置する必要性をなくし、前記計装付き軸受は
、さらに、エンコーダをセンサーに対して、また、回転子の極に対して、電動機
における最終設置の際に、位置決めするいかなる必要性からも、ユーザを解放す
る計装付き軸受を提供する。
【0010】 本発明の一様態による計装付き減摩転がり軸受には、非回転の軌道輪および検
知手段を含む非回転部分、回転可能な軌道輪およびエンコーディング手段を含む
回転部分、および該非回転の軌道輪と該回転可能な軌道輪の二つの軌道面の間に
配設されている一列の転動体が、含まれている。該非回転の検知手段および該回
転可能なエンコーディング手段は、回転パラメータを検出するためのシステムを
形成している。該転がり軸受は、該検知手段に対する該エンコーディング手段の
角度位置決めを、ある角度位置に一時的に維持するための一時的な維持手段を含
み、前記エンコーディング手段は、該検知手段にて、基準信号を発生する。
【0011】 軸方向に移動する部分は、軸受の回転可能な部分に締結されるよう有利に設計
されている。
【0012】 本発明の一実施形態においては、転動体の列に向かって軸方向に移動する部分
は、エンコーダ手段の支持体である。
【0013】 本発明の別の実施形態においては、転動体の列に向かって軸方向に移動する部
分は、エンコーダ手段の支持体に取り付けられる。
【0014】 本発明の別の実施形態においては、転動体の列に向かって軸方向に移動する部
分は、エンコーダ手段の反対側にて、転がり軸受の回転可能な軌道輪に取り付け
られる部材である。
【0015】 一時的な保持手段は、望ましくは、転がり軸受の輸送、操作および設置の間中
、それが、そのハウジングに、また、軸に永久的に固定されるまで、有効である
【0016】 一時的な保持手段は、有利には、検出器システムの一部である。この一時的な
保持手段は、検知手段としてのセンサー手段を保護するためのキャップであって
よい。
【0017】 本発明の一実施形態においては、一時的な保持手段は、例えば、エラストマー
パッドの形態の摩擦部材、例えば、ゴムパッドを含んでいる。
【0018】 本発明の一実施形態においては、エンコーダ手段は、支持体を含んでいる。支
持体は、回転可能な軌道輪と軸方向に接触する第一の面および該第一の面の軸方
向に反対側の、かつ、非回転の部分と軸方向に接触する第二の面を有している。
【0019】 支持体は、環状であり、かつ、薄板金で作られ、かつ、第一の面を含む半径方
向あるいは円錐部分、円筒部分および第二の面を含み、かつ、検知手段に向かっ
て伸長している半径方向の部分を有していてよい。
【0020】 本発明の一実施形態においては、支持体の第一の面と回転可能な軌道輪との間
の摩擦係数は、第二の面と非回転の部分との間のそれよりより低く、したがって
、一時的な保持手段が、有効であるとき、前記支持体は、該非回転の部分と共に
回転するよう拘束される。第二の面と非回転の部分との間の摩擦は、金属対金属
の摩擦であってよく、かつ、第一の面と回転可能な部分との間の摩擦は、ゴム対
金属またはゴム対ゴムの摩擦であってよい。
【0021】 一時的な保持手段は、有利には、弱い部材を含んでいる。それは、例えば、転
がり軸受を、それを支持するための軸に締付ける際、エンコーダ手段またはその
支持体に、特定の軸方向の力を加えることによって破壊することができる。
【0022】 本発明の一実施形態においては、エンコーダ手段は、それを非回転の部分に接
続する接続部分を有する支持体を含んでいる。該接続部分は、弱い部材が、破壊
される前は、エンコーダ手段の、および非回転の部分の支持体に締結されており
、かつ、破壊して、該エンコーダ手段を該非回転の部分から分離するよう設計さ
れている機械的に弱い部分を有している。
【0023】 接続部分は、検知手段としてのセンサー手段のための保護キャップの半径方向
の部分とエンコーダ手段のための支持体の半径方向の部分との間に在り、該接続
部分は、それらの間の環状空間内に形成されていてよい。前記半径方向の部分は
、弱い接続部が破壊される前は、共平面であってよい。該接続部分は、前記半径
方向の部分の両方に亘って成形されていてよい。
【0024】 本発明の一実施形態においては、機械的に弱い部域は、複数の合成材料のスタ
ッドを含んでいる。
【0025】 本発明の一実施形態においては、エンコーダ手段の支持体は、ワンピースもの
である。
【0026】 本発明の別の実施形態においては、エンコーダ手段の支持体は、二つの部分で
できており、そのうちの少なくとも一つは、該エンコーダ手段と直接接触してお
り、かつ、そのうちの少なくとも一つは、一時的保持手段と直接接触している。
該二つの部分は、同心であり、かつ、互いに他と摩擦接触で嵌合していてよい。
該二つの部分は、弱いスタッドによって、一時的に接続されていてよい。
【0027】 本発明の一実施形態においては、エンコーダ手段の支持体は、少なくとも一つ
の軸方向に変形し得る部分を有している。
【0028】 本発明の一実施形態においては、保持手段は、ワンピースものである。
【0029】 本発明の別の実施形態においては、保持手段は、二つの部分でできており、こ
れらは、有利には、同心であり、かつ、弱いスタッドによって、一時的に接続さ
れている。
【0030】 本発明の一実施形態においては、保持手段は、一般に、環状である。
【0031】 より一般的には、システムの一つの構成要素の少なくとも一つの部分の、転動
体の列の方向における軸方向移動によって、一時的に固定された角度位置決めを
解除する手段が設けられている。
【0032】 解除手段は、保持手段と関連しており、二つの結合されている構成要素を軸方
向に移動することによって、結合を破壊する。半径方向の摩擦面が、離れ離れに
移動し、弱い部分が、破壊されるなどのことが生ずる。前記解除手段は、前記軸
方向移動を可能にする軸方向隙間を含んでいる。
【0033】 本発明はまた、計装付き転がり軸受を軸に設置する方法を提供する。該転がり
軸受は、非回転の軌道輪および検知手段を含む非回転の部分、回転可能な軌道輪
およびエンコーダ手段を含む回転可能な部分、および該非回転と回転可能な軌道
輪の二つの軌道面の間に配設された転動体の列を有する形式のものであり、該非
回転の検知手段および該回転可能なエンコーダ手段は、回転パラメータ検出器シ
ステムを形成している。設置前は、該エンコーダ手段が、該検知手段に対して、
ある角度位置に保持されており、該角度位置では、前記エンコーダ手段は、該検
知手段において基準信号を発生している。転がり軸受の軸に対する締付け中、エ
ンコーダ手段および該転がり軸受の回転可能な軌道輪は、互いに円周にわたり締
結されており、かつ、該エンコーダ手段の該検知手段に対する該角度位置の保持
が解除される。
【0034】 一時的に固定された角度位置決めは、該システムの構成要素の少なくとも一つ
の部分の、転動体の列に向かっての軸方向移動によって、解除される。
【0035】 エンコーダ支持体は、有利には、エンコーダ手段を転がり軸受の回転可能な軌
道輪に取り付ける際の軸方向移動により、保持手段から切り離される。別法とし
て、エンコーダ支持体は、回転可能な軌道輪を回転することによって、保持手段
から切り離される。
【0036】 検知手段は、もちろん、一つまたはそれ以上のセンサーを、特に、分解能を上
げるため、また、回転方向を判定するため、含んでいてよい。該検知手段は、磁
気的または光学的であってよい。
【0037】 以下、非限定的な例によって示し、かつ、添付の図面で示した本発明のいくつ
かの実施形態の詳細な説明を、研究することによって、本発明をよりよく理解す
ることができよう。
【0038】 <好適な実施形態の詳細な説明> 図1、3、5および6に示すように、転がり軸受1は、軌道面3を有する外軌
道輪2、軌道面5を有する内軌道輪4、軌道面3と5との間に配設されている転
動体6(これは、本例では玉)の列、転動体6の周方向間隔を維持するためのケ
ージ7、および外軌道輪2に取り付けられ、かつ、内軌道輪4の転がり軸受面と
摺接し、半径方向では、前記二つの軌道輪2と4との間に、また、軸方向では、
転動体6の列と前記軌道輪2,4の側面の一つとの間に配設されているシール8
を含んでいる。シール8は、外軌道輪2の半径方向の側面(半径方向に延びる側
面)2aの近傍において外軌道輪2に形成されている溝9に取り付けられている
。反対側では、外軌道輪2は、転動体6の中心を通る平面に対して、溝9に対称
的な溝10を有している。溝10と同じ側の外軌道輪2には、センサーユニット
11が取り付けられている。センサーユニット11は、金属支持体12、金属キ
ャップ13、および合成材料の中心部品15に埋設されているセンサーエレメン
ト14を含んでいる。
【0039】 一般に環状の金属支持体12は、溝10と同じ側の外軌道輪2の半径方向の前
面2bと接触しており、かつ、その内側縁部において、溝10へと湾曲し、支持
体12を外軌道輪2に取り付けているリム12bにより伸長している半径方向の
壁12aを有している。金属支持体12はまた、半径方向の部分12aの外縁部
から、軸方向に、転がり軸受1の反対側に、伸長していて、かつ、僅かに、かつ
、斜めに内側に湾曲しているリムに終端している、円筒部分12cも有している
【0040】 一般に、環状の金属キャップ13は、支持体12の円筒部分12cを囲み、か
つ、それに嵌るよう設計されている円筒部分13aを含むL字形の断面を有して
いる。円筒部分13aは、外軌道輪2の外径に実質的に等しいか、あるいは、そ
れよりやや小さい外径を有している。金属キャップ13はまた、外軌道輪2と反
対側で、かつ、内方に向いている円筒部分13aから伸長している半径方向の部
分13bも有しており、その内径は、内軌道輪4の外側円筒面の直径とほぼ同じ
である。キャップ13の円筒部分13aは、外軌道輪2と同じ側に開き、かつ、
円筒部分12cの切欠き部と位置合わせされている切欠き部13cを組み込んで
いる。
【0041】 中央部分15は、支持体12の円筒部分12cによって、切欠き部13cの領
域の外側に、半径方向に、かつ、外方に境界を定められており、その直径が、後
述のエンコーダに対して、十分な半径方向の空間を与えるようになっている穴1
5aを含んでいる。中央部分15に取り付けられているセンサーエレメント14
は、穴15aと同一レベル面をなしている。中央部分15の、半径方向に、外方
に突出している端部が、ワイヤ20の出力端子19を形成している。前記端子1
9は、切欠き部13c、かつ、円筒部分12cの切欠き部を通っている。
【0042】 エンコーダ16は、環状支持体17および能動部分18を含んでいる。支持体
17は、内軌道輪4と、実質的に、半径方向に、位置合わせされ、かつ、センサ
ーユニット11と同じ側の、前記内軌道輪4の側面4bに接触している円錐部分
17aを有しており、円筒部分17bが、円錐部分17aの外縁部から、かつ、
軸方向に、内軌道輪4から遠ざかる方向に伸長しており、かつ、半径方向の部分
17cが、内軌道輪4とは反対側の、円筒部分17bの端部から、半径方向に、
外方に、中央部分15に向かって、伸長している。
【0043】 エンコーダ16の環状能動部分18は、一般に矩形断面を有しており、円筒部
分17bの外周に、かつ、転動体6の方向に向いている軸方向の部分17cの面
に配設されている。能動部分18は、半径方向の部分17cの自由端と実質的に
同じ外径を有しており、外軌道輪2と内軌道輪4との間で、外軌道輪2の溝10
と実質的に同じぐらい遠くまで、円錐部分17aを越えて、転動体6に向かって
、軸方向に伸長している。
【0044】 能動部分18は、中央部分15における穴15aと同じぐらい遠くまで伸長し
ており、それにより、それは、空隙を形成している。外軌道輪2に対して回転す
ると、エンコーダ16の能動部分18は、その出力で図4に示した形態を取り得
る電気信号を供給するよう設計されているセンサーエレメント14の前で、内軌
道輪4が回転する。能動部分18の磁極数は、転がり軸受1を設置すべきモータ
の極数の倍数であるよう選択され得る。エンコーダ16およびセンサーユニット
11は、回転パラメータ検出システムを形成している。
【0045】 能動部分18の反対側の、エンコーダ16の支持体17の円筒部分17cの外
面は、パッドを形成しているフェーシング21(例えば、エラストマーフェーシ
ング)で覆われている。キャップ13の軸方向の部分13bの対応する面も、フ
ェーシング21と半径方向に位置合わせされ、かつ、パッドを形成しているフェ
ーシング22(例えば、エラストマーフェーシング)で部分的に覆われている。
【0046】 外軌道輪2の円筒外面2cは環状溝23が形成され、ここには前記円筒外面2
cを越えて、半径方向に突出しているサークリップ24が配設されている。
【0047】 図1は、より詳しくは、電動機、例えば、同期電動機に設置されている転がり
軸受1を示す。電動機25は、穴27と接触する外面2c、および、肩部28と
接触する前部半径方向の面2aを有する転がり軸受1の外軌道輪2を受け入れる
よう設計されている肩部28によって、一端において境界が定められている穴2
7を一端に有するケーシング26を含んでいる。
【0048】 モータ25はまた、図1において、肩部30で示したモータ25の端部で終端
し、軸29の主要部分より直径がより小さい円筒部分31が後に続き、かつ、螺
条付きの自由端32が後に続く回転可能な軸29も含んでいる。内軌道輪4の穴
4cは、円筒部分31に受け入れられており、かつ、エンコーダ16の支持体1
7の円錐部分17aは、内軌道輪4と肩部30との間で、軸方向に把持されてい
る。内軌道輪4の半径方向の前面4aは、ケーシング26と連合して狭い通路を
規定しているスペーサ33と接触している。環状スペーサ33は、矩形断面を有
している。プーリー、歯車あるいは他の種類の動力伝達部材34が、ケーシング
26の外側に、かつ、スペーサ33と接触して、軸29の円筒部分31に取り付
けられ、かつ、ナット35により、保持されている。ナット35は、したがって
、支持体17の円錐部分17a、内軌道輪4、スペーサ33および部材34を軸
方向に締め付ける。
【0049】 モータ25は、複数の極37を有し、かつ、ケーシング26に締結されている
固定子36、および複数の極39を有し、かつ、軸29に締結されている回転子
38を含んでいる。固定子36および回転子38は、回転子38の極39が、固
定子36の極37の前で、それらの間の小さな空隙をもって、回転するよう配設
されている。
【0050】 モータ25は、さらに、図2にも示した固定部品40を含んでいる。一般に環
状である固定部品40は、それをケーシング26に固定するためのねじを受け入
れるよう設計されているスロット41および三つの半径方向の穴42を有する矩
形断面を有している。固定部品40における穴40aの直径は、外軌道輪2の外
面2cおよびキャップ13の円筒部分13aの外面のそれと実質的に等しい。固
定部品40は、転がり軸受1を軸方向に不動化している。それはまた、センサー
ユニット11を円周方向に不動化し、かつ、それを位置決めしている。転がり軸
受1の軸方向の不動化は、固定部品40と外軌道輪2に締結されているサークリ
ップ24との間の軸方向接触によって得られ、サークリップ24は、くぼみ43
に、半径方向に、突出している。
【0051】 固定部品40は、前記ケーシング26の穴27に隣接したケーシング26の内
側に、かつ、センサーユニット11および外軌道輪2の一部の周りにねじ止めさ
れている。したがって、転がり軸受1は、一方の側においては、外軌道輪2とケ
ーシング26の肩部28との間の接触によって、かつ、他方の側においては、固
定部品40のくぼみ43と協働するサークリップ24によって不動化されている
。センサーユニット11の端子19は、それ自体がケーシング26にねじ止めさ
れている固定部品40のスロット41に在るため、角度位置決めが成し遂げられ
ている。したがって、ケーシング26に対する、したがって、固定子36の極3
7に対するセンサー14の角度位置は、既知である。端子19に対するセンサー
14の角度位置は、それが、設計の一つの特徴であるため、既知である。したが
って、センサー14は、固定子36の極37に対して、角度位置決めされている
【0052】 図3に示したように、キャップ13は、支持体12にいっぱいまではめ込んで
いない。言い換えれば、キャップ13の円筒部分13aの自由端と外軌道輪2の
半径方向の面2bとの間には、小さな軸方向隙間が残してある。エンコーダ16
は、キャップ13の半径方向の部分13bと内軌道輪4の半径方向の面4bとの
間に保持されている。支持体17の円錐部分17aは、自由であり、かつ、前記
半径方向の面4bと接触している。エンコーダ16のフェーシング21およびキ
ャップ13のフェーシング22は、接触しておらず、小さな軸方向隙間によって
隔てられている。したがって、エンコーダ16は、内軌道輪4に対して、また、
センサーユニット11に対して回転し得る。これは、特性信号、例えば、エンコ
ーダ16の能動部分18の極性反対の二つの極の間の境界で得られる種類の、図
4に示したような立上り部が、エンコーダ16において、発生するよう、センサ
ー14に対して、エンコーダ16を角度位置に位置決めするのに利用される。エ
ンコーダは、もちろん、センサー14または追加のセンサー(図示せず)を通過
する際、センサーユニット11に対してエンコーダ16を位置決めするための特
性信号を発生するよう、別個の磁気インデクスを備えた部分(図示せず)を有す
ることができよう。
【0053】 上記の相対的な角度位置が一たび得られると、キャップ13は、外軌道輪2に
向かって、軸方向に、押し込まれ、円筒部分13aの自由端が、外軌道輪2の半
径方向の面2bと接触するまで、押し込まれる(図5参照)。エンコーダ16の
ゴムフェーシングまたはパッド21、およびキャップ13のゴムフェーシングま
たはパッド22は、次いで、互いに他と接触し、それにより、エンコーダ16と
キャップ13、したがって、センサー14との間に、摩擦結合が生ずる。この場
合の摩擦は、支持体17の円錐部分17aと内軌道輪4の半径方向の面4bとの
間のそれよりも大きい。したがって、エンコーダ16のセンサー14に対する位
置決めは、転がり軸受1の輸送、操作および設置の間中、維持可能である。
【0054】 転がり軸受1は、それをケーシング26の穴27に挿入して、外軌道輪2が、
ケーシング26の肩部28と接触するまで挿入することにより、設置する。次い
で、センサーユニット11の端子19により、センサーユニット11、したがっ
て、センサー14を、固定子36の極37に対して、角度的に位置決めして、固
定部品40を、ケーシング26の内側にねじ止めする。転がり軸受1の固定され
る部分およびモータ25のケーシング26は、固定部品40により、この位置で
共に締結する。
【0055】 次いで、その回転子38が嵌った軸29を、回転させることなく軸方向に移動
することにより、転がり軸受1の穴4cに挿入し、その際、軸29の円筒部分3
1は、エンコーダ16の支持体17を、転がり軸受1の残りの部分に対して心出
しする。次いで、スペーサ33、部材34または何らか他の動力伝達部材、およ
びナット35を、軸29の肩部30と反対の転がり軸受1の側から追加する。ナ
ット35を締め付けると、内軌道輪4は、肩部30に向かって移動し、エンコー
ダ16の支持体17の円錐部分17aを、軸方向に締め付け、かつ変形する。円
錐部分17aは、平らになって、純粋に半径方向の部分を形成し、それにより、
支持体17の円筒部分17bおよび半径方向の部分17cの、玉6に向かっての
僅かな軸方向変位を生じ、その結果、エンコーダ16のフェーシング21および
キャップ13のフェーシング22の互いに他に対する係合が解かれ、エンコーダ
16のセンサー14に対する回転が可能になる。
【0056】 言い換えれば、エンコーダ16をセンサー14に対して位置決めして後、キャ
ップ13の、外軌道輪に向かっての軸方向移動により、これら二つの構成部品の
、回転結合が生ずる。最終的な設置の際は、ナット35の軸29への締付けによ
る円錐部分17aの締付けにより、エンコーダ16とキャップ13の結合が解か
れる。
【0057】 図7および8に示した実施形態は、前出の図で示したものと同様であるが、エ
ンコーダ16の支持体17の円錐部分は、半径方向の部分44に置き換わってい
る点が違う。半径方向の部分44は、例えば、前記半径方向の部分44における
裂目により形成されている複数の舌部あるいは切込み45を有している。舌部4
5は、内軌道輪4と同じ側において、軸方向に向いている。
【0058】 したがって、エンコーダ16をセンサー14に対して位置決め後、かつ、モー
タの軸に、すなわち、図7の位置に設置前に、内軌道輪4の前部半径方向の面4
bと接触している舌部45は、前記半径方向の面4bを圧して、半径方向の部分
44、したがって、支持体17をそれから遠ざかる方向に移動し、それにより、
フェーシング21とフェーシング22とを合わせ、エンコーダ16とキャップ1
3とを結合する。
【0059】 計装付きの転がり軸受の、軸の肩部30に対する軸方向の締付けは、支持体1
7を、玉6の列に向かって、軸方向に変位させる。
【0060】 図8に示した最終の設置状態では、半径方向の部分44および舌部45は、上
記の実施形態でのように、軸29の肩部30と内軌道輪4の面4bとの間に配設
されており、前記肩部30と前記面4bとの間に締付けられ、それにより、舌部
45は、後退し、フェーシング21とフェーシング22とを軸方向に分離し、エ
ンコーダ16とキャップ13との結合を解く。エンコーダ16は、したがって、
次いで、内軌道輪4および軸29と共に回転するよう拘束され、前記軸29上で
心出しされ、エンコーダ16の支持体17の円筒部分17bは、軸29の外側の
面29aと、恐らくは、滑り嵌めで、接触する。
【0061】 図9および10に示した実施形態は、第一の実施形態と同様であるが、エンコ
ーダ16が、異なる種類の支持体46を有している点が違う。支持体46は、第
一の部分47と第二の部分48を含む2部分形態のものである。環状の第一の部
分47は、内軌道輪4の半径方向の面4bと接触するよう設計されている半径方
向の部分47aをもつL字形の断面を有しており、円筒部分47bが、半径方向
の部分47aの外側の縁部から、外方に、かつ、転動体6から遠ざかる方向に、
伸長している。能動部分18は、円筒部分47bの外側の面に固定されている。
【0062】 支持体46の環状の第二の部分48は、第一の部分47の半径方向の部分47
aに平行な半径方向の部分48aを有しており、半径方向において同様な寸法を
有する円筒部分48bは、半径方向の部分48aのより大きな直径の縁部から、
軸方向に、外方に、転動体6から遠ざかる方向に伸長しており、かつ、それを、
能動部分18の反対側で、第一の部分47の円筒部分47bの穴に嵌めるのに適
した直径を有しており、半径方向の部分48cは、円筒部分48bの自由端から
、半径方向に、外方に、センサーユニット11の中央部分15の近傍と同じぐら
い遠くまで伸長している。フェーシング21が、能動部分18の反対側に、半径
方向の部分48cの外側の面に設けられている。
【0063】 図9に示した位置では、第二の部分48は、支持体46の第一の部分47に、
部分的に嵌められている。
【0064】 言い換えれば、半径方向の部分47aと半径方向の部分48aとの間に、また
、能動部分18と半径方向の部分48cとの間に、残留の軸方向の隙間が依然と
して有る。支持体46のフェーシング21とキャップ13のフェーシング22と
は、互いに他に接触している。したがって、エンコーダ16は、キャップ13に
結合されている。フェーシング21とフェーシング22とのエラストマー/エラ
ストマー接触は、内軌道輪4の半径方向の面4bにおける支持体46の第一の部
分47の半径方向の部分47aの金属/金属接触より摩擦が大きい。したがって
、内軌道輪4のいかなる回転も、エンコーダ16の対応する回転を引き起こさな
い。
【0065】 転がり軸受1のケーシング26における取付けおよび固定部品40のねじ止め
後、軸29を転がり軸受1の内軌道輪4の穴4cに挿入し、次いで、軸方向に移
動してそれを固定すると、肩部30は、支持体46の第二の部分の半径方向の部
分48aと接触し、それを、玉6の列に向かって、軸方向に移動し、それが、支
持体46の第一の部分47の半径方向の部分47aと接触するまで移動すると、
第二の部分48は、第一の部分47に完全に嵌り、半径方向の部分48cと能動
部分18とが接触し、フェーシング21とフェーシング22が分離し、したがっ
て、エンコーダ16とキャップ13との結合が解かれ、エンコーダは、軸29お
よび内軌道輪4に結合する。
【0066】 さらに、上記の全ての実施形態では、回転子38を、適当な手段で、エンコー
ダ16の機械的な位置に対して、あるいは、ケーシング26の位置に対して、そ
れが、計装付きの転がり軸受1の穴に嵌る前に、位置決めし、完全な位置決め結
合を、計装付きの転がり軸受1という中間体を通して、固定子36と回転子38
との間に得る。
【0067】 図11〜14に示した実施形態では、センサーユニット11のキャップおよび
エンコーダ16の支持体は、図1〜6に示した実施形態のそれらとは、異なって
いる。エンコーダ16の環状支持体49は、内軌道輪4の半径方向の面4bと接
触するよう設計されている、内径が、前記内軌道輪4の穴のそれと実質的に等し
い半径方向の部分49aを有しており、円筒部分49bが、半径方向の部分49
aのより大きな直径の縁部から、軸方向に、外方に、転動体6から遠ざかる方向
に伸長しており、かつ、半径方向の部分49cが、半径方向の部分49aの反対
側の、円筒部分49bの端部から、半径方向に、外方に伸長している。エンコー
ダ16の能動部分18は、円筒部分49bの外側の面と、かつ、転動体6と同じ
端部において、半径方向の部分49cの内側の面と接触している。
【0068】 センサーユニット11のキャップ50は、第一の実施形態のキャップの対応す
る部分と同様にして、端子19が貫通している切欠き部50cが設けられている
円筒部分50aを有しており、かつ、半径方向の部分50bが、外軌道輪2の反
対側の、円筒部分の端部から、半径方向に、内方に伸長している。ここで、半径
方向の部分50bの内径が、センサーユニット11の中央部分15の穴のそれと
同様であることが分かる。しかしながら、この別法として、より大きなあるいは
より小さな直径の半径方向の部分50bを設けることができる。前記半径方向の
部分50bのより小さな直径の縁部は、接続部分51によって、結合部材52に
接続されている。キャップ50は、支持体12に、いっぱいまで嵌っている。
【0069】 環状結合部材52は、半径方向の部分52aを有しており、その直径は、半径
方向の部分50bの内径より、やや小さく、接続部分51は、前記半径方向の部
分50bと前記半径方向の部分52aとの間に配設されており、円筒部分52b
は、半径方向の部分52aの内径から、転動体6に向かって、軸方向に、伸長し
ており、かつ、エンコーダ16の支持体49の円筒部分49bに、部分的にある
いは完全に嵌るよう設計されており、また、円錐部分52cが、転動体6と同じ
側の、円筒部分52bの端部から伸長し、かつ、半径方向に内方に、かつ、前記
転動体6に向かって軸方向に、伸長している。円錐部分52cの内径は、エンコ
ーダ16の支持体49の、半径方向の部分49aのそれより大きい。部品の許容
差は、支持体49の半径方向の部分49aが、内軌道輪4の半径方向の面4bと
結合部材の円錐部分52cとの間において、予め軸方向に応力が掛からないよう
な許容差である。
【0070】 図11に示した位置では、一般に円筒形の工具53が、内輪4の穴4cに挿入
される。工具53は、突起部54を有しており、その形状は、エンコーダ16の
支持体49の、半径方向の部分49aの内側の縁部における切欠き部55のそれ
に一致している。したがって、突起部54と切欠き部55との間の結合のため、
工具53が回転すると、エンコーダ16も回転する。支持体49と結合部材52
との間の嵌め合いは、エンコーダ16の回転が、結合部材52およびキャップ5
0から独立的に行われ得るよう選択する。したがって、エンコーダ16は、セン
サー14に対して位置決め可能である。工具53を取り外しても、この位置決め
は、図12に示したように、結合部材52により提供されている保護、円筒部分
52bと支持体49の円筒部分49bとの間の摩擦接触により維持される。
【0071】 図13から分かるように、接続部分51は、キャップ50の半径方向の部分5
0bと結合部材52の半径方向の部分52aとの間の軸方向空間に、4個の弱い
スタッド56を含んでおり、これらは、共平面であり、かつ、同心である。スタ
ッド56は、有利には、合成材料から作られており、かつ、予め決まっていてそ
れ以上だと破壊される軸方向力に抵抗するよう設計されている。
【0072】 既に上記の実施形態を参照して説明したように、計装付きの転がり軸受1をケ
ーシング26に固定後、軸29を挿入して、その外側面を結合部材52の円筒部
分52bの穴と接触させ、ついで、肩部30を、同じ結合部材52の円錐部分5
2cと接触させる。軸29をさらに軸方向移動すると、円錐部分52cが変形し
、これは、徐々に真直ぐとなって、半径方向となる。キャップ13は、既に外軌
道輪2の半径方向の面2bと軸方向接触しており、軸方向に移動できないため、
結合部材52全体の、玉6の列に向かっての軸方向移動は、接続部分51のスタ
ッド56を破壊することになる。
【0073】 最終の設置位置では、図14に示すように、肩部30は、結合部材52の円錐
部分52cおよび支持体49の半径方向の部分49aが、内軌道輪4に対して、
締め付けられ、かつ、エンコーダ16が前記軸29および前記内軌道輪4に締結
されている状態を引き起こしている。上記の軸方向移動は、結合部材52の半径
方向の部分52aを、キャップ50の半径方向の部分50bに対して、ずらすこ
とになり、したがって、これらは、最早共平面ではなく、僅かにずれた状態とな
る。
【0074】 エンコーダ16の支持体49と結合部材52(これは、設置前は、キャップ5
0に締結されている)との間の摩擦接触は、センサー14およびエンコーダ16
の角度位置決めを維持し、計装付きの転がり軸受1が、モータ25に設置されて
、それにより、結合部材52の円錐部分52cが、つぶれるまで、維持する。弱
いスタッド56は、ナットを締め付けると、あるいは、回転子が回転すると、た
とえその前に破壊されていなくても、破壊される。上記に対する別法としては、
エンコーダ16を、先ず、突起部54を有する工具53により位置決めし、次い
でキャップ50を嵌めることができよう。
【0075】 図15〜18に示した実施形態は、上記のそれと同様であるが、キャップ50
に接続部がない点が異なる。ディスク57が、軸方向では、キャップ50の半径
方向の部分50bとセンサーユニット11の中央部分15との間に、また、半径
方向では、キャップ50の円筒部分50aの内側に配設されている。上記実施形
態の接続部と同様な接続部58が、エンコーダ16の支持体49の、能動部分1
8の円筒外面を極めて僅か越えて伸長している半径方向の部分49cの、より大
きな直径の端部と、ディスク57のより小さな直径の縁部との間に、形成されて
いる。
【0076】 図15から分かるように、エンコーダ16(これは、したがって、ディスク5
7に、軸方向に、かつ、円周方向に締結されている)は、ディスク57が配設さ
れていて、かつ、前記ディスク57の厚さよりやや大きい、上記で規定された軸
方向の隙間のため、転がり軸受1の残りの部分に対して、小さな軸方向の隙間を
有している。エンコーダ16は、センサーユニット11に対して、かつ、内軌道
輪4に対して、自由に回転する。支持体49の半径方向の部分49aは、内軌道
輪4から、軸方向に分離されている。この位置では、キャップ50は、図1〜6
に示した実施形態におけるキャップ13の部分的な嵌合と同様なやり方で、支持
体12にいっぱいまで嵌っていない。この位置では、エンコーダ16は、センサ
ー14に対して、十分に配向可能、すなわち、位置決め可能である。
【0077】 位置決めが完了した後、キャップ50は、転動体6に向かって、軸方向に、押
し込まれ、ディスク57が、キャップ50の半径方向の部分50bとセンサーユ
ニット11の中央部分15との間に、締め付けられるまで、押し込まれる(図1
7参照)。ディスク57は、したがって、センサーユニット11と共に並進およ
び回転運動するよう拘束される。エンコーダ16は、したがって、ディスク57
と、一方では、キャップ50の半径方向の部分50bと、また、他方では、セン
サーユニットの中央部分15との間の摩擦接触により、センサー14に対して円
周にわたり不動化される。もちろん、ディスク57とキャップの半径方向の部分
50bの内面との間に、ゴムパッドを設けて、これら部品の間の摩擦係数を増大
させることができよう。
【0078】 計装付きの転がり軸受1は、次いで、上記で説明したように、ケーシング26
内にこの目的のために設けられたハウジングに固定する。その回転子を取り付け
た軸29を、軸方向の移動により、転がり軸受1に取り付ける。すなわち、軸2
9の円筒部分31を、内軌道輪4の穴4cに滑り込ませ、肩部30を転動体6に
向かって、軸方向に移動する。支持体49の円筒部分49bを、軸29の外面2
9aに、徐々に嵌め、次いで、肩部30を、前記支持体49の半径方向の部分4
9aに接触させる。軸29のさらなる軸方向移動は、支持体49、したがって、
エンコーダ16を軸方向に、転動体6に向かって引きずり、それにより、上記実
施形態の場合のように、四つの弱い合成材料のスタッドにより形成されている接
続部58が、破壊される。
【0079】 図18は、最終的な設置状態を示す。ディスク57が、センサーユニット11
の残りの部分に対して、依然として固定されており、また、エンコーダ16の位
置が、ずれ、したがって、以前は共平面であった支持体49の半径方向の部分4
9cとディスク57の位置がずれることになる。エンコーダ16の支持体49の
半径方向の部分49aは、肩部30と内軌道輪4の半径方向面4bとの間に締め
付けられ、したがって、エンコーダ16は、前記軸29および前記内軌道輪4に
対して、円周方向に不動化される。エンコーダ16は、次いで、センサーユニッ
ト11に対して、自由に回転できるようになる。支持体49の半径方向の部分4
9cとディスク57との間の軸方向の位置ずれは、スタッドが、回転時に破壊さ
れた後におけるスタッド間の望ましくない摩擦のあらゆる虞れを無くすものであ
る。
【0080】 図19および20に示した実施形態では、エンコーダ16は、内軌道輪4の側
面4bと接触しているT形の基部を形成している中央部分60a、およびT形の
横桁を形成し、半径方向の部分60aの外縁部に接合されていて、その外面で能
動部分18を支持し、かつ、内軌道輪4の外部転がり軸受面に嵌められている円
筒部分60bを含むT形の断面を持つ環状の支持体60を有している。
【0081】 センサーユニット11は、支持体12に加えて、センサーエレメント14およ
び中央部分15、その内径が支持体60の円筒部分60bの直径に実質的に等し
く、かつ、その外径が支持体12の円筒部分12cの穴の直径に実質的に等しい
環状の半径方向の壁61を含んでいる。半径方向の壁61は、外軌道輪2の反対
側の中央部分15と接触している。半径方向の壁61は、円筒部分12cの自由
端において、曲りリム12dにより保持されている。半径方向の壁61の外縁部
61aは、外軌道輪2に向かって、斜めに曲げられ、リム12dの形状に対して
相補的な形状を取ってている。
【0082】 金属フランジ62が、外軌道輪2の溝9に固定され、かつ、内方に伸長し、か
つ、内軌道輪4の半径方向の面4aと実質的に共平面の半径方向の部分62aを
有している。環状の摩擦部材63が、内軌道輪4に取り付けられ、かつ、その自
由な内側縁部が、半径方向の面4aと接触している弾性円錐部分63a(図19
)、円錐部分63aの外縁部から形成されており、かつ、転動体6に向かって伸
長し、内軌道輪4の外側転がり軸受面に嵌められている円筒部分63b、および
外方に伸長している半径方向の部分63cを有している。円筒部分63bは、フ
ランジ62と内軌道輪4との間に、半径方向に配設されている。半径方向の部分
63cは、転動体6とフランジ62の半径方向の部分62aとの間に、軸方向に
配設されている。設置前は、円錐部分63aの外縁部は、内軌道輪4の半径方向
の面4aに対して、軸方向に位置がずれている。
【0083】 金属部分63a、63bおよび63c(これらは一体に形成されている)に加
えて、摩擦部材63は、フランジ62と同じ側の半径方向の部分63cに締結さ
れており、かつ、設置前は、フランジ62の半径方向の部分62aと接触してお
り、したがって、転がり軸受1の二つの軌道輪2および4の、互いに他に対する
一時的な角度締結を行う摩擦フェーシング64(例えば、エラストマーフェーシ
ング)を含んでいる。
【0084】 設置後は、スペーサ33は、円錐部分63aを、内軌道輪4の半径方向の面4
aに当てて押しつぶして、それに半径方向の形状を与え、それにより、摩擦部材
63を、転動体6に向かって、軸方向変位させ、かつ、フェーシング64を、フ
ランジ62から分離させる(図20参照)。
【0085】 本発明においては、上記のいくつかの実施形態は、限定的ではない。複数のセ
ンサーを含むセンサーユニットを使用すれば、例えば、回転方向を測定すること
ができるのは言うまでもない。また、光学検出器システムの代わりに、磁気検出
器システムが使用できよう。計装付き転がり軸受は、電動機に設置できるばかり
でなく、一つの部品の別の部品に対する角度位置を知ることが必要ないかなる装
置にも使用可能である。
【0086】 本発明は、エンドユーザーに出荷する前に、そのエンコーダを、センサーに対
して予め位置決めできる計装付き転がり軸受を提供する。計装付き転がり軸受は
、したがって、位置決めを失うことなく、さまざまなやり方で、安全に操作可能
である。エンドユーザーによる計装付き転がり軸受の、例えば、電動機への設置
は、簡単に、確実に、かつ、経済的に行われ、いかなる注意を払う必要もなしに
、計装付き転がり軸受を、センサーに対するエンコーダの角度位置に、操作し、
かつ、設置して、その位置を必要な期間維持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による転がり軸受の第一の実施形態を装備した電動機の一端部の軸方向
断面図である。
【図2】 本発明による転がり軸受の第一の実施形態で使用される固定部品の側立面図で
ある。
【図3】 図1からの転がり軸受の、予位置決め前の軸方向断面図である。
【図4】 エンコーダの位置の関数としての、センサーにより供給される信号のダイヤグ
ラムである。
【図5】 図1からの転がり軸受の、設置前の軸方向断面図である。
【図6】 設置後の図5と同一の図である。
【図7】 本発明による転がり軸受の第二の実施形態の、設置前の軸方向断面図である。
【図8】 図7からの転がり軸受の、設置後の軸方向断面図である。
【図9】 本発明による転がり軸受の第三の実施形態の、設置前の軸方向断面図である。
【図10】 設置後の図9に示した転がり軸受と同一のそれの軸方向断面図である。
【図11】 配向工具に取り付けられた、本発明による転がり軸受の第四の実施形態の軸方
向断面図である。
【図12】 配向後の図11と同一の図である。
【図13】 図12からの転がり軸受の側立面図である。
【図14】 設置後の図11と同一の図である。
【図15】 本発明による転がり軸受の第五の実施形態の、予位置決め前の軸方向断面図で
ある。
【図16】 図15からの転がり軸受の側立面図である。
【図17】 設置前、かつ、角度位置決め後の図15と同一の図である。
【図18】 設置後の図15と同一の図である。
【図19】 本発明による転がり軸受の第6の実施形態の、設置前の軸方向断面図である。
【図20】 設置後の図19と同一の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギャリオン,サミュエル フランス国、エフ37000 トゥール、ル ギャムベッタ 10 (72)発明者 マエストラティ,ジャン フランシス フランス国、エフ37300 ジョア レ ト ゥール、ル ドゥ ポミエール 84

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計装付き減摩転がり軸受であって、非回転の軌道輪(2)お
    よび検知手段(14)を含む非回転の部分、回転可能な軌道輪(4)およびエン
    コーディング手段(16)を含む回転可能な部分、および該非回転の軌道輪と該
    回転可能な軌道輪の二つの軌道面の間に配設されている一列の転動体(6)を含
    み、非回転の検知手段および回転可能なエンコーディング手段が、回転パラメー
    タを検出するためのシステムを形成している転がり軸受において、該検知手段に
    対する該エンコーディング手段の角度位置決めを、ある角度位置に一時的に維持
    するための一時的な維持手段を含み、前記エンコーディング手段は、該検知手段
    にて、基準信号を発生し、一時的な角度位置決めは、該転動体の列に向かっての
    、該装置の構成要素の少なくとも一部分の軸方向変位によって、解放されること
    を特徴とする軸受。
  2. 【請求項2】 軸方向に移動する部分は、軸受の回転可能な部分に締結され
    るよう設計されていることとする請求項1に記載の軸受。
  3. 【請求項3】 転動体の列(6)に向かって軸方向に移動する部分は、エン
    コーダ手段の支持体であることとする請求項1又は請求項2に記載の軸受。
  4. 【請求項4】 転動体の列に向かって軸方向に移動する部分は、エンコーダ
    手段の支持体に取り付けられることとする請求項1又は請求項2に記載の軸受。
  5. 【請求項5】 転動体の列に向かって軸方向に移動する部分は、エンコーダ
    手段の反対側にて、転がり軸受の回転可能な軌道輪に取り付けられる部材である
    こととする請求項1又は請求項2に記載の軸受。
  6. 【請求項6】 一時的な保持手段は、検出システムの一部であることとする
    上記請求項のうちのいずれか一つに記載の軸受。
  7. 【請求項7】 一時的な保持手段は、少なくとも一つの摩擦部材(21)を
    含むこととする上記請求項のうちのいずれか一つに記載の軸受。
  8. 【請求項8】 摩擦部材は、エラストマーパッドを含むこととする請求項7
    に記載の軸受。
  9. 【請求項9】 エンコーダ手段は、回転可能な軌道輪と軸方向に接触する第
    一の面および該第一の面の軸方向に反対側の、かつ、該非回転の部分と軸方向に
    接触する第二の面を有する支持体(17)を含むこととする上記請求項のうちの
    いずれか一つに記載の軸受。
  10. 【請求項10】 支持体は、環状であり、かつ、第一の面を含む半径方向あ
    るいは円錐部分、円筒部分および第二の面を含む半径方向の部分を有しているこ
    ととする請求項9に記載の軸受。
  11. 【請求項11】 支持体の第一の面と回転可能な軌道輪との間の摩擦係数は
    、第二の面と非回転の部分との間のそれよりより低いこととする請求項9又は請
    求項10に記載の軸受。
  12. 【請求項12】 一時的な保持手段は、少なくとも一つの弱い部材を含むこ
    ととする上記請求項のうちのいずれか一つに記載の軸受。
  13. 【請求項13】 エンコーダ手段は、それを非回転の部分に接続する接続部
    分(51)を有する支持体を含み、該接続部分は、弱い部材が破壊される前は、
    エンコーダ手段の、および非回転部分の支持体に締結されており、かつ、破壊し
    て、該エンコーダ手段を該非回転部分から分離するようになっている機械的に弱
    い部分を有していることとする請求項12に記載の軸受。
  14. 【請求項14】 機械的に弱い部域は、複数の合成材料のスタッド(56)
    を含むこととする請求項13に記載の軸受。
  15. 【請求項15】 接続部分は、検知手段のための保護キャップの半径方向の
    部分とエンコーダ手段のための支持体の半径方向の部分との間に在り、これらは
    、該接続部分が破壊される前は、共通の平面内に配設されており、該接続部分は
    、それらの間の環状空間内に形成されていることとする上記請求項のうちのいず
    れか一つに記載の軸受。
  16. 【請求項16】 エンコーダ手段の支持体は、ワンピースとして作られてい
    ることとする上記請求項のうちのいずれか一つに記載の軸受。
  17. 【請求項17】 エンコーダ手段の支持体は、二つの部分でできており、そ
    のうちの少なくとも一つは、該エンコーダ手段と直接接触しており、かつ、その
    うちの少なくとも一つは、一時的保持手段と直接接触しており、該二つの部分は
    、同心であり、かつ、互いに摩擦接触で嵌合していることとする上記請求項1な
    いし請求項15のうちのいずれか一つに記載の軸受。
  18. 【請求項18】 エンコーダ手段の支持体は、少なくとも一つの軸方向に変
    形し得る部分を有していることとする上記請求項のうちのいずれか一つに記載の
    軸受。
  19. 【請求項19】 計装付き転がり軸受を軸に設置する方法であって、該転が
    り軸受は、非回転の軌道輪および検知手段を含む非回転部分、回転可能な軌道輪
    およびエンコーダ手段を含む回転可能な部分、および該非回転と回転可能な軌道
    輪の二つの軌道面の間に配設された転動体の列を有する形式のものであり、該非
    回転の検知手段および該回転可能なエンコーダ手段が、回転パラメータ検出器シ
    ステムを形成しており、該回転パラメータ検出器システムで、設置前は、該エン
    コーダ手段は、該検知手段に対して、ある角度位置に保持されており、該角度位
    置では、前記エンコーダ手段が、該転がり軸受の該軸に対する締付け中、該検知
    手段にて基準信号を発生し、該エンコーダ手段および該転がり軸受の該回転可能
    な軌道輪は、互いに円周にわたり締結されており、かつ、該エンコーダ手段の該
    検知手段に対する該角度位置の保持が、解除されることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 エンコーダ手段は、該エンコーダ手段を転がり軸受の回転
    可能な軌道輪に締結する際の軸方向移動により、保持手段から切り離されること
    とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 エンコーダ手段は、回転可能な軌道輪の回転により、保持
    手段から切り離されることとする請求項19に記載の方法。
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