JP2006144908A - 回転センサ付軸受および回転物への組み込み方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 センサターゲットリングと回転側輪とを分離することで生じる、回転側輪と回転物のすべりによって、回転測定に誤差が発生するのを防止すると共に、センサハウジングとセンサターゲットリングとを連結する連結手段を設けて、取扱性を向上させたセンサ付軸受を提供することである。
【解決手段】 回転センサ付軸受1の回転センサ11は、センサ部9を有して外輪3に取付けられるセンサハウジング7と、センサ部9によって感知される検出部10を有し、内輪2から分離されているセンサターゲットリング8とにより構成されており、センサハウジング7に形成された貫通穴7aおよびセンサターゲットリング8に形成されたねじ穴8cの両者に跨る第1の位置と、いずれか一方の凹部内に留まる第2の位置とに変位可能に設けられた止めねじ12を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 回転センサ付軸受1の回転センサ11は、センサ部9を有して外輪3に取付けられるセンサハウジング7と、センサ部9によって感知される検出部10を有し、内輪2から分離されているセンサターゲットリング8とにより構成されており、センサハウジング7に形成された貫通穴7aおよびセンサターゲットリング8に形成されたねじ穴8cの両者に跨る第1の位置と、いずれか一方の凹部内に留まる第2の位置とに変位可能に設けられた止めねじ12を備える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、軸受に光学式や磁気式等の回転センサを組み込んだ回転センサ付軸受および回転物への組み込み方法に関する。
例えば、回転数や回転方向を検出するために、転がり軸受に回転センサを取り付けた回転センサ付軸受がある。このような回転センサ付軸受は、例えば特開平9−297151号公報(特許文献1)に記載されているように、固定側輪である外輪にセンサ部を配置し、回転側輪である内輪にセンサターゲットリングを配置している。センサターゲットリングは、フランジ部の一方の端面に、光を反射する領域と、光を反射しない領域とを交互に配置する検出部を含んでいる。回転センサは、センサ部から検出部に光を照射し、その反射光をセンサ部で感知することにより、回転数や回転方向を検出する。
特開平9−297151号公報
従来の光学式回転センサ付軸受では、固定側輪にセンサ部を含むセンサハウジングを取り付け、回転側輪にセンサターゲットリングを組み込んでいた。したがって、回転軸の外周面と回転側輪の内周面とを嵌め合いによって固定する場合、嵌め合い力が弱いと、回転時に回転軸と、センサターゲットリングを含む軸受の回転側輪との間にすべりを生じる可能性がある。特に、コピー機やプリンタ等の事務機器に回転センサ付軸受を組み込む場合、軸受の嵌め合いは緩み嵌めとされる可能性があって寸法公差が大きくなるため、より一層すべりの可能性が増す。これにより、回転軸の回転変位量が正確にとれず、高精度な測定が難しくなる。
上述の問題を解決する手段として、センサターゲットリングと回転側輪とを分離し、センサターゲットリングを回転軸に直接取り付ける方法が考えられる。これにより、回転側輪と回転軸との間にすべりが発生しても、回転軸とセンサターゲットリングの回転方向の相対的な位置ずれが生じないので、回転軸の回転検出精度に影響がなく、高精度の測定が可能となる。
しかし、センサターゲットリングと回転側輪とを分離することにより、軸受の回転軸への取り付け前における搬送時に、軸受とセンサターゲットリングを別々に取り扱わなければならない。
この発明の目的は、センサターゲットリングと回転側輪とを分離することで生じる、回転側輪と回転物のすべりによって、回転測定に誤差が発生するのを防止すると共に、センサハウジングとセンサターゲットリングとを連結する連結手段を設けて、取扱性を向上させたセンサ付軸受を提供することである。
この発明は、回転側輪および固定側輪を含む軸受と、回転側輪が取り付けられる回転物の回転を検出する回転センサとを備えた回転センサ付軸受において、回転センサは、センサ部を有して固定側輪に取り付けられるセンサハウジングと、センサ部によって感知される検出部を有し、回転側輪から分離されているセンサターゲットリングと、センサハウジングとセンサターゲットリングとを連結する状態と、その連結を解く状態とに選択的に切り替え可能に設けられた連結手段とを備える。このように、センサハウジングとセンサターゲットリングとを連結することにより、回転センサ付軸受の搬送時に、センサターゲットリングを軸受本体と一体として取り扱うことができ、センサターゲットリングを回転物に取り付けるときに連結を解除することができる。
好ましくは、連結手段は、センサハウジングに形成された固定側凹部と、固定側凹部に対向する位置でセンサターゲットリングに形成された回転側凹部と、固定側凹部および回転側凹部の両者に跨る第1の位置と、いずれか一方の凹部内に留まる第2の位置とに変位可能に設けられた連結軸とを備えるとよい。
さらに、固定側凹部は、センサハウジングを貫通する貫通穴であり、回転側凹部は、ねじ穴であり、連結軸は、センサターゲットリングのねじ穴に螺合する止めねじとするとよい。
好ましくは、ねじ穴は、センサターゲットリングを貫通する貫通ねじ穴であり、止めねじは、センサターゲットリングを回転物に固定するための止めねじとして使用することもできる。これにより、回転物とセンサターゲットリングとを簡便に固定することができる。また、センサターゲットリングを止めねじにより回転検出の目的物となる回転物に直接取り付けたため、回転側輪と回転物との間にすべりが発生しても、回転物とセンサターゲットリングの回転方向の相対的な位置ずれが生じないので、回転物の回転検出精度に影響を与えることがなく、高精度の測定が可能となる。
好ましくは、固定側凹部は、止めねじに螺合する貫通ねじ穴にするとよい。これにより、センサハウジングとセンサターゲットリングとをより確実に連結することができる。
好ましくは、止めねじの長さは、センサターゲットリングの貫通ねじ穴の長さよりも短くするとよい。これにより、止めねじをねじ込んで貫通ねじ穴内に留めることにより、センサハウジングとセンサターゲットリングを分離することが可能となる。
好ましくは、センサターゲットリングは樹脂製とするとよい。これにより、センサターゲットリングのねじ穴に止めねじを螺合すると、ねじ穴内部にねじ山が形成されるから、製造工程においてねじ穴内部のねじ山を予め設ける必要がなく、製造工程を軽減することができる。
この発明の他の局面は、回転センサ付軸受の回転物への組み込み方法であって、センサ部を有して軸受の固定側輪に取り付けられたセンサハウジングと、センサ部によって感知される検出部を有し、軸受の回転側輪から分離されているセンサターゲットリングとを備える。回転センサ付軸受を回転物に組み込む前の状態では、センサハウジングとセンサターゲットリングとを連結手段によって連結する。回転センサ付軸受を回転物に組み込む際には、連結手段による連結を解いてセンサターゲットリングをセンサハウジングから分離し、このセンサターゲットリングを回転物に固定して取り付ける。
好ましくは、連結手段は、センサハウジングとセンサターゲットリングとを連結する連結軸を含み、回転物への組み込みの際には、連結軸を、センサターゲットリングと回転物とを固定するための固定手段として使用するとよい。
好ましくは、センサハウジングおよびセンサターゲットリングは、それぞれ、連結軸を受け入れる貫通穴を有し、回転物に組み込む前の状態では、連結軸をセンサハウジングの貫通穴とセンサターゲットリングの貫通穴との境界部分に位置させて両者を連結状態にする。回転物への組み込みの際には、連結軸をセンサターゲットリングの貫通穴内にのみ位置させることによってセンサハウジングとセンサターゲットリングとを分離し、かつ連結軸の先端を回転物の表面に当接させることによってセンサターゲットリングを回転物に固定するとよい。
この発明における回転センサ付軸受は、回転物に直接取り付けられるセンサターゲットリングとセンサハウジングとを連結する状態と、その連結を解く状態とに選択的に切り替え可能に設けられた連結手段を有する。これにより、搬送時には、センサターゲットリングを軸受本体と一体として取り扱うことができるので、回転センサ付軸受の取り扱いが容易となる。また稼動時にはセンサターゲットリングをセンサハウジングから分離することが可能となる。
この発明における回転センサ付軸受の回転物への組み込み方法は、回転センサ付軸受を回転物に組み込む前の状態では、センサハウジングとセンサターゲットリングとを連結することができ、回転センサ付軸受の取り扱いが容易となる。また、回転センサ付軸受を回転物に組み込む際には、連結を解いてセンサターゲットリングをセンサハウジングから分離し、このセンサターゲットリングを回転物に固定して取り付けることができる。
図1はこの発明の一実施形態を示す断面図であり、内輪2と、外輪3と、内輪2および外輪3の間に配置された転動体4とで転がり軸受1が構成されている。転動体4は保持器6によって等間隔に保持されている。内輪2と外輪3との間の軸受空間の一端は密封シール5で密封され、他端にはセンサハウジング7が配置されている。この例では内輪2が回転側輪であり、外輪3が固定側輪を構成しているが、内輪2を固定側輪とし、外輪3を回転側輪としてもよい。
回転物としての回転軸13の外周面には、内輪2が取り付けられていると共に、内輪2とは分離してセンサターゲットリング8が取り付けられている。センサターゲットリング8は、その内周面が回転軸13の外周面に接する取付部8aを含み、この取付部8aには外周面から径方向に延びるフランジ部8bが形成されており、フランジ部8bの一方の端面には、光を反射する領域と、光を反射しない領域とを交互に配置する検出部10が形成されている。
外輪3の内径面には、センサハウジング7が嵌合して取り付けられている。センサハウジング7には、検出部10に対向する位置にセンサ部9が配置されている。回転センサ11は、センサ部9および検出部10により構成される。
センサターゲットリング8には、取付部8aの外周面から内周面にかけて回転側凹部としての貫通ねじ穴8cが形成されており、センサハウジング7には、センサターゲットリング8のねじ穴8cに連通する固定側凹部としての貫通穴7aが設けられている。
センサターゲットリング8は内輪2と連結されていないから、回転軸13への取り付け前においては、回転センサ付軸受1と分離してしまう。そこで、連結軸としての止めねじ12をねじ穴8cと貫通穴7aとに挿通し、センサハウジング7とセンサターゲットリング8とに跨る位置に保持することにより両者が連結されるから、センサターゲットリング8を回転センサ付軸受1と一体として取り扱うことができる。この結果、センサハウジング7の貫通穴7aの内周面にはねじ山が形成されていないので、完全に固定はされないが、搬送時にセンサターゲットリング8と回転センサ付軸受1が分離することがないので、取り扱いが容易になる。
図2はこの発明の回転センサ付軸受1の回転軸13への取付後の状態を示す断面図である。センサターゲットリング8を回転軸13に取り付ける際には、まず、センサハウジング7とセンサターゲットリング8との連結を解く必要がある。このために、センサハウジング7およびセンサターゲットリング8を連結している止めねじ12をねじ込んで、止めねじ12をねじ穴8cの内部に留める。
さらに、止めねじ12を回転軸13に当接するまでねじ込むことにより、センサターゲットリング8を回転軸13に直接固定することができる。これにより、回転軸13とセンサターゲットリング8とを簡便に固定することができる。
このように、センサターゲットリング8を止めねじ12により回転検出の目的物となる回転軸13に直接取り付けたため、内輪2と回転軸13との間にすべりが発生しても、回転軸13とセンサターゲットリング8の回転方向の相対的な位置ずれが生じないので、回転軸13の回転検出精度に影響を与えることがなく、高精度の測定が可能となる。
なお、止めねじ12の長さは、ねじ穴8cのねじ穴長よりも短くなるように形成されている。これにより、止めねじ12をねじ込んでねじ穴8c内に留めることによりセンサハウジング7とセンサターゲットリング8とを分離することが可能となる。
図3はこの発明の他の実施形態における回転センサ付軸受1を示す断面図である。この実施形態では、センサハウジング7に設けた貫通穴7aの内周面にねじ山を形成しており、その他の構成は図1と同じである。回転センサ付軸受1の搬送時には、センサターゲットリング8のねじ穴8cおよびセンサハウジング7の貫通穴7aに形成したねじ山に止めねじ12を螺合することで、センサハウジング7とセンサターゲットリング8とをより確実に固定することができる。
図4はこの発明のさらに他の実施形態における回転センサ付軸受1aを示す断面図である。この実施形態では、取付部8aの外周面に検出部10を形成したものであり、センサハウジング7に取り付けられたセンサ部9と、検出部10とが軸受のラジアル方向に対向して配置されている。
上述の各実施形態において、センサターゲットリング8は樹脂製としてもよい。これにより、センサターゲットリング8に止めねじ12を螺合する際に、ねじ穴8cの内部にねじ山が形成されるから、製造工程においてねじ穴8c内部のねじ山を予め設ける必要がなく、製造工程を軽減することができる。
上述の各実施形態において、センサハウジング7にセンサ部9を一箇所にのみ配置したが、センサ部9を複数個所に設けることにより回転数だけでなく回転方向を検出することもできる他、高精度な測定が可能となる。
図1〜図3の実施形態では、検出部10の反射光をセンサ部9で検出することにより、回転軸13の回転を検出しているが、フランジ部8bに図示はしないが検出部としてのスリットを一定の等間隔で配置し、スリットに対してセンサ部9の反対側に対向して光源を設け、光源からスリットに照射した光を、スリットを通してセンサ部9で検出することにより、回転軸13の回転を検出してもよい。
なお、転動体4として玉あるいは、ころを用いてもよい。さらに、転がり軸受に限ることなく、すべり軸受や空気軸受にこの発明を適用してもよい。
また、図1〜図4の実施形態では、光学式回転センサを用いたが、これに限ることなく、磁気式センサ等を用いてもよい。
なお、上述の実施形態では、貫通穴7aと、貫通ねじ穴8cと、貫通ねじ穴8cに螺合する止めねじ12とが、センサハウジング7とセンサターゲットリング8とを連結する連結手段と、センサターゲットリング8を回転軸13に固定する固定手段の両方の役割を担っているが、それぞれを別々の手段で実現してもよい。
その場合、センサハウジング7とセンサターゲットリング8の連結手段としてのねじ穴8cは、取付部8aの内周面に貫通していなくてもよい。また、ねじ穴8cおよび貫通穴7aを回転センサ付軸受1のアキシアル方向に対向して設けてもよい。
さらには、ねじ穴8cを貫通穴7aと同径の穴として、ねじ穴8cと貫通穴7aとに跨る位置に連結軸を圧入して連結してもよいし、センサハウジング7とセンサターゲット8とを連結するストッパーを設け、搬送時にストッパーでセンサハウジング7とセンサターゲット8を結合し、稼動時に結合を解除することとしてもよい。
また、センサターゲットリング8を回転軸13に固定する固定手段としては、センサターゲットリング8と回転軸13を嵌合することにより固定してもよいし、センサターゲットリング8の取付部8aの内周面および回転軸13の外周面にキー溝を設け、それらに嵌合するキーにより固定してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、回転物に取り付けて、回転物の回転を検出する回転センサ付軸受に有利に利用される。
1,1a 回転センサ付軸受、2 内輪、3 外輪、4 転動体、5 密封シール、6 保持器、7 センサハウジング、7a 貫通穴、8 センサターゲットリング、8a 取付部、8b フランジ部、8c ねじ穴、9 センサ部、10 検出部、11 回転センサ、12 止めねじ、13 回転軸。
Claims (10)
- 回転側輪および固定側輪を含む軸受と、前記回転側輪が取り付けられる回転物の回転を検出する回転センサとを備えた回転センサ付軸受において、
前記回転センサは、
センサ部を有して前記固定側輪に取り付けられるセンサハウジングと、
前記センサ部によって感知される検出部を有し、前記回転側輪から分離されているセンサターゲットリングと、
前記センサハウジングと前記センサターゲットリングとを連結する状態と、その連結を解く状態とに選択的に切り替え可能に設けられた連結手段とを備えることを特徴とする、回転センサ付軸受。 - 前記連結手段は、
前記センサハウジングに形成された固定側凹部と、
前記固定側凹部に対向する位置で前記センサターゲットリングに形成された回転側凹部と、
前記固定側凹部および前記回転側凹部の両者に跨る第1の位置と、いずれか一方の凹部内に留まる第2の位置とに変位可能に設けられた連結軸とを備える、請求項1に記載の回転センサ付軸受。 - 前記固定側凹部は、前記センサハウジングを貫通する貫通穴であり、
前記回転側凹部は、ねじ穴であり、
前記連結軸は、前記センサターゲットリングのねじ穴に螺合する止めねじである、請求項2に記載の回転センサ付軸受。 - 前記ねじ穴は、前記センサターゲットリングを貫通する貫通ねじ穴であり、
前記止めねじは、前記センサターゲットリングを前記回転物に固定する、請求項3に記載のセンサ付軸受。 - 前記固定側凹部は、前記止めねじに螺合する貫通ねじ穴である、請求項3または請求項4に記載のセンサ付軸受。
- 前記止めねじの長さは、前記センサターゲットリングのねじ穴の長さよりも短い、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の回転センサ付軸受。
- 前記センサターゲットリングは樹脂製である、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の回転センサ付軸受。
- センサ部を有して軸受の固定側輪に取り付けられたセンサハウジングと、前記センサ部によって感知される検出部を有し、軸受の回転側輪から分離されているセンサターゲットリングとを備え、
回転センサ付軸受を回転物に組み込む前の状態では、前記センサハウジングと前記センサターゲットリングとを連結手段によって連結しておき、
前記回転センサ付軸受を回転物に組み込む際には、前記連結手段による連結を解いて前記センサターゲットリングを前記センサハウジングから分離し、このセンサターゲットリングを前記回転物に固定して取り付けることを特徴とする、回転センサ付軸受の回転物への組み込み方法。 - 前記連結手段は、前記センサハウジングと前記センサターゲットリングとを連結する連結軸を含み、
前記回転物への組み込みの際には、前記連結軸を、前記センサターゲットリングと前記回転物とを固定するための固定手段として使用する、請求項8に記載の回転センサ付軸受の組み込み方法。 - 前記センサハウジングおよび前記センサターゲットリングは、それぞれ、前記連結軸を受け入れる貫通穴を有し、
前記回転物に組み込む前の状態では、前記連結軸を前記センサハウジングの貫通穴と前記センサターゲットリングの貫通穴との境界部分に位置させて両者を連結状態にしておき、
前記回転物への組み込みの際には、前記連結軸を前記センサターゲットリングの貫通穴内にのみ位置させることによって前記センサハウジングと前記センサターゲットリングとを分離し、かつ前記連結軸の先端を前記回転物の表面に当接させることによって前記センサターゲットリングを前記回転物に固定する、請求項9に記載の回転センサ付軸受。
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