JP4851381B2 - 回転センサ付き転がり軸受 - Google Patents

回転センサ付き転がり軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP4851381B2
JP4851381B2 JP2007091926A JP2007091926A JP4851381B2 JP 4851381 B2 JP4851381 B2 JP 4851381B2 JP 2007091926 A JP2007091926 A JP 2007091926A JP 2007091926 A JP2007091926 A JP 2007091926A JP 4851381 B2 JP4851381 B2 JP 4851381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
holding member
magnetic
seal groove
magnetic encoder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007091926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008249037A (ja
Inventor
浩義 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2007091926A priority Critical patent/JP4851381B2/ja
Publication of JP2008249037A publication Critical patent/JP2008249037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4851381B2 publication Critical patent/JP4851381B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、回転センサ付き転がり軸受に関する。
回転センサ付き転がり軸受には、内輪と外輪の軌道輪のうちの回転軌道輪に、円周方向で交互にN極とS極に着磁された磁気エンコーダを装着し、この磁気エンコーダの回転に伴う磁束の変化を検出する磁気センサを、磁気エンコーダと対向するように保持するセンサ保持部材を固定軌道輪に装着して、回転軌道輪の回転を検出するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたものでは、センサ保持部材を固定軌道輪の軌道面側の径面端部に嵌合する環状の芯金に固着し、磁気エンコーダを回転軌道輪の軌道面側の径面端部に嵌合する環状の芯金に固着している。また、芯金に固着されたセンサ保持部材に、磁気エンコーダの軸方向外側へ径方向に張り出す鍔部を設け、磁気センサが磁気エンコーダと対向する回転検出部の環状隙間の軸方向外側を覆うようにしている。
一方、深溝玉軸受等の転がり軸受には、内輪と外輪の一方の軌道輪の軌道面の両側に、シールを装着する環状のシール溝を設けたものがある。また、他方の軌道輪の軌道面の両側に、このシールの先端を差し込んだり、摺接させたりする環状のシール溝を設けたものもある。
特許文献1に記載されたものでは、深溝玉軸受の内輪と外輪の軌道面の両側に設けられる環状のシール溝を片側でなくし、センサ保持部材を固着した芯金と磁気エンコーダを固着した芯金を、これらのシール溝をなくした径面端部に、嵌合によって装着している。
特開2002−349556号公報
特許文献1に記載された回転センサ付き転がり軸受は、センサ保持部材や磁気エンコーダを固着した芯金を外輪や内輪に装着するために、軌道輪に設けられるシール溝を片側でなくす必要があるので、規格品の転がり軸受を使用できない問題がある。また、センサ保持部材や磁気エンコーダを環状の芯金を介して軌道輪に装着しているので、部品点数が多くなり、組立工数も多くなって、製造コストが高くなる問題もある。
そこで、本発明の課題は、回転センサ付き転がり軸受に、軌道輪にシール溝が設けられた規格品の転がり軸受を使用でき、部品点数の少ない回転センサ付き転がり軸受を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、内輪と外輪の軌道輪のうちの回転軌道輪に、円周方向で交互にN極とS極に着磁された磁気エンコーダを装着し、この磁気エンコーダの回転に伴う磁束の変化を検出する磁気センサを、磁気エンコーダと対向するように保持するセンサ保持部材を固定軌道輪に装着して、前記回転軌道輪の回転を検出する回転センサ付き転がり軸受において、前記固定軌道輪を軌道面の両側に環状のシール溝が設けられたものとし、前記センサ保持部材を、前記シール溝と係合する突条を有する環状に形成して、この突条を前記シール溝の一方に嵌め込んで前記固定軌道輪に装着し、前記環状のセンサ保持部材の軸方向端部に、前記回転軌道輪に装着される磁気エンコーダの軸方向外側へ径方向に張り出し、前記磁気センサが磁気エンコーダと対向する環状隙間の軸方向外側を覆う鍔部を設けた構成を採用した。
すなわち、固定軌道輪を軌道面の両側に環状のシール溝が設けられたものとし、環状に形成したセンサ保持部材を、その突条をシール溝の一方に嵌め込んで固定軌道輪に装着し、環状のセンサ保持部材の軸方向端部に、回転軌道輪に装着される磁気エンコーダの軸方向外側へ径方向に張り出し、磁気センサが磁気エンコーダと対向する環状隙間の軸方向外側を覆う鍔部を設けることにより、固定軌道輪にシール溝が設けられた規格品の転がり軸受を使用でき、センサ保持部材の芯金を不要として、部品点数も少なくできるようにした。
前記センサ保持部材を、円周方向の一箇所に間隔を開けた切断部を設けたものとし、この切断部から円周方向に離れた位置に、前記磁気センサを収納するセンサ収納部を設けることにより、センサ保持部材の直径を拡縮可能として、容易にシール溝に嵌め込むことができるようにするとともに、センサ収納部を形成するハウジングを不要として、より部品点数を少なくすることができる。
前記センサ収納部には、前記磁気センサの磁束検出用の径方向に向けた開口と、前記磁気センサの出力ケーブル導出用の軸方向外方に向けた開口を設けるとよい。
前記固定軌道輪を外輪とする場合は、前記切断部を設けたセンサ保持部材を、切断部の間隔を狭めるように縮径させて、前記突条を前記シール溝に嵌め込むことができる。
前記縮径させてシール溝に嵌め込んだセンサ保持部材を、前記切断部の間隔を弾性力で押し拡げるゴム製の間隔保持体を切断部に挿入して拡径させ、前記シール溝に固定することにより、センサ保持部材を強固に固定することができる。
前記縮径させてシール溝に嵌め込んだセンサ保持部材を、前記切断部の間隔を押し拡げる樹脂製の間隔保持体を切断部に挿入して拡径させ、前記シール溝に固定することによっても、センサ保持部材を強固に固定することができる。
前記樹脂製の間隔保持体の挿入先端側を、抜け止め用に幅広がり形状とすることにより、間隔保持体の脱落を防止することができる。
前記幅広がり形状とした挿入先端側に、幅縮みを許容するスリットを設けることにより、樹脂製の間隔保持体を容易に切断部に挿入することができる。
前記回転軌道輪を軌道面の両側に環状のシール溝が設けられたものとし、前記磁気エンコーダをゴム磁石で形成して、このゴム磁石で形成した磁気エンコーダに前記シール溝と係合する突条を設け、前記磁気エンコーダを、前記センサ保持部材が装着される固定軌道輪のシール溝と同じ側の前記回転軌道輪のシール溝に、前記突条を嵌め込んで装着することにより、回転軌道輪にもシール溝が設けられた規格品の転がり軸受を使用でき、磁気エンコーダの芯金を不要として、さらに部品点数も減らすことができる。
前記回転軌道輪を内輪とし、前記シール溝に装着したゴム磁石の磁気エンコーダを、ゴムの緊縛力でシール溝に固定することにより、磁気エンコーダを容易に強固に固定することができる。
前記磁気センサが磁気エンコーダと対向する環状隙間の軸方向外側を覆うセンサ保持部材の鍔部と磁気エンコーダとの間に、ラビリンス隙間を形成することにより、回転検出部となる環状隙間への異物の侵入を防止することができる。磁気エンコーダをゴム磁石で形成する場合は、磁性異物をラビリンス隙間の入口でゴム磁石に吸着して、回転検出部への磁性異物の付着による検出出力に対する外乱を防止することができる。
本発明の回転センサ付き転がり軸受は、固定軌道輪を軌道面の両側に環状のシール溝が設けられたものとし、環状に形成したセンサ保持部材を、その突条をシール溝の一方に嵌め込んで固定軌道輪に装着し、環状のセンサ保持部材の軸方向端部に、回転軌道輪に装着される磁気エンコーダの軸方向外側へ径方向に張り出し、磁気センサが磁気エンコーダと対向する環状隙間の軸方向外側を覆う鍔部を設けたので、固定軌道輪にシール溝が設けられた規格品の転がり軸受を使用できるとともに、部品点数を少なくすることができ、組立工数も少なくして、製造コストを低減することができる。
前記センサ保持部材を、円周方向の一箇所に間隔を開けた切断部を設けたものとし、この切断部から円周方向に離れた位置に、磁気センサを収納するセンサ収納部を設けることにより、センサ保持部材の直径を拡縮可能として、容易にシール溝に嵌め込むことができるとともに、センサ収納部を形成するハウジングを不要として、より部品点数を少なくすることができる。
前記固定軌道輪を外輪とする場合は、前記切断部を設けたセンサ保持部材を、切断部の間隔を狭めるように縮径させて、突条をシール溝に嵌め込むことができる。
前記縮径させてシール溝に嵌め込んだセンサ保持部材を、切断部の間隔を弾性力で押し拡げるゴム製の間隔保持体を切断部に挿入して拡径させ、シール溝に固定することにより、センサ保持部材を強固に固定することができる。
前記縮径させてシール溝に嵌め込んだセンサ保持部材を、切断部の間隔を押し拡げる樹脂製の間隔保持体を切断部に挿入して拡径させ、シール溝に固定することによっても、センサ保持部材を強固に固定することができる。
前記樹脂製の間隔保持体の挿入先端側を、抜け止め用に幅広がり形状とすることにより、間隔保持体の脱落を防止することができる。
前記幅広がり形状とした挿入先端側に、幅縮みを許容するスリットを設けることにより、樹脂製の間隔保持体を容易に切断部に挿入することができる。
前記回転軌道輪を軌道面の両側に環状のシール溝が設けられたものとし、磁気エンコーダをゴム磁石で形成して、このゴム磁石で形成した磁気エンコーダにシール溝と係合する突条を設け、磁気エンコーダを、センサ保持部材が装着される固定軌道輪のシール溝と同じ側の回転軌道輪のシール溝に、突条を嵌め込んで装着することにより、回転軌道輪にもシール溝が設けられた規格品の転がり軸受を使用でき、磁気エンコーダの芯金を不要として、さらに部品点数を減らすことができる。
前記回転軌道輪を内輪とし、シール溝に装着したゴム磁石の磁気エンコーダを、ゴムの緊縛力でシール溝に固定することにより、磁気エンコーダを容易に強固に固定することができる。
前記磁気センサが磁気エンコーダと対向する環状隙間の軸方向外側を覆うセンサ保持部材の鍔部と磁気エンコーダとの間に、ラビリンス隙間を形成することにより、回転検出部となる環状隙間への異物の侵入を防止することができる。磁気エンコーダをゴム磁石で形成する場合は、磁性異物をラビリンス隙間の入口でゴム磁石に吸着して、回転検出部への磁性異物の付着による検出出力に対する外乱を防止することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図4は、第1の実施形態を示す。この回転センサ付き転がり軸受は、図1および図2に示すように、固定軌道輪とされた外輪1の軌道面1aと、回転軌道輪とされた内輪2の軌道面2aとの間に、複数のボール3が保持器4で保持され、外輪1と内輪2の各軌道面1a、2aの両側にシール溝1b、2bが設けられた深溝玉軸受であり、外輪1の片側のシール溝1bにシール5が装着され、シール5の先端が対向する内輪2のシール溝2bに差し込まれている。
前記外輪1のシール5を装着した側と反対側のシール溝1bには、磁気センサ6を保持する環状に形成されたセンサ保持部材7が、外径側に設けられた突条7aを嵌め込んで装着され、これと対向する内輪2のシール溝2bには、円周方向で交互にN極とS極に着磁された磁気エンコーダ8が、内径側に設けられた突条8aを嵌め込んで装着され、磁気エンコーダ8と対向する磁気センサ6が、磁気エンコーダ8の回転に伴う磁束の変化を検出する、回転検出用の環状隙間9が形成されている。磁気センサ6には、ホール素子、ホールIC、MR素子等が使用される。
前記磁気エンコーダ8は、ニトリルゴム(NBR)、耐熱ニトリルゴム(HNBR)、シリコーンゴム(VMQ)、フッ素ゴム(FKM)、ポリアクリレートゴム(ACM)等のゴムに、フェライト系やSm−Fe−N、Nd−Fe−B等の磁性材料を混合した磁性ゴムで形成され、ゴムの緊縛力でシール溝2bに強固に固定されている。なお、磁気エンコーダ8は、成形したものを環状の治具に取り付けて着磁してもよいし、単体の内輪2のシール溝2bに装着した状態で着磁してもよい。
前記環状のセンサ保持部材7は樹脂で形成され、軸方向端部に磁気エンコーダ8の軸方向外側へ内径方向に張り出し、環状隙間9の軸方向外側を覆う鍔部7bが設けられ、この鍔部7bと磁気エンコーダ8との間に、環状隙間9と連通するラビリンス隙間10が形成されている。したがって、磁性異物がラビリンス隙間10の入口で磁気エンコーダ8を形成するゴム磁石に吸着されるとともに、他の異物の環状隙間9への侵入も防止される。
図3に示すように、前記センサ保持部材7は、円周方向の一箇所に間隔を開けた切断部11が設けられ、この切断部11の間隔を狭めるように縮径して、外輪1のシール溝1bに嵌め込まれる。また、切断部11から円周方向に離れた反対側には、磁気センサ6とその検出出力を処理する回路基板6aを収納するセンサ収納部12が設けられている。センサ収納部12には、軸方向外方に向けた開口が設けられ、この開口から回路基板6aに実装された磁気センサ6が装入され、回路基板6aに接続された出力ケーブル6bが導出されるようになっている。図1に示したように、センサ収納部12には磁気センサ6の磁束検出用の径方向内方に向けた開口も設けられ、磁気センサ6と回路基板6aはモールド樹脂13で固定されている。なお、センサ保持部材7は、切断部11の間隔で縮径するように弾性変形するものであればよく、ステンレス鋼等の金属で形成することもできる。
また、図3に示すように、前記センサ保持部材7の切断部11には、ゴム製の間隔保持体14が軸方向外方から挿入され、図4に矢印で示すように、ゴムの弾性力によって切断部11の間隔が押し拡げられ、前記外輪1のシール溝1bに嵌め込まれたセンサ保持部材7が拡径されて、強固に固定される。間隔保持体14は、軸方向両端部で円周方向に張り出す鍔14a、14bが設けられ、これらの鍔14a、14bで切断部11の両端部を挟持して係止される。なお、軸方向外側の鍔14aは径方向にも張り出し、切断部11の軸方向外側を閉塞するようになっている。
図5および図6は、第2の実施形態を示す。この回転センサ付き転がり軸受は、基本的な構成は第1の実施形態のものと同じであり、前記センサ保持部材7の切断部11の間隔を押し拡げる間隔保持体14が樹脂で形成されている点が異なる。この間隔保持体14も図5に示すように、切断部11に軸方向外方から挿入され、軸方向外側の端部には円周方向と径方向に張り出し、切断部11の軸方向外側を閉塞する鍔14aが設けられている。間隔保持体14は、切断部11に挿入しやすくするために、ポリオキシメチレン(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポアミド(PA)、ポリエチレン(PE)等の熱可塑性樹脂で形成するとよい。その他の部分は第1の実施形態のものと同じであり、センサ保持部材7の切断部11の反対側には、磁気センサ6と回路基板6aを収納するセンサ収納部12が設けられている。
この実施形態では、図5および図6(a)に示すように、前記センサ保持部材7の切断部11の両端面が、軸方向中央部でV字状に凸となる凸面11aで形成され、間隔保持体14の両側面がこの凸面11aと係合するV字状の凹面14cで形成されて、挿入先端側が幅広がり形状とされており、軸方向外方から挿入される間隔保持体14が、切断部11の間隔を押し拡げて抜け止めされる。間隔保持体14の挿入先端側には、切断部11への挿入を容易にするために、幅縮みを許容するスリット14dが設けられている。
図6(b)、(c)、(d)は、前記間隔保持体14と切断部11の両端面の変形例を示す。(b)の変形例は、前記スリット14dをなくしたもの、(c)の変形例は、切断部11の両端面に、軸方向外側部に先狭まりの傾斜面11bを形成し、その先に凹溝11cを形成するとともに、間隔保持体14の両側面を先狭まりの傾斜面14eで形成し、その先端部に幅広がり形状とする凸部14fを形成して、この凸部14fを凹溝11cに嵌め込んで抜け止めしたもの、(d)の変形例は、切断部11の両端面に凹溝11cを形成するとともに、間隔保持体14の先端部に幅広がり形状とする凸部14fを形成して、この凸部14fを凹溝11cに嵌め込んで抜け止めしたものである。
上述した各実施形態では、転がり軸受を深溝玉軸受としたが、本発明に係る回転センサ付き転がり軸受は、深溝玉軸受に限定されることはなく、規格品の少なくとも固定軌道輪にシール溝が設けられたものであればよく、他のタイプの転がり軸受にも適用することができる。また、外輪を固定軌道輪、内輪を回転軌道輪としたが、内輪を固定軌道輪、外輪を回転軌道輪として、内輪にセンサ保持部材を装着し、外輪に磁気エンコーダを装着することもできる。
第1の実施形態の回転センサ付き転がり軸受を示す縦断面図 図1の側面図 図1のセンサ保持部材を示す分解斜視図 図2のIV−IV線に沿った断面図 第2の実施形態の回転センサ付き転がり軸受のセンサ保持部材を示す分解斜視図 aは図5のセンサ保持部材の切断部に挿入した間隔保持体を示す断面図、b、c、dは、それぞれaの変形例を示す断面図
符号の説明
1 外輪
2 内輪
1a、2a 軌道面
1b、2b シール溝
3 ボール
4 保持器
5 シール
6 磁気センサ
6a 回路基板
6b 出力ケーブル
7 センサ保持部材
7a 突条
7b 鍔部
8 磁気エンコーダ
8a 突条
9 環状隙間
10 ラビリンス隙間
11 切断部
11a 凸面
11b 傾斜面
11c 凹溝
12 センサ収納部
13 モールド樹脂
14 間隔保持体
14a、14b 鍔
14c 凹面
14d スリット
14e 傾斜面
14f 凸部

Claims (8)

  1. 内輪と外輪の軌道輪のうちの回転軌道輪に、円周方向で交互にN極とS極に着磁された磁気エンコーダを装着し、この磁気エンコーダの回転に伴う磁束の変化を検出する磁気センサを、磁気エンコーダと対向するように保持するセンサ保持部材を固定軌道輪に装着して、前記回転軌道輪の回転を検出する回転センサ付き転がり軸受において、前記固定軌道輪を軌道面の両側に環状のシール溝が設けられたものとし、前記センサ保持部材を、前記シール溝と係合する突条を有する環状に樹脂で形成して、この突条を前記シール溝の一方に嵌め込んで前記固定軌道輪に装着し、前記環状のセンサ保持部材の軸方向端部に、前記回転軌道輪に装着される磁気エンコーダの軸方向外側へ径方向に張り出し、前記磁気センサが磁気エンコーダと対向する環状隙間の軸方向外側を覆う鍔部を設け、
    前記センサ保持部材を、円周方向の一箇所に間隔を開けた切断部を設けたものとし、
    前記固定軌道輪を外輪とし、前記切断部を設けたセンサ保持部材を、切断部の間隔を狭めるように縮径させて、前記突条を前記シール溝に嵌め込むようにし
    記縮径させてシール溝に嵌め込んだセンサ保持部材を、前記切断部の間隔を押し拡げる樹脂製あるいはゴム製の間隔保持体を切断部に挿入して拡径させ、前記シール溝に固定するようにしたことを特徴とする回転センサ付き転がり軸受。
  2. 樹脂製の前記間隔保持体の挿入先端側を、抜け止め用に幅広がり形状とした請求項1に記載の回転センサ付き転がり軸受。
  3. 前記幅広がり形状とした挿入先端側に、幅縮みを許容するスリットを設けた請求項2に記載の回転センサ付き転がり軸受。
  4. 前記センサ保持部材の前記切断部から円周方向に離れた位置に、前記磁気センサを収納するセンサ収納部を設けた請求項1乃至のいずれかに記載の回転センサ付き転がり軸受。
  5. 前記センサ収納部に、前記磁気センサの磁束検出用の径方向に向けた開口と、前記磁気センサの出力ケーブル導出用の軸方向外方に向けた開口を設けた請求項に記載の回転センサ付き転がり軸受。
  6. 前記回転軌道輪を軌道面の両側に環状のシール溝が設けられたものとし、前記磁気エンコーダをゴム磁石で形成して、このゴム磁石で形成した磁気エンコーダに前記シール溝と係合する突条を設け、前記磁気エンコーダを、前記センサ保持部材が装着される固定軌道輪のシール溝と同じ側の前記回転軌道輪のシール溝に、前記突条を嵌め込んで装着した請求項1乃至のいずれかに記載の回転センサ付き転がり軸受。
  7. 前記回転軌道輪を内輪とし、前記シール溝に装着したゴム磁石の磁気エンコーダを、ゴムの緊縛力でシール溝に固定した請求項に記載の回転センサ付き転がり軸受。
  8. 前記磁気センサが磁気エンコーダと対向する環状隙間の軸方向外側を覆うセンサ保持部材の鍔部と磁気エンコーダとの間に、ラビリンス隙間を形成した請求項1乃至のいずれかに記載の回転センサ付き転がり軸受。
JP2007091926A 2007-03-30 2007-03-30 回転センサ付き転がり軸受 Expired - Fee Related JP4851381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091926A JP4851381B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 回転センサ付き転がり軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091926A JP4851381B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 回転センサ付き転がり軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008249037A JP2008249037A (ja) 2008-10-16
JP4851381B2 true JP4851381B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=39974215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007091926A Expired - Fee Related JP4851381B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 回転センサ付き転がり軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4851381B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011102924T5 (de) 2010-09-03 2013-07-18 Ntn Corporation Lagerbaugruppe mit Rotationssensor
US10801550B1 (en) * 2019-07-29 2020-10-13 Aktiebolaget Skf Encoder system and method of assembly for large bearings

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3580002B2 (ja) * 1996-01-16 2004-10-20 日本精工株式会社 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JPH10318280A (ja) * 1997-05-16 1998-12-02 Toyota Autom Loom Works Ltd 動力伝達機構
JP2004360720A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Ntn Corp 回転センサ付き軸受
JP2005233391A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Koyo Seiko Co Ltd センサ付き転がり軸受およびその製造方法
JP2005233857A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Ntn Corp センサ付軸受
JP2005233388A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Koyo Seiko Co Ltd センサ付き転がり軸受およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008249037A (ja) 2008-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5214869B2 (ja) 回転センサ付き転がり軸受
JP4578015B2 (ja) 密封装置ならびに軸受装置
JP2009074687A (ja) センサ付軸受
JP2006258542A (ja) 回転センサ付き軸受装置
JP2007198847A (ja) 回転センサ付き転がり軸受
JP4851381B2 (ja) 回転センサ付き転がり軸受
JP4829824B2 (ja) 回転センサ付き転がり軸受
JP2009036233A (ja) センサ付軸受
JP2006132709A (ja) センサ付転がり軸受
JP5061652B2 (ja) 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP5321115B2 (ja) 回転センサ付き転がり軸受
JP2009036235A (ja) 軸受
JP2007327575A (ja) 車輪支持用転がり軸受
JP2010031961A (ja) センサー付き転がり軸受装置
JP4694234B2 (ja) 転がり軸受装置用の密封装置
JP5018113B2 (ja) センサ付き軸受
JP4739804B2 (ja) 回転センサ付き軸受
JP2005351668A (ja) 回転センサ付き軸受装置
JP4963928B2 (ja) センサ付き軸受
JP2005321330A (ja) トーンホイール付シールリング
JP2005233391A (ja) センサ付き転がり軸受およびその製造方法
JP2005188554A (ja) 回転センサ付き軸受
JP2008116232A (ja) 磁気エンコーダおよび転がり軸受
JP5817105B2 (ja) センサ付き転がり軸受、自動車、鉄道車両、製鉄設備及び工作機械
JP2001194376A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4851381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees