JP4963928B2 - センサ付き軸受 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車のABSセンサ等に用いられるセンサ付き軸受に関するものである。
従来のセンサ付き軸受は、軸受の回転側軌道輪(例えば、内輪)にエンコーダが取付けられ、固定側軌道輪(例えば、外輪)にセンサハウジングが取付けられた構成である(特許文献1)。エンコーダ及びセンサハウジングは補強金具を介してこれらの軌道輪の対向面に強制嵌合される。
前記の補強金具は、軌道輪にシール溝が設けられた型式の軸受の場合は、そのシール溝を利用して、またシール溝の設けられていない場合は、外側軌道輪、即ち外輪についてはその内径面に、また内側軌道輪、即ち内輪についてはその外径面に直接強制嵌合される。
特開平10−132603号公報
前記のように、補強金具をシール溝又は軌道輪の内外面に直接嵌合する構成の場合、所要の嵌合強度を得るためには通常の軸受の加工公差では低すぎるので、必要な加工公差が得られるよう、通常の軸受に追加的な加工、いわゆる追加工が必要であった。しかし、かかる追加工は加工コストの上昇の原因となる。
そこで、この発明は、従来から用いられている外輪外径面にOリング等を装着する外周溝が形成された型式の軸受を用いることにより、前記のような追加工を施すことなく、そのままセンサハウジング及びエンコーダを当該軸受に組み合わせることができる構造のセンサ付き軸受を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明に係るセンサ付き軸受は、図1から図7に示したように、軸受11とセンサユニット12との組合せからなり、前記センサユニット12は回転センサ19を搭載したセンサハウジング21と、該回転センサ19に径方向に対向し軸22又は軸22と一体の軸受11の内輪13に固定されるエンコーダ23とからなり、前記軸受11はその外輪14外径面に外周溝18が形成されたセンサ付き軸受を前提の構成とする。
前記構成において、この発明のセンサハウジング21は前記外輪14の外径面に嵌合される嵌合部24と、前記回転センサ19を搭載したセンサ搭載部25とからなり、前記嵌合部24に前記外周溝18に弾性的に係合される複数の係合爪28が設けられた構成を特徴とするものである。
以上の構成のセンサ付き軸受は、外輪外径面に外周溝18が形成された通常の軸受を用い、その外周溝18を利用してセンサハウジング21の係合爪28を弾性的に係合させることにより、該センサハウジング21を軸受11の外輪14に取付けることができる。
前記の係合爪28は嵌合部24の周方向に延びた弾性アーム27の先端部に設けられ、各係合爪28の前記外輪14外径面に挿入する方向の面と内径面にわたる部分に面取り29が形成された構成をとることができる。前記弾性アーム27によって係合爪28は径方向の弾性が付与される。また、前記センサハウジング21を軸受11に対し軸方向から組付ける際に、面取り29によってガイドされるので、係合爪28が径方向外向きに容易に弾性変形する。
また、前記センサハウジング21に前記回転センサ19を装着した電子基板41が収納され、その電子基板41が前記センサハウジング21の蓋部材20によって拘束された構成をとることができる。
なお、前記センサハウジング21と前記エンコーダ23の双方の径方向に合致する位置にネジ孔51、54が設けられ、その両方のネジ孔51、54に螺入される固定ネジ55がエンコーダ23のネジ孔54に適合する長さに形成された構成をとることができる。この構成によると、固定ネジ55を両方のネジ孔51、54に掛かる中間位置に螺入することにより、センサハウジング21とエンコーダ23をその固定ネジ55によって結合して搬送することができる。また、軸22に嵌合したのち固定ネジ55を締め込むと、固定ネジ55はセンサハウジング21側のネジ孔51から外れ、その全長がネジ孔54に移行してこれを軸22に固定する。
前記エンコーダ23を搬送時にセンサハウジング21に一体化させるその他の構成として以下の構成をとることができる。即ち、図8に示したように、エンコーダ23は、筒状のベース部材52の外周面に環状の磁極部53が一体に設けられてなり、前記磁極部53より軸方向外方に離れた位置の前記ベース部材52に磁極部53の径より小径となる段差部57を介して小径部58が設けられ、その小径部58に前記蓋部材20が嵌合され、前記蓋部材20より更に小径部58の先端寄りにねじ込まれた固定ネジ60が前記小径部58の外径面に突き出し、該固定ネジ60と前記段差部57との間で前記蓋部材20の抜け止め用の係合部61が形成された構成である。
なお、エンコーダ23は、前述のように、搬送時において直接的にセンサハウジング21に一体化させる構成のほか、図9、図10に示したように、前記エンコーダ23が軸受11の内輪13の固定された構成をとることができる。この構成は、エンコーダ23が直接的にセンサハウジング21に一体化されたものではないが、軸受11を介して間接的にセンサハウジング21に一体化されるものである。
この発明は、以上のようなものであるから、以下の効果を奏することができる。
イ)軸受に追加工が不要であるので、加工工数が少なくなり、加工コストの低減に資することができる。
ロ)係合爪の外輪外径面に挿入する方向の面と内径面にわたり面取りが形成された構成により、外輪外径面の外周溝への組付けが容易である効果がある。
ハ)搬送時において、センサハウジングとエンコーダの径方向に合致する位置に設けられた両方のネジ孔に渡り固定ネジを螺入することにより、軸受、センサハウジング及びエンコーダが一体化されるので取り扱いが容易となる。
ニ)エンコーダのベース部材に設けた段差部と、固定ネジの突き出し部分との間に蓋部材を介在させた構成をとることにより、搬送時において軸受、センサハウジング及びエンコーダが一体化されるので、取り扱いが容易となる。
ホ)エンコーダを軸に固定する構成をとった場合は、軸受の軸に対するクリープの影響を受けることがないのでセンサ精度が高い利点がある。
以下、この発明に係るセンサ付き軸受の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1から図7に示した実施例1のセンサ付き軸受は、軸受11とセンサユニット12との組合せからなる。
軸受11は、汎用の転がり軸受であり、内輪13と外輪14、内輪13と外輪14の対向した軌道溝間に介在された転動体15、また、外輪14の軸方向両端部に装着されたシール部材16、17等から構成される。この場合の軸受11としては、外輪14の外径面にOリング等を装着するために外周溝18が形成されたものが用いられる。
また、前記センサユニット12は回転センサ19(図3参照)を搭載したセンサハウジング21と、前記回転センサ19に径方向に対向し軸22に固定されるエンコーダ23とからなり、前記センサハウジング21の一端面に環状の蓋部材20が嵌合される。
センサハウジング21は、図4に示したように環状をなし、その軸方向のほぼ中間部分を境に一端側に前記外輪14の外径面に対する嵌合部24が設けられ、他端側がセンサ搭載部25となっている。
嵌合部24は、外輪14の外径面に合致する内径面を有し、その軸方向の端部(センサ搭載部25と反対側の端部)には全周の四等分位置において周方向に長い平面視L字形の切り込み26が形成され、これによって全周四箇所に一端が固定、他端が自由端となる弾性アーム27が設けられる。各弾性アーム27の自由端の内径面に嵌合部24の内径面より内方に突き出した係合爪28が形成される。この係合爪28が前記外周溝18に弾性的に係合される。係合爪28の側面、即ち軸受11に挿入される方向の面、その内径面にわたり面取り29が形成される(図6(a)参照)。
なお、前記嵌合部24の弾性アーム27側の端面の1箇所に軸方向に突き出した回り止め用の突起31が設けられる。
前記のセンサ搭載部25の内径面に、全周の約四分の三の範囲に渡る凸部32が設けられ、その残りの約四分の一の範囲において、前記凸部32よりさらに内方に突き出した搭載凸部33が設けられる(図2参照)。搭載凸部33の内面は、エンコーダ23の外径面に接近するように形成される。
前記搭載凸部33の軸方向端面(嵌合部24と反対側の端面)に凹部34が周方向の円弧溝状に形成される。その凹部34の周方向の一端部にセンサ搭載部25の外径面に突き出したケーブルガイド35が設けられる。ケーブルガイド35の内部が前記の凹部34に連続したガイド溝36となっている。前記の搭載凸部33の一部にはセンサ装着用の2個所の切り欠き部37、37(図4参照)が設けられる。
前記センサ搭載部25の軸方向端面(嵌合部24と反対側の端面)の全周に渡り段差部によって前記凸部32より大径となった内径面に係合溝39が設けられ、後述のように蓋部材20がこれに嵌合される。
前記の凹部34に円弧状の電子基板41が装着される。電子基板41にはホールIC等の磁気感応型の前記2個の回転センサ19及び温度センサ43等の電子部品が搭載され、ケーブル44が前記のガイド溝36を通して外部に引き出される。各回転センサ19は、その電極部分が前記の各切り欠き部37を通して電子基板41の軸受11側の面に軸方向に突き出され(図3参照)、後述のエンコーダ23の外径面に所要のすき間をおいて対向する。温度センサ43は軸受11の外輪14の端面に接触される。
蓋部材20は、図1、図4に示したように、ボス部45とその一端部の外径面に設けられたつば部46とからなり、つば部46の外径面に係合リブ47が設けられ、その係合リブ47が前記センサハウジング21の係合溝39に強制嵌合され、センサハウジング21を閉塞する。また、つば部46の一部に外径方向に突き出した補助蓋部48が設けられ、その補助蓋部48が前記ケーブルガイド35のガイド溝36の軸方向の開放面を閉塞する。
前記つば部46の裏面(センサハウジング21側の面)において、前記凹部34に対向した2個所の突起49、49が設けられ、これらの突起49が前記電子基板41に押し当てられ(図3参照)、電子基板41を拘束する。また、ボス部45には、径方向のネジ孔51が四等分位置に設けられる。
前記のエンコーダ23は、図1、図4に示したように、筒状のベース部材52の外周面に環状の磁極部53を一体に設けたものであり、ベース部材52に、前記蓋部材20のボス部45のネジ孔51と周方向の位置が一致するネジ孔54が設けられる。
前記の両方のネジ孔51と54に共通の固定ネジ55がねじこまれ、図1に示したように、固定ネジ55がエンコーダ23側のネジ孔54にねじ込まれた状態でエンコーダ23が軸22に固定される。また、両方のネジ孔51、54に共通に固定ネジ55がねじ込まれると、センサハウジング21とエンコーダ23が一体化される(図7参照)。
実施例1のセンサ付き軸受は以上のように構成され、軸受11にセンサハウジング21を組付ける際は、図6(a)(b)に矢印で示したように、センサハウジング21の嵌合部24を軸受11の外輪14の端部に嵌合する。このとき、係合爪28の側面が外輪14の端面に当たるが、係合爪28の側面に形成された面取り29の部分で案内されて係合爪28が弾性アーム27の径方向への弾性変形によって持ち上げられる。さらに押し込まれると係合爪28が外周溝18に落ち込んで結合される(図6(c)参照)。
さらに、図7に示したように、固定ネジ55を両方のネジ孔51、54の両方にかかるように螺入することによって、エンコーダ23をセンサハウジング21に結合させる。これによって、軸受11とセンサユニット12(センサハウジング21とエンコーダ23からなる。)が一体化され、この状態で搬送される。
軸22への組立に際しては、前記の一体化された状態のまま、図1に示したように、軸22に挿通され、予め軸22に装着された止め輪56によって軸方向の位置決めが行われ、また、突起31をハウジング50の凹部に嵌合して周方向の位置決めを行う。そのうえで、前記の固定ネジ55をねじ込むと、固定ネジ55は図1に示したように、蓋部材20側のネジ孔51から抜け出すとともに、先端が軸22に押し当てられ固定される。
軸22が回転すると、これと一体のエンコーダ23が回転し、その磁極部53の磁極の変化が回転センサ19により検知され、その検知信号がケーブル44を通じて外部に出力される。また、温度センサ43による検知信号も同様に出力される。
図8に示した実施例2は、エンコーダ23をセンサハウジング21に結合する構造において前記実施例1の場合と相違している。即ち、この場合は、エンコーダ23の磁極部53より軸方向外方に離れた位置の前記ベース部材52に磁極部53の径より小径となる段差部57を介して小径部58が設けられる。
前記の小径部58に蓋部材20が挿通される。この場合の蓋部材20は、前記のつば部46と同じ厚さをもった環状の板体により形成され、その内径孔部が前記小径部58に挿通される。前記蓋部材20より更に小径部58の先端寄りにネジ孔59が設けられ、そのネジ孔59にねじ込まれた固定ネジ60の外端が小径部58の外径面に突き出した状態にある。その固定ネジ60の突き出し部分と前記段差部57との間でエンコーダ23の蓋部材20に対する係合部61が形成される。
蓋部材20が前記の係合部61において軸方向に係合されることにより、軸受11とセンサハウジング21とからなるユニットの軸方向への抜け止めが図られる。従って、軸22に組み込まれる以前の搬送状態において、エンコーダ23が前記軸受11とセンサハウジング21とからなるユニットから分離されることがない。
なお、この場合は、エンコーダ23は固定ネジ60によって軸22に直接固定されるので、蓋部材20には実施例1のようなボス部45は不要であり、補助蓋部48を有する環状のものであればよい。
その他の構成は前記実施例1と同様であるので説明を省略する。
図9及び図10に示した実施例3は、エンコーダ23’がセンサハウジング21から分離された型式である。この場合のエンコーダ23’は、磁極を着磁したリング状をなし、その内径面に一体に設けた芯金62が軸受11の内輪13の外径面に強制嵌合される。センサハウジング21の構造は、前記実施例1及び2の場合と同様であるが、電子基板41に関連する部分に一部相違がある。
即ち、この場合の電子基板41は、図10に示したように、搭載凹部33に装着され、その電子基板41の前面に搭載された回転センサ19が外輪14の側面において前記エンコーダ23’に対し径方向に所要のすき間をおいて対向する。
蓋部材20は前記実施例2の場合と同様に環状に形成され、これがセンサハウジング21の開口部を閉塞すると同時にその内面に設けられた突起49により電子基板41を拘束する。
上記実施例3においては、エンコーダ23’が芯金62を介して内輪13に嵌合固定されるようにしているので、内輪13に追加工の必要はあるが、外輪14側は、センサハウジング21の係合爪28が外周溝18に係合固定することにより固定されるようになっているので追加工の必要はない。
実施例1の使用状態の断面図 図1のX1−X1線の断面図 図2のX2−X2線の断面図 実施例1の分解斜視図 (a)実施例1のセンサハウジングの正面図、(b)同平面図、(c)同背面図、(d)(a)図のX3−X3線の断面図 (a)実施例1の組立前の一部断面図、(b)同組立中の一部断面図、(c)同組立後の一部断面図 実施例1の搬送時の断面図 実施例2の使用状態の断面図 実施例3の使用状態の断面図 図9のX4−X4線の断面図
符号の説明
11 軸受
12 センサユニット
13 内輪
14 外輪
15 転動体
16、17 シール部材
18 外周溝
19 回転センサ
20 蓋部材
21 センサハウジング
22 軸
23、23’ エンコーダ
24 嵌合部
25 センサ搭載部
26 切り込み
27 弾性アーム
28 係合爪
29 面取り
31 突起
32 凸部
33 搭載凸部
34 凹部
35 ケーブルガイド
36 ガイド溝
37 切り欠き部
39 係合溝
41 電子基板
43 温度センサ
44 ケーブル
45 ボス部
46 つば部
47 係合リブ
48 補助蓋部
49 突起
50 ハウジング
51 ネジ孔
52 ベース部材
53 磁極部
54 ネジ孔
55 固定ネジ
56 止め輪
57 段差部
58 小径部
59 ネジ孔
60 固定ネジ
61 係合部
62 芯金

Claims (7)

  1. 軸受(11)とセンサユニット(12)との組合せからなり、前記センサユニット(12)は回転センサ(19)を搭載したセンサハウジング(21)と、該回転センサ(19)に径方向に対向し軸(22)又は軸(22)と一体の軸受(11)の内輪(13)に固定されるエンコーダ(23)とからなり、前記軸受(11)はその外輪(14)外径面に外周溝(18)が形成されてなるセンサ付き軸受において、前記センサハウジング(21)は前記外輪(14)の外径面に嵌合される嵌合部(24)と、前記回転センサ(19)を搭載したセンサ搭載部(25)とからなり、前記嵌合部(24)に前記外周溝(18)に弾性的に係合される複数の係合爪(28)が設けられ、
    前記係合爪(28)は前記嵌合部(24)の周方向に延びた弾性アーム(27)の先端部に設けられ、各係合爪(28)の前記外輪(14)外径面に挿入する方向の面と内径面にわたる部分に面取り(29)が形成されたことを特徴とするセンサ付き軸受。
  2. 軸受(11)とセンサユニット(12)との組合せからなり、前記センサユニット(12)は回転センサ(19)を搭載したセンサハウジング(21)と、該回転センサ(19)に径方向に対向し軸(22)又は軸(22)と一体の軸受(11)の内輪(13)に固定されるエンコーダ(23)とからなり、前記軸受(11)はその外輪(14)外径面に外周溝(18)が形成されてなるセンサ付き軸受において、前記センサハウジング(21)は前記外輪(14)の外径面に嵌合される嵌合部(24)と、前記回転センサ(19)を搭載したセンサ搭載部(25)とからなり、前記嵌合部(24)に前記外周溝(18)に弾性的に係合される複数の係合爪(28)が設けられ、
    前記センサハウジング(21)と前記エンコーダ(23)の双方の径方向に合致する位置にネジ孔(51)、(54)が設けられ、その両方のネジ孔(51)、(54)に螺入される固定ネジ(55)が、これを締め込むとセンサハウジング(21)側のネジ孔(51)から外れ、その全長が前記エンコーダ(23)側のネジ孔(54)に移行する長さに形成されたことを特徴とするセンサ付き軸受。
  3. 軸受(11)とセンサユニット(12)との組合せからなり、前記センサユニット(12)は回転センサ(19)を搭載したセンサハウジング(21)と、該回転センサ(19)に径方向に対向し軸(22)又は軸(22)と一体の軸受(11)の内輪(13)に固定されるエンコーダ(23)とからなり、前記軸受(11)はその外輪(14)外径面に外周溝(18)が形成されてなるセンサ付き軸受において、前記センサハウジング(21)は前記外輪(14)の外径面に嵌合される嵌合部(24)と、前記回転センサ(19)を搭載したセンサ搭載部(25)とからなり、前記嵌合部(24)に前記外周溝(18)に弾性的に係合される複数の係合爪(28)が設けられ、
    前記エンコーダ(23)は、筒状のベース部材(52)の外周面に環状の磁極部(53)が一体に設けられてなり、前記磁極部(53)より軸方向外方に離れた位置の前記ベース部材(52)に磁極部(53)の径より小径となる段差部(57)を介して小径部(58)が設けられ、その小径部(58)に蓋部材(20)が嵌合され、前記蓋部材(20)より更に小径部(58)の先端寄りにねじ込まれた固定ネジ(60)が前記小径部(58)の外径面に突き出し、該固定ネジ(60)と前記段差部(57)との間で前記蓋部材(20)の抜け止め用の係合部(61)が形成されたことを特徴とするセンサ付き軸受。
  4. 前記センサハウジング(21)と前記エンコーダ(23)の双方の径方向に合致する位置にネジ孔(51)、(54)が設けられ、その両方のネジ孔(51)、(54)に螺入される固定ネジ(55)が、これを締め込むとセンサハウジング(21)側のネジ孔(51)から外れ、その全長が前記エンコーダ(23)側のネジ孔(54)に移行する長さに形成されたことを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き軸受。
  5. 前記エンコーダ(23)は、筒状のベース部材(52)の外周面に環状の磁極部(53)が一体に設けられてなり、前記磁極部(53)より軸方向外方に離れた位置の前記ベース部材(52)に磁極部(53)の径より小径となる段差部(57)を介して小径部(58)が設けられ、その小径部(58)に蓋部材(20)が嵌合され、前記蓋部材(20)より更に小径部(58)の先端寄りにねじ込まれた固定ネジ(60)が前記小径部(58)の外径面に突き出し、該固定ネジ(60)と前記段差部(57)との間で前記蓋部材(20)の抜け止め用の係合部(61)が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き軸受。
  6. 前記エンコーダ(23)が軸受(11)の内輪(13)の固定されたことを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き軸受。
  7. 前記センサハウジング(21)に前記回転センサ(19)を装着した電子基板(41)が収納され、その電子基板(41)が前記センサハウジング(21)の蓋部材(20)によって拘束されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のセンサ付き軸受。
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