JP2003530462A - 斑入り洗剤組成物 - Google Patents

斑入り洗剤組成物

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JP2003530462A
JP2003530462A JP2001575128A JP2001575128A JP2003530462A JP 2003530462 A JP2003530462 A JP 2003530462A JP 2001575128 A JP2001575128 A JP 2001575128A JP 2001575128 A JP2001575128 A JP 2001575128A JP 2003530462 A JP2003530462 A JP 2003530462A
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Abstract

(57)【要約】 着色ガラス状ホスフェート及び従来の洗剤成分による斑入り洗剤組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願との相互参照) 本出願は、米国特許法119条(e)項37条に基づき優先権を主張する。2
000年4月5日に出願された(代理人整理番号第8019P号)仮出願シリア
ル番号第60/194,844号。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、着色ガラス状ホスフェートを含む斑入り洗剤組成物に関する。着色
ガラス状ホスフェートは、顆粒洗剤組成物に機能性並びに向上された美観的な魅
力を与える。
【0003】 (発明の背景) 洗濯洗剤製品の商業マーケティングには、消費者が1つの与えられた製品を、
同様な一般的な種類の他の市販品と区別する助けとなるために、特有な美観を有
する製品の使用をしばしば包含する。 例えば、染色または着色された着色斑は
時々、そのような識別性などをもたらすために使用される。当該技術分野におい
て既知である着色斑は一般的には不透明である。
【0004】 顆粒着色斑の種々の作成方法は当該技術分野において既知である。例えば、プ
ロクター&ギャンブル株式会社(Procter & Gamble Co.)に、1978年6月2
7日に発行された米国特許第4,097,418号には、斑入り洗剤組成物を提
供するために、無機アルカリ塩が、着色剤を含有する接着剤として働くアニオン
性界面活性剤ペーストと凝集される凝集工程を開示している。その他の方法は、
所望の比率の2種の異なる着色スプレー乾燥顆粒組成物を単に混合するものであ
る。
【0005】 したがって、容易及び安価で製造される着色斑及びそれを包含する製品を多数
の消費者に認識させる必要性は残されている。加えて、美観的な魅力を提供する
着色斑の必要性がある一方で、着色斑を包含する洗剤組成物の洗浄力も向上させ
る必要性がある。
【0006】 (発明の概要) 本発明によると、ガラス状ホスフェートは、従来の不透明な斑と比較すると、
非常に明瞭な視覚的特徴を有する透明の斑の作成に使用できることが今日分かっ
ている。加えて、斑の外観は輝いた物質で被覆することでさらに向上し、より視
覚的且つ明瞭な斑をもたらすことが分かっている。ガラス状ホスフェートからな
る斑は、炭酸ナトリウムビルダーより著しく改良されたビルダー能力も提供する
。炭酸ナトリウムビルダーは、炭酸カルシウムの沈殿が布地上に積み上がり得る
という欠点を有する。一方、ガラス状ホスフェートビルダーは、強力な封鎖及び
懸濁効果を発揮し、水溶液中で加水分解または回復し、ピロホスフェート及びオ
ルトホスフェートにまで熱する傾向がある。
【0007】 本発明は、全組成物の約0.01重量%〜約8.0重量%、好ましくは全組成
物の約0.1重量%〜約5.0重量%、最も好ましくは全組成物の約0.5重量
%〜約3.5重量%の着色ガラス状ホスフェート斑、及び、界面活性剤、ビルダ
ー、キレート剤、増白剤、漂白成分、光漂白剤、酵素、汚れ放出ポリマー、移染
阻害剤、布地集結ポリマー、充填材、香料及びこれらの混合物からなる群から選
択される従来の洗濯成分を約92.0%〜約99.99%、好ましくは約95.
0%〜約99.9%、及び最も好ましくは約96.5%〜99.50%含む斑入
り洗剤組成物を提供することで前述の必要性を満たす。
【0008】 機能性染料を着色ガラス状ホスフェートに用いることは二重の利益を提供する
ことも分かっている。第一に、斑に半透明の着色を提供することで美観的利益を
獲得し、第二に、粒子が付加される洗剤組成物の洗浄性能を向上することで機能
的利益を獲得する。
【0009】 本明細書におけるパーセンテージ、割合及び比率はすべて、指示がない限り、
質量を基準にする。本明細書において引用した全ての文書はその全文を参考とし
て本明細書に組み入れられる。
【0010】 (発明の詳細な説明) 本発明は優れた洗浄を付与すると同様に、とりわけ所望の美観的魅力を提供す
る手及び機械による布洗浄操作において、有用な斑入り顆粒洗剤組成物を提供す
る。本発明による洗剤組成物は、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、増白剤、
漂白成分、光漂白剤、酵素、汚れ放出ポリマー、移染阻害剤、充填材、香料及び
これらの混合物からなる群から選択される従来の洗濯成分から全組成物の約92
.0重量%〜約99.99重量%、好ましくは約95.0重量%〜約99.9重
量%、及び最も好ましくは約96.5重量%〜99.50重量%を含み、且つの
増白剤全組成物の約0.01重量%〜8.0重量%、好ましくは全組成物の約0
.1重量%〜約重量5.0%、最も好ましくは全組成物の約0.5重量%〜約重
量3.5%の着色ガラス状ホスフェート斑を含む。本発明は、任意で洗剤性能を
維持しながら洗剤組成物に添加される洗剤ビルダー量を極めて削減するか、若し
くはその代わりに、ガラス状ホスフェート斑を添加し、洗剤の洗浄性能を著しく
改良しながら、ビルダーを同濃度に保持するか、どちらかの、洗剤配合物も提供
する。
【0011】 着色斑 本明細書に記載の着色斑は、ガラス状ホスフェート及び染料及び/または色素
からなる。本発明で有用なガラス状ホスフェートは、式MO:Pで表さ
れる(式中、Mはアルカリ金属、好ましくはナトリウムまたはカリウムであって
、両オキシド間でのモル比は約0.7:1〜約1.3:1である)。好ましいガ
ラス状ホスフェートは、分子中に約21のリン原子を有するものである。しかし
ながら、6及び13のリン原子のような短鎖長ガラス状ホスフェートも好適であ
る。ナトリウム酸メタホスフェートのような大きなガラス状ホスフェートも有用
である。カリウムのような他のアルカリ金属のナトリウムガラス状ホスフェート
も着色ガラス状斑を製造するのに使用することができる。ガラス状ホスフェート
は、当該技術分野において以前から既知であるように、不透明であるよりも透明
である斑を提供する。透明とは、光が、斑を通して妨げられずに透過することを
意味する。本発明で有用なガラス状ホスフェートは、アーヴィング・ベイリー(I
rving Beiley)らに1951年9月18日に発行された米国特許第2,568,
110号(参考として本明細書に組み込む)及び1967年、マクミラン社、J
.R.パーティングトン(J.R.Partington)の「一般及び無機化学(General an
d Inorganic Chemistry)」第4版(参考として本明細書に組み込む)に記載さ
れている。
【0012】 ガラス状ホスフェートは、乾燥粉末、微小顆粒、プレート、及び粗顆粒として
市販されている。例えば、ソダフォス(Sodaphos)、ヘキサフォス(Hexaphos)
(登録商標)、グラスH(Glass H)(登録商標)及びナトリウム酸メタホスフ
ェート(登録商標)はFMC株式会社(FMC Corporation)で製造されるガラス
状ホスフェートの商標であって、これらのホスフェートはそれぞれおよそ6、1
3、21及び21を超えるリン原子の鎖長を有する。グラスH(登録商標)は、
ガラス状ホスフェートのこの範囲内にある好ましい物質である。実験式、Na 1443及びNa121031を有するポリホスフェートは、ニュー
ヨーク州ナイアガラフォールズ(Niagara Falls,New York)のフッカーケミカル
株式会社(Hooker Chemical Corporation)によって販売されており、好適でも
ある。
【0013】 ガラス状ホスフェートのビルダー及び分散性能によって、洗剤の性能を減少さ
せずに、ガラス状ホスフェート斑を含有する製品中のホスフェートビルダーの濃
度を削減することは可能である。あるいは、洗剤組成物のホスフェートビルダー
が削減されない場合、ガラス状ホスフェートが付加ビルダー及び分散力を提供し
、優れた性能をもたらす。
【0014】 斑は任意に付加的な美観的利益を提供するためにロナEMインダストリアルケ
ミカルズ(Rona EM Industrial Chemicals)から入手可能なチミロンダズル(Ti
miron Dazzle)MP−161のような市販の発泡性物質も含んで良い。
【0015】 一般的に、洗剤組成物中の斑は、洗剤基材顆粒寸法と同等または以上の寸法に
おいて200〜3000ミクロン、好ましくは300〜1500ミクロンでの範
囲内でなければならない。これは消費者による容易な斑の識別を可能とする。
【0016】 染料 ガラス状ホスフェートは、斑に色を施すのに加え、第2の機能を提供する機能
性染料並びに従来の染料及び/または色素によって着色される。本発明で使用す
るのに好適な機能性染料は、金属フタロシアニンのような光漂白剤、及び亜鉛フ
タロシアニン及びアルミニウムフタロシアニンのような光漂白剤の錯体を包含す
る。しかしながら、ポリマー着色剤(つまり、ミルケンケミカル(Milliken Che
mical)から市販されているリクイティント(Liquitint))のような他の染料の
種類及び他の親水性染料は、本発明に使用するのに好適である。加えて、雲母に
被覆された二酸化チタンのような色素の吸着は光沢のある斑を粒子上へもたらす
。ガラス状ホスフェート粒子上に吸着される染料または色素の量は、ガラス状ホ
スフェートの含有の約0.1重量%〜約2.0重量%、好ましくはガラス状ホス
フェートの含有の約0.05重量%〜約1.0重量%、及び最も好ましくはガラ
ス状ホスフェートの含有の約0.1重量%〜約0.5重量%である。本発明で使
用するのに最も好ましい染料は、金属フタロシアニンのような光漂白剤、及び例
えば亜鉛フタロシアニン及びアルミニウムフタロシアニンのようなそれらの錯体
である。これらの種類の染料は、半透明の着色斑を提供するのに加えて、白色布
地上の特有の色合い、並びに親水性基材上に漂白性能を提供する可視光によって
活性化される。
【0017】 工程 ガラス状ホスフェート粒子は、親水性染料(つまり、金属フタロシアニンまた
はその錯体)、ポリマー着色剤または/及び色素の、ホスフェート表面上への吸
着によって染色される。この工程は、より複雑でない工程を包含し、不透明より
もむしろ透明な斑を提供するので、従来の吸着またはガラス状ホスフェートの染
料/色素との混合より有益である。従来の混合方法は、斑中に結晶を形成する短
種へのホスフェートの加水分解によって透明度を減少させる。
【0018】 吸着工程には、数種の異なる方法が実行され得る。このような方法の1つは、
染料及び/または色素のキャリアとして水と非極性溶媒の混合物を使用する。ガ
ラス状ホスフェートは、25℃〜100℃間、好ましくは40℃〜80℃間、及
び最も好ましくは50℃〜60℃間での非極性溶媒の蒸発によって乾燥する。
【0019】 水と非極性溶媒との混合物の比率は、全混合物の99重量%:1重量%〜10
重量%:1重量%、好ましくは全組成物の50重量%:1重量%及びより好まし
くは40重量%:1重量%である。非極性溶媒は、これらの比率内で水混和性で
なければならない。
【0020】 染料及び/または色素の吸着を実行するためのその他の方法は、ガラス状ホス
フェート粒子上への染料及び/または色素の噴霧である。この工程は、流体ベッ
ドにおいて、吸気が約90℃〜約110℃、好ましくは約100℃〜約105℃
で実行される。噴霧及び空気容量の圧力及び速度は、粒子上における所望の染料
及び/または色素濃度によって調節されなければならない。斑の乾燥時間は、不
要な過熱を防ぐために最少化されるべきである。
【0021】 本明細書で記載される着色ガラス状ホスフェート斑は、乾燥混合に限定されな
いが、乾燥混合を包含する種々の方法によって、洗剤組成物中に組み込まれる。
【0022】 任意の洗剤成分 好ましい実施態様として、従来の洗剤成分は洗浄性界面活性剤及び洗浄性ビル
ダーのような典型的な洗剤組成物構成成分から選択される。洗剤成分は任意に、
1つ以上の他の洗浄性添加物、または洗浄性能若しくは洗浄される基材の処理を
助けたり、または高めたり、または或いは洗剤組成物の美観を変えたりするため
の他の物質を包含することができる。洗剤組成物の通常の洗浄性添加物には、バ
スカービル(Baskerville)らの米国特許第3,936,537号及び1997
年9月24日に発行されたチン(Trinh)らの英国特許出願第9705617.
0号に記載の成分を包含する。このような添加物は洗剤組成物中に、従来技術に
おいて−確立された使用濃度として、一般的に0%〜約80%、好ましくは約0
.5%〜約20%の洗剤成分を包含し、着色斑、泡増進剤、泡抑制剤、汚れ防止
剤及び/または防食剤、汚れ−懸濁剤、汚れ放出剤、染料、充填材、光学的増白
剤、殺菌剤、アルカリ源、向水性物質、酸化防止剤、酵素、酵素安定剤、溶媒、
可溶化剤、キレート剤、粘土質土壌除去/再汚染防止剤、ポリマー分散剤、加工
補助剤、布地柔軟構成成分、安定調整剤、漂白剤、漂白活性化剤、漂白安定剤等
を包含し得る。
【0023】 界面活性剤 本発明の手及び/または機械での洗浄洗剤組成物は、非−中鎖分枝アルキルサ
ルフェートまたは非−中鎖分枝アリールスルホン酸塩の界面活性剤を任意に、含
んで良い。本発明の実施態様によっては、配合者は界面活性剤の1つ以上の部類
がを選択して良い。好ましい界面活性剤の部類は、アニオン性界面活性剤、カチ
オン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、双極性界面活性剤、両性界面活性剤
、及びこれらの混合物からなる群より選択される。界面活性剤の各部類内で、界
面活性剤のうちで1種より多い界面活性剤が選択され得る。例えば、本発明の好
ましくは、固体(つまり顆粒)及び粘稠半固体(つまりゼラチン状、ペースト状
等)系において、界面活性剤は、組成物の約0.1重量%〜60重量%、好まし
くは約30重量%までの範囲で存在することが好ましい。
【0024】 本明細書で有用な界面活性剤の、限定されない例として以下が挙げられる: a)C11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(LAS); b)C10〜C20第一級、分枝−鎖及びランダムアルキルサルフェート(A
S); c)次の式を有するC10〜C18第二級(2,3)アルキルサルフェート:
【化1】 (式中、x及び(y+1)は少なくとも約7、好ましくは少なくとも約9の整数
である);前記界面活性剤は、1996年2月8日にモリス(Morris)に発行さ
れた米国特許第3,234,258号;1991年12月24日にラッツ(Lutz
)に発行された米国特許第5,075,041号;1994年9月20日にラッ
ツ(Lutz)らに発行された米国特許第5,349,101号;及び1995年2
月14日にプリエト(Prieto)に発行された米国特許第5,389,277号に
開示されており、それぞれ参照として本明細書に組み込まれる; d)C10〜C18アルキルアルコキシサルフェート(AES)、式中好ま
しくはxは1〜7である; e)好ましくは1〜5のエトキシ単位を含む、C10〜C18アルキルアルコ
キシカルボキシレート; f)アルコキシレート単位はエチレンオキシ及びプロピレンオキシ単位の混合
物であるC12〜C18アルキルエトキシレート、C〜C12アルキルフェノ
ールアルコキシレート、及び1975年12月30日にラーフリン(Laughlin)
らに発行された米国特許第3,929,678号に開示されているBASFから
のエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマーインターアリアプル
ロニック(登録商標)とのC12〜C18アルコール及びC〜C12アルキル
フェノール凝縮物は本参考文献として組み込まれ; g)1986年1月26日にレナード(Llenado)に発行された米国特許第4
,565,647号に開示されているようなアルキルポリサッカライドも本参考
文献として組み込まれ; h)次の式を有するポリヒドロキシ脂肪酸アミド:
【化2】 (式中、RはC〜C31アルキルである);Rは水素、C〜Cアルキ
ル、C〜Cヒドロキシアルキルから成る群から選択され、Qは鎖に直結する
少なくとも3つのヒドロキシルを有する直鎖アルキル鎖またはこれらのアルコキ
シル化誘導体を有するポリヒドロキシアルキル部分であって;好ましいアルコキ
シは、エトキシまたはプロポキシ及びこれらの混合物であって;好ましいQは、
還元的アミノ化反応中での還元糖から誘導され、より好ましいQは、グリシチル
部分であって;Qはより好ましくは−CH(CHOH)CHOH、−CH
(CHOH)(CHOH)n−1CHOH、−CH(CHOH)−(C
HOR’)(CHOH)CHOH、及びこれらのアルコキシル化誘導体から成
る群から選択され(式中、nは3〜5の整数であって、R’は水素または環式ま
たは脂肪族である)、これらは1996年2月6日にコナー(Connor)らに発行
された米国特許第5,489,393号;及び1995年10月3日にマーチ(
Murch)らに発行された米国特許第5,45,982号に記載されており、どち
らも参考文献として本明細書に組み込まれている。
【0025】 加えて、界面活性剤は、中鎖分枝状アルキルサルフェート、中鎖分枝状アルキ
ルアルコキシレート、または中鎖分枝状アルキルアルコキシレートサルフェート
であって良い。これらの界面活性剤は、さらに1997年10月14日の第60
/061,971号、1997年10月14日の第60/061,975号、1
997年10月14日の第60/062,086号、1997年10月14日の
第60/061,916号、1997年10月14日の第60/061,970
号、1997年10月14日の第60/062,407号に記載されている。他
の好適な中鎖分枝状界面活性剤は、米国特許出願シリアル番号第60/032,
035号、第60/031,845号、第60/031,916号、第60/0
31,917号、第60/031,761号、第60/031,762号及び第
60/031,844号で見ることができる。このような分枝状界面活性剤と従
来の線状界面活性剤との混合物も本組成物での使用に好適である。
【0026】 洗浄性ビルダー 手洗い洗剤組成物は、鉱物硬度調節を助け、粒子状の汚れの除去を向上するた
めに洗浄性ビルダーを包含して良い。無機またはP含有洗浄性ビルダーには、ポ
リホスフォネート(トリポリホスフォネート類、ピロホスフェート類、及びガラ
ス状の高分子メタ−ホスフェートで例示される)、ホスフォネート類、フィチン
酸、シリケート類、カーボネート類(ビカーボネート類及びセスキカーボネート
類を含む)、サルフェート類、及びアルミノシリケート類のアルカリ金属、アン
モニウム及びアルカノールアンモニウム塩が挙げられるが、これに限定されない
。しかしながら、ある地域では非ホスフェートビルダー類が求められる場合もあ
る。重要なことに、クエン酸塩のようないわゆる「弱い」ビルダー(ホスフェー
トに比べて)の存在下でさえ、またはゼオライト若しくはまたは層状シリケート
ビルダーとともに生じる可能性がある、いわゆる「ビルドしていない」状態にお
いてでさえ、驚くべきことに本明細書における組成物は良好に機能する。
【0027】 シリケートビルダーの例は、アルカリ金属シリケートと層状シリケートがあり
、アリカリ金属シリケートは、特にSiO:NaOの比が、1.6:1〜3
.2:1の範囲にあるもの、且つ層状シリケートは、例えば、層状珪酸ナトリウ
ムであり、これは1987年5月12日にH.P.リーク(H.P.Rieck)に発行
された、米国特許第4,664,839号に記載されている。NaSKS−6は
、ヘキスト(Hoechst)により市販されている結晶性層状シリケート(本明細書
では通常「SKS−6」と略す)の商標である。ゼオライトビルダーとは異なっ
て、NaSKS−6シリケートビルダーはアルミニウムを含有していない。Na
SKS−6は、層状シリケートのデルタ−NaSiO形態形を有する。ドイ
ツ特許DE3,417,649A及びDE3,742,043Aに記載されるよ
うな方法によってそれを調製することができる。SKS−6は、本明細書で使用
するのに著しく好ましい層状シリケートであるが、一般式NaMSi2x+ yHOを有するものであって、式中のMはナトリウムまたは水素であって
、xは1.9〜4、好ましくは2であって、及びyは0〜20、好ましくは0で
あるような他の層状シリケートは本明細書中で使用できる。ヘキスト(Hoechst
)の種々の他の層状シリケート類には、アルファ−、ベータ−及びガンマ−形態
としてのNaSKS−5、NaSKS−7及びNaSKS−11を含む。上記の
ように、デルタ−NaSiO(NaSKS−6形態)が本明細書での使用に
最も好ましい。例えば、顆粒状製剤中で固縮剤として、酸素漂白剤に対する安定
剤として、且つ泡制御システムの構成成分として作用することが出来る珪酸マグ
ネシウムのような、そのほかのシリケート類も有用である。
【0028】 炭酸塩ビルダー類の例は、1973年11月15日に公開)のドイツ特許出願
第2,321,001号(に開示されているようなアルカリ土類金属及びアルカ
リ金属の炭酸塩である。
【0029】 アルミノシリケートビルダー類も本発明では有用である。アルミノシリケート
ビルダーは、最も最近市販されている重質顆粒洗剤用組成物の中で極めて重要で
あり、液体洗剤配合にで重要なビルダー成分でもあり得る。アルミノシリケート
ビルダーには以下の実験式を有するものを含む: M(zAlOxHO (式中、z及びyは少なくとも6の整数であり、zとyのモル比は1.0〜約0
.5の範囲であり、xは約15〜約264の整数である)。
【0030】 有用なアルミノシリケートイオン交換物質は市販されている。このようなアル
ミノシリケートは、構造において結晶性であっても非晶性であってもよく、天然
に生じるアルミノシリケートであってもよいし、また合成的に引き出されたもの
であってもよい。アルミノシリケートイオン交換物質の製造方法は、1976年
10月12日、クルメル(Krummel)らに発行された米国特許第3,985,6
69号に開示されている。本明細書で有用な好ましい合成結晶性アルミノケイ酸
塩イオン交換物質は、ゼオライト(Zeolite)A、ゼオライト(Zeolite)P(B
)、ゼオライト(Zeolite)MAP及びゼオライト(Zeolite)Xの表記で入手可
能である。特に好ましい実施態様において、結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換
物質は次の式を有する: Na12[(AlO12(SiO12xHO (式中、xは約20〜約30であって、特に約27である。この物質はゼオライ
ト(Zeolite)Aとして知られる)。脱水ゼオライト(x=0〜10)も本明細
書で用いてもよい。好ましくは、アルミノシリケートは、直径約0.1〜10ミ
クロンの粒度を有する。
【0031】 本発明の目的に好適な有機洗浄性ビルダーには、多種多様なポリカルボキシレ
ート化合物が挙げられるが、これに制限されない。本明細書で使用されるとき、
「ポリカルボキシレート」は、複数のカルボキシレート基、好ましくは少なくと
も3つのカルボキシレートを有する化合物をいう。ポリカルボキシレートビルダ
ーは一般に酸の形態で組成物に添加することができるが、中和された塩の形態で
加えることもできる。塩の形態で利用する場合、ナトリウム、カリウム、及びリ
チウムのようなアルカリ金属、またはアルカノールアンモニウムの塩が好ましい
【0032】 ポリカルボキシレートビルダー類の中に包含されるのは種々の部類の有用な物
質である。ひとつの重要なポリカルボキシレートビルダー部類には、1964年
4月7日、バーグ(Berg)に発行された米国特許第3,128,287号、及び
1972年1月18日、ランバーチ(Lamberti)らに発行された米国特許第3,
635,830号に開示されたようなオキシジコハク酸塩を含むエーテルポリカ
ルボキシレートが挙げられる。1987年5月5日、ブッシュ(Bush)らに発行
された米国特許第4,663,071号の「TMS/TDS」ビルダーも参照の
こと。好適なエーテルポリカルボキシレートには、米国特許第3,923,67
9号;同第3,835,163号;同第4,158,635号;同第4,120
,874号及び同第4,102,903号に記載されたような環式化合物、特に
脂環式化合物も挙げられる。
【0033】 他の有用な洗浄性ビルダーには、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、
エチレンまたはビニルメチルエーテルとの無水マレイン酸のコポリマー;1,3
,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸及びカルボキシメ
チルオキシコハク酸;種々の、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のよ
うなポリ酢酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩及び置換アンモニウム塩;並び
にメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,
5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸のようなポリカルボキシ
レート類、及びその可溶性の塩が挙げられる。
【0034】 クエン酸塩ビルダー、例えば、クエン酸及びその可溶性の塩(特にナトリウム
塩)は、その再生可能な資源からの利用性及びその生分解性のために、液体洗剤
配合物にとって特に重要なポリカルボキシレートビルダーである。 クエン酸塩
は、顆粒状組成物で、特に、ゼオライト及び/または層状シリケートビルダーと
の組み合わせにおいて用いることができる。オキシジスクシネート類はかかる組
成物及び組み合わせにおいて特に有用である。
【0035】 また、本発明の洗剤組成物で好適なのは、1986年1月28日、ブッシュ(
Bush)に発行された米国特許第4,566,984号で開示されている3,3−
ジカルボキシ−4−オキサ−1,6−ヘキサンジオエート、及び該関連化合物で
ある。有用なコハク酸ビルダーには、C〜C20のアルキル、アルケニルコハ
ク酸、及び該塩が挙げられる。特に好ましいこのタイプの化合物は、ドデセニル
コハク酸である。コハク酸塩ビルダーの具体的例には、ラウリルコハク酸塩、ミ
リスチルコハク酸塩、パルミチルコハク酸塩、2−ドデセニルコハク酸塩(好ま
しい)、2−ペンタデセニルコハク酸塩などが挙げられる。ラウリルコハク酸塩
は、この群において好ましいビルダーであり、1986年11月5日に公開され
た欧州特許出願第86200690.5/0,200,263号に記載されてい
る。
【0036】 その他の好適なポリカルボキシレートは、1979年3月13日、クルチフィ
ールド(Crutchfield)らに発行された米国特許第4,144,226号、及び
1967年3月7日、ディール(Diehl)に発行された米国特許第3,308,
067号に開示されている。米国特許第3,723,322号(ディール)も参
照のこと。
【0037】 脂肪酸、例えば、C12〜C18のモノカルボン酸も、単独として、または上
述のビルダー、特にクエン酸塩及び/またはスクシネートビルダーとの組み合わ
せで組成物に組み入れ、追加のビルダー活性を提供することができる。脂肪酸の
かかる使用は一般に泡を減少させる結果となり、そのことは配合者によって考慮
されるべきである。
【0038】 リン−基材のビルダーを用いることができる状況では、多様なアルカリ金属リ
ン酸塩、例えば周知のトリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、及び
オルトリン酸ナトリウムを用いることができる。エタン−1−ヒドロキシ−1、
1−ジホスフォネート及びそのほかの既知のホスフォネート(例えば、米国特許
第3,159,581号;同第3,213,030号;同第3,422,021
号;同第3,400,148号及び同第3,422,137号を参照のこと)の
ようなホスフォネートビルダーを用いることができる。
【0039】 添加成分 本明細書の組成物は、任意に、1つ以上の他の洗剤添加物質、または洗浄性能
若しくは洗浄される基材の処理を助けたり、または高めたり、または洗剤組成物
の美観を変えたりするための他の物質を包含することができる(例えば、香料、
着色剤、染料など)。次にこのような添加物質の具体的な例をあげる。
【0040】 酵素−酵素は、例えば遊離する染料の付着を防止するために、また布地を修復
するために、タンパク質、炭水化物、またはトリグリセリド由来の汚れの除去を
包含する布地の洗濯においての多様な目的達成のために、本明細書の配合物に包
含されて良い。組み込まれる酵素には、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、
セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、並びにこれらの混合物が挙げられる。他の種類
の酵素が包含されても良い。酵素は、植物、動物、細菌、真菌及び酵母起源のよ
うないずれの好適な起源であってもよい。しかしながら、それらの選択は、pH
−活性及び/または安定最適条件、熱安定性、安定性対活性洗剤、ビルダー等の
ようないくつかの要因によって決定される。この点に関して、細菌または真菌の
酵素、例えば、細菌のアミラーゼ類及びプロテアーゼ類、並びに真菌のセルラー
ゼ類が好ましい。
【0041】 酵素安定剤−本明細書中使用される酵素は、酵素にイオンを提供する最終組成
物中にあって、カルシウム及び/またはマグネシウムイオンの水溶性源の存在に
よって安定化される。(カルシウムイオンは一般的にマグネシウムイオンよりも
若干効果的であり、1つの型のみのカチオンを用いる場合、カルシウムイオンが
本明細書では好ましい)。 付加安定性は、他のさまざまな技術分野において開
示される安定剤の存在、特にホウ酸種によって提供され得る:セバーソン(Seve
rson)の米国特許第4,537,706号を参照のこと。
【0042】 漂白化合物−漂白剤及び漂白活性化剤−本明細書の洗剤組成物は、任意に、漂
白剤及び1つ以上の漂白活性化剤を含有する漂白剤または漂白組成物を含有して
良い。漂白剤は存在する場合、典型的には、特に布地洗濯のための洗剤組成物の
約1%〜約30%、より典型的には約5%〜約20%のレベルである。存在すれ
ば、漂白活性化剤の量は通常、漂白剤プラス漂白活性化剤を含む漂白組成物の約
0.1%〜約60%、さらに通常では約0.5%〜約40%である。漂白剤の混
合物も使用され得る。
【0043】 ポリマー汚れ放出剤−当業者に既知のいずれのポリマー汚れ放出剤も、本発明
の組成物及び工程に任意に使用され得る。ポリマー汚れ放出剤は、ポリエステル
及びナイロンのような疎水性の繊維の表面を親水性にする親水性の部分と、疎水
性の繊維の上に沈着し、洗浄及び濯ぎサイクルの完了までそこに付着したままで
あり、従って、親水性のセグメントにとって錨として働く疎水性の部分の両方を
有することを特徴とする。このため、汚れ放出剤による処置の結果として染みが
自然に浮かび、その後の洗浄工程において、染みはより容易に洗浄され得る。
【0044】 キレート剤−本発明における洗剤組成物は任意で1つ以上の鉄及び/またはマ
ンガンキレート化剤を含有してもよい。このようなキレート剤は、アミノカルボ
キシレート類、アミノホスフォネート類、多官能−置換芳香族キレート剤及びそ
の中の混合物から成る群から選択することができ、本発明ではこの定義に従う。
理論に束縛されることを意図するのではなく、これらの物質の利益は、部分的に
は可溶性キレートの形成により、洗浄溶液から鉄及びマンガンイオンを除く並外
れた能力によると考えられている。
【0045】 粘土質土壌汚れ除去剤/再沈着防止剤−本発明の組成物は、任意に、粘土汚れ
除去特性及び再沈着防止特性を有する水溶性エトキシ化アミンも含有することが
できる。このような洗剤化合物を含有する顆粒状組成物は、通常、約0.01重
量%〜約10.0重量%の水溶性エトキシレートアミン類を含有し;液状洗剤組
成物は通常、約0.01%〜約5%を含有する。
【0046】 高分子分散剤−本明細書における組成物において、特にゼオライト及び/また
は層状シリケートビルダーの存在下にて、約0.1重量%〜約7重量%のレベル
で、高分子分散剤を有利に利用することができる。好適なポリマー分散剤には、
他の既知のものも使用することができるが、高分子ポリカルボキシレート及びポ
リエチレングリコールが挙げられる。理論によって限定されないが、ポリマー分
散剤は、他のビルダー(低分子量のポリカルボキシレートを含む)と組み合わせ
て使用すると、結晶成長抑制、粒子汚れ放出コロイド化、及び再沈着防止によっ
て洗浄性ビルダーの全体の性能を高めると考えられている。
【0047】 増白剤−当該技術で既知の任意の光学的増白剤、または他の増白剤、または美
白剤も、典型的には約0.05重量%〜約1.2重量%の濃度で、本明細書の洗
剤組成物に組み込むことができる。本発明で有用である可能性がある市販の光学
的増白剤は、必ずしも限定するものではないが、スチルベンの誘導体、ピラゾリ
ン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン、ジベンゾチオフェン−5,5−ジ
オキシド、アゾール、5−及び6−員の複素環、及びそのほかの作用剤を含むサ
ブグループに分類することができる。かかる増白剤の例は、M.ザラディニック
(Zahradnik)著、「蛍光増白剤の製造及び適用」(The Production and Applic
ation of Fluorescent Brightening Agents)(ニューヨークのジョン・ウイリ
ー&サンズ(John Wiley & Sons)により1982年出版)に開示されている。
【0048】 移染阻害剤−本発明の組成物は、清浄工程中に一方の布地からもう1つの布地
に染料が移行するのを阻害するのに効果的なひとつまたはそれより多くの物質を
包含してもよい。一般に、このような染料移行抑制剤には、ポリビニルピロリド
ンポリマー類、ポリアミンN−オキシドポリマー類、N−ビニルピロリドンとN
−ビニルイミダゾールのコポリマー類、マンガンフタロシアニン、ペルオキシダ
ーゼ類、及びそれらの混合物が挙げられる。使用するならば、このような作用剤
は通常、組成物の重量に対して約0.01%〜約10%、好ましくは約0.01
%〜約5%、さらに好ましくは約0.05%〜約2%含まれる。
【0049】 他の成分−他の有効成分、キャリア、屈水性誘発物質、処理剤、染料または色
素、液状配合物のための溶媒、棒石鹸組成物のための固体充填剤などを含む洗剤
組成物で有用な多種の他の成分を本発明の組成物に包含することができる。所望
であれば、付加的な泡立ちを提供し、油脂除去性能を向上するために、MgCl 、MgSO等のような可溶性マグネシウム塩も、典型的には0.1%〜2%
の濃度で加えることができる。
【0050】 前記成分を多孔性の疎水性基材上に吸着させ、次いで疎水性被膜で前記基材を
被覆することにより、本組成物で用いられる種々の洗浄性成分を任意で更に安定
化することができる。好ましくは、洗浄性成分は、多孔性基材中に吸着させる前
に界面活性剤と混合する。使用中、洗浄性成分は、基材から水性洗浄液に放出さ
れ、そこで意図された洗浄性の機能を実行する。
【0051】 本明細書に記載の着色斑は、キャリアとして非水性溶媒を含有する非水性の液
体洗剤組成物中で使用するのに好適である。メタノール、エタノール、プロパノ
ール、及びイソプロパノールにより例示される低分子量第一級またまたは第二級
アルコールが好適である。可溶化界面活性剤には一価アルコールが好ましいが、
多価アルコール、例えば2〜約6の炭素原子、及び2〜約6のヒドロキシ基を含
有するもの(例えば1,3−プロパンジオール、エチレングリコール、グリセリ
ン、及び1,2−プロパンジオール)もまた用いることができる。組成物は5%
〜90%、典型的には10%〜50%のこうした担体を含有してもよい。
【0052】 本明細書の洗剤組成物は好ましくは、水性の洗浄操作で使用される間に、洗浄
水がpH約6.5〜約11、好ましくは約8.5〜約10.7を有するように配
合される。推奨使用レベルにpHを制御する技術には、緩衝液、アルカリ、酸な
どの使用が挙げられ、当業者には周知である。
【0053】 洗剤組成物 本発明をより理解しやすくするために、次の例が参照されるが、これらは一例
に過ぎず、範囲を制限するものではない。
【0054】 (実施例) 実施例1〜7:顆粒洗剤
【表1】 実施例8.非水性液体洗剤組成物
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ルチア、メンデス、マタ メキシコ国メキシコ、ナウカルパン、デ、 フアレス、ラ、コンコルデア、ロマス、ベ ルデックス、プラテロス、9ア (72)発明者 ファブリツィオ、メリ メキシコ国メキシコ、メキシコ、シティ、 セラニア、219 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB31 AC08 BA09 BA12 DA01 EA08 EA12 EA15 EA16 EA25 EA28 EB08 EB13 EB22 EB30 EB42 EC01 EC02 EC03 EE05 FA09 FA12 FA26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】斑入り洗剤組成物であって: (a)界面活性剤、ビルダー、キレート剤、増白剤、漂白剤、酵素、汚れ
    放出ポリマー、移染阻害剤、充填材、香料、及びこれらの混合物から成る群から
    選択される従来の洗剤成分;及び (b)染料及び/または色素によって着色される有効量のガラス状ホスフ
    ェート によって特徴付けられる斑入り洗剤組成物。
  2. 【請求項2】斑入り洗剤組成物であって: a)界面活性剤、ビルダー、キレート剤、増白剤、漂白剤、光漂白剤、酵
    素、汚れ放出ポリマー、移染阻害剤、充填材、香料、及びこれらの混合物から成
    る群から選択される、92%〜99.99%の従来の洗濯成分;及び b)染料及び/または色素によって着色される0.01重量%〜8.0重
    量%のガラス状ホスフェート によって特徴付けられる斑入り洗剤組成物。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成物であっ
    て: a)95重量%〜99.9重量%の従来の洗濯成分;及び b)0.1重量%〜5重量%のガラス状ホスフェート によって特徴付けられる斑入り洗剤組成物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成物であっ
    て: a)96.5重量%〜99.5重量%の従来の洗濯成分;及び b)0.5重量%〜3.5重量%のガラス状ホスフェート によって特徴付けられる斑入り洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 前記ガラス状ホスフェートが式:MO:Pであって
    、(式中、Mはアルカリ金属であって、両オキシド間のモル比は0.7:1〜1
    .3:1である)を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成
    物。
  6. 【請求項6】 前記ガラス状ホスフェートは6〜1000の平均鎖長である
    ナトリウムヘキサメタホスフェートである請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    斑入り洗剤組成物。
  7. 【請求項7】 前記染料はガラス状ホスフェート粒子上に吸着される請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成物。
  8. 【請求項8】 前記ガラス状ホスフェートの0.01重量%〜2.0重量%
    の染料または色素が前記ガラス状ホスフェート粒子上に吸着される請求項1〜7
    のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成物。
  9. 【請求項9】 前記染料が、色素、ポリマー着色剤、親水性染料、金属フタ
    ロシアニン、金属フタロシアニンの錯体及びこれらの混合物から成る群から選択
    される請求項1〜8のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成物。
  10. 【請求項10】 前記染料が、亜鉛フタロシアニン及びアルミニウムフタロ
    シアニンから選択される請求項1〜9のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成物
  11. 【請求項11】 前記色素が、雲母被覆二酸化チタンである請求項1〜10
    のいずれか1項に記載の斑入り洗剤組成物。
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