JPH09500673A - 洗浄での染料移りを抑制する洗剤組成物 - Google Patents
洗浄での染料移りを抑制する洗剤組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、(a) ポリビニルピロリドン、ポリアミンN−オキシド含有ポリマー、N−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマー、およびそれらの混合物から選択される染料結合性ポリマー、および(b) アルコキシ含有ポリマー、セルロース誘導体、およびそれらの混合物から選択されるポリマー状薬剤を含んでなり、洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤対染料結合性ポリマーとのppm基準での比率が約2:1〜約250:1の染料移り抑制組成物に関する。本発明は、界面活性剤、ビルダーおよび他の通常の洗剤成分の他に染料移り抑制組成物を含む洗剤組成物において、洗剤組成物中の染料結合性ポリマーの濃度が約0.001重量%〜約10重量%であり、洗剤組成物中のポリマー状薬剤の濃度が約0.1重量%〜約15重量%である洗剤組成物に関する。洗浄溶液に導入される染料結合性ポリマーの量は約0.01ppm〜約120ppmであり、洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤の量は約1ppm〜約100ppmである。
Description
【発明の詳細な説明】
洗浄での染料移りを抑制する洗剤組成物
関連出願
発明の分野
本発明は、洗浄中の布帛間の染料移りを抑制する組成物に関する。
発明の背景
最近の布帛の洗濯操作中に生じる繰返し起こる面倒な問題点の一つは、着色し
た布帛の中には洗濯溶液中に染料を放出しやすいものがあることである。この染
料が、それと一緒に洗浄されている他の布帛に移ることがある。
ポリビニルピロリドンおよび他の染料結合性ポリマーを用いて、洗濯操作中に
布帛間の染料移りを抑制することが行なわれてきた。しかしながら、ある種の染
料結合性ポリマーと特定の比率で結び付いたポリエチレングリコールやカルボキ
シメチルセルロースなどの幾つかのポリマー状薬剤により、洗剤組成物の染料移
り抑制能が予想外に改良されることが見いだされた。この成分の組合せは、洗濯
操作中に起こる染料移りの量を減少させる上で極めて有効である。
従って、本発明は、最適な染料移り抑制特性を示す染料移り抑制組成物を提供
する。
発明の概要
本発明は、(a) ポリビニルピロリドン、ポリアミンN−オキシド含有ポリマー
、N−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマー、およびそれらの混
合物から選択される染料結合性ポリマー、および(b) アルコキシ含有ポリマー、
セルロース誘導体、およびそれらの混合物から選択されるポリマー状薬剤を含ん
でなり、洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤対染料結合性ポリマーとのppm
基
準での比率が約2:1〜約250:1である、染料移り抑制組成物に関する。本
発明は、界面活性剤、ビルダーおよび他の通常の洗剤成分の他に染料移り抑制組
成物を含む洗剤組成物において、洗剤組成物中の染料結合性ポリマーの濃度が約
0.001重量%〜約10重量%であり、洗剤組成物中のポリマー状薬剤の濃度
が約0.1重量%〜約15重量%である洗剤組成物に関する。洗浄溶液に導入さ
れる染料結合性ポリマーの量は約0.01ppm〜約120ppmであり、洗浄
溶液に導入されるポリマー状薬剤の量は約1ppm〜約100ppmである。
発明の詳細な説明
ある種のポリマー状薬剤とある種の染料結合性ポリマーとを特定の比率で組合
わせると、染料結合性ポリマー単独の場合と比較して染料移りの抑制が予想外に
改良されることが見いだされた。その結果、洗剤組成物の染料移り抑制能を劇的
に向上させることができる。
染料結合性ポリマーは、ポリビニルピロリドン、ポリアミンN−オキシド含有
ポリマー、N−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマー、およびそ
れらの混合物から選択される。これらの染料結合性ポリマーは、以下において更
に詳細に説明する通りである。ポリビニルピロリドン
染料結合性ポリマーは、平均分子量が約5,000〜約400,000、好ま
しくは約5,000〜約200,000、更に好ましくは約5,000〜約50
,000、最も好ましくは約5,000〜約20,000、であるポリビニルピ
ロリドン(「PVP」)であることができる。適当なポリビニルピロリドンはGA
F Corporation,(米国ニューヨーク州ニューヨーク、およびカナダ国Montreal)
からPVP K−15(平均分子量10,000)、PVP K30(平均分子
量40,000)、PVP K−60(平均分子量160,000)、およびP
VP K−90(平均分子量360,000)の製品名で発売されてい
る。PVP K−15も、ISP Corporation から発売されている。ポリビニルピ
ロリドンは洗剤分野の熟練者に知られており、例えばEP−A−262,897
号明細書およびEP−A−256,696号明細書を参照されたい。本発明の洗
剤組成物に用いられるポリビニルピロリドンの量は、好ましくは洗剤の約0.0
01重量%〜約5重量%、更に好ましくは約0.01重量%〜約4重量%、更に
好ましくは約0.05重量%〜約3重量%、最も好ましくは約0.1重量%〜約
2重量%、である。洗浄溶液に導入されるポリビニルピロリドンの量は、好まし
くは約0.1ppm〜約75ppm、更に好ましくは約0.5ppm〜約50p
pm、最も好ましくは約1ppm〜約25ppm、である。ポリアミンN−オキシド含有ポリマー
染料結合性ポリマーも、下記の構造式(I) を有する単位を含むポリアミンN−
オキシド含有ポリマーであることができる。
(式中、
Pは、R−N−O基が結合することができる、またはR−N−O基が重合性単
位の一部を形成する重合性単位、またはこれらの組合せであり、
は1であり、
Rは、脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基、また
はそれらの組合せであって、N−O基の窒素が結合できるもの、またはN−O基
の窒素がこれらの基の一部であるもの、である。)
N−O基は、下記の一般構造によって表わすことができる。
(式中、
R1、R2、およびR3は、脂肪族基、芳香族、複素環式または脂環式基、また
はそれらの組合せであり、
xおよび/またはyおよび/またはzは、0または1であり、N−O基の窒素が
結合でき、またはN−O基の窒素がこれらの基の一部を形成するものである。)
N−O基は、重合性単位(P)の一部となることができ、またはポリマー性主
鎖またはこれらの組合せに結合することができる。
N−O基が重合性単位の一部を形成する適当なポリアミンN−オキシドは、ポ
リアミンN−オキシドであって、Rが脂肪族、芳香族、脂環式または複素環式基
から選択されるものを含む。
前記ポリアミンN−オキシドの一つのクラスは、ポリアミンN−オキシドの群
であって、N−O基の窒素がR−基の一部を形成するものである。好ましいポリ
アミンN−オキシドは、Rが複素環式基、例えばピリジン、ピロール、イミダゾ
ール、ピロリジン、ピペリジン、キノリン、アクリジンおよびおよびそれらの誘
導体、であるものである。
前記ポリアミンN−オキシドのもう一つのクラスは、ポリアミンN−オキシド
の群であって、N−O基の窒素がR−基に結合しているものである。
他の適当なポリアミンN−オキシドは、N−O基が重合性単位に結合している
ポリアミンオキシドである。これらのポリアミンN−オキシドの好ましいクラス
は、一般式(I) を有するポリアミンN−オキシドにおいて、Rが芳香族、複素環
式または脂環式基であり、N−O官能基の窒素がこのR基の一部であるものであ
る。
これらのクラスの例は、ポリアミンオキシドにおいて、Rがピリジン、ピロー
ル、イミダゾールおよびそれらの誘導体などの複素環式化合物であるものである
。
ポリアミンN−オキシドのもう一つの好ましいクラスは、一般式(I) を有する
ポリアミンオキシドにおいて、Rが芳香族、複素環式または脂環式基であり、N
−O官能基の窒素がこのR基に結合しているものである。
これらのクラスの例は、R基が芳香族、例えばフェニル、であってもよいポリ
アミンオキシドである。
形成されるアミンオキシドポリマーが水溶性でありかつ染料移り抑制特性を有
する限り、如何なるポリマー主鎖も用いることができる。適当なポリマー状主鎖
の例は、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリアクリレート、およびそれらの混合物である。
本発明のポリアミンN−オキシド含有ポリマーは、典型的にはアミン対アミン
N−オキシドの比率が10:1〜1:1000000である。しかしながら、ポ
リアミンN−オキシド含有ポリマーに含まれるアミンオキシド基の量は、適当な
共重合によってまたは適当なN−オキシド化度によって変化することができる。
好ましくは、アミン対アミンN−オキシドの比率は、2:3〜1:100000
0である。更に好ましくは、1:4〜1:1000000、最も好ましくは、1
:7〜1:1000000である。本発明のポリマーは、実際にはランダムまた
はブロックコポリマーであって、一つのモノマーのタイプがアミンN−オキシド
であり、他のモノマーのタイプがアミンN−オキシドであるかまたはそうでない
ものである。ポリアミンN−オキシドのアミンオキシド単位は、pKa<10で
あり、好ましくはpKa<7、更に好ましくはpKa<6、である。
ポリアミンN−オキシド含有ポリマーは、ほとんど任意の重合度で得ることが
できる。重合度は、物質が所望される水溶性および染料懸濁力を有する限り、重
要ではない。
典型的には、ポリアミンN−オキシド含有ポリマーの平均分子量は500〜1
,000,000の範囲であり、好ましくは1,000〜50,000、更に好
ましくは2,000〜30,000であり、最も好ましくは3,000〜20,
000の範囲内にある。
本発明の洗剤組成物に用いられるポリアミンN−オキシド含有ポリマーの量は
、好ましくは洗剤の約0.005重量%〜約5重量%、更に好ましくは約0.0
1重量%〜約3重量%、最も好ましくは約0.02重量%〜約1.6重量%、で
ある。洗浄溶液に導入されるポリアミンN−オキシド含有ポリマーの量は、好ま
しくは約0.01ppm〜約30ppm、更に好ましくは0.05ppm〜約2
0ppm、更に好ましくは約0.1ppm〜約10ppm、最も好ましくは約0
.1ppm〜約5ppm、である。N−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマー
染料結合性ポリマーは、平均分子量範囲が5,000〜1,000,000、
好ましくは20,000〜200,000、のN−ビニルイミダゾールN−ビニ
ルピロリドンポリマーであることもできる。優れた全般的洗浄能を有する極めて
好ましいポリマーは、平均分子量範囲が5,000〜50,000、更に好まし
くは8,000〜30,000、最も好ましくは10,000〜20,000、
である。平均分子量範囲は、Barth,H.G.およびMays,J.W.,Chemical Analysi
s,Vol 113,”Modern Methods of Polymer Characte-rization ”に記載されて
いるような光散乱によって決定された。
本発明のN−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマーは、N−ビ
ニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1〜0.2、更に好ましく
は0.8〜0.3、最も好ましくは0.6〜0.4、である。N−ビニルイミダ
ゾールN−ビニルピロリドンコポリマーは、線状または分岐状であることができ
る。
本発明の洗剤組成物に用いられるN−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリド
ンポリマーの量は、好ましくは洗剤の約0.005重量%〜約5重量%、更に好
ましくは約0.01重量%〜約3重量%、最も好ましくは約0.02重量%〜約
1.6重量%、である。洗浄溶液に導入されるN−ビニルイミダゾールN−ビニ
ルピロリドンポリマーの量は、好ましくは約0.01ppm〜約30ppm、更
に好ましくは約0.05ppm〜約20ppm、更に好ましくは約0.1ppm
〜約10ppm、最も好ましくは約0.1ppm〜約5ppm、である。
本発明において染料結合性ポリマーと組合せるポリマー状薬剤は、アルコキシ
含有ポリマー、セルロース誘導体、およびそれらの混合物から選択される。これ
らのポリマー状薬剤は、下記において更に詳細に説明する通りである。アルコキシ含有ポリマー
アルコキシ含有ポリマー(すなわち、アルコキシ残基(moiety)を有するポリ
マー)としては、エチレンテレフタレート、およびポリエチレンオキシドまたは
ポリプロピレンオキシドテレフタレートなどのコポリマー状ブロックを挙げるこ
とができる。最も好ましいアルコキシ含有ポリマーとしては、ポリエチレングリ
コール、またはポリプロピレングリコールおよびそれらの誘導体が挙げられる。
特に好ましいものは、平均分子量が約500〜約100,000、好ましくは約
1,000〜約50,000、更に好ましくは約1,500〜約10,000、
最も好ましくは約1,500〜約4,000、のポリエチレングリコール(「P
EG」)である。ポリエチレングリコールは、エチレングリコールをポリ縮合工
程に付すことにより既知の方法で製造され、従ってポリエチレングリコールはエ
チレンオキシドまたはエチレングリコールと水との縮合ポリマーと考える
ことができる。一般構造は、HO−(−CH2−CH2−O)n−Hである。適当
なポリエチレングリコールは、Union Carbide Chemicals and Plastics Co.,In
c.(米国コネチカット州ダンバリー)から発売されている。ポリエチレングリコ
ールは、別個な成分として、または組合せた成分(例えば、約99%のポリエチ
レングリコールおよび約1%起泡抑制剤を含むコフレーク(co-flake))の一部と
して、加えることができる。
もう一つの適当なアルコキシ含有ポリマーは、エチレンテレフタレートとポリ
エチレンオキシド(PEO)テレフタレートとのランダムブロックを有するコポ
リマーである。更に具体的には、これらのコポリマーは、エチレンテレフタレー
トとPEOテレフタレートとの繰返し単位からなり、エチレンテレフタレート対
PEOテレフタレート単位のモル比が25:75〜35:65であり、前記PE
Oテレフタレート単位が分子量が300〜2,000のポリエチレンオキシドを
含むものからなる。このポリマーの分子量は3,000〜55,000の範囲に
ある。
もう一つの適当なアルコキシ含有ポリマーは、エチレンテレフタレート10〜
15重量%と、平均分子量が300〜5,000のポリオキシエチレングリコー
ルから誘導されるポリオキシエチレンテレフタレート90〜80重量%とのエチ
レンテレフタレートの繰返し単位を有し、ポリマー化合物中のエチレンテレフタ
レート単位対ポリオキシエチレンテレフタレート単位のモル比が2:1〜6:1
の間であるポリエステルである。
他のアルコキシ含有ポリマーは、下記の式を有する化合物である。
(式中、R1残基は総て1,4−フェニレン残基であり、R2残基は本質的にエチ
レン残基、1,2−プロピレン残基またはそれらの混合物であり、R3は5位に
置換基
を有する置換1,3−フェニレン残基であり、R4残基はR1またはR3残基また
はそれらの混合物であり、それぞれのXはエチルまたは好ましくはメチルであり
、それぞれのnは12〜43であり、wが0であるときには、u+vは3〜10
であり、wが少なくとも1であるときには、u+v+wは3〜10である。好ま
しいブロックポリエステルは、vが0であるもの、すなわち線状のブロックポリ
エステルである。これらの好ましい線状ブロックポリエステルに対しては、特に
ジメチルテレフタレート、エチレングリコール(または1,2−プロピレングリ
コール)およびメチルキャッピングされたポリエチレングリコールに対しては、
uは典型的には3〜8の範囲である。これらの線状ブロックポリエステルのうち
の最も水溶性のものは、uが3〜5のものである。)
本発明に適当な他のアルコキシ含有ポリマーは、アルコキシル化ポリアミンで
ある。このような物質は、好都合には下記の繰返し単位を有する経験構造式の分
子として表わすことができる。
および
(式中、Rは通常は炭素数2〜6のヒドロカルビル基であり、R1はC1〜C20炭
化水素であることができ、アルコキシ基はエトキシ、プロポキシなどであり、y
は2〜30であり、最も好ましくは10〜20であり、nは少なくとも2、好ま
しくは2〜20、最も好ましくは3〜5、の整数であり、X ̄は四級化反応から
生じるアニオン、例えばハロゲン化物またはメチルスルファート、である。)
本発明の洗剤組成物に用いられるアルコキシ含有ポリマーの量は、好ましくは
洗剤の約0.2重量%〜約8重量%、更に好ましくは約0.3重量%〜約6重量
%、最も好ましくは約0.4重量%〜約4重量%、である。洗浄溶液に導入され
るアルコキシ含有ポリマーの量は、好ましくは約3ppm〜約90ppm、更に
好ましくは約5ppm〜約80ppm、最も好ましくは約10ppm〜約70p
pm、である。セルロース誘導体
本発明の染料移り抑制組成物においてポリマー状薬剤として用いられるセルロ
ース誘導体は、アルキル基に3個までの炭素を有するカルボキシ低級アルキルセ
ルロースのアルカリ金属塩、例えばカルボキシメチルセルロースまたはカルビル
エチルセルロースのナトリウムおよびカリウム塩、を含む水溶性セルロース誘導
体である。ナトリウムカルボキシメチルセルロースが好ましい。適当な水溶性セ
ルロース誘導体としては、低級アルキルセルロースエーテル、例えばメチルセル
ロースおよびエチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロースエーテル、例え
ばヒドロキシエチルセルロース、セルロースエタンスルホン酸、およびセルロー
スグリコール酸も挙げられる。
本発明の洗剤組成物に用いられるセルロース誘導体の量は、好ましくは洗剤の
約0.2重量%〜約8重量%、更に好ましくは約0.3重量%〜約6重量%、最
も好ましくは約0.4重量%〜約4重量%、である。洗浄溶液に導入されるセル
ロース誘導体の量は、好ましくは約3ppm〜約90ppm、更に好ましくは約
5ppm〜約80ppm、最も好ましくは約10ppm〜約70ppm、である
。
前記のように、ポリマー状薬剤を染料結合性ポリマーとある比率で組合せるこ
とによって、染料移り抑制が予想外に向上することが意外にも見いだされたので
ある。ppm基準での洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤対染料結合性ポリマ
ーの比率は、約2:1〜約250:1である。ポリビニルピロリドンを染料結合
性ポリマーとして用いるときには、ppm基準での洗浄溶液に導入されるポリマ
ー状薬剤対染料結合性ポリマーの比率は、好ましくは約2:1〜約50:1、更
に好ましくは約3:1〜約20:1、更に好ましくは約3:1〜約10:1、最
も好ましくは約4:1〜約8:1、である。ポリアミンN−オキシド含有ポリマ
ーおよび/またはN−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマーを染
料結合性ポリマーとして用いるときには、ppm基準での洗浄溶液に導入される
ポリマー状薬剤対染料結合性ポリマーの比率は、好ましくは約3:1〜約150
:1、更に好ましくは約3:1〜約100:1、最も好ましくは約4:1〜約7
5:1、である。
本発明の染料移り抑制組成物は、洗濯操作に用いるための通常の洗剤組成物に
対する添加剤として好都合に用いられる。本発明は、染料移り抑制組成物を通常
の洗剤成分と共に含む洗剤組成物も包含する。洗剤成分
広汎な種類の界面活性剤を、洗剤組成物に用いることができる。アニオン性、
ノニオン性、両性および双性イオン性のクラス、およびこれらの界面活性剤の化
合物種の典型的なものが、1972年5月23日にNorrisに発行された米国特許
第3,664,961号明細書に記載されている。
アニオン性界面活性剤の混合物、特にスルホン酸塩および硫酸塩界面活性剤が
5:1〜1:2、好ましくは3:1〜2:3、更に好ましくは3:1〜1:1、
の重量比での混合物が、本発明では特に好適である。好ましいスルホン酸塩とし
ては、アルキル基の炭素数が9〜15、特に11〜13、であるアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、およびα−スルホン化メチル脂肪酸エステルであって、脂肪酸
がC12〜C18の脂肪性供給源、好ましくはC16〜C18の脂肪性供給源、から誘導
されるもの、が挙げられる。それぞれ場合に、カチオンは、アルカリ金属、好ま
しくはナトリウムである。好ましい硫酸塩界面活性剤は、アルキル基の炭素数が
12〜18であるアルキル硫酸塩であって、場合によってはアルキル基の炭素数
が10〜20、好ましくは10〜16、であり、平均エトキシル化度が0.1〜
9であるエトキシ硫酸塩と混合したものである。本発明で好ましいアルキル硫酸
塩の例は、獣脂アルキル硫酸塩、ヤシ油アルキル硫酸塩、およびC14〜15アルキ
ル硫酸塩である。また、それぞれの場合のカチオンはアルカリ金属カチオン、好
ましくはナトリウム、である。
本発明で有用なノニオン性界面活性剤の一つのクラスは、エチレンオキシドと
疎水性残基とが縮合し、平均親水性−親油性バランス(HLB)が8〜17、好
ましくは9.5〜13.5、更に好ましくは10〜12.5、の範囲にある界面
活性剤を与えるもの、である。疎水性(親油性)残基は脂肪族性または芳香族性
のものでよく、任意の特定の疎水性基と縮合するポリオキシエチレン基の長さは
容易に調整して、親水性および疎水性要素の間の所望な程度のバランスを有する
水溶性化合物を生成させることができる。この種の特に好ましいノニオン界面活
性剤は、アルコール1モル当たりエチレンオキシド3〜9モルを含むC9〜C15
第一アルコールエトキシレート、特にアルコール1モル当たりエチレンオキシド
6〜9モルを含むC14〜C15第一アルコールおよびアルコール1モル当たりエチ
レンオキシド3〜9モルを含むC12〜C15第一アルコール、である。
ノニオン性界面活性剤のもう一つのクラスは、下記の一般式を有するアルキル
ポリグルコシド化合物である。
RO(CnH2nO)tZx
(式中、Zはグルコースから誘導される残基であり、Rは炭素数12〜18の飽
和の疎水性アルキル基であり、tは0〜10であり、nは2または3であり、x
は1.3〜4であり、化合物は10%未満の未反応脂肪性アルコールおよび50
%未満の短鎖アルキルポリグルコシドを含む。)この種の化合物およびそれらの
洗剤での使用は、EP−B−0,070,077号明細書および同0,094,
118号明細書に開示されている。
また、非イオン性界面活性剤として適当なものは、下記の式を有するポリヒド
ロキシ脂肪酸アミド界面活性剤である。
(式中、R1はHであるか、またはR1はC1〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシ
エチル、2−ヒドロキシプロピルまたはそれらの混合物であり、R2はC5〜31ヒ
ドロカルビルであり、Zは鎖に直接接続している少なくとも3個のヒドロキシル
を有する線状ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビルまたはそ
のアルコキシル化誘導体である。好ましくは、R1はメチルであり、R2は直鎖状
C11〜15アルキルまたはアルケニル鎖、例えばヤシ油アルキルまた
はそれらの混合物であり、Zは還元性アミノ化反応において還元糖、例えばグル
コース、フルクトース、マルトース、ラクトース、から誘導される。)
本発明による組成物は、更にビルダー系も含むことができる。アルミノケイ酸
物質、リン酸塩、ケイ酸塩、ポリカルボキシレート、脂肪酸、エチレンジアミン
四酢酸塩のような材料、および金属イオン封鎖剤、例えばアミノポリホスホン酸
塩、を包含する総ての通常のビルダー系が、本発明での使用に適当である。
適当なビルダーは、無機イオン交換物質、普通には無機の水和したアルミノケ
イ酸塩物質、更に詳細には水和した合成ゼオライト、例えば水和したゼオライト
A、X、BまたはHS、であることができる。
もう一つのの適当な無機ビルダー物質は、層状ケイ酸塩、例えばSKS−6(H
oechst) である。SKS−6は、ケイ酸ナトリウム(Na2Si2O5)からなる
結晶性の層状ケイ酸塩である。
本発明で用いるのに適当なポリカルボン酸塩ビルダーとしては、ニトリロトリ
酢酸塩(NTA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、クエン酸、好ましく
は水溶性塩の形態でのもの、および式R−CH(COOH)CH2(COOH)
のコハク酸の誘導体であって、RがC10〜20アルキルまたはアルケニル、好まし
くはC12〜16であるか、またはRはヒドロキシル、スルホ、スルホキシルまたは
スルホン置換基で置換されていることができるもの、が挙げられる。具体例とし
ては、ラウリルコハク酸塩、ミリスチルコハク酸塩、パルミチルコハク酸塩、2
−ドデセニルコハク酸塩、2−テトラデセニルコハク酸塩が挙げられる。コハク
酸塩ビルダーは、好ましくはその水溶性塩、例えばナトリウムカリウムアンモニ
ウムおよびアルカノールアンモニウム塩、の形態で用いられる。
特に本発明の液体の実施に対しては、本発明で用いられる適当な脂肪酸ビルダ
ーは、飽和または不飽和のC10〜18脂肪酸、並びに対応する石鹸である。好まし
い飽和の化合物種は、アルキル鎖が炭素数12〜16のものである。好ましい不
飽和脂肪酸はオレイン酸である。液体組成物についてのもう一つの好ましいビル
ダー系は、ドデセニルコハク酸を基剤とするものである。
顆粒状組成物に用いるのに好ましいビルダー系としては、NTA、リン酸塩お
よびゼオライトの混合物が挙げられる。
本発明の目的に対して顆粒状組成物に用いられるビルダー系の一部を形成する
ことができる他のビルダー物質としては、アルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、ケイ
酸塩のような無機物質、および有機ホスホン酸塩、アミノポリアルキレンホスホ
ン酸塩、および/またはアミノポリカルボン酸塩が挙げられる。他の適当な水溶
性有機塩は、それらの塩のホモ−またはコ−ポリマー状酸であって、ポリカルボ
ン酸が、2個を超えない炭素原子によって互いに離れた少なくとも2個のカルボ
キシル基を含むものである。この種のポリマーは、GB−A−1,596,75
6号明細書に開示されている。このような塩の例は、分子量が2000〜500
0のポリアクリレート、およびそれらの無水マレイン酸とのコポリマーであって
、分子量が20,000〜70,000、特に約40,000、であるコポリマ
ーである。
ビルダーは、通常は洗剤組成物の約10重量%〜約80重量%、好ましくは約
20重量%〜約70重量%、更に好ましくは約30重量%〜約60重量%、の量
で含まれる。
洗剤組成物に用いられる他の成分、例えば起泡剤または起泡抑制剤、プロテア
ーゼ、アミラーゼまたはリパーゼのような酵素、酵素安定剤または活性剤、漂白
剤汚れ懸濁剤、汚れ放出剤、布帛柔軟剤、蛍光増白剤、研磨剤、殺菌剤、曇り抑
制剤、着色料、および香料を用いることができる。特に好ましいものは、酵素技
術と組合せて、色保護効果を与えるもの、例えば色保護/回復のためのセルラー
ゼ、である。
本発明による洗剤組成物は、液体、ゲル、ペーストまたは顆粒状の形態である
ことができる。顆粒状組成物は、一般的には密度が約300g/l〜約900g
/lである。「コンパクトな」顆粒状洗剤は、通常の顆粒状洗剤より密度が比較
的高いことがあり、このような場合には、洗剤組成物は通常の顆粒状洗剤と比較
して少量の「無機充填剤塩」(例えば硫酸ナトリウム)、典型的には20%を超
えない充填剤塩、を含有する。
本発明は、着色した布帛を含む布帛の洗濯操作中に見られる可溶化し、懸濁し
た染料が一方の布帛から他方の布帛への染料移りを抑制する方法にも関する。本
発明の方法は、布帛を本発明の染料移り抑制組成物を含む洗濯溶液と接触させる
ことを含んでなる。本発明の方法は、洗浄工程の経過中に行なうのが好都合であ
る。洗浄工程は、好ましくは1℃〜90℃、特に5℃〜60℃、で行なう。処理
溶液のpHは、好ましくは約7〜約12、特に約8〜約11、である。
下記の諸例は本発明の組成物を例示することを意味するが、必ずしも本発明の
範囲を制限または定義することを意味せず、本発明の範囲は、下記の請求の範囲
によって決定される。
例1
本発明の顆粒状洗濯洗剤組成物は、下記の通りである。
「混合した」成分を、クラッチャー中で水と混合して、ペーストを形成させる
。次に、この混合物を噴霧乾燥して過剰の水分を蒸発させ、洗剤顆粒を形成させ
る。次に、デダストを、この顆粒に噴霧する。次いで、「乾燥添加」成分を混合
して、完成した顆粒状洗剤組成物を形成させる。
この組成物は、洗浄溶液に約37ppmのポリエチレングリコールおよび約5
.1ppmのポリビニルピロリドン(約7.5:1 PEG:PVPの比率)を
導入する。
この洗剤組成物の1%水溶液のpHは11である。
例2
下記の例は本発明を説明して、その理解を容易にするものである。
1. 35℃の水2米ガロンのミニウォッシャーポットに、洗剤61gを添加す
る。混合物を1分間撹拌する。
2. 染料供給源を攪拌下にて加え、1分間混合に任せる。
3. ミニウォッシャーポットに総量が12枚のトレーサー布切れ(tracer swat
ches) を加え、10分間洗浄する。これらの布切れはハンター・色彩計L,a,
b値によって予め平衡にして、特定のタイプの全ての布切れをそれぞれの処理に
ついて均一に開始するようにする。
4. 洗浄サイクルを完了した後、トレーサー布切れを冷水(7℃)で濯ぐ。
5. 段階1〜5を全部で8回の洗浄サイクルに対して、それぞれの洗浄サイク
ルについて新たな洗剤の量、新たな染料供給源、および同じ12枚のトレーサー
布切れを用いて7回繰返す。
6. 洗浄サイクル数1、4および8の後、トレーサー布切れを1時間乾燥した
後、L,a,bの値をHunterlab Colorimeter で読取り、そのサイクルでのデル
タE(dE)を計算する。染料供給源
C46 Brown Swatch−2.5×2.5平方インチの3枚の布切れを、ポット当た
り、サイクル当たりに加える。トレーサー布切れ
86%綿/15%ポリエステル・テリー(ループ状ヤーンが100%綿である)
4枚、
100%綿デニム、4枚、
100%綿インターロックT−シャツ、4枚。条件
1ガロンの水硬度当たり8グレイン、
35℃洗浄水温度、
7℃濯ぎ水温度、
2米ガロン容量のミニウォッシャー。結果
下表は、PEG濃度を9倍まで増加させながらPVP濃度を約25%までで切
断すると、実質的な染料移り抑制が得られることを示している。デルタE(dE
)の読みが低ければ、元の布帛の色からの色の変化は少ない。
結果として、PEG量を高くすることによって制御されるPEG:PVP比に
より、染料移り抑制が大きくなると思われる。
例3
本発明の顆粒状洗濯洗剤組成物を、ポリマー状薬剤として3.9%ポリエチレ
ングリコールの代わりに3.9%ナトリウムカルボキシメチルセルロースを用い
ること以外は、例1に記載された方法で製造する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA,
CN,CZ,FI,GE,HU,JP,KG,KP,K
R,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO
,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,SK,TJ,
TT,UA,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. (a) ポリビニルピロリドン、ポリアミンN−オキシド含有ポリマー、N −ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマー、およびそれらの混合物 から選択される染料結合性ポリマー、および(b) アルコキシ含有ポリマー、セル ロース誘導体、およびそれらの混合物から選択されるポリマー状薬剤を含んでな り、洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤対染料結合性ポリマーとのppm基準 での比率が約2:1〜約250:1であることを特徴とする、染料移り抑制組成 物。 2. ポリマー状薬剤が、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロ ースおよびそれらの混合物からなる群から選択される、請求の範囲第1項に記載 の染料移り抑制組成物。 3. 染料結合性ポリマーがポリビニルピロリドンであり、洗浄溶液に導入さ れるポリマー状薬剤対染料結合性ポリマーのppm基準での比率が2:1〜50 :1である、請求の範囲第1項に記載の染料移り抑制組成物。 4. 染料結合性ポリマーがポリアミンN−オキシド含有ポリマー、N−ビニ ルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマー、およびそれらの混合物からな る群から選択され、洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤対染料結合性ポリマー のppm基準での比率が3:1〜150:1である、請求の範囲第1項に記載の 染料移り抑制組成物。 5. 請求の範囲第1項に記載の染料移り抑制組成物、および界面活性剤、ビ ルダーおよび他の通常の洗剤成分を含んでなり、洗剤組成物における染料結合性 ポリマーの量が0.01重量%〜10重量%であり、洗剤組成物におけるポリマ ー状薬剤の量が0.1重量%〜15重量%であり、洗浄溶液に導入される染料結 合性ポリマーの量が0.01ppm〜120ppmであり、洗浄溶液に導入され るポリマー状薬剤の量が1ppm〜100ppmであることを特徴とする、洗剤 組成物。 6. 洗剤組成物中のポリマー状薬剤の量が0.2重量%〜8重量%であり、 洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤の量が3ppm〜90ppmである、請求 の範囲第5項に記載の洗剤組成物。 7. 染料結合性ポリマーがポリビニルピロリドンであり、洗剤組成物中の染 料結合性ポリマーが0.001重量%〜5重量%であり、洗浄溶液に導入される ポリマー状薬剤の量が0.1ppm〜75ppmである、請求の範囲第5項に記 載の洗剤組成物。 8. 染料結合性ポリマーが、ポリアミンN−オキシド含有ポリマー、N−ビ ニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマーおよびそれらの混合物からな る群から選択され、洗剤組成物中の染料結合性ポリマーの量が0.005重量% 〜5重量%であり、洗浄溶液に導入されるポリマー状薬剤の量が0.01ppm 〜30ppmである、請求の範囲第5項に記載の洗剤組成物。 9. ポリアミンN−オキシド含有ポリマーが、下記の構造式(I) を有する単 位を含む、請求の範囲第1項に記載の染料移り抑制組成物。 (式中、Pは、R−N−O基が結合することができる、またはR−N−O基が重 合性単位の一部を形成する重合性単位、またはこれらの組合せであり、 は1であり、 Rは、脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基、また はそれらの組合せであって、N−O基の窒素が結合できるもの、またはN−O基 の窒素がこれらの基の一部であるもの、である。) 10. N−ビニルイミダゾールN−ビニルピロリドンコポリマーの平均分子 量が5,000〜1,000,000である、請求の範囲第1項に記載の染料移 り抑制組成物。
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