JP5591534B2 - コンパクト流体洗濯洗剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、良好な経済性、良好な洗浄性及び価値に対する消費者の好印象を有するコンパクト流体洗濯洗剤組成物に関する。
多くの消費者にとって、固形洗剤よりも流体洗濯製品、例えば液体、ジェル、ペーストなどが好ましい。多くの消費者は又、製品の性能を顕著に又は大幅に低下させることなく、資源を節約し、彼らが無駄又は不必要と考えるものを排除したいとの希望を持っている。したがって、濃縮又はいわゆるコンパクト洗濯製品への関心が、再び高まっている。しかし、コンパクト化は、消費者が考える程簡単な解決法ではない。水、溶剤、界面活性剤などの流体洗濯製品の構成成分を減らしたり、増加させたりすることによって得られた濃縮又はコンパクト処方は、これらの構成成分の相対量が非コンパクト又は希釈製品内に存在するものとは異なることを意味する。
これは、非コンパクト又は希釈製品と同等の性能を有するコンパクト製品を製造することは多くの時間と労力を要すること意味する。例えば、界面活性剤(surfactancy)を送達し又は所望の洗浄をするための1つの方法は、非イオン性界面活性剤を使用することである。しかし、非イオン性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤などの界面活性剤と同程度の洗浄を提供するが、それらは同等のアニオン性界面活性剤と比較して低起泡性である。消費者が、洗濯洗剤により生成された泡のサイズ、量及び/又は持続時間を同一視することも又周知であり、これによって消費者は、あらゆる主要な非イオン性洗濯洗剤が、非コンパクト又は希釈製品ほどよく機能しないと即座に考える。しかし、別の洗濯洗剤の条件、例えば製品安定性、分配性などの必要性、を考慮すると、それに伴う製品安定性、分配性、コストなどの製品特性を代償に失うことなく、洗濯洗剤によって生成された泡のサイズ、量及び/又は持続時間を増大するために、例えばアニオン性界面活性剤のようなより高い泡立ちの界面活性剤量を増加させることは難しい。したがって、流体洗濯洗剤のコンパクト化は、高度に望ましいものに思えるけれども、良好な経済性を有し、良好な洗浄性を提供しかつ消費者が十分な価値があると認識する、安定した、分配可能な製品を提供することには問題がありかつ困難である。
更に、増量した液体製品の重量が、パッケージング技術者に大きな挑戦を突きつけるために、最新パッケージングに対する要求を、コンパクトな又は濃縮した流体洗濯洗剤及び他の液体の消費者製品について満足させることは特に困難である。例えば、パッケージは更に、子供から中年成年を経て年配の人々まで幅広い年齢の消費者にとって、分注が便利でなければならない。更に、このようなパッケージングを消費者に低コストで提供することが望ましい。
したがって、既存の非コンパクト又は希釈した洗濯洗剤と性能が同程度である、濃縮された又はコンパクトな流体洗濯洗剤に対する要求は依然としてある。理想的には、任意のかかる同程度の濃縮された又はコンパクトな流体洗濯洗剤は、使い易くかつ消費者に審美的にアピールする形態で存在する。
本発明の一態様は、良好な経済性、良好な洗浄性及び価値に対する消費者の好印象を有するコンパクト流体洗濯洗剤組成物であって、
(i)組成物の少なくとも10重量%の、アニオン性界面活性剤類、非イオン性界面活性剤類、石鹸及びこれらの混合物から選択されてなる界面活性剤と、
(ii)組成物の約5重量%〜約30重量%の、水、非アミノ官能性溶媒、及びこれらの混合物と、
(iii)組成物の5重量%〜20重量%の、キレート剤類、汚れ懸濁ポリマー類、酵素類及びこれらの混合物から選択されてなる性能向上添加剤とを含んでなり、
コンパクト流体洗濯洗剤組成物が、
(A)アニオン性界面活性剤対非イオン性界面活性剤の重量比で少なくとも1.5:1で含まれてなる界面活性剤、組成物の15重量%〜40重量%で含まれてなるアニオン性界面活性剤、組成物の約5重量%〜約40重量%で含まれてなる石鹸、
(B)組成物の0.1重量%〜10重量%の、泡増強ポリマー類、カチオン性界面活性剤類、双性イオン性界面活性剤類、アミンオキシド界面活性剤類、両性界面活性剤類、及びこれらの混合物から選択されてなる泡増強剤、並びに
(C)(A)及び(B)の両方、の少なくとも1つで構成されてなるものである、コンパクト流体洗濯洗剤組成物である。
発明の他の態様は、液体組成物と接触させて洗濯し、その液体組成物を保管及び分注するための製品であって、
(a)良好な経済性、良好な洗浄性及び価値に対する消費者の好印象を有するコンパクト流体洗濯洗剤組成物と、
該コンパクト流体洗濯洗剤組成物が、
(i)組成物の少なくとも10重量%の、アニオン性界面活性剤類、非イオン性界面活性剤類、石鹸及びこれらの混合物から選択されてなる界面活性剤と、
(ii)組成物の約0.001重量%〜約3重量%の香料、
(iii)組成物の約1重量%〜約30重量%の水、
(iv)組成物の約1重量%〜約15重量%の非アミノ官能性溶媒と、
(v)組成物の5重量%〜20重量%の、キレート剤類、汚れ懸濁ポリマー類、酵素類、及びこれらの混合物から選択されてなる性能向上添加剤とを含んでなり、
コンパクト流体洗濯洗剤組成物が、
(A)アニオン性界面活性剤対非イオン性界面活性剤の重量比で1.5:1〜5:1の界面活性剤、組成物の約15重量%〜約40重量%のアニオン性界面活性剤を含む界面活性剤、組成物の約5重量%〜約40重量%の石鹸、
(B)組成物の0.1重量%〜10重量%の、泡増強ポリマー類、カチオン性界面活性剤類、双性イオン性界面活性剤類、アミンオキシド界面活性剤類、両性界面活性剤類、及びこれらの混合物から選択されてなる泡増強剤、並びに
(C)(A)及び(B)の両方、の少なくとも1つで構成されてるものであり、
(b)コンパクト流体洗濯洗剤組成物と直接接触し、かつそれを放出可能に保存する非水溶性容器とを備えてなる、製品。
本発明の別の態様は、良好な経済性、良好な洗浄性及び価値に対する消費者の好印象を有するコンパクト流体洗濯洗剤組成物であって、
(i)組成物の約20重量%〜約80重量%の、アニオン性界面活性剤類、非イオン性界面活性剤類、石鹸及びこれらの混合物から選択されてなる、界面活性剤と、
(ii)組成物の約0.001重量%〜約3重量%の香料と、
(iii)組成物の約5重量%〜約30重量%の水と、
(iv)組成物の約3重量%〜約10重量%の非アミノ官能性溶媒と、
(v)組成物の約10重量%〜約20重量%の石鹸と、
(vi)組成物の約0重量%〜約1重量%の屈水性誘発物質及び/又は外部構造化増粘剤(externally structuring thickeners)と、
(vii)組成物の約0重量%〜約5重量%のアミンオキシド及び/又はベタインと、
(viii)組成物の5重量%〜20重量%の、キレート剤類、汚れ懸濁ポリマー類、酵素類及びこれらの混合物から選択されてなる性能向上添加剤とを含んでなり、
コンパクト流体洗濯洗剤組成物が、
(A)アニオン性界面活性剤対前記非イオン性界面活性剤の重量比で少なくとも1.5:1の界面活性剤、組成物の15重量%〜40重量%のアニオン性界面活性剤を含む界面活性剤、組成物の約10重量%〜約20重量%の石鹸、
(B)組成物の0.1重量%〜10重量%の、泡増強ポリマー類、カチオン性界面活性剤類、双性イオン性界面活性剤類、アミンオキシド界面活性剤類、両性界面活性剤類、及びこれらの混合物から選択されてなる泡増強剤、並びに
(C)(A)及び(B)の両方、の少なくとも1つで構成されてなるものである、コンパクト流体洗濯洗剤組成物。
定義−本明細書で使用する時、「コンパクト流体洗濯洗剤組成物」とは、家庭用洗濯機内で、布地、例えば衣類、を濡らすかつ洗浄することが可能な流体を含む、任意の洗濯処理組成物を意味する。組成物は、固体又は気体を好適に細分された形態で含むことができるが、組成物全体は、全体として非流動性の例えば、錠剤又は顆粒物の製品形態を除外する。全体として気体である組成物類も又除外される。コンパクト流体洗剤組成物は、約0.9〜約1.3グラム/立法センチメートル、より具体的には、約1.00〜約1.10グラム/立法センチメートル(任意の固形添加剤類を除くが、任意の気泡が存在する場合はそれを含む)の範囲の密度を有する。
コンパクト流体洗濯洗剤組成物の例としては、自動洗濯機の洗浄サイクルで使用するための重質液体洗濯洗剤、デリケートな衣類(例えば絹又は羊毛で出来ているもの)の洗浄に好適な、液体おしゃれ着洗剤(finewash)及び液体色柄ものを手で又は自動洗濯機の洗浄サイクル内のいずれかで洗うような洗剤(color care detergent)が挙げられる。ジェル又はペーストとして知られる、流動可能であるがまだ固い稠度を有する対応する組成物が、同様に包含される。ずり減粘ジェルのレオロジーは、文献により詳細に記載されており、例えばPCT国際公開特許WO04027010A1(ユニリーバ(Unilever))を参照のこと。
一般的に、本明細書のコンパクト流体洗濯洗剤組成物は、等方性又は非等方性であってもよいが、幾つかの実施形態では、通常、それらは該技術分野における相分離洗剤などの別個の層に分かれない。1つの特定の例示的組成物は、非等方性でありかつ保存中に該組成物は、(i)2層へ分かれることがないか、あるいは(ii)該組成物が層に分かれる場合には、単一の主要層が存在し、主要層は、組成物の少なくとも約80重量%、より具体的には約90重量%超、更により具体的には約95重量%超で含まれる。その他の例示的組成物類は等方性である。
本明細書で使用する時、組成物及び/又は方法が、特定の成分(単数若しくは複数)を「本質的に含まない」場合、特定の成分(単数若しくは複数)が意図的に組成物へ特に全く添加されないか、あるいはいずれにせよ機能的に有用な量が添加されないことを意味する。当業者には、微量の各種成分(単数又は複数)が不純物として存在する場合があることが理解される。不明確性を避けるためにさもなければ、「本質的に含まない」とは、組成物が該組成物の約0.1重量%未満、特に0.01重量%未満の指定成分を含有することを意味すべきである。
(i)界面活性剤−本発明の組成物及び方法は、1種類以上の界面活性剤類(surface active agents/surfactants)を含んでなり、より具体的には、界面活性剤は、「洗浄性」又は界面での界面張力低減に寄与し得る洗浄効果を有する、少なくとも部分的に水溶性の、特に完全に水溶性の界面活性剤類から選択されてなる。
好適な界面活性剤は、一般的に市販されている、アニオン性界面活性剤類、非イオン性界面活性剤類、カチオン性界面活性剤類、両性界面活性剤類、双性イオン系界面活性剤類、石鹸及び/若しくは脂肪酸並びに/又はこれらの混合物から選択されてなる。
界面活性剤は、少なくとも約10重量%、具体的には20重量%超〜約80重量%、より具体的には約20重量%〜約70重量%、更により具体的には約40重量%〜約60重量%の流体洗濯洗剤組成物類を含んでなる。
一実施形態では、界面活性剤類はほぼ線状である。
別の実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤組成物は界面活性剤によって内部構造化されており、かつ流体洗濯洗剤は、流動性液体、ジェル又はペーストの物理的形態を有する。
一実施形態では、界面活性剤は、組成物の約5重量%未満、更により具体的には、約0重量%〜約5重量%未満のアミンオキシド及び/又はC8〜C18ベタインなどの両性界面活性剤を含んでなり、更により具体的には、アミンオキシド及び/又はC8〜C18ベタインなどの両性界面活性剤を実質的に含まない場合がある。
本明細書で有用な界面活性剤類の例示的実施例は、米国特許第3,664,961号(ノリス(Norris)、1972年5月23日発行)、米国特許第3,919,678号(ラフリン(Laughlin)ら、1975年12月30日発行)、米国特許第4,222,905号(コックレル(Cockrell)、1980年9月16日発行)、米国特許第4,239,659号(マーフィー(Murphy)、1980年12月16日発行)、米国特許第4,285,841号(バラット(Barrat)ら、1981年8月25日発行)、米国特許第4,284,532号(レイクヒム(Leikhim)ら、1981年8月18日発行)、米国特許第4,285,841号、米国特許第3,919,678号、米国特許第2,220,099号及び米国特許第2,477,383号に記載されている。界面活性剤類は、一般に周知であり、カーク・オスマー(Kirk Othmer)著、工業化学百科事典(第3版、第22巻、360〜379ページ)、「界面活性剤及び洗浄系(Surfactants and Detersive Systems)」、マカッチャン(McCutcheon)著、「浄化剤&乳化剤(Detergents & Emulsifiers)」(M.C.パブリッシング・カンパニー刊、北米版、1997年)、シュワルツ(Schwartz)ら、「界面活性剤、その化学及び技術(Surface Active Agents, Their Chemistry and Technology)」(ニューヨーク、インターサイエンス・パブリシャーズ(Interscience Publishers)刊、1949年)にて、より詳細に記載されており、更なる資料及び例は、「界面活性剤及び洗剤(Surface Active Agents and Detergents)」(第1巻及び第2巻、シュワルツ(Schwartz)、ペリー(Perry)及びベルク(Berch)共著)に記載されている。表面科学シリーズ(Surfactant Science Series)、第67巻及び第129巻、マーセル・デッカー(Marcel Dekker)(ニューヨーク州)の液体洗剤に関する部分、及び特にその中の重質液体洗濯洗剤に関する章も参照のこと。
非イオン性界面活性剤−本発明の組成物及び方法は、他の界面活性剤が存在しない場合、主要界面活性剤としての非イオン性界面活性剤を含有するか、あるいは非イオン性界面活性剤が任意成分である場合は、界面活性剤の混合物を含有する。2種類又はそれ以上の非イオン性界面活性剤類を含む、2種類又はそれ以上の界面活性剤類の混合物を使用することが可能である。
好適な非イオン性界面活性剤類の例示的実施例としては、アルコールエトキシレート類(例えば、シェル・ケミカル社(Shell Chemical Co.)からのネオドール(Neodol)25−9)、アルキルフェノールエトキシレート類(例えば、ユニオンカーバイド社(Union Carbide Corp.)からのテルギトール(Tergitol)NP−9)、アルキルポリグルコシド類(例えば、ヘンケル社(Henkel Corp.)からのグルカポン(Glucapon)600CS)、ポリオキシエチレン化ポリオキシプロピレングリコール類(例えば、BASF社からのプルロニックL−65)、ソルビトールエステル類(例えば、ヘンケル社(Henkel Corp.)からのエムソーブ(Emsorb)2515)、ポリオキシエチレン化ソルビトールエステル類(例えば、ヘンケル社(Henkel Corp.)からのエムソーブ(Emsorb)6900)、アルカノールアミド類(例えば、ローヌ・プーラン社(Rhone-Poulenc Co.)からのアルカミド(Alkamide)DC212/SE)、及びN−アルキルピロリドン類(alkypyrrolidones)(例えば、ISPテクノロジーズ社(ISP Technologies Inc.)からのサルファドン(Surfadone)LP−100)、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。更に、例示の好適な非イオン性界面活性剤類は、米国特許第4,316,812号及び米国特許第3,630,929号に開示されているようなものである。
非イオン性界面活性剤は、本組成物中に存在する場合、組成物の約0.01重量%〜約70重量%、より具体的には約1重量%〜約40重量%、更により具体的には約5重量%〜約20重量%の量にて存在してよい。
アニオン性界面活性剤類−本明細書で使用する時、用語「アニオン性界面活性剤」とは、石鹸以外のアニオン性界面活性剤を意味する。本発明の組成物及び方法は、アニオン性界面活性剤を含有してもよい。2種類若しくはそれ以上のアニオン性界面活性剤類を含む、2種類若しくはそれ以上の界面活性剤類の混合物、又はこれらの混合物を例えば非イオン性界面活性剤類と共に、使用することが可能である。好ましいアニオン性界面活性剤類としては、LAS、AES(場合により、SLESと呼ばれる)、MES及びこれらの混合物が挙げられる。
配合を説明するという目的のためには、通常、LASが組成物内に酸、即ちHLAS形態で配合され、かつその後、その場で中和され又は少なくとも部分的に中和されて、NaLAS、KLAS、アルカノールアンモニウムLASなどを形成するという点に留意することが有益である。通常、その他の一般的なアニオン性界面活性剤類は、あらかじめ中和された形態で処方される。
好適なアニオン性界面活性剤類の例示的実施例としては、直鎖アルキルベンゼンスルホネート類(例えば、ヴィスタ・ケミカル社(Vista Chemical Co.)からのヴィスタ(Vista)C−500)、分枝状直鎖アルキルベンゼンスルホネート類(例えば、MLAS)アルキルサルフェート類(例えば、ステファン社(Stepan Co.)からポリステップ(Polystep)B−5)、分枝状アルキル(alky)サルフェート類、アルキルアルコキシサルフェート類(例えば、ステファン社(Stepan Co.)からのスタンダポール(Standapol)ES−3)、αオレフィンスルホネート類(例えば、ウィトコ社(Witco Corp.)からのウィトコネート(Witconate)AOS)、αスルホメチルエステル類(例えば、ステファン社(Stepan Co.)からのα−ステップMcp−48)及びイセチオネート類(例えば、PPGインダストリーズ社(PPG Industries Inc.)からのジョルダポン(Jordapon)CI)、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。
アニオン性界面活性剤類は、対イオンなどの任意の好適なカチオンを有してもよい。カチオン類の混合物も又、可能である。アニオン性界面活性剤類のための好適なカチオン類の例示的実施例としては、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、置換アンモニウム、アミノ官能性カチオン類(例えば、アルカノールアンモニウムなど)など並びにこれらの混合物が挙げられる。一実施形態では、界面活性剤は、非アルカノール官能化モノアンモニウム及びジアンモニウムカチオン類を有しない。
一実施形態では、組成物中及び本発明の方法に存在するアニオン性界面活性剤類の一部は、その場で、即ちコンパクト流体洗濯洗剤組成物の製造中にて中和されてよく、アニオン性界面活性剤の一部は、例えば、その酸又は非中和形態にて添加され、酸又は非中和形態のアルキルベンゼンスルホネートは、アルキルベンゼンスルホン酸であり、次に、非中和アニオン性界面活性剤は、NaOH、モノエタノールアミン、ジエタノアミンなどの中和剤(組成物中に既に存在する)によって中和されるか、あるいは非中和アニオン性界面活性剤を追加した後で追加されるものによって中和される。別の実施形態では、非中和アニオン性界面活性剤は、組成物添加の直前に中和剤によっていずれも中和される。好適な中和剤類についての追加情報を本明細書中に見出すことができる。
アニオン性界面活性剤(本組成物中に存在する場合)は、組成物の約0.01重量%〜約70重量%、より具体的には約10重量%〜約50重量%、更により具体的には約20重量%〜約40重量%の量で存在してよい。
石鹸−本明細書で定義する様な石鹸は、脂肪酸類及びその可溶性塩類を含んでなる。脂肪酸類及び/若しくは石鹸類又はそれらの誘導体類は、界面活性剤類、ビルダー類、増粘剤類、気泡抑制剤類等として作用する複数の機能性を洗剤において有することが知られている。したがって、不明確性を避けるために、配合を説明するという目的のためにかつ本明細書の好ましい実施形態では、石鹸類及び脂肪酸類は、別個に記載されている。更に、石鹸類は一般に処方中その場にて、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び/又はアルカノールアミン(MEAなど)などの中和剤を使用して中和され又は部分的に中和される。
任意の可溶性石鹸又は脂肪酸は、本明細書で用いるのに好適であり、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸及びこれらの混合物を含んでなる。自然界から入手可能な脂肪酸類(通常は、複合混合物である)も又好適である(例えば、タロー、ココヤシ、及びパーム核脂肪酸類)。一実施形態では、組成物の約10重量%〜約25重量%の脂肪酸が、組成物中に存在してもよい。
一実施形態では、石鹸は、約50%超の中和度を有する。別の実施形態では、界面活性剤は、組成物の約0重量%〜約40重量%未満の石鹸を含んでなる。
アニオン性界面活性剤対非イオン性界面活性剤の比率−一実施形態では、本発明の組成物及び方法のうち、アニオン性界面活性剤対非イオン性界面活性剤の重量比は、約1.5:1〜約5:1、より具体的には約2:1超〜約5:1であり、界面活性剤は、組成物の約15重量%〜約40重量%、より具体的には約15重量%〜約30重量%、更により具体的には約20重量%〜約30重量%のアニオン性界面活性剤を含んでなり、組成物の約5重量%〜約40重量%、より具体的には約10重量%〜約30重量%の石鹸を含んでなる。
(ii)水−本発明のコンパクト洗剤組成物は、水も又含有する。本明細書の組成物内に存在する水の量は、相対的に少なく、従来の流体洗濯洗剤組成物類と比較して少なく、好適には洗浄組成物の約1重量〜約30重量%、具体的には約10重量%〜約25重量%である。
一実施形態では、使用される水は、蒸留水、脱イオン水、濾過水、逆浸透処理水、及びこれらの組み合わせから選択されてなる。別の任意の実施形態では、水については、例えば、水道水処理施設から受け入れたままの任意の飲料水であってよい。
(iii)非アミノ官能性溶媒−本明細書で使用する時、「非アミノ官能性溶媒」とは、アミノ官能基を含有しない任意の溶媒を意味する。非アミノ官能性溶媒としては、例えば、C〜Cアルカノール類、例えばメタノール、エタノール及び/若しくはプロパノール並びに/又は1−エトキシペンタノール;C〜Cジオール類;C〜Cアルキレングリコール類;C〜Cアルキレングリコールモノ低級アルキルエーテル類;グリコールジアルキルエーテル;低分子量ポリエチレングリコール類;グリセロールなどのC〜Cトリオール類;及びこれらの混合物が挙げられる。より具体的には、非アミノ官能性溶媒は、周囲温度及び周囲圧力(即ち、21℃かつ0.1MPa(1気圧))にて液体であり、炭素、水素及び酸素を含んでなる。存在する場合、非アミノ官能性溶媒は、本明細書の組成物の約0重量%〜約25重量%、より具体的には約1重量%〜約20重量%、更により具体的には約5重量%〜約15重量%を構成してよい。
一実施形態では、水及び非アミノ官能性溶媒の合計は、組成物の5重量%〜45重量%であり、具体的には組成物の10重量%〜30重量%、具体的には組成物の約40重量%以下、より具体的には約35重量%以下、より具体的には更に約30重量%以下、更により具体的には更に25重量%以下、及び具体的には約0重量%〜約25重量%、より具体的には約1重量%〜約20重量%、より具体的には更に約5重量%〜約15重量%である。
泡増強剤−一実施形態では、本発明の組成物及び方法のうち、組成物の約0.1重量%〜約10重量%、より具体的には約0.5重量%〜約5重量%の泡増強ポリマー類、カチオン性界面活性剤類、双性イオン系界面活性剤類、アミンオキシド界面活性剤類、両性界面活性剤類及びこれらの混合物から選択されてなる泡増強剤を含んでなる。
別の実施形態では、本発明の組成物及び方法は、泡増強剤を実質的に含まない。
泡増強ポリマー類−一実施形態では、泡増強剤は、泡促進ポリマーを含んでよい。一実施形態では、これらの泡増強ポリマー類は、高分子泡安定剤類、ブロック高分子泡安定剤、双性イオン性高分子泡安定剤類、カチオン性高分子泡安定剤類、アニオン性高分子泡安定剤類及びこれらの混合物から選択されてよい。一実施形態では、高分子泡安定剤類は、ジアルキルアクリルアミド類、双性イオン性高分子泡安定剤類、カチオン性高分子泡安定剤類、アニオン性高分子泡安定剤類及びこれらの混合物から選択されてよい。
アクリルアミドポリマー類−本発明の高分子泡安定剤の1つの部類は、次式を有するジアルキルアクリルアミド類である。
Figure 0005591534
式中、各Rは独立して、水素、C〜Cアルキル、及びこれらの混合物である。インデックスxは、約50〜約1,500の値を有し、好ましくはインデックスxは、得られる高分子泡安定剤が約4.2E−21グラム(2,500ダルトン)〜約2.5E−19グラム(150,000ダルトン)の平均分子量を有するような値を有する。好ましいジアルキルアクリルアミドの一例は、次式を有するジメチルアクリルアミド(DMA)ホモポリマーである。
Figure 0005591534
式中、xは分子量が約4.2E−21グラム(2,500ダルトン)〜約2.5E−19グラム(150,000ダルトン)となるような値を有する。
メタクリレートエステルポリマー類−本発明の高分子泡安定剤の別部類は、次式を有する(N,N−ジアルキルアミノ)アルキルメタクリレート類である。
Figure 0005591534
式中、各Rは独立して、水素、C〜Cアルキル、及びこれらの混合物である。Rは、水素、C〜Cアルキル、及びこれらの混合物である。インデックスnは、2〜約6である。インデックスyは、約30〜約1,000である。好ましくはインデックスyは得られる高分子泡安定剤が約4.2E−21グラム(2,500ダルトン)〜約2.5E−19グラム(150,000ダルトン)の平均分子量を有するような値を有する。好ましい(N,N−ジアルキルアミノ)アルキルメタクリレートの一例は、次式を有する2−ジメチルアミノエチルメタクリレート(DMAM)ホモポリマーである。
Figure 0005591534
式中、yは分子量が約4.2E−21グラム(2,500ダルトン)〜約2.5E−19グラム(150,000ダルトン)となるような値を有する。
双性イオン性ポリマー−高分子泡安定剤として用いるのに適した双性イオン性ポリマーの1つの部類は、次の化学式を有する。
Figure 0005591534
式中、RはC〜C12直鎖アルキレン、C〜C12分枝状アルキレン、及びこれらの混合物である。R及びRは、以下本明細書で定義される。インデックスxは、0〜6であり、yは、0又は1であり、zは、0又は1である。
インデックスnは、双性イオン性ポリマー類が約1.7E−21グラム(1,000ダルトン)〜約3.3E−18グラム(2,000,000ダルトン)の平均分子量を有するような値を有する。ポリマー泡促進剤の分子量は、公知のゲル浸透クロマトグラフィーによって決定することができる。
アニオン性単位−Rは、約4〜約12のpHにて負電荷を有することが可能な単位である。好ましいRは、次の化学式を有する。
Figure 0005591534
式中、Lは以下のもの及びこれらの混合物から独立して選択されてなる結合単位である。
Figure 0005591534
式中、R’は独立して、水素、C〜Cアルキル、及びこれらの混合物であり、あるいは、R’及びSは4〜7個の炭素原子からなる複素環を形成することができる。インデックスiは、0〜約20である。インデックスiが0の場合、Lは存在しない。
アニオン性単位Sは、「空隙部単位(spacing unit)」であり、ここで各S単位は、C〜C12直鎖アルキレン、C〜C12分枝状アルキレン、C〜C12直鎖アルケニレン、C〜C12分枝状アルケニレン、C〜C12ヒドロキシアルキレン、C〜C12ジヒドロキシアルキレン、C〜C10アリーレン、C〜C12ジアルキルアリーレン、−(RO)−、−(RO)(OR−、−CHCH(OR)CH−、及びこれらの混合物(式中、Rは、C〜C直鎖アルキレンであり、C〜C分枝状アルキレン、及びこれらの混合物である)から独立して選択されてなる。インデックスjは、0〜約20である。インデックスjが0の場合、Sは存在しない。インデックスkは、1〜約20である。
は、水素、−COM、−SOM、−OSOM、−CHP(OM)、−OP(O)(OM)、次式を有する単位から独立して選択され、
Figure 0005591534
式中、各R、R、及びR10は、独立して水素、−(CH11、及びこれらの混合物からなる群から選択され、式中、R11は、−COH、−SOM、−OSOM、−CH(COH)CHCOH、−CHP(O)(OH)、−OP(O)(OH)、及びこれらの混合物である。Mは、水素又は塩形成カチオン、好ましくは水素である。インデックスmは、0〜10の値を有する。
カチオン性単位−Rは、約4〜約12のpHにて正電荷を有することが可能な単位である。好ましいRは、次の化学式を有する。
Figure 0005591534
式中、L以下のもの及びこれらの混合物から独立して選択されてなる結合単位である。
Figure 0005591534
式中、R’は独立して、水素、C〜Cアルキル、及びこれらの混合物であり、あるいは、R’及びSは4〜7個の炭素原子からなる複素環を形成することができる。インデックスi’は、0〜約20である。インデックスi’が0の場合、Lは存在しない。
カチオン性単位Sは、本明細書で記載の通りである。インデックスj’は、1〜約20である。インデックスj’が0の場合、Sは存在しない。
は、アミノ、アルキルアミノ、カルボキサミド、3−イミダゾリル、4−イミダゾリル、2−イミダゾリニル、4−イミダゾリニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、1−ピラゾリル、3−ピラゾイル、4−ピラゾイル、5−ピラゾイル、1−ピラゾリニル、3−ピラゾリニル、4−ピラゾリニル、5−ピラゾリニル、2−ピリジニル、3−ピリジニル、4−ピリジニル、ピペラジニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、グアニジノ、アミジノ、及びこれらの混合物から独立して選択されてなる。
1つの双性イオン性ポリマーの一例は、次の化学式を有する。
Figure 0005591534
式中、Xは、Cであり、nは平均分子量が約8.3E−21グラム(5,000ダルトン)〜約1.7E−18グラム(1,000,000ダルトン)となるような値を有する。
更なる双性イオン性ポリマー類は、各モノマーがカチオン性単位又はアニオン性単位のみを有するモノマー類からなるポリマー類であり、該ポリマー類は、次の化学式を有し、
Figure 0005591534
式中、R、R、x、y、及びzは、本明細書中上記で定義したのと同一であり、n+n=nであり、nは、得られる双性イオン性ポリマーが約8.36E−21グラム(5,000ダルトン)〜約1.7E−18グラム(1,000,000ダルトン)の分子量を有することとなるような値を有する。
アニオン性単位又はカチオン性単位のみを備えたモノマー類を有するポリマーの例は、次の化学式を有し、
Figure 0005591534
式中、nとnとの合計は、約8.3E−21グラム(5,000ダルトン)〜約1.2E−18グラム(750,000ダルトン)の平均分子量を備えたポリマーを提供する。
別の双性イオン性ポリマーは、限定された架橋を有するポリマー類であり、該ポリマー類は次式を有し、
Figure 0005591534
式中、R、R、L、S、j’、x、y、及びzは、本明細書中上記で定義したのと同一であり、n’はn”に等しく、かつ値n’+n”は、n+n=nの値の5%以下であり、nは、約1.7E−21g(1,000ダルトン)〜約3.3E−18グラム(2,000,000ダルトン)の平均分子量を備えたポリマーを提供する。R12は窒素、C〜C12直鎖アルキレンアミノアルキレンであり、次式、
−R13−N−R13
、及びこれらの混合物を有し、式中、各R13は、独立してL又はエチレンである。
泡増強ポリマー類、高分子泡安定剤類、ブロック高分子泡安定剤、双性イオン性高分子泡安定剤類、ジアルキルアクリルアミド類、カチオン性高分子泡安定剤類及びアニオン性高分子泡安定剤類についての追加資料は、米国特許第6827795号、米国特許第6,277,811号、米国特許第6,369,012号、米国特許第6,372,708号、米国特許第6,528,476号、米国特許第6,528,477号、米国特許第6,573,234号、米国特許第6,825,157号、米国特許第6,645,925号、及び米国特許第6,903,064号中に見出すことができる。
カチオン性界面活性剤類−多くのカチオン性界面活性剤類は、当技術分野において既知であり、かつ約10〜24個の炭素原子からなる長鎖アルキル基を少なくとも1つを有するほとんど全てのカチオン性界面活性剤は、本発明において好適である。このような化合物類は、「カチオン性界面活性剤類(Cationic Surfactants)」(ジャンガーマン(Jungermann)著、1970年)(参考として組み込まれる)に記載されている。
主題発明内にて界面活性剤類として使用することが可能である特定のカチオン性界面活性剤類は、米国特許第4,497,718号にて詳細に記述されている。
双性イオン性界面活性剤類−双性イオン性界面活性剤類は、二級及び三級アミンの誘導体類、複素環式二級及び三級アミンの誘導体類、又は四級アンモニウム、四級ホスホニウム若しくは三級スルホニウム化合物の誘導体類として広く記載することができる。第四級化合物内のカチオン原子は、複素環の一部であることができる。これら化合物の全てにおいて、直鎖又は分枝鎖の、約3〜18個の炭素原子を含有する脂肪族基の少なくとも1つ、及びアニオン水溶性基、例えば、カルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、又はホスホネートを含有する脂肪族置換基の少なくとも1つがある。
使用することができる双性イオン性界面活性剤類の具体例は、米国特許第4,062,647号に記述されている。
アミンオキシド界面活性剤類−泡増強剤は、アミンオキシドを含んでよい。泡増強剤としての使用に適した1つの具体的なアミンオキシドは、一般式Iを有する。
(EO)(PO)(BO)N(O)(CH.qHO (I)
一般的に、構造(I)が、1つの長鎖部分R(EO)(PO)(BO)及び2つの短鎖部分CHR’を提供することが理解できる。R’は、好ましくは、水素、メチル及び−CHOHから選択される。一般的に、Rは、飽和又は不飽和であることができる、一級又は分枝状ヒドロカルビル部分であり、好ましくは、Rは一級アルキル部分である。x+y+z=0の場合、Rは、約8〜約18の鎖長を有するヒドロカルビル部分である。x+y+zが0ではない場合、Rは、幾分より長く、C12〜C24の範囲内の鎖長を有してもよい。一般式は又、アミンオキシド類を包含し、ここで、x+y+z=0、R=C〜C18、R’=Hかつq=0〜2、好ましくは2である。これらのアミンオキシドは、C12〜C14アルキルジメチルアミンオキシド、テトラデシルジメチルアミンオキシド、ヘキサデシルジメチルアミンオキシド、オクタデシルアミンオキシド及びそれらの水和物類、特に、米国特許第5,075,501号及び米国特許第5,071,594号に開示されているような二水和物類によって例示される。
その他特定の好適なアミンオキシド類としては、x+y+zが0ではなく、より具体的には、x+y+zが約1〜約10であり、Rが、約8〜約24個の炭素原子、より具体的には約12〜約16個の炭素原子を含有する一級アルキル基であるようなものが挙げられる。これらの実施形態では、y+zは具体的には0でありかつxは具体的には約1〜約6、より具体的には約2〜約4であり、EOはエチレンオキシを表し、POはプロピレンオキシを表し、かつBOはブチレンオキシを表す。このようなアミンオキシド類は、公知の合成方法、例えば、アルキルエトキシサルフェート類をジメチルアミンと反応させ、続いてエトキシル化アミンを過酸化水素で酸化することにより調製することができる。
泡増強剤として用いるのに適した幾つかのより具体的なアミンオキシド類は、周囲温度にて溶液である。市販アミンオキシド類の例示的実施例としては、アクゾ・ケミー(Akzo Chemie)、エチル・コープ(Ethyl Corp.)及びプロクター&ギャンブル(Procter & Gamble)によって製造されているようなものが挙げられる。アミンオキシド界面活性剤類についての追加資料は、カーク・オスマー(Kirk Othmer)著、工業化学百科事典(第3版、第22巻、360〜379ページ)、「界面活性剤及び洗浄系(Surfactants and Detersive Systems)」に見い出してもよい。
R’がHである場合のある実施形態において、R’がわずかにHより大きいことに関して許容範囲がある。より具体的には、式中、R’は、ヘキサデシルビス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、タロービス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、ステアリルビス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド及びオレイルビス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、ドデシルジメチルアミンオキシド二水和物などのCHOHである。
別の実施形態では、本発明のこの態様では、組成物は、約10〜約22、より具体的には約14から18のアルキル鎖長を備えた直鎖又は分枝鎖アミンオキシドを含有してもよい。別の実施形態では、本発明のこの態様では、アミンオキシドは、平均炭素数16又は17を備えた分枝状アミンオキシドであってもよく、例えば、分枝状アルキル鎖はイソステアリルであり得る。
両性界面活性剤類−両性合成洗剤類は、脂肪族の誘導体又は複素環式二級及び三級アミンの脂肪族誘導体類として広く記載することができ、ここで、脂肪族ラジカルは直鎖又は分岐鎖であり、かつここで脂肪族置換基の1つが、約8〜18個の炭素原子を含有し、かつ少なくとも1つはアニオン性水溶性基、例えばカルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する。本定義に合致する化合物類の例は、ナトリウム−3−(ドデシルアミノ)プロピオネート、ナトリウム−3−(ドデシルアミノ)プロパン−1−スルホネート、ナトリウム−2−(ドデシルアミノ)エチルサルフェート、ナトリウム−2−(ジメチルアミノ)オクタデカノエート、二ナトリウム−3−(N−カルボキシメチルドデシルアミノ)プロパン−1−スルホネート、二ナトリウムオクタデシル−イミノ(immino)ジアセテート、ナトリウム−1−カルボキシメチル−2−ウンデシルイミダゾール、及びナトリウム−N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−2−スルファト−3−ドデコキシプロピルアミンである。
性能向上添加剤−本明細書のコンパクト洗剤組成物及び方法は、キレート剤類、汚れ懸濁ポリマー類、酵素類及びこれらの混合物から選択されてなる、組成物の約5重量%〜約20重量%の性能向上添加剤を含んでなる。
汚れ懸濁ポリマー類−一実施形態では、性能向上添加剤は、1種類以上の汚れ懸濁ポリマー類を含んでよい。一実施形態では、本明細書の組成物は、組成物の約1重量%〜約15重量%、より具体的には2重量%〜10重量%、より具体的には4重量%〜28重量%の汚れ懸濁ポリマーを含んでよい。一実施形態では、汚れ懸濁ポリマーは、ポリエステル類、ポリカルボキシレート類、糖系物質、変性ポリエチレンイミン類、変性ヘキサメチレンジアミン、分枝状ポリアミノアミン類、変性ポリアミノアミド、疎水性ポリアミンエトキシレートポリマー類、ポリアミノ酸類、ポリビニルピリジンN−オキシド、N−ビニルイミダゾール・N−ビニルピロリドンコポリマー類、ポリビニルピロリドン、ポリビニルオキサゾリドン、ポリビニルイミダゾール及びこれらの混合物から選択されてよい。これらの物質の重合の程度は、重量平均分子量の観点で最も容易に表現され、物質が所望の水溶性及び汚れ懸濁力を有するならば重要なことではない。好適なポリマー類は又、一般に、標準使用温度において0.3%を超える水溶性を有するであろう。
ポリエステル類−ポリエステルポリマーの中でも特に、ポリエチレンテレフタレート/ポリオキシエチレンテレフタレート及びポリエチレンテレフタレート/ポリエチレングリコールポリマー類のような汚れ放出特性を有するテレフタル酸及びその他芳香族ジカルボン酸のポリエステル類は、本組成物の汚れ懸濁ポリマーとして利用することができる。
好適なポリエステル類としては、(1)エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール又はこれらの混合物、(2)一端をC1〜C4アルキル基によって末端保護されたポリエチレングリコール(PEG)、(3)ジカルボン酸(又はそのジエステル)、及び所望により(4)スルホン化芳香族ジカルボン酸(又はそのジエステル)のアルカリ金属塩、あるいは、分枝状ポリエステル類が所望される場合には、ポリカルボン酸(又はそのエステル)から形成されるポリエステル類が挙げられる。ブロックポリエステルポリマー類は、米国特許第4,702,857号にて更に説明されている。ポリ(ビニルエステル)のグラフトコポリマー類、例えば、C1〜C6ビニルエステル類、好ましくはポリ(ビニルアセテート)を含むポリ(ビニルエステル)疎水性物質セグメント(ポリアルキレンオキシド骨格上へとグラフト化、ソカラン(SOKALAN)(登録商標)の商標名にて市販されている、例えば、ソカラン(SOKALAN)(登録商標)HP−22(BASF社(ドイツ)から入手可能))も又使用してよい。
ポリエステル類の追加情報及び例示的実施例は、米国特許第3,962,152号、米国特許第3,959,230号、米国特許第3,959,230号、米国特許第3,893,929号、米国特許第4,968,451号、米国特許第4,711,730号、米国特許第4,702,857号、米国特許第4,721,580号、米国特許第4,877,896号、米国特許第5,415,807号、米国特許第4,427,557号、米国特許第4,201,824号、及び欧州特許第0752468B1号に見出してもよい。
ポリカルボキシレート類−本発明の組成物は、ポリカルボキシレートポリマー又はカルボン酸モノマーを含んでなるコポリマーを含んでもよい。水溶性カルボン酸ポリマーは、カルボン酸モノマーを重合させること又は2種類のモノマー類、例えば不飽和親水性モノマー及び親水性オキシアルキル化モノマーを共重合させることにより調製することができる。不飽和親水性モノマー類の例としては、アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、メタクリル酸、メタクリレートエステル類及び置換メタクリレートエステル類、ビニルアセテート、ビニルアルコール、メチルビニルエーテル、クロトン酸、イタコン酸、ビニル酢酸、及びビニルスルホネートが挙げられる。
ポリカルボキシレート類の追加情報及び例示的実施例は、米国特許第5,162,475号、米国特許第4,622,378号、米国特許第5,536,440号、米国特許第5,574,004号、米国特許第5,147,576号、米国特許第5,073,285号、米国特許第5,534,183号、及びPCT国際公開特許WO03/054044に見出してもよい。
糖系物質−本組成物は、糖系物質由来の汚れ懸濁ポリマーを含んでもよい。糖系物質は、天然又は合成であってよく、かつ誘導体類及び変性糖類を含んでよい。好適な糖系物質としては、セルロース、ゴム類、アラビナン類、ガラクタン類、種子類及びこれらの混合物が挙げられる。
糖誘導体類は、アミン類、アミド類、アミノ酸類、エステル類、エーテル類、ウレタン類、アルコール類、カルボン酸類、シリコーン類、スルホネート類、サルフェート類、硝酸塩類、リン酸塩類及びこれらの混合物によって変性された糖類を含んでよい。
変性セルロース類及びセルロース誘導体類、例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、セルロースサルフェート、セルロースアセテート(米国特許第4,235,735号を参照のこと。)、スルホエチルセルロース、シアノエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース及びヒドロキシプロピルセルロースが、組成物内にて用いるのに好適である。幾つかの変性セルロース類は、英国特許第1,534,641号、米国特許第6,579,840B1号、PCT国際公開特許WO03/040279、及びPCT国際公開特許WO03/01268に記載されている。
本発明の用途に用いるのに好適な汚れ懸濁ポリマーの別の例としては、少なくとも3個のヒドロキシ部分、好ましくは3個より多いヒドロキシ部分、最も好ましくは、6個以上のヒドロキシ部分からなるポリオール化合物類である糖誘導体類が挙げられる。
本発明で用いるための好適なポリオール化合物類としては、マルチトール、スクロース、キシリトール、グリセロール、ペンタエリシトール、グルコース、マルトース、マルトトリオース、マルトデキストリン、マルトペントース、マルトヘキソース、イソマルツロース、ソルビトール、ポリビニルアルコール、部分的に加水分解したポリビニルアセテート、キシラン還元マルトトリオース、還元マルトデキストリン類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリグリセロール、ジグリセロールエーテル及びこれらの混合物が挙げられる。
変性ポリエチレンイミンポリマー−本発明の組成物は、変性ポリエチレンイミンポリマーを含んでよい。変性ポリエチレンイミンポリマーは、約300〜約10,000の重量平均分子量、好ましくは約400〜約7,500の重量平均分子量、好ましくは約500〜約1,900の重量平均分子量、及び好ましくは約3,000〜6,000の重量平均分子量の分子量を有するポリエチレンイミン骨格を有する。
例えば、これらに限定されないが、ポリエチレンイミン主鎖の末端窒素原子への可能な修飾を以下に示す。(Rはエチレンスペーサを表し、EはC〜Cアルキル部分を表し、Xは好適な水溶性対イオンを表す。)
Figure 0005591534
又、例えば、これらに限定されないが、ポリエチレンイミン主鎖の内部窒素原子への可能な修飾を以下に示す。(Rはエチレンスペーサを表し、EはC〜Cアルキル部分を表し、X−は好適な水溶性対イオンを表す。)
Figure 0005591534
変性ヘキサメチレンジアミン−本発明の組成物は、変性ヘキサメチレンジアミン(hexamentylenediamine)を含んでよい。ヘキサメチレンジアミンの修飾としては、(1)ヘキサメチレンジアミンの窒素原子当たり、1又は2のアルコキシル化修飾;ヘキサメチレンジアミン(hexamentylenediameine)の窒素上の水素原子を、修飾当たり平均約1〜約40個のアルコキシ部分を有する(ポリ)アルコキシレン鎖によって置換し、ここで、アルコキシレン鎖の末端アルコキシ部分が、水素、C1〜C4アルキル、サルフェート類、カーボネート類、又はこれらの混合物によって末端保護されること;(2)1つのC1〜C4アルキル部分の置換及びヘキサメチレンジアミン(hexamentylenediamine)の窒素原子当たり1つ又は2つのアルコキシル修飾;修飾当たり平均約1〜約40のアルコキシ部分を有する(ポリ)アルコキシレン鎖による、水素原子の置換からなるアルコキシル化修飾で、該アルコキシレン鎖の末端アルコキシ部分が水素、C1〜C4アルキル基若しくはこれらの混合物で末端封鎖されているもの;又は(3)これらの組み合わせが挙げられる。アルコキシル化は、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ又はこれらの混合物の形態であってよい。米国特許第4,597,898号(バンダミーア(Vander Meer)、1986年7月1日発行)。
好ましい修飾ヘキサメチレンジアミンは以下の一般構造を有する。
Figure 0005591534
式中、xは約20〜約30であり、かつ(ポリ)アルコキシレン鎖末端アルコキシ部分の約40%はスルホン化されている。
例示的修飾ヘキサメチレンジアミンは、以下の一般構造を有する。
Figure 0005591534
BASF社から商標名ルーテンシット(LUTENSIT)(登録商標)として入手可能であり、PCT国際特許公開WO01/05874号に記載されているようなもの。
分枝状ポリアミノアミン類−汚れ懸濁ポリマーの実施形態は、以下の構造式にて例示される。
Figure 0005591534
式中、ポリアミノアミンのxは1〜12である。ポリアミノアミンのR及びRは存在していなくてもよく(Nが中性である場合)かつ/又はH、C〜Cの脂肪族、C〜Cのアルキレン、アリーレン、若しくはアルキルアリーレンからなる群から独立して選択されてもよい。ポリアミノアミンのR、R、R、及びRは、独立してH、OH、C〜Cの脂肪族、C〜Cのアルキレン、アリーレン、又はアルキルアリーレン、及びこれらの混合物からなる群から選択されてなる。ポリアミノアミンのA、A、A、A、A、及びAは、水素、ヒドロキシ、サルフェート、スルホネート、カルボキシレート、ホスフェート、及びこれらの混合物から独立して選択されてなる末端封鎖基である。R、R、R又はRが、N(CHCH2である場合、分枝によって本構造が連続していることを示している。米国特許第4,597,898号、米国特許第4,891,160号、米国特許第5,565,145号、及び米国特許第6,075,000号も参照のこと。平均アルコキシル化度は更に、7超、好ましくは約7〜約40であることができる。
変性ポリアミノアミド−米国特許公開第2005/0209125 A1号で論じられているもののような修飾ポリアミノアミド類を、汚れ懸濁ポリマーとして利用してもよい。好適な変性ポリアミノアミド類は、それらのアルコキシル化度に応じて、1,000〜1,000,000の数平均分子量(M)を有する。
修飾ポリアミノアミドの一実施形態は、次式を有する。
Figure 0005591534
式中、ポリアミノアミドのxは、10〜200である。ポリアミノアミド内のEOは、エトキシ部分を表す。
疎水性ポリアミンエトキシレートポリマー類−組成物のための汚れ懸濁ポリマーは、次の一般式からなることを特徴とする疎水性ポリアミンエトキシレートポリマー類を含んでよい。
Figure 0005591534
疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのRは、直鎖又は分岐鎖C〜C22アルキル、直鎖又は分岐鎖C〜C22アルコキシル、直鎖又は分岐鎖C〜C22アシル、及びこれらの混合物であり、Rが分枝状のものとして選択される場合、該分岐物は、1〜4個の炭素原子を含んでよく、好ましくは、疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのRは、直鎖C12〜C18アルキルである。該アルキル、アルコキシル及びアシルは、飽和型又は不飽和型でもよいが、好ましくは飽和型である。疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのインデックスnは、約2〜約9である。
疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのQは、電子対、水素、メチル、エチル、及びこれらの混合物から独立して選択されてなる。配合者が、疎水性ポリアミンエトキシレートの中性骨格を所望する場合には、疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのQは、電子対又は水素となるように選択されるべきである。配合者が、疎水性ポリアミンエトキシレートの四級化された骨格を所望する場合には、疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのQの少なくとも1つは、メチル、エチルから選択されるべきである。疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのインデックスmは、2〜6である。疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーのインデックスxは、平均約1〜約70個のエトキシ単位に独立して選ばれる。
疎水性ポリアミンエトキシレートのエトキシ単位は、アニオン性キャッピング単位を独立して任意の又は全てのエトキシ単位に加えることによって更に修飾されてもよい。好適なアニオン性末端封鎖単位としては、サルフェート、スルホサクシネート、サクシネート、マレエート、ホスフェート、フタレート、スルホカルボキシレート、スルホジカルボキシレート、プロパンスルトン、1,2−ジスルホプロパノール、スルホプロピルアミン、スルホネート、モノカルボキシレート、メチレンカルボキシレート、カーボネート類、メリト酸、プロメリット酸、シトレート、アクリレート、メタクリレート、及びこれらの混合物が挙げられる。好ましくは、アニオン性末端封鎖単位はサルフェートである。
別の実施形態では、疎水性ポリアミンエトキシレートポリマーの窒素には、四級化によって正電荷が与えられる。本明細書で使用する時、「四級化」とは、疎水性ポリアミンエトキシレートの窒素に正電荷を与えるように窒素を四級化又はプロトン化することを意味する。
ポリアミノ酸類−汚れ懸濁ポリマー類は、L−グルタミン酸(L-glumatic acid)、D−グルタミン酸(D-glumatic acid)又は、これらのL及びD異性体の混合物、例えばラセミ化合物由来であってよい。ポリマー類は、グルタミン酸のホモポリマーだけでなく、グルタミン酸を含有するブロック、グラフト又はランダムコポリマーなどのコポリマー類を含む。これらとしては、例えば、アスパラギン酸、エチレングリコール、エチレンオキシド(これらの任意のもののオリゴマー(oligimer)若しくはポリマー)又はポリビニルアルコールなどの少なくとも1種類の他のアミノ酸を含有するコポリマー類が挙げられる。当然ながら、グルタミン酸は、例えば、アルキル、ヒドロキシアルキル、アリール及びアリールアルキル(一般に、基当たり18個以下の炭素原子、又はエステル結合によって付着されたポリエチレングリコールを備えている)を含む1種類以上の置換基を保有することができる。米国特許第5,470,510A号(1995年11月28日発行)を参照のこと。
ポリアミンN−オキシドポリマー類−本明細書に用いるのに好適なポリアミンN−オキシドポリマー類は、N−オキシド基が結合できる、若しくはN−オキシド基が重合可能な単位の一部を形成する、又は両方の組み合わせである、重合可能な単位を含有する。N−オキシド基が重合可能基の一部を形成する、好適なポリアミンN−オキシド類は、N−オキシド基が、ピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジン、キノリン、アクリジン及びこれらの誘導体類などの複素環基の一部を含んでなる、ポリアミンN−オキシド類を含んでなる。該ポリアミンN−オキシド類の別の部類は、N−オキシド基が重合可能基に結合した、ポリアミンN−オキシド類の群を含んでなる。これらポリアミンN−オキシド類の好ましい一群は、ポリアミンN−オキシド類である。
形成されるアミンオキシドポリマーが移染阻害特性を有する限り、いかなるポリマー主鎖も使用することができる。好適なポリマー主鎖の例は、ポリビニル類、ポリアルキレン類、ポリエステル類、ポリエーテル類、ポリアミド、ポリイミド類、ポリアクリレート類及びこれらの混合物である。本発明のアミンN−オキシドポリマー類は通常、約10:1〜約1:1000000のアミン対アミンN−オキシド比を有する。しかし、ポリアミンオキシドポリマー内に存在するアミンオキシド基の量は、適切な共重合又は適切なN−酸化の程度によって変化し得る。汚れ懸濁ポリマー類は、1種類のモノマータイプがアミンN−オキシドでありかつその他のモノマータイプがアミンN−オキシドであるか否かのいずれかである、ランダム又はブロックコポリマー類を包含する。ポリアミンN−オキシド類のアミンオキシド単位は、pKa<10、pKa<7、及びpKa<6を有する。ポリアミンオキシド類は、ほとんどどの重合度でも得ることができる。物質が、望ましい汚れ懸濁力を有していれば、重合度は重要ではない。通常は、平均分子量は約500〜約1,000,000の範囲内である。
N−ビニルイミダゾール N−ビニルピロリドンコポリマー類−洗浄組成物類中にて用いるための好適な汚れ懸濁ポリマー類は、N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が約1〜約0.2であり、ポリマーが約5,000〜約50,000の範囲の平均分子量を有する、N−ビニルイミダゾール N−ビニルピロリドンコポリマー類から選択される。平均分子量範囲は、「現代的ポリマー キャラクタライゼイション手法(Modern Methods of Polymer Characterization)」(化学分析(Chemical Analysis)(バースH.G.(Barth H. G.)及びメイズJ.W.(Mays J. W.)、第113巻))に記載されている光散乱により決定した。
ポリビニルピロリドン−本明細書で使用されるのに好適な別の汚れ懸濁ポリマーは、約2,500〜約400,000の平均分子量を有するポリビニルピロリドン(「PVP」)から選択されるポリマーを含んでなる。好適なポリビニルピロリドン類は、ニューヨーク州ニューヨーク及びカナダのモントリオール所在のISP社(ISP Corporation)からPVP K−15(登録商標)(粘度分子量10,000)、PVP K−30(登録商標)(平均分子量40,000)、PVP K−60(登録商標)(平均分子量160,000)、及びPVP K−90(登録商標)(平均分子量360,000)の製品名で市販されている。BASF社(BASF Cooperation)から市販されているその他の好適なポリビニルピロリドン類としては、ソカラン(Sokalan)(登録商標)HP165及びソカラン(Sokalan)(登録商標)HP12(洗剤分野の当業者に公知のポリビニルピロリドン類)が挙げられる(欧州特許出願第262,897号及び欧州特許出願第256,696号を参照のこと)。
ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール−本明細書で用いるための他の好適な汚れ懸濁ポリマー類としては、約2,500〜約400,000の平均分子量を有するポリビニルオキサゾリドン及び約2,500〜約400,000の平均分子量を有するポリビニルイミダゾールが挙げられる。
キレート剤類−1つの任意の実施形態では、性能向上添加剤は、1種類以上のキレート剤を含んでよい。キレート剤類は、それらが遷移金属類と優先的に結合するという点において、シトレートなどの一般的ビルダー類と区別される。コンパクト流体洗濯洗剤中での好適なキレート剤濃度は、約0.001%〜約5%、より具体的には約0.5%〜約4%、更により具体的には約0.1%〜約2%である。
好適なキレート剤類の非限定例としては、S,S−エチレンジアミン二コハク酸(EDDS)、チロン(Tiron)(登録商標)(別に、酸又は水溶性塩としてのカテコール−2,5−ジスルホネートとしても知られている)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ジエチレントリアミンペンタアセテート(DTPA)、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)、ジエチレントリアミン−ペンタ−メチレンホスホン酸(DTPMP)、ジピコリン酸及び塩類並びに/又はこれらの酸類並びにこれらの混合物が挙げられる。キレート剤類は、酸形態、又はナトリウム、カリウム、アンモニウムなどの水溶性形態、又は置換アンモニウム及びこれらの組み合わせなどの任意の好適な形態で都合良く配合してよい。好適なキレート剤類の更なる実施例及び使用量は、米国特許第3,812,044号、米国特許第4,704,233号、米国特許第5,292,446号、米国特許第5,445,747号、米国特許第5,531,915号、米国特許第5,545,352号、米国特許第5,576,282号、米国特許第5,641,739号、米国特許第5,703,031号、米国特許第5,705,464号、米国特許第5,710,115号、米国特許第5,710,115号、米国特許第5,712,242号、米国特許第5,721,205号、米国特許第5,728,671号、米国特許第5,747,440号、米国特許第5,780,419号、米国特許第5,879,409号、米国特許第5,929,010号、米国特許第5,929,018号、米国特許第5,958,866号、米国特許第5,965,514号、米国特許第5,972,038号、米国特許第6,172,021号、及び米国特許第6,503,876号に記載されている。
本明細書で有用なその他のキレート剤類は、具体的には、メチレンジホスホン酸のナトリウム、カリウム及びリチウム塩類;エチレンジホスホン酸のナトリウム、カリウム及びリチウム塩類;並びにエタン−1,1,2−トリホスホン酸のナトリウム、カリウム及びリチウム塩類を含む水溶性ポリホスホネート類である。その他の実施例としては、エタン−2−カルボキシ−1,1−ジホスホン酸ヒドロキシメタンジホスホン酸、カルボキシルジホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−2−ヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、プロパン−1,1,3,3−テトラホスホン酸、プロパン−1,1,2,3−テトラホスホン酸、及びプロパン−1,2,2,3−テトラ−ホスホン酸のアルカリ金属塩類が挙げられる。
酵素類−一実施形態では、性能向上添加剤は、1種類以上の酵素を含んでよい。コンパクト流体洗濯洗剤中での好適な酵素量は、該コンパクト流体洗濯洗剤組成物に対して、約0.001重量%〜約5重量%の洗浄性酵素である。酵素類の重量百分率は、特に別段の定めがない場合には、市販の酵素製剤の重量百分率であって、活性酵素の重量百分率ではない。
液体洗剤配合物に有用な酵素物質、及びこのような配合物へのそれらの組み込みについては、米国特許第4,261,868号(ホラ(Hora)ら)、及び米国特許第4,507,219号(ヒューズ(Hughes))に開示されている。
別の実施形態では、酵素は、プロテアーゼ、クチナーゼ、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ類、セルラーゼ類、キシラナーゼ類、リパーゼ類、ホスホリパーゼ類、エステラーゼ類、クチナーゼ類、ペクチナーゼ類、ケラタナーゼ類、レダクターゼ類、オキシダーゼ類、フェノールオキシダーゼ類、リポキシゲナーゼ類、リグニナーゼ類、プルラナーゼ類、タンナーゼ類、ペントサナーゼ類、マラナーゼ類、βーグルカナーゼ類、アラビノシダーゼ類、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラクターゼ、アミラーゼ及びこれらの混合物から選択されてよい。
リパーゼ酵素類の具体例としては、次のものが挙げられる:リパーゼexシュードモナス フルオレセンスIAM 1057(lipase ex Pseudomonas fluorescens IAM 1057)(天野エンザイム株式会社(旧社名:天野製薬株式会社(Amano Pharmaceutical Co.)(名古屋、日本))から、商標名アマノ−P・リパーゼにて入手可能)、リパーゼexシュードモナス フラギFERM P 1339(the lipase ex Pseudomonas fragi FERM P 1339)(商標名アマノBにて入手可能)、リパーゼexシュードモナス ニトロレデュセンスvar.リポリティカムFERM P1338(ipase ex Pseudomonas nitroreducens var. lipolyticum FERM P1338)、リパーゼexシュードモナスsp.(lipase ex Pseudomonas sp.)(商標名アマノCESにて入手可能)、リパーゼexシュードモナス セパシア(lipase ex Pseudomonas cepacia)、リパーゼexクロモバクター ヴィスコサム(lipases ex Chromobacter viscosum)、例えば、クロモバクター ヴィスコサムvar.リポリティカム・NRRL B−3673(Chromobacter viscosum var. lipolyticum NRRL B-3673)(東洋醸造(株)(田方、日本)から市販されている)、更に、クロモバクター ビスコサムリパーゼ類(Chromobacter viscosum lipases)(U.S.バイオケミカル社(U.S. Biochemical Corp.)(米国)及びダイオシンス社(Diosynth Co.)(オランダ)から)、及びリパーゼ類exシュードモナス グラディオリ(lipases ex Pseudomonas gladioli)、並びにexヒューミコーラ ラヌギノサ(ex Humicola lanuginosa)(アマノより商標名アマノCEにて入手可能)。
好適な市販の非プロテアーゼ酵素類の非限定的リストには、PCT国際公開特許WO94/02597及びPCT国際公開特許WO96/23873に記載されているアミラーゼ類(α及び/又はβ)が挙げられる。市販品の例は、ピュラフェクトOxAm(Purafect Ox Am)(登録商標)[ジェネンコア社(Genencor)]、並びにターマミル(Termamyl)(登録商標)、ナタラーゼ(Natalase)(登録商標)、バン(Ban)(登録商標)、フンガミル(Fungamyl)(登録商標)及びデュラミル(Duramyl)(登録商標)[全てノボザイムズ社(Novozymes)より]である。セルラーゼ類としては、細菌性又は真菌性セルラーゼ類、例えばヒューミコーラ・インソレンス(Humicola insolens)により生成されるもの、特にDSM1800、例えば50Kda及び43kD[ケアザイム(Carezyme)(登録商標)]が挙げられる。同じく好適なセルラーゼ類は、トリコデルマ・ロンギプラチアタム(Trichoderma longibrachiatum)からのEGIIIセルラーゼである。好適なリパーゼ類には、シュードモナス(Pseudomonas)及びクロモバクター(Chromobacter)群によって産生されるものが挙げられる。好ましいのは、例えば、ノボザイムズ社(Novozymes)からのリポラーゼ(登録商標)、リポラーゼウルトラ(登録商標)、リポプライム(登録商標)及びリペックス(登録商標)である。クチナーゼ類[EC3.1.1.50]及びエステラーゼ類、カルボヒドラーゼ類、例えばマンナナーゼ(米国特許第6,060,299号)、ペクテートリアーゼ(PCT国際公開特許WO99/27083)、シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ(PCT国際公開特許WO96/33267)、キシログルカナーゼ(PCT国際公開特許WO99/02663)も適している。最終的にエンハンサーと共に用いられる漂白酵素としては、例えば、ペルオキシダーゼ類、ラッカーゼ類、オキシゲナーゼ類(例えば、カテコール、1,2−ジオキシゲナーゼ、リポキシゲナーゼ(PCT国際公開特許WO95/26393)、(非ヘム)ハロペルオキシダーゼ類が挙げられる。
市販のプロテアーゼ類の例示的非限定例としては、アルカラーゼ(登録商標)、サビナーゼ(Savinase)(登録商標)、カンナナーゼ(Kannase)(登録商標)、エバラーゼ(登録商標)、エスペラーゼ(登録商標)(ノボザイムズ社(Novozymes)より市販されている);ピュラフェクト(Purafect)(登録商標)、ピュラフェクストOx(Purafext Ox)(登録商標)、プロペラーゼ(Properase)(登録商標)(ジェネンコア社(Genencor)より市販されている);BLAP及びBLAP変異株(ヘンケル(Henkel)社から市販されている);マクサターゼ(Maxatase)及びマクサカル(Maxacal)(ジスト−ブロケード社(Gist−Brocades)から市販されている);カズサーゼ(Kazusase)(昭和電工(Showa Denko)製);及びK−16類似プロテアーゼ類(proteases)(KAOから市販されている)が挙げられる。追加の例示的プロテアーゼ類(proteases)は、例えば、欧州特許第130,756号、PCT国際公開特許WO91/06637、PCT国際公開特許WO95/10591、PCT国際公開特許WO99/20726、米国特許第5,030,378号(プロテアーゼ「A」)及び欧州特許第251,446号(プロテアーゼ「B」)に記載されている。
審美性−コンパクト流体洗濯洗剤組成物及び非水溶性容器は、任意の所望の外観又は審美性を有してよい。コンパクト流体洗濯洗剤組成物水及び不溶性容器は、不透明、透明又は半透明であってよく、真珠光沢液体などの任意の色又は外観のものであってよい。一実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤組成物は、空気又は気泡、懸濁液滴、単数又は複数のエマルション液滴、懸濁粒子など及びこれらの組み合わせを含有してもよい。好適なサイズとしては、約0.1ミクロン〜約5mm、より具体的には約20ミクロン〜約1mmが挙げられる。これらの任意の懸濁液体及び/又は粒子は、別個の存在として、即ち異なった色、形状、質感など及びこれらの組み合わせのものとして目に見えてもよい。これらの懸濁液体及び/又はパーティクルは、異なった色、質感又はコンパクト流体洗濯洗剤組成物のその他の部分よりも視覚的に際立った特徴のものであってよい。
更に、非水溶性容器及びコンパクト流体洗濯洗剤組成物は、任意の色又は色の組み合わせであってよい。用語「色」とは、可視スペクトルの全ての色、即ち、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色、緑色がかった青色、茶色、暗紫色、薄紫色、海緑色、黄褐色、濃紺色、紫色、薄赤色などに限らず、更に、例えばこれらの色のうち、黒、白、及び灰色並びにこれらの全ての陰影、色調、色彩などと同様に、紺青色、明るい青色、薄緑についての全ての陰影、色調、色彩なども含むものと理解すべきである。更に、非水溶性容器及びコンパクト流体洗濯洗剤組成物は又、更に、例えば、各種屈折率の組み合わせ、真珠光沢、乳白光、反射(reflective)、ホログラフィー効果、金属色、つや仕上げ、つや消し仕上げなど及びこれらの組み合わせなどの任意の追加の視覚的処置を有してよい。
別の実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤組成物は、2つ又はそれ以上の視覚的に識別できる領域を含んでよい。各領域それ自体は、1以上の異なる物理相を含んでなることができる。本明細書で使用する時、「視覚的に識別できる」という用語は、非水溶性容器内にて又は分与される際に、視覚的に異なる領域を示す組成物を表す。これらの異なる領域は、はっきりと分離しているか、又はコンパクト流体洗濯洗剤組成物が肉眼で確認できる限り、部分的に混合しているかのいずれかである。これらの視覚的に特徴的な領域の組み合わせは、例えば、ストライプ模様、大理石模様、直線的模様、中断ストライプ模様、チェック模様、斑点模様、すじ模様、クラスター模様、斑紋模様、幾何学模様、まだら模様、リボン模様、らせん模様(helical)、渦模様(swirl)、配列模様、ふ入り模様、織物模様、溝模様、隆起線模様、波形模様、正弦波模様、渦巻き模様(spiral)、ねじれ模様、曲線模様、周期模様、縞模様、横紋模様、輪郭模様、不均等模様、レース模様、織り込み又は織り出し模様、バスケット織り模様、まだら模様、及びモザイク模様を含む多種多様なパターンのうち任意のものを作り出すために選択することができる。模様は、ストライプ模様であってもよく、かつ任意の容器の寸法にわたって比較的均一かつ一様であってもよい。あるいは、ストライプは、一様でなくてもよく、即ち波形であってもよいし、又は寸法が不均一であってもよい。ストライプは、必ずしも任意の容器寸法全体にわたって延びている必要はない。
用語「ストライプ」を本明細書で使用する時、コンパクト流体洗濯洗剤組成物内に存在する各相が、それらが貯蔵される非水溶性容器内の別個であるが区別可能な物理的空間を占有しているが、互いに直接接触していることを意味する。(即ち、それらは仕切りによって分離されてはおらず、かつ任意の有意な程度にまで乳化されたり混合されたりしない。)ストライプは、非水溶性容器の寸法にわたって比較的均一かつ一様であってよい。あるいは、ストライプは、一様でなくてもよく、即ち波形であってもよいし、又は寸法が不均一であってもよい。ストライプは、非水溶性容器の寸法全体にわたって伸びている必要はない。「ストライプ」は、様々な幾何学模様、様々な色、及び又は輝き、若しくは真珠光沢を含んでなることができるが、ただしこれらのものの濃度が視覚的に区別可能なバンド又は領域を提供するという条件である。
本明細書で使用する時、用語「大理石模様」とは、大理石に似た縞模様及び/又はまだら模様の外観を備えたストライプ形状を意味する。
構成成分の物理的性質、即ち、色、粘度、レオロジー、質感、密度などについて多くの変化が可能であるが、色の変化が広く求められている。コンパクト流体洗濯洗剤組成物内で得られる特定の模様又はパターン(即ち、ストライプ又は大理石模様などの幅、長さ)は、多数の要因、例えば、相のレオロジー特性、分配手段の直径、充填中の容器回転の有無、速度及び安定度など並びにこれらの組み合わせを変化させることによって変えることができる。
リオトロピック液晶中間相−理論に制限されるものではないが、本明細書のコンパクト流体洗濯洗剤は、物理的メソ構造として、例えば、「応用界面・コロイド化学ハンドブック(Handbook of Applied Surface and Colloid Chemistry)」(K.ホルムベルグ(K. Holmberg)編、ISBN 0471 490830、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons)(ニューヨーク州ニューヨーク)刊、2001年)(その全体が本明細書に参照として組み込まれる)に記載されている様な任意の周知のリオトロピック液晶中間相を含むこともあるいは含まないこともできる。とりわけ、第16章、「リオトロピック液晶中間相の同定(Identification of Lyotropic Crystalline Mesophases)」(ステファンT.ハイド(Stephen T. Hyde)著)を参照のこと。
本明細書のコンパクト流体洗濯洗剤の実施形態としては、L−α相(別名、ラメラ中間相)、L−β相(別名、ゲル中間相)、及びこれらの混合物が挙げられる。更なる実施形態は、検出可能なゲル相を有しないラメラ中間相の存在、又はマルタ十字テクスチャーを光学顕微鏡で確認できないラメラ中間相であることを特徴とする。他の実施形態では、組成物に剪断力を適用後、マルタ十字テクスチャーが出現する場合がある。ある種の典型的実施形態においては、小胞又は球状小球への折り畳みは観察されない。
一般的に、本明細書の特定の界面活性剤又は両親媒性物質の説明から明らかなように、メソ構造は二重端(double-tailed)界面活性剤の限定された割合を包含することによって修飾してもよいが、本発明の組成物は、単鎖界面活性剤、両親媒性物質又は洗剤に主として依存する。更に、本明細書の実施形態は、折り畳み度が比較的小さくトポロジー的に欠陥の多いラメラ中間相の存在を特徴とする。上記の参考文献の308ページ、セクション2.1.3、「ラメラ中間相」、及びそれに続く同一章内の欠陥構造の説明を参照のこと。
補助剤類−本発明のコンパクト洗剤組成物及び方法は、官能性及び/又は審美的性質の点で、それに付加的な所望の性質を与えるために、1種類以上の補助剤を含んでよい。
香料類−本明細書で使用する時、「香料」とは、その最広義では、感じの良い又は魅力的な香りを発散し又は付与する任意の物質のことを言い、プロ香料を含む。本発明の組成物及びプロセスにおいて有用な香料及び香料成分は、アルデヒド類、ケトン類、エステル類、持続性香料成分類、ブルーミング香料成分類、香り検知閾値が低い香料成分類、天然香料オイル成分などを含む多種多様な天然及び合成化学成分を含むが、これらに限定するものではない。一実施形態では、香料は少なくとも1つの精油を含んでなる。別の実施形態では、香料は抽出物を含んでなる。成分の複合混合物を含むことができる各種天然抽出物及びエッセンス、例えば、オレンジ油、レモン油、バラ抽出物、ラベンダー、ムスク、パチョリ、バルサムエッセンス、ビャクダン油、松根油、ヒマラヤスギ油なども又含まれる。完成した香料類は、このような成分の非常に複雑な混合物を含んでなることができる。香料類及びそれらの構成成分についての追加情報は、米国特許出願公開第2003/0104969A1号、米国特許第6,194,362号、米国特許第6,143,707号、米国特許第6,491,728号、米国特許第5,378,468号、米国特許第5,626,852号、米国特許第5,710,122号、米国特許第5,716,918号、米国特許第5,721,202号、米国特許第5,744,435号、米国特許第5,756,827号、米国特許第5,830,835号、米国特許第5,919,752号、PCT国際公開特許WO00/02986(2000年1月20日公開)、及びPCT国際公開特許WO01/04248(2001年1月18日公開)に見出すことができる。
一実施形態では、香料は、香料マイクロカプセルなどとしてカプセル化される。
香料類は通常、本明細書の組成物の約0.001重量%〜約3重量%を構成する。
ヒドロトープ類−一実施形態では、補助剤はヒドロトロープからなる。ヒドロトロープは、液晶形成を低減する。例示的屈水性誘発物質としては、尿素、トルエンスルホネート、キシレンスルホネート、クメンスルホネート及びこれらの混合物が挙げられる。例示的塩類としては、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン及びこれらの混合物が挙げられる。一実施形態では、ヒドロトロープは、キシレンスルホネート、尿素及びこれらの組み合わせから選択されてなる。一実施形態では、任意のヒドロトロープの量は、約0%〜約10%、より具体的には約0%〜約5%、更により具体的には約0%〜約2%、更により具体的には約0%〜約1%の範囲内であってもよい。
有機外部構造化剤−意外にも、本明細書のコンパクト流体洗濯洗剤は、有機外部構造化剤を必要としないことが明らかとなっている。本発明の好ましい実施形態は、有機外部構造化剤を本質的に含まない。所望する場合、有機外部構造化剤を組み込んで、例えば特定の審美的実施形態のレオロジーを調整することができる。このような構造化剤を使用する場合は、本明細書の組成物の約0.01重量%〜約1重量%、より具体的には、約0.015重量%〜約0.75重量%、更により具体的には、約0.02重量%〜約0.5重量%を構成する。
本明細書で定義する場合、「外部」構造化剤とは、その主要な機能としてレオロジー的変更を提供すること、典型的には液体又はゲル又はペーストなどの流体の粘度を増大させる物質である。本明細書で好適な外部構造化剤は、それ自体がかつそれによって、任意の有意な布地洗浄又は布地ケア効果を提供することはない。したがって、外部構造化剤は「内部」構造化剤とは異なり、これは、マトリックスレオロジーを変化させることもできるが、幾つかの更なる主要な目的のために液体製品に組み込まれている。したがって、例えば内部構造化剤はアニオン性界面活性剤であることができ、これは、液体洗剤のレオロジー性を変えるために役立つことができるが、主に洗浄成分として作用するように製品に添加されている。
本発明の組成物において有用な1つのタイプの外部構造化剤は、その場でマトリックス中に結晶化された際に、液体マトリックスの全体にわたって糸状構造系を形成することができる非ポリマー(アルコキシル化を減らすことを含んでよい)結晶性ヒドロキシ官能化物質を含んでなる。このような物質は一般に、結晶性、ヒドロキシル含有脂肪酸類、脂肪酸エステル類又は脂肪族ワックス類として特徴付けることができる。このような物質は一般に、以下の化学式を有するようなものから選択される。
I)
Figure 0005591534
式中、
Figure 0005591534
は、R又はHであり;Rは、R又はHであり;Rは独立して、少なくとも1つのヒドロキシル基を含んでなるC10〜C22アルキル又はアルケニルである。
II)
Figure 0005591534
式中、
Figure 0005591534
は、上記(i)にて定義した通りであり;Mは、Na、K、Mg++又はAl3+、又はH;及び
III)Z−(CH(OH)a−Z’式中、式中、aは2〜4、具体的には2であり;Z及びZ’は疎水性基であり、特にC〜C20アルキル若しくはシクロアルキル、C〜C24アルカリール若しくはアラルキル、C〜C20アリール又はこれらの混合物から選択されてなる。所望により、Zは1種類以上の非極性酸素原子をエーテル類又はエステル類内にあるようなものとして含有することができる。
化学式I型の物質が好ましい。より具体的には、それらは以下の化学式で規定することができる。
Figure 0005591534
式中、(x+a)は、11〜17であり;(y+b)は、11〜17であり;かつ(z+c)は、11〜17である。具体的には、この化学式において、x=y=z=10かつ/又はa=b=c=5である。
好ましい結晶性、ヒドロキシル含有構造化剤の具体例としては、ヒマシ油及びその誘導体が挙げられる。特に好ましいのは、硬化ヒマシ油及び水素添加キャスターワックスなどの硬化ヒマシ油誘導体類である。市販のヒマシ油系結晶性ヒドロキシル含有構造化剤には、レオックス社(Rheox,Inc.)(現在のエレメンティス(Elementis))製のチキシン(THIXCIN)(商標)が挙げられる。
結晶性ヒドロキシル含有構造化剤類として用いるのに適した代わりの市販材料は、上の化学式IIIからなるようなものである。このタイプの構造化剤の例は、1,4−ジ−O−ベンジル−D−トレイトールのR,R及びS,S形態、並びに光学的に活性であるか又は活性ではない任意の混合物である。
前述の通り、これら結晶性ヒドロキシル含有構造化剤類の全ては、本明細書の組成物の水性液体マトリックス内で又はこのような水性液体マトリックスを形成するために使用されるプレミックス内でそれらがその場で結晶化する際に、糸状構造系を形成することによって機能すると考えられている。このような結晶化は、これらの物質の水性混合物を、構造化剤の融点を超えた温度まで加熱し、続いて該混合物を液体を攪拌させながら室温まで冷却することによってもたらされる。
ある種の条件下では、結晶性ヒドロキシル含有構造化剤類は、冷却によって、糸状構造系を水性液体マトリックス内に形成する。この糸状システムは、繊維性又は絡み合った糸状ネットワークを含んでなることができる。「ロゼッタ」形態の非繊維性粒子も形成される可能性がある。本ネットワーク内の粒子は、約1.5:1〜約200:1、より具体的には約10:1〜約200:1のアスペクト比を有することができる。このような繊維及び非繊維性粒子は、約1ミクロン〜約100ミクロン、より具体的には約5ミクロン〜約15ミクロンの範囲の小さい寸法を有することができる。
例示的で代表的な結晶性ヒドロキシル含有構造化剤類及びそれらの水性ずり減粘マトリックスへの組み込みは、米国特許第6,080,708号及びPCT国際公開特許WO02/40627により詳細に開示されている。
前述の非ポリマー結晶性ヒドロキシル含有構造化剤に加えて、他のタイプの有機外部構造化剤を本明細書の液体洗剤組成物内にて利用してもよい。例えば、好適なポリマー構造化剤には、ポリアクリレート、多糖類又は多糖類誘導体タイプのものが挙げられる。通常は構造化剤として使用される多糖類誘導体は、ポリマーゴム材料類を含んでなる。このようなガム類としては、ペクチン、アルギネート、アラビノガラクタン(アラビアゴム)、カラギーナン、ジェランガム、キサンタンガム及びグアーガムが挙げられる。
ポリマー構造化剤を本明細書で用いた場合、この種の好ましい材料はジェランガムである。ジェランガムは、プソイドモナス・エロデア(Pseudomonaselodea)ATCC31461の発酵により調製されるヘテロ多糖である。ジェランガムは、CPケルコU.S.社(CP Kelco U.S., Inc.)によってケルコゲル(KELCOGEL)の商標名にて市販されている。ジェランガムの製造方法は、米国特許第4,326,052号、米国特許第4,326,053号、米国特許第4,377,636号、及び米国特許第4,385,123号に記載されている。
当然ながら、前述の具体的に記載した材料に加えて、任意のその他の構造化剤を用いることができる。このような構造化剤の例としては更に、「オルガノゲル化剤(organogellants)」又は「オルガノゲル化剤(organogelators)」が挙げられる。
ホウ酸誘導体類及び/又はpHジャンプ系−1つの具体的な任意の補助成分は、ホウ酸誘導体であってよく、その使用は例えば酵素安定化することで知られている。ボレート類及びポリオール類(特にソルビトール)の組み合わせは、pHジャンプ系を構成し、これは、当技術分野、例えば米国特許第5,089,163号及び米国特許第4,959,179号(アロンソン(Aronson)ら)においても既知である。本明細書でのpHジャンプ系の包含は、好ましくない。別の実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤は、上述したホウ砂ソルビトールpHジャンプ系などのpHジャンプ系を実質的に含まない。
一実施形態では、本明細書中に記載する組成物及び方法は、洗剤組成物の約3重量%未満、より具体的には、洗剤組成物の約1重量%未満を構成してよく、更により具体的には、ホウ酸誘導体類を実質的に含まない。
「ホウ酸誘導体類」とは、ホウ酸それ自体、置換されたホウ酸類及びその他ホウ酸誘導体類などのホウ素含有化合物類で、少なくともその一部が溶液内にホウ酸又はその化学的同等物、例えば置換されたホウ酸として存在するものを意味する。ホウ酸誘導体類の例示的実施例としては、ホウ酸、酸化ホウ素、ホウ砂、アルカリ金属ボレート類(例えば、オルソ−、メタ−及びピロホウ酸ナトリウム及び五ホウ酸ナトリウム)、並びにこれらの混合物が挙げられる。
本明細書で述べたように、従来、これらのホウ酸誘導体類は、ソルビトールなどの有機ポリオール溶剤類と組み合わせて、pHジャンプ系として使用されてきた。本発明のコンパクト流体洗濯洗剤組成物とは、pHジャンプ系の必要性及びこれによりこれらのホウ酸誘導体類の使用を減らすことができること、それによってお金と時間を節約できることを意味する。
中和剤類−一実施形態では、補助剤は、中和剤であってもよい。中和剤の性質は、それらが何を中和するかに応じて酸性又はアルカリであってもよい。例示的好適中和剤類としては、アルカリ金属水酸化物類、例えばNaOH、LiOH、KOHなど;アルカリ土類水酸化物類、例えばMg(OH)、Ca(OH);アンモニウム又は置換アンモニウム水酸化物類;モノ−、ジ−及びトリエタノールアミン類などのアルカノールアミン類、例えばモノエタノールアミン(MEA);無機酸類、例えば硫酸、塩酸、硝酸;有機酸類、例えば酢酸、クエン酸、乳酸など、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。
これらの中和剤類は、所望により任意の組成物又は方法内に、コンパクト洗剤組成物に対して具体的には約0.0001重量%〜約75重量%、より具体的には約0.001重量%〜約30重量%にて存在してよい。
着色剤類−一実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤組成物は、着色剤、より具体的には、コンパクト流体洗濯洗剤組成物の少なくとも1つの視覚的に識別可能な領域に着色剤を含んでなる。組成物は、組成物の約0.00001重量%〜約10重量%の着色剤を含んでなる。
着色剤は、特定の1実施形態では、金属イオン類を含んでなる。より具体的には、着色剤は、バリウムイオン類及びアルミニウムイオン類を含まず、これにより層状の相の安定性を改善できる。染色剤は、より具体的にはUV安定性を維持する。
コンパクト流体洗濯洗剤組成物に用いるのに好適な着色剤は、有機顔料類、無機顔料類、干渉顔料類、レーキ類、天然着色剤類、パールエッセンス剤類、染料類、カルミン類及びこれらの混合物から選択されてよい。所望する場合、紫外線によって破壊されない色素類も又用いられてよい。
本明細書で有用な色相染料の非限定的実施例としては、塩基性バイオレット3(Cl42555)及び塩基性バイオレット4(Cl42600)が挙げられ、両方ともスタンダード・ダイズ社(Standard Dyes)から市販されている。
一実施形態では、組成物は、非染色性色素と色素色忠実性安定剤とを妥協させ、更により具体的には、該色素色忠実性安定剤は還元剤であり、更により具体的には、亜硫酸水素ナトリウムである。本明細書で使用する時、「非染色性色素」とは、コンパクト流体洗濯洗剤へ審美的目的のためだけに添加された任意の色素のことを言い、このような色素は、未希釈形態のコンパクト流体洗濯洗剤組成物と直接接触するホワイト・コットン上へ永続的な痕を残さない。これにより、汚れた布地の直接的な前処理のために、コンパクト流体洗濯洗剤組成物を確実に使用することができる。即ち、コンパクト流体洗濯洗剤組成物を洗濯前処理剤として使用することが可能である。
別の実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤組成物は、いかなる色素も実質的に含まない。このコンパクト流体洗濯洗剤組成物も又、汚れた布地の直接的な前処理のために使用でき、即ち、コンパクト流体洗濯洗剤組成物を洗濯前処理剤として使用することが可能である。
その他の補助剤類−本発明の一実施形態では、補助成分は、ビルダー類、増白剤、移染防止剤、キレート剤類、ポリアクリレートポリマー類、分散剤類、着色剤色素、色調染料類、香料類、加工助剤類、漂白用添加剤類、漂白活性化剤類、漂白剤前駆体類、漂白触媒類、溶媒類、共溶媒類、屈水性誘発物質類、液体キャリア、相安定剤類、汚れ遊離ポリマー類、酵素安定化剤類、酵素類、汚れ懸濁剤類、再付着防止剤類、解こうポリマー類、殺菌剤類、殺真菌剤類、UV吸収剤類、黄変防止剤類、酸化防止剤類、蛍光増白剤類、泡抑制剤類、乳白剤類、泡促進剤類、腐食防止剤類、ラジカルスカベンジャー類、塩素スカベンジャー類、構造化剤類、布地柔軟化添加物類、その他布地ケア効果剤類、pH調整剤類、蛍光増白剤類、スメクタイト粘土類、構造化剤類、防腐剤類、増粘剤類、染色剤類、布地柔軟化添加物類、レオロジー調整剤類、充填剤類、殺菌剤及びこれらの混合物から選択されてよい。好適な補助成分の更なる実施例及び使用量は、米国特許第3,936,537号(バスカーヴィル・Jr.(Baskerville Jr.)ら、1976年2月3日発行)、米国特許第4,285,841号(バラット(Barrat)ら、1981年8月25日発行)、米国特許第4,844,824号(マーメルスタイン(Mermelstein)ら、1989年7月4日発行)、米国特許第4,663,071号(ブッシュ(Bush)ら)、米国特許第4,909,953号(サッドロウスキ(Sadlowski)ら、1990年3月20日発行)、米国特許第3,933,672号(バートレッタ(Bartoletta)ら、1976年1月20日発行)、米国特許第4,136,045号(ゴールト(Gault)ら、1979年1月23日発行)、米国特許第2,379,942号、米国特許第3,308,067号、米国特許第5,147,576号(モンタギュー(Montague)ら)、英国特許第1,470,250号、英国特許第401,413号(マリオット(Marriott))、英国特許第461,221号(マリオット(Marriott))、及び英国特許第1,429,143号(グアム(Guam))、並びに米国特許第4,762,645号(タッカー(Tucker)ら、1988年8月9日発行)に記載されている。
使用することができる好適なビルダー類の例としては、水溶性アルカリ金属のホスフェート類、ポリホスフェート類、ボレート類、シリケート類、及び更にカーボネート類;水溶性アミノポリカルボキシレート類、フィチン酸の水溶性塩類;ポリカルボキシレート類;ゼオライト類又はアルミノケイ酸塩類及びこれらの組み合わせが挙げられる。これらの具体例は、ナトリウムトリホスフェート類及びカリウムトリホスフェート類、ピロホスフェート類、オルトホスフェート類、ヘキサメタホスフェート類、テトラボレート類、シリケート類、及びカーボネート類;メリト酸の水溶性塩類;クエン酸、及びカルボキシメチルオキシコハク酸、イタコン酸及びマレイン酸のポリマーの塩類、タータラートモノスクシネート、タータラートジスクシネートである。
これらの補助剤類は所望により、コンパクト洗剤組成物の約0.0001重量%〜約95重量%、特に、約0.001重量%〜約70重量%で本発明の組成物又は方法内に存在してよい。
本明細書の補助剤の一覧は、網羅的であることを意図するものではなく、一覧表に掲載されていない、該技術分野において周知のその他の補助剤類も又組成物内に含まれてよい。
非水溶性容器−一実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤は、非水溶性容器内に放出可能に保管されてよい。本明細書で使用する時、「非水溶性容器」とは、その形状を失わず、通常はコンパクト流体洗濯洗剤に直接接触する能力を失わず、かつコンパクト流体洗濯洗剤を放出可能に保管する能力を失わない容器で、同時に任意のコンパクト流体洗濯洗剤が非水溶性容器内に残存する容器のことを言う。具体的には、これは、非水溶性材料が水に不溶性の材料を含んでなることを意味する。
非水溶性容器は、ガラス、金属、ポリマー等及びこれらの組み合わせなどの任意の好適な物質でできていてもよい。一実施形態では、非水溶性容器ポリマー材料を含んでなるが、その他のパッケージ類例えばフィルム・ライニングを備えた板紙カートン類及びガラス瓶類を使用してもよい。一実施形態では、非水溶性容器は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)及びこれらの組み合わせから選択されてなるポリマー材料である。
一実施形態では、非水溶性容器は、少なくとも部分的に、より具体的には、完全に透明又は半透明であってよい。別の実施形態では、非水溶性容器は、少なくとも部分的に、より具体的には、完全に不透明であってよい。別の実施形態では、非水溶性容器はほぼ不透明であり、かつコンパクト流体洗濯洗剤組成物がどの程度非水溶性容器内に存在しているかについての状況を提供することができる、透明又は半透明の部分又は窓を含む。この透明又は半透明の部分又は窓は、それが非水溶性容器内にどの程度のコンパクト流体洗濯洗剤組成物が存在しているかについての十分な情報を提供する限り、任意の好適なサイズ又は形状であってよい。別の実施形態では、拡大した窓を非水溶性容器に配置して、内容物がより容易に目に見えるようにすることができる。
本発明の非水溶性容器は、家庭で使用するための液体類の保管及びパッケージングに適した、任意の形態又はサイズであってよい。例えば、一実施形態では、非水溶性容器は100mL〜3,000mL、より具体的には、250mL〜1,500mLの容量を有する。
非水溶性容器は、任意の好適なプロセス、例えば、熱成形、吹込み成形、射出成形、射出延伸ブロー・モールディング(ISBM)又は同様のものによって形成してもよい。
別の実施形態では、非水溶性容器は、組成物を注ぐのに好適な手段及び非水溶性容器を閉め直すのに好適な手段を有する。注入手段は任意のサイズ又は形状でよいが、組成物を容易に投入するのに十分な幅が備わっているのが好ましい。任意の開閉手段は、任意の形状又はサイズでよいが、通常はねじ込んだり、カチッと押したり、ないしは別の方法で容器に取り付けて、非水溶性容器を閉じる。任意の開閉手段は、非水溶性容器から取り外し可能なキャップであってもよい。あるいは、任意のキャップは、非水溶性容器が開いているか閉じているかにかかわらず、非水溶性容器に取り付けたままにすることができる。任意の開閉手段は又、非水溶性容器に組み込んでもよい。
一実施形態では、非水溶性容器は通常、そこを通って組成物を小出しするための開口部及び組成物を小出しするための作動手段を含む。非水溶性容器の1つの例示的タイプは、いわゆる絞り容器である。絞り容器は通常、弾性的に変形可能な材料から形成され、開口部をより具体的には容器の最上部、側面かつ/又は底部に有し、容器は、開口を通しての流れを制御するためのバルブを有してよい。
有用なバルブの1つのタイプは、バルブを回すことによって作動させる開閉弁である。別の特に有用なバルブは、バルブに対する差圧にしたがって流れを制御する感圧性ディスペンス用バルブである。このようなバルブは、通常は閉じており、容器を押しつぶした際に開くような構成にすることができる。
あるいは、絞り容器は、いわゆるバッグ・イン・ボトル容器又はいわゆるエアレス・ボトル容器であってよい。
非水溶性絞り容器のオプション機能は、小出しする間の組成物の損失を防止するキャップを包含する。ポンプ機構を有する硬質材料の非水溶性容器も又、本明細書で用いるのに好適である。
別の実施形態では、非水溶性容器は、コンパクト流体洗濯洗剤を小出しする間に、不溶性容器内のコンパクト流体洗濯洗剤組成物と場所を共有するヘッドスペースを消費者が嗅覚的にアクセス(olfactory access)するのを回避することが可能である。本明細書で使用する時、「嗅覚的アクセスを回避する」とは、消費者が嗅覚的アクセスを有することができないこと、即ち、コンパクト流体洗濯洗剤のヘッドスペースを小出しする間に、嗅いだりないしは別の方法で検出することができないことを言う。この嗅覚的アクセスは、容器内のヘッドスペースの場所、例えば、容器の底部、前側前面、及び/又は側面などから離れた、非水溶性容器の領域からコンパクト流体洗濯洗剤を小出しすることによって回避してよい。
別の実施形態では、非水溶性容器は、コンパクト流体洗濯洗剤組成物を保存するための変形可能容器及び分注用キャップを含んでなる。下端及び該下端に開口部、より具体的には該開口部を有する変形可能容器は、液体類、ジェル類及び/又はペースト類を小出しするのに適したスリットバルブを含んでなる。分注用キャップは、変形可能容器の下端へ着脱可能に取り付けられ、かつ少なくとも下端にある開口部を被っている。より具体的には、分注用キャップは、下端にある開口部と流体連通している、閉じることが可能な吐出し口を更に含む。
別の実施形態では、非水溶性容器は、可変量、又は可変用量のコンパクト流体洗濯洗剤組成物を送達することが可能である。別の実施形態では、非水溶性容器は、事前計量した量、又は事前計量した用量のコンパクト流体洗濯洗剤組成物を送達することが可能である。別の実施形態では、事前計量した用量は、該容器によって前もってセットされて、推奨用量の半分の単位を提供する。
本明細書で使用する時、「推奨用量」とは、消費者が任意の特定の使用状況にて使用すべき、コンパクト流体洗濯洗剤組成物の量を意味する。別の実施形態では、製品は、水の硬度及び汚れの程度に応じて、以下の推奨用量を有する。汚れが少ない場合又は軟水の場合の用量は、10mL〜40mL、汚れが中程度の場合又は水の硬度が中程度の場合の用量は、20mL〜50mL、汚れがひどい場合又は水の硬度が高い場合の用量は、30mL〜70mLである。別の実施形態では、非水溶性容器は、推奨用量の約3〜約50倍、具体的には約6倍〜約50倍の用量のコンパクト流体洗濯洗剤組成物を有してよい。別の実施形態では、非水溶性容器は、250mL〜1500mLの容量及び推奨用量の約6〜約50倍の用量を有する。
別の実施形態では、異なる量のコンパクト流体洗濯洗剤組成物を小出しするための及びそれと共に布地を洗濯するための分配装置が、非水溶性容器に備わっている。分配装置が存在する場合、非水溶性容器に着脱可能に取り付けられている。一実施形態では、分配装置は分注用キャップである。
別の実施形態では、非水溶性容器、より具体的には小出し用又は投入用装置、例えば、投入用ボールは、推奨用量分の区分けを提供するための印を有し、硬水、中間硬度水及び軟水内での洗濯で使用される推奨用量分の区分けの数を特定できるようになっている。これらの印により、洗濯器具にて使用するコンパクト流体洗濯洗剤組成物の適正使用量に合致させることが容易になる。別の実施形態では、非水溶性容器は、非水溶性容器へ着脱可能に取り付けられた分配装置を含んでなり、該分配装置は印をその上に有する。
好適な非水溶性容器の例示的実施例は、米国仮出願シリアル番号第60/541,114号(2004年2月2日出願、名称「らせん状グリップを有する容器(CONTAINER HAVING A HELICAL GRIP)」、ブライアン・フロイド(Brian Floyd))、米国特許第4,550,862号、及び米国特許第4,981,239号、米国特許第6,705,492号(ラウリィ(Lowry)、2004年3月16日発行)、米国特許第4,969,581号(シーファート(Seifert)ら、1990年11月13日発行)、米国特許第6,494,346号(グロス(Gross)ら、2002年12月17日発行)、米国特許第5,626,262号(フィッテン(Fitten)ら、1997年5月6日発行)、米国特許第5,655,687号(フィッテン(Fitten)ら、1997年8月12日発行)、米国特許第4,728,006号(ドロビッシュ(Drobish)ら、1988年3月1日発行)、米国特許第6,269,837号(アレント(Arent)ら、2001年8月7日発行)、米国特許第4,749,108号(ドルンスブッシュ(Dornsbusch)ら、1988年6月7日発行)、米国特許第6,675,845号(ヴォルペンハイム(Volpenheim)ら、2004年1月13日発行)、米国特許第4,732,315号、米国特許第6,021,926号、米国特許第6,269,962号、米国特許第4,846,359号、米国特許第6,960,375号、米国特許第6,223,945号、米国特許第6,902,077号、米国特許第6,824,001号、米国特許第6,959,834号、米国特許第6,491,165号、米国特許第5,050,742号、米国特許第6,705,465号、米国特許第6,630,437号、米国特許第6,756,350号、6,366,402;米国特許第6,159,958号、及び米国特許第6,601,705号、PCT国際公開特許WO92/21569(名称「倒立ディスペンサー(Inverted Dispenser)」、1992年12月10日公開、カナダ社名義にて)、PCT国際公開特許WO01/04006(名称「容器(Container)」、2001年1月18日公開、ユニリーバ社(Unilever)名義にて)、欧州特許第21,545号(1981年1月7日公開、プロクターアンドギャンブル社(Procter and Gamble Company)の名義にて)、及び欧州特許第811,559号(1997年12月10日、ユニリーバ社(Unilever)の名義にて)、並びに米国デザイン特許番号第403,578号、米国デザイン特許番号第414,421号、米国デザイン特許番号第425,792号、米国デザイン特許番号第491,071号、米国デザイン特許番号第466,816号、米国デザイン特許番号第457,064号、米国デザイン特許番号第439,520号、米国デザイン特許番号第286,602号、米国デザイン特許番号第429,643号、米国デザイン特許番号第472,151号、米国デザイン特許番号第417,622号、米国デザイン特許番号第322,748号、及び米国デザイン特許番号第509,748号に見い出してよい。非水溶性容器、即ちの底部小出し容器(bottom dispensing containers)の例示的実施例も又、同時係属米国特許出願第60/797,975号(名称「布地処理用分配包装容器(Fabric Treatment Dispensing Package)」、アン・デュレー(Ann Dewree)らの名義にて2006年5月5日に仮出願、米国弁護士側整理番号第10403P号)に見い出してよい。
一実施形態では、非水溶性容器は、それと共に関連する表示を有してよい。本明細書で使用する時、「表示」とは、香り、焼き印、パッケージング、性質、音、単語、熟語、符号、記号、ブランド名、社名、会社のロゴ又はシンボル、説明、ロゴ、アイコン、デザイン、デザイナー名、シンボル、モチーフ、記章、図、マーク、信号、色、テクスチャー、形状、トークン、広告及びこれらの組み合わせを意味する。
本明細書で使用する時、「に関連して(in association with)」とは、表示などが、製品、非水溶性容器それ自体、又は該製品若しくはその部品に取り付けたラベルに、直接印刷されているか又はそれに取り付けられているのいずれかである、及び/又は表示を消費者に意思伝達するための、パンフレット、印刷広告、電子広告、及び/又は言語コミュニケーションを含む異なった方法で存在している、ことを意味する。
一実施形態では、非水溶性容器、より具体的には変形可能容器及び/又はラベルを介しての分注用キャップに関する表示。ラベルは、表示などのための店頭での便利な場所を提供する。
一実施形態では、ラベルは、該ラベル上に表示を印刷できるような透明な基材であり、かつ、非水溶性容器、より具体的には変形可能容器及び/又は分注用キャップ(非水溶性容器、より具体的には変形可能容器及び/又は分注用キャップが、透明/半透明である場合)が、消費者が表示が存在しないラベルを通して実質的に目で見ることができる。理論に束縛されるものではないが、消費者への情報伝達において、透明なラベルは、該組成物の色又は該非水溶性容器の色合いが最大限になり得る。
別の実施形態では、ユーザーへの更なる情報伝達のために、ラベルは背景色を有する。例えば、香り又は香り識別子がモクレン及びオレンジの場合、オレンジ色がオレンジの果実又は花、即ちオレンジの香りと関連付けられることを前提として、この香りの体験をユーザーに更に伝達できるように、該ラベルはオレンジ色の背景色を有することができる。
別の任意の具体的な実施形態では、1種類以上の表示を、非水溶性容器上に直接印刷してよい。
1つの任意の実施形態では、該ラベルは、非水溶性容器上に、より具体的には変形可能容器及び/又は分注用キャップ上に「収縮包装」される。別の任意の実施形態では、該ラベルは、非水溶性容器上に、より具体的には変形可能容器及び/又は分注用キャップ上に、接着剤によって接着される。
非水溶性容器及び/又はその部品(例えば、分注用キャップなど)の各種の異なった及び任意の実施形態は、図1〜図10を参照して更に説明しかつ図解されてよい。
図1は、変形可能容器110及び分注用キャップ120(そこに着脱可能にて取り付けられている)を含んでなる不水溶性容器100の1つの例示的実施例である。変形可能容器110は、そこに開口部140を備えた下端部130を有する(図2)。分注用キャップ120は、変形可能容器110の下端部130へ着脱可能に取り付けられ、開口部140を被っている。分注用キャップ120は更に、表面150上に直立位置で置かれた状態で示される。
図1は、非水溶性容器100の例示的実施例であり、それと関連づけられた表示160及び165を有する。表示160及び165(同一でも異なっていてもよい)は、変形可能容器110及び分注用キャップ120に対応する。本実施形態では、160及び165に対応した表示は2枚のラベルであり、これらは、変形可能容器110及び分注用キャップ120へ、接着剤によって固定されている。
図1の変形可能容器110は又、下端部130の末端方向にある上端部170を有する。変形可能容器110も又、上端部170を表面150に接触させて、直立位置にて、表面150上に置くことができる。即ち、図1に示すように、変形可能容器110に対して逆にすることができる。
本明細書で既に述べたように、変形可能容器110及び/又は分注用キャップ120などの非水溶性容器100の任意部分は、半透明又は透明であることができる。
図2は、図1の非水溶性容器100の線分2に沿っての可能な一実施形態の断面図である。本断面図は、コンパクト流体洗濯洗剤組成物180及び任意のバルブ170(これを通して、コンパクト洗濯洗剤組成物180が小出しされる)を示す。非水溶性容器100も又、コンパクト流体洗濯洗剤組成物180と直接接触し、かつそれを放出可能に保管するものとして示される。変形可能容器110の壁190も又示される。
図3は、非水溶性容器300の別の代替的実施例であり、変形可能容器310及び分注用キャップ350(それに着脱可能に取り付けられている)を含んでなる、底部から小出しするパッケージである。変形可能容器310は、例えばスナップ嵌めによって、変形可能容器310を支持するための土台330を有する分注端320へと、分注開口部340をその内部に備えて、直立位置にて取り付けられる。分注用キャップ350は、開口部340及びバルブ430を被う(図5)。分注用キャップ350は、直立位置にて変形可能容器310を支持する。分注用キャップ350は、分注開口部340の上でかつバルブ430及び開口部340を被うように、変形可能容器310へ着脱可能に取り付けられている。分注用キャップ350は、面360及び円筒壁370(該面から延びて、分注用キャップ350の内部空間380を画定する)を有するカップ形状部材410で形成されている。分注用キャップ350の面360も又、表面390上に直立位置に置かれて示されている。分注用キャップ350は、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450を受けたり分注することが可能であり(図5)、より具体的には、コンパクト流動性洗濯洗剤組成物450を洗濯機内に分注することが可能である。
それに関連づけられた表示400及び405を有する非水溶性容器300。表示400及び405(同一でも異なっていてもよい)は、変形可能容器310及び分注用キャップ350に対応する。本実施形態では、400及び405に対応した表示は2枚のラベルであり、これらは、変形可能容器310及び分注用キャップ350へ、接着剤によって固定されている。
図4は、図3の非水溶性容器300の分解図であり、分注用キャップ350が、変形可能容器310へと解放可能に取り付けられていることを示している。
図5は、図4の非水溶性容器300の線分5に沿っての可能な一実施形態の断面図である。本断面図は、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450を保存するための内部空洞440及びそれを通してコンパクト流体洗濯洗剤組成物450が小出しされる任意のバルブ430を示している。変形可能容器310の壁420も又示される。バルブ430は、閉位置で示されており、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450が、分注開口部340を通って流れることを防止している。
図6は、図5のバルブ430の線分6に沿っての可能な一実施形態の断面図である。バルブ430は、そこを貫通する小さい十字スリット460を有する。
図7は、図4の底部から小出しするパッケージ300の線分5に沿っての可能な一実施形態の断面図である。バルブ430は、開位置で示されており、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450が、内部空洞440から、分注開口部340を通って流れ出ることができるようになっている。
1つの具体的な任意の実施形態におけるバルブ430では、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450は、標準重力下でのコンパクト流体洗濯洗剤組成物450の圧力より大きい圧力を分注開口部に加えた場合に、分注開口部430のみを貫通できるようになっている。
あるいは、別の具体的な任意の実施形態におけるバルブ430は、バイモダル・バルブであり、図5に図示されているように、変形可能容器310に偶発的外力を与えた際に、該バイモダル・バルブは、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450を漏れなく保持することが可能な第1作動モードを有し、かつ図7に図示されているように、消費者によって変形可能容器310に外力が意図的に適用された際に、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450を小出しすることが可能な第2作動モードを有する。
図8は、人の手500によって捉まれ、コンパクト流体洗濯洗剤組成物450を小出しする、図3の底部から小出しするパッケージ300の例示的実施例である。(注意:人の手又はその一部は、本発明の範囲の一部ではない。)
図9は、別の可能な非水溶性容器の例示的実施例である。図9では、非水溶性容器600は、側面分注球状変形可能容器610及び長方形分注用キャップ620を含んでなる。
図10は、非水溶性容器800の別の例示的実施例であり、この場合、最上部の小出し容器は、変形可能容器810及び分注用キャップ820(そこへ着脱可能に取り付けられている)を含んでなる。変形可能容器810は、そこに開口部840を備えた上端部870を有する。分注用キャップ820は、変形可能容器810の上端部870に着脱可能に取り付けられ、開口部840を被っている。
図10は、非水溶性容器800の例示的実施例であり、それに関連づけられた表示860及び865を有する。表示860及び865(同一でも異なっていてもよい)は、変形可能容器810及び分注用キャップ820に対応する。本実施形態では、それと関連づけられた表示860及び865は、変形可能容器810及び分注用キャップ820へと接着剤によって固定されている2枚のラベルである。
図10の変形可能容器810は又、上端部870の末端方向にある下端部830を有する。変形可能容器110は又、表面850上に、下端部830を直立位置にして表面850と接触させて置くことができる。
本明細書で述べたように、変形可能容器810及び/又は分注用キャップ820などの非水溶性容器800の任意部分は、半透明又は透明であることができる。
非水溶性容器は、任意のサイズ又は形状であってよい。
一連の消費者製品類−本発明の1つ任意の観点は、一連の消費者製品を含んでなり、具体的には、本明細書で記載される少なくとも1種類の製品を含んでなる。一実施形態では、一連の消費者製品中に存在する各製品は、幾つかの点で異なっている。この違いは、例えば、非水溶性容器又はその部品の形状(変形可能容器及び/又は分注用キャップなど)、非水溶性容器又はその部品の体積、非水溶性容器又はその部品の寸法、非水溶性容器又はその部品の色、非水溶性容器又はその部品の表示(それらと関連付けられたもの)、異なったコンパクト流体洗濯洗剤組成物など及びこれらの組み合わせであり得る。
透明又は半透明−本明細書で使用する時、「半透明又は透明」とは、可視スペクトル(約410〜800nm)の少なくとも1種類の電磁放射線の波長において、約25%超の透過率、より具体的には約25%超の透過率、更により具体的には約30%超、更により具体的には約40%超、更により具体的には約50%超を意味し、電磁スペクトルの可視スペクトル領域で、透過率(%)は、以下に等しい。
Figure 0005591534
あるいは、容器、組成物等は、ボトルの吸収性が約0.6未満の可視電磁スペクトルである場合、半透明又は透明とみなされてよい。半透明又は透明物体の例示的実施例は、透明ボトル又は透明組成物であり得る。半透明又は透明物体の別の実施例は、青色又は赤みががった色付けがされたボトル又は組成物であり得るが、可視スペクトル内の少なくとも1種類の電磁放射線の波長において、約25%超の透過率を有する。
一実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤組成物は半透明又は透明でありかつ約410ナノメートル〜約800ナノメートルの波長で1cmキュベットを使用した場合、少なくとも50%の光透過率を有する。
半透明又は透明及び不透明容器類及び/又は組成物等についての追加の例示的情報及び実施例は、米国特許第6,630,437号(マーフィー(Murphy)ら)、米国特許第6,756,350号(ギブリン(Giblin)ら)、米国特許第6,631,783号(ギブリン(Giblin)ら)、及び米国特許第6,159,958号(ベイ・リー(Bae-Lee)ら)に見出すことができる。
本明細書で使用する時、「不透明」とは、可視スペクトル内の電磁放射線の全波長において、約25%未満の透過率、より具体的には約20%未満の透過率、更により具体的には約15%未満、更により具体的には約10%未満、更により具体的には約5%未満(電磁スペクトルの可視スペクトル領域にて)を意味する。あるいは、容器、組成物等は、ボトルの吸収性が約0.6超の可視電磁スペクトルである場合、不透明とみなされてよい。
組成物の使用−コンパクト流体洗濯洗剤は、洗濯洗浄製品として使用してよい。使用に際して、計量したコンパクト流体洗濯洗剤を布地、衣類等の上に付け、あるいは洗濯機内に入れ、水と混合させることで、洗濯物の洗浄に作用する。コンパクト流体洗濯洗剤は、フロント・ローディング洗濯機(いわゆる高効率、又はHE洗濯機)での使用に特に適していることに注意されたい。
使用中泡測定−一実施形態では、コンパクト流体洗濯洗剤は、使用中泡測定によって、消費者に好意的な印象を示してよい。使用中泡測定の実施手順は、次の通りである。
使用中泡測定は、西ヨーロッパ市場で入手可能な水平軸洗濯機にて実施される。本明細書中にて以下で記載された手順のために使用する洗濯機は、ボッシュ(Bosch)Maxx・WFL2450(ボッシュ・シーメンス・ハウスホールド・アプライアンスイズ社(Bosch Siemens Household Appliances)製)である。
全ての試験で同一洗濯機を使用すべきである。試験前に、洗剤なしで95℃洗浄サイクルを行って、あらゆる洗剤残留物を洗濯機から洗浄すべきである。センチメートル単位の目盛を付けたテープ片を洗濯機の窓に垂直に接着し、窓の底部のゼロにテープを対応させ、窓の最上部に対応する目盛り最上部(26cm)になるようにする。
3.2kgの清浄な布地を機械に充填する。3.2kgの洗濯負荷の構成は、以下の通りである。
−11枚のテリー・タオル(70cm×46cm)(300g/m
−4枚の綿布地(90cm×70cm)(188g/m
−4枚のポリエステル布地(90cm×80cm)(125g/m
−3枚のポリコットン布地(90cm×110cm)(130g/m
最初に使用する前に、前述した布地を次の方法で前処理する。
(a)綿及びポリコットン布地。3.0kgの荷重は、3回の洗浄の間で乾燥を行わずに、105グラムの重質粒状洗剤(例えば、アリエール・プロフェッショナル(Ariel Professional)粉末洗剤(プロクターアンドギャンブル社(Procter and Gamble)製))を使用して、水平軸西ヨーロッパ洗濯機(例えば、ボッシュ(Bosch)社製又はミーレ社(Miele)製)を使用して、95℃洗浄温度、通常の綿サイクルにて、2.5ミリモル/リットル・水硬度を使用して3回洗浄する。洗濯物を同一機械にて、通常の綿洗浄サイクル、95℃、2.5ミリモル/リットル・水硬度を使用し、洗剤なしで再度洗浄した後、タンブル乾燥させた。
(b)ポリエステル布地。布地3kgの荷重を、洗浄間に乾燥を行わなわずに、上記の同一洗剤及び同一機械にて、短いサイクル、60℃の洗浄温度、2.5ミリモル/リットル・水硬度を使用し、3回洗浄した。それに続いて、洗濯物を同一機械にて、短いサイクル、60℃、2.5ミリモル/リットル・水硬度を使用し、洗剤なしで再度洗浄した後、タンブル乾燥させた。
洗浄中の水硬度は、全硬度2.5ミリモル/リットルを有するように調整した。硬度は、次のようにして調整した。地域の水が2.5ミリモル/リットルより低い硬度を有する場合、硬度は必要量の塩化カルシウム36%溶液を添加することによって調整する。
地域の水が、2.5ミリモル/リットルより高い硬度を有する場合、水を必要量の脱イオン水を混合する(逆浸透脱イオンシステムにより得られる)。
硬度は、以下の手順を使用して測定する。50mLの水のサンプルを、給水栓から取る。25%水酸化アンモニウム(例えば、水酸化アンモニウム25%溶液;アクロス社(ACROS)(米国ニュージャージー州)より、カタログ番号255 210025)を3滴添加する。錠剤1個のインジケーター(インジケーター・バッファ・タブレット(Indikator-buffer tablet)、メルクKGaA(ドイツ・ダルムシュタット)から、カタログ番号1.084301000)を添加する。サンプルは、Na2EDTA(トライプレックス(Triplex)III溶液、0.01ミリモル/リットル、メルクKGaA(ドイツ・ダルムシュタット)から、カタログ番号1.09992)の溶液を添加することによって、色が赤色から緑色に変化するまで滴定する。
使用中泡測定のために、洗濯機の設定は、次の通りである:温度40℃、綿/亜麻布サイクル、回転速度1,000RPM。
投入装置(プロクターアンドギャンブル社(Procter and Gamble)から、70mmの直径を持つ球体形状を有し、最上部及び底部が面取りされている)を使用して、検査する組成物を機械に導入する。最上部は、45mmの直径を有する円形開口部を有する。この投入用ボールを、天秤に乗せて、所望の重量になるまで液体洗剤を充填する。投入用ボール全体を洗濯機内の布地の最上部に挿入する。次に、洗濯機を始動させる。
洗浄サイクルは、20〜30秒間続くドラムの周期的回転、それに続く約10秒間の静止時間とからなる。泡の高さは、ドラムの静止時間内で、4分毎(±30秒)に読み取る。
場合により、泡が無い小さい洗浄水の層が、ドラム底部にて、特にリンスサイクル中に目視される。これが生じた場合、この水の層が存在する場合、高さは泡の層の高さから差し引かれる。
試験は、同一洗濯負荷と異なる一定量の検査すべき洗剤とを使用して、4回繰り返す。各サイクルの間で、洗濯物を再洗浄して任意の洗剤残留物を除去する。再洗浄は、同一機械にて、通常の綿洗浄サイクル、95℃、2.5ミリモル/リットル・水硬度を使用し、洗剤なしで行い、続いて洗濯物をタンブル乾燥させた。最終データは、洗濯機を4回稼動させた平均の結果である。
使用中泡測定の結果は、本発明の製品1並びに参照組成物A及びBについて、本明細書中以下の表1にまとめられている。製品1は、その推奨用量35グラム/洗浄にて試験した。比較例・製品Aを、その推奨用量80.3グラム/洗浄にて試験し、更に1の推奨容量(即ち、35グラム/洗浄)に相当する用量でも試験した。比較例・製品Bを35グラムにて同様に試験した。
Figure 0005591534
* 2つの製品製造バッチの平均
製品1、A及びBの全組成の詳細を表2に示す。
Figure 0005591534
洗浄評価−表1の本発明の組成物の洗浄力を試験する。次の条件が用いられる:
西ヨーロッパ水平軸洗濯機(ミーレ社(Miele)W918);通常プログラム、短い洗浄サイクル、2.5ミリモル/リットルの水硬度、洗浄温度40℃、荷重1.5kgの綿物品、15種類の異なる標準的な汚れを含む(化粧、汚れた潤滑油、ハンバーガーグリース、ベーコングリース、カレー、ラグー、コーヒー、ワイン、グレービー、チョコレートアイスクリーム、人工月経液、草、ブリュッセル粘土、シンシナティ粘土、泥炭)。
本発明の組成物1は、35グラム/洗浄の用量にて試験し、比較用液体洗剤組成物A(80グラム/洗浄にて、同一条件下で、同一汚れを用いて試験した)と比較する。
洗浄終了時点で、本発明の組成物1で洗浄した汚れ物と、比較用液体洗剤組成物Aで洗浄した汚れ物とを、2人の専門の洗濯評価者パネルで比較し、2種類の製品によって得られた染み除去の結果(全ての汚れについて平均する)が、等しいと判断される。
本発明において典型的なその他の組成物類は、表3及び表4に例示される。
Figure 0005591534
Figure 0005591534
「発明を実施するための最良の形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参照により組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。本文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照により組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
本発明の組成物は、本発明の構成成分並びに本明細書で記載されるその他の成分を包含することができ、それらから本質的になることができ、又はそれらからなることができる。本明細書で使用する時、「から本質的になる」とは、組成物又は構成成分が追加成分を包含してよいが、それら追加成分が特許請求される組成物又は方法の基本的及び新規な特徴を実質的に変化させない場合に限ることを意味する。
特に記載のない限り、冠詞「a」、「an」、及び「the」は、「1つ又はそれ以上」を意図する。
ここで記述される全ての百分率は、特に指定のない限り、重量百分率である。本明細書全体を通じて記載されているあらゆる最大数値限定には、それより小さいあらゆる数値限定が、そのようなより小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含まれると理解すべきである。本明細書全体を通じて記載されるあらゆる最小数値限定には、それよりも大きいあらゆる数値限定が、あたかもこうしたそれよりも大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように、包含される。本明細書全体を通じて記載されるあらゆる数値範囲には、こうしたより広い数値範囲内に入るそれよりも狭いあらゆる数値範囲が、あたかもこうしたそれよりも狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているかのように、包含される。温度は、特に指定しない限り、全て摂氏(℃)である。
本発明の特定の諸実施形態を図示し、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
添付図面に関して以下の通りである。
1つの可能な非水溶性容器の正面図の例示的実施例。 図1の非水溶性容器部分。 別の可能な非水溶性容器の正面図の例示的実施例。 図3の非水溶性容器の分解図。 閉位置のバルブを示す図3の非水溶性容器部分。 図3の非水溶性容器のバルブ部分。 開位置のバルブを示す図3の非水溶性容器部分。 図3で図示され、人の手でつかむための非水溶性容器の例示的実施例。 別の非水溶性容器の例示的実施例。 更に別の非水溶性容器の例示的実施例。

Claims (10)

  1. ンパクト流体洗濯洗剤組成物であって、
    (i)前記組成物の少なくとも10重量%の、アニオン性界面活性剤類、非イオン性界面活性剤類、及び石鹸の界面活性剤混合物と、
    (ii)前記組成物の5重量%〜30重量%の、水、非アミノ官能性溶媒又はこれらの混合物と、
    前記非アミノ官能性溶媒が、前記組成物の1重量%〜15重量%で含んでなり、(iii)前記組成物の5重量%〜20重量%の、キレート剤類、汚れ懸濁ポリマー類、酵素類及びこれらの混合物から選択されてなる性能向上添加剤とを含んでなり、
    前記界面活性剤混合物が、
    1.5:1〜5:1の重量比の、前記アニオン性界面活性剤及び前記非イオン性界面活性剤と、
    前記組成物の15重量%〜40重量%の前記アニオン性界面活性剤と、及び
    前記組成物の5重量%〜30重量%の前記石鹸とを有するものであり、
    前記アニオン性界面活性剤が、組成物の5重量%〜40重量%のアルキルアルコキシサルフェート界面活性剤を含んでなるものである、コンパクト流体洗濯洗剤組成物。
  2. 前記組成物の0.1重量%〜10重量%の、泡増強ポリマー類、カチオン性界面活性剤類、双性イオン性界面活性剤類、アミンオキシド界面活性剤類、両性界面活性剤類、及びこれらの混合物から選択されてなる泡増強剤を含んでなる、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記コンパクト流体洗濯洗剤組成物が、前記組成物の0.1重量%未満のホウ砂ソルビトールpHジャンプ系を含んでなる、請求項1に記載の組成物。
  4. 前記界面活性剤混合物が、
    2:1〜5:1の重量比の、前記アニオン性界面活性剤及び前記非イオン性界面活性剤と、
    前記組成物の15重量%〜30重量%のアニオン性界面活性剤とを含んでなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記泡増強ポリマー類が、高分子泡安定剤類、ジアルキルアクリルアミド類、ブロックポリマー泡安定剤類、双性イオン性ポリマー泡安定剤類、カチオン性ポリマー泡安定剤類、アニオン性ポリマー泡安定剤類及びこれらの混合物から選択されてなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記キレート剤類が、S,S−エチレンジアミン二コハク酸カテコール−2,5−ジスルホネート、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミンペンタアセテート、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ジエチレントリアミン−ペンタ−メチレンホスホン酸、ジピコリン酸、及びこれらの混合物から選択されてなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 液体組成物と接触させて洗濯し、前記液体組成物を保管及び分注するための製品であって、
    (a)コンパクト流体洗濯洗剤組成物と、
    (b)前記コンパクト流体洗濯洗剤組成物と直接接触し、かつそれを放出可能に保存する非水溶性容器とを備えてなり、
    (a)前記コンパクト流体洗濯洗剤組成物が、
    (i)前記組成物の少なくとも10重量%の、アニオン性界面活性剤類、非イオン性界面活性剤類及び石鹸の界面活性剤混合物と、
    (ii)前記組成物の0.001重量%〜3重量%の香料と、
    (iii)前記組成物の1重量%〜30重量%の水と、
    (iv)前記組成物の1重量%〜15重量%の非アミノ官能性溶媒と、
    (v)前記組成物の5重量%〜20重量%の、キレート剤類、汚れ懸濁ポリマー類、酵素類、及びこれらの混合物から選択されてなる性能向上添加剤とを含んでなり、
    前記界面活性剤混合物が、
    1.5:1〜5:1の重量比の、前記アニオン性界面活性剤及び前記非イオン性界面活性剤と、
    前記組成物の15重量%〜40重量%の前記アニオン性界面活性剤と、及び
    前記組成物の5重量%〜30重量%の前記石鹸とを有するものであり、
    前記アニオン性界面活性剤が、組成物の5重量%〜40重量%のアルキルアルコキシサルフェート界面活性剤を含んでなるものである、製品
  8. 前記組成物の0.1重量%〜10重量%の、泡増強ポリマー類、カチオン性界面活性剤類、双性イオン性界面活性剤類、アミンオキシド界面活性剤類、両性界面活性剤類、及びこれらの混合物から選択されてなる泡増強剤を含んでなる、請求項7に記載の製品。
  9. 剤を分注し、それと共に布地を洗濯するための、請求項7に記載の製品の使用方法。
  10. 剤を分注し、それと共に布地を洗濯するための分配装置と併用する、請求項7に記載の製品の使用方法。
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