JP2003529444A - 添加物の導入方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、流れ媒体または流動化媒体内に添加物を導入するための方法に関する。流動床とも呼ばれる流れ材料内の添加物の、空間的に所定の位置が、脈動噴射を制御することにより、得られる。例えば液体プラスチック流または溶融金属流（１０）、または、ばら物例えば粉末、顆粒及びペレットなどの流動床内への、添加物例えば硬化剤、染料、ガス形成剤及び可塑剤などの導入及び正確な計量供給は、インジェクタにより実施される。本発明は、溶融装置、ホットランナーシステム、型、射出成形機及び型の構成要素、及び射出成形機、押出機、押出機装置、射出成形装置、ペレット製造装置、バーナ装置、噴射装置において使用される。少なくとも１つのノズル（２）のノズルニードル（３）は、それぞれ、装置により、可変にそして高精度で動かされ、このようにして、添加物（１７）が、媒体の体積流に対して正確に計量供給されるようにし、脈動流（１８、３６）が、少なくとも１つの的確に目標に向けられたノズル開口（４）により、通過する媒体内に噴射される。添加物は、可変に調整されることが可能である圧力と、パルス幅及びパルス周波数とにより、計量供給される。所望の均質な分布は、例えば配合の間に、深く入り込む噴射流（３７）により得られる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、流れ媒体または流動化媒体内に添加物を導入するための方法に関す
る。流れ材料及び流動層内の添加物の場所的に所定の位置が、脈動噴射の制御に
より達成される。例えば流体プラスチック流または金属流、または、例えば粉末
、科流及びペレットなどのばら物から成る流動層内に、添加物例えば硬化剤、染
料、ガス形成剤、可塑剤を導入し、正確に計量供給することは、インジェクタに
より行われる。この用途は、可塑化装置において、ホットランナーシステム内で
、あるいは、型内で、型の部分内で行われ、射出成形機、押出機、射出成形装置
、ペレット製造装置、バーナ装置、及び噴射装置において適用される。この導入
のためには、少なくとも１つのノズルが設けられ、それぞれのノズルニードルが
、装置により可変にそして高い精度で動かされ、このようにして、添加物が、媒
体の体積流量に対して正確に計量供給され、脈動噴射流が、的確に目標に向けら
れた少なくとも１つのノズル開口を経て、通過する媒体内に噴射される。添加物
は、可変に調整可能な圧力、パルス幅及びパルス周波数により計量供給され、所
望の均質分配は、例えば配合において、侵入する噴射流により、達成される。

【０００２】 Hendry Jamesの1982年の米国特許第4474717号明細書において、場所的に所定
の位置からの噴射が説明され、２重壁で内部が波形の構造部分を達成するために
、連続的に通過して流れる噴射されたプラスチック材料内に、前もってプラスチ
ックの小さい割合を噴射し（前過程）、300-1500psi(2-10MPs)の圧力において不
活性ガスを、4-100サイクル毎秒の周波数において、部分区間毎に噴射すること
が、説明されている。

【０００３】 本発明は、部分的に電動機構造からの噴射技術を利用することにより、この方
法を拡張する。この場合、より高い圧力（40-200MPa)により、より高い周波数(1
00-1000Hz)により、パルス幅、パルス周波数及び圧力制御により制御されるより
正確な計量供給により、混合の強化が、可能にされる。流体力学的観点に従って
ノズル及びチャネルを形成することにより、金属、ばら物及び高粘性溶融体への
適用が、達成される。

【０００４】 本発明の課題は、流れ媒体内でのより正確な計量供給及びより均質な分配１に
より、添加物の導入するための方法を、下記の用途、経過及び装置において、経
済的に実施可能にすることにある。

【０００５】 ・プラスチック溶融体流内に、例えば染料、ガス形成剤、可塑剤、反応剤などの
添加物を導入し、計量供給し、均質に分配することが、 ・板材、管材、異形材のための押出装置において、 ・プラスチックの製造及び調整のための配合装置において、 ・射出成形機、吹込二次成形装置、シート製造において、 ・処理機械、成形装置、半製品処理装置において行われること。 ・例えば蒸留装置、浄水装置、精製装置などの化学的及びプロセス工学的装置の
液体流内に、触媒、反応剤を導入し、計量供給し、均質に分配すこと。 ・パルプ及び均質物質のための装置の循環回路内に漂白剤、溶解剤を導入し、計
量供給し均質に分配すること。 ・噴射装置、連続鋳造装置、鋳造装置の溶融金属内に、合金剤及び冶金学的添加
物及びガス形成剤を導入し、計量供給し、均質に分配すること。 ・食品工業において、ペレット製造装置、ねり粉形成及び麺の混合において、添
加物及び調味料を導入し、計量供給し、均質に分配すること。 ・バーナ装置内に燃料を導入し、計量供給し、均質に分配すること。 ・無気プロセスにおいて染料、溶解剤、そして、ラッカー吹付装置においては、
さらに付加空気を導入し、計量供給し、均質に分配すること。 ・装置内に流動化材料例えばばら物、粉末、顆粒、ペレットを導入し、渦流プロ
セスにおいて流動床により固体を処理すこと。

【０００６】 （発明の重要な思想） 本発明の方法の重要な新規の思想は、可及的最大の運動エネルギーにおいて、
添加物が、インジェクタの正確にクロック制御された脈動と正確な噴射持続時間
において、媒体内に、良好に噴霧され、混合され、深く侵入し、特権的に良好に
分配されることを可能にされることにある。

【０００７】 添加物の正確に計量供給は、導入の際に、例えば圧力、周波数、パルス持続時
間などの動作値を調整することにより、行われる。内燃機関において、「共通線
路」噴射が、従来技術である。動作パラメーターの変化における柔軟性が、ポン
プノズルなどの機械的噴射方法に対するこの技術の主な利点である。約200MPaま
での高い圧力により、燃料が、「圧力線路」により、ノズルに運ばれ、その場所
で、ソレノイド制御または圧電制御により電気液圧的サーボ弁の電子制御により
、ノズルニードルが、正確に作動される。このようにして、正確な計量供給及び
均質な分布が、達成される。この噴射技術の適用及び拡張により、本質的に冒頭
に記載のさらなる用途にも、この改善された技術を利用することが可能である。

【０００８】 ノズル及びノズルニードルの形状、出口孔の位置及び形状の配置、インジェク
タの配置が、以下、詳細に説明される。

【０００９】 （添加物を導入するための方法に関する従来技術） 次の装置及び方法が、前述の課題を解決するための対象である。 ヨーロッパ特許出願第161614号明細書では、液体流内に計量供給量を噴射する
ための装置が、説明されている。添加物を添加することは、通過する媒体により
作動される装入ポンプにより制御される。

【００１０】 活発な混合は、この装置では行われない、何故ならば僅かな圧力差しか可能で
ないからである。

【００１１】 高粘度の液体流内に添加物を導入するための装置は、Singer Arnoの1997年の
米国特許第5913324号明細書に開示されている。 ブレンディングにより、高粘性媒体の高いせん断力が、混合を達成するのに利
用される。 計量供給は、副連鋳材内でのみで、主流量とは独立に可能である。

【００１２】 液体流内に添加物を導入するための装置は、Cloup Phillipの1991年のヨーロ
ッパ特許出願第0432338号明細書に開示されている。

【００１３】 可塑化装置の後で添加物を導入するために、次のプロセスが公知である。 Hettinga Sieboltの1988年の「空気吹込」との題名の国際公開番号ＷＯ89053226
。 Hettinga Sieboltの1989年の「可塑化装置の後で空気/ガスをノズルにより導入
することによる泡立ちホース」との題名の米国特許第4931236号明細書 Bayerの1971年の「可塑化装置の後で化学的ガス形成剤を噴射する」との題名の
ドイツ特許第1948454号公告公報

【００１４】 活発な噴射流及び脈動計量供給による混合は、この最後に記載の明細書には考
慮されていない。

【００１５】 接着剤を適用するための脈動ノズルが、Koike Katuhikoの1998年の米国特許第
5934521号明細書に開示されている。ノズルニードルは、空気圧シリンダにより
、上下に動かされ、このようにして、接着剤が、パルス状量で噴出する。流れ媒
体との混合は、考えられていない。

【００１６】 ガス内に液体を脈動状に導入することは、バーナ、エアレス噴霧装置及びスプ
レー装置（噴霧器）において従来技術である。

【００１７】 本発明と、これらの用途との相違点は、40MPaより高い高圧による液体が、非
常に活発な噴霧を可能にし、これらの圧力が、今まで使用されたノズルによって
は処理されることが可能でないことにある。電気的に作動される液圧式サーボ支
援共通線路インジェクタが、この脈動化に適する最初のものである。

【００１８】 （本発明方法の説明及び経済的利用）プラスチック溶融体流内への導入 導入は、可塑化装置の後で初めて行われる。 これは、次の生産工程にとって、好ましい。

【００１９】 ただ一つの可塑化装置から多数の異なる材料 射出成形機において、多孔性、着色などの所定の特性を可変に導入することに
より、さもなければ多色機械によってのみ実施されることが可能であるプロセス
ステップが可能となる。

【００２０】 押出機において、ただ一つの可塑化装置により、異形材が押出され、所定の横
断面形状が、泡立って押出しされ、これは、材料流の分割の後に、所定の領域が
、インジェクタからのガス形成剤を噴射され、これらの領域が、膨張の後に、押
出し異形材横断面内に導入されることにより達成される。

【００２１】 板材及び管材のためのプラスチックが、可塑化装置の後で初めて、染料、ガス
形成剤、可塑剤を添加され、材料特性の急速な交替により、経済的な柔軟性が達
成される。

【００２２】 食品工業におけるペレット製造機が、押出機の後で、インジェクタを設けられ
、このようにして、調味料添加物が、スクリュー全体を走行することなしに、導
入される。

【００２３】化学的またはプロセス工学的装置例えば蒸留装置、浄水装置、精製装置 パルプ、セルロース及び均質物質のための装置の循環回路内に漂白剤、溶解剤
を導入し、計量供給し、均質に分配することは、従来技術の生産方法では、固有
の計量供給装置内に添加物を導入し、次いで、後続の混合器で混合することによ
り、行われる。これにより、高いせん断力に起因して、良好な混合が達成される
が、欠点は、添加物量の変化または色彩または化学的添加物の交替が、複数の装
入工程を行なった後で初めて均質になることが可能であることにある。

【００２４】 （添加物を導入するための方法） 正確な計量供給及び均質な分配説明 本発明の課題は、プラスチックの溶融体流及び低温溶融金属内に、ガス形成性
物質を導入することにある。

【００２５】 この装置の利点は、加工品の構造が、前記構造が必要である場所で、軽量構造
で実施されることにある。基質材料の膨張のためのガス形成性物質が、場所的に
定められている個所で導入される。多様な動作モード及びそれらの組合せが、第
一に、溶融体とガス形成性物質との間の圧力差により調整され、第二に、脈動化
の周波数により調整され、第三に、ノズル及び溶融体チャネルの形状により調整
されることが可能である。

【００２６】 ［ガス形成］ 高周波脈動化と、ひいては、高い圧力差、好ましくは向流及び強い加速度にお
いて横断面変化による噴霧においてのガス形成。媒体と媒体との間の速度差は、
大きく選択される。

【００２７】 ［マクロ-中空気泡］ 低周波脈動による、そして、前方向流におけるより小さい圧力差において、そ
して、ガス形成性物質と溶融体との同一形状の流れにおいて、溶融体を滴状に添
加付与する。

【００２８】 ［連鋳材の導入］ ほぼ同一の速度で通過する溶融体内に、ガス形成性物質から成る繊維状連鋳材
を連続的に導入する。小さい圧力差が、好ましい。

【００２９】 発泡剤タンクに接続されているポンプに接続されているインジェクタノズルを
有する、プラスチック複合部品を射出成形するための装置が、Bayerの1971年の
「場所的に所定のガス形成」との題名のドイツ特許第1948454号公告公報で、提
案された。 不十分な混合に起因して、この装置は、所望のガス形成を発生させなかった。

【００３０】 本装置は、インジェクタ（すなわちノズル及び弁ｎ組合せ）の使用と、脈動噴
射と、任意選択的に、共通で圧力案内する導管すなわち「共通線路技術」と、弁
の流体電気的作動と、流体力学的に形成されたノズルと、ノズル領域内の流れ到
来チャネルと、圧力制御とにおいて、前記明細書と異なる。 ソレノイドの作動は、任意選択的に、自由に形成可能な波形の発生させる「任
意波形形成発生器」である給電装置により行われる。 これにより、噴霧、添加付与及び連鋳材導入などの動作モードが達成される。
圧力差及び脈動周波数との選択により、溶融体内にガス形成性物質を所望のよう
に導入することが可能となる。正確な計量供給と圧力制御とにより、溶融体内に
滴を的確に添加付与することが可能となり前記滴は、次いで、マクロ中空気泡に
膨張する。

【００３１】 高圧下の溶融体内に、ガス形成性物質を導入するための装置は、制御弁（イン
ジェクタ）と直接に接続されているインジェクタの図から成るか、または、先端
に閉鎖弁を有するポンプ装置と直接に接続されている、接続されている脈動ポン
プ装置から成る。

【００３２】 特に、ディーゼル機関における噴射技術は、すでに従来技術であり、厳密な排
気ガス規制により高度に開発され、正確な繰返しが可能である。

【００３３】 Daimler Benzの1970年の「内燃機関のための燃料噴射弁」との題名のドイツ特
許第2028442号公告公報は、従来技術である。弁の液圧的作動は、三方弁により
行われる。

【００３４】 流体電気的に作動される「噴射装置」は、Peuqueotの1971年のフランス特許第
2145081号公告公報に開示されている。弁作動は、先端における常時の液圧と、
タペットの裏面における調整される圧力降下とにより、行われる。

【００３５】 Bendiz corp.の1973年の米国特許第3990422号明細書において、制御と、電気
液圧的作動とが、繊細化された。弁制御は、２回路液圧形制御装置により行われ
る。

【００３６】 前述のインジェクタは、本発明の課題を解決するために必要な特徴を有する。
これらの特徴は、圧力適合、タペット制御弁の電気液圧的作動、高周波脈動に必
要である、高圧側における球形弁、及び、ガス形成性物質と溶融体との間の正確
な圧力差及び速度差を形成するために、ノズルに直接に位置する（共通線路）弁
座までの高圧の伝達である。

【００３７】 本発明の課題は、これらの高圧技術を使用し、適応により、溶融体内への噴射
が必要な場合にこれらを利用可能にすることにある。

【００３８】 燃焼室内のインジェクタにおいて、燃料の噴霧及び分配のための大きい圧力差
が、利用される。溶融体のための用途において、溶融体の100-140MPaの圧力を克
服しなければならない。200MPaまでの圧力が、共通の高圧導管（共通線路）を有
するインジェクタにより達成される。弁までこれらの圧力をインジェクタに常時
供給することと、これらの圧力における弁の作動とは、従来技術により解決され
ている。 これらのインジェクタのための重要な前提条件は、燃料の潤滑性である。 しかし、ガス形成性物質（水、アルコール、液体ガス）は、一般に、潤滑作用
を有しない。

【００３９】 発明の重要な思想は、２つの循環回路の使用であり、市販のインジェクタが、
付加手段により使用される。

【００４０】 Nippon Sokenの1994年の日本国特許第8170589号公告公報において、常時圧力
を案内する高圧領域と、低圧制御媒体とを有する、ディーゼル機関のためのイン
ジェクタが、説明されている。

【００４１】 本装置は、標準作動油による弁の液圧電気的作動の分離と、制御作動油の圧力
に比して僅かに低く設定された圧力（すなわち、日本国特許第8170689号公告公
報とは逆）を有するガス形成性物質の導入とにより、ニードルのタペット内の遮
断作用を達成し、このようにして、噴射媒体が液圧式制御装置内に侵入すること
ができないようにする。このようにして、ニードル弁座と弁のニードルとが、非
潤滑性媒体とより広く接触する。焼結金属からこれらの部品を形成することが、
可能であり、これらの部品は、磨耗部品として、容易に交換可能である。インジ
ェクタ内の液圧電気的調整部分は、別個の循環回路に起因して、これにより影響
されない。

【００４２】 インジェクタ構成のさらなる代替は、高圧ピストン及び球形弁の組合せを有す
るポンプノズル構成である。

【００４３】 電磁的振動子により、ポンプピストンが、振動される。調整設定可能なストッ
パと、入口ノズルの位置決めとにより、従来使用されてきたエアレス噴霧装置を
、簡単な用途にも使用することが可能である。ポンプ作用により、噴射された材
料と、溶融体との間に僅かな圧力差しか、発生しないので好適である。これによ
り、この装置は、特に、溶融体の添加付与のために適する。

【００４４】 導入の調整及び制御は、次の特徴を有する。すなわち、任意選択的に、噴射す
るガス形成性物質の液圧式制御回路は、別個に形成される。噴射物質の圧力p₁及
び液圧式制御回路p₂は、動的圧力調整弁いより制御される。

【００４５】 制御器は、溶融体圧力p₃に依存して、液圧式制御回路及び噴射圧力を調整する
。インジェクタは、ソレノイドまたは圧電素子により作動される。これらの調整
は、「任意波形発生器」により行われる。 さらに、液圧装置、ノズル、インジェクタ及び溶融体チャネルの構成が、説明
される。 液圧装置は、連鋳材仕上げ、及び、連続的作動例えば押出し、連続鋳造、及び
、射出成形及びダイカストによる製品仕上げにおいて、説明される。 連鋳材仕上げのための装置は、射出成形機及びダイカスト装置において使用さ
れる。噴射においてのみ使用されるインジェクタ装置の僅かな使用時間により、
圧力シリンダ及び２重ピストンによる簡単化された解決法が、提案される。既存
の機械の液圧装置は、圧力変換により高圧に到達するために、使用される約26MP
aを発生させる。可塑化の間、圧力変換器は、再び、ガス形成性物質を充填され
、液圧装置は、制御油を充填される。具体的に所定の大きさ及び位置の滴を、溶
融体に添加付与するために、噴射動作の間に正確な圧力差を保証することが必要
である。過剰に大きい圧力差は、溶融体を破壊する。圧力経過は、図９に示され
ている。噴射圧力は、噴射工程にわたり定格圧力まで上昇する。 この噴射動作の間、ガス形成剤は、僅かにより高い圧力で、溶融体内に運ばれ
なければならない。スプルーチャネル内の溶融体の速度は、ガス形成剤の出口速
度と一致しなければならない。 このために、電気的圧力制限器による正確な圧力調整と、液圧電気的弁の正確
な作動とが必要である。弁座及び弁組込物の液圧電気的形成と、ノズルチャネル
を進路方向変換させて形成することとが、支障のない添加付与のための前提条件
である。 「共通線路技術」のインジェクタは、これらの要求を満足することが可能であ
る。 ソレノイドの制御は、「任意波形発生器」により行われ、このようにして、開
放及び閉鎖が、最適化されることが可能である。 さらに、ノズル及び溶融体チャネルの形状が、説明される。

【００４６】 （添加物を導入するための方法） 正確な計量供給及び均質な分配 本方法の課題は、溶融体流から分岐された溶融体チャネル内で、材料が、添加
物の供給、計量供給、混合及び分配により、配合すなわち材料の変化を達成する
ことにある。 これらの添加物は、連鋳材内のプラスチックの特性を本質的に決定する。 これらの添加物は、例えば添加成分例えば硬化剤、染料、ガス形成剤、可塑剤
、充填剤、繊維強化材などである。 この方法は、押出型の内部にも、そして、射出成形機の成形にも適用されるこ
とが可能であり、この場合、異なるプラスチック材料の異なる２つの連鋳材が、
処理される。

【００４７】 この方法により形成された異形材は、従って、複数の所定の横断面において、
異なる材料特性を有する。 この方法は、従って、１つのさらなる材料成分を形成するための押出機を不要
とする。 重要な利点は、同一の基礎材料から出発して、後の廃棄物処理問題を軽減する
ことにある、何故ならば、同一の基礎材料から出発し、添加物が、後続の再生処
理において分散するまたは排出されるからである。

【００４８】 添加物は、ノズル、インジェクタ、供給管、混合ヘッド、多孔性焼結材料、ポ
ンプスライダ、装入装置またはスプレー装置により導入される。 異形材の形成のための次の具体的な用途が、以下、例示的に、説明される。

【００４９】 （PVC窓異形材） 窓の外側及び内側の近くに位置する、異形材の領域が、本方法に従って、断熱
性及び防音性を帯びて泡立って押出される。今まで公知の複数室システムに中空
室を備えさせたとげ状体は、前述の装置を備える。溶融体流から、とげ状体内部
で、溶融体チャネルが案内され、溶融体チャネルは、量制御（弁、絞り弁）によ
り、溶融体を、添加物を供給するための装置を通過して案内する。混合及び均質
化のための装置が、後置接続され、この」装置は、配合を実施する。PVC窓異形材
の場合、この添加物は、物理的発泡剤例えば水、二酸化炭素、アルコール、グリ
セリンなどである。

【００５０】 溶融体チャネル内の圧力経過は、減少的であり、このようにして、添加物は、
ガス発生し、体積増加が、速度増加によりまたは膨張ゾーン（漏斗状広がり）内
の体積増加により、配合された材料を、外側のPVC異形材壁に運び、その場所で
、前記材料は、均質に互いに接着的に接合される。

【００５１】 複数成分を有するこの異形材の利点は、好適で簡単な製造、断熱性（気泡内の
低圧及びひいては僅かな分子運動及び僅かな熱伝達）及び簡単な廃棄物処理コス
トにある。

【００５２】 変形として、添加物は、個々の添加付与として導入され、異形材内で高い強度
のハニカム状気泡構造を形成する。これらの構造は、場合によっては必要となる
強化異形材の代わりとなる。

【００５３】 ポリオレフィンから成る窓異形材は、前述のようであるが、ポリプロピレンPP
またはポリエチレンPE、HDPEなどから成る。

【００５４】 （家屋または内壁のためのクラッディングすなわち板状外装） 前述より簡単に、押出し異形材全体は、気泡または大きい気泡構造を添加付与
され、この場合、材料は、主流から分岐されて、配合される。 後続の較正プロセス及び冷却プロセスは、従来の方法のままである。 同一の異形材は、内装及び移動式中間壁においても、使用され、大きい気泡構
造の形成において、高い強度を特徴とする。

【００５５】 （PVC、POから成る管材） 泡立ちされたまたは充填剤または繊維強化材を供給された溶融体流を、異形材
の予定の領域例えば中間層、端縁層など内に適切に導入することにより、複数成
分管材が、簡単な手段により製造可能である。配合装置が、押出機のフランジと
、型との間に組込まれ、型のチャネルに、別の溶融体流を供給する。 溶融体と添加物と製造及び混合する別の１つの方法は、歯車ポンプの前で、添
加物を供給することにある。付加的に組込まれた混合器及び混合ヘッドが、均質
な配合を達成する。

【００５６】 （異形材の端縁層における着色） 別個の溶融体チャネル内に染料を導入することは、異なる急速に交替する着色
を可能にする。高品質染料は経済的に高価であり、従って、色彩交替の際に押出
機から出されることが不要となることは、好適である。 色彩の交替は、直接にそして損失なしに実現可能である。 染料を有する的確な端縁層を達成されることにより、コストをさらに低減する
ことが可能である。

【００５７】 （板材、遮断プレート及び複合プレートの製造） 広い作業幅の装置において、添加成分は、即座に、押出し板材の中央内に添加
されなければならないか、または、溶融体チャネルが、分岐されるが、しかし、
とげ状体内への組込みを可能にする装置において説明されたのと同様に、所与の
大きい作業幅のために形成されている。

【００５８】 （複数成分動作のための押出装置を増備するための装置） 本装置は、押出機のフランジと、型接続部材との間に取付けられ、次の構成要
素を含む。すなわち、 溶融体チャネルの分割を有する少なくとも１つの入口ホッパーと、 溶融体流の圧力及び量調整器と、 任意選択的に、ノズル、インジェクタ、供給管、混合ヘッド、多孔性焼結材料、
ポンプスライダ、装入装置またはスプレー装置から成る、添加物を導入するため
の装置と、 例えばピン、絞り、螺旋形ゾーンなどの混合ゾーンから成る混合ステーションと
、 特に気泡成分または中空気泡溶融体流のための、変化する横断面を有する膨張ゾ
ーンとである。

【００５９】 （特にホットランナーノズル内の座部ノズルまたは止り穴ノズルにより、液体媒
体内の物質の添加付与及び混合のための装置） 本発明は、ノズル円錐体と、ニードル位置により、外側を流れる媒体の量及び
流速を計量供給または遮断するノズルニードルとから成る多機能混合及び計量供
給ヘッドに関し、このノズルニードルは、内側を流れる媒体の量及び流速を計量
供給または遮断するノズルニードルを有するノズル円錐体として形成されている
。

【００６０】 弁及びノズルのこの組合せと、同心の２重円錐体として形成されている、外側
の媒体のこの流れ案内路内への噴射とが、省エネルギー混合を可能にする。 本発明は、ホットランナーノズルにも関し、前記ホットランナーノズルの閉鎖ニ
ードルは、外側を流れる溶融体内に物質を導入及び添加付与するためのインジェ
クタから成る。 同様に、この混合及び計量供給ヘッドの多数の組合せが、挙げられ、特に、可
塑化装置内への押出機及び溶融体チャネルの組込みと、静的混合器の後置接続と
が、挙げられる。

【００６１】 経済的利点は、混合ヘッド内での良好な混合を、場所的に所定の添加付与する
ことと、混合比を正確に計量供給することにある。 組込み混合ヘッドを有するホットランナーノズルとして適用される場合、プラ
スチック溶融体は、例えば染料、硬化剤、可塑剤、ガス形成剤などの物質を、型
内への噴射の直接前で、添加される。 多数の２成分ホットランナーノズル以外、提案される解決法は、次の特徴を有
する。 すなわち、不可逆バルブ内の同心に位置する閉鎖ニードルの組込み。Battenfe
ldの1987年の「射出成形」との題名のヨーロッパ特許出願第0310914号明細書に
は、図6.1-6.5の同心に位置する閉鎖ニードルが、示されている。本装置と、ヨ
ーロッパ特許出願第0310914号明細書との相違点は、その都度１つのみの媒体が
切換えられるヨーロッパ特許出願第0310914号明細書と異なり、液体流内への噴
射と、任意選択的に脈動とにより、所定の的確な添加付与、正確な計量供給およ
び／または良好な混合が、目指されることにある。

【００６２】 Huskyの米国特許第4657496号明細書には、同心に位置する供給管を有する、２
成分のためのホットランナーノズルが、開示されている。ノズルニードル内の凹
部（９）及び（８）により、位置に依存して、一方または他方または双方の成分
が、放出される。外側のノズル内の内側のノズルが、同心に形成されていること
により、内側ノズル及び外側ノズル双方の、制御される間隙幅による計量供給が
、その都度自動的に行われることが可能となる。 本装置が示す混合または急速な脈動状導入は、しかし、米国特許第4657496号
明細書の対象ではない。

【００６３】 本発明の目的は、少なくとも２つの媒体を同心で導入する以外、これらの媒体
を混合する、または、外側媒体に、内側媒体を添加付与するまたは接種する。

【００６４】 米国特許第5286184号明細書に、中空に形成されているノズルニードルの作動
の点で、米国特許第4657496号明細書と異なる、同心のノズルの変形が、開示さ
れている。この場合にも、同心で導入されるが、混合または添加付与は、設けら
れていない。 閉鎖ニードルは、サーボ機構により制御される、孔内に位置するボルトにより
、作動される。 所定の的確な添加付与および／または正確な計量供給及び良好な混合のために
、内燃機関技術において使用される座部穴ノズル（VCO valve cone orifice（弁
円錐体開口）)及びCDlインジェクタの使用が、好ましい。 所定の的確な添加付与および／または正確な計量供給及び良好な侵入深度のた
めに、内燃機関技術において使用される止り穴ノズル及びCDlインジェクタの使
用が、好ましい。

【００６５】 作動は、公知の液圧ピストン以外、サーボ機構例えばソレノイド、圧電制御液
圧式サーボによっても、行われる。

【００６６】 ［図の説明］ 参照番号 １ ノズルニードル、脈動状に動かされる ２ ノズルボディ ３ ニードル座部 ４ ノズルボディ内の扁平孔 ５ 座部穴ノズル内の自由空間 ６ 面状に配置されている孔 ７ ノズルボディ内の軸方向孔 ８ 止り穴ノズルの自由空間 ９ 高圧ポンプ １０ 流れ媒体の管 １１ インジェクタ １２ 高圧導管 １３ 漏洩油導管 １４ 添加物の容器 １５ 共通線路（共同管） １６ 歯車ポンプ １７ 流れ媒体 １８ 噴射流 １９ 可塑化シリンダ ２０ 射出成形機における可塑化チャンバ ２１ 可塑化シリンダのノズル ２２ 型 ２３ ホットランナーシステム ２４ 遮断物 ２５ 無気ピストル ２６ 圧縮器 ２７ 空気供給管 ２８ 燃焼室 ２９ 炎ゾーン ３０ 膨張チャネルを有するとげ状体 ３１ 異形材のためのウェブ ３２ 中空室のためのとげ状体 ３３ 泡立ち中空室 ３４ 中空室 ３５ 異形材 ３６ カスケード状噴射 ３７ 面状噴射 ３８ 型の中核 ３９ 連行される/混合される空気 ４０ 可塑化装置のスクリュー ４１ 好ましくは型のとげ状体内に設けられる、副チャネル内の膨張ゾーン ５１ 押出し異形材を製造するための型 ５２ 溶融体流，押出機への接続 ５３ 溶融体チャネルを有するとげ状体、溶融体流を導くための型内の組込物、
本例の場合には組込み溶融体チャネルを有する ５４ インジェクタ、添加物を噴射するためのノズル、分岐チャネル内に配置さ
れている ５５ 噴射添加物 ５５a 前方向流内での噴射 ５５b 向流内での噴射 ５６ 分岐溶融体チャネルを有する出口横断面 ５７ 中空室を形成するためのとげ状体及び、異形材内の所属の中空室 ５８ 不変の押出物と、対応する異形材とを有する溶融体チャネル ５９ 添加物のための高圧ポンプ ６０ ガス形成性添加物のための膨張ゾーン ６１ 出口内で調整可能な横断面変化、混合のためのじゃま板 ６２ 入口チャンネル内の横断面変化、調整可能 ６３ 調整パラメーターとして利用するための、分岐溶融体流内の圧力センサ ６４ 溶融体チャネル及び出口開口を有するとげ状体 ６５ 多層異形材のためのリング状入口開口 ６６ 内側異形材層のための中間の入口開口 ６７ 別の溶融体チャネルを通過する貫流チャネル ６８ 型のフランジ ６９ 押出機のフランジ ７０ 増備としの中間部品 ７１ 溶融体チャネルの変化 ７２ 溶融体チャネルへの通過口 ８１ 外側の溶融体-閉鎖ニードル ８２ 内側の物質-閉鎖ニードル ８３ ２重円錐体座部 ８４ 物質-閉鎖ニードルを作動するための孔及びボルト ８５ 孔内への物質の供給 ８６ 混合ヘッド及び計量供給ヘッドの詳細 ８７ 座部穴ノズル組込物、止り穴ノズル組込物 ８８ CDlインジェクタ ８９ 溶融体の供給チャネル ９０ 液圧式作動ピストン ９１ 物質の供給 ９２ 添加付与、物質を有する溶融体 ９３ サーボ機構例えばソレノイド/液圧装置、圧電/液圧装置 ９４ ホットランナーノズル座部 ９７ 押出しノズル座部 ９８ 供給装置 ９９ 押出し溶融体チャネル １００ 静的混合器 １０１ ガス形成性物質の輸送装置 １０２ ガス形成性物質の圧力調整弁 １０３ ガス形成性物質の循環回路 １０４ 調整循環回路液圧装置 １０５ 循環回路液圧式輸送装置 １０６ 循環回路液圧式圧力調整ｐ₂ １０７ タンク液圧装置 １０８ 弁球 １０９ ソレノイドまたは圧電装置 １１０ 弁の液圧式作動 １１１ 遮断圧、密封部材 １１２ インジェクタの弁 １１３ インジェクタのノズル １１４ 溶融体流 １１５ 溶融体流内の圧力センサ １１６ スプルーチャネル １１７ 溶融体内へのガス形成性物質の導入 １１８ 中間部品の加熱 １１９ ｐ₃（溶融体）のための圧力測定センサ １２０ 任意波形発生器 １２１ 圧力測定装置 １２２ 制御装置 １２３ SGM、押出機、連続鋳造装置の接続 １２４ ポンプ・ノズル組合せ １２５ ラッカー導管制御液圧装置 １２６ 供給管制御液圧装置 １２７ 磁石作動のためのタイロッド １２８ インジェクタ １２９ 絞り弁 １３０ バルブタペット １３１ 閉鎖力のためのばね １３２ ガス形成性物質のための供給管 １３３ 第２の媒体のための付加的チャネル １３４ 行程制限のための端部ストッパ １３５ ポンプタペット １３６ 弁座の供給管 １３７ 球形弁の供給管 １３８ 戻し中空ばね １３９ 溶融体に対する逆止弁 １４０ 漏洩油導管 １４１ 弁球座部の端縁折曲 １４２ 基礎機械の液圧装置 １４３ ガス形成性物質のための２重ピストン １４４ 液圧式制御装置のための２重ピストン １４５ Mp単位での圧力軸 １４６ ガス形成性物質の圧力Ｐ１ １４７ 液圧式制御装置の圧力Ｐ２ １４８ 溶融体の圧力Ｐ３ １４９ 制御ピストンにおける圧力Ｐ５ １５０ 時間軸 １５１ ソレノイドにおける張力 １５２ 基準軸 １５３ 台形波形 １５４ 三角形波形 １５５ 正弦波半部振動 １５６ 鐘状波形 １５７ 周期化波形 １５８ 非対称鐘状波形 １５９ インジェクタ加熱装置 １６０ 噴射ノズル １６１ 前方向流内への計量供給 １６２ 型における接続 １６３ 前方向流及び逆流内への噴霧 １６４ 連鋳材導入の拡大 １６５ ノズルボディ １６６ 座部穴ノズル １６７ ほぞ穴ノズル １６８ 止り穴ノズル １６９ ラバルノズルの拡大 １７０ 開放状態で示されているノズル円錐体 １７１ ノズルチャネル １７２ 軸方向ノズルを有する座部穴ノズル １７３ 軸方向ノズルを有する円錐体ノズル ［図の簡単な説明］ 図１及び図２には、ノズルニードル及びニードル座部を有するノズルが、示さ
れている。次の図３〜１７には、正確な計量供給及びできるだけ均質な分配のた
めの方法の用途の例が示されている。

【００６７】 図１には、座部穴ノズルが、示されている。（１）によりノズルニードルが示
され、ノズルニードル（１）は、ノズルボディ（２）内のノズル座部（３）を閉
鎖する。僅かな体積の僅かな自由空間（５）を、座部穴ノズルは有し、座部穴ノ
ズルの孔（４）は、約８０゜だけ軸からずれ、一般に、内燃機関で使用される。
右側に示されている軸線を有する孔（６）は、ノズルの軸線から０〜７５゜傾斜
している孔を形成する。

【００６８】 図２には、止り穴ノズルが、示されている。ノズルの大きい自由空間（８）は
、後まで滴が落ちる傾向を有するが、軸方向孔（７）まで面状孔（８）を形成す
るための大きい余地を提供する。

【００６９】 図３に、管（１０）内の流れ媒体のための計量供給及び混合装置の配置が、示
されている。５つのインジェクタ（１１）が、管内に突出している。インジェク
タは、添加物の高圧導管（１２）に接続されている。（１４）によりタンクが示
され、（９）により高圧ポンプが示され、（１５）により供給管（共通線路）が
示され、（１３）により漏洩油導管が示されている。

【００７０】 図４に、図３の配置が、押出機の上面図内に示されている。計量供給及び混合
装置は、本装置の混合管（１０）でもある導管内の歯車ポンプ（１６）と、型（
２２）との間に流れ方向で位置する。

【００７１】 図５は、管横断面（１０）を拡大して示す。５つのノズルボディ（２）は、７
２゜回転されて、配置されている。各ノズルボディは、軸線に対して７５゜、５
０゜、２５゜及び０゜に位置する７つの孔を有する。噴射流（１８）は、媒体（
１７）の横断面を均質にカバーする。噴射流の長さは、0.11mmと0.14mmとの間に
位置する孔直径により決定される。

【００７２】 図６に、円筒形異形材のための押出物型が示されている。多数配置されている
インジェクタ（１１）のうちの２つが、断面図に示されている。添加物（１８）
は、媒体（１７）の流速に対応して、流れ方向で噴流されて導入される。

【００７３】 図７に、ノズル配置の詳細が示されている。ノズルボディ（２）は、チャネル
内に流れ方向で少なくとも１つの孔（４）を有する。噴射流は、添加物が、壁（
１０）及び中核（３８）に到達しないように、配向される。

【００７４】 図８に、管軸（１０）に対して約４５゜傾斜する１つの個別のインジェクタの
ための用途が示されている。噴射孔（４）は、媒体流に対して鈍角で、すなわち
インジェクタ軸線から約４０゜傾斜して配置されている。

【００７５】 脈動噴射は、図９に示されているカスケード状分布を達成する。

【００７６】 図１０に、射出成形機における用途が示されている。図８及び９におけるのと
同様に、しかしこの場合には少なくとも２つのインジェクタ（１１）が示され、
添加物は、流れ方向に軽度に傾斜して、ノズル（２１）の方向へ噴射される。図
１０において、これは、スクリュー（４０）の後、可塑化シリンダ（１９）内で
、すなわちまだ可塑化空間（２０）内で行われる。これは、例えば染料の混合な
どにおける良好な混合のために好ましい。この配置は、可塑化装置内の２つのス
クリュー区間の間に位置することも可能である。

【００７７】 混合させずに正確に計量供給するために、図１１の配置が、適用される。この
場合、ノズル（２１）の出口開口内に噴射される。これは、硬化剤及び可塑剤と
の混合などの用途に適する。

【００７８】 図１２において、噴射は、インジェクタ（１１）により、型（２２）内への流
入の直接前で初めて行われる。好ましくは、これは、ホットランナーシステム（
２３）内に適用される。実際に型内に到達した混合物は、可塑化シリンダ（１９
）内の材料により決定されず、添加物の導入後初めて柔軟にそして可変に決定さ
れる。

【００７９】 図１３は、無気噴射ピストル（２５）の用途を示す。流れ媒体（３９）は、こ
の場合、流れる空気である。添加物は、ラッカー（１８）である。 脈動は、ラッカー吹付条件に対応して、調整設定される。

【００８０】 無気装置のノズル配置が、図１４に示されている。軸方向の近傍に位置するノ
ズルボディ（２）内の少なくとも１つの孔（４）は、噴射流（１８）の様子を決
定する。

【００８１】 図１５に、計量供給及び混合装置が、バーナ装置を例にして示されている。ノ
ズル（２）は、燃焼室（２７）内に突出し、燃焼室（２７）の外被（２８）は、
混合チャンバを制限する。燃焼空気は、圧縮機（２６）により圧縮され、噴霧が
、円錐体上に位置する噴射孔により、行われる。 燃料の噴射流（１８）は、正確に計量供給され混合された燃焼混合物（２９）
を形成する。

【００８２】 図１６ａ及びｂに、例えば窓異形材などの異形材の製造のための押出機のため
の型の用が示されている。計量供給及び混合装置は、この場合、押出し主連鋳材
から成る材料に、ガス形成剤を添加付与する目的を有する。形状の横断面は、図
１６ｂに示されている。インジェクタ（１１）は、副溶融体流（３０）内に突出
している。異形材を形成する流れ（３１）は、とげ状体（３２）の入口チャネル
により分離される。溶融体流（１７）が添加付与され（１８）、副連鋳材内に気
泡を形成し、気泡は、チャンバ（３３）及び（３５）内に到達する。とげ状体全
体を有するチャンバは、今まで通り、中空室（３４）として形成される。

【００８３】 図１７ａ及びｂに、副チャネル（３０）の脈動噴射（１８）が示されている。
この構成は、図１６の押出し以外の他の用途、例えばペレット製造機、固有の混
合管（１０）を有する連続鋳造装置にも適する。 図１７ａは、管（３０）または単一管（１０）の横断面を示す。 図１７ｂは、管（３０/１０）の縦断面図を示す。 ノズルボディ（２）は、７つの面状に配置されている孔（４）を有し、孔（４
）は、材料流（１７）内に噴射流（１８）を計量供給して、混合させる。 順次に、流れ方向で噴射された前述の噴射流（３８）または（３７）が得られ
る。

【００８４】 図１８において、簡単な構造（１９７３）のインジェクタのための装置全体が
示されている。ポンプ（１０１）及び（１０５）を使用することにより、この液
圧装置構成は、連動作動に適する。噴射媒体（１０５）は、制御媒体（１０４）
から分離されて案内される。循環回路の圧力は、電気的に作動される減圧弁（１
０２、１０６）により、調整設定される。弁（１１２）は、電気液圧的作動装置
により動かされる。この作動装置は、ソレノイド（１０９）、球形弁（１０８）
及び、液圧的作動のための高圧シリンダ（１１０）課なる。電気液圧的作動装置
の制御（１２２）は、噴射周期/押出しデータ（１２３）と、溶融体（１１５）
、噴射媒体（１０２）及び制御媒体（１０６）の圧力センサとを介しての情報処
理（１２０）により行われる。任意波形発生器（１２０）により、弁（１１２）
の開閉が、最適化される。溶融体流（１１４）内へのガス形成性物質（１１７）
の導入は、押出機/噴射装置（１８０）の間の中間部品（１１８）内で、溶融体
流（１１４）内に突出しているノズル（１１３）を介して、行われる。ガス形成
性物質を適温で導入するために、加熱装置（１５９）が、ノズル（１１３）の領
域内に設けられている。

【００８５】 図１９は、１９７３年の従来技術に相応するインジェクタを示す。このインジ
ェクタは、燃焼室内のノズル装置を小さく保持するために、止り穴ノズル（１１
３）から成る。弁座（１１２）は、常時圧力を案内する領域から、ノズルを閉鎖
する。押圧ばね（１３１）は、ノズルニードル（１１２）と液圧的押圧（１１０
）との間の力差を補足する。開放は、ソレノイド（１０９）を作動することによ
り、行われ、ソレノイド（１０９）は、弁球（１０８）を釈放し、制御媒体を高
圧室（１１０）から流出させる。

【００８６】 図２０は、従来技術に相応するインジェクタを示す。本質的に、すでに１９７
３年において認識可能である特徴が、存在し、電気液圧的作動装置の実施は、絞
り弁（１２９）、タイロッド（１２７）及び２重室により拡張された。市販のイ
ンジェクタは、供給管（１２６）において、制御循環回路への導管と、インジェ
クタノズルへの導管とのために、２つの孔を有する。

【００８７】 図２１は、市販の「共通線路インジェクタ」の改造を示す。既存の２つの孔は
、特殊ニップルにより分離されて供給される。

【００８８】 図２２は、第２の孔を有する市販の「共通線路」の改造を示す。元の供給管（
１３２）内の制御媒体のための孔は、閉鎖される。高圧室（１３３）への付加的
接近路が、穿孔され、制御媒体のための第２の接続ニップル（１２６）が、形成
されている。

【００８９】 図２３は、ポンプ-ノズル配置を示し、高圧室は、ノズルの領域内に配置され
ている。噴射媒体は、タペット（１３５）内の孔内で供給され、ポンプ作用は、
入口弁（１３７）及び出口弁（１３９）により達成される。溶融体の侵入は、球
（１３９）により阻止される。中空戻しばね（１３６）は、球（１３７）を座部
内に押圧する。 タペット（１３５）は、磁石振動子（１２７）により往復運動される。端部ス
トッパ（１３４）により、滴寸法が、決定される。漏洩油導管（１４０）は、漏
出する噴射媒体の問題を解決する。

【００９０】 図２４は、無気スプレーポンプを示し、このスプレーポンプと、従来技術との
相違点は、ノズル内に配置されている弁球（１３９）にある。好ましくは、ノズ
ル体積が、非常に小さく保持され、これは、球座部の端縁折曲（１４１）により
行われる。（１３４、１３５、１４０）は、図２３と同様。

【００９１】 図２５は、例えば射出成形機及びダイカスト装置におけるように、個別作動の
ための液圧装置を示す。インジェクタの作動は、２回路システム内で行われる。
圧力上昇は、既存の液圧式システム（１４２）により行われる。個別作動におい
ては、噴射を使用しない長い期間が存在するので、不連続的動作が、示されてい
る。噴射媒体（１４３）及び制御媒体（１４４）のための圧力上昇シリンダが、
圧力調整弁（１４２）を介して調整され、噴射期間は、圧力p₄を印加される。次
いで、高圧側の室は、噴射媒体のためのポンプ（１０１）と、制御媒体のための
ポンプ（１０５）とにより充填される。

【００９２】 図２６は、本願明細書において提案される方法のための圧力経過の特徴を示す
（時間ｔをx軸（１５０）としてy軸にMpaを示す）。 溶融体圧力p₃が、曲線（１４８）により示され、噴射圧力p₁が、曲線（１４６
）により示され、制御媒体圧力p₂が、曲線（１４７）により示されている。励起
電圧（１５３）が、曲線（１４９）に示されている圧力により、電気液圧的弁制
御装置を作動する。励起電圧のための異なる波形が、三角形波形（１５４）、異
なる周波数及び位相の正弦半部振動（１５５）、鐘状波形（１５６）、異なる位
相の鐘状波形（１５７）、非対称形状の鐘状波形（１５６）により達成され、こ
れらの波形は、任意波形発生器により発生される。

【００９３】 図２７、２８及び２９は、型（１６２）と噴射装置（１６０）との間に位置す
る中間部品（１１６）内の、前方向流内に配向されているノズルを有する、軸方
向に平行な溶融体チャンネル（１１４）を有する。この配置は、溶融体流（１１
４）内に滴（１６１）を添加付与するのに適する。

【００９４】 図２８は、付加的に溶融体の速度変化によりさらなる混合を可能にする、膨張
している溶融体チャネル（１１４）内の溶融体と、ガス形成性物質との良好な混
合のための、前方向流及び向流内に位置するほぞ穴ノズル（１６３）を示す。

【００９５】 図２９は、ノズルチャネル内への連鋳材導入（１６４）を示す。これは、押出
機の異形材において、軸方向中空室の導入に適する。

【００９６】 図３０、３１及び３２は、ノズルを示し、 図３０aは、従来技術を示し、 図３０bは、ほぞ穴ノズルを示す。 図３０cは、止り穴ノズルを示す。

【００９７】 図３１は、前方向流または向流における導入に適するノズルを示す。滴として
溶融体を導入するために、本発明では、流体力学的観点に従って形成される。噴
霧を回避するために、弁球（１０）及びノズル異形材（１７０）の進路方向変換
移行が、意図される。

【００９８】 図３２は、流れ方向に対して横方向に導入を行い、滴を添加付与するのに適す
るノズルを示す。

【００９９】 図３３は、流れ方向に対して横方向に配置されている、噴霧用円錐体座部（１
７２）及び扁平座部（１７３）を有するノズル形状を示す。

【０１００】 図３４は、溶融体連鋳材の配合のための装置の詳細を示す。これは、異形材型
内のとげ状体（５３）の構成において、板材の製造のための型のための列構成に
おいて、実施される。図面は、図１６a及びbと同一の切断方向を示す。 流れ方向も、左から右へ示されている。 とげ状体（５３）は、ホッパー（６４）として入口側に形成されている。入口
側において、圧力センサ（６３）が示され、圧力センサ（６３）の課題は、量調
整器（６２）及び計量供給ポンプ制御装置に、データを供給することにある。導
入は、（５５b）により、向流において示され、（５５a）において、前方向流原
理において、示されている。向流原理（５５b）における目撃された利点は、導
入が、添加付与が関連状態ではなく閉鎖状態において、行われることにある。導
入（４）は、任意選択的に、脈動状態行われることも可能である。（６１）によ
り、例示的に、溶融体の方向変換のためのじゃま板が示されている。溶融体チャ
ネル内の速度変化により、せん断力が発生し、ひいては、付加的７混合が行われ
る。（６０）により、膨張ゾーンが示されている。

【０１０１】 図３５は、軸方向に対して垂直に位置する切断面で、図３４に示されている装
置を示す。参照番号は、同一の意味を有する。注目すべき点は、この断面図にお
ける溶融tねの狭窄である。

【０１０２】 図３６a及びbにおいて、図３４及び図３５２示されている装置の出口側におけ
る横断面を示す。図３６bには、入口が、横断面で示されている。

【０１０３】 図３７a及び３７bは、図３３a及び３３bと同様の構成を示すが、例えば遮断作
用を有する上張り異形材、家屋の上張り及び管などの、簡単な泡立ち異形材のた
めである。 参照番号は、図３３と同一の意味を有する。

【０１０４】 図３８は、型の分配室への前までの溶融体チャネル構造の変形を示す。溶融体
のための中間の入口領域の形成を可能にする、２つの入口ホッパー（６４）、（
６５）が示されている。

【０１０５】 図３９は、副チャネルが中央入口個所を有し、添加物が、同心で（２重に）導
入され、次いで、溶融体が、異形材の所定の個所に分配される溶融体チャネル構
成を示す。周りを流れる領域の中央内に通過口（８７）を有する溶融体案内構成
も、示されている。

【０１０６】 図４０は、方形異形材を示し、図４０bは、円形管材異形材を示し、図４０cは
、楕円形異形材を示し、図４０ｄは、方形-丸み付き異形材を示す。これは、例
示的に、図３３、３８、３９及び４１に示されている装置により製造される、複
数の成分を有する可能な異形材形状、しかし特に、簡単な管材形状を示す。

【０１０７】 図４１は、既存の押出しライン内に付加装置として組込まれることが可能であ
り、複数成分作動のための型を増備することが可能である装置を示す。 （６６）により、型のフランジが示され、（６９）により、押出機のフランジ
が示されている。 （７０）により、増備の中間部品が示され、（７１）により、溶融体チャネル
の通過口が示されている。

【０１０８】 図４２は、図４１に示されている装置を、構造図面の形で示す。 本装置自身は、ディスク（７０）により、フランジ（６８）と（６９）との間
にねじ込まれる。このディスクは、添加物導入のための装置を含むが、溶融体を
分岐するための絞り（７２）も含む。中空とげ状体へのドッキング面を有する管
（７２）として、とげ状体までの溶融体チャネル案内構造が示されている。

【０１０９】 図４３〜４６において、射出成形機のためのホットランナーノズルが示されて
いる。

【０１１０】 図４４は、従来技術と比較しての本装置を示す。

【０１１１】 図４５〜４５Cは、ニードル先端の作動を示す。

【０１１２】 図４７は、駆動されるニードル作動装置の高速脈動サーボを有する実施例（CD
lインジェクタ）を示す。

【０１１３】 図４８は、ホットランナーノズル内へのCDlインジェクタの組込みを示す。

【０１１４】 図４９は、例えば、射出成形機または押出機の可塑化装置の溶融体チャネル内
に位置する混合または計量供給ヘッドの配置を示す。

【０１１５】 図５０は、液体・液体混合器に適するが、静的尾合金の前の押出機にも適する
、向流方法での双子装置の配置を示す。

【０１１６】 図４３は、混合、計量供給及び添加付与のための装置を示す。内側ノズルニー
ドル（８２）は、調整装置（９３）により、作動され、組込物部品（８３）と一
緒に、止り穴ノズルまたは座部穴ノズルを形成する。この組込物部品は、外側ノ
ズルニードルとして形成され、調整装置（９０）により作動される。物質の供給
は、孔（８５）内で行われ、孔（８５）は、接続部品（９１）と接続されている
。粘性媒体は、チャネル（８９）内に供給され、外側ノズル（８１）と、供給部
品（９４）例えばホットランナーノズル、可塑化装置または、押出機内の溶融体
チャネルなどとの間を通過して所定の場所に到達する。

【０１１７】 従来技術は、ボルト（８４）としての内側ノズルニードルの実施例を示し、ボ
ルト（８４）は、ボルト（８４）の位置に依存して、内側ノズル座部、外側ノズ
ル座部、または双方を閉鎖または開放する。外側ノズルニードルも、動かされ、
外側媒体の流入を調整する。

【０１１８】 図４４には、本装置が示され、図示の場合、ノズル組込物部品（８３）と共働
して、座部穴ノズル(VCO)の形状を有する。内側ノズル（８３）内の開口はｋ、
閉鎖状態において、ノズルニードル（８２）により被覆される。内側物質は、ノ
ズルニードル（８２）と座部穴ノズル（８３）との間に供給され、外側の粘性媒
体への開口内に押し動かされる。内側ノズルニードル（８２）の位置に依存して
、物質は、脈動状、噴霧状または噴射状で、外側の粘性媒体（８９）内に導入さ
れる。内側ノズルでもある、円錐形の外側ノズルニードル（８３）は、可塑化装
置（９５）のホットランナー（９４）のノズル座部内の開口、または、押出機（
９７）の溶融体チャネル内の開口を閉鎖するか、または、所望の輸送量に相応し
て開口を調整し、このようにして、双方の媒体（９２）の添加付与及び混合が行
われる。

【０１１９】 図４５Aに、外側媒体の導入のための開放位置が示されている。外側ノズルニ
ードル（８１）は開放され、内側ノズルニードル（８２）は閉鎖されている。物
質（８５）は侵入することができない。

【０１２０】 図４５Bにおいては、内側ノズルニードル（８２）も開放され、座部穴ノズル
（８３）を釈放し、内側物質（８５）は、外側媒体（９２）内に流入する。

【０１２１】 図４５Cには、内側ノズルニードル（８２）も、外側ノズルニードル（８３）
も、閉鎖されて示されている。

【０１２２】 図４５A、４６B、４６Cは、図４５A、４５B、４５Cと照応するが、拡大されて
示されている。

【０１２３】 図４７は、座部穴ノズルまたは止り穴ノズルとしてのノズル組込物内のCDlイ
ンジェクタ（８８）の組合せを示し、この組合せは、溶融体領域内のニードル座
部の機能も果し、この機能は、ホットランナーノズル（９４）の出口部を閉鎖す
る。CDlインジェクタは、調整装置（９３）により作動される。内側ノズルニー
ドルは、ソレノイド/液圧式または圧電/液圧式サーボにより作動される。物質の
供給は、ねじ（９１）を介して行われる。溶融体は、チャネル（８９）を介して
供給される。

【０１２４】 図４８と、図４６との相違点は、溶融体チャネル（８９）が、組込物（８７）
まで別個に案内されることにある。

【０１２５】 図４９は、射出成形機の可塑化装置（９６）のノズル内の混合及び計量供給ヘ
ッド（９５）の配置を示す。組込物部品（８７）は、混合ヘッド（９５）内に突
出し、組込物部品（８７）でもある外側ノズル（８１）は、溶融体（８９）の貫
流量を調整する。

【０１２６】 図５０は、例えば液体・液体混合器または、押出機（９９）の溶融体チャネル
などの、管内の計量供給及び混合ヘッド（９８）を示す。組込物部品（８７a、
８７b）は、混合器の円錐形ノズル座部内に突出し、外側ノズルニードル（８１
）として、位置に依存して、溶融体（８９）の貫流量を調整する。

【０１２７】 供給物は、案内装置（９７）により、円錐形座部内に導かれる。双方の混合ヘ
ッドの後で、双方の流路を衝突させることにより、付加的に混合すると好ましい
ことが分かった。

【０１２８】 任意選択的に、この配置においても、４つの媒体が、互いに混合される。

【０１２９】 任意選択的に、混合または計量供給装置に、静的混合器が後置接続される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ２９Ｃ 31/04 Ｂ２９Ｃ 31/04 45/18 45/18 47/10 47/10 Ｇ０１Ｆ 13/00 ３１１ Ｇ０１Ｆ 13/00 ３１１Ｚ (31)優先権主張番号 Ａ １４７５／２０００ (32)優先日 平成12年６月28日(2000．6．28) (33)優先権主張国 オーストリア（ＡＴ） (31)優先権主張番号 Ａ １９２９／２０００ (32)優先日 平成12年11月15日(2000．11．15) (33)優先権主張国 オーストリア（ＡＴ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 4F201 AA00 AB00 AL16 AL17 BA02 BA06 BC37 BD04 BD05 BK05 BK64 BK70 BK71 BK73 BN18 BQ07 BQ21 BQ31 BQ54 4F206 AB00 AR02 AR06 AR11 AR14 AR16 JA07 JF02 JF48 4F207 AC05 KA01 KF03 KF12 4G035 AB04 AB37 AB44 AB54 AC14 AE02 AE13 4G037 BA01 BC00 BD01 BD04 BD09 BD10 EA01 【要約の続き】 ルス周波数とにより、計量供給される。所望の均質な分 布は、例えば配合の間に、深く入り込む噴射流（３７） により得られる。

Claims (44)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 流れ媒体または流動化媒体内に正確な計量供給及び均質な分
   配を達成するための添加物導入方法において、 少なくとも１つのノズルであって、前記ノズルのそれぞれのノズルニードルが
   、装置により可変にかつ高い精度で動かされる前記ノズルにより、前記添加物が
   、前記媒体の体積流量に対して正確に計量供給され、少なくとも１つのノズル開
   口を経て、高い圧力と脈動により、通過する媒体内に噴射され、高い運動エネル
   ギーとパルスエネルギーを維持し、前記媒体内への貫通と均質な混合が達成され
   ることを特徴とする方法。
2. 【請求項２】 前記添加物が、脈動噴出により流れ媒体内に分配され、温度
   、圧力、パルス持続時間、周波数などの添加物の動作値、または、温度、圧力ま
   たは質量流量などの媒体の動作値の少なくとも一つが調整されることを特徴とす
   る請求項１に記載の流れ媒体または流動化媒体内に流体添加物を分配するための
   方法。
3. 【請求項３】 ガス、液体、溶融体、ペースト、プラスチック、溶液、分散
   体、乳濁液、流動化ばら物またはこれらの媒体の組合せから成る媒体流内に、溶
   融状態、ペースト状状態、プラスチック状態、液体状態、溶解状態、分散状態、
   乳濁状態またはこれらの状態の組合せの状態にある少なくとも１つの添加物を、
   たとえば噴射または噴霧などにより導入するための請求項１または２に記載の方
   法において、 流体力学的混合が、可変で脈動して作動される少なくとも１つのインジェクタ
   により実施され、正確な計量供給及び均質な混合が、添加物の動作値、すなわち
   温度と、圧力と、パルス持続時間と、パルス周波数と、媒体の動作値、すなわち
   温度と、圧力と、流速とのうちの少なくとも１つの動作値によって可変に制御さ
   れることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. 【請求項４】 例えば硬化剤、染料、ガス形成剤、可塑剤などの添加物が、
   通過するプラスチック材料、溶融金属材料及び流動化材料内に正確に計量供給さ
   れ、均質に混合されることを特徴とする請求項１から請求項３のうちのいずれか
   １つの請求項に記載の方法。
5. 【請求項５】 前記添加物が、射出成形装置内で、任意選択的に、可塑化シ
   リンダの２つの部分区間の間にあるバレル中へ、該可塑化シリンダの前部室中へ
   、可塑化チャンバの前部中へ、前記ノズルの前において、不可逆バルブの後にあ
   る溶融チャネル中へ、ホットランナーシステム中へ、溶融チャネルの側チャネル
   中へ、または型部分の側チャネル中へと噴射されることを特徴とする請求項４に
   記載の方法。
6. 【請求項６】 前記添加物が、押出装置内で、任意選択的に、押し出し可塑
   化シリンダの２つの部分区間の間にあるバレル中へ、前記バレルの前部チャンバ
   内へ、押出機ノズルの後の溶融チャネル中へ、セル形式の溶融ポンプのあとに、
   型の溶融チャネル中へ、溶融分配システムの前へ、出口の前の部分中に、脈動し
   つつ噴射されることを特徴とする請求項４に記載の方法。
7. 【請求項７】 前記添加物が、射出成形装置のプラスチック溶融体内に、任
   意選択的に、可塑化シリンダの２つの部分区間の間のバレル中へ、ノズルの前の
   前部可塑化チャンバ中へ、不可逆バルブの後に、可塑化装置の後に、溶融体チャ
   ネル内に、ホットランナーシステム内に、ホットランナーシステムの部分連鋳材
   内に、溶融体チャネルの部分区間内に、型の溶融体チャネルの部分内に、脈動し
   つつ噴射されることを特徴とする請求項４に記載の方法。
8. 【請求項８】 前記添加物が、ペレット製造装置内で、材料塊内に、ペレッ
   ト押出機の２つの部分区間の間のバレル中へ、押出機の前部チャンバ中へ、ノズ
   ルの前に、押出機のあとのマスフローチャネル中へ、型のチャネルのある部分に
   、脈動しつつ噴射されることを特徴とする請求項１から請求項３のうちのいずれ
   か１つの請求項に記載の方法。
9. 【請求項９】 バーナ又はエアレス噴霧システム内における脈動によって、
   燃焼空気流又は噴霧流へと、燃料/染料が脈動しつつ導入されることを特徴とす
   る請求項１から請求項３のうちのいずれか１つの請求項に記載の方法。
10. 【請求項１０】 液体、ガス、溶融体、ペースト、プラスチック、溶液、分
    散体、乳濁液、顆粒、木材、均質物質及び採掘原石またはこれらの媒体の組合せ
    の媒体から成る媒体流内に、溶融状態、ペースト状態、プラスチック状態、液体
    状態、液体・ガス状状態、溶解状態、分散状態、乳濁状態、またはこれらの状態
    の組合せの状態にある少なくとも１つの添加物を導入するための装置において、
    可変で脈動しつつ作動される少なくとも１つのインジェクタが、流れ領域内に突
    出して配置され、次の特徴、すなわち、 インジェクタ： ノズル数 ノズル内の孔 数 方向 直径 横断面の経過（ラバルノズル） ノズルの閉鎖 ノズルのニードル ニードル座部 止り穴・座部穴（方向変換） ニードル座部の幾何学的形状 圧力印加 ポンプノズル（脈動している） 定ポンプの共通線路 ニードルの作動 機械的 液圧的 添加物と同一の媒体（１媒体） 機械的弁 電磁弁 電磁的 圧電的 添加物のための固有の媒体（２媒体） 電気的 電磁的 圧電的 流れ横断面 横断面形状 横断面の経過（ラバルノズル） 混合器の配置 のうちの少なくとも１つの特徴が考慮されることを特徴とする装置。
11. 【請求項１１】 例えば硬化剤、染料、ガス形成剤、可塑剤、プラスチック
    、溶融金属などの添加物を導入するための請求項１０に記載の装置。
12. 【請求項１２】 射出成形装置において、インジェクタが、スクリュー（４
    ０）の後にあって、任意選択的に、前部可塑化チャンバ（２０）内に、ノズル（
    ２１）の後の溶融チャネル内に、ホットランナーシステム（２３）内に、または
    、型（２２）への入口の直前に達するよう配置されることを特徴とする請求項１
    ０または１１に記載の装置。
13. 【請求項１３】 押出装置において、前記インジェクタが、押出機の後にあ
    って、任意選択的に、歯車ポンプ（１６）の後の溶融チャネル（１０）内に、型
    （２２）の前の溶融チャネル内に、または、外側形状（１０）と内側形状（２２
    ）との間の型内に達するよう配置されることを特徴とする請求項１０または１１
    に記載の装置。
14. 【請求項１４】 射出成形装置において、インジェクタが、溶融体押出機の
    後にあって、任意選択的に、計量供給ポンプの後の溶融チャネル内に、または前
    記型（２２）内に達するよう配置されることを特徴とする（図８，９）請求項１
    ０または１１に記載の装置。
15. 【請求項１５】 燃焼領域内で、少なくとも１つのインジェクタ（１１）が
    配置され、前記インジェクタ（１１）は、少なくとも１つの孔が配置され、前記
    孔は、２０゜〜８０゜の開き角で円錐形上に位置し、流れに当たるよう燃焼空気
    流（２７）に達していることを特徴とする請求項１０または１１に記載の装置。
16. 【請求項１６】 エアレスシステムにおいて、インジェクタ（１１）が、任
    意選択的に、ほぼ軸方向に位置して配置された少なくとも１つの孔（４）を有し
    、流れ（３９）に達していることを特徴とする請求項１０または１１に記載の装
    置。
17. 【請求項１７】 例えば窓のための横断面形状を形成する押出機において、
    １つのインジェクタ（１１）が、主連鋳材（１７）の副チャネル（３１）内に、
    好ましくは、とげ状体（３２）内に機械加工されて突出し、このチャネルは、好
    ましくは、円錐状膨張ゾーン（４１）を設けられる（図１６a及びb）ことを特徴
    とする請求項１０または１１に記載の装置。
18. 【請求項１８】 ペレット製造装置において、少なくとも１つのインジェク
    タ（１１）が、媒体流（１７）内に突出し、ノズル胴体（２）が、流れ方向に対
    して横方向に位置する少なくとも１つの孔（４）を有することを特徴とする請求
    項１０または１１に記載の装置。
19. 【請求項１９】 請求項１０から請求項１８のうちのいずれか１つの請求項
    に記載のインジェクタノズルによりプラスチックまたは金属の溶融物を導入する
    装置（インジェクタ）において、 制御弁（１１２）と直接に接続している噴射ノズル（１１３）が、インジェク
    タ（１２８）として形成され、前記インジェクタ（１２８）は、圧力調整され圧
    力印加する少なくとも１つの供給管（共通線路）に接続されていることと、 任意選択的に、液圧的制御回路（１０４）が、噴射すべきガス形成性物質（１
    ０５）から分離されて形成されていることと、 噴射物質（１０３）および／または液圧的制御回路（１０４）の圧力（１０２
    ）が、任意選択的に、動的な圧力調整弁（１０２、１０６）により調整可能であ
    り、そして、制御器（１２２）により溶融体圧力（１１９）に依存して調整設定
    可能であり、インジェクタ（１２８）の液圧的制御回路（１０４）が、任意選択
    的に、ソレノイドまたは圧電素子（１０９）により作動され、この調整（１２１
    ）が、任意選択的に、自由に形成可能な波形発生器すなわち任意波形発生器（１
    ２８）により行われることと、 前記インジェクタ（１２８）の前記ノズル（１１３）が、任意選択的に、噴霧
    動作モード、動脈動作モード及び連鋳材導入動作モードにおいて、前方向流およ
    び／または向流内で噴射するように形成されていることと、 溶融体流（１１４）のゲートの一部が、動作モードに対応して、噴射領域内で
    先細りに、一様にまたは膨らんで形成され、前記インジェクタが形成された媒体
    加熱装置（１５９）を有することと を特徴とする装置。
20. 【請求項２０】 噴射装置が、回転速度が調整可能である電動機に接続され
    ている、噴射ノズルが接続されている、カム軸-列構成、半径方向ピストン-分配
    器構成及び分配器構成での脈動噴射ポンプとして形成されているか、または、溶
    融体（１３９）に対して境界を形成するために直接にノズル（１１３）に当接す
    る、励磁器、タペット、逆止弁から成るポンプ装置を備え、周波数調整される磁
    気振動子により作動されるか、または、エアレス噴霧装置のための高圧ポンプと
    して形成されているか、または、高圧高温蒸気噴霧装置として形成されているこ
    とと、 前記インジェクタ（１２８）のノズル（１１３）が、任意選択的に、噴霧動作
    モード、脈動動作モード及び連鋳材導入動作モードのために、前方向流および／
    または向流で噴霧するように形成されていることと、 溶融体流（１１４）のゲートの一部が、動作モードに対応して、噴射領域内で
    先細りに、一様に、または膨らんで形成され、噴霧ノズルが、ガス形成性媒体の
    加熱装置（１５９）を有することと を特徴とする請求項１０から請求項１８のうちのいずれか１つの請求項に記載
    の噴射ノズル（１１３）によりプラスチックまたは金属から成る添加物を導入す
    るための脈動方法のための装置。
21. 【請求項２１】 溶融体流（１１４）内に突出する少なくとも１つのインジ
    ェクタ（１２８）と、溶融体チャネル（１１５）、制御媒体回路（１０６）及び
    噴射媒体回路（１０２）内の圧力センサとから成る連鋳材のための請求項１９に
    記載の装置（押出機、連続鋳造装置）において、 制御媒体及び噴射媒体において、調整可能な圧力制限装置を有するそれぞれ１
    つの高圧ポンプ（１０１、１０５）が、形成されていることと、 前記媒体と前記媒体との間の遮断圧力を形成するための圧力調整装置が、それ
    ぞれ、噴射媒体と溶融体との間の圧力差、及び、制御媒体と噴射媒体との間の圧
    力差をほぼ一定に保持する（図１８）ことを特徴とする請求項１９に記載の装置
    。
22. 【請求項２２】 溶融体流（１１４）内に突出する少なくとも１つのインジ
    ェクタ（１２８）と、溶融体チャネル、制御媒体回路及び噴射媒体回路内の圧力
    センサ（１１５、１７４）とから成る、射出成形機及びダイカスト装置のための
    請求項１９に記載の装置において、 前記制御媒体（１０４）及び前記噴射媒体（１０５）において、調整可能な圧
    力上昇を有する既存の流体力学的機械システム（１４２）に接続されている圧力
    上昇シリンダ（１４３、１４４）が、形成され、この圧力上昇シリンダは、噴射
    サイクルの間に圧力印加され、その他のサイクル時間においては、それぞれ固有
    のチャージポンプ（１０１、１０５）により再び充填され、標準液圧装置のシリ
    ンダ室が、空にされることと、 前記媒体と前記媒体との間の遮断圧力を形成するための圧力調整装置が、それ
    ぞれ、噴射媒体と溶融体との間の圧力差（p１〜p３）、及び、制御媒体と噴射媒
    体との間の圧力差（p２〜p１）をほぼ一定に保持する（図２５）ことを特徴とす
    る請求項１９に記載の装置。
23. 【請求項２３】 制御媒体及び噴射媒体としての燃料への共通の媒体接近路
    を有する、請求項１９に記載の市販のインジェクタの改造において、 市販のインジェクタの改造において、導管のねじ接続が、特殊ニップルにより
    置換され、前記特殊ニップルは、それぞれ、制御媒体のための孔形供給路及び噴
    射媒体のための供給路を有する（図２１）ことを特徴とする請求項１９に記載の
    市販のインジェクタの改造。
24. 【請求項２４】 制御媒体及び噴射媒体としての燃料への共通の媒体接近路
    を有する、請求項１９に記載の市販のインジェクタの改造において、 市販のインジェクタの改造のために、導管のねじ接続において制御媒体のため
    の孔が、留めピンを挿入されて止り穴にされ、これにより、噴射媒体のための孔
    が、より多量に供給され、制御媒体のために、制御媒体のための供給路のための
    第２のニップルのためのねじ込み用雌ねじを有する固有の孔が、設けられる（図
    ２２）ことを特徴とする請求項１９に記載の市販のインジェクタの改造。
25. 【請求項２５】 噴射側の逆止弁（１３９）が球状・円錐形・楕円体弁とし
    て形成され、ノズルチャンバが、球/円錐形を直接的に包囲し、導管（１３７）
    の前記球状・円錐形弁は、中空戻しばね（１３８）により、タペットの個所に位
    置する弁座内に押し動かされ、ポンプタペット（１３５）は、ガス形成性物質の
    導管（１３２）に導く孔を有する（図２３）ことを特徴とする請求項２０に記載
    のポンプ-ノズル。
26. 【請求項２６】 噴射側の逆止弁（１３９）が、球状・円錐形弁として形成
    され、ノズルチャンバ（１１３）が、球・円錐体を直接に包囲する（図２４）こ
    とを特徴とする請求項２０に記載の無気噴射装置のための高圧ポンプ。
27. 【請求項２７】 制御媒体（１０６）及び噴射媒体（１０２）の圧力調整が
    、圧力センサ（１１５）の評価に従って、電気的に作動される圧力調整弁及び制
    御装置により行われ、溶融体内の圧力p₃、制御媒体内の圧力p₂、噴射媒体内の圧
    力p₁、前記制御媒体（１０６）内の圧力が、前記噴射媒体（１０２）を介して調
    整され、前記噴射媒体（１０２）は、前記溶融体（１１９）の圧力を介して調整
    されることを特徴とする請求項１９または２０に記載の装置を制御するための方
    法。
28. 【請求項２８】 前記インジェクタ（１２８）の弁（１１２）の電気-液圧
    的作動（１０８、１０９、１１０）のために、自由に形成可能な波形のための発
    生器（１２０）が、使用されることを特徴とする請求項１９または２０に記載の
    装置を制御するための方法。
29. 【請求項２９】 請求項１９または２０に記載の噴射ノズル及び噴射弁にお
    いて、 前記噴射ノズル及び前記噴射弁が、中間部品（１１６）内に、ノズル軸を中心
    として回転可能に支承され、任意選択的に、向流のためにしかし前方向流のため
    にも噴射が設計されていることと、 滴状計量供給の動作モードのためのノズル形状が、流れに好適に形成され、層
    流が達成されることが可能である（図３１及び３２）ことを特徴とする請求項１
    ９または２０に記載の噴射ノズル及び噴射弁。
30. 【請求項３０】 角状移行部（１６３、１７２、１７３）及び星状（１６７
    ）ノズル開口により、噴霧作用が、達成される（図２０及び３３）ことを特徴と
    する請求項１９または２０に記載の噴射ノズル。
31. 【請求項３１】 チャンネル軸における横断面を変化させることにより、溶
    融体の速度変化が達成される（図２８及び２９）ことを特徴とする請求項１９ま
    たは２０に記載の溶融体チャネル。
32. 【請求項３２】 押出機、型及び較正区間及び冷却区から成る、互いに当接
    するプラスチック成分から成る押出しプラスチック異形材を製造するための方法
    において、 前記型内の少なくとも１つの押出機の溶融体流が、少なくとも２つの溶融体チ
    ャネル内で案内され、押出物に、少なくとも１つの分岐溶融体チャネル内で、添
    加成分例えば硬化剤、染料、ガス形成剤、可塑剤、充填剤、繊維強化材などが、
    インジェクタ、供給管、ノズル、混合ヘッド、多孔性焼結材料、ポンプスライダ
    、装入装置またはスプレー装置を介して、好ましくは高圧で、添加され、前記添
    加成分の圧力は、好ましくは、溶融圧力内の圧力条件に従って調整され、好まし
    くは脈動しつつ供給され、任意選択的に、前記溶融体流の量が、前置接続絞り弁
    により計量供給され、この溶融体チャネルは、前記添加成分の供給区間後に、任
    意選択的に、適切な装置例えばピン、混合とげ状体及び迷路装置を備え、これに
    より、供給された添加物は、溶融体と混合され、特に、溶融体チャネルは異なる
    横断面を備え、速度変化の際に高いせん断力が発生し、従って、高い混合が行わ
    れ、前記溶融体チャネルを適切に案内することにより、材料特性及び比重におい
    て元の押出物と異なる、このように発生した第２の成分は、前記型内の適切な個
    所で、前記溶融体チャネルを適切に案内することにより、特に、変化された横断
    面例えば膨張ゾーンにより、前記異形材の測定の領域に運ばれ、複数の材料成分
    から成る連鋳材に融合され、次いで、前記較正区間及び前記冷却区間を通過して
    案内されることを特徴とする方法。
33. 【請求項３３】 特に分配器、螺旋形分配器、とげ状体ウェブ、押出し型の
    とげ状体内で、押出機の主連鋳材から分岐された溶融体流を処理するための装置
    において、 前記溶融体チャネル内の前記装置が、次の特徴、すなわち、 供給ホッパーとして形成された入口と、 圧力制御装置と接続されている、前記入口内に配置されている圧力センサと、 例えば絞り弁、弁、スライダなどの、横断面面積を変化させる装置と、 溶融体チャネル内に突出するインジェクタ、供給管、ノズル、混合ヘッド、多
    孔性焼結材料、ポンプスライダ、チャージャーまたはスプレー装置と、 例えば膨張ゾーンのためのピン、混合シャフト、迷路、可変部分を備える、供
    給区間後の溶融体チャネルと、 のうちの少なくとも２つの特徴を有することを特徴とする請求項３２に記載の
    装置。
34. 【請求項３４】 異形材、管材及び板材のための押出機、型及び較正区間及
    び冷却区間を含んで成る、互いに当接する複数のプラスチック成分から成る押出
    しプラスチック材を製造する装置において、 前記装置が、少なくとも１つの押出機内の溶融体流が少なくとも２つの溶融体
    チャネルに分割されるように前記型内に配置され、前記装置が、少なくとも１つ
    の分岐溶融体チャネル内の押出物内に、このチャネル内に突出して配置され、好
    ましくは高圧を有するポンプに接続されているノズル、インジェクタ、供給管、
    混合ヘッド、多孔性焼結材料、ポンプスライダ、装入装置またはスプレー装置に
    より、添加成分例えば硬化剤、染料、ガス形成剤、可塑剤、充填剤、繊維強化材
    により、添加されるように形成され、好ましくは、溶融体チャネル内に配置され
    ている圧力センサにより、添加成分の圧力が、溶融体流内の圧力条件に従って、
    調整され、好ましくは、脈動しつつ供給され、任意選択的に、前置接続絞り弁が
    溶融体流内に配置され、溶融体流の量が計量供給され、任意選択的に、この溶融
    体チャネルは、添加成分の供給区間の後にあって、例えばピン、混合とげ状体及
    び迷路装置などの適切な装置を備え、前記適切な装置は、溶融体と供給添加成分
    を混合し、特に、前記溶融体チャネルは、異なる横断面を備えて形成され、前記
    溶融体チャネルは、材料特性例えば比重、色彩、硬度、組織の構造において元の
    押出物と異なり、このようにして発生された第２の成分が、前記型内の所与の個
    所に接続されるように形成され、前記異形材の指定の領域への前記溶融体チャネ
    ルの案内は、前記溶融体が、前記型内で複数の材料成分から成る連鋳材に融合す
    るように形成されていることを特徴とする装置。
35. 【請求項３５】 前記溶融体チャネルの前記分割、前記添加成分の前記案内
    、型個所へつながる供給管が、１つの中間部品内に配置され、この中間部品は、
    既存の型に対する付加装置として、押出機のフランジと、既存の型のフランジと
    の間に固定されていることを特徴とする請求項２３に記載の装置。
36. 【請求項３６】 少なくとも２つの成分から成る、所定の横断面を有する、
    プラスチックから成る押出し異形材において、 少なくとも２つの成分が、１つの押出物から到来して、前記型内で、装置によ
    り、別々の溶融体チャネル内に案内され、これらのチャネル内の前記溶融体は、
    供給添加物により、材料特性例えば比重、色彩、硬度及び組織の構造において、
    元の押出物と異なることを特徴とする押出し異形材。
37. 【請求項３７】 少なくとも１つの粘性物質を計量供給し、添加付与し、別
    の粘性物質と混合するための装置であって、前記装置は、外側円錐体と、ニード
    ル位置により、外側を流れる媒体の量及び速度を計量供給または遮断する外側ノ
    ズルニードルとから成る装置であって、外側ノズルニードルは中空に形成されて
    いる装置において、 前部領域内の外側中空ノズルニードルの中空室が、座部穴ノズルまたは止り穴
    ノズルとして形成され、内側ノズルニードルを有し、前記内側ノズルニードルは
    、円錐形座部と形状結合で密着結合し、前記ノズルニードルは、それぞれ１つの
    配置されている調整機構により作動されることを特徴とする装置。
38. 【請求項３８】 射出成形型のためのホットランナーノズルと、外方へ案内
    されている閉鎖ニードルとから成る装置において、 前記閉鎖ニードルが、中空に形成され、ニードル先端に、斜めに位置し一般に
    ニードル座部表面に対して直角に位置する少なくとも１つの噴射孔を有し、前記
    ニードルの後端は、高圧導管により、圧力制御されるポンプに接続され、前記ポ
    ンプは、その都度、ホットランナーノズルの開口とは独立して、ノズルニードル
    に媒体を供給することを特徴とする装置。
39. 【請求項３９】 前記閉鎖ニードルが、中空に形成され、配置されている噴
    射孔を閉鎖するニードルが、内部に配置され、このニードルは、機構により作動
    されることを特徴とする請求項３７または３８に記載の装置。
40. 【請求項４０】 前記ニードルが、CDlインジェクタの形に形成され、この
    インジェクタは、調整ピストンにより作動され、ノズル組込物が、ニードルとし
    て形成され、好ましくは、噴射孔は、噴射開口が円錐形ノズル座部内に突出する
    ように、ノズル座部内に達していることを特徴とする請求項３７または３８に記
    載の装置。
41. 【請求項４１】 外側ノズルニードルと内側ノズルニードルとの間の間隙が
    、溶融体の吸込み作用が、前記内側ノズルニードルの内部内の物質に作用される
    ように形成されていることを特徴とする請求項３９に記載の装置。
42. 【請求項４２】 前記装置が、静的混合器が後置接続されて配置されている
    液体・液体混合器内に配置されていることを特徴とする請求項３７から請求項４
    １のうちのいずれか１つの請求項に記載の装置。
43. 【請求項４３】 前記装置が、射出成形機の可塑化装置のノズル内に配置さ
    れていることを特徴とする請求項３７から請求項４１のうちのいずれか１つの請
    求項に記載の装置。
44. 【請求項４４】 前記装置が、押出機の溶融体チャネル内に配置されている
    ことを特徴とする請求項３７から請求項４１のうちのいずれか１つの請求項に記
    載の装置。