JP2003527236A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JP2003527236A
JP2003527236A JP2001567850A JP2001567850A JP2003527236A JP 2003527236 A JP2003527236 A JP 2003527236A JP 2001567850 A JP2001567850 A JP 2001567850A JP 2001567850 A JP2001567850 A JP 2001567850A JP 2003527236 A JP2003527236 A JP 2003527236A
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sealing
suction
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JP2001567850A
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ベルネルト、リヒャルト
メンデツ−ガロン、ベンジャミン
ウエベルシャル、マンフレッド
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ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ−
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    • B05C5/005Curtain coaters
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D21H23/22Addition to the formed paper
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、液状またはペースト状塗布媒体(516)を、材料ウェブ(巻帯)(520)、特に紙あるいは板紙ウェブに対して直接または間接に塗布する塗布機構(512)を備えた装置(510)に関する。本発明の装置は、基材(U)の移動方向(L)に沿って塗布機構(512)の前方に配置され且つ基材(U)に伴って運ばれる空気境界層(G)を減衰するために設けられた要素(570)を備える。空気境界層(G)を減衰するため減衰装置は、基材(U)に対して密封する状態で押圧され実質上すべりを生じることなく基材上を転動するシーリング要素(570)を具備可能であり、及び/又は本発明の装置は電極構成及び/又は超音波源及び/又は非接触的に機能する弾性マスキング要素を具備可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、液状またはペースト状塗布媒体を塗布ユニットを用いて移動する基
材に塗布する装置であって、基材は直接塗布の場合において材料ウェブ(巻帯)
、特に紙あるいは板紙ウェブの表面であり、また間接塗布の場合は、塗布媒体を
材料ウェブの表面に転写する転写要素、好ましくは転写ロールの表面であるよう
な装置に関する。また本発明は、基材の走行方向に沿って塗布ユニットの上流側
に配置され、基材に伴って運ばれる空気境界層を減衰する装置に関する。
【0002】 基材に伴って運ばれる空気境界層は他の種類の塗布ユニットにおける塗布結果
にも悪影響を及ぼすことがあるが、以下本発明では、カーテン式塗布装置、すな
わち塗布ユニットが塗布媒体を基材上に実質的に重力の作用下で移動するカーテ
ンまたはヴェール状に放出する塗布装置の例を用いて詳細に説明する。
【0003】 カーテン式塗布ユニットを用いた材料ウェブのコーティング(業界では「カー
テン式コーティング」としても知られている)においては、塗布媒体が塗布媒体
カーテンの形で基材に放出され、塗布媒体カーテンは実質的に重力の作用下で塗
布ユニットから基材へと移動する。この場合カーテン式塗布ユニットは基材から
所定の距離だけ離れて配置されていることから、特に、例えばウェブの破損時な
どに損傷を受けるリスクがより低いという利点がある。カーテン式塗布ユニット
は、その他の「非接触式」塗布ユニット、例えば塗布ユニットから基材への塗布
媒体の移動が主に塗布ユニットの放出ノズルからの吐出運動量によって行われる
フリージェットノズル式塗布ユニットと根本的に異なっている。何故ならカーテ
ン式塗布ユニットでは、放出ノズルから放出されるカーテンの形状が塗布媒体の
表面張力と重力との間の相互作用にだけさらされる。この場合表面張力は、非常
に大きい表面または周長を有するカーテンを、その容積あるいは断面積において
収縮し、それによってその表面を減少しようとする。この効果は、カーテンを伸
張しようとする重力によってだけ対抗する作用を受ける。従って、作動幅が大き
くなるほど、作動幅全体にわたって一様に厚い塗布媒体カーテンを得るのはより
困難になることが容易に分かる。
【0004】 塗布媒体を実質的に重力の作用下で移動する塗布媒体カーテンまたはヴェール
として材料ウェブに供給するカーテン式塗布ユニットを用いた材料ウェブのコー
ティングは、写真フィルム、音響テープなどのコーティング分野で以前から知ら
れていた。しかし、かかる応用分野で使われる材料ウェブは、10mを超える材
料ウェブ幅が要求される紙やボール紙のウェブを製造する最新の設備と比べかな
り狭い幅を有している。そのような広い幅にわたって一様な厚さの塗布媒体カー
テンを形成可能とし、それを安定に保持することは、比較的制御が簡単で既知の
幅が狭い塗布媒体カーテンから作用上の解決策の示唆を自明には得られない作業
である。さらに、紙やボール紙のウェブを製造する最新の設備においては、材料
ウェブが既知の狭幅材料ウェブの移動速度よりもはるかに高い3000m/分に
至る速度で移動するばかりでなく、塗布媒体カーテンの安定性に対しても一層高
い負荷を課す。
【0005】 DE 199 03 559 A1 は、材料ウェブに伴って運ばれる空気境界層を、カーテン
式塗布ユニットの上流側直前で減衰可能とすることを意図した一連の作用原理全
体を提供している。しかしながらこの公報は、そうした作用原理の効率を向上可
能とする方法については論じていない。
【0006】 WO 97/03009 は、特にグラビア印刷、ウェブ給送式オフセット印刷及びフレキ
ソ印刷において、媒体すなわち印刷インクの塗布後における材料ウェブの乾燥の
問題に取り組んでいる。同公報は、材料ウェブの表面上の気体分子をコロナ放電
によってイオン化し、イオン化分子を電極に向かって加速することにより、この
「イオン風」に関与する材料ウェブ表面における気体交換に基づき乾燥効率を高
めることを提案している。
【0007】 より完全を期して、更に別の先行技術にかかわる DE 198 03 240 A1 及び DE
198 29 449 A1 も参照されるべきである。
【0008】 これに対し、本発明の目的は、幅広の高速で移動する材料ウェブ、好ましくは
紙や板紙のウェブの製造及び/又は仕上げに使われる塗布装置を、特に空気境界
層の影響を減衰する点において更に改良することにある。
【0009】 上記目的は本発明によれば、液状またはペースト状塗布媒体を塗布ユニットを
用いて移動する基材に塗布する装置で、基材は直接塗布の場合において材料ウェ
ブ、特に紙あるいは板紙ウェブの表面であり、間接塗布の場合には、塗布媒体を
材料ウェブの表面に転写する転写要素、好ましくは転写ロールの表面であり、基
材に伴って運ばれる空気境界層を減衰する装置が基材の走行方向に沿って塗布ユ
ニットの上流側に配置されている装置において、減衰装置は、基材に対して密封
するように押圧され基材上を実質的にすべりを生じることなく転動するシーリン
グ要素からなる装置によって達成される。
【0010】 前記シーリング要素は例えば、シーリングロール及び/又はエンドレスに循環
するシーリングベルトとし得る。
【0011】 減衰装置と塗布媒体が基材に衝突するとの間の基材の走行部分において空気境
界層が新たに形成されるのを防止可能とするため、その走行部分はできるだけ短
くできれば有利である。この点を達成可能とするため、本発明の発展変形例にお
いては、前記シーリングロールが約10mmと約38mmの間の直径を有するこ
とが提案される。このようなドクターバー型シーリング要素は、比較的小さい直
径を有するため、塗布媒体が基材に衝突する位置に特に近づけて配置できる。し
かし原理的には、後で詳しく説明するように、もっと大きい直径のシーリングロ
ールも使用可能である。
【0012】 基材の表面に加わる応力をより減少可能とするため、前記シーリング要素はゴ
ム被覆表面を有することが提案される。しかしシーリング要素は、例えばクロム
メッキ表面などの金属表面を有することもできる。また、空気境界層の減衰効率
を高めるため、加熱及び冷却するなどシーリング要素を温度制御可能としたり、
及び/又は静電帯電可能にしてもよい。
【0013】 空気境界層に対する障壁作用を更に高めるため、前記シーリング要素を吸引要
素として構成することもできる。一方シーリング要素は、空気境界層を基材から
「吹き飛ばす」ために、気体好ましくは空気、水蒸気などを駆逐するポンプ要素
として構成するのも可能である。
【0014】 吸引要素として構成される場合及びポンプ要素として構成される場合どちらに
おいても、前記シーリング要素の被覆は複数の開口を備えるように形成したり及
び/又は多孔性材料で形成することができる。
【0015】 本発明の発展変形例においては、吸引装置の吸引開口を基材の走行方向に沿っ
て前記シーリング要素と前記塗布ユニットとの間に配置することが提案される。
かかる吸引装置によれば、空気境界層のうちシーリング要素では基材から除去で
きなかった部分を更に減衰可能である。この場合、基材と係合する部分は別にし
て、シーリング要素を吸引装置の吸引ボックス内にほぼ完全に収容できる。これ
は、特に相対的に大きい直径を有するシーリングロールに適用される。
【0016】 吸引効率を向上するため、前記吸引開口を出口側及び/又は供給側において、
ダイアフラム要素、例えば基材の表面に対して垂下スクレーバとして当接される
のが好ましい弾性変形可能なダイアフラム要素によって囲むことも可能である。
この垂下スクレーバが、空気境界層が塗布ユニットへ向かって移動するのを防止
すると共に、空気境界層に伴って運ばれてきた空気をせき止める。その結果、空
気境界層の流れの層流特性が破壊され、その少なくとも一部を乱流に変換して、
その抽出除去を容易化する。
【0017】 垂下スクレーバは、好ましくはプラスチック、金属シート、あるいは複合素材
からなる可撓性フォイル(箔)として構成可能である。可撓性フォイルは吸引装
置の吸引作用によって基材に密着し、従って第1にシーリング効果を向上し、第
2に新たな空気境界層の形成を防止する。垂下スクレーバを金属シートで作製す
る場合は、厚さが最大0.2mm のステンレス鋼シートを用いるのが好ましい。
しかし、垂下スクレーバをテフロン(登録商標)で表面被覆した複合材料で形成
するのも有利であることが実証されている。この場合には、複合材料が必要な耐
温度性及び可撓性を保証する一方、テフロン(登録商標)の表面被覆が垂下スク
レーバと移動する基材との間の低摩擦を保証する。更に、垂下スクレーバは走行
方向に湾曲させてもよく、湾曲させれば弾性コンプライアンスが容易に向上し、
基材との摩擦がより一層減少する。
【0018】 更にあるいは代替的に、少なくとも1つの弾性ダイアフラム要素をブラシで構
成してもよいが、ブラシは吸引装置の入口側の端部に配置されるの好ましい。ブ
ラシは、弾性フォイルで形成される垂下スクレーバよりも基材に与える負荷が小
さい。従って、特に直接塗布の場合、材料ウェブ及び特にその表面が特定の保護
を必要とするので、ブラシの使用が好ましい。
【0019】 ブラシの有する効果は、ブラシの毛の硬さ及び走行方向に沿った範囲によって
影響されることがある。材料ウェブの自由な引き状態に適用される場合、つまり
材料ウェブが裏当てロールなどの裏当て要素によって支持されてない部分では、
機能的能力を保証するため複数対のブラシを用いることができ、各対のブラシが
それぞれ材料ウェブの両側に配置される。さらに、ブラシを異なる硬度の毛で構
成してもよく、毛の硬度は基材の走行方向に沿って順次減少するのが好ましい。
この場合、給送領域における硬い毛が空気境界層を遅滞させる一方、それに続く
柔らかい毛が進入してくる空気境界層の層流を、基材からより容易に除去可能な
乱流へと順次変換させる。柔らかいブラシの毛は、例えば馬の毛など、天然毛か
ら形成するのが好ましい。
【0020】 垂下スクレーバ及び/又はブラシに加えてあるいは代替的に、少なくとも1つ
の弾性要素をさらに発泡材、好ましくは発泡ゴムで作製された要素で構成するこ
ともでき、この要素は例えば吸引装置の側縁に配置される。この種の発泡要素は
、それを取り囲むより硬い部品に対しその形状を容易に適応可能である。そのた
め発泡要素は特に、垂下スクレーバまたはブラシなど他の要素と協働して吸引装
置の密封を完成させるのに適している。
【0021】 材料ウェブが破損した場合、最悪には破損に続いて材料ウェブが裏当てロール
に巻き付いてしまった場合でも、上記したどの種類の弾性変形要素も、巻き付き
の結果増大する裏当てロールの実効直径に容易に追従でき、正常な動作状態が再
生された後、最初の位置あるいは形状に再び復帰可能である。従って、材料ウェ
ブの破損時にも、上記弾性変形要素は損傷のリスクがないか、あっても許容可能
なわずかな程度である。
【0022】 第1に吸引装置と塗布ユニット間でのウェブ部分上における空気境界層の再形
成を防止可能とするため、第2にカーテン式塗布ユニットが使われる場合に、吸
引装置またはそこに配置される部品による塗布媒体カーテンの物理的な破断を防
止可能とするため、吸引装置の下流端または例えば吸引装置の下流端に配置され
た垂下スクレーバなどの弾性要素と塗布媒体が基材に衝突する位置との間の距離
を、約1mmと約100mmの間、好ましくは約10mmと約50mmの間の値
にすることが提案される。
【0023】 別の観点からすると、本発明の目的は、前記減衰装置が電極装置からなる一般
型の塗布装置によっても達成される。電極装置は、空気境界層に対しさまざまな
異なる方法で影響を及ぼすことができ、それによって空気境界層の層流の少なく
とも一部を乱流に変換できる。
【0024】 電極装置が基材を横断する方向に沿って相互に隣接して配置された、好ましく
はニードル電極である複数の個々の電極から構成される場合、あるいは電極装置
が少なくとも1つのフラット電極を備え、フラット電極は基材と対面する側に複
数の突起あるいはニードル状点を有する場合、電極と基材との間で放電が発生す
る。この放電で帯電された空気分子が電極装置によって形成された電場内で加速
され、その結果空気境界層の流れの層流特性が少なくとも部分的に乱される。
【0025】 上記の効果を高めるため、前記電極装置は基材から約2mmと約30mmの間
の距離を有する。また電極装置は、例えば約5kVと約60kVの間、好ましく
は約30kVの値である所定の電位に保たれる。
【0026】 上記した放電効果に代わるものとして、前記電極装置が高周波の交流電場を発
生するように構成することも可能である。交流電場の周波数は、空気分子の少な
くとも一部が励起され振動するように選択される。その振動の結果、上記と同じ
く、空気境界層の層流の少なくとも一部が乱流に変換される。
【0027】 さらに別の電極装置は、例えば吸引装置に、好ましくはその下流側端に配置さ
れ、吸引装置から電気絶縁される。電極装置は吸引装置の実働吸引領域内、すな
わち例えば少なくとも1つの弾性要素によって区切られた吸引装置の領域内に配
置されるのが特に有利である。その理由は、このように配置すれば、吸引装置と
電極装置がそれぞれ別個に作用するのでなく、相互に補完しあって空気境界層に
影響を及ぼせるからである。例えば、電極装置によって生じた空気境界層の流れ
の乱流部分を、直ちに吸引装置によって抽出除去可能である。
【0028】 交流電場によって振動を励起する代わりに、超音波源からなる減衰装置によっ
て、同等の振動励起を行うこともできる。この超音波源の周波数も、空気分子の
少なくとも一部が励起され振動するように選択される。
【0029】 さらに別の観点によれば、本発明の目的は、前記減衰装置が一端において取り
付け支承され反対側の自由端が基材に対向して位置する弾性シーリングプレート
を有し、シーリングプレートはその支承側端と自由端との間の位置で支持されて
回転軸を形成し、シーリングプレートのうち支承側端と支持位置との間の部分が
シーリングプレートの両側間で生じる差圧によってたわむことにより、シーリン
グプレートのうち支持位置と自由端との間の部分のたわみを少なくとも妨げるよ
うに作用し、特に比較的高い差圧時においても、シーリングプレート(782)
と基材(U)との間に予め定義可能な最大距離を維持するような一般型の塗布装
置によっても達成される。この種の減衰あるいはシーリング装置は、例えば本出
願人による DE 198 17 202 A1 に開示されている。従って、上記減衰あるいはシ
ーリング装置の構成及び機能については、 DE 198 17 202 A1 の全開示内容がこ
こで参照され、本出願の開示の一部を成すものとする。
【0030】 この実施形態によれば、基材の走行速度が相対的に高い場合でも、機能的な低
下を実質上排除できる。第1に、基材に伴って運ばれてきた破壊を生じる可能性
のあるものでも減衰装置を通過可能なため、シーリングプレートに損傷を及ぼす
リスクが避けられ、また損傷の結果シーリング作用が永久的に失われてしまうこ
ともない。さらに比較的弾性のシーリングプレートを支持することで、例えば負
圧を生じる換気装置の領域内で発生するような比較的高い差圧時においても、シ
ーリングプレートと基材との間の距離が増大するのを防げる。このように、シー
リングプレートのうち支承側端と支持位置との間の部分のたわみが、シーリング
プレートのうち支持位置と自由端との間の部分に、後者の部分の望ましくないた
わみが実質上補償されるように作用する。
【0031】 減衰装置の実際の構成方式に関わりなく、空気境界層のうち最上層を実質上完
全に除去する調整装置を減衰装置の上流側に配置するのが有利である。減衰装置
の効率は通常、例えば基材の走行速度などさまざまな影響に依存している。調整
装置は空気境界層の最上領域を取り除く結果、完全にではないにしても、それら
の影響への依存性が減少されることを保証する。また、減衰装置は空気境界層の
全体に対して作用させる必要がなくなり、調整装置を通過した部分にだけ作用す
ることになる。このように、減衰装置にかかる負荷が軽減され、それに応じてよ
り低い動力で構成可能となる。
【0032】 簡単な実施形態の一例において、前記調整装置は基材の横断方向に延びたバー
から構成でき、例えば単純はシート状金属片によって形成可能である。また調整
装置では、例えば横断方向から見たときヘッドが上向きの翼輪郭の形状をなす横
断面を有するようにして、空気力学的効果を利用することもできる。
【0033】 良好な結果は、例えば、調整装置を基材から約3mmと約10mmの間の距離
だけ離れた位置に配置するときに得られる。
【0034】 調整装置は、自立式の以外に、減衰装置に取り付けられるようにも設計可能で
ある。
【0035】 上述したように、本発明による減衰装置は特に、カーテン式塗布ユニット、す
なわち塗布媒体を基材上に実質的に重力の作用下で移動するカーテンまたはヴェ
ール状に放出する塗布ユニットを有する塗布装置において使用可能である。
【0036】 以下本発明を、幾つかの例示実施例を用い、添付の図面を参照して詳細に説明
する。
【0037】 図1から図8は、本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面
図である。
【0038】 本発明による塗布装置は、図1においてその全体を10で示してある。塗布装
置はカーテン式塗布ユニット12を備え、その放出ノズル14から塗布媒体16
が、走行方向Lに移動する基材U上に塗布媒体カーテン18として放出される。
図面に示した例示実施例において、基材Uは材料ウェブ20の表面20aによっ
て形成され、塗布媒体16が塗布層22としてウェブ表面20aに施される。
【0039】 空気境界層Gを減衰するため、吸引ボックス26を備えた吸引装置24が走行
方向Lに沿って塗布ユニット12の上流側に配設され、吸引装置24は基材Uか
ら所定の距離に配置されている。その距離にも係わらず有効な吸引抽出を可能と
するため、図面に示した例示実施例において吸引ボックス26の吸引領域26a
は、それぞれ異なる設計の複数のシーリング要素28,30及び32によって周
囲から密封され、これらのシーリング要素はすべて弾性的に変形可能な要素とし
て設計されている。
【0040】 走行方向Lに沿った出口側で、弾性フォイル(箔)28が吸引ボックス26に
取り付けられ、弾性フォイル28は例えば、表面にテフロン(登録商標)が被覆
された複合材料から作製可能である。弾性フォイル28は、上方から下方へ且つ
右側から左側へ向かって湾曲して延び、材料ウェブ20の表面20aに接触する
と共に、固有の弾性により材料ウェブ20に対しプレストレス状態に置かれてい
る。さらに弾性フォイル28は、吸引ボックス26の吸引作用によって基材Uに
対し圧接され、そのシーリング効果を高めている。弾性フォイル28の上流側で
、吸引ボックス26の吸引領域26a内に進入した空気境界層Gがせき止められ
、その結果空気境界層Gの流れの層流特性を少なくとも部分的に破壊し、空気境
界層Gに伴って運ばれてくる空気の吸引ボックス26による吸引抽出を容易化す
る。弾性フォイル28の下流側端28aは、カーテン18が基材Uに衝突する位
置Pから距離dだけ離れている。この距離dは、第1に吸引ボックス26と衝突
位置Pとの間のウェブ部分上における空気境界層の再形成、及び第2に弾性フォ
イル28とカーテン18との間の物理的接触が防止されるように寸法決めされて
いる。
【0041】 入口側において、吸引ボックス26の吸引領域26aはブラシ30によって囲
まれている。このブラシ30は吸引領域26aに進入する空気境界層Gを妨げ、
その層流特性を減衰して乱流成分を高める。ブラシ30の作用効率を増大するた
め、ブラシ30の毛30aの硬さが走行方向Lに沿って減少され、この点は図1
中右側から左側に向かって減少するブラシ30の個々の毛30aを表わす線の太
さで示されている。硬い毛は空気境界層Gによってそれほど容易にたわまないた
め空気境界層Gを妨げるのに特に適する一方、柔らかい毛はその移動性が高いた
め、層流を乱流に変換するのにより適している。
【0042】 さらに、横方向Qに対しほぼ直交して延びる側方囲い要素32が比較的長い線
によって示されており、側方囲い要素32は例えばゴムから作製でき、吸引領域
26aを周囲に対して完全に密封するのに用いられる。
【0043】 さらに、三角形のウェッジバー形状の調整装置が、図1中吸引装置24の上流
側に配置されている。この調整バー36は、基材に近い空気境界層の領域が吸引
ボックス26へ供給される前に、空気境界層Gの最上層を上方にそらせる役割を
果たす。この比較的簡単に得られる空気境界層Gの減衰の結果、吸引装置24が
備える動力をより低いものとでき、そのためより優れたコスト効率が得られる。
また、調整バー36の後方側における空気境界層Gの厚さは、調整バー36を設
けない場合ほど鋭敏に、塗布装置10の動作パラメータの関数として変化しなく
なる。
【0044】 本発明による塗布装置の別の実施例を図2に示す。この塗布装置の全体が、図
2中110によって示されている。この実施例では、偏向バー140が走行方向
Lに沿ってカーテン塗布ユニット112の上流側に設けられ、偏向バー140の
一端140aが空気境界層Gの一部を分離する。さらに偏向バー140は、分離
された空気流の一部G’をほぼ180( 偏向させ、その一部G’を走行方向Lと
逆向きで空気境界層Gに作用せしめるように湾曲状に設計されている。この偏向
バー140を設けたことで、空気境界層Gの少なくとも上方領域における層流特
性が減衰可能である。分割壁142が設けられ、空気流G’が空気境界層Gに対
し実質上乱されないまま導かれるのを可能としている。偏向バー140と分割壁
142は、基材Uから1mmより小さい距離だけ離れているのが好ましい。
【0045】 偏向バー140によって分離された空気の別の部分G”は、偏向バー140の
開口140bを通り、塗布媒体カーテン118のすぐ上流側における[空隙]内
へ導かれる。このようにすることで、カーテン118の供給側で生じる正圧がカ
ーテン118を、空気境界層Gの影響に対してさらに安定化せしめる。
【0046】 図3に示した塗布装置210の場合には、電場を発生しその電場中を材料ウェ
ブ220が通過するようにした装置250が、走行方向Lに沿ってカーテン塗布
ユニット212の上流側に設けられている。この場合電場は、放電を起こして空
気境界層G中の空気分子を帯電させると共に、帯電分子を基材Uと直交する方向
に加速可能である。しかしながら、装置250によって高周波の交流電場を空気
境界層Gに作用させることも可能であり、交流電場の周波数は、空気分子の少な
くとも一部が励起されて振動するように選ばれる。上記両方の効果により、空気
境界層Gの層流の少なくとも一部が、右側から左側に向かって次第に大きく湾曲
する旋回矢印によって示す乱流に変換され、その結果として空気境界層Gが減衰
される。
【0047】 図1に示す実施例においても、電場発生装置250に対応する電極配列50を
、特に好ましくは吸引ボックス26の下流側で吸引ボックス26と弾性フォイル
28との間に設けることもできる。電極配列50から発生した放電プロセスeが
空気境界層Gの層流特性を乱し、空気境界層Gに伴って運ばれる空気が吸引ボッ
クスにより容易に吸引抽出可能とする。
【0048】 図4に示す塗布装置310は図3に示す実施例と比べ、材料ウェブ320に伴
って運ばれる空気境界層Gを減衰するため走行方向Lに沿ってカーテン塗布ユニ
ット312の上流側に設けられた装置360が超音波源からなる点だけが異なる
。超音波源の周波数は空気境界層G中の空気分子の少なくとも一部が励起されて
振動するように選ばれる。この結果得られる空気境界層Gの減衰については、図
3に関連した上記の説明を参照のこと。
【0049】 さらに、塗布装置410について図5に示すように、走行方向Lに沿ってカー
テン塗布ユニット412の上流側に配置され、材料ウェブ420の表面420a
に対して圧接され且つその上を転動するシーリングロール470によっても減衰
可能である。シーリングロール470のカバー470aは、例えばゴムやゴム様
素材から作製され、シーリングロール470から加わる圧力の結果生じる材料ウ
ェブ420の加圧をできるだけ低く保つようにしている。また、ロールカバー4
70aは複数の開口470bを有し、シーリングロール470は吸引ポンプ47
2に接続され、空気境界層Gに伴って運ばれる空気を材料ウェブ420の表面4
20aから開口470bを通じて少なくとも部分的に吸引抽出する。
【0050】 あるいは、図6に塗布装置510の例を用いて示したように、シーリングロー
ル570は、上記と異なり開口のないロールカバー570aを有することも可能
である。シーリングロール570は裏当てロール574と協働してニップ(摺接
隙間)Nを形成し、そのニップNを通して材料ウェブ520が導かれる。材料ウ
ェブ520がニップNの領域内で裏当てロール574の周囲を巻いて延び、シー
リングロール570もニップNの領域内で材料ウェブ520に接しているので、
ニップN領域内の空気境界層Gがシーリングロール570によって阻止される。
【0051】 媒体塗布の前に材料ウェブ520の厚さ及び/又は滑らかさ及び/又は多孔性
分布を調整する目的で材料ウェブ520をカレンダー処理するのが望ましい場合
には、両ロール570と574を加熱または冷却可能なカレンダーロールとして
も同時に使用可能である。そのためには、図6中矢印Dで示すように、ニップN
内における固有線圧力あるいは固有面圧力を設定する必要がある。
【0052】 シーリングロール570を設けたにもかかわらずニップNを通過してしまう空
気境界層Gの成分gをさらに一層減衰可能とするため、シーリングロール570
のすぐ後方に、吸引ポンプ572に接続された吸引ボックス576の吸引開口5
76aが配置されている。吸引開口576aは出口側で、例えば材料ウェブ52
0に当接される垂下スクレーバからなるダイアフラム要素528によって密封さ
れている。吸引開口576aは図6に示すようにシーリングロール470にすぐ
続いて位置し、また図6ではもう1つのダイアフラム要素528’により吸引開
口576aは2つに分割されている。
【0053】 吸引開口576aと塗布ユニット512からカーテン518状に放出される塗
布媒体516の衝突位置Pとの間の走行区域をできるだけ短くするため、シーリ
ングロール570はそのほぼ全体が吸引ボックス576内に収容されている。す
なわち、材料ウェブ520と係合するシーリングロール570の円周部分と、そ
の円周部分に隣接し材料ウェブ520と吸引ボックス576との間の安全余地を
与える円周部分だけが、吸引ボックス576から突き出ている。
【0054】 図5及び図6に示した両シーリングロール470及び570は各々吸引装置と
組み合わせて設計されているが、原理的にはシーリングロール自体だけを設ける
ことも可能である。その場合の一例として、図7に示した実施例が参照されるべ
きである。図7に示した実施例によれば、ドクターバー型のシーリングロール6
70、つまり約10mmと約38mmの間の直径を有し、「ドクターベッド」6
78内に取り付けられたシーリングロールが、裏当てロール674の周囲に沿っ
て巻かれた材料ウェブ620に対し当接されている。塗布装置610のこの実施
例は、シーリングロール670と塗布ユニット612から放出される塗布媒体カ
ーテン618の衝突位置Pとの間の走行区域の長さdを特に短く保つのを可能に
している。
【0055】 ドクターバー型ロール670と対照的に、ロール470及び570はマシン幅
に応じて1000mmまでの直径を有し、例えばマシン幅が4mの場合には約5
00mmの直径を有する。ダイアフラム要素528の配置は、ロール直径が比較
的大きい場合でも、塗布媒体カーテン518から小さい距離dでの設定を可能と
する。
【0056】 最後に図8は、実質上非接触で動作し、塗布装置710で使用可能なシーリン
グ装置780を示しており、シーリング装置780はそれ自体として、また例え
ば図1に基づく実施例における調整バー36の代わりに別のシーリング装置と組
み合わせて用いられる。シーリング装置780は比較的弾性の高いシーリングプ
レート782を備え、シーリングプレート782はその一端が吸引ボックス78
4に設けられた支承体786に取り付けられ、その自由端が材料ウェブ720に
対し距離Xを隔てて対向している。
【0057】 シーリングプレート782は支承体786に締め止めされた一端から離れるに
つれ、吸引ボックス784の領域内に形成される負圧側784aから正圧側へ向
かって上向きに湾曲している。またこの図示例では、自由端領域において、シー
リングプレート782が材料ウェブ720に対し少なくとも接線方向に延びるよ
うに配されている。
【0058】 比較的弾性の高いシーリングプレート782は、支承側の一端と自由端との間
の位置782aで支持され、ウェブ走行方向Lに対し横断方向に延びる回転軸を
形成しており、シーリングプレートの両側間に生じる差圧の結果支承側の一端と
支持位置782aとの間のシーリングプレート部分782bがたわむため、支持
位置782aと自由端との間のシーリングプレート部分782cの望ましくない
たわみを少なくとも防ぐように作用し、特に比較的高い差圧の場合であってもシ
ーリングプレート782と材料ウェブ720との間に最大距離Xを維持するよう
に構成されている。そのため、特に比較的高い差圧の場合でも、所望の距離Xが
少なくとも実質上維持される、すなわちそれより大きくならない。
【0059】 本例の場合、比較的弾性の高いシーリングプレート782は負圧側784aに
配置された比較的硬い支持プレート788によって支持されている。支持プレー
ト788は貫通開口788aを備え、その左側端でシーリングプレート782の
隣接端共に支承体786に締め止めされている。
【0060】 支持位置782a及びひいてはその位置に形成される回転軸は、シーリングプ
レート782の支承側端よりもシーリングプレート782の自由端の方により近
づいて位置し、本例ではシーリングプレート782の自由端の領域内に配されて
いる。その結果、シーリングプレート782のうち支持位置より左側の部分78
2bによって、差圧にさらされる比較的大きい作用領域が得られ、この作用領域
がたわんでシーリングプレート782のうち材料ウェブ720に隣接する部分7
82cの望ましくないたわみを防ぐように作用するため、比較的高い差圧の場合
でも距離Xは実質上変化しない。支持プレート788に設けられた開口788a
により、支承側の一端と支持位置782aとの間のシーリングプレート部分78
2bに所望の通り負圧が作用することが保証される。
【0061】 図8から分かるように、ウェブ走行方向Lに対し横断方向に延びる回転軸を形
成するシーリングプレート782は、その下側に位置した比較的硬い支持プレー
ト788の右端自由端によって支持されている。
【0062】 シーリングプレートの自由端部分782cと材料ウェブ720との間に維持す
べき距離は調整可能である。さらにこの距離Xは、塗布装置が停止状態あるいは
低いウェブ走行速度の場合でも得られる。しかし原理的には動的シーリングも可
能であり、塗布装置が始動してウェブ速度が上昇する場合にだけ、シーリングプ
レートの自由端部分782cが空気境界層Gの一部によって持ち上げられ、最終
的に動作速度に到達したときに所望の距離Xが得られるようにすることもできる
。動作時、最終的には非接触シーリングが得られるので、この場合であっても摩
損の生じる可能性はない。
【0063】 従ってシーリング装置780はいずれの場合も、材料ウェブ720に伴い引き
ずられて運ばれる空気Gの大部分が、図8には示してない塗布媒体カーテンの衝
突点Pの領域へ入りこむのを防止する。
【0064】 その結果、材料ウェブ720に伴い引きずられて運ばれる空気境界層Gは、そ
の大部分が除去つまり払拭される。言及し得る更に別の利点として、シーリング
プレートの自由端部分782cは材料ウェブ720に沿って運ばれる汚染物に対
して容易に後退可能であり、またウェブが破損したり支持ロール774が「詰ま
った」場合でも、シーリング装置780が損傷する危険を確実に防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【図2】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【図3】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【図4】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【図5】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【図6】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【図7】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【図8】 本発明による塗布装置の各種実施例の極めて簡略化した側面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月7日(2002.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウエベルシャル、マンフレッド ドイツ、89547 デッティンゲン、キーフ ェンウェーグ 3 Fターム(参考) 4F041 AA12 AB01 BA07 BA51 BA56 CA04 CA22 4F042 AA03 AA22 AB00 BA03 BA06 DD07 DD09 DD16 DD17 DD27 DD46 4L055 CH10 CH30 EA15 EA34 FA30 GA19

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状またはペースト状塗布媒体(516)を塗布ユニット(
    412;512;612)を用いて移動する基材(U)に塗布する装置(410
    ;510;610)で、 基材(U)は直接塗布の場合において材料ウェブ(420;520;620)
    、特に紙あるいは板紙ウェブの表面であり、間接塗布の場合には、塗布媒体を材
    料ウェブの表面に転写する転写要素、好ましくは転写ロールの表面であり、 基材(U)に伴って運ばれる空気境界層(G)を減衰する装置(470;57
    0;670)が基材(U)の走行方向(L)に沿って塗布ユニット(412;5
    12;612)の上流側に配置されている装置において、 減衰装置は、基材(U)に対して密封するように押圧され基材上を実質的にす
    べりを生じることなく転動するシーリング要素(470;570;670)から
    なることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記シーリング要素はシーリングロール(470;570;
    670)であることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記シーリングロール(470;570)は1000mmま
    での直径を有することを特徴とする請求項2記載の塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記シーリングロール(670)は約10mmと約38mm
    の間の直径を有することを特徴とする請求項2記載の塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記シーリング要素はエンドレスに循環するシーリングベル
    トであることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記シーリング要素(470;570;670)はゴム被覆
    表面(470a;570a)を有することを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か一項に記載の塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記シーリング要素(470;570;670)はクロムメ
    ッキ表面などの金属表面(470a;570a)を有することを特徴とする請求
    項1から5のいずれか一項に記載の塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記シーリング要素(470;570;670)は温度制御
    及び/又は静電帯電に適応可能であることを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か一項に記載の塗布装置。
  9. 【請求項9】 前記シーリング要素(470)は吸引要素として形成されて
    いることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の塗布装置。
  10. 【請求項10】 前記シーリング要素はポンプ要素として形成されているこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の塗布装置。
  11. 【請求項11】 前記シーリング要素(470)の被覆(470a)が複数
    の開口(470b)を備えていることを特徴とする請求項1から10のいずれか
    一項に記載の塗布装置。
  12. 【請求項12】 前記シーリング要素(470)の被覆(470a)が多孔
    性材料で形成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記
    載の塗布装置。
  13. 【請求項13】 吸引装置(576)の吸引開口(576a)が基材(U)
    の走行方向(L)に沿って前記シーリング要素(570)と前記塗布ユニット(
    512)との間に配置されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか
    一項に記載の塗布装置。
  14. 【請求項14】 前記吸引開口(576a)は出口側及び/又は供給側にお
    いて、ダイアフラム要素(528)、例えば基材(U)の表面に対して垂下スク
    レーバとして当接されるのが好ましい弾性変形可能なダイアフラム要素によって
    囲まれていることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の塗布装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1の前文及び所望であれば前記請求項のいずれか一
    項に記載の特徴部分を備えた塗布装置において、前記減衰装置は電極装置(25
    0)からなることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  16. 【請求項16】 前記電極装置(250)は、基材(U)を横断する方向に
    沿って相互に隣接して配置された、好ましくはニードル電極である複数の個々の
    電極から構成されていることを特徴とする請求項15記載の塗布装置。
  17. 【請求項17】 前記電極装置(250)は少なくとも1つのフラット電極
    を備え、フラット電極は基材(U)と対面する側に複数の突起あるいはニードル
    状点を有することを特徴とする請求項15記載の塗布装置。
  18. 【請求項18】 前記電極装置(250)は基材(U)から約2mmと約3
    0mmの間の距離を有していることを特徴とする請求項15から17のいずれか
    一項に記載の塗布装置。
  19. 【請求項19】 前記電極装置(250)は約5kVと約60kVの間の値
    であるのが好ましい所定の電位に保たれていることを特徴とする請求項15から
    18のいずれか一項に記載の塗布装置。
  20. 【請求項20】 前記電極装置(250)は高周波の交流電場を発生するこ
    とを特徴とする請求項15から19のいずれか一項に記載の塗布装置。
  21. 【請求項21】 前記交流電場の周波数は、空気分子の少なくとも一部が励
    起され振動するように選択されていることを特徴とする請求項20記載の塗布装
    置。
  22. 【請求項22】 前記電極装置(50)は吸引装置(26)に、好ましくは
    その下流側端に配置され、吸引装置から電気絶縁されていることを特徴とする請
    求項15から21のいずれか一項に記載の塗布装置。
  23. 【請求項23】 請求項1の前文及び所望であれば前記請求項のいずれか一
    項に記載の特徴部分を備えた塗布装置において、前記減衰装置は超音波源(36
    0)からなり、好ましくは空気分子の少なくとも一部が励起され振動するように
    超音波源の周波数が選択されていることを特徴とする前記請求項のいずれか一項
    に記載の塗布装置。
  24. 【請求項24】 請求項1の前文及び所望であれば前記請求項のいずれか一
    項に記載の特徴部分を備えた塗布装置において、前記減衰装置(780)は、一
    端(786)において取り付け支承され反対側の自由端が基材(U)に対向して
    位置する弾性シーリングプレート(782)を有し、シーリングプレート(78
    2)はその支承側端と自由端との間の位置(782a)で支持されて回転軸を形
    成し、シーリングプレートのうち支承側端と支持位置(782a)との間の部分
    (782b)がシーリングプレートの両側間で生じる差圧によってたわむことに
    より、シーリングプレートのうち支持位置(782a)と自由端との間の部分(
    782c)のたわみを少なくとも妨げるように作用し、特に比較的高い差圧時に
    おいても、シーリングプレート(782)と基材(U)との間に予め定義可能な
    最大距離(X)を維持することを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  25. 【請求項25】 空気境界層(G)のうち最上層を実質上完全に除去する調
    整装置(36)が減衰装置(24)の上流側に配置されていることを特徴とする
    前記請求項のいずれか一項に記載の塗布装置。
  26. 【請求項26】 前記調整装置(36)は基材(U)の横断方向(Q)に延
    びたバーからなることを特徴とする請求項25記載の塗布装置。
  27. 【請求項27】 前記調整装置(36)は横断方向(Q)から見たとき、ヘ
    ッドが上向きの翼輪郭の形状をなす横断面を有することを特徴とする請求項25
    または26記載の塗布装置。
  28. 【請求項28】 前記調整装置(36)は基材(U)から約3mmと約10
    mmの距離を隔てて配置されていることを特徴とする請求項25から27のいず
    れか一項に記載の塗布装置。
  29. 【請求項29】 前記調整装置(36)は自立式に設計されていることを特
    徴とする請求項25から28のいずれか一項に記載の塗布装置。
  30. 【請求項30】 前記調整装置は前記減衰装置に取り付けられていることを
    特徴とする請求項25から28のいずれか一項に記載の塗布装置。
  31. 【請求項31】 前記塗布ユニット(12)は、塗布媒体(16)を基材(
    U)上に実質的に重力の作用下で移動するカーテンまたはヴェール(18)状に
    放出するカーテン式塗布ユニットであることを特徴とする前記請求項のいずれか
    一項に記載の塗布装置。
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