JPH05293431A - 塗布方法 - Google Patents
塗布方法Info
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- JPH05293431A JPH05293431A JP4126657A JP12665792A JPH05293431A JP H05293431 A JPH05293431 A JP H05293431A JP 4126657 A JP4126657 A JP 4126657A JP 12665792 A JP12665792 A JP 12665792A JP H05293431 A JPH05293431 A JP H05293431A
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- coating liquid
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- ultrasonic waves
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/74—Applying photosensitive compositions to the base; Drying processes therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/007—Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
- B05C5/008—Slide-hopper curtain coaters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C9/00—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
- B05C9/06—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウエブ表面の極性基数に関係なく、かつウエ
ブの素材の性質に左右されず、塗布速度を著しく向上さ
せることのできる塗布方法を提供する。 【構成】 ウエブ1は塗布バックアップローラ2によっ
て保持されつつ注液器3より流出する塗布液4を付与さ
れる。主発振器5からの高周波信号が増幅器6により増
幅され、振動子7に印加される。振動子7で発生した超
音波はホーン8により導かれ、塗布液4とウエブ1の接
触線に照射される。 【効果】 ウエブからの塗布液切れを防止して、塗布限
界速度を例えば5〜26%も上昇させることができた。
また超音波照射時も塗布層に横段状の厚みムラの発生は
なかった。
ブの素材の性質に左右されず、塗布速度を著しく向上さ
せることのできる塗布方法を提供する。 【構成】 ウエブ1は塗布バックアップローラ2によっ
て保持されつつ注液器3より流出する塗布液4を付与さ
れる。主発振器5からの高周波信号が増幅器6により増
幅され、振動子7に印加される。振動子7で発生した超
音波はホーン8により導かれ、塗布液4とウエブ1の接
触線に照射される。 【効果】 ウエブからの塗布液切れを防止して、塗布限
界速度を例えば5〜26%も上昇させることができた。
また超音波照射時も塗布層に横段状の厚みムラの発生は
なかった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に写真用フィルム、印
画紙などの写真感光材料の製造において、連続走行して
いる帯状可撓性支持体(以下「ウエブ」と称する)上に
各種液状組成物を付与する方法に関する。
画紙などの写真感光材料の製造において、連続走行して
いる帯状可撓性支持体(以下「ウエブ」と称する)上に
各種液状組成物を付与する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエブの塗布速度を高速化する方法とし
て、 塗布バックアップローラに直流、交流などの高電圧を
印加させて、注液器とウエブ間の液切れを防止して塗布
速度を上昇する方法(特公昭49−7050号公報参
照) 放電電極に直流高電圧を印加してコロナ放電によりウ
エブ表面に単極性の電荷を与えて塗布する方法(特開平
1−21441号公報参照)。 ウエブを塗布前に加熱して室温より高い温度で塗布す
る方法(特開平1−21441号公報参照)。 界面活性剤を含有するゼラチン下塗層を有する支持体
に塗布する場合、塗布バックアップローラに直流高電圧
を印加して塗布する方法(特開昭63−4881号公報
参照)などが開示されている。
て、 塗布バックアップローラに直流、交流などの高電圧を
印加させて、注液器とウエブ間の液切れを防止して塗布
速度を上昇する方法(特公昭49−7050号公報参
照) 放電電極に直流高電圧を印加してコロナ放電によりウ
エブ表面に単極性の電荷を与えて塗布する方法(特開平
1−21441号公報参照)。 ウエブを塗布前に加熱して室温より高い温度で塗布す
る方法(特開平1−21441号公報参照)。 界面活性剤を含有するゼラチン下塗層を有する支持体
に塗布する場合、塗布バックアップローラに直流高電圧
を印加して塗布する方法(特開昭63−4881号公報
参照)などが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらの方法
において直流高電圧を塗布バックアップローラに印加す
るか、またの方法のように放電電極に直流高電圧を印
加しコロナ放電によりウエブ表面に単極性の電荷を形成
させる場合、ウエブ表面の極性基数が比較的多いと、す
なわちの方法のように界面活性剤が存在すると、印加
される電場による静電引力に加えて、ウエブ表面への極
性基の配向によるためにおそらくウエブの表面の濡れが
良化して塗布速度を上昇させることができるが、ウエブ
表面の極性基数が比較的少ないと(ウエブ表面から1μ
mの深さまでのウエブ単位面積当りの極性基数として4
×10-3 当量/m2 以下)、上記極性基配向によるウ
エブ表面の濡れが良化されず、塗布速度を期待するほど
上昇させることができないという問題点があった。また
の方法はウエブ素材としてポリオレフィンのように、
融点やガラス転移温度が低い場合には適用できないとい
う問題点があった。
において直流高電圧を塗布バックアップローラに印加す
るか、またの方法のように放電電極に直流高電圧を印
加しコロナ放電によりウエブ表面に単極性の電荷を形成
させる場合、ウエブ表面の極性基数が比較的多いと、す
なわちの方法のように界面活性剤が存在すると、印加
される電場による静電引力に加えて、ウエブ表面への極
性基の配向によるためにおそらくウエブの表面の濡れが
良化して塗布速度を上昇させることができるが、ウエブ
表面の極性基数が比較的少ないと(ウエブ表面から1μ
mの深さまでのウエブ単位面積当りの極性基数として4
×10-3 当量/m2 以下)、上記極性基配向によるウ
エブ表面の濡れが良化されず、塗布速度を期待するほど
上昇させることができないという問題点があった。また
の方法はウエブ素材としてポリオレフィンのように、
融点やガラス転移温度が低い場合には適用できないとい
う問題点があった。
【0004】本発明の目的は上記従来の問題点を解消
し、ウエブ表面の極性基数に関係なくかつウエブの素材
の性質に左右されず、塗布速度を著しく向上させること
のできる塗布方法を提供することにある。
し、ウエブ表面の極性基数に関係なくかつウエブの素材
の性質に左右されず、塗布速度を著しく向上させること
のできる塗布方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の上記目
的は、連続的に走行する帯状可撓性支持体上に塗布液を
塗布する方法において、該支持体と該塗布液の接触線ま
たは該接触線近傍に対し超音波を照射することを特徴と
する塗布方法。によって達成される。
的は、連続的に走行する帯状可撓性支持体上に塗布液を
塗布する方法において、該支持体と該塗布液の接触線ま
たは該接触線近傍に対し超音波を照射することを特徴と
する塗布方法。によって達成される。
【0006】本発明において該ウエブと該塗布液の接触
線もしくは該接触線の近傍に超音波を照射するというこ
とは、塗布液がウエブに塗布される前に該ウエブに同伴
している薄い空気層を振動させることによって該空気層
をより細かな気泡に分裂させ塗布液中により速やかに溶
解させて、該ウエブと該支持体との間に空気層が残留す
ることにより生じるいわゆるエア同伴現象というトラブ
ルを防止して、塗布速度の上昇を可能にすることであ
る。(宮本とScriven、Paper,p101
8,AlChE Annual Meeting(19
82)参照)。該超音波としてはその周波数が好ましく
は10〜120〔KHz〕で、音圧の振幅(ピーク間)
としては15mm水柱以上であって、該ウエブと該塗布
液が接触する直前に該ウエブに同伴される空気層が振動
するように照射することが望ましく、該ウエブと該塗布
液との接触線かその近傍5cm以内が照射点となる。超
音波の発生方法としては、圧電形、電歪形や磁歪形の電
気的手段、または機械的手段があるが、周波数領域と超
音波が伝播する媒体の多様性から磁歪形が好ましい。ま
た超音波発振器としては、自励発振式と主発振電力増幅
式であるが、実用上、主発振信号を電気的に増幅する主
発信電力増幅式が好ましい。従って、主発振器、増幅器
と超音波発生源である振動子、さらに場合によっては、
振動子に取り付けるホーンとから構成される手段により
超音波を発生させる。超音波の照射方法としては、振動
子またはホーンを該ウエブに接触させるか、又は超音波
が減衰しない範囲内で該ウエブに近接させてもよい。
線もしくは該接触線の近傍に超音波を照射するというこ
とは、塗布液がウエブに塗布される前に該ウエブに同伴
している薄い空気層を振動させることによって該空気層
をより細かな気泡に分裂させ塗布液中により速やかに溶
解させて、該ウエブと該支持体との間に空気層が残留す
ることにより生じるいわゆるエア同伴現象というトラブ
ルを防止して、塗布速度の上昇を可能にすることであ
る。(宮本とScriven、Paper,p101
8,AlChE Annual Meeting(19
82)参照)。該超音波としてはその周波数が好ましく
は10〜120〔KHz〕で、音圧の振幅(ピーク間)
としては15mm水柱以上であって、該ウエブと該塗布
液が接触する直前に該ウエブに同伴される空気層が振動
するように照射することが望ましく、該ウエブと該塗布
液との接触線かその近傍5cm以内が照射点となる。超
音波の発生方法としては、圧電形、電歪形や磁歪形の電
気的手段、または機械的手段があるが、周波数領域と超
音波が伝播する媒体の多様性から磁歪形が好ましい。ま
た超音波発振器としては、自励発振式と主発振電力増幅
式であるが、実用上、主発振信号を電気的に増幅する主
発信電力増幅式が好ましい。従って、主発振器、増幅器
と超音波発生源である振動子、さらに場合によっては、
振動子に取り付けるホーンとから構成される手段により
超音波を発生させる。超音波の照射方法としては、振動
子またはホーンを該ウエブに接触させるか、又は超音波
が減衰しない範囲内で該ウエブに近接させてもよい。
【0007】本発明におけるウエブとしては、紙、プラ
スチックフィルム、レジンコーティッド紙、合成紙など
が包含される。プラスチックフィルムの材質は、例え
ば、ポリエチレン,ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニル,ポリスチレンな
どのビニル共重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン
などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート,ポリ
エチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエステル、
ポリカーボネート、セルローストリアセテート,セルロ
ースダイアセテートなどのセルロースアセテートなどが
使用される。場合によってはゼラチンなどの下塗層がウ
エブ表面に施される。また、レジンコーティッド紙の被
覆に用いる樹脂としては、ポリエチレンをはじめとする
ポリオレフィンが代表的であるが、必ずしもこれに限定
されない。またレジンコーティッド紙表面は平滑面のみ
に限らず、凹凸を有する粗面であってもよい。また本発
明における「塗布液」とは、その用途に応じて種々の組
成のものが含まれるが、例えば写真感光材料におけるよ
うな、感光乳剤層、下塗層、保護層、バック層などの塗
布液;その他接着剤層、着色層、防錆層、などの塗布液
が挙げられ、それら塗布液は水溶性バインダーまたは有
機バインダーを含有して成っている。
スチックフィルム、レジンコーティッド紙、合成紙など
が包含される。プラスチックフィルムの材質は、例え
ば、ポリエチレン,ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニル,ポリスチレンな
どのビニル共重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン
などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート,ポリ
エチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエステル、
ポリカーボネート、セルローストリアセテート,セルロ
ースダイアセテートなどのセルロースアセテートなどが
使用される。場合によってはゼラチンなどの下塗層がウ
エブ表面に施される。また、レジンコーティッド紙の被
覆に用いる樹脂としては、ポリエチレンをはじめとする
ポリオレフィンが代表的であるが、必ずしもこれに限定
されない。またレジンコーティッド紙表面は平滑面のみ
に限らず、凹凸を有する粗面であってもよい。また本発
明における「塗布液」とは、その用途に応じて種々の組
成のものが含まれるが、例えば写真感光材料におけるよ
うな、感光乳剤層、下塗層、保護層、バック層などの塗
布液;その他接着剤層、着色層、防錆層、などの塗布液
が挙げられ、それら塗布液は水溶性バインダーまたは有
機バインダーを含有して成っている。
【0008】支持体上への前記の塗布液を付与する方法
としては、スライドコート、ローラビードコート、スプ
レーコート、エクストルージョンコート、カーテンコー
トなどが利用でき、また、塗布液とウエブとの接触線近
傍を溶解度の高い気体、例えば二酸化炭素で充満させる
方法と併用してもよい。(特開昭62−186966号
公報、特開昭62−197176号公報参照)さらにそ
の他の方法も併用可能である。
としては、スライドコート、ローラビードコート、スプ
レーコート、エクストルージョンコート、カーテンコー
トなどが利用でき、また、塗布液とウエブとの接触線近
傍を溶解度の高い気体、例えば二酸化炭素で充満させる
方法と併用してもよい。(特開昭62−186966号
公報、特開昭62−197176号公報参照)さらにそ
の他の方法も併用可能である。
【0009】本発明の実施態様を図を用いて説明する
と、図1において、ウエブ1は塗布バックアップローラ
2によって保持されつつ注液器3より流出する塗布液4
を付与される。主発振器5からの高周波信号が増幅器6
により増幅され、振動子7に印加される。振動子7で発
生した超音波はホーン8により導かれ、塗布液4とウエ
ブ1の接触線に照射される。
と、図1において、ウエブ1は塗布バックアップローラ
2によって保持されつつ注液器3より流出する塗布液4
を付与される。主発振器5からの高周波信号が増幅器6
により増幅され、振動子7に印加される。振動子7で発
生した超音波はホーン8により導かれ、塗布液4とウエ
ブ1の接触線に照射される。
【0010】
【実施例】本発明の効果を実施例によってさらに詳しく
説明する。ただし本発明は実施例にのみ限定されるもの
ではない。ウエブ(支持体)としてポリエチレンのレ
ジンコーティッド紙 厚み:220μmの被塗布面に、
厚み0.3μmのゼラチン層を、裏面にアルミナゾル層
をそれぞれ下引したものを用いた。被塗布面の表面粗度
は平均粗さRa=1.4μmであった。さらに、別のウ
エブとして三酢酸セルロース(厚み:122μm)の
被塗布面に厚み0.3μmのゼラチン層を、裏面に導電
性高分子を下引きしたものを用いた。被塗布面の表面粗
度は平均粗さRa=0.1μmであった。塗布液として
は、石灰処理ゼラチン(新田ゼラチン(株)製)の水
溶液(重量濃度は12.5wt%)に界面活性剤として
ドデシル・ベンゼン・スルホン酸ナトリウムを0.75
〔g/リットル〕と赤色の染料を添加したものとカラ
ーネガフィルム用のハレーション防止層として用いられ
る銀粒子を含む組成の液体に、石灰処理ゼラチンを加え
てゼラチンの重量濃度を12.5wt%とし、と同じ
界面活性剤と染料を同濃度添加したものを用いた。前記
塗布液はいずれも剪断速度が50sec-1での粘度
が70cpになるようにポリスチレンスルホン酸ナトリ
ウムを添加することで調整された。
説明する。ただし本発明は実施例にのみ限定されるもの
ではない。ウエブ(支持体)としてポリエチレンのレ
ジンコーティッド紙 厚み:220μmの被塗布面に、
厚み0.3μmのゼラチン層を、裏面にアルミナゾル層
をそれぞれ下引したものを用いた。被塗布面の表面粗度
は平均粗さRa=1.4μmであった。さらに、別のウ
エブとして三酢酸セルロース(厚み:122μm)の
被塗布面に厚み0.3μmのゼラチン層を、裏面に導電
性高分子を下引きしたものを用いた。被塗布面の表面粗
度は平均粗さRa=0.1μmであった。塗布液として
は、石灰処理ゼラチン(新田ゼラチン(株)製)の水
溶液(重量濃度は12.5wt%)に界面活性剤として
ドデシル・ベンゼン・スルホン酸ナトリウムを0.75
〔g/リットル〕と赤色の染料を添加したものとカラ
ーネガフィルム用のハレーション防止層として用いられ
る銀粒子を含む組成の液体に、石灰処理ゼラチンを加え
てゼラチンの重量濃度を12.5wt%とし、と同じ
界面活性剤と染料を同濃度添加したものを用いた。前記
塗布液はいずれも剪断速度が50sec-1での粘度
が70cpになるようにポリスチレンスルホン酸ナトリ
ウムを添加することで調整された。
【0011】塗布方法として、塗布液が注液器内部のマ
ニホールドからスロットを経由して注液器の傾斜面を流
下した後、自由落下液膜を形成してウエブ上に付与され
るいわゆるカーテン方式を用いた。塗布液の自由落下距
離は10cmであった。塗布液の注液器からの流出流量
は注液器10mm幅当り1.25〔ml/sec〕であ
った。超音波の照射方法として、主振器として岩通
(株)製のファンクションジェネレータSG4111
を、増幅器としてゴールドムント社(スイス)製パワー
アンプミメイシス8を、振動子としてパイオニア(株)
製リボン型トゥイーターPT−R7IIIを、ホーンと
して肉厚1mmの真鍮製でホーン長さが40mm、振動
面の面積と先端の開口面積との比が10:1のものを用
いた。主振器から増幅器への入力信号波形は正弦波で周
波数範囲は10〜120〔kHz〕、振幅(ピッチ間)
の範囲は0〜300〔mV〕であった。ホーン先端から
ウエブと塗布液自由落下液膜との接触線までの距離は2
0mmであった。このとき主振器の発生信号振幅が30
0〔mV〕の時、ウエブ上の超音波照射点における超音
波の振幅(ピッチ間)は35mm水柱であった。照射さ
れる超音波の周波数〔KHz〕と振幅〔mm水柱〕を変
更して、塗布液がウエブに濡れなくなるエア同伴現象が
発生し始めるウエブの移動速度を測定した。ウエブ2種
類と塗布液2種類との4つの組合せでの測定結果を表1
から表4に示す。また超音波照射時も塗布層に横段状の
厚みムラの発生はなかった。
ニホールドからスロットを経由して注液器の傾斜面を流
下した後、自由落下液膜を形成してウエブ上に付与され
るいわゆるカーテン方式を用いた。塗布液の自由落下距
離は10cmであった。塗布液の注液器からの流出流量
は注液器10mm幅当り1.25〔ml/sec〕であ
った。超音波の照射方法として、主振器として岩通
(株)製のファンクションジェネレータSG4111
を、増幅器としてゴールドムント社(スイス)製パワー
アンプミメイシス8を、振動子としてパイオニア(株)
製リボン型トゥイーターPT−R7IIIを、ホーンと
して肉厚1mmの真鍮製でホーン長さが40mm、振動
面の面積と先端の開口面積との比が10:1のものを用
いた。主振器から増幅器への入力信号波形は正弦波で周
波数範囲は10〜120〔kHz〕、振幅(ピッチ間)
の範囲は0〜300〔mV〕であった。ホーン先端から
ウエブと塗布液自由落下液膜との接触線までの距離は2
0mmであった。このとき主振器の発生信号振幅が30
0〔mV〕の時、ウエブ上の超音波照射点における超音
波の振幅(ピッチ間)は35mm水柱であった。照射さ
れる超音波の周波数〔KHz〕と振幅〔mm水柱〕を変
更して、塗布液がウエブに濡れなくなるエア同伴現象が
発生し始めるウエブの移動速度を測定した。ウエブ2種
類と塗布液2種類との4つの組合せでの測定結果を表1
から表4に示す。また超音波照射時も塗布層に横段状の
厚みムラの発生はなかった。
【0012】ウエブと塗布液の組合せでの塗布限界
速度〔m/分〕を表1に示す。
速度〔m/分〕を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】ウエブと塗布液の組合せでの塗布限界
速度〔m/分〕を表2に示す。
速度〔m/分〕を表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】ウエブと塗布液の組合せでの塗布限界
速度〔m/分〕を表3に示す。
速度〔m/分〕を表3に示す。
【0017】
【表3】
【0018】ウエブと塗布液の組合せでの塗布限界
速度〔m/分〕を表4に示す。
速度〔m/分〕を表4に示す。
【0019】
【表4】
【0020】
【発明の効果】上記に示すように本発明の塗布方法によ
り、ウエブからの塗布液切れを防止して、塗布限界速度
を例えば5〜26%も上昇させることができた。また超
音波照射時も塗布層に横段状の厚みムラの発生はなかっ
た。
り、ウエブからの塗布液切れを防止して、塗布限界速度
を例えば5〜26%も上昇させることができた。また超
音波照射時も塗布層に横段状の厚みムラの発生はなかっ
た。
【図1】本発明の塗布方法を行う装置の一実施例の概略
側面図。
側面図。
1 ウエブ 2 塗布バックアップローラ 3 注液器 4 塗布液 5 主発振器 6 増幅器 7 振動子 8 ホーン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明において該ウエブと該塗布液の接触
線もしくは該接触線の近傍に超音波を照射するというこ
とは、塗布液がウエブに塗布される前に該ウエブに同伴
している薄い空気層を振動させることによって該空気層
をより細かな気泡に分裂させ塗布液中により速やかに溶
解させて、該ウエブと該支持体との間に空気層が残留す
ることにより生じるいわゆるエア同伴現象というトラブ
ルを防止して、塗布速度の上昇を可能にすることであ
る。エア同伴現象の理論的扱いについては(宮本とSc
riven、Paper,p1018,AlChE A
nnual Meeting(1982)参照)。該超
音波としてはその周波数が好ましくは10〜120〔K
Hz〕で、音圧の振幅(ピーク間)としては15mm水
柱以上であって、該ウエブと該塗布液が接触する直前に
該ウエブに同伴される空気層が振動するように照射する
ことが望ましく、該ウエブと該塗布液との接触線かその
近傍5cm以内が照射点となる。超音波の発生方法とし
ては、圧電形、電歪形や磁歪形の電気的手段、または機
械的手段があるが、周波数領域と超音波が伝播する媒体
の多様性から周波数帯域の広い磁歪形が好ましい。また
超音波発振器としては、自励発振式と主発振電力増幅式
であるが、周波数を選択したい場合には主発振信号を電
気的に増幅する主発信電力増幅式が好ましい。即ち、条
件の自由度を持たせるためには、磁歪形発振子と主発振
電力増幅式発振器の組合せが有利である。このようにし
て、主発振器、増幅器と超音波発生源である振動子、さ
らに場合によっては、振動子に取り付けるホーンとから
構成される手段により超音波を発生させる。超音波の照
射方法としては、振動子またはホーンを該ウエブに接触
させるか、又は超音波が減衰しない範囲内で該ウエブに
近接させてもよい。
線もしくは該接触線の近傍に超音波を照射するというこ
とは、塗布液がウエブに塗布される前に該ウエブに同伴
している薄い空気層を振動させることによって該空気層
をより細かな気泡に分裂させ塗布液中により速やかに溶
解させて、該ウエブと該支持体との間に空気層が残留す
ることにより生じるいわゆるエア同伴現象というトラブ
ルを防止して、塗布速度の上昇を可能にすることであ
る。エア同伴現象の理論的扱いについては(宮本とSc
riven、Paper,p1018,AlChE A
nnual Meeting(1982)参照)。該超
音波としてはその周波数が好ましくは10〜120〔K
Hz〕で、音圧の振幅(ピーク間)としては15mm水
柱以上であって、該ウエブと該塗布液が接触する直前に
該ウエブに同伴される空気層が振動するように照射する
ことが望ましく、該ウエブと該塗布液との接触線かその
近傍5cm以内が照射点となる。超音波の発生方法とし
ては、圧電形、電歪形や磁歪形の電気的手段、または機
械的手段があるが、周波数領域と超音波が伝播する媒体
の多様性から周波数帯域の広い磁歪形が好ましい。また
超音波発振器としては、自励発振式と主発振電力増幅式
であるが、周波数を選択したい場合には主発振信号を電
気的に増幅する主発信電力増幅式が好ましい。即ち、条
件の自由度を持たせるためには、磁歪形発振子と主発振
電力増幅式発振器の組合せが有利である。このようにし
て、主発振器、増幅器と超音波発生源である振動子、さ
らに場合によっては、振動子に取り付けるホーンとから
構成される手段により超音波を発生させる。超音波の照
射方法としては、振動子またはホーンを該ウエブに接触
させるか、又は超音波が減衰しない範囲内で該ウエブに
近接させてもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明におけるウエブとしては、紙、プラ
スチックフィルム、レジンコーティッド紙、合成紙など
が包含される。プラスチックフィルムの材質は、例え
ば、ポリエチレン,ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニル,ポリスチレンな
どのビニル共重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン
などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート,ポリ
エチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエステル、
ポリカーボネート、セルローストリアセテート,セルロ
ースダイアセテートなどのセルロースアセテートなどが
使用される。場合によってはゼラチンなどの下塗層がウ
エブ表面に施される。また、レジンコーティッド紙の被
覆に用いる樹脂としては、ポリエチレンをはじめとする
ポリオレフィンが代表的であるが、必ずしもこれに限定
されない。またレジンコーティッド紙表面は平滑面のみ
に限らず、平均表面粗さが5μm以下であれば凹凸を有
する粗面であってもよい。また本発明における「塗布
液」とは、その用途に応じて種々の組成のものが含まれ
るが、例えば写真感光材料におけるような、感光乳剤
層、下塗層、保護層、バック層などの塗布液;その他接
着剤層、着色層、防錆層、などの塗布液が挙げられ、そ
れら塗布液は水溶性バインダーまたは有機バインダーを
含有して成っている。エア同伴現像が発生する塗布液す
べてについて本発明は有効である。
スチックフィルム、レジンコーティッド紙、合成紙など
が包含される。プラスチックフィルムの材質は、例え
ば、ポリエチレン,ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニル,ポリスチレンな
どのビニル共重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン
などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート,ポリ
エチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエステル、
ポリカーボネート、セルローストリアセテート,セルロ
ースダイアセテートなどのセルロースアセテートなどが
使用される。場合によってはゼラチンなどの下塗層がウ
エブ表面に施される。また、レジンコーティッド紙の被
覆に用いる樹脂としては、ポリエチレンをはじめとする
ポリオレフィンが代表的であるが、必ずしもこれに限定
されない。またレジンコーティッド紙表面は平滑面のみ
に限らず、平均表面粗さが5μm以下であれば凹凸を有
する粗面であってもよい。また本発明における「塗布
液」とは、その用途に応じて種々の組成のものが含まれ
るが、例えば写真感光材料におけるような、感光乳剤
層、下塗層、保護層、バック層などの塗布液;その他接
着剤層、着色層、防錆層、などの塗布液が挙げられ、そ
れら塗布液は水溶性バインダーまたは有機バインダーを
含有して成っている。エア同伴現像が発生する塗布液す
べてについて本発明は有効である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】支持体上への前記の塗布液を付与する方法
としては、スライドコート、ローラビードコート、エク
ストルージョンコート、カーテンコートなど、塗布液が
フィルム状またはビード状に形成され、支持体上に連続
的に供給される方式はすべてに利用できる。また、塗布
液とウエブとの接触線近傍を溶解度の高い気体、例えば
二酸化炭素で充満させる方法と併用してもよい。(特開
昭62−186966号公報、特開昭62−19717
6号公報参照)さらにその他の方法も併用可能である。
としては、スライドコート、ローラビードコート、エク
ストルージョンコート、カーテンコートなど、塗布液が
フィルム状またはビード状に形成され、支持体上に連続
的に供給される方式はすべてに利用できる。また、塗布
液とウエブとの接触線近傍を溶解度の高い気体、例えば
二酸化炭素で充満させる方法と併用してもよい。(特開
昭62−186966号公報、特開昭62−19717
6号公報参照)さらにその他の方法も併用可能である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】塗布方法として、塗布液が注液器内部のマ
ニホールドからスロットを経由して注液器の傾斜面を流
下した後、自由落下液膜を形成してウエブ上に付与され
るいわゆるカーテン方式を用いた。塗布液の自由落下距
離は10cmであった。塗布液の注液器からの流出流量
は注液器10mm幅当り1.25〔ml/sec〕であ
った。超音波の照射方法として、主振器として岩通
(株)製のファンクションジェネレータSG4111
を、増幅器としてゴールドムント社(Goldmund社)(ス
イス)製パワーアンプミメシス8(Mimesis-8)を、振動
子としてパイオニア(株)製リボン型トゥイーターPT
−R7IIIを、ホーンとして肉厚1mmの真鍮製でホ
ーン長さが40mm、振動面の面積と先端の開口面積と
の比が10:1のものを用いた。主振器から増幅器への
入力信号波形は正弦波で周波数範囲は10〜120〔k
Hz〕、振幅(ピッチ間)の範囲は0〜300〔mV〕
であった。ホーン先端からウエブと塗布液自由落下液膜
との接触線までの距離は20mmであった。このとき主
振器の発生信号振幅が300〔mV〕の時、ウエブ上の
超音波照射点における超音波の振幅(ピッチ間)は35
mm水柱であった。照射される超音波の周波数〔KH
z〕と振幅〔mm水柱〕を変更して、塗布液がウエブに
塗れなくなるエア同伴現象が発生し始めるウエブの移動
速度を測定した。比較例として、実施例の各場合と共通
の塗布液、支持体、塗布方法を用い、超音波照射を行な
わない場合について、同様にエア同伴現像が発生し始め
るウエブ移動速度を求めて、それぞれの実施例と比較し
た。ウエブ2種類と塗布液2種類との4つの組合せでの
測定結果を表1から表4に示す。また超音波照射時も塗
布層に横段状の厚みムラの発生はなかった。
ニホールドからスロットを経由して注液器の傾斜面を流
下した後、自由落下液膜を形成してウエブ上に付与され
るいわゆるカーテン方式を用いた。塗布液の自由落下距
離は10cmであった。塗布液の注液器からの流出流量
は注液器10mm幅当り1.25〔ml/sec〕であ
った。超音波の照射方法として、主振器として岩通
(株)製のファンクションジェネレータSG4111
を、増幅器としてゴールドムント社(Goldmund社)(ス
イス)製パワーアンプミメシス8(Mimesis-8)を、振動
子としてパイオニア(株)製リボン型トゥイーターPT
−R7IIIを、ホーンとして肉厚1mmの真鍮製でホ
ーン長さが40mm、振動面の面積と先端の開口面積と
の比が10:1のものを用いた。主振器から増幅器への
入力信号波形は正弦波で周波数範囲は10〜120〔k
Hz〕、振幅(ピッチ間)の範囲は0〜300〔mV〕
であった。ホーン先端からウエブと塗布液自由落下液膜
との接触線までの距離は20mmであった。このとき主
振器の発生信号振幅が300〔mV〕の時、ウエブ上の
超音波照射点における超音波の振幅(ピッチ間)は35
mm水柱であった。照射される超音波の周波数〔KH
z〕と振幅〔mm水柱〕を変更して、塗布液がウエブに
塗れなくなるエア同伴現象が発生し始めるウエブの移動
速度を測定した。比較例として、実施例の各場合と共通
の塗布液、支持体、塗布方法を用い、超音波照射を行な
わない場合について、同様にエア同伴現像が発生し始め
るウエブ移動速度を求めて、それぞれの実施例と比較し
た。ウエブ2種類と塗布液2種類との4つの組合せでの
測定結果を表1から表4に示す。また超音波照射時も塗
布層に横段状の厚みムラの発生はなかった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【表1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【表2】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【表3】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【表4】
Claims (1)
- 【請求項1】 連続的に走行する帯状可撓性支持体上に
塗布液を塗布する方法において、該支持体と該塗布液の
接触線または該接触線近傍に対し超音波を照射すること
を特徴とする塗布方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126657A JPH05293431A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 塗布方法 |
US08/048,257 US5336534A (en) | 1992-04-21 | 1993-04-16 | Coating method employing ultrasonic waves |
EP93106390A EP0567074A1 (en) | 1992-04-21 | 1993-04-20 | Coating method employing ultrasonic waves |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126657A JPH05293431A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 塗布方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05293431A true JPH05293431A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14940648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4126657A Pending JPH05293431A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 塗布方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5336534A (ja) |
EP (1) | EP0567074A1 (ja) |
JP (1) | JPH05293431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003530215A (ja) * | 2000-04-06 | 2003-10-14 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 集中電極場を使用する静電気援用コーティング方法および装置 |
WO2012026364A1 (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | コニカミノルタオプト株式会社 | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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MX9602398A (es) * | 1995-06-23 | 1997-02-28 | Kimberly Clark Co | Material polimerico modificado teniendo humectabilidad mejorada. |
DE19627322C1 (de) | 1996-06-26 | 1997-11-20 | Hielscher Gmbh | Verfahren zum dosierten Aufbringen von Flüssigkeiten auf Materialbahnen |
DE10001620A1 (de) * | 2000-01-17 | 2001-07-19 | Abb Alstom Power Ch Ag | Beschichtungsverfahren |
DE10012257A1 (de) * | 2000-03-14 | 2001-09-20 | Voith Paper Patent Gmbh | Auftragsvorrichtung |
US6368675B1 (en) | 2000-04-06 | 2002-04-09 | 3M Innovative Properties Company | Electrostatically assisted coating method and apparatus with focused electrode field |
US6475572B2 (en) | 2000-04-06 | 2002-11-05 | 3M Innovative Properties Company | Electrostatically assisted coating method with focused web-borne charges |
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CN100348337C (zh) * | 2005-04-06 | 2007-11-14 | 北京有色金属研究总院 | 一种散热器内防腐涂料的涂装新工艺及其专用设备 |
US20070031611A1 (en) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Babaev Eilaz P | Ultrasound medical stent coating method and device |
US9101949B2 (en) | 2005-08-04 | 2015-08-11 | Eilaz Babaev | Ultrasonic atomization and/or seperation system |
US7896539B2 (en) | 2005-08-16 | 2011-03-01 | Bacoustics, Llc | Ultrasound apparatus and methods for mixing liquids and coating stents |
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US7901388B2 (en) | 2007-07-13 | 2011-03-08 | Bacoustics, Llc | Method of treating wounds by creating a therapeutic solution with ultrasonic waves |
US7896854B2 (en) * | 2007-07-13 | 2011-03-01 | Bacoustics, Llc | Method of treating wounds by creating a therapeutic solution with ultrasonic waves |
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US7753285B2 (en) | 2007-07-13 | 2010-07-13 | Bacoustics, Llc | Echoing ultrasound atomization and/or mixing system |
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US8689728B2 (en) * | 2007-10-05 | 2014-04-08 | Menendez Adolfo | Apparatus for holding a medical device during coating |
US8016208B2 (en) | 2008-02-08 | 2011-09-13 | Bacoustics, Llc | Echoing ultrasound atomization and mixing system |
US7950594B2 (en) | 2008-02-11 | 2011-05-31 | Bacoustics, Llc | Mechanical and ultrasound atomization and mixing system |
US7830070B2 (en) * | 2008-02-12 | 2010-11-09 | Bacoustics, Llc | Ultrasound atomization system |
JP5306300B2 (ja) * | 2010-09-15 | 2013-10-02 | 株式会社東芝 | 成膜装置及び成膜方法 |
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BE757649A (fr) * | 1969-10-16 | 1971-04-16 | Eastman Kodak Co | Produit revetu d'un enduisage non uniforme et procede pour sa fabrication |
FR2012800A1 (ja) * | 1969-10-24 | 1970-03-27 | Eastman Kodak Co | |
JPS5942036A (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-08 | Toshio Kurabayashi | 均一な液粒群を発生させる方法 |
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-
1992
- 1992-04-21 JP JP4126657A patent/JPH05293431A/ja active Pending
-
1993
- 1993-04-16 US US08/048,257 patent/US5336534A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-20 EP EP93106390A patent/EP0567074A1/en not_active Withdrawn
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0567074A1 (en) | 1993-10-27 |
US5336534A (en) | 1994-08-09 |
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