JP2001070866A - 塗布方法および塗布装置 - Google Patents

塗布方法および塗布装置

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JP2001070866A JP25283699A JP25283699A JP2001070866A JP 2001070866 A JP2001070866 A JP 2001070866A JP 25283699 A JP25283699 A JP 25283699A JP 25283699 A JP25283699 A JP 25283699A JP 2001070866 A JP2001070866 A JP 2001070866A
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Nobuhiko Takashima
伸彦 高嶋
Takeshi Tanaka
武志 田中
Seiichi Tobisawa
飛沢  誠一
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で塗布液溜め内の塗布液の乱流を
防止し、塗布液の物性を一定に保つことによって、塗膜
面にざらつきがなく、塗布膜厚が均一で、取り扱いが容
易である塗布方法および塗布装置を提供する。 【解決手段】 連続走行するウェブとドクターナイフと
塗布液ダムとにより形成される塗布液溜め内の塗布液
を、前記ウェブ上に塗布する塗布方法において、前記塗
布液溜め内の塗布液を前記ウェブの幅方向に均一に攪拌
することを特徴とする塗布方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布、紙、プラスチ
ックフィルム、金属板等の連続走行する帯状支持体(以
下、ウェブと称することもある)の一部または全面に、
各種塗布液を適当な厚さで、均等かつ平滑に塗布する塗
布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連続走行しているウェブに塗布液を塗布
する方法としては、各種の方法があるが、その中で、連
続走行するウェブとドクターナイフと塗布液ダムにより
形成される塗布液溜めの塗布液を、連続走行するウェブ
に塗布するものがある。
【0003】このようなドクターナイフ(以下、コンマ
コータと称することもある)を用いた塗布液の塗布は、
例えばセラミックシート等の製造に使われ、塗布液溜め
の形式としては、連続走行するウェブと、ドクターナイ
フと、塗布液ダムにより形成され(特開昭63−695
68号、同63−69566号、同62−289266
号)、塗布液の供給は塗布液ダムの上から、または、塗
布液ダムの壁面の所定の位置からパイプにて供給される
ことが一般的だが、塗布液を供給する時の流速により塗
布液溜め内で流動ムラが生じて膜厚が不均一になった
り、また塗布液が固体粒子を分散した分散液である場
合、塗布液溜め内で粒子の沈殿・凝集および流動ムラに
よる粘度の変化が発生して塗膜の組成が不均一になる問
題が起こりやすい。
【0004】こうした塗布液溜めでの流動ムラや沈殿の
発生問題を解決するため、塗布液溜め内に、ウェブの幅
方向に往復運動可能な攪拌パドルを設け、塗布液溜まり
を攪拌できるような塗布装置が開示されている。この攪
拌パドルを有する塗布装置は、図7および図8に示した
ようなものである。図中、符号1は塗布装置、2はコン
マコータ、2aはコンマコータ2のエッジ部、3はバッ
クロール、4は連続走行するウェブ、5は塗布液ダム、
5aは塗布液ダムの内壁面、6は塗布液溜め、7は塗布
液を攪拌するためのウェブ幅方向に摺動可能な攪拌パド
ル、10は塗布液供給手段、11は塗布液供給手段10
の供給ポンプ、12は供給パイプ、13は供給口であ
る。塗布液供給手段10から、塗布液ダム5、バックロ
ール3により支持されたウェブ4およびコンマコータ2
により形成された塗布液溜め6に塗布液が供給され、図
示しない液面センサ等によって一定の液量に維持され
る。この塗布液を、バックロール3によって支持され連
続走行するウェブ4が持ち去ることで、ウェブ4上に塗
布液が塗布される。コンマコータ2のエッジ部2aは、
ウェブ4によって持ち去られる塗布液の量を規制してい
る。
【0005】塗布液溜め6内の塗布液は、供給口13か
ら遠ざかるに従って塗布液の動きが遅くなるため、液の
置換がおこなわれにくい。この結果、供給口13近くで
は問題ないが、周辺部では塗布液溶媒の蒸発による濃度
上昇や、乾燥膜形成が起こったりする。また、非ニュー
トン性流体においては、流動の低下による粘性上昇およ
び流動ムラによる粘度のムラが生ずる。さらに、顔料や
蛍光体等の固体粒子の分散液では、塗布液溜め6内での
固体粒子の沈殿・凝集が起こりやすい。これらは塗布膜
厚の不均一や塗膜面のざらつきといった塗布故障を引き
起こす原因となりうる。この塗布故障を防ぐために、塗
布液溜め6内の塗布液を攪拌するのが攪拌パドル7であ
り、ウェブの幅方向に往復運動することにより塗布液を
攪拌するようになっている。しかし、この攪拌パドル7
による攪拌方法では、効果が十分ではなく、膜厚不均一
や塗膜面ざらつきの問題を解消出来るに至っていないこ
とがわかった。発明者の研究によると、攪拌パドル7に
よる往復攪拌では、ウェブ4の幅方向で攪拌の具合に時
間差があるため、剪断速度により粘度が変わるような非
ニュートン性塗布液では、ウェブ4の幅方向での塗布液
の粘度の違いが出てしまい、同様に膜厚不均一や塗膜面
ざらつきの問題が起きうるものと考えた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みてなされたもので、簡単な構造で塗布液溜め内の塗
布液の乱流を防止し、塗布液の物性を一定に保つことに
よって、塗膜面にざらつきがなく、塗布膜厚が均一で、
取り扱いが容易である塗布方法および塗布装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成した。
【0008】1.連続走行するウェブとドクターナイフ
と塗布液ダムとにより形成される塗布液溜め内の塗布液
を、前記ウェブ上に塗布する塗布方法において、前記塗
布液溜め内の塗布液を前記ウェブの幅方向に均一に攪拌
することを特徴とする塗布方法。
【0009】2.前記攪拌を、前記ウェブの幅方向に長
さを有する回転体を前記塗布液溜め内で回転させること
によって行うことを特徴とする上記1に記載の塗布方
法。
【0010】3.前記回転体の回転方向を、前記回転体
の前記ウェブに近い側において、前記ウェブと同方向と
することを特徴とする上記2に記載の塗布方法。
【0011】4.前記攪拌を、振動子によって行うこと
を特徴とする上記1に記載の塗布方法。
【0012】5.前記振動子の周波数を、一定時間ごと
に変化させることを特徴とする上記4に記載の塗布方
法。
【0013】6.前記振動子の周波数を、10〜200
Hzとすることを特徴とする上記4または5に記載の塗
布方法。
【0014】7.前記振動子が超音波振動子であること
を特徴とする上記4または5に記載の塗布方法。
【0015】8.前記超音波振動子の周波数帯を、25
kHz〜100kHzとすることを特徴とする上記7に
記載の塗布方法。
【0016】9.前記塗布液が、剪断速度範囲0.1〜
50(1/s)のときの粘度差が、20p以上の固体粒
子分散液であることを特徴とする上記1〜8のいずれか
1つに記載の塗布方法。
【0017】10.連続走行するウェブとドクターナイ
フと塗布液ダムとにより形成される塗布液溜め内の塗布
液を、前記ウェブ上に塗布するための塗布装置におい
て、前記塗布液溜め内の塗布液を前記ウェブの幅方向に
均一に攪拌する攪拌手段を有することを特徴とする塗布
装置。
【0018】11.前記攪拌手段が、前記ウェブの幅方
向に長さを有し、前記塗布液溜め内で回転する回転体で
あることを特徴とする上記10に記載の塗布装置。
【0019】12.前記攪拌手段が、振動子であること
を特徴とする上記11に記載の塗布装置。
【0020】13.前記振動子が、超音波振動子である
ことを特徴とする上記12に記載の塗布装置。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明を行うが、本発明はこれに
限定されるものではない。
【0022】図1は塗布装置の断面図、図2は図1の塗
布装置の斜視図である。
【0023】この塗布装置1は、外周面の1個所または
数個所にエッジ部2aを有するドクターナイフ2と、バ
ックロール3との間にウェブ4を通過させ、この連続走
行するウェブ4とドクターナイフ2と塗布液ダム5によ
り塗布液溜め6を形成し、この形成される塗布液溜め6
内の塗布液を連続走行するウェブ4に塗布する。
【0024】塗布液ダム5は、ドクターナイフ2とウェ
ブ4と共働して塗布液溜め6を形成する図示しないサイ
ドプレートを両側に有し、このサイドプレートによって
塗布幅を変更可能としている。塗布液ダム5の材質は金
属またはプラスチック等を素材として十分な剛性を有
し、バックロール3の軸と平行にウェブ4との間に均一
な隙間を有するように設置されている。
【0025】塗布液ダム5には、その傾斜して配置され
る内壁面5a上に、塗布液供給手段10により塗布液を
供給して流出させ、塗布液溜め6に供給する。塗布液供
給手段10は、供給ポンプ11、供給パイプ12等から
構成され、供給ポンプ11の駆動で塗布液が供給パイプ
12から塗布液ダム5の傾斜して配置される内壁面5a
上に供給される。
【0026】塗布液溜め6に、上方から直接塗布液を供
給してもよいが、図1に示すように塗布液ダム5の内壁
面5a上に供給口13を設けることにより、供給口13
と塗布液溜め6内の塗布液表面との落差による衝撃がな
くなり、塗布液表面の平滑性や、局所的な流動変化が生
じにくくなる。これによって連続走行するウェブ4へ均
一な塗布が出来、膜厚を均一にすることが可能となる。
【0027】本発明に使用されるウェブとしては、紙、
プラスチックフィルム、金属、レジンコーテッド紙、合
成紙等がある。プラスチックフィルムの材質は、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンな
どのビニル重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン等
のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン−2,6−ナフタレート等のポリエステル、ポリカ
ーボネート、セルロースアセテート、セルロースダイア
セテート等のセルロースアセテート等が使用される。ま
た、レジンコーテッド紙に用いる樹脂としては、ポリエ
チレンをはじめとするポリオレフィンが代表的である
が、必ずしもこれに限定されない。また、金属ウェブと
しては、例えばアルミニウムウェブがある。
【0028】本発明における塗布液は、その用途に応じ
て種々の液組成のものが含まれ、例えば、セラミックス
シートのセラミックス層、感光材料における感光層、下
塗層、保護層、バックコート層等の塗布液、磁気記録媒
体における磁性層、下塗層、潤滑層、保護層、バックコ
ート層等の塗布液、その他、接着層、着色層、防錆層等
の塗布液が挙げられ、それら塗布液は水溶性バインダま
たは有機バインダを含有している。
【0029】また、本発明における塗布液は、剪断速度
範囲0.1〜50(1/s)のときの粘度差(最大値−
最小値)が20p以上である非ニュートン性塗布液を、
100μm以上の比較的高膜厚に塗布する場合に効果が
あり、塗布膜厚が均一で、平滑な塗布液面状を得ること
が出来る。また、剪断速度範囲0.1〜50(1/s)
のときの粘度差(最大値−最小値)が20p以上である
非ニュートン性塗布液の中でも、特に固体粒子分散液の
場合に本発明の効果が有効に奏される。固体粒子分散液
に分散されている固体粒子としては、蛍光体等が挙げら
れる。
【0030】上記塗布液溜め6内の塗布液が、バックロ
ール3によって支持され、図中の矢印方向に連続走行し
ているウェブ4によって持ち去ることによって、ウェブ
上に塗布液を塗布する。このとき、コンマコータ2のエ
ッジ部2aは、ウェブ4によって持ち去る塗布液量を規
制している。
【0031】図1および図2の塗布装置は、ウェブ4の
幅方向に長さを有し、塗布液溜め6内の塗布液に埋没し
て回転し、塗布液を攪拌する回転体としての回転ロール
31を有している。回転ロール31を塗布液中に埋没さ
せた方が、塗布液の乾燥を防止出来て好ましい。回転ロ
ール31の回転方向は、図1の回転ロール31に示す矢
印の方向である。このように回転ロール31のウェブ4
に近い側(図の下側)において、ウェブ4と同方向にな
るように回転ロール31を回転させると、塗布液がスム
ーズに流れて好ましい。回転ロール31を逆方向に回転
させると塗布液の流動を打ち消す流れが発生し、流動ム
ラを引き起こすため好ましくない。
【0032】回転ロール31は、塗布液溜め6内の塗布
液をウェブ4の搬送方向に対し垂直な方向で切った断面
積に対し、出来るだけ大きい直径を有していることが、
塗布液溜め6内の塗布液全体をムラなく攪拌する上で好
ましい。回転ロール31の回転速度は、周速1.0m/
min〜5.0m/minの範囲が好ましい。
【0033】図1および図2の塗布装置では、攪拌手段
としての回転体を回転ロールとしたが、その他、ウェブ
4の幅方向に長さを有するものであれば羽根がついてい
る回転体であっても、スクリューのようなものであって
も構わない。
【0034】このように、ウェブ4の幅方向に長さを有
する回転体による攪拌により、塗布液溜め6内の塗布液
をウェブの幅方向に均一に攪拌することが可能となり、
塗膜不均一や塗膜面ざらつきの問題が解消出来る。
【0035】尚、本発明において「ウェブの幅方向に均
一に攪拌する」とは、上記説明した従来例の往復運動す
る攪拌パドルのような攪拌と異なり、塗布液溜め内にお
いて、ウェブの幅方向で攪拌状態が変わらない攪拌方法
のことである。言い換えると、塗布液溜めのウェブの幅
方向と直交する断面を考えたとき、ある瞬間、ウェブの
幅方向のどこで切った断面であっても攪拌作用が同等で
あることを言う。
【0036】図3は塗布装置の別の形態を示す断面図、
図4は図3の塗布装置の斜視図である。図中の符号で図
1および図2と同じものは、同様な部材を示す。符号の
32はウェブ4の幅方向に均一に攪拌を行うための振動
子としての振動板である。この振動板32は、ウェブ4
の幅方向に長さを有し、塗布液溜め6内の塗布液に浸漬
した状態の板である。振動板32は振動源32aと接続
しており、振動板32全体が振動するようになってい
る。
【0037】振動板32は、震動源32aの振動を伝搬
することが出来るものであれば構わず、好ましくは金属
板である。
【0038】振動板32は、周波数が10Hz〜200
Hz、振幅は1mm〜3mmであることが好ましい。
【0039】図3および図4の塗布装置では、振動子と
してウェブ4の幅方向に長さを有する振動板としたが、
ウェブの幅方向に均一に攪拌出来るものであれば、例え
ば、ウェブの幅方向に等間隔で固定して配置した複数の
振動棒を塗布液に浸漬するようにしてもよい。
【0040】震動源32aは公知のものであれば特に制
限はなく、超音波発生器であってもよい。超音波発生器
の場合、振動の周波数が25kHz〜100kHzとな
るようにすると、液流動を効果的に伝搬し、ムラなく攪
拌出来るため好ましい。
【0041】また、超音波発生器を用いる超音波振動子
の場合には、その周波数は、一定時間で変化させること
が好ましい。例えば、25kHzで1分振動させた後
に、40kHzで1分振動させることを繰り返す等であ
る。同じ周波数で長時間振動させると、塗布液が固体粒
子分散液の場合は特に、塗布液溜め6内において、振動
波の波状に凝集層が発生する場合がありうるからであ
る。
【0042】図5は塗布装置の別の一形態の断面図、図
6は図5の塗布装置の斜視図である。図5および図6に
おいて、符号が図1〜4と同じものは同様な部材を示
す。
【0043】図5および図6の塗布装置は、攪拌手段と
して、塗布液ダム5自体を振動子としたものである。塗
布液ダム5の外壁面に振動源33を設置してある。振動
源33としては、上述の超音波発生器でもよいし、携帯
電話を振動させて着信を知らせるときに用いられている
ようなコアレスモータ等が挙げられる。コアレスモータ
の場合、周波数は10Hz〜200Hz、振幅は1〜5
mmであることが、塗布膜面に、ウェブの幅方向の横段
ムラを生じさせにくいので好ましい。
【0044】図5および図6の塗布装置では、ウェブ4
の幅方向に長さを有する大型の振動源33を塗布液ダム
5の外壁面に設置したが、塗布液ダム5をウェブ4の幅
方向に略均一に振動させることが可能であれば、小型の
振動源を1つまたは2以上をウェブ4の幅方向に等間隔
で設置するようにしても構わない。
【0045】上記同様に、振動源33から発生させる振
動の周波数は一定時間ごとに変化させることが好まし
い。
【0046】図3〜6のように塗布液溜め内の塗布液
を、ウェブの幅方向に均一に攪拌するための振動子を設
けることにより、塗膜不均一や塗膜面ざらつきの問題が
解消出来る。
【0047】
【発明の効果】簡単な構造で塗布液溜め内の塗布液の乱
流を防止し、塗布液の物性を一定に保つことによって、
塗膜面にざらつきがなく、塗布膜厚が均一で、取り扱い
が容易である塗布方法および塗布装置を提供出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布装置の断面図である。
【図2】図1の塗布装置の斜視図である。
【図3】本発明の塗布装置の別の一形態を示す断面図で
ある。
【図4】図3の塗布装置の斜視図である。
【図5】本発明の塗布装置の別の一形態を示す断面図で
ある。
【図6】図5の塗布装置の斜視図である。
【図7】従来の塗布装置の断面図である。
【図8】図7の塗布装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 塗布装置 2 コンマコータ 3 バックロール 4 ウェブ 5 塗布液ダム 6 塗布液溜め 10 塗布液供給手段 31 回転ロール 32 振動板 32a、33 振動源
フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AB02 AB04 AB32 CA48 DA03 DB02 DB18 DB36 4F040 AA22 AA24 AB04 AC01 BA24 BA32 BA35 CB15 CB26 CB27 CB40 CC03 CC04 CC14 4F042 AA22 DD09 DD18 DD44

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続走行するウェブとドクターナイフと
    塗布液ダムとにより形成される塗布液溜め内の塗布液
    を、前記ウェブ上に塗布する塗布方法において、前記塗
    布液溜め内の塗布液を前記ウェブの幅方向に均一に攪拌
    することを特徴とする塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記攪拌を、前記ウェブの幅方向に長さ
    を有する回転体を前記塗布液溜め内で回転させることに
    よって行うことを特徴とする請求項1に記載の塗布方
    法。
  3. 【請求項3】 前記回転体の回転方向を、前記回転体の
    前記ウェブに近い側において、前記ウェブと同方向とす
    ることを特徴とする請求項2に記載の塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記攪拌を、振動子によって行うことを
    特徴とする請求項1に記載の塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記振動子の周波数を、一定時間ごとに
    変化させることを特徴とする請求項4に記載の塗布方
    法。
  6. 【請求項6】 前記振動子の周波数を、10〜200H
    zとすることを特徴とする請求項4または5に記載の塗
    布方法。
  7. 【請求項7】 前記振動子が超音波振動子であることを
    特徴とする請求項4または5に記載の塗布方法。
  8. 【請求項8】 前記超音波振動子の周波数帯を、25k
    Hz〜100kHzとすることを特徴とする請求項7に
    記載の塗布方法。
  9. 【請求項9】 前記塗布液が、剪断速度範囲0.1〜5
    0(1/s)のときの粘度差が、20p以上の固体粒子
    分散液であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載の塗布方法。
  10. 【請求項10】 連続走行するウェブとドクターナイフ
    と塗布液ダムとにより形成される塗布液溜め内の塗布液
    を、前記ウェブ上に塗布するための塗布装置において、
    前記塗布液溜め内の塗布液を前記ウェブの幅方向に均一
    に攪拌する攪拌手段を有することを特徴とする塗布装
    置。
  11. 【請求項11】 前記攪拌手段が、前記ウェブの幅方向
    に長さを有し、前記塗布液溜め内で回転する回転体であ
    ることを特徴とする請求項10に記載の塗布装置。
  12. 【請求項12】 前記攪拌手段が、振動子であることを
    特徴とする請求項11に記載の塗布装置。
  13. 【請求項13】 前記振動子が、超音波振動子であるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の塗布装置。
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