JP2003523739A5

JP2003523739A5 -

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Publication number: JP2003523739A5
Application number: JP2001553387A
Authority: JP
Filing date: 2001-01-04
Publication date: 2007-02-01
Anticipated expiration: 2021-01-04

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】ＰＴＰ１Ｂをコードする核酸分子を標的とする配列番号１６４−１７３の１つを含んでなる３０核酸塩基長までのアンチセンス化合物であって、ＰＴＰ１Ｂに、特異的にハイブリダイズしそして発現を阻害する、上記化合物。
【請求項２】アンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項１に記載のアンチセンス化合物。
【請求項３】アンチセンスオリゴヌクレオチドが、配列番号：１６４、１６５、１６６、１６８、１６９、１７０、１７１、１７２または１７３からなる配列を有する、請求項２に記載のアンチセンス化合物。
【請求項４】アンチセンスオリゴヌクレオチドが少なくとも１つの修飾されたヌクレオシド間結合を含んで成る、請求項２に記載のアンチセンス化合物。
【請求項５】修飾されたヌクレオシド間結合がホスホロチオエート結合である、請求項４に記載のアンチセンス化合物。
【請求項６】アンチセンスオリゴヌクレオチドが少なくとも１つの修飾された糖部分を含んで成る、請求項２に記載のアンチセンス化合物。
【請求項７】修飾された糖部分が２'−Ｏ−メトキシエチル糖部分である、請求項６に記載のアンチセンス化合物。
【請求項８】アンチセンスオリゴヌクレオチドが少なくとも１つの修飾された核酸塩基を含んで成る、請求項２に記載のアンチセンス化合物。
【請求項９】修飾された核酸塩基が５−メチルシトシンである、請求項８に記載のアンチセンス化合物。
【請求項１０】アンチセンスオリゴヌクレオチドがキメラオリゴヌクレオチドである、請求項２に記載のアンチセンス化合物。
【請求項１１】配列番号１６６の配列を有する、請求項１に記載のアンチセンス化合物。
【請求項１２】配列番号１６６のヌクレオチド１−５及び１６−２０が２'−Ｏ−メトキシエチルヌクレオシドであり、ヌクレオチド６−１５が２’−デオキシヌクレオチドであり、全てのシチジン残基が５−メチルシチジンであり、そして全てのヌクレオシド間結合がホスホロチオエートである、請求項１１に記載のアンチセンス化合物。
【請求項１３】請求項１から１２のいずれかに記載のアンチセンス化合物および製薬学的に許容されるキャリアーまたは希釈剤を含んで成る組成物。
【請求項１４】さらにコロイド状分散系を含んで成る、請求項１３に記載の組成物。
【請求項１５】医薬として使用するための、請求項１−１２に記載の組成物。
【請求項１６】糖尿病、肥満、ガンまたは高増殖性障害を処置するための医薬の製造における請求項１−１２に記載の化合物の使用。
【請求項１７】ＰＴＰ１Ｂの発現を阻害するように細胞または組織を請求項１−１２のいずれかに記載のアンチセンス化合物と接触させることを含んで成る、インビトロで細胞または組織中のＰＴＰ１Ｂの発現を阻害する方法。

Claims

PTP1Bをコードする核酸分子を標的とする８〜30核酸塩基長の化合物であって、PTP1Bに、特異的にハイブリダイズしそして発現を阻害する、上記化合物。
アンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項１に記載の化合物。
アンチセンスオリゴヌクレオチドが、配列番号：１８、１９、２０、２１、２２、２３、２４、２６、２７、２９、３０、３２、３３、３５、３６、３８、３９、４０、４２、４５、４６、４７、４８、４９、５０、５２、５３、５４、５５、５６、５７、５８、５９、６０、６１、６２、６３、６４、６５、６６、６７、６９、７０、７２、７３、７５、７８、７９、８０、８１、８３、８４、８６、８７、８９、９０、９２、９３、９４、９５、９６、９７、９９、１００、１０１、１０２、１０３、１０４、１０６、１０７、１０８、１０９、１１０、１１２、１１３、１１４、１１５、１１７、１２０、１２１、１２２、１２３、１２４、１２６、１２７、１２８、１３０、１３１、１３３、１３４、１３５、１３６、１３７、１３８、１３９、１４０、１４１、１４２、１４４、１４５、１４６、１４７、１４８、１５１、１５２、１５３、１５４、１５５、１５６、１５７、１５８、１５９、１６０、１６１、１６２、１６３、１６４、１６５、１６６、１６８、１６９、１７０、１７１、１７２、１７３、１７７、１７８、１７９、１８０、１８１、１８２、１８３、１８４、１８５、１８６、１８７、１８８、１８９、１９１、１９３、１９５、１９６、１９８、２０１、２０２、２０４、２０５、２０６、２１１、２１５、２１７、２１９、２２３、２２５、２２６、２２８、２２９、２３０、２３２、２３３、２３５、２３６、２３７、２３９または２４０から成る群から選ばれる配列の少なくとも８核酸塩基部分を含んで成る、請求項２に記載の化合物。
アンチセンスオリゴヌクレオチドが少なくとも１つの修飾されたヌクレオシド間結合を含んで成る、請求項２に記載の化合物。
修飾されたヌクレオシド間結合がホスホロチオエート結合である、請求項４に記載の化合物。
アンチセンスオリゴヌクレオチドが少なくとも１つの修飾された糖部分を含んで成る、請求項２に記載の化合物。
修飾された糖部分が2'-O-メトキシエチル糖部分である、請求項６に記載の化合物。
アンチセンスオリゴヌクレオチドが少なくとも１つの修飾された核酸塩基を含んで成る、請求項２に記載の化合物。
修飾された核酸塩基が5-メチルシトシンである、請求項８に記載の化合物。
アンチセンスオリゴヌクレオチドがキメラオリゴヌクレオチドである、請求項２に記載の化合物。
請求項１に記載のアンチセンス化合物および製薬学的に許容されるキャリアーまたは希釈剤を含んで成る組成物。
さらにコロイド状分散系を含んで成る、請求項１１に記載の組成物。
アンチセンス化合物がアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項１１に記載の組成物。
PTP1Bの発現を阻害するように細胞または組織を請求項１に記載の化合物と接触させることを含んで成る、細胞または組織中のPTP1Bの発現を阻害する方法。
PTP1Bの発現を阻害するように治療的にまたは予防的に有効な量の請求項１に記載のアンチセンス化合物を動物に投与することを含んで成る、PTP1Bに関連する疾患または症状を有する動物を処置する方法。
疾患または症状が糖尿病である、請求項１５に記載の方法。
疾患または症状が肥満である、請求項１５に記載の方法。
疾患または症状が高増殖性障害である、請求項１５に記載の方法。
高増殖性障害がガンである、請求項１５に記載の方法。
配列番号２０から成るアンチセンス化合物。
配列番号２０の少なくとも８核酸塩基部分を含んで成る、最高30核酸塩基長の、ヒトPTP1Bの発現を阻害するアンチセンス化合物。
配列番号１６６の少なくとも８核酸塩基部分を含んで成る、最高30核酸塩基長の、ヒトPTP1Bの発現を阻害するアンチセンス化合物。
配列番号１６６である、請求項２２に記載のアンチセンス化合物。
請求項２６に記載のアンチセンス化合物および製薬学的に許容されるキャリアーまたは希釈剤を含んで成る組成物。
請求項２２に記載のアンチセンス化合物およびコロイド状分散系を含んで成る組成物。
化合物が配列番号１６６の少なくとも８核酸塩基部分を含んで成る、請求項１４に記載の方法。
化合物が配列番号１６６である、請求項２６に記載の方法。
化合物が配列番号１６６の少なくとも８核酸塩基部分を含んで成る、請求項１５に記載の方法。
化合物が配列番号１６６である、請求項２８に記載の方法。
動物がヒトである、請求項１５に記載の方法。
PTP1Bをコードする核酸分子の活性部位の少なくとも８核酸塩基部分と特異的にハイブリダイズする、請求項１に記載の化合物。