JP2004535179A5 - - Google Patents

Claims (41)

1. ＰＴＰ１Ｂをコード化する核酸分子を標的にする長さが核酸塩基８から５０個のアンチセンスオリゴヌクレオチドであって、該核酸分子に特異的にハイブリダイズし、そしてヒトＰＴＰ１Ｂの発現を阻害し、かつ、配列識別番号：
   ２４４、２４５、２４７、２４８、２４９、２５０、２５１、２５２、２５４、２５５、２５６、２５７、２５８、２５９、２６０、２６１、２６２、２６３、２６７、２６８、２６９、２７１、２７５、２７６、２７７、２７８、２７９、２８１、２８２、２８３、２８８、２９０、２９１、２９２、２９４、２９６、２９７、２９８、２９９、３００、３０２、３０３、３０７、３１０、３１１、３１３、３１５、３１７、３１８、３２２、３２３、３２４、３２５、３２６、３２７、３２８、３２９、３３０、３３１、３３２、３３３、３３４、３４０、３４２、３４７、３４９、３５０、３５２、３５３、３５４、３５５、３５６、３５７、３６０、３６１、３６２、３６３、３６４、３６５、３６６、３６８、３６９、３７１、３７２、３７４、３７７、３７８、３８０、３８１、および３８８から成る群から選択される配列を含んで成る、上記オリゴヌククレオチド。
2. 修飾ヌクレオシド間結合を少なくとも１つ含んで成る請求項１記載のオリゴヌクレオチド。
3. 修飾ヌクレオシド間結合がホスホロチオエート結合である請求項２記載のオリゴヌクレオチド。
4. 修飾糖部分を少なくとも１つ含んで成る請求項１記載のオリゴヌクレオチド。
5. 修飾糖部分が２’−Ｏ−メトキシエチル糖部分である請求項４記載のオリゴヌクレオチド。
6. 修飾核酸塩基を少なくとも１つ含んで成る請求項１記載のオリゴヌクレオチド。
7. 修飾核酸塩基が５−メチルシトシンである請求項６記載のオリゴヌクレオチド。
8. キメラオリゴヌクレオチドである請求項１記載のオリゴヌクレオチド。
9. 請求項１記載のオリゴヌクレオチドと薬学的に受け入れられ得る担体もしくは希釈剤を含んで成る組成物。
10. 更にコロイド状の分散系も含んで成る請求項９記載の組成物。
11. ＰＴＰ１Ｂの発現を阻害するように、細胞もしくは組織を請求項１記載のアンチセンスオリゴヌクレオチドと接触させてことを特徴とする細胞もしくは組織におけるＰＴＰ１Ｂの発現の阻害方法。
12. 細胞もしくは組織がヒトの細胞もしくは組織である請求項１１記載の方法。
13. 細胞もしくは組織が齧歯類の細胞もしくは組織である請求項１１記載の方法。
14. 齧歯類の細胞もしくは組織がマウスの細胞もしくは組織である請求項１３記載の方法。
15. 齧歯類の細胞もしくは組織がラットの細胞もしくは組織である請求項１３記載の方法。
16. 細胞もしくは組織が肝臓、腎臓もしくは脂肪の細胞もしくは組織である請求項１５記載の方法。
17. ＰＴＰ１Ｂに随伴する疾患もしくは状態を処置するための薬剤の製造における請求項１記載のアンチセンスオリゴヌクレオチドの使用。
18. ヒトを処置するための請求項１７記載の使用。
19. 疾患もしくは状態が代謝病もしくは状態である請求項１７記載の使用。
20. 疾患もしくは状態が糖尿病である請求項１７記載の使用。
21. 疾患もしくは状態が２型糖尿病である請求項１７記載の使用。
22. 疾患もしくは状態が肥満症である請求項１７記載の使用。
23. 疾患もしくは状態が過増殖状態である請求項１７記載の使用。
24. 過増殖状態が癌である請求項２３記載の使用。
25. 動物における血液グルコース濃度を低下させるための薬剤の製造における、請求項１記載のアンチセンスオリゴヌクレオチドの使用。
26. 動物がヒトまたは齧歯類である請求項２５記載の使用。
27. 血液グルコース濃度が血漿グルコース濃度または血清グルコース濃度である請求項２５記載の使用。
28. 動物が糖尿病の動物である請求項２５記載の使用。
29. 動物におけるＰＴＰ１Ｂに随伴する疾患または状態の開始を防止または遅らせるための薬剤の製造における、請求項１記載のアンチセンスオリゴヌックレオチドの使用。
30. 動物がヒトである請求項２９記載の使用。
31. 疾患もしくは状態が代謝病もしくは状態である請求項２９記載の使用。
32. 疾患もしくは状態が糖尿病である請求項２９記載の使用。
33. 疾患もしくは状態が２型糖尿病である請求項２９記載の使用。
34. 疾患もしくは状態が肥満症である請求項２９記載の使用。
35. 疾患もしくは状態が過増殖状態である請求項２９記載の使用。
36. 過増殖状態が癌である請求項３５記載の使用。
37. 動物における血液グルコース濃度上昇の開始を防止または遅らせるための薬剤の製造における、請求項１記載のアンチセンスオリゴヌックレオチドの使用。
38. 動物がヒトまたは齧歯類である請求項３７記載の使用。
39. 血液グルコース濃度が血漿グルコース濃度または血清グルコース濃度である請求項３７記載の使用。
40. 動物が糖尿病の動物である請求項３７記載の使用。
41. ＰＴＰ１Ｂをコード化する核酸分子（配列識別番号：２４３）のイントロン、イントロン−エキソン連結部もしくはエキソン−イントロン連結部を標的にする請求項１記載のアンチセンスオリゴヌクレオチドであって、該核酸分子に特異的にハイブリダイズし、そしてＰＴＰ１Ｂの発現を阻害し、かつ、配列識別番号：２８２、２８３、２８８、２９０、２９１、２９２、２９４、２９６、２９７、２９８、２９９、３００、３０２、３０３、３０７、３１０、３１１、および３１３から成る群から選択される配列を含んで成る、上記オリゴヌクレオチド。