JP2003522317A5 - - Google Patents

Description

【発明の名称】硫化水素アナライザ、硫化水素臭制御方法および揮発性ガスアナライザ

Claims (10)

1. 廃水を廃水流から試料として採取する手段と、
   硫化水素を前記試料から除去（パージ）する手段と、
   前記試料から取り除かれた（パージされた）硫化水素の濃度を測定する手段と、
   前記測定した硫化水素の濃度にもとづいて前記廃水流を処理する手段と
   を具備する硫化水素アナライザ。
2. 前記除去（パージ）する手段は、廃水システムにおける実際の条件をシミュレートすることを特徴とする請求項１記載の硫化水素アナライザ。
3. 前記除去（パージ）する手段は、散布コラムであることを特徴とする請求項１記載の硫化水素アナライザ。
4. 前記廃水流の流速を測定する手段をさらに具備することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の硫化水素アナライザ。
5. 前記廃水流を処理する手段は、分解薬品を前記測定した硫化水素の濃度に基づいた速度で前記廃水流に添加することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の硫化水素アナライザ。
6. 前記廃水流を処理する手段は、前記廃水流のｐＨの調整をする手段を具備することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の硫化水素アナライザ。
7. 廃水流中の硫化水素臭を制御する硫化水素臭制御方法であって、
   前記廃水流からの廃水を試料として採取するステップと、
   前記試料から硫化水素を除去（パージ）するステップと、
   前記試料から除去（パージ）された硫化水素の濃度を測定するステップと、
   前記測定された硫化水素の濃度にもとづいて前記廃水流を処理するステップと
   を有することを特徴とする硫化水素臭制御方法。
8. 廃棄物系からの液体試料を受けるために配置された試料採取器と、
   前記液体試料を受けるように配置されている取入れ口とその液体試料の攪拌によって発生した液体およびガス留分を放出するための出口とを備える攪拌室と、
   前記ガス留分を受けそのガス留分の硫化水素濃度を測定するために配置されている硫化水素検出器と、
   前記測定した硫化水素濃度に基づいた速度で、前記廃水流に分解薬品を投入するために配置された注入器と
   を具備することを特徴とする硫化水素アナライザ。
9. 流れからの液体試料を受けるために配置された試料採取器と、
   前記液体試料を受けるように配置されている取入れ口とその液体試料の攪拌によって発生した液体およびガス留分を放出するための出口とを備える攪拌室と、
   前記ガス留分を受けそのガス留分中の特定ガス濃度を測定するために配置されているガス検出器と、
   前記測定した特定ガス濃度を基準とした速度で、前記流れに分解薬品を投入するために配置された注入器と
   を具備することを特徴とする揮発性ガスアナライザ。
10. 前記特定ガスは、硫化水素であることを特徴とする請求項９記載の揮発性ガスアナライザ。