JPH07209180A - 水質監視装置 - Google Patents

水質監視装置

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JPH07209180A
JPH07209180A JP333894A JP333894A JPH07209180A JP H07209180 A JPH07209180 A JP H07209180A JP 333894 A JP333894 A JP 333894A JP 333894 A JP333894 A JP 333894A JP H07209180 A JPH07209180 A JP H07209180A
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JP
Japan
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light
water
signal
measurement
measurement cell
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JP333894A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsukura
洋 津倉
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定セル部内の検水に光線を照射して検水中
の含有物を測定するにあたって、照射光線をサンプル光
信号とリファレンス光信号とに分離することにより高性
能な測定が可能な水質監視装置を得る。 【構成】 光源である低圧水銀灯31からの光線を光分
離スプリッタ32によりサンプル光線とリファレンス光
線に分離してサンプル光線により検水に関するサンプル
光信号とリファレンス光信号を得、これらの信号をそれ
ぞれ光電変換素子33a,33bにより光電変換して得
られた信号をもとに演算器35により演算処理して検水
中の含有物量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配水水質モニタ局や浄水
場などに用いる水質監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上水道の上水・配水中のトリハロメタン
量の測定は、ガスクロマトグラフ(GC)又はガスクロ
マトグラフ−質量分析計(GC−MS)を用いて、前処
理操作を加えた後に分析している。通常は回分測定で分
析室内での測定である。測定時間は前処理操作も含めて
1〜2時間以上も必要である。しかも浄水工程水を連続
では測定できない。
【0003】現在の配水水質モニタ局は、上水道の配水
施設(配水池,配水間綱内)での配水水質(pH,残
塩,湿度,色度,導電率,温度,水圧)を24時間連続
して測定する装置である。特に、現在のトリハロメタン
(THM)の規制値は0.1mg/リットルである。今
後、この値が厳しくなり、分析頻度の増加が求められ
る。
【0004】また、上記水質管理には濁色度計を用いる
が、この濁色度計は、濁度を波長660mmの光で測定
し、色度を濁度補正して波長370〜390mm前後の
光で同時連続計測する水質測定器である。しかも測定範
囲が温度0〜4度、色度0〜10度と、極低濃度範囲を
測定しなければならない。そのため、濁色度計に直結す
る前方の配管、濁色度計内の測定セル部での生物スライ
ムや、全鉄、全マンガン等の着色成分が管壁、セル内壁
に付着し、濁色度計の極低濃度測定に妨害を与える。
【0005】そこで、従来の濁色度計の洗浄方式とし
て、濁色度計の洗浄窓の表面をサイパゴムにより回転洗
浄する方式と、濁色度計の測定セル部をジェット水流で
洗浄する方式がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在、トリハロメタン
の測定は、ガスクロマトグラフ(GC)又はガスクロマ
トグラフ−質量測定器(GC−MS)によっており、分
析室での測定となり、前処理操作を伴い、測定時間は1
〜2時以上かかるので、配水施設のトリハロメタンをG
CやGC−MSで連続測定することはできない。しか
し、トリハロメタン量を連続測定・監視することは、厳
格な水質管理を行う上でも、また新水質基準に対応した
観点からも重要である。
【0007】また、上述の濁色度計において、測定窓の
表面をワイパゴムにより回転洗浄する方式では、測定セ
ル内壁の部分の洗浄が行えないので、測定セル内壁の汚
れが測定窓の汚れを増幅し、回転洗浄の頻度が増加しゼ
ロ点の上昇が起こり、保守周期が短くなっていた。ま
た、この方式では測定セル内部全体の洗浄効果があまり
期待できなかった。
【0008】ジェット水流で測定セル内部を洗浄する方
式では、測定セル壁面から汚れを剥離することができ
ず、洗浄効果に乏しいものであった。また、全マンガン
等の着色成分は殆ど落ちず、図5に示すように濁色度計
の自動ゼロ点校正が有効にきかなくなり、自動ゼロ点構
成可能期間が短くなっていた。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的は、測定セル部内の検水に光線を照
射して検水中の含有物を測定するにあたって、照射光線
をサンプル光信号とリファレンス光信号とに分離するこ
とにより高性能な測定が可能な水質監視装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の水質監視装置は、検水を通流させるための
測定セル部と、前記測定セル部内の検水に光を照射して
サンプル光信号を得るとともに検水照射光以外の光によ
りリファレンス光信号を得る光学系と、前記光学系によ
って得られたサンプル光信号とリファレンス光信号をも
とに演算処理して前記検水中の含有物の推定値を算出す
る計測処理部、によって構成したことを特徴とする。
【0011】また、検水を通流させるための測定セル部
と、前記測定セル部内の検水に光を照射してサンプル光
信号を得るとともに検水照射光以外の光によりリファレ
ンス光信号を得る光学系と、前記光学系によって得られ
たサンプル光信号とリファレンス光信号をもとに演算処
理して前記検水中の含有物の推定値を算出する計測処理
部と、前記測定セル部内に薬液洗浄剤を注入して所定時
間滞留させ、前記測定セル内の汚れ成分を剥離させる薬
液洗浄系路と、前記測定セル内の剥離された汚れ成分を
洗浄流出させる高圧フラッシュ流経路と、該高圧フラッ
シュ流経路からの乱流水によって洗浄された前記測定セ
ル内に検査すべき検出を注入させる測定系流路、によっ
て構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】光源である発光部からの照射光線は検水中を通
るサンプル光線と検水を通る以前のリファレンス光線に
分離され、これらのサンプル光線によるサンプル光信号
とリファレンス光線によるリファレンス光信号を基に演
算処理して検水中のトリハロルメタン等の含有物が算出
される。
【0013】また、上水道配水系等で汚れの原因物質で
ある全鉄,全マンガン等の濁質成分や生物スライム等の
有機成分に対して最も溶解・殺菌効果の高い塩酸(Hc
l)等を所定濃度にした薬液を用いた洗浄剤を一定時間
測定セル内部に滞留させた後にろ過水で水流洗浄する。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1〜図4を参照し
ながら説明する。
【0015】図2は本発明の実施例による水質監視装置
を示すもので、同図において1は圧力調整弁、2aは圧
力調整弁1にその下流段において接続された第1の三方
切換電磁弁、3aは第1の三方切換電磁弁2aに連続さ
れた流量調整弁であって、これらの圧力調整弁1,第1
の三方切換電磁弁2aおよび第1の流量調整弁3aによ
って測定系流路Aが形成される。また、図2において3
bは第1の三方切換弁2aに連結された第2の流量調整
弁、4a,4bは配管洗浄用ろ過器4a,4bによって
水流洗浄系流路Bが形成される。さらに、圧力調整弁1
の下流段と第1の三方切換電磁弁2a間と後述する濁色
度計10との間に電磁弁7を介設して高圧フラッシュ洗
浄系路Cが形成されている。さらにまた、6は流量計、
2bは流量計6の下流段と濁色度計10間に連結された
第2の三方切換電磁弁、8は薬液タンク、9は薬液等の
洗浄剤を注入するための洗浄剤注入ポンプである薬液を
注入ポンプであって、これらの第2の三方切換電磁弁2
b,薬液タンク8および薬液注入ポンプ9によって薬液
洗浄系流路Dが形成されている。30はUVとVISに
関する基準信号RとUVとVISに関するサンプル信号
を入力とする計測処理部である。
【0016】図1は濁色度計10の測定セル部と演算処
理部30の概略構成を示すもので、筒体11は水平面に
対して所定の角度θをもって配設されており、筒体11
の一方の端部側面には検水流入口12が設けられ、他方
の端部側面には検水流出口13が設けられている。筒体
11の一方の開口端部には測定窓14aが設けられ、他
方の開口端部には測定窓14bが設けられている。
【0017】また、図1に示すように、測定窓14aの
近傍には筒体11の軸線上に位置した発光部である低圧
水銀灯15が配設されており、測定窓14aと低圧水銀
灯15間には光分離スリッタ31が設けられている。光
分離スリッタ31による分離光線の光路上には第1の受
光部である光電変換素子33aが配設されており、測定
窓14bの近傍には筒体11の軸線上に位置した第2の
受光部である光電変換素子33bが配設されている。3
4は光電変換素子33aの出力信号と光電変換素子33
bの出力信号を入力として増幅する増幅器、35は増幅
器34の出力信号を入力として所定の演算処理する演算
処理器であって、低圧水銀灯31,光分離スリッタ3
2,光電変換素子33a,33b,増幅器34および演
算処理器35によって計測処理部30が構成される。
【0018】上記構成の水質監視装置において、濁色度
計の洗浄にあたって、薬液タンク8から薬液注入ポンプ
9により塩酸薬液(濃度2%程度)を、三方切換電磁弁
2bを介して濁色度計10の測定セル内に満たして、一
定時間測定セル内に塩酸を重点反応させる。これにより
測定セル内壁に付着した生物スライム,全鉄マンガン等
が剥離される。
【0019】薬液処理した後に高圧フラッシュ洗浄経路
Cを通して高圧流を濁色度計10の測定セル部に通流
し、測定セル部を洗浄するとともに、水流洗浄系流路B
で洗浄した後に測定系流路Aを通して検水を濁色度計1
0の測定セル部に導く。
【0020】すなわち、薬液中に汚れ成分を乱流水流で
水流洗浄を一定時間実施する。これで薬液洗浄を終了
し、検水流入を開始する。この一連の薬液洗浄操作は、
図3に示す制御システムによって行われるもので、シー
ケンサ21とタッチパネル22を用いて、濁色度計,電
磁弁,ポンプ等の被制御機器部23における電磁弁の開
閉,薬液ポンプのオン/オフ等を全自動で実行する。
【0021】上記実施例の濁色度計の洗浄において、水
流洗浄の流量を1(リットル/分)で行え、測定セル内
に1.88秒滞留し、平均速度5.3cm/秒で流れ、
そのレイノズル数が0.106と乱流に近い流れを測定
セル内で実現できる。これにより十分な洗浄効果が得ら
れる。
【0022】この洗浄操作の設定流量、薬液滞留時間、
薬液密度および洗浄時間はシーケンサとタッチパネルに
より、検水の汚れ程度に応じて自由に設定変更可能であ
り、次のような種々の効果が得られる。
【0023】(1)薬液洗浄(Hc12%程度)により
ワイパー洗浄では落ちにくい全マンガン、全鉄系の付着
色度成分を効果的に落とすことができる。
【0024】(2)乱流状態を実現する水流洗浄により
滞留薬液中に溶出した汚れ(濁質成分,色度成分,生物
スライム)を効果的に測定セル外に排除できる。
【0025】(3)一連の薬液洗浄操作は、制御装置
(シーケンサ)、タッチパネルを用いて、電磁弁,ポン
プ等の制御機器を自動運転ができるので、自動洗浄が可
能である。
【0026】(4)薬液洗浄操作パラメータ(水流洗浄
流量設定,薬液滞留時間,洗浄時間等)をタッチパネル
式のグラフィックディスプレイで簡単に設定変更でき、
洗浄操作をグラフィックモニタできる。
【0027】(5)保守間隔が大幅(3ケ月以上)に延
びて、維持管理費用が節減できる。
【0028】(6)薬液洗浄と定期的な濁色度計の自動
ゼロ点校正の組み合わせにより保守間隔の大幅延長が可
能となった。
【0029】(7)ワイパ洗浄やジェット水流洗浄単独
より本洗浄の方が洗浄効果が高い。
【0030】(8)ワイパ洗浄の回転部が洗浄方式には
ないため、故障の原因が少なくなる。
【0031】本発明の最も特徴とするところは、図1に
示すように測定処理部を設けたことである。図4に示す
ように、浄配水のUV信号(25mmの吸光度)がトリ
ハロメタン量と相関が高結果が得られたので、UV信号
を応用したトリハロメタン量推定機能を有する低濃度U
V計を提供するものである。
【0032】すなわち、図1に示すように、検水が一定
傾斜を有する測定部をフローセル形式で測定セル長10
0mmを通過し、UV信号(254mmの吸光度(Ab
is))とVIS信号(546mmの吸光度(Ab
s))の各信号を計測し、UV信号又はUV−VIS信
号(濁度補正信号)から総トリハロメタン量(TTH
M:クロロホルムCHCl3+CHCl2Br+CHCl
Br2+グロモホルムCHBr3の合計量)を推定すると
ともに、UV信号,VIS信号をそれぞれ出力する。光
源としての低圧水銀灯31(254mmと546mm波
長出力)から出た光は測定セルに入る前に光分離スリッ
タ32によりリファレンス光(UV,VISそれぞれ)
に分けられ、測定セル通過後のサンプル光(UV,VI
Sそれぞれ)が測定される。リファレンス光は光電変換
素子33aにより光電変換され増幅器34に入力される
とともに、サンプル光は光電変換素子33bによって光
電変換され増幅器34に入力される。増幅器34に入力
されたリファレンス光とサンプル光に基づく各信号は増
幅され演算器35にに有力される。演算器35はこれら
の信号をもとに演算処理して各UV値,VIS値,TT
HM推定値を出力する。
【0033】上記実施例の水質監視装置によれば次のよ
うな効果が得られる。
【0034】(1)UV信号と濁度信号を連続測定し、
UV信号又は濁度補正UV信号とトリハロメタン量の相
関式からトリハロメタン量が連続推定できる。
【0035】(2)同時に、UV信号から有機物量(例
えば過マンガン酸カリウム溶変量等)の推定が可能とな
り、おいしい水の管理ができる。
【0036】(3)自動ゼロ点校正機能と薬液洗浄機能
を有しているため保守周期が長期化(3カ月以上)でき
る。
【0037】(4)一連の自動ゼロ点校正と薬液洗浄操
作は、制御装置(シーケンサ)とタッチパネルで行い、
自動運転できる。
【0038】(5)測定セルがフローセル形式をとり、
測定セルが100mmと長いため低濃度UV値の測定が
可能である。
【0039】(6)リファレンス光信号(UV,VI
S)を、測定セル入光前に分離しているので、低圧水銀
灯が出力変動をしても、その影響をうけない。
【0040】なお、実施例では発光部(光源)として低
圧水銀灯を用いたが、本発明ではこれに限定されるもの
ではなく、上述の条件を満たすものであれば発光ダイオ
ード又は電球などであってもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上述の如くであって、測定セ
ル部内の検水に測定光線を照射して測定するにあたっ
て、検水を通る光線によりサンプル光信号を得るととも
に、検水を通る以前の光線によりリファレンス光信号を
得、これらの光信号をもとに演算処理して検水中の含有
物の値を算出するものであるから、高性能な水質監視装
置が得られる。
【0042】ま、上水道排水系等で汚れの原因物質であ
る全鉄,全マンガン等の濁質成分や生物スライム等の有
機成分に対して最も溶解・殺菌効果の高い塩酸(Hc
I)等を所定濃度にした薬液を用いた洗浄剤を一定時間
測定セル内部に滞留させた後にろ過水で水流洗浄するも
のであるから、洗浄効果に優れるとともに、濁色度計の
自動ゼロ点校正を有効に行うことができ、かつ自動ゼロ
点校正期間を長くできる等、有効な水質監視装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による水質監視装置の要部の構
成ブロック図。
【図2】本発明の実施例による水質監視装置の要部の構
成図。
【図3】本発明の実施例による水質監視装置の制御に用
いる制御システムのブロック図。
【図4】浄水、配水のUV値とTHM(トリハロメタ
ン)の関係を示す特性図。
【図5】従来の水質監視装置の洗浄方式によるゼロ点校
正特性図。
【符号の説明】
1…圧力調整弁 2a…第1の三方切換電磁弁 2b…第2の三方切換電磁弁 3a…第1の流量調整弁 3b…第2の流量調整弁 4a,4b…ろ過器 7…電磁弁 8…薬液タンク 9…薬液注入ポンプ 10…濁色度計 11…筒体 30…計測処理部 31…低圧水銀灯 32…光分離スプリッタ 33a,33b…光電変換素子 34…増幅器 35…演算器 A…測定系流路 B…水流洗浄系流路 C…高圧フラッシュ洗浄系流路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検水を通流させるための測定セル部と、 前記測定セル部内の検水に光を照射してサンプル光信号
    を得るとともに検水照射光以外の光によりリファレンス
    光信号を得る光学系と、 前記光学系によって得られたサンプル光信号とリファレ
    ンス光信号をもとに演算処理して前記検水中の含有物の
    推定値を算出する計測処理部、によって構成したことを
    特徴とする、水質監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の水質監視装置において、前記
    測定セル部が水平方向に対して所定角度だけ傾斜して配
    設された筒体からなり、 前記光学系が、前記筒体の軸線上に配置された発光部
    と、この発光部と前記筒体との間に配置された光分離ス
    プリッタからなり、 前記計測処理部が、前記光分離スプリッタにより分離さ
    れた光を受光して光電変換信号を出力する第1の光電変
    換素子と、前記光分離スプリッタを通して前記筒体内の
    検水を通して照射された光を受光して光電変換信号を出
    力する第2の光電変換素子と、これらの第1と第2の光
    電変換素子の光電変換信号をもとに演算処理する演算
    器、によって構成したことを特徴とする、水質監視装
    置。
  3. 【請求項3】 検水を通流させるための測定セル部と、 前記測定セル部内の検水に光を照射してサンプル光信号
    を得るとともに検水照射光以外の光によりリファレンス
    光信号を得る光学系と、 前記光学系によって得られたサンプル光信号とリファレ
    ンス光信号をもとに演算処理して前記検水中の含有物の
    推定値を算出する計測処理部と、 前記測定セル部内に薬液洗浄剤を注入して所定時間滞留
    させ、前記測定セル内の汚れ成分を剥離させる薬液洗浄
    系路と、 前記測定セル内の剥離された汚れ成分を洗浄流出させる
    高圧フラッシュ流経路と、 該高圧フラッシュ流経路からの乱流水によって洗浄され
    た前記測定セル内に検査すべき検水を注入させる測定系
    流路、によって構成したことを特徴とする、水質監視装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3の水質監視装置において、前記
    薬液洗浄経路を、塩酸液を貯蔵する薬液タンクと、該薬
    液タンクの塩酸液を前記測定セルに注入する薬液注入ポ
    ンプによって構成し、 前記測定系流路を検水を前記測定セル部に通流させる電
    磁弁と、該電磁弁と前記測定セル部間に配設された流量
    調整弁によって構成したことを特徴とする、水質監視装
    置。
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