JP2003520795A - ジ(ヘタリール)アリールアミノフェン誘導体 - Google Patents

ジ(ヘタリール)アリールアミノフェン誘導体

Info

Publication number
JP2003520795A
JP2003520795A JP2001553761A JP2001553761A JP2003520795A JP 2003520795 A JP2003520795 A JP 2003520795A JP 2001553761 A JP2001553761 A JP 2001553761A JP 2001553761 A JP2001553761 A JP 2001553761A JP 2003520795 A JP2003520795 A JP 2003520795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thiophene derivative
group
arylene
following
thiophene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001553761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4880850B2 (ja
Inventor
ログラー ヴォルフガング
カニッツ アンドレアス
ハルトマン ホルスト
シューマン イェルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2003520795A publication Critical patent/JP2003520795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4880850B2 publication Critical patent/JP4880850B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D333/04Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom
    • C07D333/26Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D333/30Hetero atoms other than halogen
    • C07D333/36Nitrogen atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I)[式中、R,R,R,R及びRは互いに無関係に一官能性の(ヘタリール)アリール系であり、かつRはまた二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系であってもよく、Rはまた基Rであってよいが、但し、Tが二官能性(ヘタリーレン)アリーレンである場合にはRは化学結合又は二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系を表し、RはまたR10を意味し、R10は化学結合又は二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系を表し、又はRは以下の基(II)及び(III)の1つであってよく、Rは化学結合又は二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系を表し、かつRはまたH又は(IV)であってもよい]で表される新規の2−(N,N−ジ(ヘタリール)アリールアミノ)チオフェン誘導体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は新規のジ(ヘタリール)アリールアミノチオフェン誘導体、すなわち
ジアリールアミノチオフェン誘導体もしくはジヘタリールアミノチオフェン誘導
体(“ヘタリール”=“ヘテロアリール”)並びにその製造及び使用に関する。
【0002】 有機発光ダイオード(有機LED=OLED)及び有機光起電性素子のために
、電気ルミネセンスのために有用な有機材料が必要である。これらは、小さい分
子サイズを有する蒸発可能な化合物(例えばUS−PS4539507号を参照
)又はスピンコーティングによって処理できるポリマー性材料(例えばUS−P
S5247190号)のいずれかであってよい。
【0003】 前記の種類の化合物の合成は、芳香族カップリング反応を実施する。ハロゲン
含有化合物を使用するような反応は部分的に金属触媒下で、例えばヘック反応又
はスズキ反応によって進行する(このために:"Chem.Commun.", 1999, 1837
〜1838ページ参照)。しかしながら、この場合、金属、例えばパラジウム(
このために:"Roempp Chemie-Lexikon", 9. Auflage, 1750頁参照)を完全
に除去することは殆ど不可能である。しかしながら金属(及び微量の不完全に変
換されたハロゲン含有中間生成物)は、いわゆる失活剤として作用する、すなわ
ちこれらはその環境において電気ルミネセンスを消去し、かつ従って製造される
材料の効率は大きく低減される。
【0004】 ウルマン反応に相当する芳香族カップリング(このために:"Roempp Chemie-L
exikon", 9. Auflage, 4796頁参照)において、高いプロセス温度のために
生じる副産物及び分解生成物の形成は大きな問題点である。更に、つまり反応生
成物の精製は許容範囲において不可能であるか、又は殆ど不可能である。
【0005】 従って本発明の対象は一般構造:
【0006】
【化15】
【0007】 [式中、 R、R、R、R及びRは、それぞれ互いに無関係に、線状又は角度を
形成して縮合又は結合した同一又は異なる環型からなっていてよい共役の炭素環
系又は複素環系の形における一官能性の(ヘタリール)アリール系であり、その
際、周辺の水素原子はアルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基、ジアルキルア
ミノ基又はジフェニルアミノ基(アルキル=C〜C)によって置換されてい
てよく; Rは更に相応の二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系、すなわち線状又は
角度を形成して縮合又は結合した同一又は異なる環型からなっていてもよい共役
の炭素環系又は複素環系であってよく、その際、周辺の水素原子は場合によりア
ルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基、ジアルキルアミノ基又はジフェニルア
ミノ基(アルキル=C〜C)によって置換されていてよく; Rは更に基Rであってよく、Rが二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン
系でない場合、Rは化学結合又は二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系を
表し; Rは更にR10を意味してよく、その際、R10は化学結合又は二官能性の(
ヘタリーレン)アリーレン系を表すか、又はRは以下の基:
【0008】
【化16】
【0009】 であってよく、その際、 Rは化学結合又は二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系を表し; RはH又は
【0010】
【化17】
【0011】 であってもよく;更に以下のようであってよい: R及びRは一緒になって以下の基:
【0012】
【化18】
【0013】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基:
【0014】
【化19】
【0015】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基:
【0016】
【化20】
【0017】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基:
【0018】
【化21】
【0019】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基:
【0020】
【化22】
【0021】 を形成し、 R、R及びRは一緒になって以下の基:
【0022】
【化23】
【0023】 を形成し、 R、R及びRは一緒になって以下の基:
【0024】
【化24】
【0025】 を形成し、 その際、YはそれぞれCH又はNを意味する]で表される新規の3,4−置換さ
れた2−(N,N−ジ(ヘタリール)アリールアミノ)チオフェン−誘導体であ
る。
【0026】 新規のジ(ヘタリール)アリールアミノチオフェン誘導体の製造は穏やかな条
件下にかつ金属触媒を使用せずに行われる。従ってこれらの化合物は高い純度で
製造できる、すなわちこれらの材料の効率、特に電気ルミネセンスは、公知の方
法で製造される化合物の場合に、例えば使用される触媒の故に存在する不純物に
よって損なわれない。これらの材料の他の利点は、改善されたかつそれぞれの目
的に適合されたレドックス特性にあり、以下に詳細に記載する合成原理からもた
らされる多数の構造可能性によってもたらされる。この合成原理は更に、新規の
材料を問題なくオリゴマー構造及びポリマー構造の形で得ることができる、すな
わちオリゴ−アミノチオフェン誘導体及びポリ−アミノチオフェン誘導体を製造
できることを可能にする。
【0027】 新規の化合物の合成は部分的に、今まで知られていなかった前生成物を必要と
する。しかしながら、これらの前生成物は(市販の出発材料から)ほぼ定量的な
収率で得られる。
【0028】
【化25】
【0029】 この場合、以下のことが重要である: R、R、R、R及びRは前記の意味を有し; R及びRは、互いに無関係に、それぞれ一官能化された(ヘタリール)アリ
ール系、すなわち線状又は角度を形成して縮合した又は結合した同一又は異なる
環系からなってよい共役の炭素環系又は複素環系であり、その際、周辺の水素原
子は、アルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基、ジアルキルアミノ基又はジフ
ェニルアミノ基(アルキル=C〜C)によって置換されていてよく; Rは更に基Rであってよく、その際、化合物Vは遊離の結合に基−CO−C
Xを有し、その際、Xはハロゲン、有利にはCl、Br又はIであり、 又はRは基−C(CO−CHX)であってよい。
【0030】 チオフェン誘導体の合成の第1段階は第2級アミンIとカルボン酸ハロゲン化
物とを反応させてカルボン酸アミド(酸アミド)IIIにすることにある。該反
応は適当な溶剤、有利にはジオキサン中で高められた温度、有利には溶剤の沸点
の範囲において不活性ガス下で実施する。次いで、副生成物として生じるヒドロ
ハロゲン化物(ハロゲン水素)が不活性ガス流によって除去されているか、又は
もはやアミンが、例えば薄層クロマトグラフィー検査によって検出できなくなっ
た場合に反応を停止する。
【0031】 酸アミドIIIを次いで第2段階において、チオカルボン酸アミド(チオアミ
ド)IVに変換する。これは、有利にはいわゆるLawesson試薬、均質相において
硫黄をカルボニル化合物に変換するのに作用する試薬(このために:Roempp Che
mie-Lexikon", 9. Auflage,2464頁を参照)を用いて適当な溶剤、有利には
ジグリコールジエチルエーテル中で高められた温度、有利には約100℃;期間
:数時間、一般に約6時間で実施する。しかしながらまた、硫黄の導入は不均一
相においても、例えば五硫化リンを用いて実施できる。
【0032】 第3段階において、チオアミドIVを(置換型に応じて(以下のIVaないし
IVcを参照))α−ハロゲン−アシル化合物Vとの反応によって適当な溶剤、
有利には塩化メチレン、ジクロロエタン、アセトアンヒドリド、ジメチルホルム
アミド又はテトラヒドロフラン中で、半導体の3,4−置換された2−(N,N
−ジ(ヘタリール)アリールアミノ)チオフェン誘導体VIに変換、特にアシル
化合物(以下のVaないしVdを参照)の置換型に応じて変換する。これは、第
1級のS−アルキル化並びに後続の環化(閉環反応)及び芳香族化によって実施
する。環化は、脱プロトン作用を有する試薬、有利にはトリエチルアミンの添加
によって促進できる。
【0033】 5−位で非置換の、すなわちR=Hのチオフェン誘導体VIは酸化的カップ
リングによって二量体もしくはポリマーの誘導体VI(以下のVIg,h,i,
n,r,s,t,v及びzを参照)に変換でき、これらは同様に有機半導体材料
である。酸化的カップリングは適当な溶剤、有利には無水テトラヒドロフラン中
で自体公知の酸化剤によって、有利にはその都度の(ブチルリチウムによって製
造される)リチウム化されたチオフェン誘導体の塩化銅IIによる酸化によって
、又は導電性基板、例えばITO被覆されたガラス板(ITO=インジウムスズ
酸化物)上での電解酸化によって実施する。
【0034】 ハロゲン化された1,2−ジケトン(以下のVd/dを参照)を(α−ハロゲ
ン−アシル化合物として)を用いて、チオカルボン酸アミドIVから製造された
5,5′−位で非置換であり、かつ4,4′−位で結合しているチオフェン誘導
体VIをオルトギ酸エステル又は亜硝酸ナトリウム又は亜硝酸イソアミルから生
じる亜硝酸を使用して相応のカチオン性のホール輸送材料(以下のVI/1及び
VI/2を参照)に変換でき、これらは公知のポリチオフェン及びポリアニリン
に有機導体としてのその特性において類似している。
【0035】 以下に、多数の新規のチオフェン誘導体の構造式を(直接的な出発生成物と一
緒に)表の形で示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】 R11はこの場合、1〜5個のC原子を有するアルキル基であり、Z-は任意
のアニオン、有利にはポリスチレン−スルホネート又は別の有機スルホネートで
あり、nはそれぞれ2〜100の整数を意味する。
【0041】 本発明によるVI型のチオフェン誘導体は、有機発光ダイオード(OLED)
及び有機光起電性素子もしくはセルの合成のために適当な全ての材料である。こ
れらは、ホール輸送層又は層のカスケードにおいても、発光体層及び電子輸送層
においても使用できる。それぞれのOLED中の層部位はとりわけ(ヘタリール
)アリール構成分子もしくは(ヘタリーレン)アリーレン構成分子によって規定
されている:この構成分子が多くのπ−電子欠損(Elektronenmangel)を有する
、すなわちいわゆるπ−欠損芳香族(Unterschussaromat)であれば、チオフェ
ン誘導体は発光体材料及び電子輸送材料としてより良好に適当になる。
【0042】 以下の化合物型が特に有利である: − VIb、VIc、VIe、VIf、VIg、VIh、VIi及びVIk; − VIr; − VIv: − VI/1及びVI/2。
【0043】 前記の合成経路を介して、蒸発可能な化合物、いわゆる“小分子デバイス”の
ために適当なOLED材料を実現でき、またスピンコーティングによって処理可
能ないわゆる“ポリマーデバイス”のためのポリマー材料を実現できる;非ポリ
マー性材料はこの場合、同様にスピンコーティングによって処理できる。全ての
材料の共通の基本構造の故に、有利には適合された電子特性を有する相応のコポ
リマーを製造できる。更に、それぞれの使用目的のために必要な電子特性を相応
の材料の混合によって実現でき、これらは、構造的な類似性に基づいて非常に良
好に互いに認容性である。こうして適合された材料は従って一層構造のOLED
を可能にし、これは非常に有利である。また公知の炭素環式電荷輸送材料と比較
して非常に高い前記のように製造された電荷輸送材料及び発光体材料の、一般に
類似の炭素環式化合物のガラス転移温度よりも約50〜100℃高いガラス転移
温度は優れている。
【0044】 実施例をもとに本発明をより詳細に説明すべきである。
【0045】 例1 カルボン酸アミドIIIの合成 還流冷却器、マグネットスターラー、滴下漏斗及び不活性ガス流路を有する2
lの3つ口フラスコにおいて、それぞれ1モルの第2級アミンIを600mlの
ジオキサンに溶解させる。それぞれ必要なカルボン酸ハロゲン化物IIを次いで
等量で滴下する。引き続き、該反応混合物を還流下に、反応中に生じるヒドロハ
ロゲン化物が不活性ガス流によって除去されるまで加熱する。薄層クロマトグラ
フィー検査によって、反応の完了を付加的に検出できる。次いで反応溶液を冷却
し、かつ少なくとも2倍量の水中に撹拌導入する。この場合には、殆どの場合に
油状物が沈殿し、これは数時間後にゲル化する。水相を分離し、かつ粗生成物を
エタノールから再結晶させる。収率はそれぞれ少なくとも90%である。
【0046】
【化26】
【0047】 前記のように、例えば2−フェニル酢酸ジフェニルアミド(凝固点:71〜7
2℃)をジフェニルアミン及び2−フェニルアセチルクロリドから製造する。
【0048】 例2 チオカルボン酸アミドIVの合成 それぞれ0.5モルのカルボン酸アミドIII及び等量のLawesson試薬(アニ
ソール及び五硫化リンから製造した)を不活性ガス流路を有する還流装置中で7
50mlのジグリコールジエチルエーテル中に懸濁し、次いで100℃で6時間
撹拌する。この場合に澄明な溶液が形成され、そこから若干の場合には冷却時に
反応生成物が晶出する。生成物を完全に単離するために、反応混合物を二倍量の
水中に撹拌導入し、しばしば形成される油相を次いで結晶化させてよい。次いで
該生成物を水相から分離し、かつメタノールから再結晶させる。収率はそれぞれ
少なくとも90%である。
【0049】
【化27】
【0050】 前記のように、例えばチオカルボン酸アミドIVb(R=1,4−フェニレ
ン及びR=R=フェニル)(凝固点:225〜227℃、M=528)を
カルボン酸アミドIII(R=1,4−フェニレン及びR=R=フェニル
)から製造する。
【0051】 例3 チオフェン誘導体VIの合成 その都度、0.1モルのチオカルボン酸アミドIVをスターラー及び還流冷却
器を備えたフラスコ中に、等量のα−ハロゲンアシル化合物Vと一緒に200m
lのDMF中に溶解させ、次いで100℃で1時間加熱する。次いで0.1モル
のトリエチルアミンを添加し、更に30分間加熱する。冷却後に、形成されたチ
オフェン誘導体をエタノールでの沈降によって、主に水によって沈降させ、かつ
吸引物を単離する。粗生成物をTHF中での溶解及びエタノールによる沈降によ
って精製する。収率はそれぞれ60〜80%である。
【0052】
【化28】
【0053】 前記のようにして、例えばチオフェン誘導体VIb(R=1,4−フェニレ
ン及びR=R=R=R=フェニル)(凝固点:318℃、Tg=275
℃、M=880)をチオカルボン酸アミドIVb(R=1,4−フェニレン
及びR=R=フェニル)及びデシルクロリド(α−クロロ−α−フェニルア
セトフェノン)から製造し、かつチオフェン誘導体VIb(R=1,4−ビフ
ェニレン及びR=R=R=R=フェニル)(凝固点:285℃、Tg=
270℃、M=956)をチオカルボン酸アミドIVb(R=1,4−ビフ
ェニレン及びR=R=フェニル)及びデシルクロリド(α−クロロ−α−フ
ェニルアセトフェノン)から製造する。
【0054】 ポリマーのチオフェン誘導体VI、例えばVIh(R=1,4−フェニレン
及びR=R=R=フェニル)の製造のために以下のように実施した:
【0055】
【化29】
【0056】 0.1モルのチオカルボン酸アミドIVb(R=1,4−フェニレン、R =R=フェニル)をスターラー及び還流冷却器を備えているフラスコ中で、0
.1モルの二量体のフェナシルブロミドVc(R=フェニル)と一緒に200
mlのDMF中に溶解させ、次いで100℃で1時間加熱する。次いで、末端基
の封鎖のために連続的に一官能性のビニローグのチオアミド及び一官能性のアシ
ルハロゲン化物、本願ではまず0.01モルの2−フェニルチオ酢酸ジフェニル
アミドを、かつ60分後に0.01モルのフェナシルブロミドを添加する。更に
60分後に、0.1モルのトリエチルアミンを添加し、更に15分後に冷却し、
その際、形成したポリマーのチオフェン誘導体が沈殿する。更に前記のように後
処理を実施する;収率:約80% 例4 二量体もしくはポリマーのチオフェン誘導体VIの合成(酸化性カップリング
による) 0.01モルの5位で非置換のチオフェン誘導体VIを還流冷却器、スターラ
ー、固体供給装置及び不活性ガス流路を備えているフラスコ中で、100mlの
無水THF中に溶解させる。−60℃に冷却し、次いで0.015モルのブチル
リチウムを添加する。引き続き冷却から隔て、かつ反応混合物を−10℃にまで
融解させる。その後に、固体供給装置を用いて0.011モルの塩化銅IIを添
加し、次いで更に40℃にまで加熱する。反応を30分後に、生成物を水で(ポ
リマーの場合には10%の水を添加したメタノールで)沈殿させ、次いで吸引す
る。THF中に何度も溶解させ、メタノールで沈殿させることによって、生成物
を精製する。非ポリマー性化合物を昇華によって精製してもよい。
【0057】
【化30】
【0058】 前記のようにして、例えば二量体のチオフェン誘導体VIg(R=R=R =R=フェニル)(凝固点:255〜258℃、M=804)を2−ジフ
ェニルアミノ−3,4−ジフェニル−チオフェンVIdから製造する。
【0059】 例5 カチオン導電性材料の形でのチオフェン誘導体VIの合成(Y=CH) 4,4′−位で結合し、かつ5,5′−位で非置換の0.01モルの二量体の
チオフェン誘導体VIをビーカーグラス中で100mlのDMF中に溶解させ、
かつ0.015モルのオルトギ酸トリエチルエステルと混合する。0.01モル
の過塩素酸を添加して、約100℃に加熱した後に、長波長領域で吸収を示す色
素塩が生じ、これらはエタノール及び、場合によりエーテルの添加により沈殿し
、次いで吸引される。色素−過塩素酸塩とナトリウム−ポリスチレン−スルホネ
ートの溶液との反応によって、それぞれカチオン導電性材料の水溶液がポリスチ
レンスルホネートとして得られた;該溶液はスピンコーティングによって処理で
きる。
【0060】
【化31】
【0061】 前記のようにして、例えばチオフェン誘導体VI/1(R=R=R=フ
ェニル及びY=CH)(M=663)をチオフェン誘導体VIw(R=R =R=フェニル)及びオルトギ酸トリエチルエステルから過塩素酸の存在下に
製造する。
【0062】 例6 カチオン導電性材料の形におけるチオフェン誘導体VI(Y=N)の合成 4,4′−位で結合し、かつ5,5′−位で非置換の0.01モルの二量体チ
オフェン誘導体VIをビーカーガラス中で100mlのTHF中に溶解させ、0
.015モルの亜硝酸イソアミルと混合する。0.01モルの過塩素酸を冷却下
に添加し、その後に約50℃に加熱した後に、長波長領域で吸収を示す色素塩が
生じ、これはエタノール及び、場合により例えばエーテルの添加によって沈殿し
、次いで吸引される。色素−過塩素酸塩とナトリウムポリスチレン−スルホネー
トの溶液との反応によって、それぞれカチオン導電性材料の水溶液がポリスチレ
ンスルホネートとして得られる;この溶液はスピンコーティングによって処理で
きる。
【0063】
【化32】
【0064】 前記のようにして、例えばチオフェン誘導体VI/1(R=R=R=フ
ェニル及びY=N)(M=664)をチオフェン誘導体VIw(R=R
=フェニル)及び亜硝酸イソアミルから過塩素酸の存在下に製造する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 51/00 H05B 33/14 B H05B 33/14 33/22 B 33/22 H01L 29/28 (72)発明者 ホルスト ハルトマン ドイツ連邦共和国 メルゼブルク フリッ ツ−ホフマン−ヴェーク 37 (72)発明者 イェルク シューマン ドイツ連邦共和国 エアランゲン シュペ ルベルヴェーク 10 Fターム(参考) 3K007 AB03 AB12 AB14 DB03 4C023 GA01 4C071 AA01 AA04 AA08 BB01 BB03 BB05 BB06 CC21 EE13 FF23 HH19 JJ01 LL07 4J030 BA22 BA48 BB02 BC13 BC24 BF19 BG34 4J031 BA11 BA15 BB01 BD30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造: 【化1】 [式中、 R、R、R、R及びRは、互いに無関係に、線状又は角度を形成して
    縮合又は結合した同一又は異なる環型からなっていてよい共役の炭素環系又は複
    素環系の形における一官能性の(ヘタリール)アリール系であり、その際、周辺
    の水素原子はアルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基、ジアルキルアミノ基又
    はジフェニルアミノ基(アルキル=C〜C)によって置換されていてよく; Rは更に相応の二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン基であってよく; Rは更に基Rであってよく、Rが二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン
    系でない場合、Rは化学結合又は二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系を
    表し; Rは更にR10を意味してよく、その際、R10は化学結合又は二官能性の(
    ヘタリーレン)アリーレン系を表すか、又はRは以下の基: 【化2】 であってよく、その際、 Rは化学結合又は二官能性の(ヘタリーレン)アリーレン系を表し; RはH又は 【化3】 であってもよく;更に以下のようであってよい: R及びRは一緒になって以下の基: 【化4】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基: 【化5】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基: 【化6】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基: 【化7】 を形成し、 R及びRは一緒になって以下の基: 【化8】 を形成し、 R、R及びRは一緒になって以下の基: 【化9】 を形成し、 R、R及びRは一緒になって以下の基: 【化10】 を形成し、 その際、YはそれぞれCH又はNを意味する]で表される2−(N,N−ジ(ヘ
    タリール)アリールアミノ)チオフェン−誘導体。
  2. 【請求項2】 以下の構造: 【化11】 で表される、請求項1記載のチオフェン誘導体。
  3. 【請求項3】 以下の構造: 【化12】 で表される、請求項1記載のチオフェン誘導体。
  4. 【請求項4】 以下の構造: 【化13】 で表される、請求項1記載のチオフェン誘導体。
  5. 【請求項5】 以下の構造: 【化14】 [式中、 Z-はアニオンを意味し、かつnは2〜100の整数を意味する]で表される、
    請求項1記載のチオフェン誘導体。
  6. 【請求項6】 以下の工程: (a)第2級アミンとカルボン酸ハロゲン化物とを反応させてカルボン酸アミド
    にし、 (b)カルボン酸アミドをチオカルボン酸アミドに変換し、 (c)チオカルボン酸アミドをα−ハロゲン−アシル化合物と反応させて、2−
    (N,N−ジ(ヘタリール)アリールアミノ)チオフェン誘導体にする、請求項
    1記載のチオフェン誘導体の製造方法。
  7. 【請求項7】 チオフェン誘導体を酸化的に二量体又はポリマーに変換する
    、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 チオフェン誘導体をオルトギ酸エステル又は亜硝酸を用いて
    ポリチオフェン誘導体に変換する、請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 有機発光ダイオードにおける、請求項1から5までのいずれ
    か1項記載のチオフェン誘導体の使用。
  10. 【請求項10】 有機光起電性素子における、請求項1から5までのいずれ
    か1項記載のチオフェン誘導体の使用。
JP2001553761A 2000-01-20 2001-01-19 ジ(ヘタリール)アリールアミノフェン誘導体 Expired - Fee Related JP4880850B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10002424A DE10002424A1 (de) 2000-01-20 2000-01-20 Di(het)arylaminothiophen-Derivate
DE10002424.6 2000-01-20
PCT/DE2001/000226 WO2001053286A1 (de) 2000-01-20 2001-01-19 Di(het)arylaminothiophen-derivate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003520795A true JP2003520795A (ja) 2003-07-08
JP4880850B2 JP4880850B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=7628211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001553761A Expired - Fee Related JP4880850B2 (ja) 2000-01-20 2001-01-19 ジ(ヘタリール)アリールアミノフェン誘導体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6984737B2 (ja)
EP (1) EP1248780B1 (ja)
JP (1) JP4880850B2 (ja)
DE (2) DE10002424A1 (ja)
WO (1) WO2001053286A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541307A (ja) * 2006-06-20 2009-11-26 エルジー・ケム・リミテッド ポリ複素環化合物、それを用いた有機電子素子およびその有機電子素子を含む電子装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10105916A1 (de) 2001-02-09 2002-08-22 Siemens Ag Amorphe organische 1,3,2-Dioxaborinluminophore, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung davon
BR0210357A (pt) * 2001-06-11 2004-06-29 Shire Biochem Inc Composto e métodos para o tratamento ou a prevenção de infecções pelo flavivìrus
JP4160355B2 (ja) * 2002-09-30 2008-10-01 株式会社東芝 有機el素子
CN100413861C (zh) 2002-12-10 2008-08-27 维勒凯姆制药股份有限公司 用于治疗或预防黄病毒感染的化合物
DE10257539A1 (de) * 2002-12-10 2004-07-01 H.C. Starck Gmbh Verfahren zur Herstellung von 2,2'-Di(3,4-ethylendioxythiophen)en
KR100580621B1 (ko) * 2003-03-07 2006-05-16 삼성전자주식회사 전도성 화합물, 이를 포함하는 전극 및 센서, 상기 센서를이용한 표적 물질 검출방법
DE602004021211D1 (de) * 2003-03-07 2009-07-09 Merck Patent Gmbh Fluorene und Arylgruppen enthaltende Mono-, Oligo- und Polymere
WO2005002288A1 (ja) * 2003-03-14 2005-01-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. 共役分子及びそれを用いた電界発光素子、並びに電界発光素子を用いた電子機器
JP2005082655A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Fuji Xerox Co Ltd チオフェン含有化合物及びチオフェン含有化合物重合体
EA016071B1 (ru) * 2005-05-13 2012-01-30 Вирокем Фарма Инк. Соединения и способы лечения или предотвращения флавивирусных инфекций
KR20090040896A (ko) 2006-08-23 2009-04-27 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 방향족 아민 유도체 및 이들을 이용한 유기 전기발광 소자
AU2007321677B2 (en) * 2006-11-15 2013-04-11 Vertex Pharmaceuticals (Canada) Incorporated Thiophene analogues for the treatment or prevention of flavivirus infections
EP2177516A4 (en) 2007-08-06 2013-03-27 Idemitsu Kosan Co AROMATIC AMINE DERIVATIVE AND ORGANIC ELECTROLUMINESCENT DEVICE USING THE SAME
EP2733188B1 (en) * 2012-11-19 2016-05-25 OSRAM GmbH Organic electroluminescent device and a method of producing an organic electroluminescent device
CN111153822B (zh) * 2020-01-08 2021-07-20 北京航空航天大学 苯酰基修饰的聚集诱导发光型苯胺齐聚物及其制备方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63183451A (ja) * 1987-01-27 1988-07-28 Fuji Electric Co Ltd 電子写真用感光体
JPH05127403A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Minolta Camera Co Ltd 新規トリアミノ化合物を用いた電荷輸送材料
JPH05158260A (ja) * 1991-09-20 1993-06-25 Fuji Electric Co Ltd 電子写真感光体
JPH10168447A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Toyo Ink Mfg Co Ltd 正孔輸送材料およびその用途
JPH10219242A (ja) * 1997-02-06 1998-08-18 Yasuhiko Shirota 有機el素子用化合物および有機el素子
JPH10265773A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Toyo Ink Mfg Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子用正孔注入材料およびそれを使用した有機エレクトロルミネッセンス素子
JPH10310574A (ja) * 1997-05-09 1998-11-24 Minolta Co Ltd 新規アミノ化合物、その製造方法および用途
JP2000063335A (ja) * 1998-08-17 2000-02-29 Minolta Co Ltd 新規アミノ化合物、その製造法及び用途
JP2001085713A (ja) * 1999-09-14 2001-03-30 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および太陽電池

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4539507A (en) 1983-03-25 1985-09-03 Eastman Kodak Company Organic electroluminescent devices having improved power conversion efficiencies
GB8909011D0 (en) 1989-04-20 1989-06-07 Friend Richard H Electroluminescent devices
US6414164B1 (en) * 2000-07-12 2002-07-02 International Business Machines Corporation Synthesis of soluble derivatives of sexithiophene and their use as the semiconducting channels in thin-film filed-effect transistors
ATE357444T1 (de) * 2000-08-17 2007-04-15 Lumera Corp Design und synthese von nlo-materialien für electro-optische anwendungen, die von thiophen abgeleitet sind

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63183451A (ja) * 1987-01-27 1988-07-28 Fuji Electric Co Ltd 電子写真用感光体
JPH05158260A (ja) * 1991-09-20 1993-06-25 Fuji Electric Co Ltd 電子写真感光体
JPH05127403A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Minolta Camera Co Ltd 新規トリアミノ化合物を用いた電荷輸送材料
JPH10168447A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Toyo Ink Mfg Co Ltd 正孔輸送材料およびその用途
JPH10219242A (ja) * 1997-02-06 1998-08-18 Yasuhiko Shirota 有機el素子用化合物および有機el素子
JPH10265773A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Toyo Ink Mfg Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子用正孔注入材料およびそれを使用した有機エレクトロルミネッセンス素子
JPH10310574A (ja) * 1997-05-09 1998-11-24 Minolta Co Ltd 新規アミノ化合物、その製造方法および用途
JP2000063335A (ja) * 1998-08-17 2000-02-29 Minolta Co Ltd 新規アミノ化合物、その製造法及び用途
JP2001085713A (ja) * 1999-09-14 2001-03-30 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および太陽電池

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541307A (ja) * 2006-06-20 2009-11-26 エルジー・ケム・リミテッド ポリ複素環化合物、それを用いた有機電子素子およびその有機電子素子を含む電子装置
US8344164B2 (en) 2006-06-20 2013-01-01 Lg Chem, Ltd. Polyheterocyclic compound, organic electronic device using polyheterocyclic compound, and electronic apparatus including organic electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
EP1248780B1 (de) 2005-03-30
US6984737B2 (en) 2006-01-10
EP1248780A1 (de) 2002-10-16
JP4880850B2 (ja) 2012-02-22
WO2001053286A1 (de) 2001-07-26
DE50105770D1 (en) 2005-05-04
US20030137240A1 (en) 2003-07-24
DE10002424A1 (de) 2001-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4880850B2 (ja) ジ(ヘタリール)アリールアミノフェン誘導体
JP4787259B2 (ja) 新しい有機発光素子材料およびこれを用いた有機発光素子(8)
JP3539995B2 (ja) オキサジアゾール化合物およびその製造法
KR101267854B1 (ko) 카르도 구조를 갖는 π-공역 화합물, 그 제조방법 및 용도
KR101612174B1 (ko) 유기 화합물 및 이를 포함하는 유기 전계 발광 소자
KR20140000693A (ko) 신규한 스피로비플루오렌 화합물
TW200909471A (en) Heterocyclic fused selenophene monomers
JPH0848972A (ja) ピリミジン基を含有する共役化合物のエレクトロルミネセンス材料としての使用
JP7250400B2 (ja) 新規な化合物およびこれを利用した有機発光素子
TW201920103A (zh) 化合物、包括其的塗覆組成物、使用其的有機發光裝置及其製造方法
CN107406473A (zh) 杂配铱络合物、与使用该化合物的发光材料及有机发光元件
CN111326665B (zh) 一种新材料及其电致发光器件
JP6840931B2 (ja) 縮環芳香族化合物の製造方法
JP2004505959A (ja) ジ(ヘテロ)アリールアミノチアゾール誘導体及び有機発光ダイオード(oled)及び有機光起電力構成要素におけるその使用
JP7427318B2 (ja) 新規な化合物およびこれを利用した有機発光素子
CN112204042B (zh) 新型化合物及利用其的有机发光元件
Tanaka et al. Ortho-fused heterocyclic derivatives as efficient electroluminescent materials
JP3525227B2 (ja) オキサジアゾール化合物およびその製造方法
KR20200043755A (ko) 신규한 화합물 및 이를 이용한 유기발광 소자
KR102654810B1 (ko) 신규한 화합물 및 이를 이용한 유기발광 소자
CN113527330B (zh) 一种化合物及其应用
CN106699780A (zh) 一种芳香族胺类衍生物及其制备方法和应用
JP3712037B2 (ja) 環状化合物および有機エレクトロルミネセンス材料
JP3972583B2 (ja) トリアミン化合物およびその製造方法
JP3496081B2 (ja) オキサジアゾール化合物およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050509

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101126

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110215

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110315

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110323

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110413

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110616

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110913

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4880850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees