JP2003520451A - 電気回路を個性化する方法、多層電子回路の多様性を生じさせる方法、及び電子回路において層を作成する方法 - Google Patents

電気回路を個性化する方法、多層電子回路の多様性を生じさせる方法、及び電子回路において層を作成する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気特性を備えた複数の層を有する1つ又は複数の電気回路を個性化するシステムの提供。 【解決手段】電気特性を備えた複数の層を有する1つ又は複数の電気回路を個性化するシステム。前述の層は電気特性決定プロセス(ECDP)によって作成される。個性化システムは複数の電気回路を作成するためにウェーハを受け取るウェーハステージを有する。本システムは層の作成に際して個性化プロセスを適用するように構成される。個性化プロセスは複数の電気回路の各々のウェーハ上に同じ電気特性を生成するために層における第1ECDPを使用するステップ、及び、選定済み回路に個別化されたデジタル数を組み込み、1つ又は複数の指定された電気回路の所要個性化を生じさせるように、選定された電気回路における1つ又は複数の電気特性を修正するために層における第2ECDPを使用するステップを含む。関連装置及び方法も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は集積回路(IC)の設計および製造に関し、更に詳細には、ICを個
性化する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体産業においては、例えば、製造管理、チップヒストリの追跡、様々な出
願における識別および出願番号のために単一チップ間の区別を可能にする必要が
ある。
【0003】 大量生産のための半導体製造処理は一般に多数個の「同一多数」チップを作成
する方法に基づき、したがって、製造処理容量、コスト、及び、品質に因ること
なしに効果的かつ能率的にチップを区別することが主要な挑戦対象である。
【0004】 区別目的および利用可能な技術能力に依存して、種々様々な解決方法が従来技
術において呈示されている。
【0005】 製造管理およびチップヒストリの追跡に関しては、視覚的識別解決が提案され
ている。事例の幾つかを次に示す。 レーザ直接書込みによりチップに文字を刻むことによる視覚的識別方法につい
て記述しているSteffan等へ許可済みの米国特許第6,063,685号
。 ヒトに見え、かつ機械読取り可能なレーザ刻印された識別について記述してい
る、Shis等へ許可済みの米国特許第4,510,673号。 ウェーハ上チップ位置データ用視覚的ドットマトリックスについて記述してい
るLeeへ許可済みの米国特許第5,350,715号。
【0006】 マイクロプロセッサおよびその他のチップにIDまたは通し番号を実装する様
々な種類のソフトウェア解決策が提案されている。これらは、様々なタイプの不
揮発性メモリ(NVM)にプログラムかつ記憶され、一般にバスを経てメモリを
介してプロセッサによる読取りによって用いられる数値を含むことがある。
【0007】 Orso等へ許可済みの米国特許第6,013,686号は、不揮発性メモリ
に記憶されている製造情報を用いたICについて述べている。
【0008】 Allen等へ許可済みの米国特許第5,732,207号は、製造および構
成情報を保持するオンチップEPROMを備えたマイクロプロセッサについて記
述している。
【0009】 Lee等へ許可済みの米国特許5,774,544は、両ダイス共1つの単一
パッケージに含まれる不揮発性RAMダイスに記憶されているCPUダイスにつ
いての暗号化された通し番号に関する装置および方法について記述している。
【0010】 Lee等へ許可済みの米国特許第5,790,663号は、暗号化された通し
番号へアクセスするためのソフトウェア装置および方法について記述している。
【0011】 Dreyer等へ許可済みの米国特許第5,794,066号は、一定ROM
または通常レジスタに記憶されているオリジン、タイプ、ステッピング、その他
のパラメータについてのマイクロプロセッサデータを識別するための装置および
方法について記述している。
【0012】 ヒューズ又はアンチヒューズを含む各種ハードウェア解決策が提案されている
。これらのうちの幾つかは高圧または電流と共にプログラムされ、また、レーザ
切断または熔接のような外部手段と共にプログラムされている。従来技術の例を
次に示す。 この開示内容が引用によりここに組み込まれているAu等へ許可済みの米国特
許第5,672,994号は、改良されたアンチヒューズMOSFETについて
記述している。 Boudou等へ許可済みの米国特許第4,916,809号はプログラマブ
ルレーザ熔接アンチヒューズについて記述している。 Rhodes等へ許可済みの米国特許第4937,475号はそこでは導体リ
ンクがレーザによって破壊されるか又は接続されるプログラマブル回路ついて記
述している。 Shiell等へ許可済みの米国特許第6,065,113号は、レーザ破損
可能ヒューズ、電流によりプログラムされたヒューズ、又は、アンチヒューズを
含むOTPレジスタにより実装されるマイクロプロセッサ内識別子、或いは、E
PROMに記憶されているか、又は、全ての電子ビームリソグラフィ処理におい
て電子ビームにより記入される識別子を含む方法について記述している。
【0013】 場合によっては、当該技術分野において、光学並列リソグラフィと電子ビーム
リソグラフィが組合わされることが知られている。従来技術の例を次に示す。 Sugihara等へ許可された米国特許第5,994,030号は、解像度
および処理量を改良するために、リソグラフシステムと光学リソグラフィを電子
ビーム露光と組み合わせることについて記述している。 日立に譲渡された日本公報開示第4−155812は、位相シフトマスクを介
して光学リソグラフィと電子ビームを組み合わせる方法について記述している。 NECに譲渡された日本公報第1−293616号は、共通光露光を使用し、
次に各ICに特有のパターンを用いて記入するための電子ビームを使用するIC
の製造方法について記述している。他の従来技術の例を次の特許および公報に示
す。 米国特許5:357077;5,360,715;4.610,673;5,
109,149;6,937,270;5,808,268;481,102;
5,721,150;5,727,231;5.903,490;5,903,
490;5679,967;5,619.062;5.545,904;5,1
11,273;4,937,475;4,931.871;4,875,971
;6601,801:4,720,470;4720,470;5,093,5
50;5,410,124;及び、5,733,711。
【0014】 他の従来技術の例は次の公報にも記載されている。 Isao等に許可済みのセキュリティ情報を記入するためのEPROMを備え
たマイクロプロセッサに関する1987年日本特許JP62194565A2。
【0015】 IBM技術開示報告書(TDB)1987年8月、pp.1284−1285
の論文は、ディスクに含まれているデータを保護するためのセキュリティシステ
ムについて記載している。
【0016】 Okiテクニカルレビュ129、1918年1月、YoshidaおよびTa
nakawaによる「安全EEPROMエリアを持つICカード用1チップマイ
クロコンピュータに関する」論文。
【0017】 本発明の態様について記述し、かつ本発明と同じ発明者精神に基づく次に示す
米国暫定特許出願は引用によってここに組込み済みである。 2000年1月20日提出の米国特許出願60/177,087。 2000年3月16日提出の米国特許出願60/189,756。 2000年3月22日提出の米国特許出願60/191,208。
【0018】 上述および本明細書全体に亙る全ての引例の開示内容は引用によりここに組込
み済みである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
幾つかの方法において、上述の従来技術による解決策は重大な欠点を持つ。
【0020】 例えば、チップ又はそれらの内容から種々異なる識別細目の読出しが何等かの
アルゴリズムの結果に影響するような電気機能性が必要とされるシステムにおい
ては、視覚的な識別解決策は適切でない。
【0021】 EPROM、EEPROM、FLASH、及び、他の類似のNVM解決策は、
オンチップ高電圧回路、トンネル酸化物、浮遊ポリゲート、等々のために全て高
価な余分の処理のために一般に4又は5個までの追加マスク層を追加することを
必要とする。また、NVMは広い余分なシリコンエリアを必要とする。
【0022】 ソフトウェア解決策は非侵入的および非破壊的な手段によって内容を読み取る
か、或いは、プログラムし直すことによって攻撃され得る。また、その上に、N
VMは、純粋な論理処理によって統合することが困難であり、従って、性能およ
び品質の観点から、1又は2世代だけ処理技術を遅れさせる傾向がある。NVR
AMは追加的な連続電源、蓄電池、等を必要とする。
【0023】 ヒューズ又はアンチヒューズのいくらかは高圧または電流によってプログラム
され、また、いくらかはレーザ切断または熔接のような外部手段によってプログ
ラムされる。高圧回路、特殊層、オンチップ充電ポンプ、及び/又は、余分なパ
ッドは、再度、特殊設計、追加処理ステップ、及び、熔断漏洩電流および不動態
化ウィンドウ開口部に関する品質問題を必要とする。電気移動およびヒューズ切
断超過時間再接続に関係する信頼性の問題が頻繁に起こる。同様に、レーザ切断
または熔接が実施される場合には、品質問題が頻繁に生じ、しばしば特殊レイア
ウト、及び/又は、窓ウィンドウ開口部が必要とされる。幾らかの解決策はヒュ
ーズ又はアンチヒューズの周り及び最上部における誘電体層の変動に起因する一
貫性のない結果に悩まされる。
【0024】 また、レーザ切断または熔接の場合には、レーザビームに関する視覚経路が必
要とされる。一般に、ヒューズは容易に視覚的検査され、そのまま攻撃され得る
。即ち、非侵入的および非破壊的手段によって調査され、かつ逆管理される。
【0025】 NVM及びヒューズ/アンチヒューズ解決の両方策においては、設計および施
工おける自由は設計、プロセス、および、シリコンエリア拘束条件によって両者
共に制限される。
【0026】 従って、例えば、前述の任意の技法においてあらゆる適切なサイズのチップ指
向の真に安全なハードウェアを実現することは不可能または非常に困難であった
【0027】 好ましい実施形態において、本発明は、高度に柔軟、安全、安価、高信頼度、
製造可能な仕方において、これらの特徴を実現し、従来技術の上述の問題を軽減
するための装置および方法を提供しようと意図するものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明の好ましい実施形態において、デジタル数として役立つ(例えば、通し
番号およびID番号、キー用に使用可能)チップ指向電気回路を定義し、同時に
、高い製造処理量、低コスト、融通性、安全性、及び、品質を維持することは、
光学並列リソグラフィとフォトレジストに関する他の特定リソグラフィを組み合
わせることにより達成される。
【0029】 従来技術に記述されている幾らかの方法は光学リソグラフィを電子ビームリソ
グラフィと組み合わせる。これらの特許は、高解像度のオンチップデバイスの直
接記入を要求する使用方法において感知されるように、光学並列リソグラフィと
電子ビーム直接記入を組み合わせることにより、電子ビームリソグラフィの使用
によって規定される処理量に関する拘束条件に対処しようと試みる。ただし、当
該技術分野における当業者にとっては、いくらかの用途においては、更に改良さ
れた処理能力を達成可能な方法が高度に必要とされることが理解されるはずであ
る。本発明は、例えば、電子ビームリソグラフィ又はレーザ直接書込みリソグラ
フィのような光学並列リソグラフィと他のタイプのリソグラフィの改良された組
合わせを有する好ましい実施形態において、更に改良された処理容量および処理
上の利点、ならびに、改良されたセキュリティを提供することを試みる。電気回
路の層の電気特性を決定するための様々なプロセス(例えば、光学並列リソグラ
フィ、又は、既に検討した他のあらゆるタイプのリソグラフィ)の中の任意のプ
ロセスは、ここでは、電気特性決定プロセス(ECDP)とも呼ばれる。
【0030】 本発明の文脈において、用語PSHリンクは、好ましくは事前に定義された場
所に配置され、フォトレジストへのリソグラフィ露光状態に露光されるか又は露
光されない任意の形状の幾何学エレメントとして構成されるはずであり、従って
、結果として得られるイメージは後続処理を経て物理層へ転送される。
【0031】 本発明は、一般にリソグラフィプロセスによるが必ずしもそうとは限らないチ
ップの大量生産に際してチップを個別化かつ個性化するために個性化された安全
なハードウェア(PSH)を実現する装置および方法を提供する。PSHの統合
は任意の所要数のリンク(今後、PSHリンクと称する)をフォトレジストに露
光することによって達成される。ここに、リンクは例えば多角形体を含む。PS
Hリンクは一般に個性化アルゴリズムに従って個別化された組合わせ体内に配置
される。必ずしも必要とは限らないが、個別化された組合わせ体は各チップに関
して一意的であることが好ましい。
【0032】 PSHリンクは、フォトレジストを用いてリソグラフィプロセス内で画定され
た後で、半導体ウェーハ上に1つ又は複数の層として形成される。
【0033】 本発明の第1態様によれば、PSHリンク(上述したように形成される)は、
アプリケーションによって利用されるデジタル数、例えば、識別、確認、暗号化
、または、暗号解読の目的に役立てられるプライベート、或いは、パブリックキ
ーについて、概説する。
【0034】 説明を簡単にするために、本記述ではしばしばデジタルキーを参照する。本発
明はアプリケーションの入力または入力の一部分として役立つあらゆるデジタル
数に同様に適用可能であることを当該技術分野の当業者は容易に理解するはずで
ある。
【0035】 従って、本発明のこの態様により、電気特性をもつ少なくとも1つの層を備え
た電気回路を個性化する方法が提供される。この場合の層は電気特性決定プロセ
ス(ECDP)によって作成され、個性化する方法は、 複数の電気回路を作成するウェーハを提供するステップを含み、各々が少なく
とも1つの層を備え、 少なくとも1つの層の作成に際して、 複数の前述電気回路の各々におけるウェーハに同じ電気特性を生じさせるため
に層において第1ECDPを使用するステップと、 そこに個別化されたデジタル数を組み込むように、複数の電気回路の少なくと
も1つの少なくとも1つの電気特性を修正するために前述層において第2ECD
Pを使用するステップとを含み、 それによって複数の電気回路の少なくとも1つを個性化する方法である。
【0036】 電気特性をもつ少なくとも1つの層を有する電気回路を個性化するシステムが
提供されている。この場合の層は電気特性決定プロセス(ECDP)によって作
成され、個性化するための前述システムは、 複数の電気回路を作成するためにウェーハを受け取るウェーハステージを有し
、各々が少なくとも1つの層を備え、 本システムが更に少なくとも1つの前記層の作成に際して個性化プロセスを適
用するように構成され、前述の個性化プロセスにおいて、 複数の電気回路の各々におけるウェーハに同じ電気特性を生じさせるために前
述層において第1ECDPを使用するステップと、 そこに個別化されたデジタル数を組み込むように複数の電気回路の少なくとも
1つの電気特性を修正するために前述層において第2ECDPを使用し、それに
よって、複数の電気回路の少なくとも1つを個性化するステップとを含む。
【0037】 本発明は更に次に示す方法を提供する。即ち、多層電子回路の多様性を生じさ
せる方法において、各電子回路が表面層および少なくとも1つの表面下層を有し
、前述表面層および少なくとも1つの前述表面下層がそれぞれ電子回路の動作に
影響を及ぼす少なくとも1つの電気特性を備え、改良において、 1つの多層電子回路を選択するステップと、 前述1つの電子回路の少なくとも1つの表面下層の少なくとも1つの電気特性
を変更するステップとを含み、前述変更ステップが前述の方法によって生成され
た少なくとも1つの他の多層電子回路の対応するデジタル数と異なる個別化され
たデジタル数を組み込むように少なくとも1つの電気特性を変更するステップを
含み、 1つの電子回路の表面層を作成するステップを含み、 前述の変更ステップが前述の作成ステップ以前に起きる改良が提供される。
【0038】 本発明は更に次に示す方法を提供する。 電子回路において層を作成する方法における、改良において、 複数のチップを含み、フォトレジストで覆われたウェーハを提供するステップ
において、 下記ステップを順次実施するステップにおいて、 1.複数のチップの各々における電気回路の同じイメージを生成するために並
列フォトリソグラフィを実施するステップと、 2.複数のチップの1つを選定するステップと、 3.個別化されたデジタル数を組み込むように前記1つの選定済みチップ上の
イメージを修正するステップとを含む改良方法である。
【0039】 本発明は更に指定された種類のシステムを供給する。
【0040】 本発明の他の態様によれば、PSHリンクの露光はPSHフォトマスクを用い
て達成される。本発明のこの態様の好ましい一実施形態によれば、全てのチップ
に用共される全体フォトマスクを用いて並列リソグラフステッピング露光に加え
て前述のフォトマスクが用いられる(同じ走査システム)。この種PHSフォト
マスクは個別化されたパターンをフォトレジストに露光するためにのみ用いられ
、直接書込みによって達成されると同様の結果を異なる仕方において達成する。
この場合、全ての光学ビームをマスキングし、スポットビームだけを通過可能に
し、以下に更に説明するように、適切な形と寸法のスポットをフォトレジスト表
面にもたらす。本発明のこの態様の他の好ましい一実施の形態によれば、PHS
フォトマスクは全体フォトマスクと組合わされ、正常露光の外側フィールドにお
いては、第2ダブル露光としてのスポットビーム露光を可能にする1つ又は複数
の形状が存在する。全フィールドの代わりにこの形状を通ってビームを方向付け
るために網線(マスク)は偏向され、スポットビームのみを通過可能にする。こ
の方法はレチクルを交換することの必要性を取り除き、生産全容量を改良する。
【0041】 当該技術分野の同業者には明瞭であるように、並列リソグラフステッピング全
体露光の前または後で、1つ又は複数の層に追加PSHフォトマスクの適用が可
能である。この場合、リンクは特定のチップの個性化に必要な個別化されたパタ
ーンに従って選択的に露光される。本態様に従えば、PSHリンクはあらゆる必
要な電気機能性を概説する。従って、例えば、本態様の好ましい一実施の形態に
よれば、指定されたPSHリンクはアプリケーションによって利用されるデジタ
ルキーをが概説する。本態様の他の好ましい一実施形態によれば、指定されたP
SHリンクはあらゆるデジタル機能または特定の電気性能動作に指定されたアナ
ログ回路を概説する。
【0042】 従って、本発明のこの態様によれば、電気特性をもつ少なくとも1つの層を備
えた電気回路を個性化する方法が提供される。この場合、この層は電気速成決定
プロセス(ECDP)によって生成される。即ち、それぞれが少なくとも1つの
層を有する複数の電気回路を作成するウェーハを提供するステップを含み、 少なくとも前述の1つの層の生産に際して、 複数の前述電気回路の各々の前記ウェーハに同じ電気特性を生成するために前
述層において第1ECDPを用いるステップを含み、 複数の前述電気回路の少なくとも1つの少なくとも1つの電気特性を修正する
ために前述層において第2ECDPを用いるステップを含み、複数の前述電気回
路の少なくとも1つの少なくとも1つの電気特性の修正が少なくとも1つの個性
化された安全ハードウェア(PSH)フォトマスクを介した露光により修正する
ステップを含み、それによって、複数の前述電気回路の少なくとも前述の1つを
個性化するステップを含む方法である。
【0043】 本発明は更に指定されたシステムを提供する。本発明について以下に説明する
。多層電子回路の多様性を生じさせる方法において、各電子回路が表面層および
少なくとも1つの表面下層を有し、前述の表面層および少なくとも1つの表面下
層がそれぞれ電子回路の動作に影響を及ぼす少なくとも1つの電気特性を備え、
改良において、 1つの多層電子回路を選択するステップと、 前述の1つの電子回路の少なくとも1つの表面下層の少なくとも1つの電気特
性を変更するステップとを含み、変更するステップが少なくとも1つの個性化さ
れた安全なハードウェア(PSH)フォトマスクを介して1つの表面下層の少な
くとも一部分を曝すことによって変更し、それによって、前述の方法によって生
成された少なくとも他の1つの多層電子回路の対応する電気特性と異なるように
少なくとも1つの電気特性を変更するステップを含み、 1つの電子回路の表面層を作成するステップを含み、 前述の変更ステップが前述の作成ステップ以前に起きる改良が提供される。
【0044】 本発明は更に指定された種類のシステムを提供する。
【0045】 電子回路において層を作成する方法における、改良において、 複数のチップを含み、フォトレジストで覆われたウェーハを提供するステップ
において、 下記ステップを順次実施するステップにおいて、 1.前記複数のチップの各々における電気回路の同じイメージを生成するため
に並列フォトリソグラフィを実施するステップと、 2.複数のチップの1つを選定するステップと、 3.1つの選定済みチップ上でイメージを修正するステップとを含み、前述の
修正ステップが少なくとも1つのフォトマスクを介した露光による修正ステップ
を含む改良が提供される。
【0046】 本発明の好ましい一実施形態において、PSH技法は処理量の大きい大量生産
において個別化されたチップの作成に適切である。ICの基礎的な回路設計はチ
ップによって変化しないことが好ましいので、チップ細目の大多数は処理量の大
きい従来型製造ステップを用いて並列光学リソグラフィによって製造されること
が好ましい。従って、プロセスのこの部分は全てのチップに関して同じである。
チップ個性化のためのPSHリンクを形成する時には、チップ上の細目の比較的
小さい部分のみが変えられることが好ましい。従って、PSHリンクのこの種追
加形成によって処理量が著しく低下することはない。本発明に従った個性化技法
はチップ毎に細目の小さい部分だけが変化することを要求するという事実を考慮
すると、本発明の第3の態様に従って、製造容量を実質的に低下させることなく
大量生産を容易にするために瞬間ストロボ技法が利用可能であることが判明した
【0047】 従って、本発明は電気特性を持ち、少なくとも1つの層を備えた電気回路を個
性化するための方法を提供する。即ち、電気特性をもつ少なくとも1つの層を有
する電気回路を個性化する方法であって、前記層が電気特有決定処理(ECDP
)によって作成され、個性化のための前記方法において、 それぞれが少なくとも1つの層を有する複数の電気回路を作成するウェーハを
提供するステップを含み、 少なくとも前記1つの層の生産に際して、 複数の前記電気回路の各々の前記ウェーハに同じ電気特性を生成するために前
記層において第1ECDPを用いるステップを含み、 複数の前記電気回路の少なくとも1つの少なくとも1つの電気特性を修正する
ために前記層において第2ECDPを用いるステップを含み、前記直接書き込み
ステップがXとYのどちらか1つの方向にウェーハを走査するステップ及び前記
修正を達成するように前記走査に際して瞬間的ストロボを適用し、それによって
、複数の前記電気回路の少なくとも1つを個性化するするステップを含む方法で
ある。
【0048】 その代りに、直接書き込みの代わりにPSHマスクが用いられる類似の方法が
評価される。
【0049】 本発明は更に指定された種類のシステムを提供する。即ち、多層電子回路の多
様性を生じさせる方法において、各電子回路が表面層および少なくとも1つの表
面下層を有し、前述表面層および少なくとも1つの前述表面下層がそれぞれ電子
回路の動作に影響を及ぼす少なくとも1つの電気特性を備え、改良において、 1つの多層電子回路を選択するステップと、 1つの前述電子回路の少なくとも1つの表面下層の少なくとも1つの電気特性
を変更するステップとを含み、前述変更ステップが直接書き込みステップを含み
、前述直接書き込みステップがXかYのどちらか一方向に前述層を走査し、前述
走査に際して前述変更を達成するように瞬間ストロボを適用するステップを含み
、 1つの電子回路の表面層を作成するステップを含み、 変更ステップが作成ステップ以前に起きる改良を提供する。
【0050】 本発明は更に指定された種類のシステムを提供する。
【0051】 本発明は更に提供する。即ち、電子回路において層を作成する方法における、
改良において、 複数のチップを含み、フォトレジストで覆われたウェーハを提供するステップ
において、 下記ステップを順次実施するステップにおいて、 1.複数のチップの各々における電気回路の同じイメージを生成するために並
列フォトリソグラフィを実施するステップと、 2.複数の前述チップの1つを選定するステップと、 3.1つの選定済みチップ上イメージを修正するステップとを含み、前述修正
するステップが直接書き込みステップを含み、前述直接書き込みステップがXと
Yのどちらか一方向にウェーハを走査するステップを含み、前述走査に際して、
前述修正を達成するように瞬間ストロボを適用するステップとを含む改良である
【0052】 本発明は更に指定されたこの種のシステムを提供する。本発明は更に上述の方
法によって生成された電気回路を提供する。
【0053】 本発明の明確に指定された態様の各々に適用可能な様々の好ましい実施形態に
ついて次に簡単に記述することとする。
【0054】 従って、本発明の好ましい一実施形態に従ったPSHリンクの形成は例えば、
レーザ、電子ビーム、X線、または、製造プロセス期間中の他のビーム供給源な
どの直接書込みビームを使って達成される。フォトレジストが堆積された後の従
来型リソグラフィプロセスに際して、PSHリンクを形成する追加ステップを適
用可能な幾つかの可能な方法がある。
【0055】 更に明確には、 A.フォトレジストの全体露光を全体フォトマスクを介して放射へ適用するス
テップ以前に、事前定義されたPSHリンクに対応する直接書込みビームは所定
位置における1つ又は複数のフォトレジスト(PR)に適用可能である。
【0056】 B.直接書込みステーションが全体ステッピング放射露光と同時にリソグラフ
ィステッパに設置されている場合には、直接書き込みビームは1つ又は複数の層
のPRへ供給可能である。
【0057】 C.直接書込みビームはPR現像ステップ以前、ステッピング放射全体露光後
に1つ又は複数の層のPRへ供給される。
【0058】 D.直接書込みビームは、全体露光用現像ステップの後、ただし、例えば、ラ
ンドアロンレーザ、電子ビーム、または、他の放射ソースステーションにおける
エッチング/オプラント//拡散ステップの前に、1つ又は複数の層のPRへ供
給される。
【0059】 ポジティブフォトレジストを使用する場合には、放射へ露光されるリンク位置
は後続するステップにおいてエッチング、インプラント、拡散、等々されるはず
であるが、他方、非露光リンク位置は不変状態を維持するはずである。また、必
要な変更を加えて、ネガティブフォトレジストも同様に適用可能である。当該技
術分野における当業者は、例えば、過剰露光によるポジティブPRからネガティ
ブへの逆転等を理解するはずである。
【0060】 当該技術分野における当業者は、PSH技法を用いることによって、リソグラ
フィ(フォトレジスト使用)による実質的にあらゆる定義済み層、または、層の
組合わせは、例えば金属層および多重層、接点、層貫通孔、インプラント、能動
/受動的領域、等々のように、個性化され得ることを理解するはずである。PS
H技法は多くの異なるタイプの集積回路に関してカスタマイズされ得るはずであ
る。
【0061】 本発明の好ましい一実施形態によれば、PSH技法を利用して特定のチップに
組み込まれるべきキーは、例えば、ロット番号、ウェーハ番号、及び、各チップ
を個別に定義するダイスx−y座標などのような1つ又は複数の特定製造パラメ
ータを用いるアルゴリズムによって算定可能である。アルゴリズムはチップ層が
異なれば、セキュリティを強化するために変化することがあり得る。
【0062】 他の好ましい一実施形態によれば、ランダム数種世代に基づくアルゴリズムが
以下に更に詳細に述べるように個別化された(および、おそらく一意的)キーを
生じさせるために用いられる。このランダム数は、例えば、PSHステーション
のコンピュータコントローラによって生成され得る。
【0063】 好ましい一実施形態によれば、アルゴリズムはセキュリティを強化するために
、層が異なれば変化することもあり得る。
【0064】 好ましい一実施形態によれば、個性化アルゴリズムは顧客別に提供され、ウェ
ーハ製作者(fab)にとって、または、他の好ましい一実施形態に従って機密
が保持され、ウェーハ製作者(fab)自体がアルゴリズムを定義可能である。
個性化アルゴリズムは、PSHステーションコントローラ内に安全な暗号化され
たフォーマットで保持されることが好ましい。
【0065】 当該技術分野における熟練者であれば、本発明が指定された個性化アルゴリズ
ムによって束縛されず、アルゴリズムが提供または記憶される仕方によっても束
縛されないことを容易に理解するはずである。
【0066】 或る特定の好ましい実施形態において、キーはICに組み込まれるが、しかし
ながら、明示され得る形式においてアクセス可能ではない。これは、通常セキュ
リティ目的で実施される。従って、例えば、チップに組み込まれるキー値がXで
あれば、当該キーにアクセスして、外部的に読み取ろうとするあらゆる試行は設
計によって阻止されている。従って、キー値を外部的に読み取ろうと試行すれば
、例えば、Xの代わりに2Xを用いる事となる。
【0067】 一般に、あらゆる適切な半導体デバイス(チップ)、ブロック、電気回路、メ
モリ、または、論理ユニットはPSH技術を用いて個性化することが可能である
。PSHリンクは、1つ又は複数の層において、また、例えば後続する誘電体、
及び/又は、金属層、によって覆われた好ましい一実施形態において、実装可能
であり、このようにして、リンクを隠した状態に維持し、好ましくは、非侵入視
覚的な(光学)検査ならびに非破壊的(マイクロ)微小精査、および、走査電子
顕微鏡(SEM)における更に洗練された分析、収束されたイオンビーム(FI
B)、電子ビーム、電圧コントラスト分析、等々を阻止するはずである。例えば
、化学機械的研磨(CMP)のような平坦化技術を利用すれば、リバーズエンジ
ニアリング(逆方向工学)分析を更に複雑化することがあり得る。
【0068】 既に述べたように、本発明の種々様々な態様において、電気または電子回路は
下記項目の少なくとも1つを実現することが好ましい。即ち、冗長設計、デバッ
グ設計、チップ設計である。
【0069】
【発明の実施形態】
従来技術に従い、並列リソグラフィプロセスの従来型シーケンスはリソグラフ
ィプロセスに追加ステップを提供することによって修正される。従来技術にれば
、製造に際して集積回路における個別化された電気回路の組み入れは、リソグラ
フィプロセス期間中に、直接書込みビームによって達成可能である。これらは、
フォトレジストで覆われた層へ直接書込みビームを当てる追加ステップが実行可
能な種々様々なシーケンスである。
【0070】 図1aから図1dまでを参照することとする。図1cは従来技術によるシーケ
ンスを示し、図1a、1b、及び、1dはその修正シーケンスである。
【0071】 図1aに示すシーケンスAは半導体ウェーハに適用される従来型リソグラフィ
プロセスの従来型前処理ステップ1から出発する。材料層12は例えばリソグラ
フィプロセスに先立ってシリコンウェーハ11の表面13に堆積された状態を示
す。この例において、層12は、随意にリベーク処理されていても差し支えない
フォトレジスト14によって覆われている。層12がウェーハ11上の第1層で
あるかどうかに応じてシリコンウェーハ11は(i)ウェーハ基板であるか、ま
たは、(ii)ウェーハであり得る。この場合、後者は第1層のみならず、能動
および受動電子コンポネント又はそれらの部分を備えた他の層も含むことに留意
されたい。
【0072】 シーケンスAはステップ2を継続し、フォトレジストを直接書込みビーム21
、即ち、レーザ、または、電子ビーム、イオンビーム,X−線ビーム、或いは、
他のビーム供給源に露光する。ビーム21は個別回路の特定実装のために用いら
れ、設計によって画定されるフォトレジスト14に露光される。その後で、チッ
プ全体のフォトレジスト14を全体露光放射33に曝すためにパターン34を備
えた全体フォトマスク31を用いてステップ3が実施される。このシーケンスお
よび以下に述べる他の全てのシーケンスにおいて、フォトレジストは、全体の光
学並列露光ならびに直接書込み露光の両方に対して適切な感度を持つことに留意
されたい。
【0073】 更に、フォトレジスト41及び42の露光済み領域は現像ステップ4に際して
除去される。これらの領域はステップ2に際して直接書込みビーム21に、また
、ステップ3に際して放射33にそれぞれ曝された。現像ステップ4の後で、随
意にポストベーク処理して差し支えなく、フォトレジストがそこから除去された
領域の下に位置する層12の部分は従来通りに処理される。ステップ5における
処理は、あらゆる適切な種類、例えば、エッチング、インプラント、拡散、等々
、であり(この例では、エッチング)、それによって、電気回路またはその一部
が形成される。
【0074】 図1bに示すシーケンスBは、チップ層12上に個別電気回路またはその一部
を形成する他の可能な方法を提供する。
【0075】 シーケンスBは既に述べたリソグラフィプロセスに先行する従来型前処理ステ
ップ1からスタートする。
【0076】 その後で、全体フォトマスク31のパターン34を介して行われる全体露光放
射33と同時に実施される直接書込みビーム21を含むステップ23が実施され
る。
【0077】 次に、前述の従来型現像4および、例えば、選定された部位におけるフォトレ
ジストおよび層部分を除去し、それによって、電気回路またはその一部文を形成
するためにエッチング5ステップが実施される。
【0078】 図1cに示すシーケンスCはチップ層12上に個別電子回路またはその一部分
を形成する更に別の可能性のある方法である。このシーケンスは従来技術によっ
て知られている。
【0079】 また、シーケンスCも、上述のリソグラフィプロセスに先行する従来型の前処
理ステップ1からスタートする。
【0080】 次に、シーケンスAと反対の順序が適用される。従って、最初に、全体露光ス
テップ3が実施され、ステップ3の後に限り、直接書込みビーム露光のステップ
2が提供される。
【0081】 その後で、選定された部位におけるフォトレジスト及び層部分を除去するため
に前述の従来型現像4およびエッチング5ステップが実施され、それによって、
規定された電気回路(53と称する)またはその一部分を形成する。
【0082】 図14に示すシーケンスDは、チップ層12上に電気回路を形成する更に他の
可能性のある方法を提供する。
【0083】 シーケンスDも上述のリソグラフィプロセスに先行する従来型の前処理ステッ
プ1からスタートする。
【0084】 その後で、シーケンスDは、全体露光3および現像41などのような従来型ス
テップを含む。これらの従来型ステップは、例えば、リソグラフィステッパと関
連して実施されることも可能である。
【0085】 現像ステップ41の後、ただし従来型エッチングステップの前に、従来技術に
従って、直接書き込みビーム露光ステップ2が実施される。
【0086】 その後で、露光された部位におけるフォトレジストを除去するための第2現像
42およびエッチング5ステップが実施される。露光済み部位における層部分が
除去され、それによって、規定された電気回路またはその一部分が形成される。
【0087】 さて、次に本発明に戻って、本発明は並列光学リソグラフィによる全体露光と
直接書き込みによる修正の組み合わせについて記述されるが、全体露光が電子ビ
ームによる場合にも同様に適用可能であることに留意されたい。
【0088】 本発明の第1態様によれば、チップの個性化はリソグラフィプロセスに際して
個別化されたデジタル数(例えばキー)をチップに組み入れることにより達成さ
れる。後者は、個性化アルゴリズムに従って任意の所要個数の個性化された安全
ハードウェア(PSH)リンクを半導体基板の層内に形成することにより実現さ
れる。集積回路におけるキーの組み込みは上述の仕方における直接書込みを用い
て達成される。
【0089】 フォトレジストを除去し、層部分を処理した後で、(例えば、上述のエッチン
グステップを介して)、PSHリンク(例えば51)が形成され、規定されたデ
ジタルキーを生じさせる。
【0090】 これに反して、従来技術と関連して規定された記述はエッチングを採用してい
るが、この態様によれば、本発明は同様に例えば、インプラント、拡散等々の他
のプロセス処理に適用可能であることは、当該技術分野における当業者によって
理解され得ることである。
【0091】 好ましい一実施形態によれば、フォトレジストはレーザにより直接書込みビー
ムに曝される。修正された一実施形態に従い、電子ビームが利用される。更に他
の修正された一実施形態によれば、他のビームソース、例えば、イオンビームが
利用され、更に他の修正された一実施形態によれば、X線ビームが用いられる。
直接書込みステップは、例えば、ステッパ(スキャナ)、走査および反復システ
ム又はその他の全て当該技術分野において知られている装置を使用して実現され
る全体露光のための並列光学リソグラフィと共に本実施形態によって実施される
【0092】 好ましい一実施形態に従い、ポジティブフォトレジストが利用される。デジタ
ルキーの組み込みのための上述したプロセスの修正は、ネガティブフォトレジス
トを使用するか、又は、ポジからネガへ又はその逆に過剰露光によってPRを反
転させるか、その逆にすることにより、達成可能であることは、当該技術分野に
おける当業者にとって明白なはずである。このシーケンスおよび以下に述べる他
の全てのシーケンスにおいて、全体の光学並列露光ならびに特定のPSH露光の
両方の場合にとってフォトレジストが適切な感度を持つことに留意されたい。
【0093】 本発明の他の態様によれば、PSHリンクの形成は、好ましくは例えば二重露
光モードにおける全てのチップにとって共通な全体フォトマスクを利用する並列
リソグラフステッピング露光システムにおいて1つ又は複数のPSHフォトマス
クを使用することにより達成される。
【0094】 スキャナ内のPSHフォトマスクを用いると、個別の直接書込みシステムを使
用する場合と比較して、更に効率的な大量生産プロセスを可能にし、種々異なる
システム(即ち、スキャナと直接書込みシステム)の間の切り換えを検討する必
要性が排除される。更に、PSHフォトマスクを用いると、既にインストールさ
れているスキャナシステムを利用するので、個別の直接書込み方法に有利であり
得る。
【0095】 好ましい一実施形態においては、すべてのチップ上の個別化されたパターンを
フォトレジストへ曝すために専用PSHフォトマスクが用いられる。このフォト
マスクは、レーザスポット(適切な形と寸法)をフォトレジスト表面にもたらす
ように限られたビームのみを通過可能にし、直接書込みビームと非常に類似する
。この態様において、規定された個別化されたパターンはデジタルキーのみに制
限されることなくデジタルキーを含む。当該技術分野における当業者は理解する
はずである。同様に追加PSHフォトマスクは並列リソグラフステッピング露光
の前または後で各層に適用可能である。この場合、リンクは、個性化アルゴリズ
ムの制御の下に特定チップの個性化を必要とする個別化されたパターンに従って
選択的に露光されるはずである。ビーム及びウェーハは相互に相対的にx−y制
御のもとに移動し、ビームはPSHリンク位置を選択的に曝すために特定IC上
の個別パターンに関する個性化アルゴリズムによる選択に従ってパルス化、及び
/又は、空白化する。(更に以下を参照のこと)。
【0096】 本発明のこの態様の他の一実施形態において、正常露光フィールドの外側に第
2の二重露光におけるスポットビーム露光を可能にするような形が存在し得るよ
うに、PSHフォトマスクは全体フォトマスク(例えば所与層に関して)と組合
わされる。全体フィールドの代りにこの形を経てビームを指示するように網線(
レチクル)オフセットされ、同時にスポットビームのみを通過させる。これはレ
チクルを交換する必要性をキャンセルし、これによって、生産時間を節約する。
【0097】 本発明のこの態様に関する以下の記述は専用PSHフォトマスク(網線)を対
象とする。PSHフォトマスクが全体フォトマスクと組合わされる場合、即ち、
スポット露光用の特殊PSH形状が一般フィールドの外側の全体マスク自体上に
存在する場合に図2A−Bおよび2E−Fが同様に適用可能であることを当該技
術分野における熟練者は容易に理解するはずである。
【0098】 次に、本発明の第2態様の一実施形態に従って専用PSHフォトマスク301
を使用することによって(または、全体フォトマスク上の一般フィールドの外側
のPSH形状を介して)、PSHリンクを形成するシーケンスを示す図2aと図
2bを参照することとする。
【0099】 今までに述べてきたことを更によく理解するために、本発明の好ましい一実施
形態に従い、専用PSHフォトマスク301を用いて(または、全体フォトマス
クに関して一般フィールド外のPSH形状を介して)層12上にPSHリンク5
1を形成する方法を示す図2aに注意を向けることとする。従って、PSHリン
クが直接書込みビームによって形成された場合について上述したように、シーケ
ンスはリソグラフィプロセスの従来型前処理ステップ1から出発する。
【0100】 その後で、この好ましい実施形態に従い、フォトレジスト14の事前定義済み
位置303を放射35に露光するステップ30はPSHフォトマスク301を介
して(または、図示されていない全体フォトマスクに関する一般フィールドの外
のPSHを介して)実施される。PSHの形状302は適切な形状のスポットビ
ーム304だけを通過させ、放射35からの適切なエネルギを用いて位置303
にフォトレジストを露光させるように形成する。
【0101】 ステップ30には、全体フォトマスク31を使用し、位置32におけるレイア
ウトに従って全体露光放射33にチップの残りの部分を露光するステップ3が後
続する(図2Cの平面図)。
【0102】 次に、フォトレジストを除去し、かつ選定された部位における層部分を処理し
、それによって部品の所要電気回路のPSHリンク51および全体設計52を形
成するために前述の従来型現像およびオプションとしてのポストベーク4および
エッチング5ステップが実施される。PSHリンク51および全体設計52を図
2Cの平面図に示す。説明を明瞭にするために、ステップ30に際して、スキャ
ナステーションコントローラ内に所在することが好ましい個性化アルゴリズムに
よって個別チップの事前画定された特定位置303が選定されなかった場合には
、好ましくはスキャナステーションコントローラの制御の下でビームは消去され
、従って、(フォトレジスト54に示すように)対応する位置51’は露光され
ないことに留意されたい。
【0103】 当該技術分野における熟練者は本態様に従った本発明はエッチング処理によっ
て拘束されず、他の変種は適用可能(例えばインプラント又は拡散の適用)であ
ることを容易に理解するはずである。図2bに示すシーケンスは、特定のPSH
フォトマスク301を使用して、チップ層12上にPSHリンク51を形成する
別の非制限方法を提供する。本シーケンスは、PSHリンクが直接書込みによっ
て形成された場合について上述したように、リソグラフィ処理の従来型前処理ス
テップ1から出発する。
【0104】 更に、全体フォトマスク31を用いて、位置32を全体露光放射33に曝すス
テップ3が実施される。
【0105】 その後で、本発明の第2の態様に従ったこの好ましい実施形態に従い、PSH
フォトマスク301を介して、フォトレジスト14の事前画定位置303を放射
35に露光するステップ30が実施される。(この第2態様の代替実施形態にお
けるこの追加露光は、既に述べたように、特殊なPSH形状を介して、全体マス
ク上にオフセットされることが可能である。)PSH形状302は適切な形のス
ポットビーム304をちょうど通過させ、放射35からの適切なエネルギを用い
て、位置303にフォトレジストを露光させるように形成する。
【0106】 次に、フォトレジストを除去し、選定された部位における層部分を処理し、そ
れによって、PSHリンク51および所要電気回路またはその一部分の全体設計
52を形成するために、前述の従来型現像4およびエッチング5ステップが実施
される。既に述べたように、エッチングステップは可能性のある多くの変種の中
の1つに過ぎない。
【0107】 エッチングステップの後で、上述した各シーケンスに関して、残っているフォ
トレジストが除去され、ウェーハは処理を継続する。この場合、全製造プロセス
の残っているステップが実施され、完全に処理されたウェーハが得られる。製作
に際して、各層のPSHリンクは、随意に、後続層で覆われる。これらの後続層
は、PSHリンクの非侵入的な視覚分析、非破壊的マイクロ精査、及び/又は、
SEM、FIB、電子ビーム、及び、電圧コントラスト分析によってリバースエ
ンジニアを防止または阻止することが好ましい。
【0108】 その上、リバースエンジニアリング分析の更なる複雑化に関しては、例えば、
化学機械的研磨(CMP)のような、当該技術分野において知られている平坦化
技術をウェーハに適用することも可能である。任意の個数の層を備えたチップ用
に1つ又は複数の層上にPSHリンクを形成するために、図1aから図1dまで
に示すシーケンスAからD、ならびに、図2a及び図2bに示すシーケンスはP
SHリンクの形成にも適用できることに留意されたい。層は、それらがリソグラ
フィによって規定されていることを条件に、例えば、金属および多重層、接点、
層貫通孔、インプラント、能動/受動領域、等々のような適切な任意の性質であ
っても差し支えない。
【0109】 当該技術分野における当業者であれば、本発明のPSH技法を用いる限り、一
般的に、リソグラフィ処理の従来型ステップに本発明によって課せられる特別な
拘束条件は皆無であることを理解するはずである。特に、フォトレジストは(既
に検討済みであるように)ポジティブに限られるわけでなく、各層上の照射され
た領域の現像後に除去されるか又は残されるかに応じて、ネガティブであっても
差し支えない(図2d参照)。フォトレジストは、全体光学並列露光ならびにP
SH露光の両方にマッチする適切なエネルギ特質を備えていなければならない。
【0110】 PSHリンクを形成するビームはレーザ、電子、X線、または、イオンビーム
、または、それらの適切な組合わせであり得る。
【0111】 本発明の第2態様に従って追加PSHフォトマスク(または、全体マスク上の
オフセットPSH形)を利用することについては、図2e及び2fを参照して更
に説明することとする。従って、図2fに示すように通常のフォトマスクを介し
た並列露光350に加えて、フォトレジスト上にスポットビームを生成するよう
に追加マスクが装備される351(または、その代わりに、全体フィールドの外
においてビームがPSHの形状まで通過するように全体マスクをオフセットする
)。マスク360の概略図、衝撃用ソース362、及び、ウェーハ364上にお
ける結果としてのスポット363を図2eに示す。その後で、ステップ352(
図2f参照)に従い、全ての個別チップに事前画定および選定されたPSHリン
クの特定露光を生じさせるように、スポットは、X−Y制御の下で走査され、従
来技術において知られている仕方においてパルス化され、及び/又は、消去され
る。
【0112】 次に、本発明の一実施形態に従いPSHリンクを形成するための典型的リソグ
ラフシステムを概略図示する図3を参照することとする。本発明の好ましい一実
施形態によれば、本システムは、例えばPRコート及びプリベイクのようなウェ
ーハ310の従来型前処理ステップ1を実施する前処理モジュール311、並列
光学露光のためのリソグラフィステッパ312、及び、例えばPR現像およびポ
ストベイクによってウェーハ310を後処理するための後処理モジュール313
を備えた従来型リソグラフィステーション300を有する。前モジュール311
および後処理モジュール313は、それぞれ、ウェーハ310のロードおよびア
ンロード用に、ウェーハ入力インタフェース317およびウェーハ出力インタフ
ェース316を装備している。図3は説明用であって、この図では、システム及
び部品の個別および相対寸法は縮尺されていないことに留意されたい。更に、部
品の相対位は、生産に応じて変化することがある。
【0113】 好ましい一実施形態に従い、リソグラフィステーション300はリソグラフィ
ステーションの種々異なる場所に設置可能な直接書込みビームステーション31
4に結合されることが好ましい。 A.シーケンスA用として、直接書き込みビームステーション314は、前処
理モジュール311とリソグラフィステッパ312の間に設置される(図3の位
置A)。 B.シーケンスB用として、直接書き込みビームステーション314はステッ
パに設置され(図3の位置B)、ステッパ312の全体露光放射と同時作動する
ように作動可能である。(直接書込みビーム及び全体放射は同じフィールド又は
異なるフィールドを同時に露光可能である)。 C.シーケンスC用として、直接書込みビームステーション314はリソグラ
フィステッパ312と後処理モジュール313との間に設置される(図3の位置
C)。 D.シーケンスD用として、直接書込みビームステーションはスタンドアロン
レーザ、電子ビーム、または、他の放射源ステーション(図示せず)であるか、
又は、後処理モジュール313とウェーハ出力インタフェース316(図示せず
)の間に位置する。
【0114】 他の一実施形態において、シーケンスA、C、または、D用として、直接書込
みビームステーションは(IIと同様に)ステッパ内に設置される。この場合、
シーケンスBの場合と同様に全体並列露光と同時に作動するのでなく、直接的書
込みは、必要に応じて、並列露光から、一時にどちらか一方へウェーハ露光が切
り換えられる。本発明はウェーハ転送用に知られている従来技術の平面図および
システムを利用可能である。
【0115】 一実施形態によれば、ビームステーションはコンピュータに結合されたコント
ローラ、ウェーハ310が配置されるウェーハステージ、走査用に動力化された
x−y軸部品、ビームの偏向手段、光学エレメント、および、ビームブランカ(
いずれも図示されず)を含む。ウェーハ上の各チップを、そこに特定のPSHリ
ンクが形成されるべき例えば位置315においてビームに選択的に露光させるた
めに、これらの部品はx‐、y‐又は組合わされたx−y方向へ個別的および相
互に相対的に適切な精度で移動可能である。
【0116】 例えば、連続走査を提供するために移動は一方向にのみ実施され、適切な位置
315に「瞬間ストロボ」ビームを供給するように、PSHリンクは概説され得
る。後者の作動モードについては、図4を参照して、更に詳細に検討することと
する。
【0117】 ビームの特性、例えば、波長、エネルギスポット形状、パルス持続時間、およ
び周波数、ビームが連続的に消去されるか又はパルス化されているか、等々は、
露光済みと非露光位置を区別するために解像度、精度、均一性、安定性、等々の
観点から必要とされる性能を提供するために最適化されることが好ましい。PS
Hリンクの位315、可動部分の運動パラメータ、ならびに、ビームの特性は特
定の用途に応じて決定されることが好ましい。精度、重要な諸元、位置合わせ、
及び、処理量時間問題に対処するために、PSHリンクは非臨界寸法に設計可能
であり、所与技術ノードに関して必ずしも最小寸法(臨界寸法CD)である必要
はない。PSHリンクはレイアウト及びチップにとって比較的極めて些細な部分
であるので、この場合の追加エリアは重要でない。
【0118】 限定的でない一例として、例えば、Leica Microsystems
Lithography GmbHから商的に入手可能なLeica ZBA3
2は直接書込み電子ビームシステムとして使用可能である。
【0119】 図4を参照することとして、この図は本発明の他の態様に従ったストロボ瞬間
作動モードにおいて走査されるチップを有するウェーハの概略図である。この作
動モードは、ウェーハに対する走査ビームの動きがウェーハ上のチップの各列に
関する偏向範囲内のみ、および、XまたはY方向のみに限られる場合に特に適用
可能である。走査に際して、ビームはパルス化され、かつ/または、消去される
。この種の走査モードの一般的であって排他的でない例を図4に示す。この場合
、ビームはX方向に経路390に沿ってチップの第1列を走査し、第1列を走査
し終った後でビームはY方向に第2列に向かって移動し、この第2列は反対方向
に走査され、このように走査が進行する。この種走査モードは非常に効率的であ
り、大量生産シリーズに関して特に有用である。この作動モードによれば、チッ
プにおける選定された部位(例えば、第1チップの391、第2チップの392
)には事前画定された位置に在るPSHリンクが含まれる。これらの位置には、
明らかに個性化アルゴリズムの制御の下で、上述の仕方においてデジタル数また
は他の電気的に機能する回路を生成するために個性化された露光が適用される。
全ての位置は経路390に沿って、ビーム走査の方向に垂直なビーム偏向範囲内
に配列される(好ましいモードにおいては、偏向の必要性は皆無である)。
【0120】 当該技術分野における当業者は、本発明の様々な態様に従ったPSH技術の非
常に高度の融通性が個別化された電気機能(場合によってデジタル又はアナログ
)を生成するようにチップにPSHリンクを組み込むための多様な用途を容易に
することを理解されるはずである。
【0121】 この種デジタルキー(本発明の第1態様をに適用される)又は、本発明のPS
H技術を利用するあらゆる電気的に機能する回路(本発明の他の態様にも同様に
適用される)の様々な例を図5から10までに示す。
【0122】 例1 図5−6はリソグラフィプロセスに際して上述の仕方においてそのエレメント
を個別に露光することにより電気回路機能の変更の例を示す。インバータゲート
回路601の状態(この例においては、プルダウンレジスタの部分)は、回路の
電気概略図に示す導体602の金属層における多角形体に相当するフォトレジス
トを露光することによって「1」から「0」へ変化可能である。この方法に従う
ことにより、デジタルキーに対応する一連のビットがチップに組み込まれること
が可能である。
【0123】 例えば、8個のゲート回路601(図6に示すように金属および接触層のレイ
アウト)で構成される8ビットインバータ配列体(例えばデジタルキーとして機
能する)について考察することとする。当該技術分野における当業者によって理
解されるように、フォトレジストを直接書込みビームに選択的に露光するか、又
は、既に述べたように特殊PSHフォトマスクを介してフォトレジストを露光す
ることによって対応するPSHリンクが選択され、これによって金属エッチング
を作動可能または作動不能にし、論理数「0」および「1」によって(それぞれ
)構成される個別化されたデジタルキーコードを導入するために必要とされる切
断と接続を(それぞれ)作動可能または作動不能にする。従って、図8の例に示
すように、接続を断たれたリンク701、702、及び、703は「0」に対応
し、残っている接続いたままのリンクは「1」に対応して8ビット数(1011
0101)を生じさせ、これが16進数値D5を表すデジタルキーとして機能す
る。この個別化された8ビットキー配列体は、例えば指定された瞬間ストロボ技
法を用いて、例えば図4に示すチップの部位391に組み込み可能である。同様
の仕方において、異なるデジタルキーはウェーハ内の連続チップの部位392に
組み込み可能である。既に指定したように、例えばRSAアルゴリズムにおける
専用または公的キーとしてのキーを必要とする任意の適切な知られている従来技
術を適用することによってデジタルキーは利用可能である。各チップに組み込ま
れた特定のキーは、どの特定PSHリンクを露光するか否かを選択することによ
り、個性化アルゴリズムによって決定される。
【0124】 従って、この種インバータの多様性が配列体を形成する実装における個別化さ
れた組合わせ数は2nであり、ここに、nは配列体(アレイ)内のインバータの
個数である。設計上考察すべき事項に関する限りでは、この種PSHによって作
動可能化されたインバータを含む基本セルはn個のセルを用いた2n種の異なる
キーによる構成を作動可能にするセルライブラリに単純な仕方において論理的に
記憶されることが可能である。図6に示す単純化された特定の例においては、2
56通りの異なるキーは8個のセルを用いて表すことが可能である。既に検討し
たように、PSHリンクは「0」(リンク切断)又は「1」(リンク接続)を意
味するように選択的に露光され得るはずである。当該技術分野における当業者に
よって理解可能であるように、他の設計において各セルは複数のPSHリンクを
含むことが可能である。
【0125】 好ましい一実施形態(特定の例1に限定されない)によれば、事前画定済みの
全てのPSH位置を横断してビームが走査するようにウェーハ及びビームが移動
し、また、ビームをパルス化、及び/又は、ビームを消去することにより、当該
位置は特定チップ上の個別化されたデジタルキーを構成する明白に異なる「0」
と「1」を実現するように露光される。
【0126】 例2 PSH技法はROMの個性化に使用できる。図7は真理値表403を実現する
ための本発明に従って個性化されたVtインプラントROMの概略図401およ
びレイアウト402を示す。PSH技法の使用により、トランジスタ(例えば、
413と称する)の要求された組合わせに対応する回路上のトランジスタゲート
位置412はPSHリンクを形成するためにフォトレジスト上で選択的に露光さ
れ、それによって、当該チップの製造に際してVt(しきい電圧)インプラント
を作動可能化する。各チップのPSH露光に際して個別に画定されるように、V
tが存在するか又は欠如するかによって、ROM真理値表における論理「1」及
び「0」は全てのチップにおいて異なるようにそれぞれ実現される。
【0127】 例3 好ましい一実施形態に従い、PSHリンクを含まない回路と視覚的に同じに見
えるようにPSHリンクをレイアウトする機密保護(セキュリティアプリケーシ
ョン)に関しては特に注意が払われる。図8は論理NORゲート(結線図502
)に対応する電気回路501の特性を変更する一例を示す。PSH技法を用いて
変更した後においてNORゲート回路501は論理NANDゲート(結線図50
4)の回路に対応する回路503に効果的に変換する。チップ製造に際し、PS
Hリンクを選択的に形成して、Vtインプラントを作動可能化または作動阻止す
ることにより、電気回路501の2つのトランジスタ511は効果的に相殺され
る。回路は視覚的にはNORゲートのように見えるが、実際にはNANDゲート
のように作動する。これは機密保護の観点からは良いことであり、リバースエン
ジニアリングを更に困難にする。
【0128】 例えば多数のこの種ゲートを組み合わせ、これらを選択的に露光すれば、例1
におけるインバータの組合わせと同様に、デジタルキー、及び、番号、等々の実
装を作動可能化することになる。
【0129】 例4 アナログ回路は種々の用途のために個性化されることがある。一例として、図
9は同調可能電流ミラーの電気概略図801および対応するレイアウト802を
示す。適切なM2トランジスタ811を選択し、PSH技術を用いて能動拡散領
域層における多角形体812に対応するフォトレジストを露光することによって
回路の出力電流を同調させることができる。当該技術分野における当業者は、ポ
ジティブ又はネガティブPRの効果を理解するはずである。M2トランジスタを
選択的に露光することにより、電流は個別に調整可能である。従って、例えば、
基準電圧または基準電流はコンパレータにおいて画定可能である。この種のコン
パレータは、例えば、センサ、オーディオデバイス、等のアナログ特性を個性化
するために利用可能である。
【0130】 当該技術分野における当業者によって理解されるはずであるように、デジタル
キーを実現するためにPSH技術を用いて組み込まれた電気的に機能する個別化
された回路は、実質的には任意の所要サイズの一連のビットとして実現可能であ
る。上述したように、この種のキーは、例えば、これらに限定されることなく識
別、及び/又は、認証目的、電子通商取引、及び、その他用のアルゴリズムを含
む各種アルゴリズム用キーとして多くの用途に利用できる。
【0131】 本発明の第2および第3の態様に関する限り、当該技術はデジタルキーにのみ
限定されることなく、あらゆる電子的に機能するデジタル又はアナログ回路で利
用可能である。その他の利用可能な用途には、冗長度設計、デバッグおよびスプ
リット設計等々が含まれる。この場合、最終的なバージョンは、追加マスクの必
要なしに、中間テストの結果、市場需要、等々に従ってPSH技術によって規定
されるはずである。
【0132】 検討対象とされる態様とは関係なしに、機密保護を目的として、非侵入的また
は非破壊的なアクセスを防止するために、全回路は後続する層によって全体的ま
たは部分的に更に覆われることもあり得る。
【0133】 デジタルキーは、例えば、ロット番号、ウェーハ番号、及び、各チップを個別
に規定するダイスx−y座標などの1つ又は複数の特定製造パラメータを利用す
る個性化アルゴリズムを用いて計算することが可能である。個性化アルゴリズム
は機密保護を強化するために各チップ層に関して異なることがあり得る。
【0134】 例えば、チップ個性化にための簡単なアルゴリズムはロット番号、ウェーハ番
号およびx−y座標自体を使用する。更に複雑なアルゴリズムは個性化のために
ロット番号、ウェーハ番号、及び、x−y座標の関数である数値を利用する。他
の一例として、ランダム数(または疑似ランダム数)はそれ自体、または、チッ
プ個性化のための種として用いられることがあり得る。この(疑似)ランダム数
は、例えば、PSH露光ステーションのコントローラによって生成され得る。個
性化アルゴリズムは、必要に応じて、両方の場合について既に述べたように、そ
れが個別の直接書込みステーションであるか、または、スキャナに統合されてい
るかに拘わらず、PSH露光ステーションコントローラ内に暗号化された確実な
フォーマットで保持される。このコントローラは必要とされるセキュリティ規格
に適合するように安全に保持される。この実施形態(例えば、瞬間ストロボ作動
モード)によれば、チップ個別化された組合わせが、特定のチップにおいて対応
する選定済みリンク位置を露光するようにビームをストロボするために用いられ
、既に述べたようにx−y軸において走査が行われる。
【0135】 本発明は或る程度の特殊性をもつ場合について記述してきたが、本発明が関係
する当該技術分野における当業者であれば、種々の変更、修正、改良が可能であ
り、添付された特許請求の範囲から逸脱することなしに追加が実施可能であるこ
とが理解されるはずである。
【0136】
【発明の効果】
本発明によれば、高度に柔軟、安全、安価、高信頼度、製造可能な仕方によっ
て、適切なサイズのチップ指向の真に安全なハードウェアを実現することが可能
となったのである。
【図面の簡単な説明】
一層良好な理解のために、次に、添付図面を単に例として参照し、本発明につ
いて記述することとする。
【図1a、1b、1d】 直接書込みステップを含む製造処理ステップの様々な好ましいシーケンスの簡
素化されたフローチャートである。
【図1c】 従来技術に従った直接書込みステップを含む製造処理ステップの好ましい一シ
ーケンスの簡素化されたフローチャートである。
【図2a、2b】 本発明の第2態様の実施形態に従い追加フォトマスクを利用することによって
PSHリンクを形成するステップを含む製造処理ステップの好ましい様々なシー
ケンスの簡素化されたフローチャートである。
【図2c】 図1a−1d及び2a−2bの製造処理シーケンスに対応するフォトマスク及
び結果としてのポジティブフォトレジストの平面図である。
【図2d】 図1a−1d及び2a−2bの製造処理シーケンスに対応するフォトマスク及
び結果としてのネガティブフォトレジストの平面図である。
【図2e】 本発明の第2態様の好ましい一実施形態に従って追加PSHフォトマスクを介
した露光の概略説明である。
【図2f】 PSHフォトマスクの利用を例示する簡素化されたフローチャートである。
【図3】 本発明の好ましい一実施形態に従ったチップの個性化システムの概略図である
【図4】 本発明の一態様に従った瞬間ストロボ作動モードにおいて走査されるチップを
有するウェーハを示す概略図である。
【図5】 インバータゲートの「1」から「0」への変換を示す本発明のPSH技法を実
現する一例を示す図である。
【図6】 8ビットインバータ配列体に関する本発明のPSH技法を実現する一例を示す
図である。
【図7】 真理値表と共にROMの個性化を示す本発明のPSH技法を実現する一例を示
す図である。
【図8】 NORゲートからNANDゲートへの変換を示す本発明のPSH技法を実現す
る一例を示す図である。
【図9】 同調可能電流ミラーに関する本発明のPSH技法を実現する一例を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/191,208 (32)優先日 平成12年3月22日(2000.3.22) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/237,458 (32)優先日 平成12年10月2日(2000.10.2) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (62)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気特性をもつ少なくとも1つの層を有する電気回路を個性
    化する(personalizing)方法であって、前記層が電気特性決定処理(ECDP
    )によって作成され、前記個性化方法において、 複数の電気回路を作成するウェーハを提供するステップを含み、各々が少なく
    とも1つの層を備え、 少なくとも前記1つの層の作成に際して、 複数の前記電気回路の各々における前記ウェーハに同じ電気特性を生じさせる
    ために前記層において第1ECDPを使用するステップと、 そこに個性化されたデジタル数を組み込むように、複数の前記電気回路の少な
    くとも1つの少なくとも1つの電気特性を修正するために前記層において第2E
    CDPを使用するステップとを含み、 それによって複数の前記電気回路の少なくとも前記の1つを個性化する方法。
  2. 【請求項2】 前記第1ECPPおよび前記第2ECDPが同じである請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1ECDPおよび前記第2ECDPがそれぞれ直接書
    き込みステップを含む請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1ECDPが並列光学フォトリソグラフィを含み、 前記第2ECDPが少なくとも1つの下記レーザビーム直接書き込みステップ
    および電子ビーム直接書き込みステップを含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1ECDPを使用し、かつ第2ECDPを使用した後で、 少なくとも第2層において、複数の前記電気回路の各々における前記ウェーハ
    に同じ電気特性生じさせるステップをも含む請求項1から4のいずれかに記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 複数の前記電気回路の少なくとも1つの少なくとも1つの電
    気特性を修正するために少なくとも1つの第2層において第3ECDPを用いる
    ステップも含む請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ECEPが個性化アルゴリズムを含む請求項1に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 前記個性化アルゴリズムが前記個別化されたデジタル数を生
    成するための1つ又は複数のパラメータを利用するステップを含む請求項7に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記1つ又は複数の製造パラメータがロット番号、ウェーハ
    番号、及び、前記電気回路を一意的に規定する電気回路x−y座標で構成される
    グループから選出される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記個性化された電気回路を隠すために後続する誘電体、
    及び/又は、金属層によって前記層の少なくとも1つを覆い、それによって、リ
    バースエンジニアリング分析結果を阻止するステップをも含む請求項1から9の
    いずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 リバースエンジニアリング分析結果を阻止するためにプラ
    ナリゼーションを利用するステップをも含む請求項1から10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記デジタル数がデジタルキーである請求項1に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 複数の前記電気回路の少なくとも1つの少なくとも1つの
    電気特性の修正が、少なくとも1つのPSHマスクを介した露光によって修正す
    ることにより構成される請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記PSHフォトマスクの少なくとも1つが専用PSHマ
    スクである請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記PSHフォトマスクの少なくとも1つが全体フォトマ
    スクと組合わされる請求項13または14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第1ECDPが並列光学フォトリソグラフィを含み、
    第2ECDPが直接溶接を含み、前記直接書き込みステップがXとYのどちらか
    1つの方向にウェーハを走査するステップ及び前記修正を達成するように、前記
    走査に際して瞬間的ストロボを適用するステップを含む請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記直接書き込みが直接レーザビーム書き込みである請求
    項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記直接書き込みが直接電子ビーム書き込みである請求項
    16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記デジタル数がアプリケーションへの入力として機能す
    る請求項1から18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記アルゴリズムが前記デジタル数を利用する暗号化モジ
    ュールにおいて実現される請求項7に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記暗号化モジュールがRSAまたはDESアルゴリズム
    を実現する請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 多層電子回路の多様性を生じさせる方法において、各電子
    回路が表面層および少なくとも1つの表面下層を有し、前記表面層および少なく
    とも1つの前記表面下層がそれぞれ電子回路の動作に影響を及ぼす少なくとも1
    つの電気特性を備え、改良において、 1つの多層電子回路を選択するステップと、 前記1つの電子回路の少なくとも1つの表面下層の少なくとも1つの電気特性
    を変更するステップとを含み、前記変更ステップが前記方法によって生成された
    少なくとも1つの他の多層電子回路の対応するデジタル数と異なる個別化された
    (individualized)デジタル数を組み込むように少なくとも1つの前記電気特性
    を変更するステップを含み、 1つの前記電子回路の表面層を作成するステップを含み、 前記変更ステップが前記作成ステップ以前に起きる改良。
  23. 【請求項23】 電子回路において層を作成する方法における、改良におい
    て、 複数のチップを含み、フォトレジストで覆われたウェーハを提供するステップ
    において、 下記ステップを順次実施するステップにおいて、 i.前記複数のチップの各々における電気回路の同じイメージを生成するため
    に並列フォトリソグラフィを実施するステップと、 ii.複数の前記チップの1つを選定するステップと、 iii.個別化されたデジタル数を組み込むように前記1つの選定済みチップ
    上の前記イメージを修正するステップと、 を含む改良。
  24. 【請求項24】 修正ステップが直接書込みによる修正ステップを含む請求
    項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記直接書き込みがレーザ直接書き込みを含む請求項2に
    記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記直接書き込みが電子直接書込みを含む請求項24に記
    載の方法。
  27. 【請求項27】 前記修正ステップがマスクを介した露光によって修正する
    ステップを含む請求項23に記載の方法。
  28. 【請求項28】 マスクを介した露光がレーザビームを用いる露光を含む請
    求項23から27のいずれかに記載の方法。
  29. 【請求項29】 電気特性をもつ少なくとも1つの層を有する電気回路を個
    性化する方法であって、前記層が電気特有決定処理(ECDP)によって作成さ
    れ、個性化のための前記方法において、 それぞれが少なくとも1つの層を有する複数の電気回路を作成するウェーハを
    提供するステップを含み、 少なくとも前記1つの層の生産に際して、 複数の前記電気回路の各々の前記ウェーハに同じ電気特性を生成するために前
    記層において第1ECDPを用いるステップを含み、 複数の前記電気回路の少なくとも1つの少なくとも1つの電気特性を修正する
    ために前記層において第2ECDPを用いるステップを含み、複数の前記電気回
    路の少なくとも1つの少なくとも1つの電気特性の前記修正が少なくとも1つの
    個性化された安全ハードウェア(PSH)フォトマスクを介した露光により修正
    するステップを含み、それによって、複数の前記電気回路の少なくとも前記の1
    つを個性化するステップを含む 方法。
  30. 【請求項30】 前記PSHフォトマスクの少なくとも1つが専用PSHマ
    スクである請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記PSHフォトマスクの少なくとも1つが全体フォトマ
    スクと組合わされる請求項29または30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 多層電子回路の多様性を生じさせる方法において、各電子
    回路が表面層および少なくとも1つの表面下層を有し、前記表面層および少なく
    とも1つの前記表面下層がそれぞれ電子回路の動作に影響を及ぼす少なくとも1
    つの電気特性を備え、改良において、 1つの多層電子回路を選択するステップと、 前記1つの電子回路の少なくとも1つの表面下層の少なくとも1つの電気特性
    を変更するステップとを含み、前記変更するステップが少なくとも1つの個性化
    された安全なハードウェア(PSH)フォトマスクを介して前記1つの表面下層
    の少なくとも一部分を曝すことによって変更し、それによって、前記方法によっ
    て生成された少なくとも他の1つの多層電子回路の対応する電気特性と異なるよ
    うに少なくとも1つの前記電気特性を変更するステップを含み、 1つの前記電子回路の表面層を作成するステップを含み、 前記変更ステップが前記作成ステップ以前に起きる改良。
  33. 【請求項33】 前記PSHフォトマスクの少なくとも1つが専用PSUマ
    スクである請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記PSHフォトマスクの少なくとも1つが全体フォトマ
    スクと組合わされている請求項32または33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 電子回路において層を作成する方法における、改良におい
    て、 複数のチップを含み、フォトレジストで覆われたウェーハを提供するステップ
    において、 下記ステップを順次実施するステップにおいて、 i.前記複数のチップの各々における電気回路の同じイメージを生成するため
    に並列フォトリソグラフィを実施するステップと、 ii.複数の前記チップの1つを選定するステップと、 iii.選定された1つの前記チップ上の前記イメージを修正するステップと
    を含み、前記修正ステップが少なくとも1つの前記フォトマスクを介して露光す
    ることにより修正するステップ を含む改良。
  36. 【請求項36】 前記フォトマスクの少なくとも1つが専用PSHマスクで
    ある請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記フォトマスクの少なくとも1つが全体フォトマスクと
    組合わされている請求項35または36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 電気特性をもつ少なくとも1つの層を有する電気回路を個
    性化する方法であって、前記層が電気特有決定処理(ECDP)によって作成さ
    れ、個性化のための前記方法において、 それぞれが少なくとも1つの層を有する複数の電気回路を作成するウェーハを
    提供するステップを含み、 少なくとも前記1つの層の生産に際して、 複数の前記電気回路の各々の前記ウェーハに同じ電気特性を生成するために前
    記層において第1ECDPを用いるステップを含み、 複数の前記電気回路の少なくとも1つの少なくとも1つの電気特性を修正する
    ために前記層において第2ECDPを用いるステップを含み、 前記直接書き込みステップが XとYのどちらか1つの方向にウェーハを走査
    するステップ及び前記修正を達成するように前記走査に際して瞬間的ストロボを
    適用し、それによって、複数の前記電気回路の少なくとも1つを個性化するする
    ステップを含む 方法。
  39. 【請求項39】 多層電子回路の多様性を生じさせる方法において、各電子
    回路が表面層および少なくとも1つの表面下層を有し、前記表面層および少なく
    とも1つの前記表面下層がそれぞれ電子回路の動作に影響を及ぼす少なくとも1
    つの電気特性を備え、改良において、 1つの多層電子回路を選択するステップと、 前記1つの電子回路の少なくとも1つの表面下層の少なくとも1つの電気特性
    を変更するステップとを含み、前記変更ステップが直接書き込みステップを含み
    、前記直接書き込みステップがXかYのどちらか一方向に前記層を走査し、前記
    走査に際して前記変更を達成するように瞬間ストロボを適用するステップを含み
    、 1つの前記電子回路の表面層を作成するステップを含み、 前記変更ステップが前記作成ステップ以前に起きる改良。
  40. 【請求項40】 電子回路において層を作成する方法における、改良におい
    て、 複数のチップを含み、フォトレジストで覆われたウェーハを提供するステップ
    において、 下記ステップを順次実施するステップにおいて、 i.前記複数のチップの各々における電気回路の同じイメージを生成するため
    に並列フォトリソグラフィを実施するステップと、 ii.複数の前記チップの1つを選定するステップと、 iii.前記1つの選定済みチップ上イメージを修正するステップとを含み、
    前記修正するステップが直接書き込みステップを含み、前記直接書き込みステッ
    プがXとYのどちらか一方向にウェーハを走査するステップを含み、前記走査に
    際して、前記修正を達成するように瞬間ストロボを適用するステップと、 を含む改良。
  41. 【請求項41】 前記電子回路が次に示す冗長設計、デバッグ設計、及び、
    チップ設計の少なくとも1つを実現する請求項1から40のいずれかに記載の方
    法。
  42. 【請求項42】 請求項1から41のいずれかに記載の方法によって作成さ
    れる電気回路。
  43. 【請求項43】 電気特性をもつ少なくとも1つの層を有する電気回路を個
    性化するシステムであって、前記層が電気特性決定プロセス(ECDP)によっ
    て作成され、個性化するための前記システムにおいて、 複数の電気回路を作成するためにウェーハを受け取るウェーハステージを有し
    、各々が少なくとも1つの層を備え、 前記システムが更に少なくとも1つの前記層の作成に際して個性化プロセスを
    適用するように構成され、前記個性化プロセスにおいて、 複数の前記電気回路の各々におけるウェーハに同じ電気特性を生じさせるため
    に前記層において第1ECDPを使用するステップと、 そこに個別化されたデジタル数を組み込むように複数の前記電気回路の少なく
    とも1つの電気特性を修正するために前記層において第2ECDPを使用し、そ
    れによって、複数の前記電気回路の少なくとも1つを個性化するステップとを含
    むシステム。
  44. 【請求項44】 前記電子回路が次に示す冗長設計、デバッグ設計、及び、
    チップ設計の少なくとも1つを実現する請求項43に記載のシステム。
  45. 【請求項45】 リソグラフィ全体露光用フォトマスクであって、前記フォ
    トマスクが追加露光における個性化用の事前規定されたPSHリンク位置を含む
    ことを特徴とするフォトマスク。
  46. 【請求項46】 全体リソグラフィが光学リソグラフィを含む請求項45に
    記載のフォトマスク。
  47. 【請求項47】 前記追加露光が直接書き込みリソグラフィを含む請求項4
    5または46に記載のフォトマスク。
  48. 【請求項48】 前記フォトマスクがポジティブフォトマスクを含む請求項
    45から47のいずれかに記載のフォトマスク。
  49. 【請求項49】 前記フォトマスクがネガティブフォトマスクを含む請求項
    45から47のいずれかに記載のフォトマスク。
  50. 【請求項50】 チップ設計セルライブラリに含まれるように形成されたセ
    ルであって、前記セルが少なくとも1つのPSHリンク位置を含むセル。
  51. 【請求項51】 少なくとも1つのPSHリンク位置が複数のPSHリンク
    位置を含む請求項50に記載のセル。
  52. 【請求項52】 前記チップ設計セルライブラリが請求項50または請求項
    51のどちらかに記載の少なくとも1つのセルを含むことを特徴とするチップ設
    計セルライブラリ。
  53. 【請求項53】 リソグラフィマシンコントローラであって、前記コントロ
    ーラが少なくとも1つのPSHリンク位置を個性化するような作動状態にあるこ
    とを特徴とするリソグラフィマシンコントローラ。
  54. 【請求項54】 前記リソグラフィマシンが直接書込みリソグラフィマシン
    を含む請求項53に記載のコントローラ。
  55. 【請求項55】 前記コントローラがプログラムされたプロセッサを含む請
    求項53または請求項54のどちらかに記載のコントローラ。
  56. 【請求項56】 前記コントローラが下記項目、即ち、少なくとも1つの製
    造パラメータ、ランダム数、ランダム番号、疑似ランダム数、デジタル数、ウェ
    ーハ上のチップ位置、通し番号、ID番号、プログラム、および、番号リストの
    少なくとも1つを有する入力を受け取り、 前記コントローラが少なくとも部分的に前記入力に基づいて、少なくとも前記
    1つのPSHリンク位置を個性化するための作動可能状態にある請求項53から
    55のいずれかに記載のコントローラ。
  57. 【請求項57】 リソグラフィマシンコントローラを制御するためにコンピ
    ュータと関連して作動可能状態にあるプログラムを有するタンジブルコンピュー
    タ読取り可能媒体であって、少なくとも1つのPSHリンク位置を個性化するた
    めに、前記プログラムと関連した前記コンピュータの制御の下で前記コントロー
    ラが作動可能状態にありことを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体。
  58. 【請求項58】 リソグラフィマシンコントローラを制御するためにコンピ
    ュータと関連して作動可能状態にあるプログラムを有するコンピュータ読み取り
    可能信号であって、少なくとも1つのPSHリンク位置を個性化するために、前
    記プログラムと関連した前記コンピュータの制御の下で前記コントローラが作動
    可能状態にありことを特徴とするコンピュータ読取り可能信号。
  59. 【請求項59】 前記暗号化モジュールが暗号化アルゴリズムを実現する請
    求項20に記載の方法。
  60. 【請求項60】 前記デジタル数を用いる暗号解読モジュールにおいて前記
    アルゴリズムが実行される請求項7に記載の方法。
  61. 【請求項61】 前記暗号解読モジュールが前記暗号解読アルゴリズムを実
    行する請求項60に記載の方法。
  62. 【請求項62】 前記電気回路が下記項目、即ち、デジタル回路、インバー
    タ、インバータ配列体、記憶装置、ROM、RDMビット配列体、論理ゲート、
    複数の論理ゲート、アナログ回路、及び、電流ミラーの少なくとも1つを含む請
    求項42に記載の電気回路。
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