JP2002157891A - フラッシュ・イーピーロム集積回路におけるデータ・パターンをプログラムする方法 - Google Patents

フラッシュ・イーピーロム集積回路におけるデータ・パターンをプログラムする方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は、浮遊ゲートをチャージしたり、ディス
・チャージするために用いられる高い電圧は、フラッシ
ュ・メモリ装置に重要な設計上の制限、特にセル寸法及
びプロセス仕様のサイズの縮小に関する制限が生じてい
た。 【解決手段】本発明は、アレイがページ・プログラム操
作中に負のワード線電圧を用いて、プログラムされるセ
ルに対する導通状態が得られ、またセルに対する非導通
状態を確立するように設計されて、消去操作中、負のド
レイン、ソース及び基板電圧が適用され、デイスターバ
ンス問題及び操作中に適用さるべき必要な正の電圧の大
きさを減少つせることができるフラッシュ・イーピーロ
ム集積回路におけるデータ・パターンをプログラムする
方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ・イー
ピーロム・メモリ・セル技術、特に改善されたフラッシ
ュ・イーピーロム・メモリ技術及びデータ・セル構造に
おけるデータ・パターンをプログラムする方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フラッシュ・イーピーロムは、発達しつ
つある不揮発性集積回路に属するものである。これらフ
ラッシュ・イーピーロムは、チップ中のメモリ・セルの
電気的消去、プログラム及び読み出しができる能力を有
している。フラッシュ・イーピーロム中のメモリ・セル
は、浮遊ゲートにチャージしたり、ディス・チャージす
ることにより、データがストアされる所謂、浮遊ゲート
・トランジスタを用いて構成されている。浮遊ゲート
は、導電材料、典型的にはトランジスタのチャネルから
薄い酸化層又は、その他の絶縁膜により絶縁された、多
結晶シリコンで作られ、またトランジスタの制御ゲート
又はワード線から、絶縁材料である第2層により絶縁さ
れている。
【0003】データは、浮遊ゲートにチャージしたり、
ディス・チャージすることによりメモリ・セルにストア
される。浮遊ゲートは、制御ゲートとソース又はドレイ
ンとの間に、大きな正の電圧を印加することにより、Fo
wler-Nordheimトンネル機構によりチャージされる。こ
うして、電子が薄い絶縁層を通って、浮遊ゲートに注入
される。あるいは、セルのチャネルに高いエネルギーの
電子を生起させる電圧を印加することで、浮遊ゲートの
絶縁層を通して注入されるアバランシェ機構が用いられ
る。浮遊ゲートがチャージされると、メモリ・セルを導
通させるしきい値電圧が、読み出し動作中にワード線に
印加される電圧以上に高められる。かくて、読み出し動
作中に、チャージされたセルが指定されると、セルは導
通しない。セルの非導通状態が、センシング回路の極性
により、1または0として読取られる。
【0004】浮遊ゲートは、逆のメモリ状態にするため
に、ディス・チャージされる。この作用は、典型的に
は、トランジスタの浮遊ゲートとソース又はドレインと
の間、あるいは浮遊ゲートと基板との間のF−Nトンネ
ル現象によりなされる。例えば、ドレインは浮遊電位の
ままで、ソースからゲートヘの大きな、正の電圧を形成
することにより、浮遊ゲートはソースを介してディス・
チャージされる。
【0005】浮遊ゲートをチャージしたり、ディス・チ
ャージするために用いられる高い電圧は、フラッシュ・
メモリ装置に重要な設計上の制限、特にセル寸法及びプ
ロセス仕様のサイズの縮小に関する制限を生起する。従
来のフラッシュ・イーピーロムの構造及び作用に関する
詳細は、関連する技術のバックグラウンドを開示する目
的のために参考として取入れられている、以下の米国特
許に見られる。
【0006】ベルゲモント(Bergemont)他によるUS
P No.5,012,446;1991年4月30日
発行、マックヘルジー(Mukherjee)他によるUSP
No.4,698,787;1987年10月6日発行
及びホラー(Holler)他によるUSP No.4,78
0,423;1988年10月25日発行。
【0007】フラッシュ・イーピーロム集積回路に関し
ての、更に進化した技術が、ベレザ(Belleza)欧州特
許No.90104002. 2;1990年11月12
日、IEEE発行:IEDM1990、91〜94頁の
ウー(Woo)他によるフラッシュ・アレイ・コンタクト
レス・イーピーロム(FACE)技術を用いた新規なメ
モリ・セル)に開示されている。また、VLSI技術に
関する1991年のシンポジュウムの73〜74頁のウ
ー(Woo)他による”高密度メモリ用のポリ・バッファ
ード"FACE"技術”に開示されている。また、従来の”コ
ンタクトレス”アレイ・イーピーロム構造が、カゼルー
ニアン(Kazerouian)他による1991年、IEEE発
行:IEDMの11.5.1〜11.5.4頁の”高密度用
の0.8μMプロセスで実行された代替金属仮想接地イ
ーピーロム・アレイ”に開示されている。
【0008】ベルゲモント他による特許、ベレザ、ウー
他及びカゼルーニアン他によるによる発表には、不揮発
性コンタクトレス・アレイ・メモリに対する関心が増大
していることが示されている。所謂コンタクトレス・ア
レイには、相互に埋込み拡散層により接続されたストレ
ージ・セルのアレイが含まれており、また埋込み拡散層
は、コンタクトを介して単に周期的に金属ビット線への
接続で結合されている。例えば、マックヘルジー(Mukh
erjee)他による初期のフラッシュ・イーピーロム構造
では、システムは各メモリ・セルに対して”ハーフ(ha
lf)”金属コンタクトを必要としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した技術
は、金属コンタクトであるため、集積回路上に相当の面
積を使用しており、これが高密度メモリ技術を作り出す
ための大きな障害となっている。更に、装置が小型にな
るに従って、アレイ中のストレージ・セルにアクセスす
るために用いられる、隣接するドレイン及びソース・ビ
ット線のコンタクト・ピッチ上の金属よる面積の減少が
制限される。
【0010】それ故、結果として高密度の不揮発性メモ
リ回路となり、またプログラム及び消去の高い電圧に関
連した問題を解決するためのフラッシュ・イーピーロム
・セル、その構造並びにそれを製造する方法を提供する
ことが望まれている。
【0011】そこで本発明は、高密度のセグメンタブル
なフラッシュ・イーピーロム・チップとなる、新規なコ
ンタクトレス・フラッシュ・イーピーロム・セル及びア
レイ構造におけるデータ・パターンをプログラムする方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】フラッシュ・イーピーロ
ム・セルは独特のドレイン・ソース・ドレイン構造で、
1つのソース拡散層が2つのトランジスタ・コラムに共
有されている。また、本発明のフラッシュ・イーピーロ
ム・セルに適した新しいメモリ回路構造が開示されてい
る。
【0013】かくて、本発明の1態様では、フラッシュ
・イーピーロム・トランジスタ・アレイが提供されてい
る。延ばされた第1ドレイン拡散領域、延ばされたソー
ス拡散領域及び延ばされた第2ドレイン拡散領域が、半
導体基板に略平行して形成されている。フィールド酸化
領域が、第1及び第2ドレイン拡散領域の反対側に形成
されている。浮遊ゲート及び制御ゲート・ワード線がド
レイン・ソース・ドレイン構造に直交して形成され、1
つのソース領域を共有する2つのストレージ・コラムを
構成するようになっている。共有ソース領域は、仮想接
地ターミナルに接続されている。ドレイン拡散領域は、
選択トランジスタを介して総括ビット線に接続されてい
る。
【0014】本発明の1態様によるセル構造では、セル
の2コラムに対するドレイン・ソース・ドレイン拡散領
域にほぼ平行して延びる1つの金属総括ビット線を用い
ており、また複数のトランジスタ・コラムを仮想接地タ
ーミナルに例えば埋込み拡散線である水平のコンダクタ
を介して接続する仮想接地線を用いている。こうして、
各ドレイン・ソース・ドレイン構造でのフラッシュ・イ
ーピーロム・セルの2つのコラムに対して、たった1つ
だけの金属コンタクト・ピッチが必要となる。
【0015】かくて、本発明の1態様によれば、半導体
基板上のフラッシュ・イーピーロム集積回路モジュール
が提供される。モジュールは、フラッシュ・イーピーロ
ム・セルの少くともM行(row、ロウ)及び2Nコラムを
有するメモリ・アレイを含んでいる。
【0016】それぞれが、フラッシュ・イーピーロム・
セルのM行の1つのフラッシュ・イーピーロム・セルに
接続されたM本のワード線とN本の総括ビット線が含ま
れている。データ入出力回路が、N本の総括ビット線に
接続され、メモリ・アレイのデータの読み出し、書き込
みができるようになっている。選択回路が、フラッシュ
・イーピーロム・セルの2NコラムとN本の総括ビット
線に接続されて、2Nコラムの2コラムをN本の総括ビ
ット線のそれぞれに選択的に接続できるようになってい
る。
【0017】従って、データ入出力回路によるフラッシ
ュ・イーピーロム・セルヘの2Nコラムヘのアクセス
が、N本の総括ビット線を介してなされるようになって
いる。また、構造は、セルの2コラム以上中の1本の金
属ビット線を共有するように延ばすこともできる。アレ
イは、他の態様では、上述のドレイン・ソース・ドレイ
ン構造の複数のセグメントを含んでいる。この例では、
選択回路はセグメント選択回路を含んでおり、セグメン
ト中のドレイン拡散領域による2本のローカル・ビット
線に接続されている。
【0018】セグメント選択回路は、所定のセグメント
内で、セルの第1及び第2コラムを、N本のビット線の
1つに選択的に接続できるようになっている。かくて、
ドレイン拡散領域がローカル・ビット線を有している場
合には、選択回路は、構造の第1ドレイン拡散領域中に
第1ターミナルを有する第1トランジスタ及びN本の総
括ビット線の1つへのコンタクトに接続される第2ター
ミナルを含んでいる。
【0019】第2トランジスタは、構造の第2ドレイン
拡散領域に接続される第1ターミナルを有している。第
1及び第2トランジスタは、ワード線に平行する左及び
右選択線により、独立して制御されるようになってい
る。アレイは、必要なワード線ドライバを減らすことに
より、更にコンパクトになる。この態様では、各ワード
線ドライバは、平行する複数の、例えば8つの、ワード
線をドライブする。所定のワード線ドライバによりドラ
イブされる各ワード線は、アレイを構成するセグメント
の各コラムの異なったセグメント内にある。
【0020】かくて、選択されたワード線は、セグメン
ト選択回路並びにワード線デコーディング回路によりデ
コードされる。これでは、8本のワード線に対してたっ
た1つのワード線ドライバを必要とする構成により、ア
レイのレイアウトを大いにコンパクトにする。
【0021】本発明の他の態様では、半導体基板は、第
1導電タイプ、基板中の第2導電タイプの第1ウエル及
び第1ウエル中の第1導電タイプの第2ウエルを有して
いる。フラッシュ・イーピーロム・セルは、第2ウエル
中に形成され、セルの浮遊ゲートにチャージする操作中
に、ソース及びドレインの少くとも1つに、負の電位を
印加できるようになっている。こうして、チャージさせ
るべきセルにF−Nトンネル現象を生じさせるためにゲ
ートに加えらるべき高い正の電圧の大きさを本質的に低
下させる。
【0022】また、本発明によれば、アレイは、ディス
・チャージさせるべきセルのゲートに負の電位を用い
る。こうして、ディス・チャージさるべきセルにF−N
トンネル現象を生じさせるためにドレインに加えらるべ
き電圧の大きさを本質的に低下させる。用いられる電圧
の大きさを下げることは、集積回路の、プログラム及び
消去の電圧を処理をするコンポーネントに対する仕様を
本質的に緩和し、装置の製造を経済的に且つ容易にす
る。同時に、プログラム・モード中でのホット・ホール
(hothole)を減少させることにより、メモリの耐久性
を向上させる。
【0023】本発明の他の態様では、アレイは、”消
去”条件がチャージされた浮遊ゲートに対応するように
形成されており、従ってアドレスされると消去されたセ
ルは非導通状態となり、またセルをディス・チャージす
ることによる”プログラム”条件では、アドレスされる
とプログラムされたセルは導通状態となる。これによ
り、消去操作は、プレ・プログラムなしで生ずることに
なる。
【0024】本発明の他の態様では、アレイはフラッシ
ュ・イーピーロム・セルの冗長行を含んでいる。冗長行
は、主アレイ中のアドレスされた行を、1つのワード線
又は1つのドライバに接続されたワード線のセットに置
き換える。プログラム状態に対応したディス・チャージ
条件、また、前述のプログラミングム及び消去に対する
負の電圧の使用により、行冗長が可能となる。
【0025】従来技術では、フラッシュ・イーピーロム
・セルは、主アレイ中の不良行によるディスターバンス
により、行冗長を用いることはできなかった。特に、不
良行を、主アレイでのプログラム及び/又は消去電圧か
ら分離することができなかったので、不良行中のセルは
オーバ・イレィズ(over-erase)状態へと進展し、アレ
イヘの漏れ電流として寄与し、時によりコラムを不良と
する。
【0026】かくして、本発明によるフラッシュ・イー
ピーロム集積回路モジュールは、2つのウエル・プロセ
スを用いて製造できる。その中で、半導体基板は、半導
体基板中に第1導電タイプ、基板中の第2導電タイプの
第1ウエル及び第1ウエル中の第1導電タイプの第2ウ
ェルを有している。
【0027】アレイがフラッシュ・イーピーロム・セル
の2Nコラム及びM行を含む時は、フラッシュ・イーピ
ーロム・セルのアレイは第2ウエル中に形成される。フ
ラッシュ・イーピーロム・セルの2Nコラムは、フラッ
シュ・イーピーロム・セルのN対を構成し、各コラム対
は複数のセグメントを含んでいる。複数のセグメント中
の各セグメントは、第2ウエル中の第1方向に延びる第
1ドレイン拡散領域、第2ウエル中の第1方向に延び、
第1ドレイン拡散領域から分離したソース拡散領域及び
第2ウエル中の第1方向に延び、ソース拡散領域から分
離した第2ドレイン拡散領域を有している。
【0028】こうして、所定のセグメント中にフラッシ
ュ・イーピーロム・セルの2つのコラムを備えたドレイ
ン・ソース・ドレイン構造を形成する。第1絶縁層が、
基板上、ドレイン・ソース・ドレイン構造の間に形成さ
れた第1及び第2チャネル領域の上並びにソース及びド
レイン拡散領域の上におかれている。浮遊ゲート電極
は、セグメント中のセルの2つのコラムに対する第1絶
縁層の上に設けられる。第2絶縁層が、浮遊ゲート電極
の上におかれる。
【0029】かくて、各セグメントは、コラム対の内の
第1のコラム中にフラッシュ・イーピーロム・セルの第
1のセット及びコラム対の内の第2のコラム中にフラッ
シュ・イーピーロム・セルの第2のセットを含むことに
なる。フラッシュ・イーピーロム・セルのM行の1つの
フラッシュ・イーピーロム・セルのそれぞれに接続され
たM本のワード線が含まれている。M本のワード線のサ
ブ・セットのメンバは、それぞれ所定のセグメント中の
第1セット中のフラッシュ・イーピーロム・セルに接続
されている。
【0030】かくして、各ワード線は、所定のセグメン
ト中で、各コラム対中の2つのセルと交差する。アレイ
はN本の総括ビット線を含んでいる。フラッシュ・イー
ピーロム・セルの2Nコラム中の(プログラム及び/又
は消去シーケンスを用いた)データの読み出し、書き込
みのために、データ入出力回路がN本の総括ビット線に
接続されている。
【0031】選択回路が、複数のセグメントのそれぞれ
中の第1及び第2ドレイン拡散領域に接続され、フラッ
シュ・イーピーロム・セルの2NコラムをN本の総括ビ
ット線に接続するようになっている。選択回路が2Nコ
ラムの2つのコラムを、N本の総括ビット線のそれぞれ
に選択的に接続するようになっている。
【0032】従って、データ入出力回路による、フラッ
シュ・イーピーロム・セルの2Nコラムヘのアクセスは
N本の総括ビット線を介してなされる。プログラム及び
消去回路は、選択されたフラッシュ・イーピーロム・セ
ルの浮遊ゲートにチャージする操作中、総括ビット線に
負の電位を印加し、また、選択されたフラッシュ・イー
ピーロム・セルの浮遊ゲートにディス・チャージする操
作中、ワード線に負の電位を印加する。これにより、他
のターミナルに必要な正の電位の大きさは小さくなる。
【0033】かくて、高密度が得られる仮想接地構造を
備えた独特なアレイ構造が得られる。メモリ・アレイの
基本ユニットは、ドレイン・ソース・ドレイン構造での
セルの2コラム・セグメントを含んでいる。結果として
のアレイ構造は、隣接する非選択ビット線に対して、プ
ログラム及び消去のデイスターバンス問題を少くする。
また、ソース・ドレイン・ソース・ドレイン・アレイと
して構成されるアレイ構造に比べ、Yデコーダ設計の複
雑さを減少する。
【0034】アレイ・レイアウトで、2つのセルは、1
つのメタル・ピッチを共有する。これは、メタル・ピッ
チ設計ルールを更に緩和する。所定の金属線に接続され
たセルの2つのコラムに対するデコーディングは、各ド
レイン・ソース・ドレイン・セグメントに接続された左
及び右選択トランジスタによりなされる。
【0035】独特な左及び右選択トランジスタは、読み
出し速度を改善し、関連するプログラム・ディテスター
バンスを軽減するために、それぞれ64に達するワード
線の行のセットに接続される。
【0036】アレイは、ページ・プログラム操作中に負
のワード線電圧を用い、プログラムされるセルに対する
導通状態が得られるように設計されている。また、セル
に対する非導通状態を確立するように設計された、消去
操作中、負のドレイン、ソース及び基板電圧が適用され
る。また、これにより、デイスターバンス問題及び操作
中に適用さるべき必要な正の電圧の大きさを減少する。
最後に、アレイは、従来技術の設計では利用できなかっ
た、冗長行及び冗長コラム置き換え構造を可能にする。
【0037】本発明の他の様相及び利点は、図面、以下
の詳細説明及びクレイムを検討することにより、明らか
になる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0039】本発明の好ましい実施例の詳細説明が図面
を参照してなされており、図1には、本発明のフラッシ
ュ・イーピーロム集積回路モジュールの概要が示されて
いる。図1の集積回路モジュールには、主アレイ中の故
障セルに置換される、周知の複数の冗長メモリ・セル1
01が接続された、フラッシュ・イーピーロム・アレイ
100が含まれている。メモリ・アレイ中のセルの状態
を差動的に検出するために、複数の参照セル102がセ
ンス・アンプ107と共に用いられている。
【0040】メモリ・アレイ100に、メモリ・アレイ
中の横方向デコーディングのために、ワード線及びブロ
ック選択デコーダ104が接続されている。また、メモ
リ・アレイ100に、アレイ中の縦方向デコーディング
のために、コラム・デコーダ及び仮想接地回路105が
接続されている。
【0041】コラム・デコーダ及び仮想接地回路105
に、プログラム・データ入力構造103が接続されてい
る。そして、センス・アンプ107及びプログラム・デ
ータ入力構造103は、メモリ・アレイに接続されたデ
ータ入出力回路を備えている。フラッシュ・イーピーロ
ム集積回路は典型的には、読み出しモード、プログラム
・モード及び消去モードで使用される。そして、モード
制御回路106がアレイ100に接続されている。
【0042】最後に、この発明の1実施例では、プログ
ラム及び消去モード中は、メモリ・セルのゲート又はソ
ース並びにドレインに負の電圧が印加される。そして、
アレイに各種の参照電圧を供給するために、負の電圧発
生器108及び正の電圧発生器109が使用される。負
の電圧発生器108及び正の電圧発生器109は供給電
力圧Vにより駆動される。
【0043】図2は、大きな集積回路中の2つのセグメ
ントを示す。セグメントは破線50に沿って分けられ、
破線50から上のセグメント51Aと破線50から下の
セグメント51Bを含んでいる。セグメント51Aの第
1のコラムの対52は、セグメント51Bの第2のコラ
ムの対53と、総括的なビット線の対(即ち、ビット線
70、71)に沿って、鏡対称に配置されている。ビッ
ト線の対を進んで行くと、メモリ・セグメントは、仮想
接地導体54A、54B(埋込み拡散層)および金属と
拡散層とのコンタクト55、56、57、58を共有す
るように繰り返えされる。
【0044】仮想接地導体54A、54Bはアレイを横
切って、金属と拡散層とのコンタクト60A、60Bを
介して、縦の仮想接地金属線59に達する迄、横に延び
ている。セグメントは、隣接するセグメントが仮想接地
金属線59を共有するように、仮想接地金属線59の反
対側に繰り返される。
【0045】そして、図2のセグメント配置は、総括的
なビット線に対する2つのトランジスタ・セルのコラム
毎に2つの金属コンタクト・ピッチを必要とると共に、
仮想接地金属線59に対してセグメント毎に1つの金属
コンタクト・ピッチを必要とする。与えられたビット線
の対に沿う、各コラムの対(例えば、52、53)が、
イーピーロム・セルのセットを構成する。そして、セル
75-1、75-2、75-Nが、コラムの対77の第1
のコラムのイーピーロム・セルのセットを構成する。セ
ル76-1、76-2、76-Nが、コラムの対77の第
2のコラムの第2のフラッシュ・イーピーロム・セルの
セットを構成する。
【0046】第1のセルのセット及び第2のセルのセッ
トは、共通の埋込み拡散ソース線78を共有する。セル
75-1、75-2、75-Nは、埋込み拡散ドレイン線
79に接続される。セル76-1、76-2、76-N
は、埋込み拡散ドレイン線80に接続される。
【0047】選択回路は、頂部の選択トランジスタ81
および頂部の選択トランジスタ82とから構成され、こ
れらの選択トランジスタは、それぞれドレイン拡散線7
9、80に接続され、これらドレイン拡散線79、80
は、それぞれ総括的な金属ビット線83、84に接続さ
れている。
【0048】そして、トランジスタ81は、ドレイン拡
散線79に接続されたソースおよび金属コンタクト57
に接続されたドレインを有している。トランジスタ82
は、ドレイン拡散線80に接続されたソースおよび金属
コンタクト58に接続されたドレインを有している。ト
ランジスタ81および82のゲートは、フラッシュ・イ
ーピーロム・セルの各コラムを総括的な金属ビット線8
3、84に接続するように、信号TBSELにより制
御される。ソース拡散線78は選択トランジスタ85の
ドレインに接続されている。選択トランジスタ85のソ
ースは仮想接地拡散線54Aに接続されている。トラン
ジスタ85Aのゲートは信号BBSEL により制御さ
れる。
【0049】更に、図2に示す2つ又はそれ以上のセグ
メントのセクタは、ワード線信号を共有するように、追
加のデコーディングが頂部及び底部のブロック選択信号
TBSEL、TBSEL、BBSEL及びBBS
ELにより与えられる。1つの例では、8っのセグメ
ントがワード線ドライバを共有し、セクタは下に8っの
セグメントを有している。
【0050】図に見られるように、本発明による構成で
は、セクタに区分されたフラッシュ、・イーピーロム・
アレイを有している。これにより、読み出し、プログラ
ム又は消去サイクル中の選択されていないセグメントの
トランジスタのソース及びドレインは、ビット線及び仮
想接地線上の電流及び電圧から分離されることになるの
で、好都合である。
【0051】そして、読み出し操作中、選択されないセ
グメントからの漏れ電流は、ビット線上の電流に何等関
与しないので、センシングが改善される。また、プログ
ラム及び消去操作中、仮想接地線上の電圧及びビット線
は、選択されていないセグメントから分離される。これ
により、あるセクタ内のセグメントがワード線ドライバ
を共有している場合、セグメント単位又は好ましくはセ
クタ単位のセクタ消去操作が可能となる。
【0052】底部ブロック選択トランジスタ(例えば、
トランジスタ65A、65B)は、図3に示すように、
ある場合には不必要かも知れない。また、これらブロッ
ク選択トランジスタは、隣接するセグメントと底部ブロ
ック選択信号とを共有するようにしても良い。また、底
部ブロック選択トランジスタ(例えば、トランジスタ6
5A、65B)は、仮想接地ターミナル60A、60B
に隣接した1つの分離用トランジスタによって置き換え
ても良い。
【0053】図3に、本発明によるフラッシュ・イーピ
ーロム・アレイの他の構成が示されている。この例で
は、2つのフラッシュ・イーピーロム・セルのコラム
が、1つの金属ビット線に共通接続されている。図3に
は、アレイの4つのコラム対が示されている。ここで、
コラムの各対には、ドレイン・ソース・ドレイン構成の
フラッシュ・イーピーロム・セルが含まれている。
【0054】そして、第1のコラム対120には、第1
のドレイン拡散線121、ソース拡散線122及び第2
のドレイン拡散線123が含まれている。ワード線WL
0からWL63までの各ワード線は、第1のコラム対の
セル及び第2のコラム対のセルの浮遊ゲートの上に重ね
られている。図に示すように、第1のコラム対120に
は、セル124、125、126、及び127を含む1
つのコラムが含まれている。WL2からWL61までの
ワード線に接続されるセルは図示されていない。コラム
対120の第2のコラムには、セル128、129、1
30及び131が含まれている。アレイの同じコラムに
沿って、第2のコラム対135が示されている。これ
は、コラム対120と同様な構成になっているが、鏡対
称に配置されている。
【0055】そして、コラム対の第1のコラムのトラン
ジスタ、例えばセル125はドレイン拡散線121中の
ドレイン及びソース拡散線122中のソースを含んでい
る。浮遊ゲートが、第1のドレイン拡散線121とソー
ス拡散線122との間のチャネル領域の上にある。
【0056】ワード線WL1がセル125の浮遊ゲート
の上にあり、フラッシュ・イーピーロム・セルが構成さ
れている。コラム対120及びコラム対135は、アレ
イの仮想接地拡散136を共有している。そして、コラ
ム対120のソース拡散線122は接地拡散136に接
続されている。同様に、コラム対135のソース拡散線
137も接地拡散136に接続されている。
【0057】上述のように、セルのそれぞれのコラム対
120は、1つの金属線を共有している。そして、ブロ
ックの右側選択トランジスタ138及びブロックの左側
選択ト1ランジスタ139が含まれている。トランジス
タ139には、ドレイン拡散線121中のソース、金属
コンタクト140に接続されたドレイン及び線141上
の制御信号BLTR1に接続されたゲートが含まれてい
る。
【0058】同様に、右側のトランジスタ138には、
ドレイン拡散線123中のソース、金属コンタクト14
0に接続されたドレイン及び線142上の制御信号BL
TR0に接続されたゲートが含まれている。そして、ト
ランジスタ138及び139を含む選択回路は、第1ド
レイン拡散線121及び第2ドレイン拡散線123を、
金属コンタクト140を介して金属線143(MTBL
0)に選択的に接続するようになっている。また、コラ
ム対135には、同様にして、金属コンタクト146に
接続される左側選択トランジスタ144及び右側選択ト
ランジスタ145が含まれている。
【0059】コンタクト146は、コラム対120に接
続されたコンタクト140と同様に、同じ金属線143
に接続されている。金属線には、追加の選択回路と共
に、セルの2コラム以上を接続することができる。
【0060】図2及び図3に示す構造は、セルの2コラ
ムを形成するドレイン・ソース・ドレイン・ユニットに
基づくものであり、このユニットは、隣接するセルのコ
ラムからのリーク電流を防止するために、隣接するドレ
イン・ソース・ドレイン・ユニットからは分離されてい
る。この構造は、センシング回路でのリーク電流に対す
る適切な余裕をもって、あるいは非選択セルからのリー
ク電流を制限する他の手段と共に、2コラム以上のユニ
ットに拡張することができる。
【0061】コラム対は、ワード線M本、コラム数2N
からなるフラッシュ・イーピーロム・セルのアレイを得
るように、横及び縦に並べられる。このアレイでは、上
述のように、選択回路を介して、それぞれが、フラッシ
ュ・イーピーロム・セルのコラム対に接続される、N本
の金属ビット線だけが必要になる。図には、2本の金属
ビット線143及び152(MTBL0、MTBL1)
に接続された、4つのコラム対120、135、150
及び151だけが示されているが、アレイは大きなフラ
ッシュ・イーピーロム・メモリ・アレイを形成するため
に、横及び縦方向に繰り返しても良い。
【0062】そして、ワード線を共有するコラム対12
0及び150は、アレイのセグメントを得るように横方
向に繰り返される。セグメントは縦方向に繰り返され
る。共通のワード線に接続された、それぞれの}ワード
線を有するセグメントのグループ(例えば、8つのセグ
メント)は、アレイのセクタとみなされる。
【0063】アレイのレイアウトは、仮想接地構造、メ
タル・ピッチを緩和できるレイアウト、更には異なった
セグメントで複数の行のワード線ドライバを共有できる
等のため、コンパクトになる。そして、ワード線BL6
3'は、ワード線WL63と、ワード線ドライバとを共
有できる。好ましいシステムでは、8本のワード線が、
1つのワード線ドライバを共有する。そして、セルの8
行の各セットに対してただ1つのワード線ドライバだけ
が必要になる。左及び右の選択トランジスタ(セグメン
ト120に対して139、138)による追加のデコー
ディングが、共通ワード線構造を可能にする。
【0064】ワード線を共有する構成は、セクターの消
去操作中、8列が全て同じワード線電圧を受け、消去さ
れることを望まないセルにワードライン・ディスターバ
ンスを生じさせるという不都合を有する。若し、アレイ
について、これが問題であるならば、このディスターバ
ンス問題は、全てのセクタ消去の与えられた操作が、共
有のワード線ドライバに接続されたセルの全ての行を含
むセグメントをデコードすることを確実にすることによ
り除かれる。8本のワード線が1つのドライバを共有す
る場合には、ミニマム・セクタ消去として8セグメント
を用いることが望ましい。
【0065】図4は、本発明のある特徴を説明するため
のフラッシュ・イーピーロム・アレイの概略ブロック図
である。そして、図4に示されるフラッシュ・イーピー
ロム・メモリ・モジュールには、セクタ170-1、1
70-2、170-3、170-Nを含む主フラッシュ・
イーピーロム・アレイが含まれており、各セクタには8
っのセグメント(例えば、SEG0−SEG7)が含ま
れている。
【0066】各セクター中の8つのセグメントの共通の
ワード線をドライブするために、複数の共通ワード線ド
ライバのセット171-1、171-2、171-3、1
71-Nが使用されている。共通ワード線ドライバ17
1-1について説明されているように、セクター170-
1に対して64の共通ドライバがある。64のドライバ
のそれぞれは、ライン172上に出力を供給する。これ
ら出力のそれぞれは、図に概略が示されているように、
8セットの64ラインに区分されているセクタ170-
1の各セグメント中の8つのワード線をドライブするの
に使用される。
【0067】また、アレイには、複数のブロック選択ド
ライバ173-1、173-2、173-3、173-Nが
接続されている。ブロック選択ドライバのそれぞれは、
各セグメントに対し右及び左のブロック選択信号をドラ
イブする。セグメントは、図3に示すように、完成され
る。ここでは、ブロック選択信号対BLTR1及びBL
TR0が各64ワード線のセットに供給される。
【0068】更に、フラッシュ・イーピーロム・アレイ
には、N本の総括的なビット線がある。N本のビット線
は、回路中のデータ及びセンス・アンプ191につい
て、アレイ中のフラッシュ・イーピーロム・セルの2N
のコラムにアクセスするために使用される。N本のビッ
ト線174は、コラム選択デコーダ175に接続されて
いる。同様に、ブロック選択ドライバ173-1乃至1
73-Nは、ブロック・デコーダ176に接続されてい
る。
【0069】ワード線ドライバ171-1乃至171-N
は、ロウ・デコーダ177に接続されている。コラム選
択デコーダ175、ブロック・デコーダ176及びロウ
・デコーダ177は、アドレス・イン・ライン178上
のアドレス信号を受ける。コラム選択デコーダ175に
接続されて、ページ・プログラム・バッファ190があ
る。ページ・プログラム・バッファ190には、N個の
ラッチが含まれている。各ビット線に1つのラッチがあ
る。
【0070】そして、1ページのデータは、ページ0及
びページ1の2ページの幅の各セル列を有する、Nビッ
ト幅と考えられる。ある列中のページは、上述の左及び
右デコーディングを用いて、選択される。選択電圧電源
179が、図に概念的に示されるように、フラッシュ・
イーピーロム・アレイの読み出し、プログラム及び消去
モードに対して、ワード線ドライバ171-1乃至17
1-N及びビット線を介して、参照電圧を供給するのに
使用される。
【0071】アレイの仮想接地線は、アレイに接続され
た、仮想接地ドライバ181に接続されている。また、
pウエル及びnウエルの参照、電圧源199が、アレイ
のそれぞれのウエルに接続されている。そして、図4に
示されるように、例えばワード線ドライバ171-1で
ある、64ワード線ドライバが、アレイ中の512(6
4×8)列と共に使用される。ブロック選択ドライバ
(例えば、173-1)による追加のデコーディング
を、共通ワード線のレイアウトに使用してもよい。
【0072】本発明のフラッシュ・イーピーロム・アレ
イの構成は、図4に概略的に示されるように、冗長列を
備えてもよい。そして、N本のビット線は、主アレイか
ら線182を経て、セクター183-1及び183-2を
含む冗長アレイにまでに延びている。冗長アレイは、冗
長ワード線ドライバ184-1及び184-2によりドラ
イブされる。
【0073】同様に、冗長ブロック選択ドライバ185
-1及び185-2が冗長アレイに接続されている。若
し、テスト中に、ある行のセルの不良が見出だされた
ら、ワード線ドライバを共有する、その行及び他の7つ
の行は、冗長アレイの183-1及び183-2中の対応
する行に置き換えられる。そして、このシステムには、
アドレス・データを受ける冗長デコーダ186を備えた
コンテント・アドレサブル・メモリ(CAM)セル19
8を含んでもよい。公知のように、テスト中、主アレイ
中の不良行は特定され、また、このような行のアドレス
はCAMセル198中に記憶される。
【0074】線178上のアドレス・インのアドレス
が、CAMセル198中に記憶されたアドレスと一致す
ると、線178上に一致信号が発生する。一致信号は、
主アレイ中の共有ワード線ドライバ171-1から17
1-Nを動かなくする。冗長デコーダ186は、冗長ワ
ード線ドライバ184-1及び184-2をドライブし、
また冗長ブロック選択ドライバ185-1及び185-2
をドライブして、適切な置換え行を選択する。フラッシ
ュ・イーピーロム・アレイの生産性を上げるために、長
冗列デコーディングは、公知のように、冗長コラムデコ
ーディングと接続してもよい。
【0075】コラム選択デコーダ175は、N本のビッ
ト線のそれぞれに対する少なくとも1つのラッチを含
む、ペイジ・プログラム・ラッチ190に接続される。
また、コラム選択デコーダ175はデータ入力回路及び
センス・アンプ191に接続されている。そして、これ
ら回路はフラッシュ・イーピーロム・アレイと使用する
ために、データの入出力回路を備えている。冗長ロウ・
デコーディングは、また隣接するワード線間のショート
を直すことができるようになっている。
【0076】特に、2つのワード線がショートしたとき
は、2つのワード線は冗長アレイ中の対応する2つのワ
ード線に置換されなければならない。上述の実施例で
は、8本のワード線が共通のワード線ドライバに接続さ
れており、8本のワード線の2セットが、主アレイ中の
対応する8本のワード線の2セットを置換するために用
いられている。こうして、主アレイ中のショートした2
つのワード線が、冗長行に置換される。
【0077】好ましい実施例でのセルは、浮遊ゲートに
チャージする(電子が浮遊ゲートに入る)ことで、消去
セルをセンスすることをセクタ消去操作用とする構成に
されている。このとき、セルは導通することなく、セン
ス・アンプの出力は高くなる。また、浮遊ゲートをディ
スチャージする(電子が浮遊ゲートから出る)ことをペ
ージ・プログラムとし、センシングに際し、プログラム
されたセルが導通するように構成されている。
【0078】プログラム操作における動作電圧は、低い
しきい値に、プログラムされるセルのドレインにに対し
て正の5V、ゲートに対して負の10V、またソース端
子に対しては0V又はフローティングである。
【0079】図8(c)及び11(c)に示される基板
即ちpウエル200は接地される。こうして、F−Nト
ンネル機構で浮遊ゲートをディスチャージする。消去動
作は、ドレインに負の6V、ゲートに正の12Vまたソ
ースに負の6Vを印加して行われる。pウエル200は
負の6Vにバイアスされる。こうして、F−Nトンネル
機構で浮遊ゲートにチャージする。
【0080】読出し電位は、ドレインで1.2V、ゲー
トで5V、またソースで0Vである。そして、ワード線
デコードを使用し、消去すべきセルを選択することによ
り、セクタ消去が可能となる。セグメント内の選択され
ないセルに対する消去ディスターバンス条件は、ドレイ
ンで負の6V、ゲートで0V、ソースで負の6Vとな
る。これらのポテンシャルは抵抗するに十分な、セルの
許容値の範囲内にあり、セル内のチャージに対し無視で
きないディスターバンスを生ずることはない。
【0081】同じセグメント内の、同じビット線を共有
するセルに対するプログラムディスターバンス条件は、
同様に、ドレインで5V、ゲートで0Vまたソースで0
V即ち浮遊状態である。この条件下で、ゲートからドレ
インヘのドライブがなく、またセルに無視できないディ
スターバンスを生ずることもない。同じワード線を共有
しているが、同じビット線を共有していないセル又はハ
イ(high)条件の状態に止まっているアドレスされたセ
ルに対しては、ディスターバンス条件は、ドレインで0
V、ゲートで負の10Vまたソースで0V即ち浮遊状態
である。また、この状態は、選択されてないセル内のチ
ャージに対しては無視できない悪化を生ずることもな
い。
【0082】2ウエル技術は、クリィティカルである。
それ故、負の電圧がドレイン及びソース拡散領域に印加
される。ソース及びドレインに、負の電圧が印加されて
おらず、セルに対するゲート・ポテンシャルは、50%
カップリング比の場合、浮遊ゲート/ドレイン接合部間
で9Vを必要とするなら、全体で約18Vが必要であ
る。
【0083】これらの極めて高い電圧は、集積回路にお
いては、特別に設計された回路及び特別なプロセス技術
が必要となる。同様に、ゲートでの負の電圧は、プログ
ラム操作に際して、ドレインでの低い正の電位を可能に
する。図5は、図4に示すフラッシュ・イー・ピー・ロ
ム回路のプログラム・フローチャートである。プロセス
は、その中にデータがプログラムされているセクタ(例
えば170-1)の消去から始まる(ブロック60
0)。セクタ消去後、消去の確認操作がなされる(ブロ
ック601)。
【0084】次に、ページ番号、0又は1及びセグメン
ト番号1-8が、インプット・アドレスに対応して、ホ
スト・プロセッサーによりセットされる(ブロック60
2)。ページ番号及びセグメント番号のセット後、ペー
ジのデータと共にページ・バッファーがロードされる
(ブロック603)。このページ・バッファーは、個別
のプログラム操作に応じて、データの全Nビット、また
はシングル・バイトのデータと共にロードされる。
【0085】次に、ユーザーが予め消去を行っていなか
った場合には、どのセルがプログラムを必要とするかを
決めるために、ベリファイ操作がなされる(ブロック6
04)。ページ・バッファーをロード後、プログラムさ
れるセグメントにプログラム電位が適用される(ブロッ
ク605)。プログラム操作後、ベリファイされるべき
ページでベリファイ操作がなされる。
【0086】このベリファイ操作において、プログラム
に成功したされたセルに対応したページ・バッファー中
のビットは、オフになる(ブロック606)。次に、ア
ルゴリズムが、ページ・バッファー中の全ページ・ビッ
トを消すべきか否かを、決める(ブロック607)。若
し、全てをオフすべきでない場合には、ついでアルゴリ
ズムが、最大数回のリトライ(RETRY)がなされた
か否かを、決める(ブロック610)。そして、若し、
そうでなかった場合には、残されたビットがプログラム
されるように、再びページ・プログラムするために、ブ
ロック605に戻る。パスしたビットは再プログラムさ
れない。何故なら、ページ・バッファー中の対応ビット
は、ベリファイ操作中0にリセットされている。若し、
ブロック610で、最大数のリトライがなされている
と、アルゴリズムが中途終了し、不成功操作の信号が出
される。
【0087】若し、ブロック607で、全てのページの
ビットがオフになっていると、アルゴリズムが、セクタ
が完了しているか決める。即ち、セクターの両ページが
書込まれ、また両者が完了しているか(ブロック60
8)を決める。これが、CPUで決められたパラメータ
である。
【0088】若し、セクタが完了していないと、アルゴ
リズムがブロック602に戻り、ページ番号またはセグ
メント番号の適当なものが更新される。若し、セクター
が、ブロック608で完了されると、アルゴリズムが終
了する(ブロック609)。図5に示すブロック605
に関して述べたように、プログラム確認回路にはビット
・バイ・ビット・ベースにリセットすること、消去確認
を経たページ・バッファー中のデータが含まれている。
かくして、例えば図6に示す簡単な構成が、フラッシュ
・イーピー・ロムに含まれる。アレイのセンス・アンプ
650が比較回路651に接続されている。
【0089】比較回路へのインプットはページ・バッフ
ァー・ラッチ652である。こうして、センス・アンプ
からのデータのバイトが、ページ・バッファーからの対
応するバイトと比較される。バイトに対するパス/フエ
ィル(pass/fail)信号が、ページ・バッファー652
のビット・リセットにフィード・バックされる。かくし
て、パスしたビットが、ページ・バッファーにリセット
される。ページ・バッファー中の全てのビットがリセッ
トされるか、またはプログラム操作のリトライの回数が
完了すると、プログラム操作が完了する。
【0090】図7〜図9は、本発明のフラッシュ・イー
ピーロム・アレイの一実施例の製造工程の説明図であ
る。図7(a)〜図7(d)、図8(a)〜図8(c)
は、統一されたスケールでは書かれていない。図9は、
最終構造の概略スケールでの透視図である。図10〜図
12は、フラッシュ・イーピーロム・セルの製造工程の
他の例であり、図7(a)〜(d)で説明したのと同
じ、初期工程を含んでいる。図9及び図12は、最終構
造の概略スケールで書かれている。図13及び14〜2
0は、図7〜図9及び図3に関して記載された実施例に
対する、ワード線が3本、コラムが6つのテスト・アレ
イのレイアウトを示すのに用いられる。図7〜図9に示
す工程を最初に説明する。
【0091】まず、セルは、0.6ミクロンCMOS、
3ウエル(アレイ中の2ウエル、周辺回路の第3ウエ
ル)、3ポリ及び2メタル技術で構成されている。セル
製造の最初の工程が図7〜図9に示されている。
【0092】図7(a)はプロセスの第1ステップを示
している。まず、下方のpタイプのシリコン基板200
(基板領域)上に、深さ約6ミクロンのnタイプ・ウエ
ル198が形成されている。次に、深さ約3ミクロンの
pタイプ・ウエル199が、nウエルの内側に形成され
ている。ディープnウエル198は、nウエル領域がフ
ォトレジスト・マスクにより画されている基板中にnタ
イプ・ドーパントを注入することにより形成される。注
入後、フォト・マスクが除去され、ディープ・ウエルを
形成するnタイプ・ドーパントの拡散・活性化のため
に、基板は、高温で、比較的長時間焼鈍される。
【0093】そして、ディープnウエルの内側のpウエ
ルの形成も、同様にしてなされる。次の工程では、紙面
に直交する方向に延びる、比較的厚いフィールド酸化領
域201及び202を成長させるために、周知のLOC
OSフィールド酸化工程が用いられる。また、犠牲酸化
層が成長され、その後、次の工程に対して、pウエル1
99の表面の準備のために、除去される。
【0094】図7(b)に示すように、薄いトンネル酸
化層203が約90オングストロームの厚さで成長され
る。図7(c)に示すように、第1ポリ層204が、ト
ンネル酸化層203の上に約800オングストロームの
厚さで堆積される。それから、厚さ約200オングスト
ロームの薄い窒化層205が、ポリ層204の上に堆積
される。図5Dに示すように、フォト・マスクエ程が、
浮遊ゲート及びn+ソース並びにドレイン拡散領域を画
するために、用いられる。こうして、第1ポリ層204
の中に、浮遊ゲート領域を保護する、フォト・マスク層
206、207が画される。第1ポリ層204及び窒化
層205は、マスク層206及び207により保護され
ている部分を除き、ドレイン、ソース及びドレイン領域
に露出するためにエッチング除去される。次に、nタイ
プ・ドーパントが、矢印208で示されるように、露出
領域内で、pウエル199に注入される。それ故、これ
ら領域は第1ポリ層204中の浮遊ゲート並びにフィー
ルド分離領域201及び202にセルフ・アラインされ
る。
【0095】図8(a)に示すように、基板はドーパン
トを活性化すると共に、ドレイン拡散領域213及び2
14並びにソース拡散領域215を画するために焼鈍さ
れる。また、ドレイン酸化物216、217及びソース
酸化物218が、約2000オングストロームの厚さに
成長され、同時に酸化物225及び226も形成され、
浮遊ゲートポリ204の周辺をカバーする。
【0096】次の工程で、浮遊ゲートの上の窒化層20
5が除去され、そして第2のポリ層219(第2ポリ)
が第1層の上に堆積される。第2層219は、約800
オングストロームの厚さで、第1ポリ層の上に堆積され
る。この層にはnタイプ・ドーパントが注入される。
【0097】図8(b)に示すように、第2ポリ・パタ
ーンを画するために、フォト・マスク処理が適用され
る。これは、また、第3ポリに堆積される制御ゲートか
ら見て、有効な浮遊ゲート領域を画する。有効な浮遊ゲ
ート面積は、第2ポリ層の堆積により増大される。その
結果、カップリング比は十分大きく、好ましくは50
%、またはそれ以上になる。そして、続く高温焼鈍工程
の間に、nタイプ・ドーパントが第2と第1ポリ層との
間に均一に分布する。その結果、2つの層の間の接触抵
抗は極めて低くなる。
【0098】図8(c)に示すように、ONO層220
が第2ポリ層の上に成長される。ONO層の厚さは約1
80オングストロームである。最後に、第3ポリ層(第
3ポリ)221がONO層の上に堆積される。そして、
図9に示すように、タングステン・シリサイドの堆積
後、メモリ・セルのワード線を画するエッチングがなさ
れる。
【0099】図9は、第3ポリ層221上の、ワード線
の導電率を改善するために用いられるタングステン・シ
リサイド層234を図示している。図9は、製品セル構
造の概略スケールで示されている。図7〜図9の工程に
よれば、ドレイン拡散領域213はフィールド酸化物2
02と浮遊ゲート230の第1ポリ層との間の領域に形
成され、その幅は約0.6μである。同様に、浮遊ゲー
ト230の第1ポリ層部の幅も約0.6μである。浮遊
ゲート領域230と232との間のソース拡散領域の幅
は約1.0μである。ドレイン拡散領域214の幅は約
0.6μである。幅が1.0μのソース拡散領域215
は、第2ポリ層を画する際のアライメントの誤差を許容
するために、僅かに広く形成されている。アライメント
がより制御されている工程では、ソース拡散領域215
の幅は小さくできる。
【0100】各エレメントの縦方向の寸法が、図9に概
略のスケールで示されている。そして、浮遊ゲート電極
230または232の第1ポリ層部の下のトンネル酸化
層203の厚さは約90オングストロームである。第1
層堆積230の厚さは、約800オングストロームであ
る。ドレイン拡散領域213の上の酸化領域216、同
様に、ソース拡散領域215及びドレイン拡散領域21
4の上の上の酸化物は、約2000〜2500オングス
トロームの厚さにまでに成長されるが、最終的に100
0〜1500オングストロームの範囲に仕上げられる。
浮遊ゲート230の第1ポリ部の側壁酸化物226の厚
さは、600オングストロームの範囲内にある。スケッ
チに見られるように、それはソースまたはドレイン拡散
領域の上で熱酸化物216と1つになる。
【0101】第2ポリ堆積231の厚さは約800オン
グストロームである。ONO層220の厚さは約180
オングストロームである。第3ポリ層221の厚さは約
2500オングストロームである。タングステン・シリ
サイド層234の厚さは約2000オングストロームで
ある。最終製品でのフィールド酸化領域202の厚さ
は、6500〜5000オングストロームの範囲内であ
る。
【0102】図9は、図7〜8の工程の特徴を示してい
る。図8(c)に見られるように、第2ポリ堆積233
は、ドレイン拡散領域214を部分的にしか覆っていな
い。図9では、浮遊ゲートの第2ポリ部を、ドレイン拡
散領域を越え、フィールド酸化領域202に部分的に重
なるまで延ばすために、他のマスクが用いられている。
プロセスでの、この長さをフィールド酸化領域の上まで
延ばす変更により、浮遊ゲートのカップリング比を、特
定の設計の必要に適合するように、可変にすることがで
きる。金属被覆及び保護膜(図示せず)が、図9の回路
の上に堆積される。
【0103】こうして、図9に見られるように、第1ポ
リ層230及び第2ポリ層231からなる、ドレイン・
ソース・ドレイン構成のフラッシュ・イーピーロム・セ
グメントが得られる。第1ポリ層230はソース及びド
レイン拡散領域のセルフ・アセインに用いられる。第2
ポリ層231は、セルのカップリング比を上げるため
に、浮遊ゲート表面積を広げるのに用いられる。
【0104】ドレイン・ソース・ドレイン構造では、浮
遊ゲートはセルの左側では第1ポリ層230と第2ポリ
層231とで構成され、右側では、ほぼ鏡対称に、第1
ポリ層232と第2ポリ層233とで構成されている。
こうして、ドレイン・ソース・ドレイン構造で、共通の
ソース拡散領域を本質的に縮めることなく、浮遊ゲート
を、ドレイン拡散領域を越えて延ばすことができる。
【0105】セル技術及びレイアウトは、多くの効果を
奏する。トンネル酸化物は、ソース/ドレイン注入前に
成長される。これにより、酸化膜の厚膜化及びドーパン
トの減少効果を最小にできる。メモリ・セルのソース及
びドレインの注入は、ポリイ層のパターンに対してセル
フ・アラインされる。こうして、セルのチャネル長さ
を、うまく制御できる。
【0106】余裕のある金属設計ルールがフラッシュ・
アレイ、特に図3に示した構造に使用できる。ソース・
ブロック・トランジスタが、セル・レイアウトで、メモ
リ・セル・ソース拡散と一緒になる。このオーバラップ
領域が、これら2つの拡散部の相互接続となる。フィー
ルド酸化物が、ビット線対を近傍のビット線から分離す
るのに用いられる。ビット線対の内側では、構造は平ら
である。
【0107】また、図7〜図9に示すセルにおいて、制
御ゲートから見た有効なゲート連結面積は、第2ポリ層
の面積により決められる。それ故、適当に高いゲート・
カップリング比は、ただ第1ポリ層によってのみ得られ
る低いゲート・カップリング比を補うために、第2ポリ
層を埋込み拡散、フィールド酸化領域の上に広げること
によって達成される。更に、第2ポリ層の、拡散領域及
び分離領域を越えての長さを延ばすことにより、異なっ
た製品に適用させるために、異なったゲート・カップリ
ング比を容易に得ることができる。
【0108】他のセル構造が、図10〜図12に説明さ
れている。この構造は、上記の図7(a)〜7(d)に
示すのと同じ製造工程で始まる。そして、図10(a)
に示すように、図7(d)に示す構造から始めて、まず
マスク206及び207を除き、次に領域上に窒化層2
50を堆積させる。窒化層は、図に示すように、浮遊ゲ
ートポリ204の側面を覆う。
【0109】次の工程で、図10(b)に示すように、
浮遊ゲートポリイ204の上面及び側面以外の堆積窒化
層250を除くために異方性エッチングが用いられる。
エッチングはフィールド酸化領域201、202のエッ
ジ上に僅かな窒化物を残す。しかし、これは工程上で重
要な問題ではない。窒化物の異方性エッチング後、ウエ
ハはドレイン拡散領域213及び214並びにソース拡
散領域215を形成するために、焼鈍される。また、熱
酸化物216、217及び218が、それぞれドレイン
拡散領域及びソース拡散領域の上に成長される。窒化層
205及び250は、浮遊ゲート・ポリ204に酸化物
が形成されることを防止する。
【0110】次の工程で、図10(c)に示すように、
層205及び層250の残りの僅かな窒化物が除去さ
れ、第1ポリ浮遊ゲート部204が露出される。次の工
程で、図11(a)に示すように、第2ポリ219が堆
積される。この第2ポリ層219は、厚さが1500〜
2000オングストロームに達するまで堆積され、また
nタイプ・ドーパントが注入される。
【0111】図11(b)に示すように、ポリ・スペー
サ240及び241が、第2ポリ層のセルフ・アライン
・プラズマ・エッチングを用いて、第1ポリ・パターン
のエッジに沿って形成される。続く高温工程の間に、第
2ポリ堆積中のnタイプ・ドーパントが第1及び第2ポ
リ層の間に均一に分布して、良好な電気接触が得られ
る。
【0112】図11(c)に示すように、ONO層22
0が、第1ポリ層からなる浮遊ゲート242並びに2つ
のポリ・スペーサ240及び241上に堆積される。ま
た、この工程では、フィールド酸化領域201に隣接し
てポリ・シリコン領域243が残される。しかし、この
領域では電気接触は生ぜず、装置の動作に何等影響を及
ぼさない。ONO層220が堆積後、厚さ約2500オ
ングストロームの第3ポリ層221が堆積され、装置の
ワード線を形成する。
【0113】図12は、このプロセスの最後の工程の説
明で、構造の導電率を向上させるために、第3ポリ・ワ
ード線221の上に、厚さ約2000オングストローム
のタングステン・シリサイド234を堆積させる工程を
示している。また、図12は、構造の大体のスケールの
スケッチである。そして、図に見られるように、ドレイ
ン拡散領域213及び214が、フィールド酸化202
と幅が約0.6ミクロンの浮遊ゲート204との間の領
域に形成される。
【0114】第1浮遊ゲートポリイ堆積204は厚さが
約0.15ミクロンである。また、ソース拡散領域21
5が、第1ポリ浮遊ゲートの間に形成され、この例では
約0.6ミクロンである。この方法では、2つのポリ・
スペーサ240及び241のセルフ・アライン性によ
り、図9に比べて狭いソース拡散領域215が可能にな
る。図12に示す構造のレイアウトでは、図9の第2ポ
リイ浮遊ゲートの延長形成のために、マスクのアライソ
メントに必要な、アライソメント誤差を設定する必要が
ない。
【0115】これにより、図12の構造では、マスク・
アライソメント誤差を設定する必要がなく、プロセス寸
法の縮小に対応できる。領域の縦方向の厚み寸法は、図
9の場合と同様である。しかし、第1ポリ堆積242の
厚さは約1500〜1600オングストロームである。
スペーサ240及び241は、ソース及びドレイン拡散
領域より、約2000オングストローム延びている。図
12に示される構造を製作する他のプロセスでは、第2
窒化層250は堆積)されない。しかし、図10(b)
の焼鈍工程中、酸化物が第1ポリ堆積の側面に成長され
る。ポリの側面のこれら酸化物は、腐食除去される。
【0116】従って、第1ポリと第2ポリとの接触は、
続く工程でなされる。しかし、浮遊ゲートの第1ポリ部
の側面上の酸化物のエッチングは、浮遊ゲートと基板と
の間の酸化物をエッチングする恐れがある。もし、この
領域がエッチングされ過ぎると、第2ポリ堆積と基板と
の間で短絡が生ずるかもしれない。そこで、図10〜1
2に示す工程が、多くの適用に対して好ましい。浮遊ゲ
ートの上述の構造で使用されるポリシリコンは、アモル
ファス・シリコンに置き換えても良い。
【0117】本発明による集積回路のレイアウトを良く
理解するために、図13〜20が使用される。これは、
6コラム、3ワード線の大きさのテスト・アレイについ
てのものである。
【0118】図13は、構成図で、図14〜20を参照
することにより良く理解されるであろう。図13に見ら
れるように、テスト・アレイは、5つのフィールド分離
領域400、401、402、403及び404を含ん
でいる。これら分離領域のレイアウトは図14に明らか
である。ここで、フィールド分離領域は、符号400〜
404で示されており、ハッチした領域405は図8
(c)のpタイプ・ウエル内の活性化領域に対応する。
図15は、メモリセルのしきい値電圧VTを高めるのに
用いられるpタイプ注入のレイアウトを示している。
【0119】領域406への注入は、選択トランジスタ
(図7の線436と437によって囲まれる領域内)に
対するよりも、ブロック内でのメモリセルに対して高い
初期VTを生じさせる。また、アレイは、3つのセグメ
ントのそれぞれについての左及び右選択トランジスタに
対する第3ポリ制御線407及び408を含んでいる。
また、図13は、アレイの3つのセグメント上の3つの
ワード線409、410及び411を示している。図1
3で、第1ポリ層はボールド線415により示されてお
り、図16に、より明らかに見られる。図16に示すよ
うに、第1ポリ層には、セグメント416、417、4
18、419、420及び421があり、左及び右選択
トランジスタのセルフ・アラインのために用いられる。
これらセグメントは、セルのソース及びドレイン領域形
成後に、除去される。
【0120】そして、図16に、第1ポリ堆積の1ため
のマスキングが示されている。第1ポリが堆積され、そ
して線415により画された領域内でエッチングされ、
そして図16のレイアウトを囲む領域で、図8(C)の
浮遊ゲートの第1ポリ層を形成する。
【0121】図17は、図8(c)に示すセルの第2ポ
リイ層に対するマスキング・パターンを示す。図13
で、領域412、413及び414は、明らかである。
領域422及び423は、図13のフィールド分離領域
401及び403上の浮遊ゲート・ポリのセグメントに
対応している。第2ポリ層は、図8(c)の延長浮遊ゲ
ートを形成するために、パターニングされる。
【0122】図18は、第3ポリ制御線407及び40
8並びにワード線409、410及び411を示してい
る。図19は、テスト・アレイでの金属コンタクト42
4、425、426、427、428及び429を示し
ている。コンタクト424は、第3ポリ制御線408と
コンタクトするのに用いられる。コンタクト428は、
第3ポリ制御線407と金属コンタクトするのに用いら
れる。コンタクト425、426及び427は、選択ト
ランジスタの拡散領域から、アレイ上の金属総括ビット
線(図13に図示せず)にコンタクトするのに用いられ
る。コンタクト429は、アレイのソース拡散とコンタ
クトするのに用いられる。
【0123】金属線のレイアウトは、図20に示されて
いる。図に見られるように、それらはコンタクト42
5、426及び427にアライメントされ、アレイのセ
グメントに重なっている。こうして、金属ビット線43
0はコンタクト425に接続され、金属ビット線431
はコンタクト426に接続され、また金属ビット線43
2はコンタクト427に接続される。金属パッド433
及び434は、それぞれコンタクト428及び424に
接続される。金属パッド435は、コンタクト429に
接続される。
【0124】フィールド分離及び拡散工程が図14に示
されている。次に、VTを高める注入工程が図15に示
す領域406でなされる。次に、浮遊ゲート・ポリが定
義される。更に、左及び右ブロック選択トランジスタに
対するチャネルを形成するために、セグメント416〜
421が第1ポリと共に定義される。かくて、ドレイン
・ソース・ドレイン構造、左及び右ブロック選択トラン
ジスタに対する埋込拡散並びに仮想接地端子を形成する
ソース/ドレイン注入がなされる。
【0125】この注入の後で、図17に示すように、第
2ポリが堆積される。第2ポリは、前述のように、延長
浮遊ゲートを形成するように、パターニングされる。絶
縁層が第2ポリの上に置かれ、また第3ポリ層が図18
に示すパターンで堆積される。最後に、絶縁物が第3ポ
リ層の上に堆積され、金属コンタクトが作られ、また金
属ビット線がアレイを覆って堆積される。
【0126】図13に見られるように、左選択トランジ
スタが、線436で囲まれた領域内の制御線408の下
にある。同様に、第1セグメントに対する右選択トラン
ジスタが、線437で囲まれた領域内の制御線407の
下にある。コンタクト425は、拡散領域438に達し
ている。拡散領域438は、第1ポリ堆積により画され
たマスクされた部440により、拡散領域439から分
離される。
【0127】同様に、拡散領域438は、第1ポリ堆積
により画されたマスクされた部442により、拡散領域
441から分離される。こうして、左コラムに対する選
択トランジスタが、領域442により画されたチャネル
とクロスして構成される。拡散領域441は、セグメン
トに対するドレイン拡散領域の中にあるか、または接続
される。同様に、拡散領域439は、セグメントに対す
る右側ドレイン拡散領域の中にあるか、または接続され
る。コンタクト425からの、セグメントに対する左拡
散領域への電流パスが、矢印線443により示されてい
る。図に見られるように、このパスは、領域442内の
トランジスタ・チャネルにより中断されている。
【0128】こうして、制御線408が、左側ドレイン
拡散領域をコンタクト425に接続している。右側ブロ
ック選択トランジスタヘの電流パスが、矢印線443に
より示されている。図に見られるように、このパスは、
領域440内のチャネルにより中断されている。領域4
36及び437内の2つの選択トランジスタが、コンタ
クト425の左または右拡散領域への選択接続をする。
こうして、フラッシュ・イーピーロム・セルの2つのコ
ラムは、コンタクト425を介して、1つの金属ビット
線に選択的に接続される。当業者に公知のように、図1
4〜20のマスク・シーケンスは、図12に示すセルに
対し、第2ポリ堆積工程に関して変更できる。しかし、
アレイの基本的レイアウトは、そのままである。1こう
して、新しいフラッシュ・イーピーロム・セル及びアレ
イ構造が得られる。この構造で、独特なセル・レイアウ
トにより密度の高いアレイが得られる。ここで、2つの
近接したローカル・ドレインビット線は、1つのコモン
・ソース・ビット線を共有する。また、レイアウトは、
1つの金属線を、アレイのセルのそれぞれ2つコラムに
対して、使用することにより、最適化される。更に、レ
イアウトは 従って、ワード線ドライバー・ピッチは、
主アレイの大きさに影響を及ぼさない。セクタ消去は、
本発明のセグメンタブル構造を用いることにより可能と
なる。また、フラッシュ・イーピーロムに、この構造を
用いることにより、列冗長が利用できる。これらの技術
を用いることにより、高性能の、信用できるフラッシュ
・メモリ・アレイが達成できる。
【0129】フラッシュ・イーピーロム・アレイのnチ
ャネルの実施例について説明した。当業者は、pチャネ
ルの対応回路に対しても、公知の技術を用いることによ
り、実施できることを、理解するであろう。更に、構造
は、フラッシュ・イーピーロム・セルに関して、デザイ
ンされている。構造の多くの面が、各種のメモリ回路ア
レイに適用できる。本発明の、上述の好ましい実施例の
説明は、解説のためになされたものである。発明を、開
示した詳細構成通りに限定するものではない。当業者に
とり、多くの変形が可能であることは、明らかである。
本発明の限界は、以下のクレーム及びその均等により画
される。
【0130】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、高
密度のセグメンタブルなフラッシュ・イーピーロム・チ
ップとなる、新規なコンタクトレス・フラッシュ・イー
ピーロム・セル及びアレイ構造におけるデータ・パター
ンをプログラムする方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフラッシュ・イーピーロム集積回
路モジュールの概略説明図である。
【図2】本発明の1実施例による、ドレイン・ソース・
ドレイン構造の、仮想接地、フラッシュ・イーピーロム
・アレイの概略説明図である。
【図3】本発明の、1つの金属ビット線に共通接続され
た2つのコラムを備えた他の実施例のフラッシュ・イー
ピーロム・セルの概略説明図である。
【図4】メイン・アレイ中の故障列の代替のための冗長
列を備えたセグメンタブルなフラッシュ・イーピーロム
・アレイの概略説明図である。
【図5】本発明によるペイジ・プログラム操作のフロー
チャートである。
【図6】本発明による、プログラム確認回路の簡単化し
た概略説明図である。
【図7】図7(a)〜(d)は、本発明によるフラッシ
ュ・イーピーロム・セルの、カップリング比を改善する
ための延長浮遊ゲートを備えた、第1のタイプの製造ス
テップを示す図である。
【図8】図8(a)〜(c)は、図7(d)に続く第1
のタイプの製造ステップを示す図である。
【図9】図8(c)に続く第1のタイプの製造ステップ
を示す。
【図10】図10(a)〜(c)は、本発明によるフラ
ッシュ・イーピーロム・セルの他の実施例を完成させる
ための、図7(a)〜(d)から始まる最終の6ステッ
プを説明するための図である。
【図11】図11(a)〜(c)は、図10(c)に続
く製造ステップを示す図である。
【図12】図11(c)に続く製造ステップを示す図で
ある。
【図13】フラッシュ・イーピーロム・セグメントのレ
イアウトの透視図である。
【図14】図13のマスク・レイアウトにおける基板中
の第1拡散層およびフィールド酸化分離層の配置を示す
図である。
【図15】図13のマスク・レイアウトにおけるアレイ
のセル中のしきい値を上げるためのp+タイプ・セル注
入領域の図である。
【図16】図13のマスク・レイアウトにおける第1ポ
リシリコン層の配置説明図である。
【図17】図13のマスク・レイアウトにおける第2ポ
リシリコン層の配置説明図である。
【図18】図13のマスク・レイアウトにおける第3ポ
リシリコン層の配置説明図である。
【図19】図13のマスク・レイアウトにおける金属コ
ンタクトの位置を示す説明図である。
【図20】図13のマスク・レイアウトにおける下のア
レイに対して上乗せされた金属線の配置説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フチア・ション 台湾、シンチュ、サイエンス−ベイズド インダストリアル パーク、ウォーターフ ロント ロード ザ ファースト、ナンバ ー 21、3フロア (72)発明者 ティエンーラー・リン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 95014、カパーティノ、マデラ・ドライブ 10501 (72)発明者 レイ・エル・ワン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 95035、ミルピタス、オロビル・ロード 520 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD04 AD05 AE00 AE07 5F083 EP05 EP08 EP55 EP65 EP70 EP77 ER30 GA22 JA33 JA35 KA06 KA07 ZA10 5F101 BA12 BA17 BA29 BA36 BC02 BD36 BE05 BE06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュ・イーピーロム・セルのセッ
    ト中にデータ・パターンをプログラムする方法が;バッ
    ファ中にデータ・パターンをロードする工程;前記バッ
    ファを、前記フラッシュ・イーピーロム・セルのセット
    に対するビット線に接続することにより、前記フラッシ
    ュ・イーピーロム・セルのセットのプログラミングをす
    る工程;前記のプログラミング工程の後に、このプログ
    ラミングの正しさをベリファイするために、前記フラッ
    シュ・イーピーロム・セルのセットからの出力を、前記
    バッファ中のデータと比較する工程;前記バッファ中の
    データとマッチする出力を有する、フラッシュ・イーピ
    ーロム・セルのセット中のセルに対して、前記バッファ
    中の対応するビットをクリアし、そして若しデータ・パ
    ターンのいずれかのビットが、前記バッファ中にクリア
    されないで残っている場合には、前記プログラミング及
    び比較工程をリトライする工程;とから構成されてい
    る。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法で、前記プログラ
    ミング工程が、結果としてフラッシュ・イーピーロム・
    セル中の浮遊ゲートをディス・チャージすることにな
    り、更に、前記プログラミング工程の前に、前記フラッ
    シュ・イーピーロム・セルの浮遊ゲートをチャージする
    工程を含んでいる。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法で、前記プログラ
    ミング工程が、ディス・チャージされるセット中のセル
    のドレインに正の電位を印加すると共に、セット中のセ
    ルの制御ゲートに負の電位を印加する工程を含み、また
    前記バッファ中のデータに対応して、チャージされない
    で残っているセルのドレインヘの正の電位よりも低い第
    2の電位を印加する工程を含んでいる。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法で、前記第2の電
    位は実質的にはアースである。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の方法で、前記の浮遊ゲ
    ートをチャージする工程は、制御ゲートに正の電位を印
    加する工程、ドレインに負の電位を印加する工程及びセ
    ット中のソースに負の電位を印加する工程を含んでい
    る。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法で、フラッシュ・
    イーピーロム・セルのセットがpタイプ・ウエル内に形
    成され、またこのpタイプ・ウエルは半導体基板中のn
    タイプ・ウエル内に形成されており、またセルの浮遊ゲ
    ートにチャージする工程は前記pタイプ・ウエルを負の
    電位でバイアスする工程を含んでいる。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法で、前記プログラ
    ミング及び比較工程のリトライ後に、若し、全てのセル
    の正しさをベリファイする処置がなされてないときに
    は、全てのセルがパスするか、或いはリトライの最大数
    が実行されるまで、前記クリア及びリトライ工程が繰り
    返される。
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