JP2003519070A - 焼成セッコウの水和強化用添加剤 - Google Patents

焼成セッコウの水和強化用添加剤

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Abstract

(57)【要約】 セッコウ製品の硬化反応を促進するための添加剤を開示する。これは、硫酸水素塩と組合わされたセッコウ促進剤を含む。セッコウ促進剤は、硫酸カルシウムニ水和物である。この促進剤は場合によっては、糖、デンプン、及び/又はホウ酸と共に粉砕されてもよい。この添加剤の組合わせを用いたプロセスも開示する。硫酸水素塩は最も有利には、硫酸カルシウム半水和物供給物の一部分で前湿潤された後で、セッコウ促進剤、水、及び主ミキサーへの硫酸カルシウム半水和物供給物の残りの部分と組合わされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) この発明は、焼成セッコウの改良された硬化方法に関する。より具体的には、
本発明は、セッコウ製品を製造する際に、硬化時間を短縮し、水の必要量を減ら
し、乾燥時間を短縮するための、粉砕セッコウと硫酸水素塩との使用に関する。
【0002】 セッコウは、非常に実用的で費用効果の高い建築材料である。これはまた、硫
酸カルシウムニ水和物としても知られている。採掘された硫酸カルシウムニ水和
物が粉砕された場合、これは粉末セッコウとも呼ばれている。硫酸カルシウム半
水和物はまた、焼成セッコウ、スタッコ、硫酸カルシウムセミ水和物、硫酸カル
シウムハーフ水和物、又は焼セッコウとしても知られている。発電所からの排煙
脱硫プロセスの副生成物である合成セッコウを用いることも可能である。粗セッ
コウは、採掘される際、ニ水和物の形態で発見される。この形態において、硫酸
カルシウムの各々の分子と会合した水の2つの水分子がある。半水和物形態を生
成するために、次の化学反応式に従って、セッコウを焼成して水和水のうちのい
くらかを除去することができる:
【0003】
【化1】
【0004】 有用なセッコウ製品のいくつかは、硫酸カルシウム半水和物と水とを混合して
スラリーを形成し、結果として生じた生成物スラリーを所望の形状に注型するこ
とによって製造される。この生成物スラリーは、硫酸カルシウム半水和物をイン
ターロックニ水和物結晶のマトリックスに転換するのに十分な水とこの半水和物
とを反応させて、硬化させることができる。この結晶マトリックスが生成するに
つれて、この生成物スラリーは硬くなり、所望の形状を保持する。ついで過剰な
水を、乾燥によってこの生成物から除去しなければならない。
【0005】 セッコウ製品の製造プロセスにおいて、硬化及び乾燥工程が、時間及びエネル
ギーに関して最も多くの影響を与える。スラリーの硬化時間は、焼成セッコウの
年月、焼成セッコウ中の不純物、表面積、pH、粒子サイズ、及び混合時の温度
を含む数多くの要因に依存する。セッコウ製品の乾燥時間を短縮させる添加剤の
使用及びプロセス条件は、より低いコストにつながる。比較的低いエネルギーコ
ストは、乾燥段階において用いられる比較的低い温度又はより少ない乾燥時間の
結果である。もう1つの添加剤の利点は、生産ラインの速度を高め、同じ資源を
用いてより多くの製品を生じうることである。この製品を硬化するのに必要な時
間を減らすことによって、生産コストにおける同様な削減を生じる。
【0006】 水和反応を促進する多くの添加剤が知られている。1950年代後半に、鉱山
局(Bureau of Mines)は、セッコウプラスターの硬化時間に対
する溶解物質の作用について調査を行なった。その際、鉱山局は、セッコウ又は
水中の不純物である多くの物質について、これらが水和に対して促進又は遅延作
用を引き起したかどうか決定するためにテストを行なった。硫酸水素塩を含む硫
酸塩及びセッコウは、その際、促進剤であると決定された。(「セッコウプラス
ターの水和率研究:少量の溶解物質の作用(Hydration−Rate S
tudies of Gypsum Plasters:Effects of
Small Amounts of Dissolved Substanc
es)」J.P.Coughlin、K.C.Conway、M.F.Koeh
ler、及びD.F.Barry、Bureau of Mines Repo
rt of Investigations 5477,1959。) 米国特許第2,216,555号(King)は、硫酸水素塩を含む酸反応性
可溶性硫酸塩が促進を行なうことが公知であることを教示している。しかしなが
ら、酸性硫酸塩はまた、粗セッコウ中の不純物、特に炭酸塩と反応する傾向があ
る。Kingは、炭酸塩とのこれらの分解反応を制御するために、プラスターに
石灰と硬化遅延剤とを添加することによってこの問題を解決している。しかしな
がら、過剰の石灰を含むプラスターは、セッコウ製品の表面上に未硬化プラスタ
ーの薄くて柔らかいスキン層を形成するが、これは表面欠陥を生じることがある
【0007】 特にコーティング、例えば米国特許第3,870,538号におけるようにデ
ンプンと、又は米国特許第4,681,644号におけるように糖と組合わされ
る場合には、粉砕セッコウは硬化促進剤としても知られている。ニ水和物の添加
は、水和生成物スラリーにおけるニ水和物結晶のより急速な成長を促進する「種
結晶」、又は核形成部位として作用すると考えられる。セッコウは、新たに粉砕
された時には非常に活性であるが、その活性は時間と共に急速に減少する。従っ
て経時的にこの物質の失活を減少させるような、セッコウ用のコーティングを供
給することが好ましい。
【0008】 セッコウ製品を乾燥しうる速度は、2つの要因によって決定される。水の必要
量は、ある流動性を有するスラリーを生成するのに必要とされる水の量である。
これは、セッコウスラリーへのレオロジー変性添加剤の使用によって変えること
ができる。水の必要量を増加させる添加剤は、セッコウ製品の乾燥時間を長くす
る。同じ量の水がスラリーに添加された場合でさえ、添加剤はまた、過剰水が成
形製品から除去される速度をも変更しうる。過剰水が蒸発するにつれて、毛管現
象により、水が結晶マトリックスの内部から製品の表面に向かって流れる。この
表面への水の移動が妨げられる場合、乾燥プロセスは遅くなる。添加剤によって
、水の必要量を増加させ、または、過剰水がこの製品から蒸発する速度を低下さ
せる場合には、結果的に生産ラインを遅延させるか、キルンでの暴露時間を増す
か、または、キルンのより高い温度から生じるより大きいエネルギーコストをか
ける必要が生じることがある。これらの代替案の何れも、セッコウ製品について
のより高い生産コストにつながる。
【0009】 生産コストの削減によって、硬化セッコウ製品のより経済的な製造方法を提供
することが、この発明の1つの目的である。
【0010】 焼成セッコウが硬化される速度を高めるための改良された促進剤を提供するこ
とが、この発明の他の1つの目的である。
【0011】 スラリーの水の必要量を少なくすることによって、セッコウ製品の乾燥コスト
を削減することが、この発明のさらに他の1つの目的である。
【0012】 過剰水をより容易に放出し、かつより迅速に乾燥する硬化セッコウ製品の経済
的な製造方法を提供することが、この発明のさらに他の1つの目的である。
【0013】 (発明の簡単な概要) 上述において列挙された目的は、本発明の添加剤組成物及び硬化セッコウ製品
の製造方法であって、セッコウ製品を水和及び乾燥するのに必要とされる時間及
びエネルギーを有意に削減するための新規な添加剤系を特徴とする方法によって
実現される。
【0014】 より具体的には、本発明は、硫酸水素塩と組合わされたセッコウ促進剤を含む
焼成セッコウの硬化反応を促進するための添加剤を提供する。セッコウ促進剤は
、粉砕硫酸カルシウムニ水和物を含んでいる。好ましい実施態様において、この
セッコウ促進剤は、コーティング剤、例えばデンプン、糖、及び/又はホウ酸で
処理される。好ましい実施態様において、これらの添加剤は、硫酸水素塩及び硫
酸カルシウム半水和物の一部分を、主ミキサーにおいて混合する前に前湿潤する
方法において使用される。
【0015】 硫酸水素塩がセッコウ促進剤と共に用いられる場合に、驚くべき効果がもたら
されることが発見された。これらの2つの成分の組合わせは、これらの2つの添
加剤の何れかが別々に用いられる時よりも迅速な硬化速度を生じる。さらにはセ
ッコウ促進剤と共に用いられる場合には、先行技術のいくつかの添加剤の場合に
見られるような、製品の強度における著しい低下はなかった。この製品のより迅
速な硬化は、結果として、より効率的な製品の製造を生じる。製品がより素早く
水和される場合、生産ラインの速度は高められ、同じ時間でより多くの製品が製
造される。生産設備が新たに建設され、または、再設計される際には、生産速度
を一定にした場合に、このラインをより小さくすることができ、別の目的に利用
するために空間を節約することができる。
【0016】 添加剤のこの組合わせはまた、焼成セッコウの硬化プロセスに追加の利点を与
えるが、これは、先行技術においてこれらの添加剤を個別に用いた場合に以前に
は認められなかったものである。1つの有意な追加の利点は、この製品を乾燥す
るのに必要なエネルギーの量の削減である。本発明の添加剤は、2つの方法で乾
燥時間を短縮する。第一に、スラリーの流動性が改良されるので、スラリーを形
成するのに必要な水が少なくなる。この結果、水和反応が完了した後、この製品
中に存在する過剰水の減少が生じる。さらには存在する過剰水は、より容易に除
去される。従って同じ量の製品を、乾燥キルンの温度を低下させることによって
製造することができ、エネルギーコストにおける直接の節約を生じる。生産ライ
ンの速度を高めることができ、同じ量の燃料消費について、より多くの製品を製
造することができる。これらの方法の何れか、またはこれらの両者の組合わせを
、製品1単位あたりのエネルギーコストを削減するために用いることができる。
【0017】 また、本発明の添加剤は、スケール形成を減少させ、混合設備におけるカルシ
ウム付着物の堆積を防ぐと考えられる。設備が長期間に亘って清浄な状態に置か
れる場合、ラインを掃除して使えるようにするためのラインの停止時間が少なく
なる。本発明のこれらの利点の各々は、セッコウ製品のより費用効果の高い生産
手段をもたらす。
【0018】 (発明の詳細な説明) 本発明は、結果として製品のより迅速な硬化と乾燥との両方を生じる硫酸カル
シウムベースの製品の製造方法と添加剤とを開示するものである。このような製
品は、硫酸水素塩とセッコウ促進剤とを含む硫酸カルシウム半水和物スラリーを
用いて製造される。
【0019】 これらの硫酸水素塩は、既知の如何なる硫酸水素塩であってもよい。硫酸水素
カリウム及び硫酸水素ナトリウムが好ましい塩である。硫酸水素ナトリウムが最
も好ましい塩であるが、その理由は、手頃な値段で商業量でこれを容易に入手す
ることができるからである。しかしながらその他の硫酸水素塩、例えば硫酸水素
カリウム、硫酸水素アンモニウム、又は硫酸水素金属も、本発明に用いることが
できる。この塩は、乾燥硫酸カルシウム半水和物1トンあたり約0.1ポンドか
ら約10ポンドの量で添加することが好ましい。好ましくはこの塩は、スタッコ
1トンあたり約1ポンドから約2ポンドの量で存在することが好ましい。
【0020】 いくつかのその他の促進剤よりも勝る硫酸水素塩の使用の1つの利点は、プラ
スターの硬化における促進が、主としてこの製品の水和の最終硬化又は最終段階
の間に生じることである。これは、この製品を所望の形状に容易に成形すること
ができるという点において明確な利点を有する。例えば所望の製品がセッコウボ
ードである時、スラリーがあまりに急速に濃縮される場合、これはボードが適切
に造形される前に硬化を開始することがある。これは結果として、表面しわ又は
不規則な形状の縁部を有する不均一な厚さのボードを生じる。ここにおけるよう
に、促進剤が主として硬化プロセスの最後の方に作用する場合、最終生成物を適
切に造形するにもかかわらず、促進された硬化プロセスを完全に利用するのに十
分な時間がある。
【0021】 この添加剤の第二成分は、セッコウ促進剤である。この促進剤は最も単純な形
態において、粉砕硫酸カルシウムニ水和物から構成されている。粉末セッコウと
して知られている、採掘されて粉砕された天然のニ水和物が、一般に用いられる
。しかしながら、例えば煙道ガス脱硫プロセスから来る合成セッコウのようなそ
の他の源も用いることができる。セッコウ促進剤は、乾燥硫酸カルシウム半水和
物1トンあたり約3ポンドから約50ポンドの量で存在する。
【0022】 セッコウ促進剤が粉砕の直後に用いられない場合には、このニ水和物は、経時
的に不活性になるのを防ぐためにコーティング剤で処理されることが好ましい。
あるいくつかの特性を有する、当業界において公知の如何なるコーティング剤を
用いてもよい。コーティング剤は、これが添加される硫酸カルシウム半水和物の
硬化時間を遅らせてはならない。この製品の物理的性質もまた、コーティング剤
によって害されないものでなければならない。硫酸カルシウム半水和物がその添
加剤と共に、ミキサーに水と一緒に加えられてスラリーを形成する際、細かく破
砕されたニ水和物結晶の活性部位を暴露するためには、このコーティング剤は溶
解されなければならない。特に適切なコーティング剤には、デンプン、糖、及び
ホウ酸、又はこれらの化合物のあらゆる組合わせが含まれる。存在するコーティ
ング剤の量は、硫酸カルシウムニ水和物供給流の重量をベースとして、約5%か
ら約25%であってもよい。
【0023】 コーティング剤が用いられる場合には、これらのニ水和物結晶及びコーティン
グ剤は、サイズの減少を得るために、また同様にコーティング剤とニ水和物との
間の緊密な会合を促進するために、一緒に粉砕されてもよい。これらの材料の粉
砕は、当業界において公知の如何なる粉砕装置を用いて実施されてもよい。好ま
しい粉砕装置はボールミルである。硫酸カルシウムニ水和物とコーティング剤と
の粉砕混合物の調製法は、当業界、特に米国特許第3,573,947号におい
て知られており、この特許は参照してここに組込まれる。
【0024】 最も好ましい実施態様において、コーティングは、長時間にわたって粉砕ニ水
和物の活性を維持するために、ニ水和物の表面上に融解されてもよい。糖、例え
ばグルコース、スクロース、及びデキストロースが、この実施態様には特に好ま
しい。270°F以下の温度で十分に融解する糖であれば、如何なるものであっ
ても、セッコウ促進剤において使用してもよい。
【0025】 ついで、この糖を融解してカラメル化するために、この混合物を、場合によっ
ては加熱してもよく、これにより、粉砕硫酸カルシウムニ水和物の表面がコート
される。この方法は、セッコウ促進剤が、あとで使用するために保存されたり、
あるいは別の場所に出荷されなければならない場合に好ましい。この糖の完全な
コーティング及びカラメル化は、セッコウ粒子の表面をシールして、これらが老
化作用をあまり受けないようにするのに役立つ。カラメル化されたコーティング
は、添加剤が生成物スラリーにおいて水と混合された際に完全に溶解し、細かく
破砕されたニ水和物結晶の表面を暴露する。このニ水和物粒子は、「種結晶」と
して作用し、半水和物が水和されて、ニ水和物結晶のインターロックマトリック
スを形成する時に結晶成長を促進する。優れた促進剤活性は、コートされたニ水
和物を250°Fまで加熱することによって得られるが、温度は175°F程度
の低さであってもよい。通常、約270°F以上の温度は避けるべきであるが、
その理由は、これによって、促進剤の湿分含量の制御が難しくなるからである。
【0026】 硫酸カルシウム半水和物は、当業界において公知のあらゆる方法によってプロ
セスに供給される。多くの添加剤が、水和反応又は完成品の性質を変更するか又
は向上させることが知られている。乾燥又は粉末添加剤は一般に、主ミキサーの
方に移動するにつれて乾燥半水和物流中に少しずつ流される。乾燥添加剤の一定
容積流を生じるあらゆる方法を用いることができる。例えばスクリュー供給器、
ホッパー、又はコンベアである。液体添加剤がミキサーに加えられてもよく、あ
るいは主ミキサーに添加される水と前混合されてもよい。
【0027】 他の実施態様において、硫酸カルシウム半水和物の量は、これと水とを混合す
ることによって前処理されてもよい。この技術は、米国特許第4,201,59
5号に記載されており、この特許は参照してここに組込まれる。硫酸カルシウム
半水和物の全部又は一部分は、主供給流からスリップ流として分流されても良い
。硫酸水素塩は、水による前処理の前にスリップ流において半水和物に添加され
ることが好ましい。硫酸水素塩の前湿潤は、スリップ流においてこれの少なくと
も一部分を前分散させることによって、これを活性化させると考えられる。この
技術は結果として、この塩のより良好な分散及び活性を生じる。この添加剤の組
合わせ、例えば促進された硬化、より迅速な乾燥時間、及び水の必要量の減少と
いった利点は、硫酸水素塩が水で前処理される時に、さらに大幅に強化される。
【0028】 水を硫酸カルシウム半水和物及び硫酸水素塩に添加する方法は、当業者にとっ
て公知である。コンベア上の乾燥成分は、単に水と共に噴霧されてもよい。より
好ましい方法では、高粘度物質、例えば湿った粒状物質の塊体をブレンドする装
置を用いる。多くの商用ミキサー及びブレンダーが適切である。最も好ましいの
はスコットブレンダー(Scott Blender)(ミネソタ州ジョーダン
のスコット・エキップメント・カンパニー(Scott Equipment
Company,Jordan,MN))を使用することである。水と硫酸カル
シウム半水和物とが、同時にブレンダーに装入されてもよい。このようにして混
合すると、様々な乾燥成分の粒子が、相互に近接し、同様に水が乾燥成分の間に
分配される。混合後、主ミキサーに入る直前に、ブレンダーの内容物を、主硫酸
カルシウム半水和物供給原料流の中に排出させる。前湿潤されたスリップ流を、
主ミキサーに直接装入してもよい。
【0029】 前処理に用いられる水の量は、スリップ流における硫酸カルシウム半水和物の
約1重量%から約10重量%である。好ましい実施態様において、約3%から約
5%の量の水が、硫酸カルシウム半水和物混合物に添加される。水の添加によっ
て、硫酸カルシウム半水和物結晶が修復される。「修復」とは、粒子上の破砕が
、表面水和によって融合されることを言う。スラリー混合中の粒子のその後の崩
壊が減少する。好ましい修復時間は、約1分から約6分である。修復時間は、ス
タッコ+すべての添加剤が湿潤された時からこれらが主ミキサーに供給されるま
で測定される。一般にセッコウ促進剤は、主ミキサー内に供給される直前に乾燥
半水和物流に添加されることが好ましい。硫酸カルシウム半水和物のすべてが前
湿潤された場合には、セッコウ促進剤は、前湿潤されたスタッコがブレンダーか
らミキサーまで移動する時に添加される。好ましくは湿潤スタッコと残りの乾燥
半水和物とは何れも、主ミキサーに同時に供給される。
【0030】 スタッコ供給物、前湿潤されたスリップ流、及びすべての添加剤を含む供給原
料混合物全体を、主ミキサーにおいて追加量の水中に溶解する。硫酸カルシウム
半水和物をニ水和物に転換するため、及びスラリーをその意図された用途に適し
た流体にするために十分な水が添加されなければならない。この発明の添加剤及
び方法の使用によって、セッコウボード製造のための水の必要量を、焼成セッコ
ウ100重量部あたり水約85から約100重量部の通常の水の必要量と比べて
、焼成セッコウ100重量部あたり水約50から約85重量部にまで減少させる
ことができる。ついでこのスラリーを、所望の製品、例えばセッコウボード、セ
ッコウ型等に注入し、硬化させる。硬化プロセス中に、このカルシウム半水和物
は水和反応によって水を吸収し、ニ水和物結晶のインターロックマトリックスに
転換され、硬くなる。
【0031】 生成物調製における最終工程は、過剰水の除去である。過剰水を減少させるた
め及び製品を乾燥させるためにあらゆる適切な方法を用いることができる。周囲
温度及び圧力において、これを蒸発させてもよい。乾燥プロセスの全部又は一部
分は、蒸発を促進するために高い温度を用いて、例えばキルン乾燥によって早め
てもよい。例えばセッコウボードを、過剰湿分の約90%が除去されるまで、キ
ルン乾燥してもよい。残留水は、周囲条件において蒸発する。
【0032】 通常の添加剤を、この添加剤組成物又はプロセスと共に用いることができる。
例えば焼成セッコウ用の通常の化学分散剤又は流動化剤、例えばリグニン、リグ
ノスルフェート、リグノスルホネート、及びこれらの縮合重合生成物が、本発明
によって得られる水減少作用を妨げずに、さらに少ない混合水の使用を可能にす
るために、少量含まれていてもよい。このようにして、例えば配合された焼成セ
ッコウ100重量部あたり水約50重量部程度の非常に低い総合的な水混合必要
条件を達成することが可能である。
【0033】 実施例1−5 各テストについて、硫酸カルシウム半水和物(USG、サウザードプラント)
200グラムを測定し、これを保管した。表Iに示されている硫酸水素ナトリウ
ム及びセッコウ促進剤の適量を測定した。セッコウ促進剤は、共に粉砕された粉
末セッコウ95%と糖5%とから構成されていた。この促進剤に用いられた粉末
セッコウ(USG、サウザードプラント)は、ニ水和物96%と不純物4%とを
含んでいる。粉砕後、コートされた粉末セッコウを、約250°Fまで加熱して
、糖をこの粉末セッコウの表面上に融解させた。硫酸カルシウム半水和物、硫酸
水素ナトリウム、及びセッコウ促進剤粉末を、すべてが完全に分散されるまで共
にブレンドした。70°Fで水280mlの量を測定して、高剪断ブレード付き
ワーリングブレンダー(Waring Blender)に注入した。この粉末
混合物を7秒間浸しておき、ついで7秒間高速でブレンドしてスラリーを形成し
た。
【0034】 このスラリーを、カップに注入し、ついで環境との熱伝達を最小限にするため
に、これを絶縁スタイロフォーム容器に入れた。温度プローブを、スラリーの真
中に入れ、温度を5秒ごとに記録した。硬化反応は発熱的であるので、反応の程
度は温度上昇によって測定することができる。50%水和までの時間は、このテ
スト中に記録された最小温度と最大温度との間の中間の温度に達する時間である
と決定された。50%水和までの時間は、CSAと硫酸水素ナトリウムのいくつ
かのレベルについて、次のように記録された。
【0035】
【表1】
【0036】 これら2つの添加剤を用いることが有益であることは、これらの実施例におい
て明らかである。添加剤の総量が、硫酸カルシウム半水和物200グラムあたり
1グラムに保たれたとき、50%水和までの時間は、すべての示されている混合
物について、何れかの成分単独についてよりも少ない。図1はこのデータをグラ
フによって表わし、硬化時間に対するこれらの添加剤の効果を示している。
【0037】 実施例6 本発明の添加剤を、1/2”シートロック(SHEETROCK)(登録商標
)ブランドのセッコウウオールボードの商品ラインに添加した。この実施例に記
載されているすべての量は、製造された1/2”ボードの1千平方フィートをベ
ースにしている。
【0038】 焼成セッコウ(USG、エンパイアプラント)1135ポンドの量の主供給流
を、このプロセスに供給した。硫酸カルシウム半水和物の1%のスリップ流を、
主供給流から分流した。硫酸水素ナトリウム(ジョーンズ―ハミルトン社(Jo
hnes−Hamilton))を、40メッシュ篩を通るまで粉砕し、最終ウ
オールボード1千平方フィートあたり2ポンドの率でスリップ流に加えた。硫酸
水素塩を、アキュレイト粉末供給器(ウイスコンシン州ホワイトウオーター、ア
キュレイト社(AccuRate,Inc.,Whitewater,WI))
を用いて添加した。硫酸水素を含むスリップ流を、スクリュー供給器によって、
スコットブレンダー(Scott Blender)(ミネソタ州ジョーダン、
スコット・エキップメント・カンパニー)(Scott Equipment
Company,Jordan,MN))に加えた。
【0039】 1分あたり約22ポンド、又は4.6%の水を、この混合物の前湿潤のために
添加した。水を、スコットブレンダー(Scott Blender)において
硫酸カルシウム半水和物及び硫酸水素塩全体に分散した。スコットブレンダー(
Scott Blender)の出口から、前湿潤されたスタッコと添加剤の混
合物を、コンベヤによってボードミキサーに送った。この混合物は、スタッコが
ボードミキサーに入るまで約3分間、スコットブレンダー(Scott Ble
nder)の出口から修復される機会を有していた。
【0040】 セッコウ促進剤を、およそ硫酸カルシウムニ水和物85%と不純物15%とか
ら成る粉末セッコウ(USG、エンパイアプラント)から調製した。粉末セッコ
ウと糖との粉砕が、ボールミルにおいて行なわれた。ついでセッコウ促進剤を、
ウオールボード製品1千平方フィートあたり約17ポンドの率でボードミキサー
に添加した。ボードミキサーにおいて、水1135ポンドを、スコットブレンダ
ー(Scott Blender)から来る湿潤された硫酸カルシウムと硫酸水
素塩の混合物、セッコウ促進剤、及び主供給半水和物供給流に添加してスラリー
を形成した。
【0041】 生産セッコウボードを、セッコウスラリーから製造した。このボードがカット
された時点では、ボードの水和は、硫酸水素ナトリウムを含まない同じボードと
比べて、硫酸水素ナトリウムとセッコウ促進剤が添加された場合、10%高かっ
た。主ミキサーへの水の添加は、このテストの間中一定に保持されたが、高い方
のレベルの硫酸水素が添加された場合、スラリーの流動性の増加が認められた。
さらには、ボードの物理的性質は、圧縮強さ及びくぎ引張り抵抗が、硫酸水素塩
の添加されていない同じボードとほほ同じであったことを示している。
【0042】 (実施例7から9) 各テストについて、硫酸カルシウム半水和物(USG、サウザードプラント)
200グラムを測定して保管した。表IIに示されている適量の硫酸水素ナトリ
ウムを測定した。セッコウ促進剤2グラムを、各テストについて測定した。セッ
コウ促進剤は、共に粉砕された粉末セッコウ95%と糖5%とから構成されてい
た。この促進剤に用いられた粉末セッコウ(USG、サウザードプラント)は、
ニ水和物96%と不純物4%とを含んでいる。糖と粉末セッコウとを共に粉砕し
た後、コートされた粉末セッコウを、約250°Fまで加熱して、糖をこの粉末
セッコウの表面上に融解させた。セッコウを、使用前に室温まで冷却した。硫酸
カルシウム半水和物、硫酸水素ナトリウム、及びセッコウ促進剤粉末を、すべて
が完全に分散されるまで共にブレンドした。67°Fで水280mlの量を測定
して、高剪断ブレード付きワーリングブレンダーに注入した。この粉末混合物を
7秒間浸しておき、ついで7秒間高速でブレンドしてスラリーを形成した。
【0043】 各組成物について3つのキューブを注型した。これらのキューブの重さを、示
された時間間隔で測定した。平均重量と測定結果とを表IIに示す。
【0044】
【表2】
【0045】 過剰水が蒸発した時の経時的な重量変化を、図2に示されている組成物の各々
の乾燥速度を評価するために用いた。セッコウ促進剤の量が一定レベルに保たれ
ている場合、硫酸水素塩の量を増加させると、より早い乾燥時間をもたらした。
これらのサンプルの各々に添加された水の量は一定であるので、より迅速な乾燥
時間は、乾燥速度の改良を表わす。
【0046】 本発明の水和向上特徴の特別な実施態様を図示しそして上述したが、より広範
な面において本発明から逸脱することなく、そして、添付した請求項に記載され
たように、これに変更及び修正をなしうることは、当業者にとって明らかである
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、硫酸水素ナトリウムとセッコウ促進剤との様々な混合物について、5
0%水和を得るのに必要な時間を示している。
【図2】 図2は、硫酸水素ナトリウムとセッコウ促進剤との様々な混合物について、セ
ッコウボードの乾燥時間を示している。
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月27日(2001.11.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 28/14 C04B 28/14 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 イモーディノ,サルヴァトール,シー. アメリカ合衆国,53179 ウィスコンシン 州,トレヴァー,259ティーエイチ アヴ ェニュー 12340 (72)発明者 シェイク,マイケル,パトリック アメリカ合衆国,60432 イリノイ州,オ ーク ローン,ウェスト 106ティーエイ チ プレイス 4902 Fターム(参考) 4G012 PB10 PB11 PB39 PC04 4G056 AA06 CB21

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸水素塩と組合わされたセッコウ促進剤を含む、硫酸カル
    シウム半水和物と水との硬化反応を促進させるための添加剤であって、前記セッ
    コウ促進剤が、粉砕された硫酸カルシウムニ水和物を含む添加剤。
  2. 【請求項2】 前記セッコウ促進剤がさらに、コーティング剤を含んでいる
    、請求項1に記載の添加剤。
  3. 【請求項3】 前記コーティング剤が、デンプン、糖、ホウ酸、及びこれら
    の組合わせのうちの1つを含んでいる、請求項2に記載の添加剤。
  4. 【請求項4】 前記糖が、デキストロース、スクロース、グルコース、及び
    これらの組合わせのうちの1つを含んでいる、請求項3に記載の添加剤。
  5. 【請求項5】 前記糖が、前記硫酸カルシウムニ水和物の表面上に融解され
    る、請求項4に記載の添加剤。
  6. 【請求項6】 前記硫酸水素塩が、硫酸水素ナトリウム及び硫酸水素カリウ
    ムのうちの1つである、請求項1に記載の添加剤。
  7. 【請求項7】 前記硫酸水素塩が硫酸水素ナトリウムである、請求項6に記
    載の添加剤。
  8. 【請求項8】 前記糖が、前記硫酸カルシウムニ水和物の重量をベースとし
    て、約5%から約25%の量で存在する、請求項4に記載の添加剤。
  9. 【請求項9】 硫酸カルシウム半水和物と水との硬化反応の促進方法であっ
    て、 セッコウ促進剤、硫酸水素塩、硫酸カルシウム半水和物、及び水を混合してス
    ラリーを形成し、前記セッコウ促進剤が粉砕硫酸カルシウムニ水和物を含んでお
    り、 前記スラリーを所望の形状に成形し、そして 前記スラリーを硬化させる ことからなる方法。
  10. 【請求項10】 前記セッコウ促進剤がさらに、コーティング剤を含んでい
    る、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記コーティング剤が、デンプン、糖、ホウ酸、及びこれ
    らの組合わせのうちの1つを含んでいる、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記糖が、スクロース、デキストロース、グルコース、及
    びこれらの組合わせのうちの1つを含んでいる、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記糖が、前記硫酸カルシウムニ水和物の表面上に融解さ
    れる、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記セッコウ促進剤が、硫酸カルシウムニ水和物の重量を
    ベースとして、約5%から約25%の糖を含んでいる、請求項13に記載の方法
  15. 【請求項15】 前記セッコウ促進剤が、乾燥硫酸カルシウム半水和物1ト
    ンあたり、約3ポンドから約60ポンドの量で存在する、請求項14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 前記硫酸水素塩が、硫酸水素ナトリウム及び硫酸水素カリ
    ウムのうちの1つである、請求項9に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記硫酸水素塩が硫酸水素ナトリウムである、請求項16
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記硫酸水素塩が、乾燥硫酸カルシウム半水和物1トンあ
    たり、約0.1ポンドから約10ポンドの量で存在する、請求項15に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 前記硫酸水素塩と前記硫酸カルシウム半水和物の一部とを
    ブレンドし、そして、前記硫酸水素塩及び前記硫酸カルシウム半水和物の前記一
    部を前記水の一部で湿潤させ、その後、前記硫酸水素塩、前記硫酸カルシウム半
    水和物の前記一部、及び前記水の前記一部と、前記セッコウ促進剤、前記硫酸カ
    ルシウム半水和物の残りの部分、及び前記水の残りの部分とを混合することによ
    って、前記硫酸水素塩を前処理することを更に含む、請求項9に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記水の前記一部が、前記硫酸カルシウム半水和物の前記
    一部の重量をベースとして、約1%から約10%である、請求項19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 前記セッコウ促進剤がさらにコーティング剤を含んでおり
    、前記コーティング剤が、デンプン、糖、ホウ酸、及びこれらの組合わせのうち
    の1つを含んでいる、請求項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 硫酸カルシウム製品の製造方法であって、 硫酸カルシウム半水和物の第一部分をブレンダーに供給し、 前記ブレンダーにおいて、硫酸水素塩と水の第一部分とを、硫酸カルシウム半
    水和物の前記第一部分に加え、水の前記第一部分の量は、硫酸カルシウム半水和
    物の前記第一部分の重量をベースとして約1%から10%であり、 前記ブレンダーにおいて、前記硫酸水素塩、水の前記第一部分、及び硫酸カル
    シウム半水和物の前記第一部分をブレンドし、 水の前記第一部分で前湿潤された前記硫酸水素塩及び硫酸カルシウム半水和物
    の前記第一部分、硫酸カルシウム半水和物の第二部分、及びセッコウ促進剤をミ
    キサーに加え、前記セッコウ促進剤は、粉砕硫酸カルシウムニ水和物を含んでお
    り、 水の第二部分を前記ミキサーに加えてスラリーを形成し、 前記スラリーを混合し、 前記スラリーを所望の形状に成形し、そして 前記スラリーを硬化させる ことからなる方法。
  23. 【請求項23】 前記セッコウ促進剤がさらにコーティング剤を含んでいる
    、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記コーティング剤が、デンプン、糖、ホウ酸、及びこ
    れらの組合わせのうちの1つを含んでいる、請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記糖が、スクロース、デキストロース、グルコース、及
    びこれらの組合わせのうちの1つを含んでいる、請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記糖が、前記硫酸カルシウムニ水和物の表面上に融解さ
    れる、請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記硫酸水素塩が、硫酸水素ナトリウム及び硫酸水素カリ
    ウムのうちの1つである、請求項22に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記硫酸水素塩が硫酸水素ナトリウムである、請求項22
    に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記セッコウ促進剤における前記糖が、硫酸カルシウムニ
    水和物の重量をベースとして約5%から約25%の量で存在する、請求項24に
    記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記硫酸水素塩が、硫酸カルシウム半水和物1トンあたり
    、約0.1ポンドから約10ポンドの量で存在する、請求項22に記載の方法。
  31. 【請求項31】 水の前記第一部分は、硫酸カルシウム半水和物の前記第一
    部分の1重量%から約8重量%の量で存在する、請求項22に記載の方法。
  32. 【請求項32】 水の前記第一部分は、硫酸カルシウム半水和物の前記第一
    部分の重量をベースとして、約3%から約5%の量で存在する、請求項22に記
    載の方法。
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