JPS585211A - コンクリ−トの連続調合法 - Google Patents

コンクリ−トの連続調合法

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JPS585211A
JPS585211A JP10364081A JP10364081A JPS585211A JP S585211 A JPS585211 A JP S585211A JP 10364081 A JP10364081 A JP 10364081A JP 10364081 A JP10364081 A JP 10364081A JP S585211 A JPS585211 A JP S585211A
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JP
Japan
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concrete
cement
continuous
mixed
powdered
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Pending
Application number
JP10364081A
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English (en)
Inventor
相山 征二
酒巻 昭三
光男 高橋
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉末状セメント混和材を使用するコンクリー
トの調合法、詳しくは、小実験と何ら変らぬ物性が得ら
れ、さらに簡便な方式によるコンクIJ −トの連続調
合方法に関する。
コンクリートに膨張性や急硬性を付与したり、セメント
の分散性をよくし混練水量を減じたりする目的で、粉末
状のセメント膨張材、セメント急硬材、セメント分散剤
などのセメント混合材が添加されている。そして、これ
らは、レデイミクストコンクリート工場において、予め
小実験で確認した性状が得られるような適切量を配合さ
れているが、気温、混線量等の混線条件や運搬条件等に
より、現場に搬送されたコンクリートは、小実験で確認
した性状と異なることが多く、種々−の不都合が生じる
。これは、粉末状セメント混和材をレデイミクストコン
クリート工場で配合することにもとづくものであって、
その種類には関係ないので、以下、セメント急硬材粉末
を使用する場合を例にとって説明する。
カルシウムアルミネートに硫酸カルシウムを混和したセ
メント急硬材を普通ポルトランドセメントに5〜ろ0重
量%添加した急硬性セメントやカルシウムアルミネート
をセメントと同時に焼成して混入せしめた急硬性セメン
トなどは短時間強度の発現に優れているので、一般・緊
急補修工事、止水・地盤改良用注入剤、スラブ道床等に
使用されている。しかしながら、これらの急硬性セメン
トは急硬性であるがゆえに作業可能時間(以下可使時間
という)を調整するのが困難である。つまり急硬性コン
クリートを大量に使用するには20〜60分程度の可使
時間が必要である。
一般的に、コンクリートは細骨材と粗骨材とをセメント
と共に予めミキサー内でトライブレンドし、ついで適当
なワーカビリチーを得るための水を加え混練し、施工現
場までアジテータ車等を用いて運搬する方法が採られて
いる。従って、セメント急硬材を用いる場合、水を加え
た後か、セメント・の次に投入し混練りする必要があり
、加えてこの急硬材使用に伴い、例えば、クエン酸、グ
ルコン酸、酒石酸等のヒドロキシカルボン酸又はその塩
や、無機炭酸塩、硼化物等の凝結調節剤は、使用水に溶
解して添加している。しかしながら、この方法では、あ
らかじめ小実験により可使時間の確認を行ってから運搬
しているが急硬性コンクリートの混練り量と運搬条件等
により小実験で確認した値と一致し難いのが実情にあり
、従って遠距離搬送ができないという問題がある。
この問題解決するため、特殊なコンクリート混合運搬車
が提案されている。例えば、ジェットセメントを使用す
る場合には、骨材をドライミックスしたコンクリート用
材料を現場まで搬送し、現場で注水して混合打設する。
いわゆる通常モーピル車のように、砂・砂利・セメント
・水タンクを塔載し、さらにオーガーと称する混合機を
付属した運搬車の如きである。しかしながら、このよう
な方法で製造されたコンクリートは混練り時の諸条件の
変化により物性が小実験とは異なるという欠点がある。
本発明者は、ポルトランド系セメントを用いたレデイミ
クストコンクリートを施工現場まで運搬し、連続コンク
リート混線ミキサーへ排出すると同時に粉末状急硬材供
給装置の連動により、定量的且つ連続的に混合押し出す
ことにより前記欠点を解決できることを見い出し、本発
明を完成したものである。
すなわち、本発明は、搬送されたレディミクストコンク
IJ −トを、一旦、ホッパーに受け、その一定量と粉
末状セメント混和材の一定量とを個別の連続搬送装置°
により取り出して連続回転コンクリート混合押出装置に
供給し、混合押出することを特徴とする。
以下詳しく本発明を説明する。
ポルトランド系セメントを用いたレデイミクストコンク
リートは、通常、バッチャプラントで施工用途に応じた
軟度に混練されているものであへ本発明でもこれを対象
とする。ポルトランド系セメントとしては、普通・早強
・超早強・中庸熱・白色のセメント或いはシリカ・フラ
イアッシュを混合したセメントが用いられる。
このコンクリートは、20C程度の温度において約2時
間の凝結時間を有するのでアジテータ車により、遠距離
搬送が可能となる。
本発明では、このレデイミクストコンクリートを現場ま
で搬送し、そこで一旦、ホッパーに受は入れた後、その
一定量を連続搬送装置により取り出して連続回転コンク
リート混合押出装置に供給する。コンクリートの連続搬
送装置は、受入れしたレデイミクストコンクリートをホ
ッパーがら連続的に一定量を取り出し搬送可能な装置で
あって、その型式としては、パケットコンベヤー型、ス
クリュー切出型、ベルトコンベヤーゲート開閉型、パケ
ットエレベータ−型などがあげられ、これらの区別なく
使用できる。
一方、これと併行して、容器に貯えられた粉末状セメン
ト混和材の一定量を連続搬送装置により連続回転コンク
リート押出装置に供給する。粉末状セメント混和材の連
続搬送装置としては、普通一般の粉粒体搬送装置が使用
され、その型式としては、パケットコンベヤー型、スク
リュー切出狐パケツトエレベータ−型、チェーンベルト
コンベヤー型、スクリューフィダー、ロータリーフィー
ダー、テーブルフイター、エアスライドなど力Sあげら
れる。
レデイミクストコンクリートの搬送は、粉末状セメント
混和材の搬送装置と連動させて定量的ζこで施工現場ま
で運搬し、施工場所に待機するトラック上に設置された
ホッパーに使用に見合って供給する。核コンクリートは
スクリュー切出型連続搬送装置により、一定量づつ取出
され、オーガータイプの混合押出機に供給され、また、
一方、粉末状セメント混和材もロータリーフィーダー(
こより一定量づつ取出され混合押出機に同時に供給され
、該押出機により粉末状セメント混和材は、コンクIJ
 + ト中に均一に分散混合され押出される。
これ等の装置はすべてトラック上に据付られてl/Nる
ため、コンクリートの使用場所に移動供給することが可
能である。
セメント混和材としては、例えば、リグニンスルホン酸
塩、アルキルアリルスルホン酸高分子重合物などのセメ
ント分散剤粉末、例えば、カルシウムサルホアルミネー
ト系、石灰系、石膏−アルミナセメント系などのセメン
ト膨張材粉末、さらにはセメント急硬材粉末などの粉末
状セメント混和材であれば制限はない。しかし、セメン
ト急硬材粉末を添加するレデイミクストコンクリートに
は、それ特有の可使時間の問題が加わるので、他のセメ
ント混和材の使用に比較して、不都合を起こしやすい。
以下本発明で使用するセメント急硬材について説明する
セメント急硬材としては、CA 、 C3A 、 CA
、 、 C,2A7゜C3A3CaF2. C,、A7
CaF2等のカルシウムアルミネートやこれらの組成を
有する無定形カルシウムアルミネートと無機硫酸塩との
混合物、塩化カルシウム、水ガラス、アルミン酸ナトリ
ウム、アルミナセメント等が挙げられ、これらを1種又
は2種以上を使用する。強度発現の点から好ましい急硬
材は、Ca033〜47重竜%含む無定形カルシウムア
ルミネート100哨量部と無水石膏100〜300重量
部からなるものである。これらの使用量は、施工対象に
応じてセメントに対して25重量%以下で選択使用する
凝結遅延剤としては、カリウム、ナトリウム、カルシウ
ム、マグネシウム、アンモニラみ等の炭酸塩、硫酸塩、
硝酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩、フッ化物等の
無機塩やリン酸、ホウ酸等の無機酸、あるいはりゲニン
スルホン酸、アルキルスルホン酸、ヒドロキシカルボン
酸等の有機酸またはこれらのナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、マグネシウム等の塩、ショ糖、グルコース、
ガラクトース、フラクトース等の糖類、ならびに高級ア
ルコール硫酸エステル、芳香族スルホン酸塩等が挙げら
れ、これらを1種または2種以上を使用する。これらの
凝結遅延剤の中でも、グルコン酸またはその水溶性塩5
〜20重量%、クエン酸またはそのアルカリ塩10〜6
0重量%および炭酸アルカ1J50〜85重量%よりな
る組成のものは強度と可使時間の関係から好適である。
そして、これらの凝結遅延剤は、あらかQめセメント急
硬材粉末と混合しておくことにより、凝結時間を自由に
調節することができる。
以上説明した通りの粉末状セメント混和材とレデイミク
ストコンクリートとの一定量を連続回転コンクIJ−ト
混合押出装電に供給し、施工現場において連続的に混練
する。
本発明でいう連続回転コンクリート混合押出装置とは、
従来ミキサーの羽根に加え、切り返し動作も加わったも
ので、粉末状セメント混和材を後から添加する方式でも
均一的に混合押し出しできるものである。その型式とし
ては、スクリュー押出機、オーガーなどの水平軸方式の
ものが好ましい。
以上説明した本発明によると、汎用のミキサー車を用い
バッチャプラントから遠距離のところでもレデイミクス
トコンクリートの運搬が可能となり、さらに現場にて、
急硬性、膨張性や強度性状の安定したコンクIJ −=
 トが簡便にでき、小実験で確認したのと何ら変らぬ性
状のコンクリートが調合できるという効果がある。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例 第1表のコンクリート配合において、セメント急硬材以
外の材料を用いて普通コンクIJ −ト量5M3をバッ
チャ−プラントで混練した。
第    1    表 このコンクリートをアジテータ車で現場まで運搬して、
ホッパーに受は入れ、バッチャプラントで混練した時点
から60分経過後に、スクリュー切出型連続搬送装置に
より12 m3/hの割合で、スクリュー押出機型連続
回転コンクリート混合押出装置に供給した。それと併行
して、コンクIJ −トのセメント分に対し25重量%
のセメント急硬材給し、約5.2m3の急硬性コンクリ
ートを調合した。
使用したセメント急硬材粉末は、Ca042%含有の無
定形カルシウムアルミネート(ブレーン値4 、100
tyn2/Ii’)に、■型無水石膏(ブレーン値62
00cm2/li’ )を2重量倍量混合し、さらに5
重量%の凝結遅延剤を均一混合したものであり、その凝
結遅延剤は、グルコン酸ソーダ7重量%、クエン酸26
重量%、炭酸カリウム70重量%の組成のものである。
まだ固まらないコンクリート性状を第2表に、圧縮強度
測定結果を第6表に示す。
なお、ゲル化時間とはセメントの粉末状急硬材を投入し
てから、流動性を失うまでの時間であり、硬化時間とは
完全に固まるまでの時間をいう。これらは小実験で確認
した値と一致した。
第   2   表 第   6   表 − なお、第1表の配合を小実験で混練したところ、強度測
定では第4表となり、本発明の結果にほぼ近い値となっ
た。
第    4    表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  搬送されたレデイミクストコンクリートを、
    一旦、ホッパーに受け、その一定電と粉末状セメント混
    和材の一定量とを個別の連続搬送装置により取り出して
    連続回転コンクリート混合押出装置に供給し、混合押出
    することを特徴とする粉末状セメント混和材を使用する
    コンクリートの連続調合法。 (2)粉末状セメント混和材がセメント急硬材、セメン
    ト膨張材及びセメント分散剤から選ばれた1種以上であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコンク
    リートの連続調合法。 (6)  粉末状セメント混和材が、カルシウムアルミ
    ネート、石膏及び凝結遅延剤を含有してなるセメント急
    硬材であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のコンクリートの連続調合法。
JP10364081A 1981-07-02 1981-07-02 コンクリ−トの連続調合法 Pending JPS585211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02212104A (ja) * 1989-02-14 1990-08-23 Toa Harbor Works Co Ltd コンクリート添加剤連続混合装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016717A (ja) * 1973-06-15 1975-02-21
JPS5026827A (ja) * 1973-07-09 1975-03-19
JPS5429322A (en) * 1977-08-08 1979-03-05 Kao Corp Apparatus for fluidizing unhardened concrete

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