JP2003517880A - 連続移動している基体上に弾性材料を曲線パターンで取り付ける方法及び装置 - Google Patents

連続移動している基体上に弾性材料を曲線パターンで取り付ける方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 連続移動している基体（７）上に、弾性材料（４）を曲線パターンで取り付ける方法及び装置。この方法は、基体を基体経路（２５）に沿って移動させ、揺動装置の第１装置であって、転写ロール（５０）にピボット係合及び転動接触するように取り付けられ、基体経路に平行なピボット軸線の周りでピボット運動する第１ロール（４２）に弾性材料を供給し、第１ロールのピボット軸線が基体経路をほぼ横切る平面内で揺動するように揺動装置の第１ロールを揺動し、弾性材料を第１ロールから転写ロールに所望の曲線路形状に当て、次いで、弾性材料を転写ロールから基体に当てて、弾性材料を基体に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （技術分野） 本発明は、複合ウェブ構造体、及び、連続移動している基体上に弾性材料、特
に弾性広幅バンド材料を曲線パターンで取り付ける方法及び装置に関する。より
詳細には、本発明は、脚部カフス／収容フラップ領域のような弾性広幅バンド材
料が取り付けられた、より「解剖学的に正確な」領域を有する、使い捨ておむつ
その他の吸収体物品のような複合ウェブ構造体を製造するために、連続移動して
いる基体上に充分厳密な角変位で曲線パターンに弾性広幅バンド材料を取り付け
る方法及び装置に関する。さらに詳細には、本発明は、連続移動している基体上
に、基体経路に対して横方向に最小限の直線運動で曲線パターンに弾性広幅バン
ド材料を取り付ける新規な方法及び装置に関する。
【０００２】 （背景技術） 使い捨ておむつのような吸収体物品の従来の製造方法は、当該技術分野におい
て周知である。これらの方法は、普通は、連続移動している吸収体物品のような
基体上に、様々な要素を取付材料として取り付けることに基づいている。これら
の要素には、脚部弾性体、脚部カフス、収容フラップ、又はレイノルズ他に付与
され１９９８年１０月２７日に発行された米国特許第５，８２７，３８７号に開
示されるような、脚部カフスと収容フラップが組み合わされた要素が含まれる。
取付材料のストリップは、連続移動している基体上に別個の方法で取り付けるこ
ともできるし、連続的な方法で取り付けることもできる。直面する問題の１つは
、適正な曲線配置ができるように、広幅バンド弾性材料を充分厳密な角変位で取
り付けることである。このような曲線配置では特に、吸収体物品の脚部開口域に
おいて、ほぼ「解剖学的に正確」となることが望ましい。すなわち、この適正な
曲線配置を有する吸収体物品は、この吸収体物品の着用者の身体への良好なフィ
ット性を有しているように感じられる。
【０００３】 弾性広幅バンドの取付材料を高速で曲げることは、非常に難しかった。直線形
の弾性バンドを含む使い捨ておむつ等を製造する製造業者は、弾性材料の角変位
を最小限にするか、又はライン速度を落とす、といった妥協をしなければならな
い。 移動しているウェブ上に、弾性体を曲線パターンで取り付けるには、一般に、
弾性ストリップを位置決めできるローラを使用することが必要とされる。ロリグ
に付与された米国特許第２，５９２，５８１号には、様々な取り付けに適合させ
るため必要に応じて円筒形、凹面形、又は凸面形とすることができるロールを利
用した、ストリップを位置決めする方法と装置が開示されている。ビュエルに付
与された米国特許第４，０８１，３０１号においては、弾性体とウェブ基体が高
速で連続的に移動している間に、弾性材料に接着剤が断続的に塗布される。ブル
ジョアに付与された米国特許第３，８２８，３６７号には、１対の弾性リボンが
ロールの弯曲した溝に送られ、その下を、連続したウェブが通過することが開示
されている。溝にリボンが嵌め込まれた状態でロールがウェブ上を転がる際に、
このリボンは溝形にされてロールに送られる。溝付きロールにおける問題の１つ
は、信頼性が低いことであり、広幅バンドの弾性リボンでは、ロープ状になった
り、Ｃ字型の折曲がりを生じたりする。コンズ他に付与された米国特許第４，９
１７，７４６号には、弾性リボンの各々を波形路に沿ってウェブに取り付けるた
めに、一次元方向に移動即ち揺動する単一のロールを含む方法及び装置が開示さ
れる。ラジャラ他に付与された米国特許第４，９１５，７６７号では、弾性部材
が一時停止線から所定の最大距離だけ離間されるように、該弾性部材をウェブに
対して押しつけることができる回転ニップロールと、回転ニップロールの上に位
置し、該回転ニップロールと転動接触しており、回転ニップロールの一時的な摂
動を緩和することができる回転緩衝ロールと、回転緩衝ロールの上に位置し、回
転緩衝ロールから所定の長さだけ離間され、ウェブ進行方向に直角な経路で揺動
する揺動ロールが使用される。揺動ロールは、揺動ロールと回転緩衝ロール間の
所定の長さに正比例する、一時停止線から弾性部材までの所定の最大距離で、回
転緩衝ロール上に弾性部材を曲線パターンで貼付ける。
【０００４】 本発明の方法及び装置は、ローラが、弾性材料を転写ロールに配置するか又は
直接基体上に配置しながら回転及びピボット運動できるようにすることで、連続
移動している基体上に、厳密な角変位で曲線パターンで配置された弾性広幅バン
ド材料のような弾性材料を取付要素として含む、連続的に移動している基体の高
速成形を可能にする。本発明は、従来技術とは異なり、ローラを回転させながら
基体経路をほぼ横切る平面内で揺動させ、これにより、ローラが基体を横切る不
必要な横方向の直線運動をすることなく、曲線パターンが与えられる。
【０００５】 （発明の開示） 本発明は、連続的に移動している基体上に、少なくとも１つの弾性材料を曲線
路状に取り付けるための方法及び装置に関する。 少なくとも１つの弾性材料のウェブを、連続移動している基体に曲線路状に取
り付けるための装置は、基体経路に沿って基体を連続的に移動させるための移送
装置と、該基体と転動接触して、基体に弾性材料を曲線路に沿って押しつけるよ
うにされた転写ロール軸線を有する回転転写ロールと、第１ロール軸線を有し、
転写ロールの表面に転動接触するように取り付けられ、かつ基体経路に平行なピ
ボット軸線の周りをピボット運動するように取り付けられており、効果的に弾性
材料を曲線路に沿って転写ロールに当てることができるようになっている少なく
とも第１ロールを有し、該ピボット軸平面が、転動接触の位置から第１ロール軸
線よりさらに離れており、該第１ロールが回転しながら基体経路をほぼ横切る平
面内で作動的にピボット運動できるようになった揺動装置と、弾性材料を揺動装
置の第１ロールに供給するための弾性材料供給部と、基体経路をほぼ横切る平面
内で揺動装置を揺動させるために該揺動装置に連結された揺動駆動装置と、転写
ロールにより弾性材料が基体上に押し付けられる時に、曲線路に沿って基体に弾
性材料を取り付けるための結合装置とを有する。転写ロールは、任意に取り除く
ことができ、第１ロールは、弾性材料を曲線路形状に取り付けるために、直接、
基体と接触することができる。
【０００６】 本方法は、基体を基体経路に沿って移動させ、第１ロール軸線を有し、転写ロ
ールの表面に転動接触するように取り付けられた少なくとも第１ロールが、基体
経路に平行な平面にあって転動接触の位置から第１ロール軸線よりさらに離れて
いるピボット軸線周りの作動的なピボット運動を、基体経路をほぼ横切る平面内
で回転しながら行うことができるようにし、第１ロールをピボット運動させ、第
１ロールに弾性材料を供給して効果的に弾性材料を曲線路に沿って転写ロールに
当てることができるようにし、基体経路をほぼ横切る経路で揺動装置を揺動させ
、第１ロールから転写ロールに弾性材料を曲線路形状に当て、転写ロールから基
体に弾性材料を曲線路形状に当て、弾性材料を基体に曲線路形状に結合すること
により、連続的に移動している基体上に少なくとも１つの弾性材料のウェブを曲
線路形状に取り付けることに適用される。転写ロールを任意に除去して、第１ロ
ールが、基体に直接接触して弾性材料を曲線路形状に取り付けるようにすること
もできる。
【０００７】 本発明は、次の詳細な説明に記載された又は図面に示された構造或いは部品の
配置における使用に限定されるものではない。本発明は、他の実施形態又は他の
様々な方法で実行及び実施することができる。さらに、ここで使用された用語お
よび語法は、詳細な説明と図示の目的のためであり、本発明を制限するものと見
なすべきではない、ということが理解されるであろう。同じ部品を示すために、
同じ参照数字を使用する。
【０００８】 （発明を実施するための最良の形態） 図１は、一対の弾性材料４及び５を、曲線路に沿って基体７に取り付けるため
の装置を示している。一対の弾性材料が示されているが、この装置は、単に１つ
のみの弾性材料を取り付けるのに使用することもできる。弾性材料と、この弾性
材料の各々をウェブに取り付けるための装置は、実質的に同一のものであること
から、説明のために、ここでは、弾性材料の１つと、それに関係する装置につい
てのみ説明する。
【０００９】 図１を参照すると、弾性材料４は、比較的平坦であり、幅広い表面６を有し、
その厚さより相当大きい幅を有する。弾性材料４は、弾性材料供給部３から供給
され、連続高速作動を可能にする公知の方法のいずれかによって提供することが
できる。これは、絡まない方法で箱から弾性材料を引き出すこと、弾性材料が巻
き付けられているリールから弾性材料を供給すること、弾性材料を成形する別の
加工装置から直接に弾性材料を受け取ること、又は当該技術分野では公知の他の
供給方法のいずれかを含む。本発明の目的において、弾性材料を供給する正確な
方法は重要ではないので、供給方法については図示していない。弾性材料４は、
天然ゴム、合成エラストマー、又はレイノルズ他に付与され１９９８年１０月２
７日に発行された米国特許第５，８２７，３８７号に記載されているような材料
の組み合わせの形態のいずれかとすることができる。弾性材料は、レイノルズ他
に付与され１９９８年１０月２７日に発行された米国特許第５，８２７，３８７
号に詳細に説明されているような脚部カフスと収容フラップが一体化されたもの
であることが好ましい。
【００１０】 図１に示すように、弾性材料（４及び５）を基体７（この基体はウェブとも呼
ばれる）に取り付けるための装置１０は、移送装置２０を備え、該移送装置２０
は、一般的に知られている形式の移送装置とすることができ、図１においては、
基体移送方向の矢印２５で示されるような基体進路に沿って基体を連続移動させ
ることが可能な２つのロール（２２及び２４）を備えている。基体上に取付部分
（８及び９）があっても良く、基体は、物品を製造するための実際の方法による
、図示されておらず、さらに説明されない他の付加的な要素を有することもでき
る。 図１に示すようなガイド３２を用いて弾性材料を供給することを含む公知の方
法のいずれかにより、弾性材料供給部３から少なくとも１つの弾性材料が供給さ
れる。ガイドは、ロール又は棒とすることもできるし、ローラとも呼ばれる揺動
装置の第１ロールまで弾性材料を案内することが可能な他の機構のいずれかとす
ることもできる。 弾性材料は、バンド型か又はリボン型のどちらかの弾性材料であるが、しかし
ながら、その幅が、約１／２インチから約４インチ、好適には約１インチから４
インチ、最も好適には約２インチから４インチの、弾性幅広バンド材料であるこ
とが好ましい。
【００１１】 結合装置３４は、弾性材料を基体に当てるのに先立って、幾つかの位置で接着
剤を供給する。弾性材料を基体に当てる前に、結合装置が接着剤を塗布するもの
でさえあれば、接着剤塗布の正確な位置決めは重要ではない。しかしながら、弾
性材料の揺動中又は揺動後の接着剤の塗布は、結合装置の揺動も必要とすること
から、結合装置の複雑さを減らすために、接着剤の塗布は、好ましくは弾性材料
を揺動させる前にすべきである。 接着剤は、弾性材料を基体に高速で取り付ける際における該接着剤が与える干
渉が最小限であるか、又は干渉のないものであれば、公知の一般的な種類のもの
とすることができる。この一例は、感圧接着剤である。 必要であれば、結合装置は、例えば図１におけるニップロール６０の位置で基
体に弾性材料を適切に固定できるように適正に位置決めされた、超音波装置とし
てもよい。例えば、超音波装置と転写ロール、又は超音波装置と第１ロールが、
弾性材料を基体に適切に固定するために超音波エネルギーを与えるニップを形成
するようにすることができる。超音波装置は、超音波ホーンを作動させるのに適
した発生器とすることができ、回転式超音波ホーンのような好適な超音波ホーン
が、エイラト等に付与された米国特許第５，１１０，４０３号に教示されている
。或いは、超音波ホーンは、当業者には周知の固定の超音波ホーンとしてもよい
。
【００１２】 弾性材料は、揺動装置４０の上まで継続的に延びて、この揺動装置の一部であ
り、該弾性材料がそこに送られる際に揺動装置と転動接触できるようにする、ロ
ーラ又はキャスターとも呼ばれる第１ロール４２に接触する。第１ロールはまた
、該第１ロールが転写ロール５０か又は基体７のどちらかと転動接触していなが
らピボット運動できるようにするピボット軸線を有する。したがって、ローラは
、基体の移動方向に直角な平面において揺動することにより、ピボット運動する
ことに加えて回転することができる。これは、弾性材料、好ましくは弾性広幅バ
ンド材料を約６０度まで十分厳密な角変位で弯曲して、基体と弾性材料を組み入
れた最終物品において、より「解剖学的に正確」であると感じられるようにする
。例えば、幅約１インチの弾性広幅バンド材料は、正弦波の形における上端に位
置する広幅バンド弾性材料の上縁から正弦波の下端に位置する同じ広幅バンド弾
性材料の下（反対側の）縁までの最大全体距離が、約３と１/２インチ、又は角
度が（直角三角形に基づいて）約６４度となるように正弦曲線パターンで伸張す
る方法で取り付けることができる。
【００１３】 図２には、ローラ４２により転写ロール５０の上に移動する、弾性材料４の移
動方向４６が示されている。ローラが、弾性材料を基体に取り付けるために曲線
形にする手法で転写ロールに当てるか、又は曲線形にする手法で基体に直接押し
付けるものでさえあれば、正確な移動方向は重要ではない。ローラは、弾性材料
を曲線パターンで取り付けるために、回転方向に直角な方向にピボット運動でき
るように形成されなければならない。これは、ローラが、ローラ回転面の中央部
分において、ローラ回転面の両端における直径よりも大きい直径を有するように
、該ローラを、長円形、楕円形、又は、その主要な平行面が回転軸線すなわち第
１軸線を形成する台形にほぼ類似の形状の他のいずれかのように形成するべきで
ある、ということを意味している。これらは、クラウンを有するローラ即ちクラ
ウン付きローラとして一般的に知られている。ローラはまた、転写ロールか又は
基体上で回転しながら、基体経路を横切る平面内で揺動可能となることも必要と
される。これは、ピボット軸線とクラウン面を有するローラによって達成される
。ピボット軸線は、ローラが、回転しながら該ローラのクラウン面の一部又は全
部を介して揺動できる、つまりピボット運動できるようにする。ピボット軸線は
、弾性体を転写ロールか又は基体に押し付ける位置から最も遠い、クラウン付き
ローラの表面上における最も高い位置よりも、上又は下とすることもできるし、
接線とすることもでき、ピボット軸線はまた、ローラが転写ロールか又は基体に
接触する時に、基体経路に直角な方向にピボット運動可能でありながら回転運動
できるように、基体経路に平行にする必要がある。ピボット軸線は、回転軸線の
中心線に直角であることが好ましい。ローラは、回転しながら基体経路を横切る
方向にピボット移動できることにより、クラウン付きローラの表面の一部又は全
部を介して、基体経路を横切る方向に「運動」することができ、これにより、弾
性材料を転写ロールか又は基体に曲線パターンで当てることができるようになる
。クラウンは、ピボット半径と一致する曲率半径を有することが好ましい。ピボ
ット半径は、ローラの回転軸線の中心線を通るようにピボット軸線を延長し、こ
のようにして延長されたピボット軸線と中心線との交点から弾性材料を転写ロー
ルか又は基体に当てる点までの半径を測定することで求められる。また、クラウ
ンは、クラウン付きローラの最大直径に等しい半径を有することが好ましい。ロ
ーラは、フットボール形、又は回転するのに適したクラウン付きローラ面を有し
ていながらその両サイドが平行かつ平坦となるように尖端が除かれたフットボー
ルに似ている形状であることが好ましい。
【００１４】 図３は、中央部分の直径８０が４．００００インチであり、両端における端直
径８２が１．３１６６インチであるようなローラの一実施形態を示す。図３はま
た、中心線８７と回転軸線すなわち第１軸線８６ａ、８６ｂ、及び８６ｃに対す
る３つのピボット軸線８４ａ、８４ｂ、及び８４ｃの位置を示す。図３から分か
るように、ピボット軸線は、中心線上を通るように延びており、第１ロール又は
ローラの回転軸線すなわち第１軸線上に１．００００インチのオフセット８８を
有する。ローラの全長８９は、５．００００インチであり、弯曲した回転面は、
垂直中心線上の直径における２つの中心点が、回転軸線すなわち第１軸線の上下
に１．００００インチのとき、３．００００インチの半径８５を有する。したが
って、この実施形態は、ピボット軸線とローラ表面半径の両方に共通の中心点を
有する。ローラの全長は、特定の用途又はローラの使い方に応じて変えることが
でき、少なくとも弾性材料の幅に依存する。
【００１５】 図４は、図２のローラが基体経路を横切る平面内で揺動する時の揺動範囲９０
を示す。この実施形態では、揺動範囲は、ローラの垂直中心線８７と、ピボット
軸線に直角で回転軸線すなわち第１軸線に平行な線９２により形成される揺動角
について左右に約４０度である。この揺動範囲９０は、曲線状で弾性材料４が転
写ロール５０上に配置されるようにする。したがって、ピボット軸線がオフセッ
トされているこのローラは、弾性材料を転写ロールか又は基体に当てる前に、基
体経路に対して充分な横切る方向の運動すなわち横方向運動を与え、その一方で
、最小限の擾乱を生じて、引き込まれる弾性材料の経路にくねりを与える。 図５は、転写ロールと転動係合するローラを有する揺動装置の側面図である。
揺動伝動アームを見ると分かるように、ローラの回転軸線すなわち第１軸線上に
１．００００インチのオフセット８８を有するピボット軸線が形成されている。
【００１６】 図６は、ローラを有する揺動装置の平面図である。図６に示すように、ローラ
は、回転軸線すなわち第１軸線の一端で保持されていてもよいし、両端で保持さ
れていてもよいが、しかしローラは、どのように回転運動可能に保持されている
かに関係なく、前述のようにピボット運動可能である必要がある。揺動伝動装置
は、揺動矢印７３で示されるように揺動する。 ローラは、弾性材料がローラ上に維持され、束になったり、かぎ裂きを生じて
適用される状態にならないような方法で形成することができる。特定のローラと
転写ロールにおける表面処理は、特定の用途又は使い方、或いはローラのピボッ
ト軸線の位置と基体の特徴に応じて変えることができる。ローラと転写ロールは
、弾性材料の取り付けを容易にするように一般的に知られている方法で加工され
た面を有することができる。 この方法及び装置は、ローラの揺動中に、横切る方向すなわち横方向に変位で
きるようにローラ表面の最高速度についていく弾性材料の能力に依存する。
【００１７】 図５及び図６に示すように、揺動駆動装置７０は、揺動伝動アーム７２により
揺動装置を、基体経路をほぼ横切る平面内で揺動させる。揺動駆動装置は、当該
技術分野において周知の形式のものとすることができ、このため、ここではさら
に説明しない。 揺動伝動アーム７２は、揺動駆動装置７０に一体に固定される。ローラ４２は
、回転しながら基体の移動方向に直角な平面内で揺動可能となるように、揺動伝
動アーム７２にピボット運動可能に取り付けられたローラ・アーム４３を有する
必要がある。図６は、揺動装置の平面図である。矢印７３は、揺動又はピボット
運動の方向である。揺動伝動アームとローラ・アームは、単独連結アームとする
こともできるし、第１ロールが転写ロールか又は基体と転動接触していながらこ
こで説明したような方法で揺動するように協働する多重連結アームとすることも
できる。揺動伝動アームはまた、ローラに直接、連結することもできる。ローラ
は、回転可能にする軸線の一端で保持されていてもよいし、両端で保持されてい
てもよいが、しかしローラは、どのように回転運動可能に保持されているかに関
係なく、前述のようにピボット運動可能である必要がある。 揺動装置に他のロールが存在することもあるが、しかしながら、これは必要な
ものではない。ガイドは、必要であれば揺動装置の一部とすることもできる。転
写ロールか又は基体のいずれかと実際に係合するロールが、前述のように転写ロ
ールか又は基体と転動接触し、かつピボット係合することは、必要条件である。 弾性材料と係合しているローラは、一実施形態において転写ロール５０と転動
接触及びピボット係合しており、第２実施形態においては基体７と直接転動接触
及びピボット係合している。このとき弾性材料は、ローラから曲線形で転写ロー
ルに送られ、次いで基体に取り付けられる（図１）か、又は基体に直接、曲線パ
ターンで貼付けられる。
【００１８】 曲線形の弾性材料と係合している転写ロールは、基体と転動接触しており、回
転して基体に弾性材料を所望の曲線パターンで貼付ける。ニップロール６０は、
転写ロール又はローラと協働して回転し、弾性材料を基体に所望の曲線パターン
で適切に固定するために、転写ロール又はローラが弾性材料を所望の圧力で基体
上に配置するのを助けるように働く。必要に応じて、転写ロール／ニップロール
構成は、弾性材料が基体に取り付けられる位置に、弾性材料を適切に固定するこ
とができる超音波装置の形態の結合装置を含んでいてもよいし、これに置き換え
ることもできる。また、本発明において多数の転写ロールを使用することもでき
るが、これは少し複雑であり、それゆえ、図１に示すような多数のローラを利用
している時でさえも、単一の転写ロールのみを利用することが好ましい。
【００１９】 転写ロールはまた、ホットナイフが付いた又は付いていない可変速度ロールと
することもできるし、別個の装置において、弾性材料を所望の曲線パターンにす
る方法で弯曲され、保持され、裁断され、当てられるように、他の形式の裁断ロ
ールとすることもできる。弾性材料が転写ロールに接触したまま維持されるよう
に、真空及び／又はロールによる表面被覆のような他の従来の手法を、転写ロー
ルと組み合わせて用いることもできる。 転写ロールとニップロール、又はローラとニップロールによって形成されたニ
ップを通り抜けた後に、弾性材料が曲線状に当てられた基体は、次の加工のため
基体経路の上を流れていく。 弾性材料は、脚部弾性体とすることができるが、前述の脚部カフス／収容フラ
ップ弾性材料を形成することが好ましい。
【００２０】 本発明の方法及び装置から、幾つかの利点が得られる。第１に、全体的な装置
は複雑ではない。第２に、この装置と方法は、広幅バンド弾性材料を基体上に高
速配置することができ、この一方で、第３に、着用者の身体の周りの最終物品に
おける良好なフィット性を得るために、複合ウェブ構造において弾性材料がより
一層厳密に基体経路２５に対して角変位できるようにする。 連続的に移動している基体に弾性材料を曲線路状に取り付けるための方法と装
置について説明してきた。基体と弾性材料の複合材は、後で使用するために公知
の方法のいずれかで保管することもできるし、或いは、この複合材は、使い捨て
おむつのような使い捨て衣類の製造に、直ちに使用することもできる。使い捨て
おむつに使用される時には、この基体と弾性材料の複合材から製造された個々の
おむつの各々における弯曲した弾性体は、おむつが着用される身体の形にフィッ
トするように仕立てられた弾性材料を与え、これにより、身体に対するおむつの
良好なフィット又は密着性を与える。さらに、本発明の方法及び装置における利
点は、非常に高い製造速度で伸縮自在な使い捨ておむつ又はその他の使い捨て衣
類を製造している間に得ることができ、厳密な弾性材料の角変位を有することで
ある。
【００２１】 ここで説明された実施形態について開示された装置及び方法に、本発明の精神
から逸脱することなく、幾つかの変形を加えることができるということが、当業
者には分かるであろう。また、本発明は、好適な実施形態について説明されてき
たが、多くの再構成、変形、及び変更を行うことができ、また、このような多く
の再構成、変形、及び変更は、請求項の範囲内に包含されるように意図されてい
ることが理解されるであろう。 請求項に、手段プラス機能の言い回しを使用している点において、請求項は、
この請求項又は本明細書において、本明細書に開示されている実施形態で示され
るものと構造上均等でないものを含むことを意味しない、というものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の装置の一実施形態の外観を斜めに見た図である。
【図２】 第１ロールと転写ロールと共に弾性材料の経路を示す側面図である。
【図３】 揺動装置の第１ロールにおける寸法とピボット軸線の位置についての詳細な図
である。
【図４】 第１ロールにおける３つのピボット運動位置と、揺動範囲とを示す図である。
【図５】 揺動装置の側面図である。
【図６】 揺動装置の平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 3B029 BF07 3B154 AB22 AB23 BA48 BB02 BB12 BB28 BB47 BB62 BB63 BC22 CA33 4C003 GA01 GA05

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 連続移動している基体上に、少なくとも１つの弾性材料のウ
    ェブを曲線路状に取り付けるための装置であって、 （ａ）基体を基体経路に沿って連続移動させるための移送装置と、 （ｂ）転写ロール軸線を有し、前記基体と転動接触して、前記基体に弾性材料
    を曲線路に沿って押しつけるようになっている回転転写ロールと、 （ｃ）前記基体経路をほぼ横切る第１ロール軸線を有し、前記転写ロールの表
    面に転動接触するように取り付けられ、前記基体経路に平行なピボット軸線の周
    りをピボット運動して効果的に前記弾性材料を前記曲線路に沿って前記転写ロー
    ルに当てることができるようになっている少なくとも第１ロールを有し、前記ピ
    ボット軸平面が、前記転動接触の位置から前記第１ロール軸線よりさらに離れて
    おり、前記第１ロールが回転しながら前記基体経路をほぼ横切る平面内で作動的
    にピボット運動できるようになった揺動装置と、 （ｄ）前記弾性材料を前記揺動装置の前記第１ロールに供給する弾性材料供給
    部と、 （ｅ）前記揺動装置に接続され、前記揺動装置の第１ロールを、前記基体経路
    をほぼ横切る平面内でピボット運動するように揺動させる揺動駆動装置と、 （ｆ）前記転写ロールにより前記弾性材料が前記基体上に押し付けられる時に
    、前記弾性材料を前記曲線路に沿って前記基体に固定する結合装置と、 を備える装置。
  2. 【請求項２】 前記第１ロールがほぼ長円形であり、前記第１ロール軸線が
    前記長円形の第１ロールにおける長軸であることを特徴とする請求項１に記載の
    装置。
  3. 【請求項３】 前記結合装置が、前記転写ロールにより前記弾性材料が前記
    基体上に押し付けられる時に、接着剤が前記基体に接触して前記弾性材料が前記
    基体に固定されるように、前記第１ロール上流の前記弾性材料に接着剤を塗布す
    る接着剤塗布器を備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  4. 【請求項４】 前記弾性材料供給部と前記第１ロールとの間に、前記弾性材
    料を前記揺動装置の前記第１ロールに案内するガイドをさらに備えることを特徴
    とする請求項１に記載の装置。
  5. 【請求項５】 前記揺動装置が、前記ガイドを備えることを特徴とする請求
    項４に記載の装置。
  6. 【請求項６】 前記弾性材料供給部が、脚部カフス及び収容フラップ材料供
    給部と組み合わされたものであることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  7. 【請求項７】 前記転写ロールが、可変速度真空転写ロールであることを特
    徴とする請求項１に記載の装置。
  8. 【請求項８】 前記結合装置がさらに、前記弾性材料を前記基体に固定する
    のを助けるニップ・ロールを備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  9. 【請求項９】 前記結合装置がさらに、前記弾性材料を前記基体に固定する
    超音波装置を備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  10. 【請求項１０】 連続移動している基体上に、少なくとも１つの弾性材料の
    ウェブを曲線路状に取り付けるための装置であって、 （ａ）基体を基体経路に沿って連続移動させるための移送装置と、 （ｂ）第１ロール軸線を有し、前記基体の表面に転動接触するように取り付け
    られ、前記基体経路に平行なピボット軸線の周りをピボット運動して効果的に弾
    性材料を前記曲線路に沿って前記基体に当てることができるようになっている少
    なくとも第１ロールを有し、前記ピボット軸平面が、前記転動接触の位置から前
    記第１ロール軸線よりさらに離れており、前記第１ロールが回転しながら前記基
    体経路をほぼ横切る平面内で作動的にピボット運動できるようになった揺動装置
    と、 （ｃ）前記弾性材料を前記揺動装置の前記第１ロールに供給する弾性材料供給
    部と、 （ｄ）前記揺動装置に接続され、前記揺動装置の第１ロールを、前記基体経路
    をほぼ横切る平面内でピボット運動するように揺動させる揺動駆動装置と、 （ｅ）前記第１ロールにより前記弾性材料が前記基体上に押し付けられる時に
    、前記弾性材料を前記曲線路に沿って前記基体に固定する結合装置と、 を備える装置。
  11. 【請求項１１】 前記第１ロールがほぼ長円形であり、前記第１ロール軸線
    が前記長円形の第１ロールにおける長軸であることを特徴とする請求項１０に記
    載の装置。
  12. 【請求項１２】 前記結合装置が、前記第１ロールにより前記弾性材料が前
    記基体上に押し付けられる時に、接着剤が前記基体に接触して前記弾性材料が前
    記基体に固定されるように、前記第１ロール上流の前記弾性材料に接着剤を塗布
    する接着剤塗布器を備えることを特徴とする請求項１０に記載の装置。
  13. 【請求項１３】 前記弾性材料供給部と前記第１ロールとの間に、前記弾性
    材料を前記揺動装置の前記第１ロールに案内するガイドをさらに備えることを特
    徴とする請求項１に記載の装置。
  14. 【請求項１４】 前記揺動装置が、前記ガイドを備えることを特徴とする請
    求項４に記載の装置。
  15. 【請求項１５】 前記弾性材料供給部が、脚部カフス及び収容フラップ材料
    供給部が組み合わされたものであることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  16. 【請求項１６】 前記結合装置がさらに、前記弾性材料を前記基体に固定す
    るのを助けるニップ・ロールを備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  17. 【請求項１７】 前記結合装置がさらに、前記弾性材料を前記基体に固定す
    る超音波装置を備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
  18. 【請求項１８】 連続移動している基体上に、少なくとも１つの弾性材料の
    ウェブを曲線路状に取り付けるための方法であって、 （ａ）基体経路に沿って基体を連続移動させ、 （ｂ）第１ロール軸線を有し転写ロールの表面に転動接触するように取り付け
    られた少なくとも第１ロールが、前記基体経路に平行な平面にあって前記転動接
    触の位置から前記第１ロール軸線よりさらに離れているピボット軸線周りの作動
    的なピボット運動を、前記基体経路をほぼ横切る平面内で回転しながら行うこと
    ができるようにし、前記第１ロールをピボット運動させ、前記第１ロールに弾性
    材料を供給して効果的に前記弾性材料を前記曲線路に沿って前記転写ロールに当
    てることができるようにし、 （ｃ）前記第１ロールが前記基体経路をほぼ横切る平面内でピボット運動する
    ように、前記揺動装置を揺動させ、 （ｄ）前記第１ロールから前記転写ロールに、前記弾性材料を曲線路形状に当
    て、 （ｅ）前記転写ロールから前記基体に前記弾性材料を曲線路形状に当てて、 （ｆ）前記基体に前記弾性材料を曲線路形状に結合すること、 からなる方法。
  19. 【請求項１９】 前記揺動装置を揺動させることが、前記揺動装置を、前記
    基体経路をほぼ横切る平面内で転動的に揺動させることを含むことを特徴とする
    請求項１８に記載の方法。
  20. 【請求項２０】 前記基体に弾性材料を結合することが、前記転写ロールに
    より前記弾性材料が前記基体上に当てられる時に、接着剤が前記基体に接触して
    前記弾性材料が前記基体に固定されるように、前記第１ロール上流の前記弾性材
    料に接着剤を塗布することを含むことを特徴とする請求項１８に記載の方法。
  21. 【請求項２１】 前記弾性材料を揺動装置の第１ロールに供給することが、
    前記弾性材料を前記揺動装置の第１ロールに供給するのに先立って、ガイドの近
    くに前記弾性材料を案内することを含むことを特徴とする請求項１８に記載の方
    法。
  22. 【請求項２２】 前記弾性材料を揺動装置の第１ロールに供給することが、
    前記弾性材料を前記揺動装置の第１ロールに供給するのに先立って、揺動装置の
    ガイドの近くに前記弾性材料を案内することを含むことを特徴とする請求項１８
    に記載の方法。
  23. 【請求項２３】 前記弾性材料を揺動装置の第１ロールに供給することが、
    脚部カフスと収容フラップが一体になった材料を前記揺動装置の第１ロールに供
    給することを含むことを特徴とする請求項１８に記載の方法。
  24. 【請求項２４】 前記弾性材料を前記第１ロールから可変速度真空転写ロー
    ルに供給することを含むことを特徴とする請求項１８に記載の方法。
  25. 【請求項２５】 前記転写ロールとニップロールとの間に、前記弾性材料と
    前記基体を挟むことをさらに含むことを特徴とする請求項１８に記載の方法。
  26. 【請求項２６】 前記弾性材料を基体に取り付けることが、超音波結合装置
    の使用によるものであることを特徴とする請求項１８に記載の方法。
  27. 【請求項２７】 連続移動している基体上に、少なくとも１つの弾性材料の
    ウェブを曲線路状に取り付けるための方法であって、 （ａ）基体を基体経路に沿って連続移動させ、 （ｂ）第１ロール軸線を有し、前記基体の表面に転動接触するように取り付け
    られた少なくとも第１ロールが、前記基体経路に平行な平面にあって前記転動接
    触の位置から前記第１ロール軸線よりさらに離れているピボット軸線周りの作動
    的なピボット運動を、前記基体経路をほぼ横切る平面内で回転しながら行うこと
    ができるようにし、前記第１ロールをピボット運動させ、前記第１ロールに弾性
    材料を供給して効果的に前記弾性材料を前記曲線路に沿って前記基体に当てるこ
    とができるようにし、 （ｃ）前記基体経路をほぼ横切る平面内で前記第１ロールがピボット運動する
    ように前記揺動装置を揺動させ、 （ｄ）前記第１ロールから前記基体に、前記弾性材料を曲線路形状に当て、 （ｅ）前記基体に前記弾性材料を曲線路形状に結合すること、 からなる方法。
  28. 【請求項２８】 前記揺動装置を揺動させることが、前記揺動装置を、前記
    基体経路をほぼ横切る平面内で転動的に揺動させることを含むことを特徴とする
    請求項２７に記載の方法。
  29. 【請求項２９】 前記基体に弾性材料を結合することが、前記第１ロールに
    より前記弾性材料が前記基体上に当てられる時に、接着剤が前記基体に接触して
    前記弾性材料が前記基体に固定されるように、前記第１ロール上流の前記弾性材
    料に接着剤を塗布することを含むことを特徴とする請求項２７に記載の方法。
  30. 【請求項３０】 前記弾性材料を揺動装置の第１ロールに供給することが、
    前記弾性材料を前記揺動装置の第１ロールに供給するのに先立って、ガイドの近
    くに前記弾性材料を案内することを含むことを特徴とする請求項２７に記載の方
    法。
  31. 【請求項３１】 前記弾性材料を揺動装置の第１ロールに供給することが、
    前記弾性材料を前記揺動装置の第１ロールに供給するのに先立って、揺動装置の
    ガイドの近くに前記弾性材料を案内することを含むことを特徴とする請求項２７
    に記載の方法。
  32. 【請求項３２】 前記弾性材料を揺動装置の第１ロールに供給することが、
    脚部カフスと収容フラップが一体になった材料を前記揺動装置の第１ロールに供
    給することを含むことを特徴とする請求項２７に記載の方法。
  33. 【請求項３３】 前記転写ロールとニップロールとの間に、前記弾性材料と
    前記基体を挟むことをさらに含むことを特徴とする請求項２７に記載の方法。
  34. 【請求項３４】 前記弾性材料を基体に取り付けることが、超音波結合装置
    の使用によるものであることを特徴とする請求項２７に記載の方法。
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